JPH025742A - 内燃機関のトルク制御装置 - Google Patents

内燃機関のトルク制御装置

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JPH025742A
JPH025742A JP63155789A JP15578988A JPH025742A JP H025742 A JPH025742 A JP H025742A JP 63155789 A JP63155789 A JP 63155789A JP 15578988 A JP15578988 A JP 15578988A JP H025742 A JPH025742 A JP H025742A
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JP
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internal combustion
combustion engine
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torque
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JP63155789A
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Kenji Goto
後藤 堅司
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、内燃機関の出力トルクを負荷に伝達する駆動
軸に捩れ振動が発生するのを防止する内燃機関のトルク
制御装置に関する。
[従来の技術] 従来より、内燃機関を動力源とし、その動力を駆動軸を
介して負荷に伝達する自動車等の駆動系では、内燃機関
を急加速して出力トルクを急上昇させると、駆動軸に捩
れ振動が発生することが知られている。そしてこの捩れ
振動が発生すると負荷を安定して駆動できず、自動車に
おいては車体振動となって乗り心地が悪化する。
そこで従来では、駆動軸の捩れ振動を防止する装置とし
て、特開昭60−26131号公報に記載の如く、駆動
軸の捩れ振動を検出し、その検出された振動量が所定値
以上となったときに、その振動量の変化率に応じて内燃
機関の出力トルクを制御し、駆動軸の捩り振動を内燃機
関の回転変動によって相殺させる装置が考えられている
[発明が解決しようとする課題] この種の装置によれは駆動軸の捩れ振動を内燃機関のト
ルク制御によって抑制でき、駆動輪等の負荷の回転変動
を抑制することができるようになるのであるが、従来で
は、駆動軸に大きな捩れ振動が発生した後、その振動を
相殺するように内燃機関の出力トルクを制御するため、
駆動軸に発生する捩れ振動を完全に防止することはでき
ず、従って負荷側での振動も完全には防止できなかった
そこで本発明は、駆動軸に捩れ振動が発生することのな
いよう、捩れ振動発生前に内燃機関の出力トルクを最適
に制御することのできる内燃機関の制′!8装置を提供
することを目的としてなされた。
[課題を解決するための手段] 即ち上記目的を達するためになされた本発明の構成は、
第1図に例示する如く、 内燃機関M1の出力トルクを負荷M2に伝達する駆動軸
M3の一部に設けられ、該駆動軸M3の捩れ角θを検出
する検出手段M4と、 該検出された捩れ角θの時間当りの変化量(即ち駆動軸
M3の捩れ速度)bを算出する変化量算出手段M5と、 該変化量算出手段M5の算出拮果汐に、内燃機関M1の
回転部分の慣性モーメン)Jl、負荷M2の等価慣性モ
ーメン)Jl、及び駆動軸M3のばね定数Kに基づき予
め設定された定数りを乗じ、内燃機関M1の出力トルク
の補正量ΔTbを算出する補正量算出手段M6と、 該補正量算出手段M6の算出結果に基づき内燃機関M1
の出力トルクを制御する制御手段M7と、を備えたこと
を特徴とする内燃機関のトルク制御装置を要旨としてい
る。
[作用コ このように構成された本発明の内燃機関のトルク制御装
置では、まず検出手段M4が駆動軸M3の捩れ角θを検
出し、変化量算出手段M5がその検出された捩れ角θの
変化率(即ち駆動軸M3の捩れ速度)汐を算出する。す
ると補正量算出手段M6がその算出された駆動軸M3の
捩れ速度汐に予め設定された定数りを乗じて内燃機関M
1の出力トルクの補正量△Tbを算出し、制御手段M7
がその算出された補正量ΔTbで内燃機関M1の出力ト
ルクを制御する。
このような本発明の制御装置は、内燃機関M1から負荷
M2までの動力伝達系における運動方程式に基づき設計
されたものである。そこで以下にこうした制御装置の設
計方法について説明する。
まず本発明のように内燃機関M1の出力トルクを駆動軸
M3を介して負荷M2に伝達する動力伝達系は、第2図
(A)に示す如く、内燃機関M1の回転部分の慣性モー
メン)Jlと負荷M2の等価慣性モーメン)Jlとを、
駆動軸M3のばね定数■(で連結した系として考えるこ
とができる。
このような動力伝達系において、内燃機関M1の出力は
内燃機関M1の慣性モーメン)Jlを加速し、駆動軸M
3に捩り歪を発生させる。従って内燃機関M1の出力ト
ルクTは、内燃機関Mlの回転変位を01、負荷M2の
回転変位を02とし、内燃機関M1の回転加速度をbl
とすると、次式(1)の如く記述できる。
T=J1・δ1十K(θ1−02) =J1φδ1+に◆θ       ・・・(1)(θ
:駆動軸M3の捩れ角) また負荷M2は駆動軸M3の捩れによって加速されるの
で、負荷M2の回転加速度をδ2とすると、負荷M2の
回転トルクは次式(2)の如く記述できる。
Jl・b2=K(θ1−02)二K・θ ・・・(2)
次に上記各式(1)及び(2)に夫々J2.Jlを乗じ
、Jl・T=J1・Jl・δ1+J2・K◆θ ・・・
(1)′J 1◆ J 2争# 2=  J  l−K
 ・θ             ・・・(2)′これ
ら両式をまとめると、 J2◆T−に◆θ奉J1 =J1◆J2(δ1−δ2)十K・θ・J2=J1−J
l・i+K・θ・Jl (δ:駆動軸M3の捩れ加速度) T/J1=δ+θ・K ((J I+ Jl”)/J 
1・Jl)=b十〇・K/A     ・・−(3)(
A= J 1・J 2/(J l+ Jl))となり第
2図(A)に示す動力伝達系の運動方程式が定まる。そ
してこの運動方程式(3)で記述された系は、第2図(
B)の−軽鎖線内のブロック線図で表わすことができる
このような動力伝達系は、次式(4)の如き固有振動数
fを持ち、不快な振動(これが駆動軸M3の捩り振動と
なる)を発生させる。
f=ω/2π=fπ7N/2π    ・・・(4)一
方このような振動が発生する系を安定させる最も簡単な
方法として、従来より、次式(5)の如く汐(駆動軸M
3の捩れ速度)の負帰還をかける方法が知られている。
T/J1=υ+2・a F[T+K・θ/A・・・(5
)従って次式(6)の如く、内燃機関M1の出力トルク
Tを上記汐の項で直接補正すれば、系が安定する。
T−J 1・2・汐f下アN =J1・υ+J1・K・θ/A   ・・・(6)そこ
で本発明では、第2図(B)に示す如く駆動軸M3の捩
れ速度汐に定数りを乗じて内燃機関M1の出力トルクの
補正量△Tbを求め、D=2・Jlv’下7N =2◆J1 +令 =2   ・ 1  1+J2/J2  −・・(7)
この補正量△Tbの分だけ内燃機関M1の出力トルクT
を減少させ、動力伝達系に人力される内燃機関M1の出
力トルクをT’  (=T−D−汐)とすることによっ
て、駆動軸M3に捩れ振動が発生するのを防止し、負荷
を常に安定して駆動できるようにしているのである。
尚駆動軸M3に発生する捩れ振動を完全に防止するには
、定数りを上記(7)式の如く設定すればよいが、自動
車等において乗り心地を悪化させない程度に捩れ振動を
抑制するには、必ずしも上記(7)式の如く設定する必
要はなく、これより小さい値9例えば0.5  ・  
 +   °としても、駆動軸M3に発生する捩れ振動
を抑制して乗り心地を改善することができる。但し定数
りを上式(7)より大きな値にすると、駆動輪M3の捩
れ振動を完全に抑制できるものの、良好な加速性が得ら
れないので、適切ではない。
[実施例コ 以下に本発明の一実施例を図面と共に説明する。
まず第3図は本発明が適用された自動車用の内燃機関と
その周辺装置を表す概略構成図である。
図に示す如く、内燃機関2の吸気管4には、スロットル
バルブ6を介して内部に流入する空気量(吸気量)を検
出するエアフロメータ8、吸気温を検出する吸気温セン
サ10、スロットルバルブ6の開度(スロットル開度)
を検出するスロットル開度センサ12、及び内燃機関2
に燃料供給を行なう燃料噴射弁14が設けられている。
また内燃機、関2には、排気管16を流れる排気中の酸
素濃度から内燃機関2に供給された燃料混合気の空燃比
を検出する空燃比センサ18、冷却水温を検出する水温
センサ20、エンジンオイルの温度(油温)を検出する
油温センサ22、ディストリビュータ24の所定の回転
角度(例えは30℃A)毎に回転速度検出用のパルス信
号を発生する回転速度センサ26、及びディストリビュ
ータ24の1回転に1回(即ち内燃機関2の2回転に1
回)燃料噴射タイミングや点火時期を決定するためのパ
ルス信号を出力する気筒判別センサ28が備えられ、エ
アフロメータ8、吸気温センサ10、及びスロットル 運転状態を検出できるようにされている。
尚ディストリビュータ26はイグナイタ30から出力さ
れる高電圧を内燃機関2のクランク角に同門して各気筒
の点火プラグ32に分配するためのもので、点火プラグ
32の点火タイミングはイグナイタ30からの高電圧出
力タイミングによって決定される。
また内燃機関2の出力軸2aには変速機34が接続され
ており、内燃機関2の出力トルクはこの変速[34とプ
ロペラシャフト35を介して駆動輪に伝達される。そし
て変速機34にはそのシフト位置を検出するシフト位置
センサ36が備えられ、プロペラシャフト35にはその
捩れ角を検出するための捩れ角センサ38が備えられて
いる。
尚捩れ角センサ38は、プロペラシャフト35の適当な
2箇所に設けられた2個の回転角センサ38a及び38
bからなり、各センサから出力される回転角信号の位相
差によりプロペラシャフト35の捩れ角を検出できるよ
うにされている。
次に上記各センサからの検出信号は電子制御回路40に
人力される。電子制御回路40は上記各センサからの検
出信号に基づき燃料噴射弁14やイグナイタ30を駆動
制御して、内燃機関2への燃料噴射量や点火時期を制御
するためのもので、従来より周知のようにマイクロコン
ピュータを中心とする論理演算回路として構成されてい
る。
即ち電子制御回路40は、予め設定された制御プログラ
ムに従って内燃機関2の制御のための各種演算処理を実
行するセントラルプロセシングユニット(CPU)40
aS CPU40aで各種演算処理を実行するのに必要
な制御プログラムや籾量データが記録されたリードオン
リメモリ(80M)40b、同じ<CPU40aで各種
演算処理を実行するのに必要な各種データが一時的に読
み書きされるランダムアクセスメモリ(RAM)40c
、CPU40aで各種演算処理を実行するのに必要な制
御タイミングを発生するクロック信号発生回路40d、
上記各センサからの検出信号を人力するための人力ボー
ト40e、及び燃料噴射弁14やイグナイタ30に駆動
信号を出力する出力ボート40f等から構成されている
このように構成された電子制御装置40では、上記各セ
ンサにより検出された内燃機関2の運転状態に応じて燃
料噴射量や点火時期等の制御量を算出する制御量算出処
理、その算出結果に基づき燃料噴射弁14の開弁時間或
はイグナイタ30の高電圧発生タイミングを制御するた
めの制御信号を出力する制御信号出力処理等が実行され
ることとなるのであるが、こうした各種制御処理は従来
より周知であるので詳しい説明は省略し、以下にこの電
子制御回路40で実行される本発明にかかわる主要な処
理である内燃機関2のトルク制御について説明する。
まず第4図は、内燃機関2の出力トルクを駆動輪に伝達
する駆動軸(本実施例では、変速機34、プロペラシャ
フト35がこれに当たる。)に捩り振動が発生するのを
防止するための内燃機関2のトルク補正量ΔTbを算出
するトルク補正量算出処理を表わすフローチャートであ
る。
この処理は、内燃機関2の運転開始後所定時間毎に実行
されるもので、処理が開始されると、まずステップ10
0を実行し、捩れ角センサ38に設けられた2個の回転
角センサ38a及び38bから出力される回転角信号を
受け、両信号の位相差によりプロペラシャフト35の捩
れ角θを算出する検出手段M4としての処理を実行する
次にステップ110では、ステップ100で今回求めた
捩れ角θと、前回(即ち所定時間前)求めた捩れ角θ(
n−1)とに基づき、その変化量(即ち捩れ速度)汐を
算出する変化量算出手段M5としての処理を実行する。
そして続くステップ120では、シフト位置センサ36
により検出された変速機34のシフト位置に応じて予め
設定された補正係数りを設定し、次ステツプ130に移
行して、その設定された補正係数りとステップ110で
求めた捩れ速度汐とを乗じてトルク補正量△Tbを算出
するトルク補正量算出手段M6としての処理を実行し、
−旦処理を終了する。
ここでステップ120の処理は、トルク補正量△Tbを
設定するための前記(7)式で記述される定数を求める
ための処理である。
即ち本実施例の場合、内燃機関2の出力トルクを伝達す
る駆動軸には変速機34が備えられているため、駆動軸
のばね定数には変速機34のシフト位置(ギヤ比)によ
って変化する。そこで本実施例では、トルク補正量△T
bを設定するための補正係数りを、変速機34の各シフ
ト位置毎に実験的に求め、これを制御データとして予め
ROM4Ob内に格納しておき、ステップ120実行時
に、変速機34のシフト位置に対応した補正係数りをR
0M40 bから読み出すようにしているのである。
次に上記トルク補正量算出処理で算出されたトルク補正
量△Tbは、駆動軸に捩れ振動が発生しないように、つ
まり内燃機関2の出力トルクが第2図(B)に示す如<
T’になるように、内燃機関の出力トルクを制御するの
に用いられるのであるが、本実施例では、このトルク制
御を内燃機関の運転状態に応じて算出される点火時間を
補正することにより実行するよう構成されている。
即ち従来より周知のように、点火時間算出処理は、第5
図に示す如く、まず回転速度センサ26により検出され
た内燃機関2の回転速度Neとエアフロメータ8により
検出された吸気量Qとに基づき、予め設定されたマツプ
を用いて基本点火時間αpを求め(ステップ200)、
その後吸気温センサ10や水温センサ20等によって検
出される他の運転状態に基づき基本点火時間αpの補正
量Δαを算出しくステップ210)、その算出された補
正量Δαにより基本点火時間αpを補正する(ステップ
220)といった手順で実行され、点火時間の制御目標
となる目標点火時間αが決定されることとなるのである
が、本実施例では、更に上記トルク補正量算出処理で算
出されたトルク補正量△Tbと、内燃機関2の回転速度
Neと、油温センサ22により検出された油温TOとに
基づき、内燃機関2の出力トルクTをトルク補正量△T
bだけ減少させるための点火遅角量△αtを求め(ステ
ップ230)、この点火遅角量Δαtにより目標点火時
間αを遅角補正しくステップ240)、制御に用いる目
標点火時間αを決定する。
尚内燃機関2の出力トルクTをトルク補正量ΔTbだけ
減少させるための点火遅角量△αtを算出するステップ
240では、トルク補正量ΔTbと回転速度Neとをパ
ラメータとして予め設定されたマツプから基本的な遅角
補正量Δαtを補正し、その値を内燃機関2の油温TO
に応じて補正することにより、遅角補正量Δαtを設定
するようにされている。
これはまずステップ200〜ステツプ230の処理にお
いて、目標点火時間αが、内燃機関2の回転速度Nei
に、ノッキングが発生することのない最適な出力トルク
が得られる第6図に示す適合点となるように求められる
ためである。つまり第6図の特性は内燃機関2の回転速
度Neにより異なるものの、回転速度Neがわかれは、
そのときの出力トルクTを△Tbだけ減らすためには遅
角量△αtをどれだけにすればよいかがわかるので、本
実施例では、各回転速度毎にトルク補正量△Tbと点火
時間の遅角補正量Δαtとの関係を実験的に求め、その
結果をマツプとしてR0M4ob内に格納しておき、ス
テップ230の処理実行時にこのマツプから基本となる
遅角補正量△αtを求めるようにしているのである。
またこの求められた遅角補正量Δαtを、内燃機関2の
油温Toに応じて補正するのは、内燃機関の出力トルク
が油温Toによって変化するためである。つまり油温か
低いとエンジンオイルの粘性によって出力トルクが低く
なるので、本実施例では、油温Toが低い場合に内燃機
関2の出力トルクを低下し過ぎないよう、遅角補正量Δ
αtを補正するようにされているのである。尚この補正
量も予め実験等で設定しておけはよい。
以上のように構成された本実施例では、車両運転者の加
速指令によってスロットルバルブ6が急開され、内燃機
関2の出力l・ルクが上昇してプロペラシャフト35が
捩れると、その変化i1([!11ち捩れ速度)汐に応
じて内燃機関2の出力トルクが抑制され、内燃機関2か
ら駆動輪までの駆動系に捩れ振動が発生するのが防止さ
れる。従って、内燃機関2の加速直後に駆動系に捩れ振
動が発生して、駆動輪に回転変動が発生するといったこ
とはなく、第7図に示す如く、アクセルペダル踏込み後
の車輪速度をスムーズに上昇させて、乗り心地を向上で
きる。
ここで上記実施例では、内燃機関2の出力トルク制御を
点火時間制御により行なったが、これは点火時間が内燃
機関2の出力トルクを最も応答よく制御することができ
るためであって、前述の特開昭60−26131号公報
に記載の如く、燃料噴射量を制御したり吸気量を*JI
することによっても行なうことができ、またこれら各制
御の組合せによって内燃機関2の出力トルクを制御する
ように構成してもよい。
また上記実施例では、駆動軸の捩れ角θを検出するため
の捩れ角センサとして、プロペラシャフト35の2箇所
の回転角を検出するものを用い、その検出された回転角
の位相差から捩れ角θを求めるように構成したが、捩れ
角θは駆動軸の伝達トルクと比例関係にあるため、シャ
フトの捩れを磁気的に検出する磁歪センサ等、シャフト
の伝達トルクを検出するために従来より用いられている
種々のトルクセンサを使用することができる。
また更に上記実施例では、マイクロコンピュータを用い
たデジタル制御によって内燃機関の出力トルクを制fa
する装置を例にとり説明したが、本発明は、内燃機関の
出力トルクを、駆動軸の捩れ角速度りと定数りに基づき
設定されるトルク補正量ΔTbで補正できればよいので
、各種電気回路を用いたアナログ制御によって内燃機関
の出力トルクを制御するように構成してもよい。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明の内燃機関のトルク制御部装
置においては、駆動軸M3の捩れ速度々に、内燃機関M
1の回転部分の慣性モーメン)Jl。
負荷M2の等価慣性モーメン)J2.及び駆動軸M3の
ばね定数Kに基づき予め設定された定数りを乗じて、内
燃機関M1の出力トルクの補正量△Tbを求め、この補
正量ΔTbにより内燃機関M1の出力トルクを制御する
ので、内燃機関M1の加速時に発生する駆動軸M3の捩
れ振動を抑制でき、負荷の回転をスムーズに上昇させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を表わすブロック図、第2図(A
)は内燃機関から負荷までの動力伝達系を表わす概念図
、第2図(B)は本発明の制御系を表わすブロック線図
、第3図は本発明が適用された内燃機関及びその周辺装
置を表わす概略構成図、第4図は電子制御回路で実行さ
れるトルク補正量算出処理を表わすフローチャート、第
5図は同じく点火時期算出処理を表わすフローチャート
、第6図はトルク制御を行なうための点火遅角量の算出
方法を説明するグラフ、第7図は実施例の制御結果を表
わすタイムチャート、である。 Ml、2・・・内燃機関  M2・・・負荷M3・・・
駆動軸 (34・・・変速機、35・・・プロペラシャフト)M
4・・・検出手段(3日・・・捩れ角センサ)M5・・
・変化量算出手段 M6・・・トルク補正量算出手段 Ml・・・制御手段  40・・・電子制御装置第1図 代理人  弁理士  定立 勉(ほか2名)第2図 (A) (B) 第 図 第 因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の出力トルクを負荷に伝達する駆動軸の一部に
    設けられ、該駆動軸の捩れ角を検出する検出手段と、 該検出された捩れ角の時間当りの変化量を算出する変化
    量算出手段と、 該変化量算出手段の算出結果に、内燃機関の回転部分の
    慣性モーメント、負荷の等価慣性モーメント、及び駆動
    軸のばね定数に基づき予め設定された定数を乗じ、内燃
    機関の出力トルクの補正量を算出する補正量算出手段と
    、 該補正量算出手段の算出結果に基づき内燃機関の出力ト
    ルクを補正する制御手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関のトルク制御装置。
JP63155789A 1988-06-23 1988-06-23 内燃機関のトルク制御装置 Pending JPH025742A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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