JPH0272049A - 運搬容器及びこれに使用する仕切壁部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は瓶１缶、紙面等を運搬、保管するための運搬容
器に関し、特には同一の大きさ、形状をした容器本体（
ここにいう容器本体とは側壁のみからなる場合と側壁と
底壁のみからなる場合を含む）に対し、該容器本体に取
付は取外し自在の各種形状をした、又仕切壁によって区
画される区画数の異なる仕切壁部材を任意に選択組み合
せ使用することにより、大きさの異なる、又種類の異な
る瓶、缶、紙面等を同一の形状、大きさの容器本体を利
用して運搬、保管の出来る運搬容器に関する。

〔従来の技術〕

従来の瓶、缶、紙面等の運搬容器としては、仕切壁、側
壁、底壁等が全て一体的に形成されていた。このような
運搬容器では、運搬する品物のサイズ種類に応じてそれ
専用のものが必要であったしかし品物の種類が多くなる
と運搬容器をその数だけの種類のものを用意しなければ
ならず、その製造コスト、不使用時の保管等流通コスト
がかさみその解決が望まれていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来運搬容器がかかえている上記問題点、すなわち、多
種多様の運搬容器を製造するための製造コスト、保管等
を含めた流通コストを低減するととを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するための本発明運搬容器及び仕切壁部
材は以下１）乃至７）に記載の構成よりなる。

１）側壁のみからなる容器本体と該容器本体に取外し可
能に取り付けられた容器の底壁と中仕切壁を構成する一
体的に形成された仕切壁部材とからなる運搬容器。

上記容器本体、すなわち側壁はポリブロピレン、ポリエ
チレン等のプラスチック製であり、適度な弾力性を有し
、かつ従来の慣用技術として材料節減のだめと強度保持
或いは取扱いに便利なように、各種形状の開口部、リブ
等が設けられているものを含むものである。

又、前記仕切壁部材も同様な材料で形成され、上記容器
本体の側壁について述べた理由と同じ理由で開口部、リ
ブ等を含むものである。

なお、以下に述べる容器１本体、仕切壁部材は上記同様
な材料であり、性質を有するものとする。

２）上記容器本体と仕切壁部材の係着が仕切壁部材／又
は及び容器本体の弾性を利用して仕切壁部材に設けた突
部を容器木骨に対応して設けた穴部に押し込み、容器の
通常の取扱い中にはその係着が外れないようにしたり、
又は、仕切壁部材のツメ状突部を容器本体のリブ状部に
引っかける如くに係着したり、或いは、仕切壁部材に設
けた凹部を容器本体の突部又はリブ状部に嵌着したりし
て行なう上記運搬容器。

３）側壁のみからなる容器本体に脱着自在の仕切壁部材
であって、側面壁と底壁とこれら両壁に結合した中仕切
壁とからなり、側面壁の上部が下部に対して拡開し、上
段に積んだ仕切壁部材の下部が下段の仕切壁部材の中に
落ち込んで積み重ね、不使用時の仕切壁部材の保管スペ
ースを小さくすることの出来る１通称ネスティングとよ
ばれる積み重ねの出来ることを特徴とする仕切壁部材。

４）側壁と底壁よりなる容器本体と、該容器本体に取外
し可能に取り付けられた仕切壁部材とからなる運搬容器
。

側壁のみからなる容器本体のものに比し、容器本体の強
度が犬となり、より重量の大きい瓶、缶。

紙面の運搬に適する。

又、上記底壁前記したと同じ理由で、各種形状の開口、
リブを含むものである。

５）容器本体に脱着自在の仕切壁部材でちって、側面壁
と中仕切壁を有してなり、側面壁か平面部を有し、印刷
又はラベル貼着可能である仕切壁部材。

このように脱着自在の仕切壁部材に印刷又はラベル貼着
出来る部分を設けることにより、運搬する品物に応じた
表示をすることが出来、多種多様の品物を同一の容器本
体で運搬する場合において、品物の誤認混同を生じるこ
とがない利点を有するものである。

なお、上記仕切壁部材は底壁を有するものを除外するも
のではない、すなわち、側壁のみからなる容器本体にも
、側壁と底壁からなる容器本体のものにも、いずれに対
しても適用出来るものである。

６）容器本体に脱着自在の仕切壁部材でちって。

該仕切壁部材は縦方向中仕切壁と横方向仕切壁或いは側
面壁とからなり、これら各壁部材が夫々別に成形され組
み立てられている仕切壁部材。

このような構成の仕切壁部材にあっては、不使用時の保
管スペースが極めて小さくてすみ、かつ部分的に損傷し
た場合、組み立てた全体の仕切壁部材を交換する必要は
なく、一部の壁部材のみを交換すればよく、極めて経済
的である。

〔実施例〕

以下、実施例を示す図に従って本発明について詳細に説
明する。

第１図は側壁のみからなる容器本体（Ａ）の１部を切欠
いた斜視図であり、側壁（ＩＸＩ）及び側壁（２Ｘ２）
からなる角型をなしており、夫々の側壁には開口（４）
、（５）、リブ（６）、（７）等が形成されている。側
壁下端は内方にやや突出している。第２図は容器本体（
Ａ）に取り付け、取り外しの出来る仕切壁部材（Ｂ）で
、格子状リブによって形成される底壁（１０）と中仕切
壁（１１）と側面壁（１２）からなっておｐ、容器本体
（Ａ）と仕切壁部材（Ｂ）の係着は、第３図に部分断面
図に示すように、仕切壁部材の底壁（１０）の外周部下
面に設けた突部（１４）を容器本体（Ａ）側壁（１）、
（２）下端部に設けた穴部（９）に嵌入し係合させて行
なう。この際突部（１４）が外方にやや拡げられる状態
で嵌入され強固な係着が行なわれるようにする。又、仕
切壁部材（Ｂ）の平面部（１３）を容器本体（Ａ）の開
口に合せてた凸状に形成し、核部を開口に嵌入して係着
を行なうことも出来る。

第２図に示す仕切壁部材（Ｂ）の側面壁（１２）には印
刷又はラベル貼着の出来る平面部（１３）を有している
。

第４図乃至第８図は他の実施例を示す図であり、第４図
は、容器本体（Ｃ）が側壁（１５）、（１５）、　（１
６）。

（１６）と斜め格子状のリブからなる底壁（２１）から
なり、第５図に示す仕切壁部材（Ｄ）は交叉した中仕切
壁（２２）と側面壁（２３）により構成され、仕切壁部
材（Ｄ）を容器本体（Ｃ）　Ｋ係着するには、第７図及
び第８図に部分断面図で示すように、仕切壁部材（Ｄ）
の側面壁（２３）の上級から外方に向は突出して設けた
ツメ（２４）を容器本体（Ｃ）の開口（１７）（１８）
の下端の横リブ（１９）に設けた穴部（２０）に嵌入さ
せる。係合させるとき該ツメ部を内方に押し縮めるよう
にして仕切壁部材（Ｄ）を容器本体（Ｃ）に上方より下
方に向は押し入れた後、上記押し縮め力を解放すること
により該ツメが容器本体（Ｃ）の側壁の穴部（２０）に
入り込むのであるが、ツメ部をより容易に変移させるた
め、ツメの両側に切り込み（２５）を設けることが好ま
しい。

第６図は仕切壁部材をネススキング式により積み重ねた
状態を示す部分の説明図である。

なお、第４図及び第５図に示す容器本体（Ｃ）と仕切壁
部材（Ｄ）の組み合せよりなる運搬容器に於ては、印刷
等による表示は容器本体（Ｃ）の側壁外面に行なう形式
のものを示している。

第９図乃至第１１図は前記第４図及び第５図に示す運搬
容器と類似したもので、容器本体（Ｅ）の側壁（２６Ｘ
２７）が大きな開口【２８）（２９）を有しており。

仕切壁部材（Ｆ）の側面壁（３０）、（３１）に印刷表
示を行なうようにした形式のものである。又、この実施
例において、仕切壁部材（Ｆ）を容器本体（Ｅ）に係着
するには、容器本体のツメ（３１）ｐ（３２）を仕切壁
部材（Ｆ）の側面壁（３０）、（３１）に設けたスリッ
ト状穴（３４）、（３５）に嵌合させ、かつ、他のツメ
（３３）に仕切壁部材の側面壁（３０）、（３１）を係
合させ該側面壁の内方への倒れを防止する。

第１２図は第４図に示したと同様な容器本体（Ｇ）に中
仕切壁のみからなる仕切壁部材（Ｈ）の組み合せから運
搬容器を該仕切壁部材と容器本体を分離した状態を示す
図で、この例では、仕切壁部材の下部及び側部に設けた
ツメ（３６）、（３７）により容器本体に係着するもの
である。第１４図は上記容器本体（Ｇ）と仕切壁部材（
Ｈ）を係着した状態を示す運搬容器の斜視図である。

第１５図は側壁と底壁からなる容器本体（Ｊ）と縦方向
の中仕切壁（３８）と横方向中仕切壁（３９）と側面壁
（４０）、（４１）を組み立てた仕切壁部材（Ｉ）を分
解した状態を示す斜視図である。容器本体（Ｊ）の側壁
（４２）の１部を形成する中央の横リブ（４２’）の内
側には中仕切壁（３８）、（３９）の位置決め用凹部【
４３）が多数段けである。又、下方の側壁（４２）の上
面には仕切壁部材（Ｉ）の側面壁（４０）、（４１）の
下端を係着するためのツメ（４４）が適宜散設けである
。

縦方向の中仕切壁（３８）と横方向の中仕切壁（３９）
の結合は夫々に設けたスリット状切り込み（４５）。

（４６）によって行なう。又、側面壁（４０）、（４１
）の容器本体への係着は第１６図に示すようにツメ（４
４）に側面壁（４０）、　（４１）に設けたスリット状
の穴（４７）。

（４８）を嵌合して行なう。

上記した実施の他に第４図の容器本体（Ｃ）と第２図の
仕切壁部材（Ｂ）の組み合せ、或いは上記した又は図示
した容器本体と仕切壁部材との適宜な組み合せも本発明
の目的と構成を有する限り本発明の範囲に入るものであ
る。

〔発明の効果〕 本発明は容器本体と仕切壁部材を別々に成形し、それら
を適宜組み合せ係着する構成としたため、同一の形状、
大きさの容器本体に対し１種々異なった形状の仕切壁部
材を適用することが出来、それによって、大きさの異な
る瓶１缶１紙面等を同一の容器本体を使って運搬、保管
することが可能となり、大きさの異なった２又は中味の
異なる種種の品物毎に運搬容器を用意する必要がなくな
り、運搬容器の製造コスト及び保管その他流通コストを
大巾に軽減することが可能でその経済的メリットは極め
て大である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示し、第１図容
器本体（Ａ）の１部切欠き斜視図、第２図は仕切壁部材
（Ｂ）の斜視図、第３図は容器本体と仕切壁部の係着の
状態を示す部分断面図、第４図乃至第８図は他の実施例
を示す図で、第４図は容器本体（Ｃ）の一部切欠き斜視
図、第５図は仕切壁部材（Ｄ）の斜視図、第６図は仕切
壁部材（Ｄ）をネスティング式に積み重ねたときの部分
断面図、第７図は容器本体（Ｃ）と仕切壁部材（Ｄ）の
係着の状態を示す部分断面図、第８図はツメを拡大して
示す図、第９図乃至第１１図は他の実施例を示し、第９
図は容器本体（Ｅ）に仕切壁部材（Ｆ）を係着した運搬
容器全体の斜視図、第１０図は容器本体（Ｅ′）と仕切
壁部材（Ｆ）を分離した状態を示す斜視図、第１１図は
容器本体（Ｅ）と仕切壁部材（Ｆ）の係着の状態を示す
部分断面図、第１２乃至第１４図は他の実施例を示し、
第１２図は、容器本体（Ｇ）と仕切壁部材（Ｈ）を分離
した状態を示す斜視図、第１３図は容器本体（Ｇ）と仕
切壁部材（Ｈ）の係着状態を示す部分断面図、第１４図
は容器本体ＣＧ）と仕切壁部材（Ｈ）を係着した運搬容
器全体の斜視図、第１５図、第１６図は他の実施例を示
す図で、第１５図は容器本体（Ｊ）と仕切壁部材（Ｉ）
を分離した状態を示す斜視図、第１６図は容器本体（Ｊ
）と仕切壁部材（Ｉ）の係着状態を示す部分断面図であ
る。 Ａ、　Ｃ、Ｅ　、　Ｇ　、　Ｊ・・・容器本体、Ｂ、Ｄ
、Ｆ、Ｈ。 ■・・・仕切壁部材、１，２，１５，１６，２６，２７
．４２・・・容器本体側壁、４，５，１７，１８，２８
．２９・・・開口、６　、７　、１９　、４２’・・・
リブ、９・・・穴部、１０．２１・・・底壁、１１，２
２，３８．３９・・・中仕切壁、１２　、２３，４０゜
４１・・・側面壁、１３・・・平面部、　２４，３１，
３３，３６゜４４・・・ツメ、３４．４７．４８・・・
穴、４５　、４６・・・切り込み。 代理人　弁理士　高　橋　勝　利 第 図 側面壁 第 図 第 図 第 図 第 図 ２１底壁 第 図 飄 入 ２３側面壁 １０図 第 図 第 図 ３６ツメ 第 図 第１４ 図 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、側壁のみからなる容器本体と該容器本体に取外し可
   能に取り付けられた容器の底壁と中仕切壁を構成する一
   体的に形成された仕切壁部材とよりなる運搬容器。 ２、容器本体と仕切壁部材の係着が仕切壁部材／又は及
   び容器本体の弾性を利用して仕切壁部材に設けた突部又
   は凹部を容器本体側壁の穴部又はリブ状部に係合させて
   なることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の運
   搬容器。 ３、側壁のみからなる容器本体に着脱自在の仕切壁部材
   であって、側壁面と底壁とこれら両壁に結合した中仕切
   壁とからなり、側面壁の上部が下部に対し拡開しネステ
   ィング式の積み重ねが出来ることを特徴とする仕切壁部
   材。 ４、側壁と底壁よりなる容器本体と、該容器本体に取外
   し可能に取り付けられた仕切壁部材とからなる運搬容器
   。 ５、容器本体と仕切壁部材との係着が、仕切壁部材／又
   は及び容器本体の弾性を利用して仕切壁部材に設けた突
   部又は凹部を容器本体の穴部又はリブ状部に係合させて
   なることを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の運
   搬容器。 ６、容器本体に脱着自在の仕切壁部材であって、側面壁
   と中仕切壁を有してなり、側面壁が平面部を有し印刷又
   はラベル貼着可能であることを特徴とする仕切壁部材。 ７、容器本体に脱着自在の仕切壁部材であって、該仕切
   壁部材は縦方向中仕切壁と横方向中仕切壁或いは側面壁
   とからなりこれら各壁部材が夫々別に成形され組み立て
   られていることを特徴とする仕切壁部材。