JPH0259574A - ピラジノン誘導体又はその塩類 - Google Patents

ピラジノン誘導体又はその塩類

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JPH0259574A
JPH0259574A JP20899788A JP20899788A JPH0259574A JP H0259574 A JPH0259574 A JP H0259574A JP 20899788 A JP20899788 A JP 20899788A JP 20899788 A JP20899788 A JP 20899788A JP H0259574 A JPH0259574 A JP H0259574A
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JP
Japan
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group
compound
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alkyl
pyrazinone
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JP20899788A
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Hiromi Okujima
奥島 弘己
Akihiro Narimatsu
明博 成松
Rikizo Furuya
力三 古矢
Yoshi Kitada
好 喜多田
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は強心剤として有用な新規なビラジノン誘導体ま
たはその塩類に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
強心剤は心臓に直接作用してその収縮力を強める作用を
有し、従来種々の薬剤が心不全の治療に利用されている
しかしながら、これらの強心剤は安全域が極度に狭く不
整脈の原因となったシあるいはその強心作用が一過性で
、かつ経口投与に適さないといった不都合を有するもの
が多い。
本発明者らは強心剤として活性が高く、かつ効果の持続
性が十分発揮できる化合物の探索を行ない鋭意検討した
結果、本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明の要旨は、下記一般式(I):R2 (上記式中、Aは1〜3個の窒素原子を含む!員環また
はt員環の複素環基を表わし、その環上にC1〜C5の
アルキル基、シアン基、カルボキシルTi 、(+ −
Csのアルコキシカルボニル基、水酸基、C1〜C5の
アルコキシ基、アミノ基、C1〜C5のアルキルアミノ
基、02〜c6のジアルキルアミノ基、C2〜C5のア
シルアミノ基およびカルバモイル基より選ばれる少くと
も1つの置換基を有してもよい。
またR1およびR2は、それぞれ独立して水素原子また
はCl−C5のアルキル基を表わす。)で示されるビラ
ジノン誘導体又はその塩類に存する。
以下、具体例を示し本発明の詳細な説明する。
上記一般式(1)におけるAの具体例としては、ピリジ
ル基、ピリダジニル基、ピリミジル基、ピラジニル基、
δ−トリアジニル基、ω−トリアジニル基、′ピロリル
基、イミダゾリル基、ピに少くとも1つの置換基を有し
ていてもよい。
該置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基等のC1〜C5の直鎖または分枝したアルキル
基;シアノ基;カルボキシル基:メトキシカルボニル基
、エトキシカルボニル基、プーボキシ力ルポニル基、ブ
トキシカルボニル基等のC1〜C5の直鎖または分枝し
たアルコキシカルボニル基;水酸基;メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等のC,−C。
の直鎖または分枝したアルコキシ基;アミノ基;メチル
アミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミン基、ブチル
アミノ基等の01〜C5の直鎖または分枝したアルキル
アミノ基;ジメチルアミン基、ジエチルアミノ基、ジプ
ロピルアミノ基等の02〜C6の直鎖または分枝したジ
アルキルアミノ基ニアセチルアミノ基、グロビオニルア
ミノ基、ブチリルアミノ基等のC2〜C5の直鎖または
分枝したアシルアミノ基;およびカルバモイル基が挙げ
られる。
またR1およびR2の具体例としては水素原子およびメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のCl−C
aの直鎖または分枝したアルキル基が挙げられる。
上記一般式(1)で示されるビラジノン誘導体の具体例
としては以下に示すような化合物が挙げられる。
2H5 2H5 る。
本発明にお”けるビラジノン誘導体は、例えば次の様な
経路で製造される。
q、1 (II)        (I[I) また上記化合物の薬剤的に許容され得る塩類も本発明の
範囲に含まれる。上記塩類としては塩酸、リン酸等の鉱
酸の塩および乳酸、酢酸等の有機酸の塩が挙げられる。
これらの化合物はいずれも強心剤として有用である。
次に本発明の化合物の製造法について説明す(上記式中
、 A、 R’およびR2は既に定義したとお)であシ
、Xはハロゲン原子を表わす0)すなわち、前記化合物
(II)と化合物(I[[)をN、N−ジメチルホルム
アミド、N、N−ジメチルアセトアミドあるいはN−メ
チルーコービロリドン等の不活性溶媒中で500〜20
0℃において0.5〜/θ時間加熱することにより目的
とするビラジノン誘導体(I)を合成できる。
なお、塩基としてトリエチルアミンおよび/、?−ジア
ザビシロ〔夕、り、(17)−7−ウンデセン等の有機
塩基あるいは炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウム等の無
機塩基を添加してもよい。
また触媒として銅化合物を用いてもよい。
出発原料として使用する前記化合物(II)は、T、セ
ラトスキー(T、 5heradsky )らにょシ、
ジャーナル・オフ・ザ・ケミカル・ソサエティ・パーキ
ン・トランザクションI (J 、C,S、 Perk
i口■)、第129に〜12ワタページ(1977年)
に記載された方法によ)、下記の経路で製造される。
R’ (F/)        (V) (上記式中、RI  R2およびXは既に定義したとお
シであり’、Qはアセチル基、プロピオニル基等のアシ
ル基あるいはベンジルオキシカルボニルts、tert
−ブトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基を
表わす。) 本発明の化合物を強心剤として用いる場合は、経口、非
経口の適当な投与方法によシ投与することができる。
この場合、提供される形態としては、経口投与用には例
えば散剤、顆粒、錠剤、糖衣錠、ピル、カプセル、液剤
等、非経口投与用には例えば廃剤、懸濁液、液剤、乳剤
、アンプルおよび注射液等が挙げられる。勿論これらを
組み合わせた一形態でも提供しうる。
製剤化に際しては、この分野における常法によることが
できる。
また、本発明の化合物を強心薬として投与する量は、年
令、性別、体重、感受性差、投与方法、投与の時期・間
隔、病状の程度、体調、医薬製剤の性質・調剤・種類、
有効成分の種類などを考慮して、医師によシ決定される
例えば、経口投与の場合、体重/kl/日当シ、0 、
 /−/ Om9 / 14程度の投与量が選ばれるが
、もちろんこれに制限されない。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限シ、以下の実施例によっ
て限定されるものではない。
(a)t−(4を一力ルボペンジルオキシアミノフェニ
ル)−2(/H)−ビラジノン クロロビラジノン2,239とN−カルボベンジルオキ
シ−N−フェニルヒドロキシアミン乙、θ、l’ f 
’I N、N−ジメチルホルムアミド2jrttlに溶
解し、水冷、室温攪拌下6θチ水素化ナトリウム/1を
一時に添加した。同温度で一夜攪拌し、反応混合物を水
冷後、水/、2夕atとエーテル30atを加え、析出
した固体を戸数し、水洗し、エーテル洗浄した。風乾後
、上記目的物2.079を得た。この生成物は精製する
ことなく次工程に使用した。
上記合成反応(ωで得た粗生成物全量に酢酸ioゴとl
!チ臭化水素/酢酸10rttlを加え、//θ℃油浴
上l夕分間加熱した。反応混合物を水冷後アセトン3θ
mlとエーテル70rdを加え、析出した結晶を戸数し
た。その結晶を温水100mに溶解し、氷冷しながら/
N−水酸化ナトリウムを加え中和した。析出した結晶を
戸数し、水洗後乾燥し、上記目的物0.9rfを得た。
実施例 t−(g−(¥−ピリジルアミノ)フェニル)
−−2(/H)−ビラジノン t−(4t−アミノフェニル)−,2(/H)−ビラジ
ノンo、rtyをN−メチル−コーピロリドングゴに溶
解し、?θ℃油浴上にて加熱攪拌下、トリエチルアミン
0,2/rnlとダークロルピリジ、ン・塩酸塩θ、4
trtを順次加え、同温度で2時間攪拌を続けた。反応
混合物を氷冷し、アセトン20tdを加え析出した固体
を戸数した。
固体を風乾後、温水lθOytlに溶解し、氷冷しなが
ら/N−水酸化ナトリウムで中和した。
析出した固体を戸数し、シリカゲルカラムクロマト処理
(溶媒:クロロホルム/メタノール/酢酸=20///
θ、l→//110.l)した。目的物を含む分画を集
め濃縮し、残渣をメタノール20m1とアセトンl0m
1に溶解し、水冷後(<N−塩酸/ジオキサンO0♂d
を加えた。ついでアセトンコθゴとエーテル30rxl
を加え析出した収量:Ooおり(靭60チ)、融点:〉
3θ0℃IR: /に4を5副−l 試験例 本発明の化合物の強心剤としての有用性を、インビトロ
およびインビボ双方の試験において、心臓収縮力の有意
な増加を引き起すことによシ実証した。
(1)  インビトロ試験 インビトロ試験は、モルモットの摘出右心房および摘出
乳頭筋の双方の系につき、以下に記載する方法を用いて
行なわれた。
(a)  モルモット摘出右心房を用いる方法体重20
0〜3θθ2の雄性モルモットの後頭部を殴打し、ただ
ちに右心房を摘出した。右心房室口の部分を、3t℃に
保温り、7’Cクレプス−ヘンスライド液30rptl
を満した臓器浴の底部に固定した。臓器浴中のクレプス
−ヘンスライド液には9!チの02とj%のCO2とか
らなる混合ガスを通気した。右心房の心耳に糸をとりつ
けその糸の他端をトランスデユーサ−につなぎ、等尺性
張力を測定した。標本にはO1!1の静止張力をかけた
。標本作製後30分間安定させた後、溶媒に溶解した前
記実施例で得られた化合物を臓器浴中に加え、反応を記
録した。
(b)  モルモット摘出乳頭筋を用いる方法(a)の
モルモット摘出右心房を用いる方法と同様にして、モル
モット右心室乳頭筋を用い、薬物を添加したときの反応
を記録した。ただしこの場合標本は2本の白金電極を介
して持続lミリ秒、閾値の/、!倍の電圧の矩形波によ
97秒間に2回の割合で電気的に駆動した。
(2)  インビボ試験 インビボ試験では、体重♂〜l夕鱈の雌雄雑犬を用いた
。犬は307n9/に9<静注)のベントパルビタール
ナトリウムで麻酔し、人工呼吸を行った。左第四および
第五肋間を開胸し、第五肋骨は切除した。心のう膜を切
開し、心臓を露出した。上行大動脈に電磁流量計のプロ
ーブをとりつけ大動脈血流量を測定し、それを心拍出量
(Co)の概指数として使用した。左心室にポリエチレ
ンカニユーレを挿入し、左心室内圧を測定し、それより
電気的に左心室内圧の変化率(dp/dt )を求めた
。右心室壁に歪測定ゲージをとシつけ、右心室筋の収縮
力(Cont)を測定した。全身血圧は左大腿動脈から
測定した。心拍数は心電図(第■誘導)より測定した。
溶媒に溶解した前記実施例で得られた化合物は、左大腿
静脈よシ静脈内投与した。
上記の薬理試験を行ったとき、本発明の化合物はモルモ
ット右心房および乳頭筋の収縮力、を増加させ、また麻
酔犬の左心室内圧変化率の最大値(dp/dt max
 )、右心室の収縮力(Cont)および心拍出量(C
o)の増加、すなわち心臓収縮性の増加を引き起した。
モルモット右心房および乳頭筋収縮力の増加率、および
麻酔大のdp/dt max、 ConLCOの増加率
を下記衣/に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上記式中、Aは1〜3個の窒素原子を含む5員環また
    は6員環の複素環基を表わし、その環上にC_1〜C_
    5のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、C_1〜
    C_5のアルコキシカルボニル基、水酸基、C_1〜C
    _5のアルコキシ基、アミノ基、C_1〜C_5のアル
    キルアミノ基、C_2〜C_6のジアルキルアミノ基、
    C_2〜C_5のアシルアミノ基およびカルバモイル基
    より選ばれる少くとも1つの置換基を有してもよい。 またR^1およびR^2は、それぞれ独立して水素原子
    またはC_1〜C_5のアルキル基を表わす。)で示さ
    れるピラジノン誘導体又はその塩類。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567699A (en) * 1994-04-26 1996-10-22 Mitsubishi Chemical Corporation Thiadiazinone derivatives
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