JP2677055B2 - 伝送路切替方式 - Google Patents

伝送路切替方式

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JP2677055B2
JP2677055B2 JP3183666A JP18366691A JP2677055B2 JP 2677055 B2 JP2677055 B2 JP 2677055B2 JP 3183666 A JP3183666 A JP 3183666A JP 18366691 A JP18366691 A JP 18366691A JP 2677055 B2 JP2677055 B2 JP 2677055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング型ネットワーク
の伝送路切替方式に利用する。
【0002】
【従来の技術】図3は伝送路切替方式の主信号のフレー
ムフォーマットである。図4は従来例の伝送路切替方式
のブロック構成図である。図5は従来例の伝送路切替方
式の切替動作を示す図である。
【0003】従来、伝送路切替方式は、リングを構成す
る各ノードが図3に示す主信号フレーム内の切替制御オ
ーバヘッド30を、隣接したノード間で送受信し、各ノ
ードがループバック、スルーなどの伝送路接続を行うこ
とでリング全体の機能を回復させていた。伝送路故障が
発生した場合に、伝送路切替要求種別および受信してい
る切替制御オーバヘッド30の内容などにより、送信し
ている切替制御オーバヘッド30の内容変更および自局
ノードの伝送路接続状態の変更などの極めて複雑な処理
を行う必要があるために、各ノードはこれらの処理をソ
フトウェアにより実現しているのが一般的であった。
【0004】従来例として、隣接するノード間が現用系
および予備系の2本の伝送路で接続されているリング型
ネットワークを考える。図4および図5にこのノードに
より構成したリング型ネットワークの伝送路切替例を示
す。
【0005】図4において、伝送路故障などのない通常
の状態での各ノードが送出している切替制御情報および
各ノード内の主信号接続状態を示す。図4で1〜4はリ
ングを構成するノードを示し、11、12それぞれ時計
回り伝送路および反時計回り伝送路を示す。各ノードの
うちノード1をマスタノードとし、通常、図4に示すよ
うにマスタノード1は「切替なし(No Reques
t、以下、NRという。)、切替要求先なし(マスタノ
ードID番号)、切替要求元なし(マスタノードID番
号)」を表す切替要求なし(NR、1、1)を双方向の
伝送路に送出し、自局内ノードの主信号を受信した信号
が方向を変えないでそのまま送信するように接続する
(以下、「スルー接続」という。)スレーブノード2〜
4は受信した切替要求なし(NR、1、1)が自ノード
に対する切替要求でないと判定し、受信した切替要求な
しの内容をそのまま下流の隣接ノードに対して送出し、
自局内の主信号を「スルー接続」しておく。
【0006】図5に示す現用系である反時計回り伝送路
11に伝送路断障害が発生したときの伝送路切替動作を
示す。まず、スレーブノード2は障害21を検出すると
下流の隣接スレーブノード3に対して切替要求先にマス
タノード1を指定して信号断(Signal Fai
l、以下、SFという。)による切替要求(SF、1、
2)を送出する。この切替要求(SF、1、2)を受信
したスレーブノード3は、切替要求が自ノードに対する
切替要求でないと判定し、受信した切替要求(SF、
1、2)の内容をそのまま下流の隣接スレーブノード4
に対して送出し、自局内の主信号を「スルー接続」のま
まにしておく。同様にスレーブノード4も上流より受信
した切替要求内容をマスタノード1に対して送出し、主
信号を「スルー接続」のままにする。マスタノード1で
は、受信した切替要求(SF、1、2)が自分のノード
に対する切替要求であるために、自局内の主信号接続を
受信した信号を折返し送信する接続(以下、「ループバ
ック接続」という。)を行う。
【0007】さらにマスタノード1では、この切替要求
(SF、1、2)に対する応答として切替要求先にスレ
ーブノード2を指定して切替応答要求(Reverse
Request、以下、RRという。)(RR、2、
1)を反時計回り方向のスレーブノード4に対して送出
する。反時計回り方向のオーバヘッドのやりとりについ
ても、スレーブノード4、3では、この切替応答要求
(RR2、1)を受信しても自ノードに対する切替要求
でないので受信した切替応答要求(RR、2、1)を下
流のノードに対して送出し、自局内の主信号を「スルー
接続」のままとする。スレーブノード2では、この切替
応答要求(RR、2、1)が自分のノードに対する切替
要求であるために、自局内の主信号を「ループバック接
続」する。
【0008】以上のようにリング型ネットワークの伝送
路切替は、まず切替要求先として伝送路断をはさんだ上
流のノードを指定した切替要求を下流のノードへ送出す
ることから開始し、この切替要求が隣接ノード間で順次
される。切替要求が切替要求先ノードに届くとこの
ノードで伝送路のループバック接続を行う。
【0009】さらに切替要求先ノードは上記切替要求伝
達ルートと逆ルートを介して切替要求送出ノードへ切替
応答を返し、切替応答を受け取った切替要求送出ノード
は自局内のセレクタを「ループバック接続」する。この
一連の操作が完了すると、各ノードはリングを再構成
し、通常のサービスを提供することが再度可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の伝送路切替方式では、各ノードがリングを構成し
ているために、リングがきれてしまうような障害発生時
に伝送路を救済する場合に、障害検出ノードと障害発生
ルートをはさんだ対向ノードとの切替制御情報のやりと
りを、障害ルートと比較して全長の長いルートを介して
行う必要がある。このために、リング内の全ノード数が
増加すると切替制御情報の中継に必要なソフトウェア制
御回数が増加し、一般的に障害が発生してからリングを
再構成するまでの切替時間が大きくなり、サービスが復
旧するまでの時間が増加する欠点があった。
【0011】本発明は上記の欠点を解決するもので、切
替制御オーバヘッドのやりとりを高速に行うことがで
き、かつ障害が発生してからリングを再構成するまでの
切替時間を短くし、サービスが復旧するまでの時間を減
少できる伝送路切替方式を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、現用系および
予備系の2本の伝送路からなるリング型ネットワークに
接続された複数のノードを備え、上記2本の伝送路には
互いに異なる方向に上記各ノードの切替制御情報を含む
オーバヘッドが付加された主信号が転送され、上記各ノ
ードは、受信した主信号を方向を変えずそのまま送信す
る手段と、上記主信号に付加された切替制御情報の内容
に基づきこの受信した主信号を折返して送信する手段と
を含む伝送路切替方式において、上記各ノードは受信し
上記オーバヘッドの切替制御情報の内容または送出す
る伝送路の障害状態に基づきこの受信した切替制御情報
を含むオーバヘッドをそのまま送信するか自ノードであ
らたに設定して送信するかを選択する手段を含むことを
特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記切替制御情報は、切
替要求の種類と、切替要求先ノード識別番号と、切替要
求元ノード識別番号とを含むことができる。
【0014】さらに、本発明は、上記切替要求の種類
は、切替要求なしと、切替要求と、切替応答要求とを含
むことができる。
【0015】
【作用】各ノードは受信した切替制御情報の内容または
送出する伝送路の障害状態に基づきこの受信した切替制
御情報をそのまま送信するか自ノードで新たに設定して
送信するかを選択する。
【0016】以上により切替制御オーバヘッドのやりと
りを高速に行うことができ、かつ障害が発生してからリ
ングを再構成するまでの切替時間を短くし、サービスが
復旧するまでの時間を減少できる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例伝送路切替方式のブロック
構成図である。
【0018】図1において、伝送路切替方式は、現用系
および予備系の2本の伝送路として時計回り伝送路11
および反時計回り伝送路12からなるリング型ネットワ
ークに接続された複数のノードとしてマスタノード1お
よびスレーブノード2〜4を備え、時計回り伝送路11
および反時計回り伝送路12には互いに異なる方向にマ
スタノード1およびスレーブノード2〜4の切替制御情
報が付加された主信号が転送され、マスタノード1およ
びスレーブノード2〜4は、受信した主信号を方向を変
えずそのまま送信する手段と、主信号に付加された切替
制御情報の内容に基づきこの受信した主信号を折返して
送信する手段とを含む。
【0019】ここで本発明の特徴とするところは、マス
タノード1およびスレーブノード2〜4は受信した切替
制御情報の内容または送出する伝送路の障害状態に基づ
きこの受信した切替制御情報をそのまま送信するか自ノ
ードであらたに設定して送信するかを選択する手段を含
むことにある。
【0020】また、切替制御情報は、切替要求の種類
と、切替要求先ノード識別番号と、切替要求元ノード識
別番号とを含む。
【0021】さらに、切替要求の種類は、切替要求なし
と、切替要求と、切替応答要求とを含む。
【0022】このような構成の伝送路切替方式の動作に
ついて説明する。図2は本発明の伝送路切替方式の切替
動作を示す図である。
【0023】図1において、マスタノード1は切替制御
情報(NR、1、1)を双方向の伝送路に送出し、自局
内ノードの主信号を「スルー接続」にしておく。(オー
バヘッドの送信選択を自局選択とする。)。通常、各ス
レーブノード2〜4は、伝送路から受信したオーバヘッ
ドを選択させ、オーバヘッドを「スルー接続」してお
く。また、切替制御部は双方向で受信しているオーバヘ
ッドを監視のみ常時行い、設定を行わない。
【0024】図2において現用系である伝送路11に伝
送路断障害が発生したときに、スレーブノード2は障害
12を検出すると下流の隣接スレーブノード3に対して
切替要求先にマスタノード1を指定して切替要求(S
F、1、2)を送出する(スレーブノード2のオーバヘ
ッド送信選択を自局設定とする。)。この切替要求を受
信したスレーブノード3、4は、切替要求が自ノードに
対する切替要求でないために、主信号接続およびオーバ
ヘッド接続ともに「スルー接続」したままである。マス
タノード1では、受信した切替要求(SF、1、2)が
自分のノードに対する切替要求であるために、自局内の
セレクタを「ループバック接続」する。
【0025】さらにマスタノード1では、このSF切替
要求(SF1、2)に対する応答として切替要求先にス
レーブノード2を指定して切替応答要求(RR、2、
1)を送出する(スレーブノード2のオーバヘッド送信
選択を自局設定とする。)。続いてスレーブノード4、
3では、この切替応答要求(RR2、1)を受信しても
自ノードに対する切替要求でないので主信号とオーバヘ
ッドともに「スルー接続」のままにする。スレーブノー
ド2では、この切替応答要求(RR、2、1)が自分の
ノードに対する切替要求であるために、自局内の主信号
セレクタを「ループバック接続」する。
【0026】以上のように伝送路切替は、まず切替要求
先として伝送路断をはさんだ上流のノードを指定した切
替要求を下流のノードへ送出することから開始し、この
切替要求が隣接ノード間で順次中継される。切替要求が
切替要求先ノードに届くとこのノードで伝送路のループ
バック接続を行う。さらに切替要求先ノードは上記切替
要求伝達ルートと逆ルートを介して切替要求送出ノード
へ切替応答を返し、切替応答を受け取った切替要求送出
ノードは自局内のセレクタを「ループバック接続」す
る。この一連の操作が完了すると、各ノードはリングを
再構成し、通常のサービスを提供することが再度可能と
なる。
【0027】上述のように、本実施例は、各ノードで受
信した切替制御オーバヘッドが自ノードに対する切替要
求または切替応答要求でないとき、また送出する伝送路
が正常な場合には下流へ切替制御オーバヘッドを「スル
ー接続」して設定する処理が不要であるので、要求を短
時間で要求先へ伝達でき、かつ障害が発生してからリン
グを再構成するまでの切替時間を短くできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、切替制
御オーバヘッドのやりとりを高速に行うことができ、か
つ障害が発生してからリングを再構成するまでの切替時
間を短くし、サービスが復旧するまでの時間を減少でき
る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例伝送路切替方式のブロック構成
図。
【図2】本発明の伝送路切替方式の切替動作を示す図。
【図3】伝送路切替方式の主信号のフレームフォーマッ
ト。
【図4】従来例の伝送路切替方式のブロック構成図。
【図5】従来例の伝送路切替方式の切替動作を示す図。
【符号の説明】
1 マスタノード 2〜4 スレーブノード 30 切替制御オーバヘッド 31 切替要求の種類 32 切替要求先ノード識別番号 33 切替要求元ノード識別番号 (NR、1、1) 切替要求なし (RR、2、1) 切替応答要求 (SF、1、2) 切替要求

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系および予備系の2本の伝送路から
    なるリング型ネットワークに接続された複数のノードを
    備え、 上記2本の伝送路には互いに異なる方向に上記各ノード
    の切替制御情報を含むオーバヘッドが付加された主信号
    が転送され、 上記各ノードは、受信した主信号を方向を変えずそのま
    ま送信する手段と、上記主信号に付加された切替制御情
    報の内容に基づきこの受信した主信号を折返して送信す
    る手段とを含む伝送路切替方式において、 上記各ノードは受信した上記オーバヘッドの切替制御情
    報の内容または送出する伝送路の障害状態に基づきこの
    受信した切替制御情報を含むオーバヘッドをそのまま送
    信するか自ノードであらたに設定して送信するかを選択
    する手段を含むことを特徴とする伝送路切替方式。
  2. 【請求項2】 上記切替制御情報は、切替要求の種類
    と、切替要求先ノード識別番号と、切替要求元ノード識
    別番号とを含む請求項1記載の伝送路切替方式。
  3. 【請求項3】 上記切替要求の種類は、切替要求なし
    と、切替要求と、切替応答要求とを含む請求項2記載の
    伝送路切替方式。
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JPS61239744A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Hitachi Ltd リングネツトワ−クにおける再構成制御方法
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