JPH0256351A - 紙送り用ロールの製造方法 - Google Patents

紙送り用ロールの製造方法

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JPH0256351A
JPH0256351A JP20658888A JP20658888A JPH0256351A JP H0256351 A JPH0256351 A JP H0256351A JP 20658888 A JP20658888 A JP 20658888A JP 20658888 A JP20658888 A JP 20658888A JP H0256351 A JPH0256351 A JP H0256351A
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hard
soft metal
roller
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JP20658888A
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Masatoshi Fujiwara
正利 藤原
Hiroshi Takahashi
博 高橋
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Piolax Inc
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Kato Hatsujo Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はOA機器等に用いられ、記録用の紙を移動する
ために使用されるロールに関し、特にロール表面を高い
摩擦力を得るようにした紙送り用ロールに関する。
[従来の技術] 現在のOA機器の多くは、記録用のロール紙が装着され
ており、その紙をロールによって送り出すようになって
いるが、紙の送り出しに際し、それに見合った送り出し
装置として、その駆動精度と共に、駆動中に11?■記
紙が滑らないようなロールを必要とした。
そこで、実開昭55−63339号には、ロールの耐久
性を向上させ、効率よく円滑に行う為にセラミックを表
面コーティングして粗面状とする技術が開示されている
また、実開昭63−1958号や実開昭63−1959
号には表面に摩擦抵抗を与える素材として、セラミック
の粉体な混合する技術が開示されている。
また、特開昭63−134603号には素材に金属粉末
を使用し、これを圧縮成型することにより、前記成型時
に出来る表面の荒さを利用して摩擦力の高い小型機器用
のブーりとする技術が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 然し乍ら、かかる従来の技術にあっては、前記したセラ
ミックのように硬質のため耐久性の向上には大きな進歩
があるものの、素材として溶解するときに、それと同時
に混合する金属或は他の素材と比較して比重の差が大き
すぎ、そのため、混成中にセラミックの方が一方位置に
偏るという傾向が現われ、均一分散が望めないという問
題点があった。
また、セラミック自身硬度が高いため加工性が悪く、均
一な加工の必要性から量産性に欠けるという問題点も発
生した。
[課題を解決するための手段] 本発明は、従来にある問題点を有効に解決せんとして開
発されたものであって、軟質の金属体表面に前記軟質金
属体よりも硬質な性質をもった薄肉の金属皮膜を被覆し
た後細塊状とし、1〕ゴ記細塊状とした粉細体を、別に
用意した同一の軟質金属体の細塊体に混成して加熱圧縮
することによりロール形状に成型し、前記成型表面を腐
食することにより、前記硬質材のみを表出する高摩擦を
イイする紙送り用ロールを提供するものである。
[作用J 本発明は、高摩擦を得るために、硬質材料をロール表面
に表出させるものであるが、その手段として腐食により
硬質部)υの一部を表面に突出させるものであり、これ
により、硬質被覆体のリングが血圧を上げる効果を生み
だし、また硬質部の脱落が出にくい。
しかも、硬質被覆体は、 +ji記のようにリング状と
なって形成されるため金属ベルトの面に対しても線接触
となるため安定した血圧を維持することが出来る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について詳細に説明する。
本実施例にかかるロールの素材としては、例としてアル
ミニウム合金が使用される。
即ち、アルミニウムのような軟質の金属体4の表面に、
第2図で示す前記アルミニウム金属体4よりも硬質な性
質をもった薄肉の金属皮膜5を化学的に、あるいは電気
化学的に被覆した後細塊状とし、前記細塊状とした粉細
体2を、別に用意した同一のアルミニウム金属体の細塊
体3に混成して加熱圧縮した後、必要とする形状のロー
ル形状1に成型し、前記成型した表面を化学的に反応腐
食することにより、前記硬質材5のみをロール1の表面
から表出するのである。
ここで、第2図により前記した細塊状とした粉細体2は
、アルミニウムの細い棒体4の外周全体に、例えばN1
−P合金になる無電解メツキを化学的に鍍膜し、その後
機械的に輪切り状に切断して使用するか、第3図のよう
に最初にアルミニウムな粉細体4として、そのままの状
態でN1−P合金による無電解メツキを行い、硬化層5
を形成してこのままの状態で使用する。
そして、アルミニウムを一様に粉細状とした素材3の中
に、前記した硬質被覆を付けた硬質状のアルミニウム体
2を混合する。混合の割合は半々ずつか、或はアルミニ
ウム素材3の方をやや多くするように心がければよい。
次ぎに、1111記した二種類のアルミ金属体を十分に
混合して加圧し、アルミニウムの融点近辺に迄加熱する
が、しかしアルミニウム素材が完全に溶解はしない程度
に加熱する。これにより第4図のように、この工程によ
り両者は完全に一体的な合金となる。
しかも、この中に混合した硬質材5は変形を受けること
なく合金状に固着する。
前記ロール形状は紙幅に合った寸法形状とされるが、更
に成型表面は機械的に加工され、第4図のように円滑状
にされる。
前記成型表面が摺動相手である紙面に合致するように鏡
面状となったあとでは、化学的な腐食が行われる。
即ち、素材がアルミニウムの場合では、回外ソーダが腐
食剤として使用される。
この腐食により、アルミ素材3の表面が僅かに腐食され
ると、同時に硬質金属体5の中のアルミ素材4もその一
部が腐食溶解して、第5図のように硬質材5のみが円環
状に突出する。
この硬質体5の先端は、第6図のように前記した機械加
工により平面体に忠実に切断されているため、紙のよう
な軟質面が摺動しても十分に保護され、しかも抵抗体と
しての効果が発揮出来るのである。
[発明の効果] 以f=の如く、本発明に係る紙送り用ロールでは高摩擦
を得るために、硬質材料をロール表面に表出させるもの
であるが、その手段として腐食により硬質被覆の一部を
表面に突出させて、その表面の切断面で抵抗を得るよう
にしたため、rrli記硬質被覆の紙面に当接する部分
がエツジ而で受けるようになり、従って面圧を均一に受
け5紙面を損傷することなく、しかも安定して送り出す
事ができる。
しかも、はぼリング状に形成された硬質被覆体は、その
中にあるアルミ素材がロール素材と一体化して固定され
ているので、脱落することがなく長期安定した駆動が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる紙送り用ロールの概念図であり、
第2図は、八で硬質被覆体を形成した状態図を、Bで切
断した状態図を示し、第3図は他の実施例で、アルミ粉
細体で硬質部分を形成する状態図を示し、第4図は混成
したあと、表面を機械加工した状態の概念図、第5図は
腐食して硬質部分が表出した概念図、第6図は表出した
硬質部分を説明する図である。 紙送り用ロール 硬質体 アルミ素材 アルミ素材 硬質被覆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  軟質の金属体表面に前記軟質金属体よりも硬質な性質
    をもった薄肉の金属皮膜を被覆した後細塊状とし、前記
    細塊状とした粉細体を、別に用意した同一の軟質金属体
    の細塊体に混成して加熱圧縮することによりロール形状
    に成型し、前記成型表面を腐食することにより、前記硬
    質材のみを表出することを特徴とする紙送り用ロール。
JP63206588A 1988-08-19 1988-08-19 紙送り用ロールの製造方法 Expired - Lifetime JPH0794299B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5343807A (en) * 1992-03-06 1994-09-06 Man Roland Druckmaschinen Ag Sheet-guiding impression-cylinder casing profile

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160967A (ja) * 1986-12-20 1988-07-04 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 紙送り用ロ−ラ−及びその製造方法

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JPS63160967A (ja) * 1986-12-20 1988-07-04 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 紙送り用ロ−ラ−及びその製造方法

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US5343807A (en) * 1992-03-06 1994-09-06 Man Roland Druckmaschinen Ag Sheet-guiding impression-cylinder casing profile

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