JPH0262466A - 自動変速機における油路構造 - Google Patents

自動変速機における油路構造

Info

Publication number
JPH0262466A
JPH0262466A JP63215864A JP21586488A JPH0262466A JP H0262466 A JPH0262466 A JP H0262466A JP 63215864 A JP63215864 A JP 63215864A JP 21586488 A JP21586488 A JP 21586488A JP H0262466 A JPH0262466 A JP H0262466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic transmission
oil passage
hub
clutch
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63215864A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Tomohiro Hosono
細野 智宏
Masaaki Nishida
正明 西田
Makoto Shimanaga
島長 真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP63215864A priority Critical patent/JPH0262466A/ja
Priority to DE19893906255 priority patent/DE3906255A1/de
Publication of JPH0262466A publication Critical patent/JPH0262466A/ja
Priority to US07/652,365 priority patent/US5195400A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • F16H3/663Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. RAVIGNEAUX
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H2061/0046Details of fluid supply channels, e.g. within shafts, for supplying friction devices or transmission actuators with control fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/04Combinations of toothed gearings only
    • F16H37/042Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3023Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
    • F16H63/3026Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機における油圧アクチュエータへの
油路構造に係り、詳しくはケース等の固定部材に形成し
た供給油路から、回転する油圧アクチュエータに斜め油
路な介して供給する油路構造に関する。
(ロ)従来の技術 −mに、例えば第5図に示すように、ケースから延びて
いるボス部102にハブ103を回転自在に支持し、か
つ該ハブ上にワンウェイクラッチFを装着すると共に、
クラッチドラム110を固定して、ピストン111から
なるクラッチC操作用の油圧アクチュエータ105を構
成した自動変速機において、前記ボス部102に半径方
向の供給油路101aを形成すると共に該油路先端のボ
ス部外周面に環状凹溝101bを形成し、そして前記ハ
ブ103に、該環状凹溝101bと油圧アクチュエータ
105の油室105aを連通する油路107を斜めに油
路構造が、採用されている。
近時、本出勲入は、例えば特開昭62−93546号公
報に示すように、入力軸上に、シンクルプラネタリギヤ
及びデュアルプラネタリギヤを組合せたギヤユニットを
有する第1の自動変速機構部を配設し、またカウンタ軸
上に、アンダードライブ及び直結からなる第2の自動変
速機構部(付加変速部)を配設じた自動変速機を提案し
た。
該自動変速機にあっても、第2の自動変速機構部に、前
述ボス部に環状凹溝及びハブに斜め油路を形成した油路
構造が採用されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、上述油路構造にあっては、ハブに斜めに油路
を貫通して形成する必要があり、該貫通部分に対応する
ボス部の環状凹溝左右にシール溝を形成する必要がある
ことと相俟って、ハブなその分長く構成しなければなら
ず、軸方向寸法増大の一原因になっている。
特に、上述F−F用の自動変速機にあっては、第1の自
動変速機構部に3速自動変速機構を採用すると、相対的
にカウンタ軸の軸方向寸法が問題となり、自動変速機の
上部分に位置しかつサイドフレームの存在等により設置
スペースの制約の多いカウンタ軸の軸方向寸法の短縮化
が要望されている。
そこで、本発明は、環状凹溝をハブ側に形成し、もって
軸方向寸法の短縮化を図った自動変速機における油路構
造を提供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照して示すと、供給油路(1)を有する固
定部材ボス部(2a)上に、回転自在に摺動するハブ(
3)を備え、かつ該ハブに油圧アクチュエータ(5)を
配設してなる自動変速機において、前記ボス部(2a)
の供給油路(1)に整合する平面上における前記ハブ内
周面に、環状の凹溝(6)を形成し、がっ該凹溝の底部
(6a)と前記油圧アクチュエータ(5)の油室(5a
)とを連通ずるように斜めに油路(7)を形成した、こ
とを特徴とする。
一例として、前記自動変速機が、例えば第2図に示すよ
うに、入力軸(9)上に前進3速からなる第1の自動変
速8!摘部(10)を備え、かつ該入力軸(9)と平行
するカウンタ軸(11)上にアンダードライブ及び直結
を切換える第2の自動変速a構部(12)を備えてなり
、かつ前記油圧アクチュエータが、前記第2の自動変速
機構部(12)を直結するダイレクトクラッチ(c3)
操作用油圧アクチュエータ(5)である。
(ホ)作用 以上構成に基づき、バルブボディからの油圧は、ボス部
(2a)に形成された供給油路(1)から、該ボス部に
摺接しているハブ(3)の環状凹溝(6)に送られ、更
に斜め油路(7)を介して油圧アクチュエータ(5)の
油室(5a)に供給される。
また、本油路構造は、ハブ(3)の内周面に環状の凹溝
(6)が形成されると共に、該凹溝(6)の底部(6a
)に先端が到達するように、油室(5a)から斜め油路
(7)が穿設されてなる。従って、斜め油路(ア)はハ
ブ内周面まて貫通する必要はなく、その分短くて足りる
なお、カッコ内の符号は、参照のために図面の各部品と
対照するものであって、何等構成を限定するものではな
い。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
まず、本発明を適用した自動変速機Aについて、第2図
に沿ってその概要を説明するに、自動変速機Aはエンジ
ンクランク軸21に整列する入力軸9、カウンタ軸11
及びフロントアクスル軸23a、23bの3軸を有して
おり、入力軸9上にはロックアツプクラッチ25を有す
るトルクコンバータ26及び第1の自動変速機構部1o
か支持され、またカウンタ軸11上には第2の自動変速
機構部12か支持され、更にフロントアクスル軸23a
、23b上にはフロントディファレンシャル装置29か
支持されている。
第1の自動変速機構部10はシングルプラネタリギヤ3
0及びデュアルプラネタリギヤ31を組合せてなるプラ
ネタリギヤユニット22を有しており、該プラネタリギ
ヤユニット22は前記両プラネタリギヤのサンギヤS1
同士及びキャリヤCR1同士か一体に連結して構成され
、またサンギヤS1に噛合するピニオンがロングピニオ
ンP1により構成されている。そして、入力軸9とシン
グルプラネタリギヤ30のリングギヤR1とが第1の(
フォワード)クラッチC1を介して連結されており、ま
た入力軸9とサンギヤS1とか第2の(リバースルダイ
レクト)クラッチC2を介して連結されている。また、
サンギヤS1が第1のブレーキB1により直接係止され
ていると共に、第2のブレーキB2により第1のワンウ
ェイクラッチF1を介してその一方向回転が係止されて
いる。また、デュアルプラネタリギヤ31のリングギヤ
R2が第3のブレーキB3により直接係止されていると
共に第2のワンウェイクラッチF2により一方向回転が
係止されている。そして、キャリヤCRIがケース隔壁
に支持されているカウンタドライブギヤ27に連結され
ており、該ギヤ27が該第1の自動変速機構部10の出
力部材となる。
また、第2の自動変速機構部12は1個のシングルプラ
ネタリギヤ13を有しており、該プラネタリギヤのキャ
リヤCR3とサンギヤS3とが第3の(ダイレクト)ク
ラッチC3を介して連結されている。また、サンギヤS
3が第4の(アンダードライブ)ブレーキB4にて直接
係止されていると共に第3のワンウェイクラッチF3に
より一方向回転が係止されている。そして、リングギヤ
R3が、前記カウンタドライブギヤ27と噛合して本自
動変速機構部12の入力部材となるカウンタドリブンギ
ヤ33に連結されており、またキャリヤCR3がカウン
タ軸11に連結されている。
更に、該カウンタ軸11には該自動変速機構部12の出
力部材となる減速ギヤ35が固定されている。
また、フロントディファレンシャル装置29はデフキャ
リヤ36及び左右サイドギヤ37a、37bを有してお
り、ギヤマウントケースとなるデフキャリヤ36にはリ
ングギヤ39が固定されている。そして、該リングギヤ
39が前記減速ギヤ35と噛合して最終減速機構を構成
しており、また左右サイドギヤ37a、37bがそれぞ
れ左右フロントアクスル軸23a、23bに連結されて
いる。
ついで、本自動変速機Aの作動を、第3図に沿って説明
する。
エンジンクランク軸21の回転はトルクコンバータ26
を介して又はロックアツプクラッチ25を介して入力軸
9に伝達される。そして、Dレンジにおける1速状態に
あっては、第1のクラッチC1が接続状態にあると共に
第4のブレーキB4か係止状態にある。この状態にあっ
ては、第1の自動変速機構部10は、入力軸9の回転が
第1のクラッチC1を介してシンクルプラネタリギヤ3
0のリングギヤR1に伝達され、かつこの状態では、デ
ュアルプラネタリギヤ31のリンクギヤR2が第2のワ
ンウェイクラッチF2により回転が阻止されているので
、サンギヤS1を逆方向に空転させながら共通キャリヤ
CRIが正方向に大幅減速回転され、該回転がカウンタ
ドライブギヤ27から取出される。そして、第2の自動
変速機構部12は、第4のブレーキB4及び第3のワン
ウェイクラッチF3によりサンギヤS3か係止状態にあ
り、カウンタドリブンギヤ33からの回転はリンクギヤ
R3からキャリヤCR3に減速回転として取出される。
従って、第1の自動変速機構部10の1速回転と第2の
自動変速機構部12の減速回転が組合されて、該回転が
減速ギヤ35及びリングギヤ39を介してフロントディ
ファレンシャル装置29に伝達され、更に左右フロント
アクスル軸23a、23bに伝達される。
また、Dレンジにおける2速状態では、第1のクラッチ
C1の接続及び第4のブレーキB4の作動に加えて第2
のブレーキB2が作動する。すると、サンギヤS1か該
ブ・レーキB2に基づく第1のワンウェイクラッチF1
の作動により回転が停止され、従って入力軸9からリン
グギヤR1の回転は、デュアルプラネタリギヤ31のリ
ングギヤR2を正方向に空転させながらキャリヤCRI
を正方向に減速回転し、該回転がカウンタドライブギヤ
27に2速として取出される。更に、第2の自動変速機
構部12は減速状態のままであり、第1の自動変速機構
部10の2速及び該第2の自動変速機構部12の減速回
転が組合された回転かフロントアクスル軸23a、23
bに伝達される。
なおこの際、第1のブレーキB1も作動して、アップシ
フト時における大きな伝達トルク反力を第1のブレーキ
B1及び第2のブレーキB2の両方にて分散・担持する
と共に、コースト時にエンジンブレーキか作動するよう
にしてもよい。
Dレンジにおける3速状態は、第1の自動変速Pli構
部10はそのまま2速状態を維持し、第2の自動変速機
構部12における第4のブレーキB4を解放すると共に
第3のクラッチC3を係合する。すると、キャリヤCR
3とサイドギヤS3とが一体となり、プラネタリギヤ1
3が一体回転して、直結回転かカウンタ軸11に取出さ
れる。この際、第4のブレーキB4を第3のクラッチC
3の係合に対して早目に解放し、第3のワンウェイクラ
ッチF3により伝動不能になることを阻止しつつ切換え
る。従って、第1の自動変速機構部10の2速回転と第
2の自動変速機構部12の直結回転か組合されて、自動
変速機A全体としての3速が得られる。
Dレンジにおける4速状態は、第3速状態から第2のク
ラッチC2が接続する。すると、入力軸9から第1のク
ラッチC1を介してリンクギヤR1に伝達されると共に
第2のクラッチC2を介してサンギヤS1に伝達され、
プラネタリギヤユニット22が一体回転して、直結回転
かカウンタドライブギヤ27に伝達される。そして、該
第1の自動変速機構部10の直結回転と第2の自動変速
機構部12の直結回転か組合され、かっカウンタドライ
ブギヤ27とドリッンギャ33が所定増速関係となって
いるので、自動変速機A全体でオーバドライブ回転が得
られる。なおこの際、2速、3速において第1のブレー
キB1が作動している場合、4速へのアップシフトに際
して該第1のプレー−VBIを早目に解放して、第1の
ワンウェイクラッチFlによりサンギヤSLを係止しつ
つ第2のクラッチC2を接続して、つかみ変えによるシ
フトショックの発生を防止する。
また、3レンジは、上述Dレンジの1速、2速、3速に
おいて、2,3速時に第1のブレーキB1を作動した状
態と同じである。
また、2レンジは、上述3レンジの1速、2速状態と同
じである。
更に、ルンジは、1速状態において、第1のクラッチC
1の接続及び第4のブレーキB4の作動に加えて、第3
のブレーキB3が作動する。この状態あっては、リング
ギヤR2を第2のワンウェイクラッチF2による係止に
加えて第3のブレーキB 3が回転方向にかかわりなく
係止し、エンジンブレーキを作動する。また、2速状態
は、2レンジにおける2速と同じである。
そして、リバースレンジにあっては、第2のクラッチC
2を接続すると共に、第3のブレーキB3及び第4のブ
レーキB4か作動する。この状態にあっては、入力軸9
の回転は第2のクラッチC2を介してサンギヤS1に伝
達され、かっこの状態ではデュアルプラネタリギヤ31
のリンクギヤR2が第3のブレーキB3の作動により固
定されているのて、シングルプラネタリギヤ30のリン
グギヤR1を逆転させながらキャリヤCRIも逆転し、
該キャリヤの逆転がカウンタドライブギヤ27に取出さ
れる。更に、該カウンタドライブギヤ27の逆回転は、
第2の自動変速機構部13により減速され、フロントア
クスル軸23a、23bに伝達される。
ついで、第4図に基づき、上述自動変速IIAを具体化
した実施例について説明する。
自動変速機Aは、トランスアクスルケース2、トランス
アクスルハウジング41、リヤカバー42からなる一体
ケースを有しており、該ケースには入力軸9、カウンタ
軸11及びフロントディファレンシャル装置29のデフ
キャリヤとなるリングギヤマウントケース36が回転自
在に支持されている。そして、入力軸9上にはロックア
ツプクラッチ25を有するトルクコンバータ26及び第
1の自動変速機構部10が配設されており、またカウン
タ軸11上には第2の自動変速機構部12が配設されて
いる。また、トランスアクスルケース2にはバルブボデ
ィ44が配設されている。
第1の自動変速機構部10は、エンジンクランク軸21
より軸方向に後側に向かってブレーキ部43、出力部4
5、プラネタリギヤユニット22そしてクラッチ部47
が順に配置されており、更にブレーキ部43とトルクコ
ンバータ26との間部分にはオイルポンプ49が配設さ
れており、また入力軸9に被嵌して回転自在に中空軸5
0が支持されている。
そして、プラネタリギヤユニット22は、シングルプラ
ネタリギヤ30とデュアルプラネタリギヤ31からなり
(第2図参照)、シングルプラネタリギヤ30は中空軸
50に形成されたサンギヤS1、リングギヤR1、及び
これらギヤに噛合するピニオンP1を支持したキャリヤ
CR1からなり、またデュアルプラネタリギヤ31は中
空軸50に形成されたサンギヤS1、リングギヤR2、
並びにサンギヤS1に噛合する第1ビニオンP1及びリ
ングギヤR2に噛合する第2ビニオンP2を互に噛合ず
1ように支持するキャリヤCR1からなる。そして、こ
れら両プラネタリギヤ30゜31はサンギヤS1が共に
中空軸50に形成された同歯数の単一ギヤからなり、ま
たキャリヤCR1は一体に構成されており、またピニオ
ンP1は一体のリングピニオンにて構成されている。
また、ブレーキ部43は、内径側から外径方向に向って
順次箱1のワンウェイクラッチF1、多板ブレーキから
なる第1のブレーキB1そして多板ブレーキからなる第
2のブレーキB2が配設されており、更に第1のブレー
キB1に隣接する位置に油圧アクチュエータ51が、ま
た第2のブレーキB2に隣接する位置に油圧アクチュエ
ータ52がそれぞれオイルポンプ49のカバーに固定さ
れて径方向に並設されている。更に、第1のブレーキB
1は前記中空軸50に連結されており、また第1のワン
ウェイクラッチF1のインナーレースが前記中間軸50
に連結されかつそのアウターレースが第2のブレーキB
2に連結されている。
一方、出力部45は、第1の自動変速機構部10の略々
中央部に位置しているカウンタドライブギヤ27を有し
ており、該カウンタドライブギヤ27はアクスルケース
2に形成された隔壁2bにダブルチーバードベアリング
を介して回転自在に支持されており、またそのボス部が
前記プラネタリギヤユニット22のキャリヤCR1に連
結している。更に、前記ベアリングのアウターレースは
ケース隔壁2b内周面にスプライン係合して嵌合されて
いると共に、該レース延長部外周面に第2のワンウェイ
クラッチF2が装着されている。
そして、クラッチ部47は、第1の()オワード)クラ
ッチC1及び第2の(ダイレクト)クラッチC2を備え
ており、かつ第1の自動変速機構部10後端に位置して
トランスアクスルカバー42部分に収納されている。ま
た、入力軸9後端部はカバー42のボス部42aを被嵌
するようにスリーブ部9aとなっており、かつ該スリー
ブ部9aにクラッチドラム67が一体に連結されている
。更に、該クラッチドラム67には可動部材69がスプ
ラインにより軸方向のみ摺動自在に嵌合されており、更
に該可動部材69にはピストン部材70が嵌合している
。また、可動部材69はクラッチドラム67内周面から
なるシリンダとの間で油室を構成して第1のクラッチC
1用の油圧アクチュエータ71を構成している。一方、
ピストン部材70は可動部材69内周面からなるシリン
ダとの間にて油室を構成して第2のクラッチC2用の油
圧アクチュエータ72を構成している。更に、該ピスト
ン部材70とスリーブ部9aに固着されたリングとの間
にはスプリング73が縮設されており、該スプリング7
3は両油圧アクチュエ−夕71.72のピストン部材6
9.70に共通する戻しスプリングを構成している。ま
た、第1のクラッチC1はクラッチドラム67の外径部
内周面に形成されたスプラインとリングギヤR1の外周
面に形成されたスプラインとの間に介在しており、また
第2のクラッチC2は可動部、材69の外径部内周面に
形成されたスプラインと中空軸50に固定されたハブ部
50a外周面に形成されたスプリングとの間に介在して
いる。
一方、第2の自動変速機構部12は1個のシングルプラ
ネタリギヤ13を有しており、またカウンタ軸11上に
はベアリング75を介してカウンタドリブンギヤ33が
回転自在に支持されている。更に、該カウンタ軸11上
には減速ギヤ35が固定されていると共に、該カウンタ
軸11はその両端をベアリング88.89により回転自
在に支持されてトランスアクスルケース2内に設置され
ている。
ついで、第1図に基づき、第2の自動変速機構部12を
詳細に説明する。
前記プラネタリギヤ13oyリングギヤR3はカウンタ
ドリブンギヤ33に連結されており、またビニオンP3
を支持するキャリヤCR3はカウンタ軸11を外径方向
に膨出して一体に形成されている。更に、サンギヤS3
は軸11上にブツシュ90.91.スラストベアリング
83.85により回転自在に支持された八ツ3に形成さ
れており、該ハブ3の外径部に固定されたドラム77は
その外周面にバンドツレーキからなる第4の(アンダー
ドライブ)ブレーキB4が係合されている。また、該ド
ラム77の内周面とキャリヤCR3に固定されたハブ7
8との間には多板からなる第3の(ダイレクト)クラッ
チが介在して′おり、更に該クラッチC3に隣接した前
記ハブ3とトラム77の間にはピストン部材15か油密
状に嵌合してクラッチC3操作用の油圧アクチュエータ
5が構成されている。そして、ピストン部材15、ドラ
ム77及びハブ3とにより形成される空間に前記油圧ア
クチュエータ5の油室5aが形成されている。更に、ピ
ストン部材15には回転時の遠心油圧を排除するチエツ
クバルブ86か配設されている。
そして、ピストン部材15とハブ3に固着されたリング
82との間にはスプリング73が縮設されており、ピス
トン部材15の戻しスプリングとなっている。また、ト
ランスアクスルケース2端部にはボス部2aが形成され
ており、該ボス部2aには前述のベアリング83を介し
てカウンタ軸11か回転自在に支持されている。更に、
該カウンタ軸11の中心部には潤滑油孔11aか形成さ
れており、該軸11の径方向には横孔11b・・・が形
成されていると共に、該潤滑油孔11aの先端に栓92
が取付けられており、適宜各所を潤滑するように構成さ
れている。なお、該潤滑油孔11aは前述のキャリヤC
Ra内に形成されている潤滑油孔16に直接接続されて
おり、該油孔16はビニオンP3内に形成されている潤
滑油孔17に接続されていると共に、該油孔17は前記
ピニオンP3に形成されている油孔18に接続されてい
る。また、前記ボス部2aの外周面にはハブ3の延長部
か被嵌しており、該延長部分が第3のワンウェイクラッ
チF3のインナーレースを構成している。そして、第3
のワンウェイクラッチF3か該インナーレースとトラン
スアクスルケース2との間に配置されている。更に、該
ワンウェイクラッチF3にはハブ3に形成された油路3
aか接続されており、油孔11bから供給される潤滑油
に適宜潤滑される。
更に、トランスアクスルケース2の側面にはりャカバ−
42がボルトにより固定されており、該リヤカバー42
内側にはパルツボデイ44(第4図参照)から油圧を供
給するパイプ1aが配置されている。また、アクスルケ
ース2のホス部2aには軸方向に油孔1bが形成されて
おり、該油孔の先端部分に連通して該ボス部2aの外周
面に開口する扇形または円弧状の凹溝1cが形成されて
おり、油孔1bに前記パイプ1aが油密状に連結されて
、供給油路1を構成している。一方、該ボス部2aに摺
接するハブ3の内周面には、前記扇形(円弧状)凹溝1
cと同一平面にて環状の凹溝6が形成されており、該環
状の凹溝6の底部6aに向けて、前記油圧アクチュエー
タ5の油室5aから斜めに油路7が形成されている。ま
た、ボス部2aの外周面における前記環状凹溝6を挟ん
で両側近傍にはシール溝2c、2dが形成されており、
該溝にシールリングが挿入されて油圧供給時の油漏れを
防止している。
また、フロントディファレンシャル装置29は、第4図
に示すように、デフキャリヤとなるリングギヤマウント
ケース36を有しており、該ケース36はベアリングを
介してハウジング41及びケース2に回転自在に支持さ
れている。更に、該マウントケース36上には前記減速
ギヤ35と噛合する大径のリングギヤ39か固定されて
おり、またその内部にはピニオン軸80によりピニオン
ギヤ81が回転自在に支持されていると共に、該ギヤ8
1に噛合する左右サイドギヤ37a、37bが回転自在
に支持されている。そして、該サイドギヤ37a、37
bには左右フロントアクスル軸23a、23bがそれぞ
れ嵌合・連結される。
本実施例は以上のような構成よりなるので、第1の自動
変速機構部10により適宜変速された回転はカウンタド
リブンギヤ33から第2の自動変速機構部12に伝達さ
れる。そして、Dレンジ、ルンジ、2レンジ、及び3レ
ンジにおける1速及び2速時では、第4の(アンダード
ライブ)ブレーキB4及び第3のワンウェイクラッチF
3によりサンギヤS3が停止されており、第2の自動変
速機構部12はアンダードライブ(減速回転)状態とな
り、該回転がキャリヤCR3に取出される。更に、該減
速回転は前述第1の自動変速機構部10により適宜変速
された回転と組合されて、フロントディファレンシャル
装置29に伝達される。
また、3速及び4速では、第3のくダイレクト)クラッ
チC3が係合する。即ち、該クラッチC3係合川の油圧
がバルブボディ44からパイプ1a及び油孔1bを通り
扇形(円弧状)凹溝ICに供給される。更に、該凹溝1
0から、ハブ2に形成された環状凹溝6を経て油路7を
通り油圧アクチュエータ5の油室5aに供給され、ピス
トン15を伸長して第3のクラッチC3が係合される。
この状態では、第4の(アンダードライブ)ブレーキB
4は解放されており、前述第3の(ダイレクト)クラッ
チC3の係合に基づき、キャリヤCR3とサンギヤS3
とが一体に回転して直結回転となる。そして、該直結回
転は前述第1の自動変速機構部10において適宜変速さ
れた回転と組合されて、フロントディファレンシャル装
置29に伝達される。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、斜め油路(7)は
凹溝(6)の底部(6a)まで穿設すれば足り、ハブ(
3)の内周面まで貫通するものに比し、短くて足り、従
ってその分ハブ(3)の摺接部分を短く構成することが
でき、軸方向寸法の短縮化を図ることができる。
特に、カウンタ軸(11)上に配設した第2の自動変速
機構部(12)におけるダイレクトクラッチ(C3)操
作用油圧アクチュエータ(5)の供給油路構造に適用す
ると、制約の厳しいカウンタ軸(11)の軸方向寸法の
短縮化が可能となり、自動変速機(A)の搭載性能を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油路構造を示す断面図、第2図は
本発明を適用した自動変速機を示す概略図、第3図はそ
の作動を示す図、第4図はその自動変速機の全体を示す
断面図である。そして、第5図は従来例を示す図である
。 1・・・供給油路   1a・・・バイブ   1b・
・・油路   IC・・・扇形又は円弧状凹溝2・・・
トランスアクスルケース   2a・・・ボス部   
3・・・ハブ   5・・・油圧アクチュエータ   
5a・・・油室   6・・・環状の凹溝6a・・・底
部   7・・・斜めの油路   9・・・入力軸  
 10・・・第1の自動変速機構部11・・・カウンタ
軸   12・・・第2の自動変速機構部 C3・・・第3の(ダイレクト) クラ ッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、供給油路を有する固定部材ボス部上に、回転自在に
    摺動するハブを備え、かつ該ハブに油圧アクチュエータ
    を配設してなる自動変速機において、 前記ボス部の供給油路に整合する平面上における前記ハ
    ブ内周面に、環状の凹溝を形成し、かつ該凹溝の底部と
    前記油圧アクチュエータの油室とを連通するように斜め
    に油路を形成した、 ことを特徴とする自動変速機における油路構造。 2、前記自動変速機が、入力軸上に前進3速からなる第
    1の自動変速機構部を備え、かつ該入力軸と平行するカ
    ウンタ軸上にアンダードライブ及び直結を切換える第2
    の自動変速機構部を備えてなり、かつ前記油圧アクチュ
    エータが、前記第2の自動変速機構部を直結するダイレ
    クトクラッチ操作用油圧アクチュエータである、 請求項1記載の自動変速機における油路構造。
JP63215864A 1988-08-29 1988-08-29 自動変速機における油路構造 Pending JPH0262466A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63215864A JPH0262466A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 自動変速機における油路構造
DE19893906255 DE3906255A1 (de) 1988-08-29 1989-02-28 Oelkanalanordnung in einem automatik-getriebe
US07/652,365 US5195400A (en) 1988-08-29 1991-02-07 Oil channel structure in automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63215864A JPH0262466A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 自動変速機における油路構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0262466A true JPH0262466A (ja) 1990-03-02

Family

ID=16679536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63215864A Pending JPH0262466A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 自動変速機における油路構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0262466A (ja)
DE (1) DE3906255A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345330A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Nec Corp 自動ケーブル繰出し量設定回路
JP2019157942A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 いすゞ自動車株式会社 シャフト、シャフトの支持構造及び、動力伝達装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2677422B1 (fr) * 1991-06-07 1995-05-05 Renault Dispositif de changement de vitesse automatique transversal en bout.
FR2791407B1 (fr) * 1999-03-22 2001-06-08 Renault Transmission pour vehicule automobile a boite de vitesses automatiques

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2909255A (en) * 1955-08-30 1959-10-20 Dodge Mfg Corp Dynamic mechanism
EP0039368A4 (en) * 1979-08-08 1982-03-29 Iseki Agricult Mach RESET GEAR.
JP2533482B2 (ja) * 1985-10-16 1996-09-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 横置き式自動変速機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345330A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Nec Corp 自動ケーブル繰出し量設定回路
JP2019157942A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 いすゞ自動車株式会社 シャフト、シャフトの支持構造及び、動力伝達装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE3906255A1 (de) 1990-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4957195A (en) Hydraulic device for an automatic transmission
JP4356679B2 (ja) 摩擦係合装置
WO2015034057A1 (ja) 変速装置
US5029685A (en) Oil sealing structure for a hydraulic device for an automatic transmission
KR940010689B1 (ko) 자동변속기구
JPH0251648A (ja) 自動変速機における油路構造
JP3888834B2 (ja) 車両用自動変速機
JP2005180699A (ja) 自動車用多段自動変速機
KR100239861B1 (ko) 자동변속기의 오일윤활구조
JP2892015B2 (ja) 自動変速機の自動変速機構
US5195400A (en) Oil channel structure in automatic transmission
JPH0262466A (ja) 自動変速機における油路構造
JP4230728B2 (ja) 自動変速機用摩擦要素の作動油路構造
JPH0819996B2 (ja) 車両用遊星歯車式自動変速機
JP2009121631A (ja) 自動変速機のピストン装置
JP2671221B2 (ja) 自動変速機におけるワンウェイクラッチ潤滑装置
JP2892019B2 (ja) 自動変速機における潤滑装置
JP2672002B2 (ja) 自動変速機
JP2007092821A (ja) 摩擦係合装置
JPH02120573A (ja) 自動変速機における潤滑装置
JP2017227339A (ja) 変速装置
JP2844038B2 (ja) 車両用変速装置
JP2821016B2 (ja) 自動変速機におけるキャリヤ装置
JP3065623B2 (ja) ワンウェイクラッチの潤滑装置
JPH02113151A (ja) 自動変速機におけるクラッチ連動装置