JPH027067Y2 - - Google Patents

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JPH027067Y2
JPH027067Y2 JP10337885U JP10337885U JPH027067Y2 JP H027067 Y2 JPH027067 Y2 JP H027067Y2 JP 10337885 U JP10337885 U JP 10337885U JP 10337885 U JP10337885 U JP 10337885U JP H027067 Y2 JPH027067 Y2 JP H027067Y2
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JP
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vehicle
seat
support
support body
sunshade device
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JP10337885U
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の目的》 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両の日除け装置に関するものであつ
て、特に一時的な駐車において簡便に用いること
のできる日除け装置に係るものである。
〈考案の背景〉 真夏の炎天下に自動車等の車両を駐車した際
に、車室内を密閉しておくときには車内温度が著
しく上昇する。このため再び走り出す際には極め
て不快なものであり、また車内に寝かせた幼児等
の高温脱水症状による事故も発生している。もと
より車内温度の上昇を防ぐには車窓を開放してお
くか、クーラーを嫁動させておくかの手段がある
が、現実には極めて短時間の駐車であればともか
く盗難等の虞があつて実際にはこのような手段は
とり得ない。
〈従来技術〉 このような背景から本出願人はすでに実願昭59
−154590号(実開昭61−68926号)「車両用日除け
装置」として一時的な駐車の場合に適するような
簡便な日除け装置を開発し、登録出願に及んでい
る。このものは日除け効果を充分に発揮するよう
に車両の屋根から浮き上がり状態に日除け様のシ
ート本体を張ることができるようにするととも
に、駐車時における車の自走事故等を防止するた
めシート本体を支持する部材を車止めとしても利
用できるようにしたものである。
このような先行技術にあつてはその着眼に因み
シート支持体を車輪の接地位置から立ち上げるよ
うにしたものであり、このため日除け用のシート
を張る場合に支持体部分の組み立て作業を必要と
しているものである。
〈解決を試みた問題点〉 ところでこのような車両用の日除け装置を用い
るにあたつては、必ずしも先行技術のように車両
の車止め作用をも兼用させる必要がない場合も少
なくなく、このため本考案にあつてはより簡便に
使用することのできる新規な車両用日除け装置の
開発を試みたものである。
《考案の構成》 〈問題解決の手段〉 即ち本考案たる車両用日除け装置は、複数本の
シート支持体と、これと一体となるシート本体と
より成り、前記シート支持体はシートの長手方向
に直交するように設けられる支持本体と、この支
持本体の両端部に設けられ、水平位置から上方に
回動させて支持本体上面に折り重ねられるように
した張出部と、前記支持本体の下方に突出し、且
つ支持本体にほぼ添つて格納できるように回動自
在に支持本体に取り付けられた脚部とを具え、一
方シート本体はシート支持体上において車体上面
を覆い、且つ少なくとも前後両端部において車両
への係止部材を具えていることを特徴として成る
ものである。
〈実施例〉 以下本考案を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。符号1は本考案たる車両用日除け装置
であつて、このものは大別するとシート支持体2
とシート本体3とより成るものである。これらシ
ート支持体2とシート本体3とは一体に組み合わ
されて成るものであり、シート本体3の長手方向
のほぼ中間部分に一例として長手方向に直交する
方向で複数本(一例として3本)のシート支持体
2を設けるものである。まずシート支持体2につ
いて説明すると、シート支持体2における符号5
は支持本体であつて、杆状の部材、例えばチヤン
ネル状のアルミ部材等をもつて構成するものであ
る。そしてこの支持本体5の両端部においては張
出部6を設けるものであり、この張出部は支持本
体5に対し回動自在に取り付けられ水平位置から
その上方に向かつて回動して支持本体5の上面に
折り重ねて格納できるように構成されているもの
である。更に支持本体5には左右一対の脚部8を
設けるものであつて、このものもその基部9を支
持本体5に対し回動自在に接続させ、下方に突出
する位置から支持本体5に添うように格納できる
ように構成するものである。因みに支持本体5を
チヤンネル状の部材で構成するときにはそのチヤ
ンネル状となつた支持本体の内側に脚部8を格納
できるように構成することが望ましい。そしてこ
の脚部8の先端側は脚部8を立ち上げた際に後述
するように車両Aの屋根に当接するものであり、
そのためにゴム等の柔軟な当接片10を取り付け
ておくものである。また回動側の基部9は脚部8
を充分弾性を有する金属材料等で構成した場合に
組み立ての便を考慮して弾性的に支持本体5に嵌
め合わせておくことが望ましいものである。そし
て脚部8の基部9寄りにおける支持本体5には、
丸ボルトの頭部やゴム等の弾性を有する材料等を
内側にやや突出させるようにして形成した設定突
起11を設けるものである。更に支持本体5の中
央部には車両Aの屋根に摺擦してこれを傷つける
ことを考慮してゴム等の柔軟な部材から成る緩衝
片12を設けておくものである。このようなシー
ト支持体2に対して一体に組み合わせられるシー
ト本体3は、前後に車両Aの屋根と共に少なくと
も前後のガラス面からボンネツトにかけて充分に
覆える長さを有する形状であつて、シート支持体
2の設けられている部分(車両Aの屋根を覆う部
分)においては最もその幅を広く、即ち張出部6
を支持本体5から張り出した状態の全長分の幅を
もたせ、そこから前後の両端にかけて幅を漸減す
るように構成し、更にまたシート支持体2の近く
の範囲においては下方に垂れ下がるすだれ部14
を設けておくものである。そして更にその前後両
端には車両Aに対する係止部材として左右一対の
係止紐15を設け、この係止紐15の先端にはフ
ツク16を取り付けるものである。そしてこの係
止紐15は前後のいずれか一方か、あるいは双方
を伸縮自在のスプリング、ゴム等の材料で構成
し、弾性的にシート本体3を張ることができるよ
うにするものである。勿論、係止紐15とシート
本体3との接続には必要に応じて剛性をもたせる
ために芯17を設けるようにしてももとより差し
支えない。
本考案たる車両用日除け装置1は以上述べたよ
うな実施例として具体化されたものであつて、こ
れを用いるには次のように行う。まず車両用日除
け装置1は折り畳まれているものであつて、これ
を展開した上シート支持体2における脚部8を下
方に引き出し、これを車両Aの屋根に載置するも
のである。そして支持本体5における張出部6を
水平に張り出すように広げるとともに係止部材た
る係止紐15の先端にあるフツク16を車両Aの
バンパー等に係止させて使用するものである。
尚、このとき車両用日除け装置1の張設状態をよ
り確実にするためには、シート本体3の中央部側
方から車両Aの一部、例えばドアの戸当り上面に
ある樋などの突起を利用して別途補助用の張綱を
設けるようにすることももとより差し支えない。
尚、これを格納する際には、まず前後の係止紐1
5を車両Aから外し支持本体5における張出部6
を上方に折り曲げた後、端部からシート本体3を
丸めるようにして畳むのである。
《考案の効果》 本考案は以上述べたような構成を有するもので
あつて、シート本体3は支持本体5における脚部
の存在により必ず車両から浮き上がり状態に張設
することができ日除け効果も著しく向上するもの
である。また本装置を使用するにあたつてもその
取り付け作業は極めて簡単に行うことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案たる車両用日除け装置の使用状
態を示す斜視図、第2図は同上平面図、第3図は
同上正面図、第4図は本装置におけるシート支持
体の正面図、第5図は同上一部拡大断面図、第6
図はシート支持体2における脚部を示す正面図、
第7図は同上格納状態を示す底面図である。 1;車両用日除け装置、2;シート支持体、
3;シート本体、5;支持本体、6;張出部、
8;脚部、15;係止紐、16;フツク、A;車
両。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本のシート支持体と、これと一体となるシ
    ート本体とより成り、前記シート支持体はシート
    の長手方向に直交するように設けられる支持本体
    と、この支持本体の両端部に設けられ、水平位置
    から上方に回動させて支持本体上面に折り重ねら
    れるようにした張出部と、前記支持本体の下方に
    突出し、且つ支持本体にほぼ添つて格納できるよ
    うに回動自在に支持本体に取り付けられた脚部と
    を具え、一方シート本体はシート支持体上におい
    て車体上面を覆い、且つ少なくとも前後両端部に
    おいて車両への係止部材を具えていることを特徴
    とする車両用日除け装置。
JP10337885U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH027067Y2 (ja)

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JP10337885U JPH027067Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP10337885U JPH027067Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JPS6211025U JPS6211025U (ja) 1987-01-23
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JP3523242B2 (ja) * 2002-02-15 2004-04-26 株式会社ラパロール 自動車用ボディカバー

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JPS6211025U (ja) 1987-01-23

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