JPH026186A - ページめくり装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数枚の紙葉を綴ってなる媒体の改ページ動作
を行なうページめくり装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置を説明するが、媒体として銀行等の
通帳を例に説明する。第５図は従来のページめくり装置
の動作を分解した分解図である。

ここで１は搬送路ベース、３２は搬送路カバー３３は後
述のシャッター３４の抑えカバー、３４はシャッター、
３５は押圧ローラ、３６は押圧ローラ３５を付勢する線
材、３９は回転軸、４０は回転軸３９に固定された改ペ
ージローラ、４５はソレノイド、４６は通帳を改ページ
ローラ４０に付勢するためのバット、４７は搬送軸、４
８は搬送軸４７に固定されて通帳を搬送する搬送ローラ
、２０はめくるべきページを上にした通帳、２１はめ（
るページである。

以上のように構成されたページめ（り装置について、そ
の動作を説明する。

まず、め（られるページが上面となっている通１２０を
ページめくりを行なう所定の位置へ搬送して位置決めを
行なう。次に第５図（ａ）のようにソレノイド１５を矢
印ａ方向に作動させ、バット４６を突き上げると通帳２
０のめくられるページ２１は、改ページローラ４０に押
し付けられる。

次に回転軸３９を矢印す方向に回転させることにより、
回転軸３９に固定された改ページローラ４０も矢印す方
向に回転する。改ページローラ４０の回転とともに、改
ページローラ４０に押し付けられているページ２１も改
ページローラ４０との摩擦により矢印ｄ方向に送られよ
うとするが、通帳２０は搬送ローラ４８と押圧ローラ３
５により拘束されているため動けずめくられるページ２
１だけが徐々にめくり上げられる。次にめくられるペー
ジ２１の終端が搬送ローラ４０とバット４６との間を通
り抜ける前にソレノイド１５を第５図（ｂ）の矢印ｅ方
向に作動させて通帳２０を改ページローラ４０から離し
２枚目のページをめくってしまうことを防止する。次に
第５図の（Ｃ）の矢印Ｃ方向に通帳を送って、１ページ
のページめくりが完了する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の構成では、２枚目以降のページをめ
くらないようにバットを上下させる必要があったのでソ
レノイド等のアクチュエータが必要であった。さらに複
数枚のページをめくる場合には第５図（ｃ）の後第５図
（ａ）から繰り返そうとすると第５図（ｃ）のめくられ
たページが次のページと改ページローラに巻き込まれる
ため１枚めくっては通帳を動かして、め（られたページ
を反対側のページに重ねる必要があるためにページめく
りに時間がかかっていた。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、モータによって回
転する回動軸と、回動軸の回転に伴って該回動軸の周囲
を回転する改ページローラと、改ページローラの回動軸
の周囲での回転方向と同じ方向に該改ページローラを回
転する改ページローラ回転歯車を設け、或は、モータに
よって回転する回動軸と、回動軸の回転に伴って回動軸
の周りを回転する複数の回転軸に改ページローラを設け
、改ページローラを複数枚の紙葉を綴った媒体に当接し
て改ページするようにした。

作用 この改ページローラそのものが回転しなから回動軸の周
りを回転してページめ（りを行なう。つまり、改ページ
ローラがパージめくり動作を行なうときには媒体に当接
し、めくった後は媒体から離れる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説吸す
る。

第１図は、本発明の一実施例におけるページめ（り装置
の斜視図を示すものである。第１図において１は通帳を
搬送する為の搬送路、２は搬送路カバーで搬送路１にね
じ止めされている。３はシャッターカバー、４はシャッ
ターでシャッターカバー３に沿って移動する。５は通帳
を搬送ローラに押し付ける押圧ローラ、６は押圧ローラ
５を付勢するばね、７は後述の回動軸９を駆動するステ
ッピングモータ、８は後述の回動軸９の周りを回転する
回転軸、９は回動輪、１０はゴム等で作られた改ページ
ローラで、回転軸８に固定されている。

１１は回動軸９に固定され、回動軸９の回転と共に回転
しつつ、回転軸８を回転自在に支持する支持部材、１２
は回転軸８に固定された遊星歯車、１３は後述の側板２
２にねじ止めされている固定歯車、１４は通帳を押圧付
勢する背圧ローラ、２３は発光素子と受光素子とを組み
合わせたセンサで、支持部材１１が発光素子と受光素子
との間を横切ることで改ページローラ１０の位置を検出
する。２２は搬送路１にねじ止めされた・側板である。

第２図は第１図における遊星歯車１２と固定歯車１３部
分を拡大した詳細図である。ここで２５は黄銅等で作ら
れた固定部材、１１は銅板で作られた支持部材で、固定
部材２５に挟まれて固定されている。また固定部材２５
は回動軸９にねじで締結されている。２６は回転軸８と
支持部材１１の間に設けられ、回転軸８を回動自在に保
持する軸受、遊星歯車１２は回転軸８にねじで締結され
、固定歯車１３と噛み合っている。固定歯車１３は回動
軸９を支持するベアリング２３の外輪で位置決めされ、
側板２２にねじ２７で固定されている。

２３は発光素子と受光素子とを対面させたセンサで、固
定歯車１３にねじで締結されている。

第３図は、順方向のページめくりの動作の分解図である
。ここで２０は通帳、２０ａは通帳の綴目、２１はめく
られるページである。第４図は逆方向のページめくりの
動作を説明する分解図である。以下その動作を詳細に説
明する。

まず、搬送されてきた通帳２０は第３図（ａ）の位置に
止り、背圧ローラ１４によって改ページローラ１０の側
に反る。この状態になったところで、ステッピングモー
タ７を駆動して回動軸９をａの方向に回転（以下公転と
言う）する。すると改ページローラ１０は固定歯車１３
と遊星歯車１２との噛み合いによりｂ方向に回転（以下
自転と言う）する。改ページローラ１０は公転と自転と
を行いながらめくるページ２１に近づ（。そしてめくる
ページに接すると、背圧ローラ１４を押し下げなからめ
（るページ２１を掻き揚げ、第３図の（ｂ）のように、
背圧ローラ１４を最も押し下げた時には改ページローラ
１０の自転によりめくるページ２１のほとんどは通帳２
０から離れている。さらに、改ページローラ１０は自転
公転を続けて、めくるページ２１をめくり、次第に背圧
ローラ１４から遠ざかり、ついには第３図の（ｃ）に示
すようにめくるページ２１をはねあげた後、支持部材１
１がセンサ２１を横切った位置でステッピングモータ７
を止めて、１ページのめ（り動作を終了する。或は、連
続してページめくりを行なう場合、回動軸９を更に矢印
ａ方向に回転することによってページめくりを行なうこ
とができる。

そして、必要な枚数のページめくりが終了したら搬送ロ
ーラ１８を駆動して通帳２０を第３図（ｃ）の矢印Ｃ方
向に搬送すると、シャッタ３によってめくられたページ
２１は通帳の左側のページに重ねられ、ページめくり動
作を終了する。

第４図は逆方向のページめ（りの動作を示す図であるが
、順方向のページめ（りと異なる点は、通帳の停止位置
と、回動軸９の回転方向とめくり終えてからの通帳の移
動方向であり、他の点については順方向と同様である。

発明の効果 本発明は、モータによって回転する回動軸と、回動軸の
回転に伴って該回動軸の周囲を回転する改ページローラ
と、改ページローラの回動軸の周囲での回転方向と同じ
方向に該改ページローラを回転する改ページローラ回転
歯車とによって或は、回動軸の周りを回転する複数の回
転軸に設けた改ページローラによって改ページローラを
複数枚の紙葉を綴った媒体に当接して改ページするよう
にしたので、改ページ動作は単に必要な枚数分連続して
回動軸を回転することでことで容易に行なえ、従来のよ
うなプランジャと改ページローラとの動作タイミングを
制御する必要もなければ、１枚めくる毎に通帳を異動す
る必要もな（なる。

したがって、高速にかつ確実にページめくりを行なうこ
とが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の位置実施例の概略を示す斜視図、第２
図は遊星歯車部分を拡大した拡大図、第３図は順方向の
ページめくり動作を示す分解図、第４図は逆方向のペー
ジめくり動作を示す分解図、第５図は従来のページめく
り装置の動作を示す分解図である。 ８・・・・回転軸　　　　　　　９・・・・回動軸１０
・・・・改ページローラ　　１２・・・・遊星歯車１３
・・・・固定歯車　　　　　１４・・・・背圧ローラ代
理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータによって回転する回動軸と、前記回動軸の
   回転に伴って該回動軸の周囲を回転する回転軸と、前記
   回転軸に固定された改ページローラと、前記回転軸の前
   記回動軸の周囲での回転方向と同じ方向に該回転軸を回
   転する改ページローラ回転歯車とを有し、前記改ページ
   ローラを複数枚の紙葉を綴った媒体に当接して改ページ
   することを特徴とするページめくり装置。
2. （２）モータによって回転する回動軸と、前記回動軸の
   回転に伴って該回動軸の周囲を回転する複数の回転軸と
   、前記回転軸に設けられた改ページローラとを有し、前
   記改ページローラを複数の紙葉を綴った媒体に当接して
   改ページすることを特徴とするページめくり装置。