JPH026612Y2 - - Google Patents

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JPH026612Y2
JPH026612Y2 JP16728184U JP16728184U JPH026612Y2 JP H026612 Y2 JPH026612 Y2 JP H026612Y2 JP 16728184 U JP16728184 U JP 16728184U JP 16728184 U JP16728184 U JP 16728184U JP H026612 Y2 JPH026612 Y2 JP H026612Y2
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piece
clamping
pieces
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arm
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JP16728184U
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はICリードの如き雄端子を弾性圧で挟
持して接続を図る、ICソケツト等に好適に使用
される挟接形雌コンタクトに関する。
従来技術とその問題点 上記挟接形雌コンタクトとしては旧来より例え
ば実開昭56−第109288号公報に示すような、植込
基部から立上げられた二枚の挟接片の双方の弾性
圧で雄端子を挟持するようにした構造の二枚バネ
形雌コンタクトが周知である。
又近年、例えば特開昭53−第49292号公報に示
す如き接触弾性圧を片側の挟接片に依存した片バ
ネ形雌コンタクトが提供されるに至つている。
而して前者の二枚バネ形雌コンタクトは両挟接
片の下端が絶縁基盤の植込基部に直結し、そこか
らの立上り長さで接触のための弾性圧を得る構造
であるため、これが短かいと弾性が悪化し(所謂
硬弾性となり)、良好な弾性接触圧を確保できな
い、雄端子の抜差抵抗が高くなる等の不具合を来
し、又これを改善するため挟接片を長くするとソ
ケツトの嵩高化、大形化を招き採用し得ない事態
となる。
又後者の片バネ形雌コンタクトは一方の挟接片
を一旦上方に立上げ更に先端を他方の挟接片の内
側へ折り返し、折返し端部と他方の固定挟接片と
の間で雄端子を挟持する構成であるため、弾性挟
接片の所要の長さを確保して比較的良好な弾性接
触圧を得ることができ、又嵩を低くできる利点を
有する反面、ICリード等の雄端子が弾性挟接片
側に偏倚されたり、入口で片側の固定挟接片に突
き当つて変形を生ずる恐れがあり、又雄端子を挿
入する入口より遠い底部付近で挟接を図る構造で
あるため、雄端子が充分に長い場合は良いが、短
かい雄端子の場合は弾性挟接片の折り返し片も必
然的に短かくなり弾性効果を減少する。加えて挟
接部が底部近くになるため配線回路板へのハンダ
処理に際してのフラツクスによる悪影響が大きい
等の欠点がある。
考案の目的 本考案は雄端子の挟接部を雄端子挿入口近くに
形成する前者の二枚バネ形雌コンタクトの特徴を
生かしつつ、同二枚バネ形雌コンタクトの前記欠
点及び片バネ形雌コンタクト等が内蔵する前記欠
点を的確に解消し、挟接片の嵩高化を招かずにバ
ネ長を充分に採つて、良好な二枚バネ効果を具備
させ、加えてフラツクスによる悪影響も減少でき
る挟接形雌コンタクトを提供せんとするものであ
る。
考案の構成 本考案は上記挟接形雌コンタクトを提供すべく
構成されたものであつて、これを要述すると、前
記挟接片を支持片の前部に並設された一対のU字
形接片で構成し、内側に延在する両U字形接片の
一方の腕片の対で雄端子挟接片を、外側に延在す
る他方の腕片の対で支持片との連結片を夫々構成
し、上記挟接片の上部自由端で雄端子挟持部を構
成し、更に上記連結片の支持片に対する連結部を
支持片側側部において形成する構成としたもので
ある。
考案の実施例 上記本考案の実施例を第1図乃至第5図に基き
説明すれば以下の通りである。
上記図において、1,2は一対のU字形挟接片
を示し、5は該両U字形挟接片の支持片を示す。
該支持片5はその下端に絶縁基盤7の雌コンタク
ト収容孔7bの底壁7cを貫通し下方へ突出され
る雄接片たる脚片6を有し、該脚片6との連結基
部を絶縁基盤の雌コンタクト収容孔底壁7cに圧
入植込して支持片5を立設するか又は支持片5を
孔内壁に添接させつつ、左右側端に設けた突片5
aを孔内壁に形成した縦溝7d内に係合させ、植
立固定を図る。上記突片5aは支持片5の各側端
に一個所又は複数個所設ける。
上記U字形挟接片1,2は該支持片5の前部に
並設する。図示のように該U字形挟接片1,2の
一方の腕片を他方の腕片の内側に並行して延在さ
せて雄端子を弾性挟持するための一対の挟持片1
a,2aを構成する。挟持片1a,2aは上記U
字曲底部1c,2cから上方に向け延ばされその
上端を自由端とし、該自由端部を合掌状に対向さ
せて雄端子挟持部を形成する。
該挟持部における接触弾性圧を良好なものとす
るため、挟持片1a,2aの自由端内面に突起1
d,2dを形成し、両突起1d,2dにて上記合
掌状態を形成し、上記雄端子挟持部とする。
又該各突起1d,2dの上端には逆ハの字形に
開く雄端子挿入ガイド片1e,2eを連設する。
他方上記両U字形挟接片1,2のU字曲底部1
c,2cから上記一方の腕片の外側に延在する他
方の腕片にて一方の腕片から成る挟持片1a,2
aを上記支持片5に連結するための一対の連結片
1b,2bを構成する。該支持片5と連結片1
b,2bの上記連結は連結片1b,2b上端部の
支持片側側部において行う。9は該連結部を示
す。
上記U字形挟接片1,2(一対の雄端子挟持片
1a,2aと一対の連結片1b,2b)と支持片
5は板材にて形成され、挟持片1a,2′aと連
結片1b,2bとはその板面が互いに対向する如
く配置され、これらを構成するU字形挟接片1,
2と支持片5とは夫々の板面が互いに略直角とな
る如く配置され、支持片5の側部(板厚部)と連
結片1b,2b上端の一側部(板厚部)間に上記
連結部9が形成されるものである。
更に該連結部9が形成された連結片1b,2b
の支持片側側部とは反対側の側部に挟持片1a,
2aへ開き力を与えるための押圧片3,4又は1
1を突設する。
第1図乃至第4図は雄端子挟持片1a,2aの
側部から上記押圧片3,4を対向して突設し、図
示しないが両押圧片3,4間に介在物を介挿して
挟持片1a,2aを弾性に抗し開かかせ、ICリ
ードの如き雄端子を低抜差力を以つて抜差可能と
し、又上記介在物を抜去することによつて挟持片
1a,2aを弾性に従い閉じ、第3図B図の如く
雄端子8を挟み付けU字形挟接片1,2の弾性圧
を以つて挟持し電気的接続を果す。
上記押圧片3,4間への介在物の介入を容易に
するため、両押圧片の対向面側に弧状突起3a,
4aを形成する。
又第5図は雄端子挟接片1,2の一方にのみ押
圧片11を突設した実施例を示す。同実施例は該
押圧片11を引掛けるか、横から押して一方の挟
接片を変位させ、両挟接片の開状態を得、上記雄
端子8の低抵抗抜差を可とする。上記雄端子挟持
片1a,2aを開閉させる手段としては例えば絶
縁基盤7に上下移動又は回動操作可能な部材を雌
コンタクトの列と平行にして設け、該操作部材に
上記介在物に相当する突片を各雌コンタクト毎に
設け、上記操作部材の上下移動又は回動にて該突
片を押圧片3,4間に介挿又は抜去すれば良い。
又第5図の場合には絶縁基盤に前記操作部材を
横移動できるように設け、該操作部材の溝又は突
片に上記押圧片11を係合可に設け、操作部材の
一方の横移動にて押圧片11を押し、他方への横
移動にて押圧を解除するようにすることによつて
雄端子挟持片1a,2aの開又は閉が可能とな
る。
考案の効果 本考案によれば、雄端子挿入口近くに雄端子挟
持部を形成しつつ、挟持片のバネしろを充分に確
保でき、しかも雌コンタクトの背丈を高くするこ
となく上記バネしろの確保が可能であり、在来の
二枚バネ形雌コンタクトの如く雌コンタクトの大
形化、ソケツトの嵩高化を招かずに所要の弾性接
触圧を持つた雌コンタクトの提供が可能となる。
充分なバネしろが双方のU字形挟接片において得
られ、逆U字形に曲げられた挟接片を有する片バ
ネ形雌コンタクトの比ではない良好な弾性接触圧
が得られる。又上記の如くバネしろを充分に長く
し且つ背丈を増加せずに、雄端子挟持部を雄端子
挿入口近くに配することができる、雄接片6が挿
入接続される配線回路板から流入するフラツクス
による悪影響を減少させることができる。又IC
リード等の雄端子の長さが短かい場合でも上記挟
持部により、良好な挟圧力を以つて挟持接続する
ことができる。
殊に本考案に係る挟接形雌コンタクトは最近の
多くのICソケツトがそうであるように、低抵抗
抜差コネクタ用として実用しつつ、ICリード挿
入後の接触圧の確保を意図する場合に好適に使用
される。即ち、芯数が非常に多く、微細なICリ
ードの場合、抜差抵抗は非常に大きくなり、抜差
に際し変形等を招来し易い。本考案に係る挟接形
雌コンタクトはICパツケージ等の装脱時には押
圧片にて開状態にし、低抵抗抜差を行えば良く、
より重要なICパツケージ等装着後の弾性接触圧
を上記構成によつて的確に保有させることがで
き、高信頼の電気的接続を保障する。
又本考案は上記両U字形挟接片が並設され、且
つその外側に延在する一対の連結片の上端一側部
(支持片側側部)で基盤に立てられた支持片と連
結するため、該連結部と反対側からの開閉が良好
に行え、一実施例として該反対側に設けた前記押
圧片に押圧力を与えることによつて、支持片前面
における上記連結部を支点とした雄端子挟接片の
開閉が的確に且つより軽い力で行え、低抵抗抜差
コネクタ用としての適正を具有させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す挟接形雌コン
タクトの斜視図、第2図は絶縁基盤の雌コンタク
ト収容孔内にある同平面図、第3図A図は同雌コ
ンタクト収容孔内にある雌コンタクト正面図、同
B図は同雌コンタクトにICリード等の雄端子を
挿入し挟接を果した状態の同正面図、第4図は同
雌コンタクト側面図、第5図は押圧片に関する他
例を示す同雌コンタクト斜視図である。 1,2……U字形挟接片、1a,2a……雄端
子挟持片、1b,2b……連結片、1c,2c…
…U字曲底部、3,4……押圧片、5……支持
片、6……雄接片、7……絶縁基盤、8……雄端
子、9……連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁基盤に植立される支持片と、該支持片の
    前部に並設された一対のU字形挟接片を備え、
    両U字形挟接片のU字曲底部から上方に向け延
    びる一方の腕片を他方の腕片の内側に並行し延
    在させて雄端子を弾性挟持するための一対の挟
    持片を構成し、該一対の挟持片の上端を自由端
    とし、該自由端部を合掌状に対向させて上記雄
    端子の挟持部となし、他方上記両U字形挟持片
    のU字曲底部から上記一方の腕片の外側におい
    て上方に向け延びる上記他方の腕片にて上記一
    方の腕片から成る挟持片を上記支持片へ連結す
    るための一対の連結片を構成し、該連結片と支
    持片の連結部を連結片上端部の支持片側側部に
    おいて形成したことを特徴とする挟接形雌コン
    タクト。 (2) 上記挟持片は上記支持片と反対側の側部に突
    設された挟持片へ開き力を与えるための押圧片
    を備えることを特徴とする挟接形雌コンタク
    ト。
JP16728184U 1984-11-05 1984-11-05 Expired JPH026612Y2 (ja)

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JP16728184U JPH026612Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

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JPS6182377U JPS6182377U (ja) 1986-05-31
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067579Y2 (ja) * 1989-01-25 1994-02-23 日本航空電子工業株式会社 ソケットコンタクト
CN101106236B (zh) * 2006-07-07 2010-07-28 日本航空电子工业株式会社 一种具有滑动器的连接器

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JPS6182377U (ja) 1986-05-31

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