JPH0256665A - オンライン計算機システム間ネットワーク制御方式 - Google Patents

オンライン計算機システム間ネットワーク制御方式

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JPH0256665A
JPH0256665A JP20878788A JP20878788A JPH0256665A JP H0256665 A JPH0256665 A JP H0256665A JP 20878788 A JP20878788 A JP 20878788A JP 20878788 A JP20878788 A JP 20878788A JP H0256665 A JPH0256665 A JP H0256665A
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JP
Japan
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physical
logical
message
network control
systems
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JP20878788A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Yabuguchi
藪口 辰美
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はネットワーク構成をとるオンライン計算機シス
テムにおけるオンライン計算機システム間のネットワー
ク制御方式に関するものであり、特にオンライン計算機
システムを構成する物理システム上で稼動するオンライ
ン業務処理システムの如き論理システムを動的に切り替
え可能とすると共に、ネットワーク上を流れる業務デー
タの最適経路を選択可能としたネットワーク制御方式に
関するものである。
〔従来の技術〕
ネットワーク構成をとるオンライン計算機システムにお
いては、ネットワーク制御(各オンライン計算機システ
ムの管理およびネットワークを通した異なるオンライン
計算機システム間におけるデータ通信の制御等)を行う
ため、各オンライン計算機システムを構成する物理シス
テムと各物理システム上で稼動するオンライン業務処理
システムの如き論理システムとにかかる情報をネットワ
ーク定義として定めておく必要がある。
ところで、従来のネットワーク制御方式にあっては、物
理システムとその物理システム上で稼動する論理システ
ムとの対を固定的に考えてネットワーク定義を予め設定
しており、そのため論理システムを物理システムと切り
離して他の物理システム上で稼動させる際には、各物理
システム上のネットワーク定義を適宜変更するようにし
ていた。
例えば、第21図に示すように物理システムがA、B、
Cというように3つあり、各々の物理システムA、B、
C上でx、y、zという論理システムが稼動し、相互に
通信していた状態において、物理システムAが障害とな
ったため物理システムA上で稼動していた論理システム
Xを物理システムBで吸収し、第22図のような構成を
とる場合、物理システムB、Cではいずれもネットワー
ク定義を変更するようにしていた。
また、第21図のネットワーク構成に第23図に示すよ
うに物理システムDおよびその上で稼動する論理システ
ムWを追加し、相互の論理システム間で通信をする場合
には、全ての物理システムA、B、C,Dのネットワー
ク定義を変更するようにしていた。
一方、通信を行おうとする論理システム間に複数の転送
経路が存在する場合には、どの経路を選択して通信を行
うかをネットワーク制御において決定しなければならな
いが、従来、そのための情報はネットワーク定義におい
て経路毎に前もって主経路、従経路といった指定をして
おき、その指定に従って決定を行うようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来のオンライン計算機システム間ネ
ットワーク制御方式にあっては、物理システムもしくは
論理システムに変更があった場合に各物理システムにお
けるネットワーク定義を大幅に変更する必要があり、環
境変化に対する適応性が乏しいという欠点があった。な
お、物理システムの障害等により論理システムを異なっ
た物理システムで稼動させる場合、ネットワーク定義を
変更しないで切り替えを行えるようにした手法も採用さ
れており、これは、他の物理システム上に論理システム
を異なった名前でダミーとして確保しておき、障害発生
時にそのダミーを使用して稼動させるというものである
が、あらゆる障害を想定して事前にダミーを設定してお
かなければならないことや、ダミーのための領域を確保
しなければならない等の理由により充分なものではなか
った。また、物理システムの増設、変更にあっては、ネ
ットワーク定義を変更するためにネットワーク内の全物
理システムを同時に停止させ、ネットワーク定義を変更
して再立ち上げする作業が必要であり、業務の中断を避
けることは不可能であった。
一方、ネットワークを通して行われる複数の論理システ
ム間の通信の経路についても、物理システムもしくは論
理システムの変更により影響されることから、変更の都
度に設定し直さなければならないと共に、その指定され
た経路が常に最適であるとは保障されないことから最適
条件による通信が行えないという欠点があった。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、物理システムもしくは論理システム
の変更に動的に対処し得る高い柔軟性を有すると共に、
最適な通信経路を選択することのできるオンライン計算
機システム間ネットワーク制御方式を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、ネットワーク構成
をとるオンライン計算機システムにおいて、 オンライン計算機システムを構成する物理システムの各
々に、ネットワーク上に存在する全ての論理システムの
各々に対応したネットワーク制御テーブルと、電文の送
受信を行うデータ処理装置とを設け、 物理システムで論理システムをオープンもしくはクロー
ズする際または他の物理システムの障害発生もしくは復
旧を検出した際に隣接する物理システムを介して電文を
送信し全経路を介して全物理システムにその旨を伝える
と共に、物理システムを経由する毎に電文の優先度に所
定値を加算し、各物理システムでは送受信した電文の情
報をネットワーク制御テーブルに記憶し、 ある物理システムの論理システムから他の物理システム
の論理システムに対して業務データの送信を行う場合は
宛先の論理システムに対応するネットワーク制御テーブ
ルを参照して優先度の最も高い経路を選択するようにし
ている。
〔作用〕
本発明のオンライン計算機システム間ネットワーク制御
方式にあっては、オンライン計算機システムを構成する
物理システムの各々に設けられたネットワーク制御テー
ブルとデータ処理装置とにより、物理システムで論理シ
ステムをオープンもしくはクローズする際または他の物
理システムの障害発生もしくは復旧を検出した際に隣接
する物理システムを介して電文を送信し全経路を介して
全物理システムにその旨を伝えると共に、物理システム
を経由する毎に電文の優先度に所定値を加算し、各物理
システムは送受信した電文の情報をネットワーク制御テ
ーブルに記憶し、ある物理システムの論理システムから
他の物理システムの論理システムに対して業務データの
送信を行う場合は宛先の論理システムに対応するネット
ワーク制御テーブルを参照して優先度の最も高い経路を
選択する。
(実施例〕 以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する。
第1回は本発明のオンライン計算機システム間ネットワ
ーク制御方式の一実施例にかかるネットワークの構成図
である。第1図において、A、 B。
Cはそれぞれ異なるオンライン計算機システムを構成す
る物理システム、LA、IB、tcは物理システムA、
B、Cにそれぞれ設けられたネットワーク処理部、2は
物理システム間を接続する通信回線である。ネットワー
ク処理部IA、IBIC内には第2図に示す如きネット
ワーク制御テーブル2 (2A、2B、2C)およびデ
ータ処理装置(図示せず)が設けられており、データ処
理装置により ■論理システムのオーブン/クローズ処理■業務データ
の通信処理 ■転送路障害時および復旧時の処理 等が行われるようになっている。すなわち、各データ処
理装置は自己の物理システムで論理システムをオープン
もしくはクローズする際または他の物理システムの障害
発生もしくは復旧を検出した際に隣接する物理システム
にその旨を示す電文を送信する機能と、他の物理システ
ムから電文を受信した場合に更に他の隣接する物理シス
テムに電文を送信して結果的に全経路を介して全物理シ
ステムにその旨を伝えると共に、物理システムを経由す
る毎に電文の優先度に所定値を加算する機能とを有して
おり、各物理システムでは送受信した電文の情報をネッ
トワーク制御テーブルに記憶し、その情報に従ってネッ
トワーク制御を行うようになっている。特に、ある物理
システムの論理システムから他の物理システムの論理シ
ステムに対して業務データの送信を行う場合は宛先の論
理システムに対応するネットワーク制御テーブルを参照
して優先度の最も高い経路を選択するようになっている
第2図は前述したように各物理システムのネットワーク
処理部に設けられたネットワーク制御テーブル2の論理
的構成の詳細を示したものである。
第2図において、ネットワーク制御テーブル2はネット
ワーク上に存在する全ての論理システムの各々に対応し
て設けられるものであり、それぞれのネットワーク制御
テーブルに論理システム塩が付けられると共に、受信欄
と送信種とを有している。受信欄には先頭に自己の物理
システム塩が格納され、続いて隣接する物理システム塩
が格納されるようになっており、各物理システム塩に対
応して受信優先度が格納されるようになっている。
ここで、受信優先度とは論理システムのオーブンに際し
て伝達される電文を受信した際にその電文に設定されて
いる優先度であり、電文を受信した際に格納されるもの
である。なお、受信欄の先頭の自己の物理システム名に
対応する受信優先度については、論理システムのオーブ
ンに際して電文に最初に設定した優先度となる。一方、
送信種には受信欄の各物理システム名の各々に対応して
隣接する物理システム名が格納されるようになっており
、各物理システム名に対応して優先度および送信優先度
が格納されるようになっている。ここで、優先度とは受
信した電文を中継して他の隣接する物理システムに対し
て送信する際に電文中の優先度に加算する値であり、送
信優先度は加算した後の優先度すなわち送信する電文に
付加した優先度であり、電文を送信する際に格納される
ものである。
第3図はネットワークを流れる電文の形式(論理的構成
)を示したものであり、(a)は−船形を示し、先頭か
ら ・総電文長 ・電文種別(業務データ、制御データの識別)・データ が格納されるようになっている。また、(ロ)は(a)
の電文種別を制御データとした場合の制御データの形式
を示しており、先頭から ・総電文長 ・電文種別(制御データ、システムオーブン/クローズ
の識別) ・データ長 ・論理システム情報(論理システム名、優先度)が格納
されるようになっている。また、(C)は(a)の電文
種別を業務データとした場合の業務データの形式を示し
ており、先頭から ・総電文長 ・電文種別(業務データ) ・データ長 ・発信論理システム塩 ・宛先論理システム塩 ・業務データ が格納されるようになっている。
なお、本発明のネットワーク制御方式における電文は主
として上記(ロ)の制御データによる電文であり、第1
図における電文3は制御データを示している。
以下、第1図の実施例における動作を説明する。
先ず、各物理システムA、B、Cが立ち上がった状態(
この状態では論理システムはオーブンされていない、)
において、物理システムAで論理システムχのオーブン
が行われると、その旨を示す電文3が物理システムAの
ネットワーク処理部IAから実線で示すように隣接する
物理システムB、Cに対して送信され、隣接する物理シ
ステムB、Cではその電文3を中継して他の隣接する物
理システムに送信し、結果的に電文3は全ての経路を介
して全ての物理システムA、B、Cに伝達される。また
、物理システムを経由する毎に電文3の優先度に所定の
優先度が加算されていく、同様に、物理システムBで論
理システムyのオーブンが行われると、その旨を示す電
文3が物理システムBのネットワーク処理部IBから破
線で示すように隣接する物理システムA、Cに対して送
信され、隣接する物理システムA、Cではその電文を中
継して他の隣接する物理システムに送信し、結果的に電
文3は全てρ経路を介して全ての物理システムA、B、
Cに伝達される。また、物理システムを経由する毎に電
文の優先度に所定の優先度が加算されてい(。
このようにして、ネットワーク上にオーブンされた論理
システムx、yが全ての物理システムA。
B、Cに知らされ、その情報が各物理システムのネット
ワーク制御テーブルに格納されることにより、論理シス
テムx、y間における業務データの通信が可能になる。
なお、論理システムのオーブンを伝える電文3に含まれ
る優先度は、経由する物理システムの数および各物理シ
ステムの通信速度等を反映したものであるため、業務デ
ータの送信にあたってはこの優先度を参照することによ
り最適な経路を選択することができる。
また、物理システムA(物理システムB)において論理
システムX(論理システムy)をクローズする場合も、
同様に、電文3により隣接する物理システムを介して全
ての物理システムにその旨が知らされ、ネットワーク上
からその論理システムが消滅することになる。
次に、他の実施例を用いてより具体的に動作を説明する
今、第4図に示すように物理システムA、B。
C,Dが接続されたネットワーク構成を考え、第5図の
ように物理システムAの上で論理システムXが、物理シ
ステムDの上で論理システムyがそれぞれ稼動し、論理
システムX、!:論理システムyとの間で業務データの
通信を行うものとする。
先ず、物理システムA、 B、 C,Dが立ち上がった
段階で各物理システムA、B、C,D内のネットワーク
制御テーブル2A、2B、2C,2Dは第6図のように
なる。この状態では論理システムは何もオープンしてい
ないため、ネットワーク制御テーブル2A、2B、2C
,2Dには優先度(この例では1)以外は何もセットさ
れていない。
l初に、物理システムAの上で論理システムXが立ち上
がったとすると、物理システムAのネットワーク処理部
はネットワーク制御テーブル2Aに論理システムXが立
ち上がったことを記憶し、隣接している物理システムB
、Cに対してシステムオープンを伝える電文を送信する
。このときの物理システムAの処理フローを第13図に
示す。
すなわち、自物理システム内でシステムオープンが行わ
れると(ステップ101 ) 、31当する論理システ
ムのネットワーク制御テーブルを取得しくステップ10
2)、受信側の自物理システムに対応する欄に優先度(
X、)をセットしくステップ103)、送信側の各物理
システムに対応する欄に所定の優先度(この例では1)
を加算した優先度(X、)をセットしくステップ104
)、隣接する全物理システムへシステムオープンを示す
電文を送信して(ステップ105)、処理を終了する。
一方、物理システムAよりシステムオープンの電文を受
信した物理システムBは、更に隣接する物理システムC
にシステムオープンの電文を送信スル、そして、物理シ
ステムBよりシステムオープンを受信した物理システム
Cは更に隣接する物理システムオープンにシステムオー
プンを通知する。同様に、物理システムAよりシステム
オープンの電文を受信した物理システムCは、更に隣接
する物理システムB、Dにシステムオープンの電文を送
信する。そして、物理システムCよりシステムオープン
を受信した物理システムBは更に隣接する物理システム
A宛にシステムオープンを通知する。このように順次隣
接する物理システムに論理システムXのシステムオープ
ンを通知していくことにより、ネットワークを構成する
全ての物理システムに論旨システムXがオープンしたこ
とが通知される。なお、システムオープンの電文に付加
された優先度は物理システムを通過する毎に所定値(優
先度)が加算されていく、このときネットワークを流れ
る電文を第7図に示す、なお、第7図において電文3の
「0」はシステムオープンを表し、続く「x」は論理シ
ステムXを表し、最後の数字は優先度を表している。こ
のようにして論理システムXが全物理システムに通知さ
れた状態での各物理システムA、 B、 C,Dのネッ
トワーク制御テーブル2A、2B、2C,2Dのうち論
理システムXに対応するものは第8図のようになる。な
お、上記のシステムオープンの電文を受信して中継する
物理システムの動作の詳細を第14図に示す、すなわち
、システムオープンの電文を受信すると(ステップ20
1)、Ji当する論理システムのネットワーク制御テー
ブルを検索しくステップ202)、存在するかどうかを
判断しくステップ203)、存在すれば自物理システム
内でのオープンかどうかを判断しくステップ205)、
存在しなければ該当する論理システムのネットワーク制
御テーブルを取得しくステップ204)、ステップ20
4の後およびステップ205で否定的な結果の場合にス
テップ206に移行する。なお、ステップ205で肯定
的な結果の場合は処理を終了する0次いで、取得したネ
ットワーク制御テーブルの受信側の物理システムを検索
しくステップ206)、既に受信済みかどうかを判断し
くステップ207)、始めての受信であれば受信側の物
理システムに対応する欄に優先度をセットしくステップ
210)、送信側の物理システムに対応する欄に所定の
優先度を加算した優先度をセットしくステップ211)
、隣接する全物理システムへシステムオーブンを示す電
文を送信して(ステップ212)、処理を終了する。な
お、ステップ207で既に受信していたと判断した場合
は、以前に得た優先度と今回の優先度とを比較しくステ
ップ208L新たに受信した電文の優先度が高ければス
テップ210に移行し、そうでなければ受信側の物理シ
ステムに対応する欄に優先度をセントして(ステップ2
09L処理を終了する。
その後、第4図および第5図において論理システムyが
物理システムDで立ち上がったとすると、物理システム
Dからシステムオープンの電文が発行され、ネットワー
ク内の全ての物理システムに論理システムyのオープン
が通知される。この場合のネットワークを流れる電文は
第9図のようになり、電文通知後の各物理システムA、
 B、、 C。
D内のネットワーク制御テーブル2A、2B、2C,2
Dのうち論理システムyに対応するものは第10図のよ
うになる。
しかして、物理システムA上の論理システムXは、物理
システムD上の論理システムyのシステムオープンの電
文の受信により論理システムyとの通信が可能になり、
論理システムyは物理システムDでオープンした時点か
ら論理システムXとの通信が可能になる。そして、こめ
業務データの通信は次のように行われる。
すなわち、論理システムXが論理システムy宛にデータ
の送信要求をした場合、物理゛システムAのネットワー
ク処理部はネットワーク制御テーブル2Aのうち論理シ
ステムyに対応するもの(第10図の2A)を参照し、
論理システムyのシステムオープンの電文を受信した物
理システムの中で優先度の一番高い物理システムC(優
先度yz)を選択し、その物理システムCへ電文を送信
する。
そして、業務データを物理システムAから受信した物理
システムCでは同様にネットワーク制御テーブル2Cの
うち論理システムyに対応するもの(第10図の2C)
を参照して論理システムyのシステムオープンの電文を
受信した物理システムの中で優先度の一番高い物理シス
テムp(優先度y+)を選択し、その物理システムDへ
業務データを送信し、この結果、業務データは最終目的
の物理システムDに到着す−ることになる。このように
、論理、システムのオープンを示す電文をその論理シス
テムをオープンした物理システムを起点にネットワーク
を構成する全ての物理システムに全経路を介して通知し
、その際に通過する経路に応じて優先度を積算して行き
、論理システムのオープン後にその論理システム宛に複
数の物理システムを経由して業務データを送信する際に
は、優先度を目安に経路を選択することにより最適経路
で目的の物理システムの論理システムに到着させること
ができる。なお、業務データを送信する物理システムに
おける処理フローを第15図に、業務データを中継する
他の物理システムにおける処理フローを第16図にそれ
ぞれ示す、すなわち、第15図において、業務データの
送信要求があると(ステップ301)、宛先の論理シス
テムに対応するネットワーク制御テーブルを検索しくス
テップ302)、ネットワーク制御テーブルの受信側の
受信優先度が一番高い物理システムを検索しくステップ
303)、その物理システムへ業務データを送信する(
ステップ304)、また、第16図において、業務デー
タを受信すると(ステップ40I)、宛先の論理システ
ムに対応するネットワーク制御テーブルを検索しくステ
ップ402)2.ネットワーク制御テーブルの受信側の
受信優先度が一番高い物理システムを検索しくステップ
403)、その物理システムへ業務データを送信する(
ステップ404)。
次に、ネットワーク上で障害が発生した場合の処理は次
のように行われる。
例えば、第11図に示すように物理システムBが障害に
なったと仮定すると、それを検出した物理システムAは
物理システムBの中継により既に受信していた論理シス
テムyのシステムオープンに対して論理システムyのシ
ステムクローズの電文を隣接する物理システムCに送信
する。その後、物理システムCは論理システムyのシス
テムクローズの電文を物理システムDへ送信する。また
、物理システムBの障害を検出した物理システムCは同
様に物理システムBから受信して中継していた論理シス
テムXと論理システムyのシステムクローズの電文を隣
接する物理システムA、Dへ送信する。なお、上記のシ
ステムクローズの電文は本来の論理システムχ、yのク
ローズを意味するものではないが、システムクローズの
電文を用いるごとにより障害の発生した物理システムB
にかかる経路を閉鎖することができる。
上記の動作においてネットワーク上を流れる電文3は第
11図のようになり(電文3のrO」はダウンを示す。
)、通知後の各物理システムのネットワークtill 
?卸テーフ゛ル2A、2B、2C,2Dは第12図のよ
うになる。なお、上記の障害発生時の処理の詳細を第1
7図に示す。すなわち、隣接物理システム間の転送路障
害を検出すると(ステップ501)、論理システムのネ
ットワーク制御テーブルを検索しくステップ502)、
その受信側の物理システムから障害の発生した物理シス
テムを検索しくステップ503)、システムオープンの
受信が既にされているかどうかを判断しくステップ50
4)、受信されていなければステップ507に移行し、
受信されていれば送信側のシステムオープン通知先の物
理システムへ当該論理システムのクローズの電文を送信
しく505)、ネットワーク制御テーブルの対応する受
信側および送信側の優先度をクリアしくステップ506
)、オープンした論理システムがまだ存在すればステッ
プ508をスキップしてステップ509に移行して全て
の論理システムが終了するまで同様の処理を継続し、ス
テップ507でオープンした論理システムがなければ当
二亥論理システムのネットワーク制御テーブルを返却し
くステップ508)、ステップ509に進む。
また、システムクローズの電文を受信した物理システム
における処理の詳細を第18図に示す。
すなわち、システムクローズの電文を受信すると(ステ
ップ601)、その論理システムのネットワーク制御テ
ーブルを検索しくステップ602)、対応するネットワ
ーク制御テーブルがあるかどうかを判断しくステップ6
03)、なければ処理を終了し、あれば自物理システム
内のオープンであるかどうかを判断しくステップ604
)、自物理システム内のオープンであれば処理を終了し
、そうでなければネットワーク制御テーブルの受信物理
システムを検索しくステップ605)、同一優先度の受
信を既にしているかどうかを判断しくステップ606)
、未受信であれば処理を終了し、受信していればネット
ワーク制御テーブルの受信側の優先度を削除しくステッ
プ607)、システムオープン送信済の物理システムに
対してシステムクローズの電文を送信しくステップ60
8)、ネットワーク制御テーブルの送信側の優先度を削
除しくステップ609)、オープンしている論理システ
ムがまだあるかどうかを判断しくステップ610)、あ
れば処理を終了し、なければ論理システムのネットワー
ク制′4■テーブルを返却して(ステップ611)、処
理を終了する。
一方、障害復旧時の処理の詳細を第19図に示す。すな
わち、隣接物理システム間の転送路の障害が復旧すると
(ステップ701)、論理システムのネットワーク制御
テーブルを検索しくステップ702L復旧した物理シス
テム以外の受信側の物理システムを検索しくステップ7
03)、システムオープンが既に受信されているかどう
かを判断しくステップ704L受信されていなければス
テップ707に移行し、受信されていれば送信側の復旧
物理システムへシステムオープンの電文を送信しくステ
ップ705)、送信側の優先度をセットしくステップ7
06)、1つの論理システムについて終了するまで同様
の動作を繰り返しくステップ707)、全ての論理シス
テムについて終了するまで同様の動作を繰り返す(ステ
ップ708)。
次に、論理システムをクローズする物理システムにおけ
る処理の詳細を第20図に示す、すなわち、自物理シス
テム内でシステムクローズが行われると、(ステップ8
01)、その論理システムのネットワーク制御テーブル
を検索しくステップ802)、隣接する全物理システム
へシステムクローズの電文を送信しくステップ803)
、論理システムのネットワーク制御テーブルを返却して
(ステップ804)、処理を終了する。なお、システム
クロー・ズの電文を受信した物理システムにおける処理
は第18図と同様である。
一方、ネットワークに物理システムを新たに追加する場
合は、隣接する物理システムに対して新たな隣接物理シ
ステムができたことを示す情報を与えるのみでよく、そ
の後にネットワーク上で論理システムのオープン等が生
ずると、上述した動作により新たに追加された物理シス
テムにかかる情報が各物理システムのネットワーク制御
テーブルに追加されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のオンライン計算機システ
ム間ネットワーク制御方式にあっては、物理システムも
しくは論理システムに変更があっても、論理システムを
オープン(障害復旧による場合も含む、)もしくはクロ
ーズ(障害による場合も含む、)する際に全ての物理シ
ステムにおけるネットワーク定義を自動的に動的に変更
するため、環境変化に対する柔軟性を大幅に高めること
ができる効果がある0例えば、物理システム上で稼動し
ている論理システムを他の物理システム上へ切り替えた
場合でもネットワーク定義をわざわざ変更する必要がな
く、その論理システムと通信していた他の論理システム
も以前通信していた宛先と同一宛先で通信を継続するこ
とができる。また、物理システムをネットワーク内に追
加する場合にもネットワーク内の全物理システムにおけ
るネットワーク定義を変更する必要がなく、隣接する物
理システムのネットワーク定義に若干の変更を加えるだ
けで物理システムの追加を実現することができる。
一方、論理システムのオープンの際に伝達スる電文に含
まれる優先度によって最適な経路を自動的に認識させる
ことができるため、業務データの送信に際して最適な通
信経路を選択することができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオンライン計算機システム間ネットワ
ーク制御方式の一実施例を示す構成図、第2図はネット
ワーク制御テーブルの論理的構成図、 第3図は電文の論理的構成図、 第4図はネットワーク構成の例を示す図、第5図は論理
システム間で通信を行っている状態を示す図、 第6図は初期状態におけるネットワーク制御テーブルを
示す図、 第7図は論理システムXのオープンを伝える電文の流れ
を示す図、 第8図は電文通知後のネットワーク制御テーブルを示す
図、 第9図は論理システムyのオープンを伝える電文の流れ
を示す図、 第1θ図は電文通知後のネットワーク制御テーブルを示
す図、 第11図は物理システムに障害が発生した際の電文の流
れを示す図、 第12図は電文通知後のネットワーク制御テーブルを示
す図、 第13図は論理システムをオープンする際の動作を示す
流れ図、 第14図はシステムオープンの電文を受信した際の動作
を示す流れ図、 第15図は業務データを送信する際の動作を示す流れ図
、 第16図は業務データを中継する際の動作を示す流れ図
、 第17図は障害発生時の動作を示す流れ図、第18図は
システムクローズの電文を受信した際の動作を示す流れ
図、 第19図は障害復旧時の動作を示す流れ図、第20図は
論理システムをクローズする際の動作を示す流れ図、 第21図は従来におけるZントワーク構成の例を示す図
、 第22図は物理システムに障害が発生した状態を示す図
および、 第23図は物理システムおよび論理システムを追加した
状態を示す図である。 図において、A、B、C,D・・・物理システム、!・
・・通信回線、X、V、z、w・・・論理システム、I
A、IB、IC・・・ネットワーク処理部、2.2A、
2B、2C,2D・・・ネ、トワーク制御卸テーフ゛ル
、3・・・電文。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ネットワーク構成をとるオンライン計算機システムにお
    いて、 オンライン計算機システムを構成する物理システムの各
    々に、ネットワーク上に存在する全ての論理システムの
    各々に対応したネットワーク制御テーブルと、電文の送
    受信を行うデータ処理装置とを設け、 物理システムで論理システムをオープンもしくはクロー
    ズする際または他の物理システムの障害発生もしくは復
    旧を検出した際に隣接する物理システムを介して電文を
    送信し全経路を介して全物理システムにその旨を伝える
    と共に、物理システムを経由する毎に電文の優先度に所
    定値を加算し、各物理システムでは送受信した電文の情
    報をネットワーク制御テーブルに記憶し、 ある物理システムの論理システムから他の物理システム
    の論理システムに対して業務データの送信を行う場合は
    宛先の論理システムに対応するネットワーク制御テーブ
    ルを参照して優先度の最も高い経路を選択することを特
    徴としたオンライン計算機システム間ネットワーク制御
    方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073952A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Brother Ind Ltd 無線タグ回路素子カートリッジ及びタグラベル作成装置
JP2009096152A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Brother Ind Ltd ラベル作成装置
US9616690B2 (en) 2009-03-31 2017-04-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette
US9656495B2 (en) 2009-12-28 2017-05-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette

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