JPH0264139A - 建設車輌用タイヤ - Google Patents
建設車輌用タイヤInfo
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- JPH0264139A JPH0264139A JP63213541A JP21354188A JPH0264139A JP H0264139 A JPH0264139 A JP H0264139A JP 63213541 A JP63213541 A JP 63213541A JP 21354188 A JP21354188 A JP 21354188A JP H0264139 A JPH0264139 A JP H0264139A
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Landscapes
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は耐カット性及び外観性を著しく向上させた建設
車輌用タイヤに関するものである。
車輌用タイヤに関するものである。
（従来の技術）
建設車輌用タイヤは厳しい凹凸路面を走行する為、トレ
ッド部が鋭利な岩石等により、カットを受けたり、又ゴ
ムが引き裂かれる現象が生じ、タイヤの寿命を著しく低
下せしめる。
ッド部が鋭利な岩石等により、カットを受けたり、又ゴ
ムが引き裂かれる現象が生じ、タイヤの寿命を著しく低
下せしめる。
この為、従来はカットを防ぐ為にはトレッドゴムを硬く
する方向でスチレン−ブタジエンポリマーを適用したり
、補強用充填物を多量に添加していた。
する方向でスチレン−ブタジエンポリマーを適用したり
、補強用充填物を多量に添加していた。
（発明が解決しようとする課題）
従来、上述のように耐カット性を高めるにはトレッドゴ
ムを硬くすることが有利なことが知られており、その手
法としてポリマーの変更、充填剤の変更が行なわれてい
た。しかし く１）ポリマーとしてはスチレン−ブタジエンポリマー
（例えばＳＢＲ＃１５００）を適用した場合、耐カット
性は向上するが、欠点としてタイヤが高速走行したり、
高稼動の場合には熱の蓄積によりタイヤケース部の故障
が発生しタイヤ寿命を著しく低下させる。
ムを硬くすることが有利なことが知られており、その手
法としてポリマーの変更、充填剤の変更が行なわれてい
た。しかし く１）ポリマーとしてはスチレン−ブタジエンポリマー
（例えばＳＢＲ＃１５００）を適用した場合、耐カット
性は向上するが、欠点としてタイヤが高速走行したり、
高稼動の場合には熱の蓄積によりタイヤケース部の故障
が発生しタイヤ寿命を著しく低下させる。
（２）又、充填剤としてカーボンブラックを添加した場
合、高充填ないしは高級カーボンを添加することにより
耐カット性は向上するが、欠点として発熱性の低下及び
外観性を著しく低下せしめる。
合、高充填ないしは高級カーボンを添加することにより
耐カット性は向上するが、欠点として発熱性の低下及び
外観性を著しく低下せしめる。
又、外観性を高めるにはトレッドゴムを軟らかくするこ
とが有利なことが知られており、通常、オイル、樹脂等
を添加することにより外観性を高めているが欠点として
耐カット性を著しく低下させる作用がある。
とが有利なことが知られており、通常、オイル、樹脂等
を添加することにより外観性を高めているが欠点として
耐カット性を著しく低下させる作用がある。
このように従来技術ではいずれも耐カット性及び外観性
の両者を向上させることは極めて難しい技術であり、常
に耐カット性及び外観性の妥協点のレベルでトレッドゴ
ムが作られていたに過ぎなかった。
の両者を向上させることは極めて難しい技術であり、常
に耐カット性及び外観性の妥協点のレベルでトレッドゴ
ムが作られていたに過ぎなかった。
（課題を解決するための手段）
本発明者らは、建設車輌用タイヤに課せられた問題の解
決に向かって鋭意研究を行った結果、ゴム成分の組成と
、特定のカーボンブラックおよびジシクロペンタジェン
系樹脂を組合せたゴム組成物によりトレンド部を形成す
ることにより、建設車輌用タイヤの耐カット性と外観を
著しく向上させ得ることを見出し本発明を達成するに至
った。
決に向かって鋭意研究を行った結果、ゴム成分の組成と
、特定のカーボンブラックおよびジシクロペンタジェン
系樹脂を組合せたゴム組成物によりトレンド部を形成す
ることにより、建設車輌用タイヤの耐カット性と外観を
著しく向上させ得ることを見出し本発明を達成するに至
った。
すなわち本発明の建設車輌用タイヤはゴム成分がスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴム単独か又は少なくとも５０
重量％以上のスチレン−ブタジエン共重合体ゴムと他の
ジエン系ゴムから成り、該スチレン−ブタジエン共重合
体ゴムの１０重量％以上がスチレン含量として２５乃至
３５重量％、ブタジェン部分のビニル結合含有率として
３０％以下なる高スチレン含量のスチレン−ブタジエン
共重合体ゴムであるゴム成分１００重量部に対し、窒素
吸着比表面積（Ｎ２ＳＡ）が１１０乃至１７０ ｍ２／
ｇ 、ジブチルフタレート吸収量（ＤＢＰ）が８５乃至
１５０ｍＩｌ／１００ｇであるカーボンブラックを４０
乃至７５重量部かつジシクロペンタジェン系樹脂を０．
５乃至２０重量部配合してなるゴム組成物により構成し
たタイヤトレッド部に有することを特徴とする。
ン−ブタジエン共重合体ゴム単独か又は少なくとも５０
重量％以上のスチレン−ブタジエン共重合体ゴムと他の
ジエン系ゴムから成り、該スチレン−ブタジエン共重合
体ゴムの１０重量％以上がスチレン含量として２５乃至
３５重量％、ブタジェン部分のビニル結合含有率として
３０％以下なる高スチレン含量のスチレン−ブタジエン
共重合体ゴムであるゴム成分１００重量部に対し、窒素
吸着比表面積（Ｎ２ＳＡ）が１１０乃至１７０ ｍ２／
ｇ 、ジブチルフタレート吸収量（ＤＢＰ）が８５乃至
１５０ｍＩｌ／１００ｇであるカーボンブラックを４０
乃至７５重量部かつジシクロペンタジェン系樹脂を０．
５乃至２０重量部配合してなるゴム組成物により構成し
たタイヤトレッド部に有することを特徴とする。
本発明においては、タイヤトレッド部を構成するゴム組
成物のゴム成分として上記の高スチレン含量のスチレン
−ブタジエン共重合体ゴム（ＳＢＲ）単独または該ＳＢ
Ｒ５０重量％以上と他のジエン系ゴムとのブレンドゴム
を用いるもので、該ＳＢＲをゴム成分の５０〜１００重
量％とするのは、５０重量％未満ではタイヤの耐カット
性、耐ゴム欠けの改良効果を達成することができないた
めである。本発明において高スチレン含量のＳＢＲに配
合される他のジエン系ゴムとは天然ゴム、合成ポリイソ
プレンゴム、ポリブタジェンゴムを言う。また上記ＳＢ
Ｒの１０重量％以上がスチレン含有量２５〜３５重量％
であり、ブタジェン部分のビニル結合金有量が３０％以
下であることを必要とするが、これはスチレン含有量が
２５重量％未満ではタイヤのカット性および耐ゴム欠は
改良効果が達成されず低下するためであり、またスチレ
ン含有量が３５重量％を超える場合およびブタジェン部
分のビニル結合金有量が３０％を超える場合には、いず
れの場合もタイヤの耐発熱性が低下しタイヤ温度が上昇
し、建設車輌用タイヤとして好ましくないためである。
成物のゴム成分として上記の高スチレン含量のスチレン
−ブタジエン共重合体ゴム（ＳＢＲ）単独または該ＳＢ
Ｒ５０重量％以上と他のジエン系ゴムとのブレンドゴム
を用いるもので、該ＳＢＲをゴム成分の５０〜１００重
量％とするのは、５０重量％未満ではタイヤの耐カット
性、耐ゴム欠けの改良効果を達成することができないた
めである。本発明において高スチレン含量のＳＢＲに配
合される他のジエン系ゴムとは天然ゴム、合成ポリイソ
プレンゴム、ポリブタジェンゴムを言う。また上記ＳＢ
Ｒの１０重量％以上がスチレン含有量２５〜３５重量％
であり、ブタジェン部分のビニル結合金有量が３０％以
下であることを必要とするが、これはスチレン含有量が
２５重量％未満ではタイヤのカット性および耐ゴム欠は
改良効果が達成されず低下するためであり、またスチレ
ン含有量が３５重量％を超える場合およびブタジェン部
分のビニル結合金有量が３０％を超える場合には、いず
れの場合もタイヤの耐発熱性が低下しタイヤ温度が上昇
し、建設車輌用タイヤとして好ましくないためである。
本発明においては、上記のＳＢＲをゴム成分中５０〜１
００重量％としたことにより、充填剤の量も多量添加し
なくてもよ（、Ｎ２５Ａが１１０〜１７０ｍ”／ｇ、好
ましくは１３０〜１７０ｍ２／ ｇで、ＤＢＰが８５〜
１５０ｍ１／１００ｇ、好ましくは１００〜１５０ｍＲ
／ １００ｇ、ハードカーボンブラックを４０〜７５重
量部、好ましくは５０〜６５重量部添加すればよい。カ
ーボンブラックのＮＺＳＡが１１０ｍ２／ｇ未満、ＤＢ
Ｐが８５ｍ１ ／ １００ｇ未満の場合にはタイヤの耐
カット性および耐ゴム欠は性が低下し、Ｎ２５Ａが１７
０ｍ２／ｇを超える場合およびＤＩＰが１５０．ｄ ／
１００ｇを超える場合は耐発熱性が低下して好ましく
ない。またカニボンプラクの配合量は４０重量部未満で
は耐カット性および耐ゴム欠は性が低下し、７５重量部
を超えると耐発熱性が低下しタイヤ温度が上昇し好まし
くない。
００重量％としたことにより、充填剤の量も多量添加し
なくてもよ（、Ｎ２５Ａが１１０〜１７０ｍ”／ｇ、好
ましくは１３０〜１７０ｍ２／ ｇで、ＤＢＰが８５〜
１５０ｍ１／１００ｇ、好ましくは１００〜１５０ｍＲ
／ １００ｇ、ハードカーボンブラックを４０〜７５重
量部、好ましくは５０〜６５重量部添加すればよい。カ
ーボンブラックのＮＺＳＡが１１０ｍ２／ｇ未満、ＤＢ
Ｐが８５ｍ１ ／ １００ｇ未満の場合にはタイヤの耐
カット性および耐ゴム欠は性が低下し、Ｎ２５Ａが１７
０ｍ２／ｇを超える場合およびＤＩＰが１５０．ｄ ／
１００ｇを超える場合は耐発熱性が低下して好ましく
ない。またカニボンプラクの配合量は４０重量部未満で
は耐カット性および耐ゴム欠は性が低下し、７５重量部
を超えると耐発熱性が低下しタイヤ温度が上昇し好まし
くない。
さらに本発明においては、ゴム組成物中にジシクロペン
タジェン系樹脂、特にエチリデンノルボルネン、アリル
アルコール等の硫黄との高反応性成分を付与したジシク
ロペンタジェン系樹脂を０゜５〜２０重量部、好ましく
は５〜１５重量部を配合することにより耐カット性およ
び外観性の両立を果たした。ジシクロペンタジェン樹脂
が０．５重量部未満では耐カット性および外観性が満足
されず、一方２０重量部より多く配合しても耐カット性
、耐ゴム欠は改良効果はそれ以上向上しなくなり、・コ
スト的に有利でなくなる。
タジェン系樹脂、特にエチリデンノルボルネン、アリル
アルコール等の硫黄との高反応性成分を付与したジシク
ロペンタジェン系樹脂を０゜５〜２０重量部、好ましく
は５〜１５重量部を配合することにより耐カット性およ
び外観性の両立を果たした。ジシクロペンタジェン樹脂
が０．５重量部未満では耐カット性および外観性が満足
されず、一方２０重量部より多く配合しても耐カット性
、耐ゴム欠は改良効果はそれ以上向上しなくなり、・コ
スト的に有利でなくなる。
（実施例）
本発明を次の実施例および比較例により説明する。
置部）で配合し、Ｎｏ、１〜Ｎｏ、 ７のゴム組成物を
つくった。
つくった。
１〜６ １〜４
第１表に示す配合成分を、表示する配合量（重カーボン
ブラック種 ＮｚＳＡ（ｍ”／ｇ） ＤＢＰ（ｄ／１
００ｇ）ＩＳＡＦ １２５
１１４ＳＡＦ
１６３ １２０第１表に示すＮα１〜
Ｎα７のゴム組成物を夫々タイヤサイズ１０．０ＯＲ２
０に１−２−３．１−４−５．１−６−７、８−９−１
０の３ウエイ（ＷＡＹ）からなるタイヤトレッドとして
適用した実施例１〜６、比較例１〜４の空気入りタイヤ
を作製し、石の多い採石現場及びダム現場にて４，００
０〜６ 、０００ｋｍ走行させた後溝深さ及びトレッド
部の耐摩耗性、カット数、ゴム欠は数を評価した。得た
結果を第２表に示す。
ブラック種 ＮｚＳＡ（ｍ”／ｇ） ＤＢＰ（ｄ／１
００ｇ）ＩＳＡＦ １２５
１１４ＳＡＦ
１６３ １２０第１表に示すＮα１〜
Ｎα７のゴム組成物を夫々タイヤサイズ１０．０ＯＲ２
０に１−２−３．１−４−５．１−６−７、８−９−１
０の３ウエイ（ＷＡＹ）からなるタイヤトレッドとして
適用した実施例１〜６、比較例１〜４の空気入りタイヤ
を作製し、石の多い採石現場及びダム現場にて４，００
０〜６ 、０００ｋｍ走行させた後溝深さ及びトレッド
部の耐摩耗性、カット数、ゴム欠は数を評価した。得た
結果を第２表に示す。
（発明の効果）
以上説明してきたように本発明の建設車輌用タイヤは、
１０重量％以上が２５〜３５重量％のスチレン含量およ
びブタジェン部分のビニル結合金有量が３０％以下の高
スチレン低ビニルＳＢＲから成るＳＢＲ単独または該５
ＢＲ５０重量％以上と他のジエン系ゴムとのブレンドゴ
ムをゴム成分とし、これにＮ２ＳＡが１１０〜１７０ｍ
”／ｇでＤＢＰが８５〜１５０ ｍＮ／１００ｇのカー
ボンブラック４０〜７５重量部とジシクロペンタジェン
系樹脂０．５〜２０重量部を配合したゴム組成物により
形成したタイヤトレッド部を備えたことにより、耐カッ
ト性および耐ゴム欠は性が改善され、外観性にも優れる
。
１０重量％以上が２５〜３５重量％のスチレン含量およ
びブタジェン部分のビニル結合金有量が３０％以下の高
スチレン低ビニルＳＢＲから成るＳＢＲ単独または該５
ＢＲ５０重量％以上と他のジエン系ゴムとのブレンドゴ
ムをゴム成分とし、これにＮ２ＳＡが１１０〜１７０ｍ
”／ｇでＤＢＰが８５〜１５０ ｍＮ／１００ｇのカー
ボンブラック４０〜７５重量部とジシクロペンタジェン
系樹脂０．５〜２０重量部を配合したゴム組成物により
形成したタイヤトレッド部を備えたことにより、耐カッ
ト性および耐ゴム欠は性が改善され、外観性にも優れる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ゴム成分がスチレン−ブタジエン共重合体ゴム単独
か又は少なくとも５０重量％以上のスチレン−ブタジエ
ン共重合体ゴムと他のジエン系ゴムから成り、該スチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴムの１０重量％以上がスチレ
ン含量として２５乃至３５重量％、ブタジエン部分のビ
ニル結合含有率として３０％以下なる高スチレン含量の
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムであるゴム成分１０
０重量部に対し、窒素吸着比表面積（Ｎ＿２ＳＡ）が１
１０乃至１７０ｍ＾２／ｇ、ジブチルフタレート吸収量
（ＤＢＰ）が８５乃至１５０ｍｌ／１００ｇであるカー
ボンブラックを４０乃至７５重量部かつジシクロペンタ
ジエン系樹脂を０．５乃至２０重量部配合してなるゴム
組成物により構成したタイヤトレッド部に有することを
特徴とする建設車輌用タイヤ。 ２、カーボンブラックが窒素吸着比表面積（Ｎ＿２ＳＡ
）として１３０乃至１７０ｍ＾２／ｇ、ジブチルフタレ
ート吸収量（ＤＢＰ）として１００乃至１５０ｍｌ／１
００ｇであることを特徴とする請求項１記載の建設車輌
用タイヤ。 ３、ジシクロペンタジエン系樹脂が高反応性成分を有す
ることを特徴とする請求項１記載の建設車輌用タイヤ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63213541A JPH0264139A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 建設車輌用タイヤ |
| AU40053/89A AU613512B2 (en) | 1988-08-30 | 1989-08-18 | Tires for construction vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63213541A JPH0264139A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 建設車輌用タイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264139A true JPH0264139A (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=16640900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63213541A Pending JPH0264139A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 建設車輌用タイヤ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0264139A (ja) |
| AU (1) | AU613512B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017511413A (ja) * | 2014-04-03 | 2017-04-20 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 芳香族ジシクロペンタジエン樹脂を含むゴム組成物 |
| CN113788994A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-12-14 | 中策橡胶集团有限公司 | 一种外观优异的外护胶橡胶组合物及其混炼方法和轮胎 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021063175A (ja) * | 2019-10-15 | 2021-04-22 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用組成物及びタイヤ |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63213541A patent/JPH0264139A/ja active Pending
-
1989
- 1989-08-18 AU AU40053/89A patent/AU613512B2/en not_active Ceased
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017511413A (ja) * | 2014-04-03 | 2017-04-20 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 芳香族ジシクロペンタジエン樹脂を含むゴム組成物 |
| CN113788994A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-12-14 | 中策橡胶集团有限公司 | 一种外观优异的外护胶橡胶组合物及其混炼方法和轮胎 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU4005389A (en) | 1990-03-08 |
| AU613512B2 (en) | 1991-08-01 |
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