JPH0270581A - 自動車用マッドガードの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車車体のフェンダのうちホイールアーチ
部下部に装着されるマッドガードの取付構造に関する。

従来の技術 この種のマッドガードの取付構造としては例えば第４図
〜第６図に示、すように、泥除は部２と一体に車体Ｂの
フロントフェンダＦ外表面側に回り込むフェンダカバー
部３を形成した上、取付孔４゜５に挿入されるクリップ
６とビス７とを用いてフロントフェンダＦのホイールア
ーチ部下部のフランジ９に固定するようにしたものがあ
る。そして、フェンダカバー部３の周縁端面であるフェ
ンダ沿面部８は予めフロントフェンダＦの外表面形状に
合致するように形成されていることから、上記のように
泥除は部２自体を固定することによってフエンダ沿面部
８をフロントフェンダＦの外表面に密着させると同時に
、接着剤１０にてフロントフェンダＦの外表面に固定す
るようにしている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の取付構造においては
、接着剤１０が介在しているとは言うものの、マッドガ
ードｌのフェンダ沿面部８がフロントフェンダＦの塗装
面に直接接触することになるため、例えばマッドガード
ｌが外力を受けて変形するようなことがあると上記の接
触部の塗膜が損傷を受け、それによって錆の発生を招（
ことになる。

また、接着剤１０による接着機能が低下すると、フロン
トフェンダＦの外表面とフェンダ沿面部８との間に隙間
ができて外観品質が低下する一方、そのまま放置してお
くと両者間の隙間のために振動が起こりやすく、その結
果、振動に伴う摩滅によって上記の塗膜の損傷が一段と
助長されることになる。

本発明は、−上記のようなフェンダ外表面とフェンダ沿
面部との密着部における振動や摩擦を吸収して塗膜の損
傷を防屯したマッドガードの取付構造を提供することを
目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は実施例にも示すように、車体フェンダ部のホイ
ールアーチ部下部に装着される泥除は部と一体にフェン
ダ部の外表面側に回り込むフェンダカバー部が形成され
、フェンダカバー部の周縁のフェンダ沿面部をフェンダ
外表面に密着させるようにした自動車用マッドガードの
取付構造において、前記フェンダ沿面部とフェンダ外表
面との間に弾性を有する軟質のクツション材を介装した
ことをその特徴としている。

上記のクツション材としては、テープ状のスポンジ材の
ほか、全体が粘着性を有するブチルテープ等の固体シー
ル材を用いる。

作用 この構造によると、フェンダ外表面とフェンダ沿面部と
の直接接触が回避されることはもちろんのこと、両者間
の振動や摩擦が緩和され、フェンダ外表面の塗膜の損傷
が防止される。

実施例 第１図は本発明のより具体的な一実施例を示す図で、第
５図のＶｌ−Ｖｌ線断面に対応しており、したがって従
来例と共通する部分には同一符号を付しである。

この実施例においては、フェンダ沿面部８の端面８ａに
その全長にわたって溝１１を形成する一方、この溝１１
に予めクツション材としてのテープ状のスポンジ材１２
を嵌合させた上で接着固定しである。そして、従来と同
様に、泥除は部２をホイールアーチ部のフランジ９に固
定することによって、スポンジ材１２をフロントフェン
ダＦの外表面に圧接させるようにしている。

したがって、マ・７ドガ一ド１自体が変形したり振動し
たとしても、それらのエネルギーはスポンジ材１２で吸
収されてフェンダ沿面部８がフロントフェンダＦの塗膜
に直接接触することがなくなり、塗膜に損傷を与えるこ
とがない。また、スポンジ材１２自体の弾性のために、
フェンダ沿而部８とフロントフェンダＦの外表面との間
の隙間の発生が併せて防止される。

第２図および第３図は本発明の第２の実施例を示してお
り、この実施例ではフェンダ沿面部８の端面８ａにその
全長にわたってクツション材であるテープ状の固体シー
ル材、例えば全体として可撓性、粘着性等を有するブチ
ルテープ１３を予め貼青し、そのブチルテープ１３の表
面に例えばシリコン入りウレタン塗料等の滑性剤１４を
塗布した上で、第１実施例と同様にフロントフェンダＦ
の外表面に圧接させているものである。この場合、ブチ
ルテープ１３は自由延伸性が高いためにフェンダ延面部
８とフロントフェンダＦの外表面との間からはみ出すこ
とが予想されるので、ブチルテープ１３に塗布される滑
性剤１４としては車体塗色と同一色のものを使用する。

この実施例の場合にもブチルテープ１３のクツション効
果のために第１実施例と同様の作用効果が得られる。

発明の効果 以上のように本発明、の取付構造によれば、フェンダ沿
面部とフェンダ外表面との間に弾性を有する軟質のクツ
ション材を介装したことにより、フェンダ外表面とフェ
ンダ沿面部との直接接触が回避できることはもちろんの
こと、両者間の振動や摩擦を緩和できるので、フェンダ
外表面の塗膜の損傷やそれを原因とする錆の発生を未然
に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の取付構造の第１の実施例を示す図で第
５図のＶｌ−Ｖｌ線に対応する断面図、第２図は本発明
の第２の実施例を示す断面図、第３図は第２図のクツシ
ョン材を圧接させる前の断面図、第４図は従来のマッド
ガードを備えた自動車の斜視図、第５図は第４図の要部
分解斜視図、第６図は第５図のＶｌ−Ｖｌ線に沿う断面
図である。 １・・・マッドガード、２・・・泥除は部、３・・・フ
ェンダカバー部、８・・・フェンダ沿面部、８ａ・・・
端面、１２・・・クツション材としてのスポンジ材、１
３・・・クツション材としてのブチルテープ、Ｂ・・・
車体、Ｆ・・・７ｏントフエンダ。 第１図 ８−ｍ−フエンダ沿面部 １２−・−スポンジ材 Ｆ−・−フロントフェンダ 第２図 外２名 第 図 第 図 竺 ノｐ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体フェンダ部のホィールアーチ部下部に装着さ
   れる泥除け部と一体にフェンダ部の外表面側に回り込む
   フェンダカバー部が形成され、フェンダカバー部の周縁
   のフェンダ沿面部をフェンダ外表面に密着させるように
   した自動車用マッドガードの取付構造において、前記フ
   ェンダ沿面部とフェンダ外表面との間に弾性を有する軟
   質のクッション材を介装したことを特徴とする自動車用
   マッドガードの取付構造。