JPH0260549B2 - - Google Patents

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JPH0260549B2
JPH0260549B2 JP59267221A JP26722184A JPH0260549B2 JP H0260549 B2 JPH0260549 B2 JP H0260549B2 JP 59267221 A JP59267221 A JP 59267221A JP 26722184 A JP26722184 A JP 26722184A JP H0260549 B2 JPH0260549 B2 JP H0260549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating element
conductive rubber
grip
rim portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59267221A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61146670A (ja
Inventor
Nobuyuki Suzuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP26722184A priority Critical patent/JPS61146670A/ja
Publication of JPS61146670A publication Critical patent/JPS61146670A/ja
Publication of JPH0260549B2 publication Critical patent/JPH0260549B2/ja
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  • Steering Controls (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車におけるステアリングホイール
のハンドウオーマ装置として開発されたものであ
るが、シフトレバーなど他の自動車用内装品のハ
ンドウオーマ装置としても利用できるものであ
る。
(従来技術及びその問題点) 寒冷期においてステアリングホイールが冷えき
つている状態で自動車を発進させると、ステアリ
ングホイールを握つた運転者の手が凍えて、円滑
な運転ができない場合がある。
そこで実開昭58−90873号公報に示されるよう
に、ステアリングホイールの握り部に発熱体を埋
設して、運転者の手を暖めるハンドウオーマ装置
が提案されている。しかし、この従来技術は、ス
イツチを入手によりオン・オフ操作することによ
つて発熱体への通電を制御するように構成されて
いるので、そのスイツチ操作が煩わしいという問
題がある上に、スイツチのオフ操作を忘れると無
駄に電力を消費するという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の問題点を解消すること
を目的とする。
(発明の構成) 本発明は上記目的を達成するため、自動車用内
装品1の握り部2に発熱体3を配設したものにお
いて、前記握り部2に握力センサ4を配すると共
に、握力センサ4の検出圧力に対応して、前記発
熱体3への通電の有無を制御するコントローラ5
を配して、自動車用内装品1のハンドウオーマ装
置を構成したことを特徴とする。
(実施例) 図示する実施例はステアリングホイール1のハ
ンドウオーマ装置に係るものである。
ステアリングホイール1の握り部、すなわちリ
ム部2には、第4図及び第5図に示すように発熱
体3と握力センサ4とを兼ねる導電ゴム34が埋
設されている。図示する例では、前記導電ゴム3
4はリム部2の左右2箇所に配設されている。又
前記リム部2は、第5図に示すような多層構造に
構成され、芯金6の周囲に硬質合成樹脂製の内層
体7、その外周に前記導電ゴム34、更にその外
周に発泡ウレタン樹脂製の外層体8が夫々形成さ
れている。
前記導電ゴム34は非導電ゴム製マトリツクス
中に導電性粒子を均一に分散配合させてなるもの
で、非圧縮時にも適度な電気抵抗を有して発熱体
としての機能を有するように構成されると共に、
これに押圧力が加わると押圧力の増大に伴つて電
気抵抗が減少して感圧センサ(握力センサ)とし
ての機能を有するように構成されている。前記導
電ゴム34の一端にはリード線を介してコントロ
ーラ5の制御ヒータドライバ11が接続され、他
端はリード線を介して接地されている。又導電ゴ
ム34の電気抵抗はコントローラ5のA/D変換
器12によつてデイジタル変換されて、コントロ
ーラ5のマイクロコンピユータ13に入力され
る。
前記リム部2には、リム部2の温度を検出する
ための温度センサ9が埋設されている。この温度
センサ9としてはサーミスタを採用すると好適で
ある。この温度センサ9で検出された温度は前記
A/D変換器12によつてデイジタル変換され
て、前記マイクロコンピユータ13に入力され
る。
前記リム部2には、リム部2の温度の過上昇を
防ぐために、感温リミツトスイツチ10を埋設
し、且つこれを前記導電ゴム34に直列に接続し
ている。この感温リミツトスイツチ10として
は、薄膜バイメタルを採用すると好適である。そ
してリム部2の温度が過上昇して所定値以上とな
ると、前記感温リミツトスイツチ10の接点が開
き、ハード的に導電ゴム34の通電を遮断するこ
とにより、安全を図つている。
前記マイクロコンピユータ13の記憶部には、
前記導電ゴム34(握力センサ4)に加わる押圧
力、すなわち運転者が前記リム部2を握つた際の
握力Pが所定値P0以上か否かを判断するデータ
が記憶されている。又前記マイクロコンピユータ
13が記憶部には、前記温度センサ9で検出され
た温度データに対応して前記制御ヒータドライバ
11に適切な制御信号を出力するための温度制御
データも記憶されている。
前記制御ヒータドライバ11は通電のON・
OFF比(デユーテイ比)を制御されることによ
つて、前記導電ゴム34(発熱体3)の発熱量を
コントロールしている。
前記コントローラ5には、イグニツシヨンスイ
ツチ14及び手動スイツチ15が直列に接続さ
れ、両スイツチ14,15が共にONのときのみ
作動するように構成されている。従つて本発明の
システムはイグニツシヨンスイツチ14がOFF
のときは稼動せず、又運転者が手動スイツチ15
をOFFにしておくと、稼動しないようにするこ
とができる。尚、前記手動スイツチ15に代えて
車室内の温度を検出して、所定温度以下のときの
みON状態となる感温スイツチを設けてもよい。
次に上記システムの作用を、第3図に示すフロ
ーチヤートに基いて説明する。
前記両スイツチ14,15が共にONされる
と、前記フローチヤートにおけるステツプ100
の握力読み取りが実行される。このステツプでは
制御ヒータドライバ11から微小電流(一定値)
が導電ゴム34(握力センサ4)に印加され、こ
れに基き電気抵抗データがマイクロコンピユータ
13に読みとられる。そしてこれに基き、前記握
力Pが判断される。次のステツプ101において
は、前記握力Pが所定他P0以上か否かを判断さ
れる、運転者が前記リム部2を握つていないとき
は、当然P<P0となるので、ステツプ100に
戻る(ステツプ101→ステツプ100間に待ち
時間を設定しておくと好適である。)。一方運転者
が前記リム部2を或る程度以上の握力で握つてい
る場合にはP≧P0となるので次のステツプ10
2に進む。
ステツプ102では、温度センサ9で検出され
たリム部2の温度データがマイクロコンピユータ
13に読み取られる。そして次のステツプ103
ではこの温度Tが高温側設定値TH以上か否かが
判断され、T≧THの場合には適当な待ち時間
(図示せず)を置いてステツプ102に戻る。他
方、T<THの場合には、続いてステツプ104
において、この温度Tが低温側設定値TL以下か
否かを判断される。そしてT≦TLの場合には、
ステツプ105に移行して、マイクロコンピユー
タ13より制御ヒータドライバ11に連続発熱指
令が出力される。これは制御ヒータドライバ11
からデユーテイ比1の通電が導電ゴム34(発熱
体3)になされることを意味し、導電ゴム34は
所定時間最大に発熱する。この結果、第2図に示
すようにリム部2の温度Tは急上昇する。その後
ステツプ106においてステツプ102と同様の
温度読み取りが行なわれて、ステツプ104に戻
る。
前記ステツプ104において、T>TLと判断
されると、ステツプ107に移行する。このステ
ツプでは前記温度Tに応じて適切なデユーテイ比
の通電が行なわれるように、制御ヒータドライバ
11に発熱のデユーテイ制御指令が出力される。
そして所定時間前記通電が導電ゴム34(発熱体
3)になされる結果、第2図に示すようにリム部
2の温度Tはその温度上昇率を減じながら緩やか
に上昇する。その後ステツプ108においてステ
ツプ102と同様の温度読み取りが実行され、次
いでステツプ109において前記温度Tが前記高
温側設定値T以上か否かを判断される。T≧TH
の場合にはステツプ100に戻り、T<THの場
合にはステツプ104に戻る。
以上のように本実施例においては、温度センサ
9、コントローラ5、導電ゴム34(発熱体3)
によつて構成されるフイードバツク制御システム
によつて、第2図に示す温度特性を有する制御が
行なわれる。又本実施例では前記導電ゴム34の
握力センサ4としての機能により、ステアリング
ホイール1のリム部2に握力が加わつていること
を検知すると、前記高温側設定値THに達するよ
うに導電ゴム34(発熱体3)の発熱を制御する
ことができる。
本発明は上記実施例に示す外、種々態様に構成
することができる。例えばリム部2の断面構造を
第6図に示すように構成し、導電ゴム34と外層
体8との間に介在させた硬質合成樹脂製の可変形
カバー体16の変形によつて、リム部2を握る握
力が導電ゴム34に均等に加わるようにしてもよ
い。
又上記実施例では導電ゴム34が発熱体3と握
力センサ4とを兼ねているが、これらを別々の構
造としてもよい。そして発熱体3としては、導電
ゴム34の外、導電プラスチツク、金属ヒータ線
などを採用することができる一方、握力センサ4
としては導電ゴム34の外、ロードセルなどを採
用することができる。又発熱体3への通電を制御
するコントローラ5は、上記実施例に示すものに
限定されないことは勿論である。
更に本発明はステアリングホイール1のハンド
ウオーマ装置に適用できる外、他の自動車用内装
品、例えばシフトレバーのハンドウオーマ装置に
適用することも可能である。
(発明の効果) 本発明は上記構成を有し、ステアリングホイー
ルなどの自動車用内装品の握り部に配した握力セ
ンサによつて、発熱体への通電の有無を制御でき
るので、自動的にハンドウオーマ装置を作動させ
ることができ、従来のような人手による煩わしい
スイツチ操作が不要になり、又前記握り部から手
を離すと、自動的に発熱体への通電をOFFする
ことができ(但し、所定時間後、或いは所定温度
に達した後に自動的にOFFされる場合もある。)、
無駄な電力消費を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すシステム図、第
2図は上記実施例において制御される温度Tと時
間tとの関係を示す温度特性図、第3図はフロー
チヤート図、第4図はステアリングホイールを示
す概略図、第5図は第4図のV−V線拡大断面
図、第6図は本発明の他の実施例におけるステア
リングホイールのリム部における断面図である。 1……自動車用内装品、2……握り部、3……
発熱体、4……握力センサ、5……コントロー
ラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車用内装品の握り部に発熱体を配設した
    ものにおいて、前記握り部に握力センサを配する
    と共に、握力センサの検出圧力に対応して、前記
    発熱体への通電の有無を制御するコントローラを
    配したことを特徴とする自動車用内装品のハンド
    ウオーマ装置。
JP26722184A 1984-12-18 1984-12-18 自動車用内装品のハンドウオ−マ装置 Granted JPS61146670A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26722184A JPS61146670A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 自動車用内装品のハンドウオ−マ装置

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JP26722184A JPS61146670A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 自動車用内装品のハンドウオ−マ装置

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JPS61146670A JPS61146670A (ja) 1986-07-04
JPH0260549B2 true JPH0260549B2 (ja) 1990-12-17

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JPS61146670A (ja) 1986-07-04

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