JPH026373B2 - - Google Patents

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JPH026373B2
JPH026373B2 JP4206583A JP4206583A JPH026373B2 JP H026373 B2 JPH026373 B2 JP H026373B2 JP 4206583 A JP4206583 A JP 4206583A JP 4206583 A JP4206583 A JP 4206583A JP H026373 B2 JPH026373 B2 JP H026373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe member
adjustment ring
teeth
shift lever
gear
Prior art date
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Expired
Application number
JP4206583A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59167725A (ja
Inventor
Shinsuke Ishikawa
Makoto Yokota
Isomi Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
Priority to JP4206583A priority Critical patent/JPS59167725A/ja
Publication of JPS59167725A publication Critical patent/JPS59167725A/ja
Publication of JPH026373B2 publication Critical patent/JPH026373B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両の変速操作を行うためのシフトレ
バー装置に係り、特にシヤフト部分を連続的に伸
縮し得るようにしたシフトレバー装置に関するも
のである。
従来より、車両の変速操作を行なうためのシフ
トレバー装置では、取手部が取り付けられるシヤ
フト部の長さは予め一定長さに決められているの
が一般的であり、その長さは、通常、標準的な体
型の人に合わせて設計されている。このため、身
体の大きな人や、或は小さな人にとつては、シフ
トレバー装置の操作フイーリングは必ずしも満足
し得るものではなかつた。
このような事情から、近年、例えば実開昭53−
69933号公報や実開昭57−17829号公報などに見ら
れるように、身体の大きさに応じてシヤフト部の
長さを変更することにより、身体の大きさに拘ら
ず快適な操作フイーリングを得られるようにした
シフトレバー装置が、提案されるようになつてき
ている。
しかしながら、従来提案されている上述の如き
シフトレバー装置は、未だ完成されているとは言
い難かつたのである。
すなわち、前者のものにあつては、シヤフト部
を二つの軸で構成し、一方の軸の雌ネジ部に取手
部を備えた他方の軸の雄ネジ部を螺合して、その
螺合割合を調節することによりシヤフト部を伸縮
するようにされているため、その調節時には取手
部が雄ネジ部を有する軸と共に回転してしまい、
それ故取手部が円形、球形以外の形状を有するも
のや、或は円形、球形のものであつてもシフトパ
ターンを表示した、方向性を有するものである場
合には、その方向性を調性しつつシヤフト長を調
節する必要があつたのであり、そしてそれ故、シ
ヤフト長を連続的に調節しようとする場合には、
ネジ部のピツチを小さくしなければならないので
あるが、そのようにピツチを小さくした場合に
は、シヤフト長を大きく変更しようとするとき軸
を何回も回転しなければならず、その操作が極め
て面倒であつたのである。また、二つの軸の相対
移動を阻止するためにダブルナツト方式を採用し
ているため、運転者が変わつた時などにシフト長
を変更しようとする場合、女性等、力の弱い者で
は容易に調節し得ないという問題も含んでいたの
である。
一方、後者のものにあつては、ド・カルボン式
シヨツクアブソーバを採用しているため、シヤフ
ト長の微調節ができないという問題を内在してい
たのである。
ここにおいて、本発明をかかる事情を背景とし
て為されたものであつて、その目的とするところ
は、シヤフト部の長さを連続的且つ極めて容易に
調節し得るようにした伸縮可能なシフトレバー装
置を提供することにある。
そして、その目的を達成するために、本発明に
係るシフトレバー装置にあつては、先端に取手部
が取り付けられるシフトレバーのシヤフト部分
を、外側のパイプ部材と内側の棒状乃至は筒状の
回転部材とを含むように構成すると共に、内周面
に歯部を有する調整リングを上記パイプ部材の外
側に回転自在に遊嵌、保持せしめ、且つその調整
リングの歯部に歯合するギヤをそのパイプ部材の
壁部の開口部に配置せしめる一方、上記回転部材
の外周面に歯部を設けて、その歯部に上記ギヤを
歯合せしめ、更にその回転部材を所定の固定部材
に螺合せしめることにより、上記調整リングの回
転に従つて上記ギヤを介してその回転部材を回転
せしめ、上記固定部材に対するその回転部材の螺
合割合を変化せしめて前記シヤフト部分の長さを
調整し得るようにしたのである。
このようにすれば、調整リングを回転するだけ
でシヤフト部の長さ(以下、単にシヤフト長とい
う)を調節し得るので、その操作は極めて簡単で
ある。
また、シヤフト長は調整リングの回転量に応じ
た回転部材と固定部材との螺合割合で調節され、
且つ外側のパイプ部材の回転を必要としないの
で、取手部をそのパイプ部材に取り付けるように
することにより、取手部がたとえ方向性を有する
ものであつても、シヤフト長を連続的に調節し得
るようにすることが可能である。
更に、上述のように、シヤフト長の調節時に、
取手部の方向性を考慮する必要がないものとした
場合には、調整リングの回転量に対する前記螺合
割合を自由に設計し得るようになり、それ故調整
リングのわずかな回転によつてもシヤフト長を比
較的大きく変更することが可能となり、この意味
においてもシフト長調節操作を簡単に為し得るこ
ととなつたのである。
しかも、本発明によれば、前述のように調整リ
ングの回転操作によりシヤフト長を調節し得、従
来装置のように取手部を共に回転する必要をなく
し得るところから、シフトレバー装置に高級感を
持たせることが出来るのである。
以下、本発明をより一層具体的に明らかにする
ために、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は、本発明に係るマニユアルトランスミ
ツシヨンの変速操作用のシフトレバー装置を示す
要部断面図であるが、同図において、2は、所定
のハウジング4から先端部が突出せしめられた固
定部材としての中空円筒状のスリーブであつて、
よく知られているように、その基端部においてト
ランスミツシヨンからの所定のリンクに連結され
て、シフトレバーによる変速操作をそのリンクを
介してトランスミツシヨンに伝達するものであ
る。
スリーブ2の先端部の内側には、雌ネジ部6が
設けられており、またその雌ネジ部6に、下部の
雄ネジ部8で螺合する回転部材としてのロツド1
0が設けられている。一方、スリーブ2の外周面
には、円筒状のパイプ部材12がその下部で摺動
可能に嵌合されている。このパイプ部材12は、
その下部に軸方向に平行な長穴14を備えてお
り、その長穴14を介してピン16がスリーブ2
に立設されていることにより、スリーブ2に対す
る相対的な回転が阻止されて、軸方向の移動のみ
が可能とされている。
前記ロツド10の上端部には、止め輪18とナ
ツト20とによつてパイプ部材12の内周面に摺
接する摺動リング22が固定されており、ロツド
10はこの摺動リング22と前記スリーブ2とに
よつてパイプ部材12内に、パイプ部材12と同
心的に且つパイプ部材12と相対回動可能に、収
容、保持されている。そして、そのようにロツド
6が収容、保持されたパイプ部材12の上端部
に、取手部としてのノブ24が螺着されているの
である。
従つて、本実施例では、スリーブ2、ロツド1
0及びパイプ部材12によつてシフトレバーのシ
ヤフト部が構成されていることになる。
前記パイプ部材12とノブ24との螺着は、パ
イプ部材12の外周面に設けられた雄ネジ部26
とノブ24に形成された雌ネジ部28との螺着に
よつて行なわれるが、ノブ24の雌ネジ部28の
開口部は雌ネジ部28より径の大きい大径部30
とされており、その大径部30内周面とパイプ部
材12外周面との間に所定のスペースが形成され
るようになつている。そして、そのようなノブ2
4の下のパイプ部材12の外周面に、パイプ部材
12と相対回転可能に且つ軸方向に相対移動不能
に調整リング32が嵌合されている。
すなわち、調整リング32は、内、外径共にわ
ずかに異なる円筒部が軸方向に一体的に連結形成
された段付円筒形状とされており、上部側の小径
部34が前記ノブ24の大径部30とイプ部材1
2との間のスペースに収容されて、その下方への
移動がリング状のスペーサ36を介した止め輪3
8で阻止されることにより、パイプ部材12の軸
方向の移動が阻止されているのである。なお、製
作時には、調整リング32及びノブ24の取付け
に先立つて、止め輪38及びスペーサ36が装着
される。
上記調整リング32の下部側の大径部40の内
周面は、第2図からも明らかなように、ギヤの歯
が形成された歯部42とされており、その歯部4
2に対面するパイプ部材12の壁部の一部に開口
44が形成されている。そして、その開口44の
開口部の上端部及び下端部に一対の軸受け部材4
6及び48が嵌入、保持せしめられており、これ
ら軸受け部材46及び48に軸50で回動可能に
保持されて、上記調整リング32の歯部42に歯
合するギヤ52が配置されている。
一方、前記ロツド10の、上記ギヤ52に対応
する外周面部位には、ギヤ52に歯合するギヤの
歯が形成された歯部54が設けられており、調整
リング32がパイプ部材12の外周面回りに回転
させられると、ギヤ52を介してロツド10がそ
の軸心回りに回転させられるようになつている。
そして、ロツド10がそのように回転させられ
ると、ロツド10の下部の雄ネジ部8とスリーブ
2の先端部の雌ネジ部6の螺合割合が変化し、ロ
ツド10はスリーブ2に対して軸方向に相対的に
移動することとなる。また、ロツド10が軸方向
に移動すると、それにつれてパイプ部材12も軸
方向に移動し、結局スリーブ2を含むシヤフト部
の長さが伸縮されることとなり、そして、パイプ
部材12の上端部、即ちシヤフト部の先端部に取
り付けられたノブ24も、当然のことながら、上
下に移動することとなる。
このように、本実施例によれば、調整リング3
2を回転するだけの簡単な操作でシフトレバーの
シヤフト部を伸縮することが可能である。
また、パイプ部材12のスリーブ2に対する相
対回転が阻止されているので、シヤフト部の伸縮
調節の際にノブ24が回ることがなく、ノブ24
がその先端部にシフトパターン表示等が為された
方向性を有するものであつても、その方向性を考
慮することなくシヤフト長の調節が可能であり、
そしてそれ故ロツド10とスリーブ2との螺合割
合を任意に設定し得て、シヤフト長を連続的に調
節することが可能となつたのである。
更に、調整リング32の回転量に対して上記螺
合割合を任意に設計し得るので、回転量に応じた
螺合割合を大きくすることにより、より少ない調
整リング32の操作でシヤフト長をより大きく変
更することも可能である。
加えて、本実施例のシフトレバー装置において
は、シヤフト長を調節する際、従来装置のように
ノブ24が回転されることがなく、またネジ部が
外から見えることがないため、シフトレバー装置
自体がより高級に見える利点がある。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明
は上記実施例以外の態様でも実施が可能である。
例えば、前記実施例においては、ピン16がパ
イプ部材12に形成された長穴14を介してスリ
ーブ2に立設されることにより、パイプ部材12
がスリーブ2に対して軸方向に移動可能に且つ相
対回転不能となるようにされていたが、スリーブ
2側に長穴が形成され、その長穴内を摺動し得る
ピンがパイプ部材12に立設された構成とされて
もよいのであり、またそのような長穴は、予め組
み付けられたスリーブ2から容易に取外し得るよ
うに、或はスリーブ2に容易に取り付け得るよう
に、パイプ部材12の下端面或はスリーブ2の上
端面に開口して形成されたものであつても何等差
支えないのである。
また、前記実施例においては、調整リング32
はノブ24に続いてその下側に設けられ、ノブ2
4が、その調整リング32をパイプ部材12外周
面に遊嵌、保持する機構の一部とされていたが、
ノブ24にそのような機能を付与することは必ず
しも必要でなく、調整リング32をノブ24から
離隔して設けてもよいのである。
更に、前記実施例では、固定部材として中空円
筒状のスリーブ2を採用し、その先端部の雌ネジ
部6に回転部材としてのロツド10の雄ネジ部8
を螺合して、その螺合割合によりシヤフト長を変
更するようにされていたが、回転部材の下部を筒
状としてその内部に雌ネジ部を設ける一方、固定
部材をロツドとしてその先端部に雄ネジ部を形成
し、その両ネジ部の螺合割合によりシヤフト長を
変更するようにしてもよい。この時には、パイプ
部材を回転部材よりわずかに長くし、回転部材の
下端部より更に下にピンを立設して、そのピンを
固定部材に形成した軸方向に平行な溝内で摺動さ
せることにより、パイプ部材を固定部材に対して
軸方向に相対移動可能に且つ相対回転不能に為し
得るものである。
加えて、本発明は、回転部材が第3図に示され
るような筒状部材60であつても、実施が可能で
あり、該筒状部材60内に更にロツドを収容し得
るところから、オートマチツクトランスミツシヨ
ン用のシフトレバー装置にも適用が可能なもので
ある。
その他、一々列挙はしないが、本発明が、その
趣旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変
形、改良等を加えた態様で実施し得ることは、言
うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシフトレバー装置の一例
を示す要部断面図であり、第2図はその−拡
大断面図であり、第3図は他の実施例を示す要部
断面図である。 2:スリーブ(固定部材)、6:雌ネジ部、
8:雄ネジ部、10:ロツド(回転部材)、1
2:パイプ部材、24:ノブ(取手部)、32:
調整リング、42,54:歯部、44:開口、5
2:ギヤ、60:筒状部材(回転部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端に取手部が取り付けられるシフトレバー
    のシヤフト部分を、外側のパイプ部材と内側の棒
    状乃至は筒状の回転部材とを含むように構成する
    と共に、内周面に歯部を有する調整リングを該パ
    イプ部材の外側に回転自在に遊嵌、保持せしめ、
    且つ該調整リングの歯部に歯合するギヤを該パイ
    プ部材の壁部の開口部に配置せしめる一方、前記
    回転部材の外周面に歯部を設けて、該歯部に前記
    ギヤを歯合せしめ、更に該回転部材を所定の固定
    部材に螺合せしめることにより、前記調整リング
    の回転に伴つて前記ギヤを介して該回転部材を回
    転せしめ、前記固定部材に対する該回転部材の螺
    合割合を変化せしめて前記シヤフト部分の長さを
    調整し得るようにしたことを特徴とする伸縮可能
    なシフトレバー装置。
JP4206583A 1983-03-14 1983-03-14 伸縮可能なシフトレバ−装置 Granted JPS59167725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4206583A JPS59167725A (ja) 1983-03-14 1983-03-14 伸縮可能なシフトレバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4206583A JPS59167725A (ja) 1983-03-14 1983-03-14 伸縮可能なシフトレバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59167725A JPS59167725A (ja) 1984-09-21
JPH026373B2 true JPH026373B2 (ja) 1990-02-08

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ID=12625689

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JP4206583A Granted JPS59167725A (ja) 1983-03-14 1983-03-14 伸縮可能なシフトレバ−装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05106711A (ja) * 1991-10-11 1993-04-27 Keihin Seimitsu Kogyo Kk 可変シフトレバー
CN107664205B (zh) * 2017-08-30 2019-06-07 合肥华骏汽车部件有限公司 一种便于更换操纵杆头的操纵杆

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JPS59167725A (ja) 1984-09-21

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