JPH0255471A - フアクシミリ装置の伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、中断機能を備えたファクシミリ装置の伝送方
式に関する。

［従来の技術］ グループ３フアクシミリ装置では、画情報を伝送すると
き、その画情報が複数枚の原稿からなる場合には、送信
する一連の画情報を一回の画情報伝送動作で宛先に伝送
している。

そのために、例えば、ファクシミリ装置を用いて画情報
を送信しているときに、他の緊急を要する画情報送信を
行う必要を生じた場合、従来では、送信装置のオペレー
タが自端末装置の操作表示部のストップキーをオンする
ことで、実行中の画情報送信を強制的に中断させていた
。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来の中断方法では、次のよ
うな不都合を生じていた。

すなわち、ストップキーをオンすると、送信装置は、そ
の時点で即座に画情報送信を停止していたため、送信中
の画情報が複数枚の原稿からなっていてその途中で画情
報送信が中断された場合には、残存ページの原稿につい
ては、オペレータが再度同一宛先に送信するための操作
を行う必要があり、オペレータの手間がかかるという不
都合を生していた。

また、ページの途中でス１へツブキーがオンされたとき
には、送信中の画情報が適切に送信されないという不都
合も生じていた。

そこで、本発明は、このような従来装置の課題を解決し
、画情報送信を適切に中断できるファクシミリ装置の伝
送方式を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、画情報伝送の中断を指令入力するための中断
操作手段を備え、画情報伝送中に中断操作手段が操作入
力されると、そのときの伝送中ページの送信を完了した
時点で画情報伝送を中断するとともに、送信装置は、残
存ページの画情報を同一宛先に伝送するための再発呼状
態に移行するようにしている。

［作用］ したがって、中断操作が指令されたときに送信中のペー
ジについては、画情報が完全に伝送サレまた、残存ペー
ジについては、再発呼さねて宛先に伝送されるので、中
断された画情報送信で送信されるへき画情報は、確実に
宛先に伝送される。

また、オペレータの手間も軽減される。

［実施例］ 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。

同図において、ＣＰＵ　（中央処理装置）１は、このフ
ァクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミ
リ伝送制御手順処理を行うものであり、ＲＯＭ　（リ−
１さ・オンリ・メモリ）２は、ＣＰＵＩが実行する制御
処理プログラム、および、処理プログラムを実行すると
きに必要な各種データなどを記憶するものであり、ＲＡ
Ｍ　（ランダム・アクセス・メモリ）３は、Ｃ））Ｕｌ
のワークエリアを構成するものである。

スキャナ４は、所定の解像度で原稿画像を読み取るため
のものであり、プロッタ５は、所定の解像度で画像を記
録出力するためのものであり、操作表示部６は、このフ
ァクシミリ装置を操作するための各種の操作キー、およ
び、各種の表示器からなる。

符号化復号化部７は、画信号を符号化圧縮するとともに
、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化す
るためのものであり、画像蓄積装置８は、符号化圧縮さ
れた状態の画情報を多数記憶するためのものである。

モデム９は、アナログ回線である公衆電話回線網を用い
てデジタルデータを伝送するための変復調処理を行うも
のであり、網制御装置１０は、このファクシミリ装置を
公衆電話回線網に接続するためのものである。また、こ
の網制御装置１０は、自動発着信機能を備えている。

これらの、ＣＰＵＩ、ＲＯＭ２、ＲＡＭ３、スキャナ４
、プロッタ５、操作表示部６、符号化復号化部７、画像
蓄積装置８、モデム９、および、約制御装置１０は、シ
ステムバス１１に接続されており、これらの各要素間で
のデータのやりとりは、このシステムバス１１を介して
行われている。

第２図は、操作表示部６における操作キーの一例を示し
ている。

同図において、スタートキー６８は、このファクシミリ
装置の動作の開始を指令入力するためのものであり、ス
トップキー６ｂは、ファクシミリ装置の動作の停止を指
令人力するためのものであり、テンキー６ｃは、電話番
号などの数値データを入力するためのものであり、クリ
アキー６ｄは、テンキー６ｃからの入力データを消去す
めためのものであり、中断キー６ｅは、ファクシミリ装
置の送信動作、あるいは、受信動作の中断を指令人力す
るためのものである。

第２図（ａ）、（ｂ）は、このファクシミリ装置が行う
送信時の処理例を示している。

送信時に、まず、宛先を発呼し、宛先から非標準装置信
号Ｎ５Ｆ（ファクシミリ伝送手順信号）を受信すると（
処理１０１）、その非標準装置信号ＮＳＦに中断機能有
の情報が含まれているかどうかを調べる（判断１０２）
。この判断１０２の結果がＮｏになるときには、標準の
ファクシミリ伝送手順に移行する。

判断１０２の結果かＹＥＳになるときには、中断機能を
使用することを含めた非標準装置設定信号ＮＳＳを相手
装置に送出しく処理１０３）、通常の手順と同様にトレ
ーニング手順を実行して（処理１０４）、画情報送信を
開始する（処理１０５）。

この画情報送信が終了する前に（判断１０６の結果がＮ
Ｏ）、操作表示部６の中断キー６ｅがオンされて中断指
令が操作入力されるか、あるいは、相手装置から画情報
伝送の中断を指令する非標準のファクシミリ手順信号で
ある中断信号ＳＵＳを受イハすることを監視している（
判断１０７，１０８のＮｏループ）。

判断１０６の結果がＹＥＳになったときには、その時点
で通常のファクシミリ伝送手順に移行する。

判断１０７の結果がＹＥＳになる場合、そのときに送信
中のページを終了するまで（判断１０９の結果がＹＥＳ
になるまで）、操作表示部６の表示装置に、例えば、「
お待ちください」という待機指示ガイダンスメツセージ
を表示する（処理１１０）。

判断１０９の結果がＹＥＳになると、そのときに行って
いる画情報送信が画像蓄積装置８の機能を用いたメモリ
装置であるかどうかを調Ｉ＼る（判断１１１）。

判断１１１の結果がＮＯになるときには、待機指爪ガイ
ダンスメツセージの表示を開始して（処理１１２）、ス
キャナ４にセットされている残りの原稿を読み取り、符
号化復号化部７で符号化圧縮した後に、画像蓄積装置８
に蓄積する（処理１１３）。またこのとき、同一宛先を
再発呼して蓄積した画情報を送信可能なように、宛先情
報などの伝送情報も記憶する。なお、判断１１１の結果
がＹＥＳになるときには、処理１１２，１１３を行わな
い。

次に、中断信号ＳＵＳを相手装置に送出しく処理１１４
）、これに対し、相手装置から画情報伝送の中断を確認
したことをあられす中断確認信号ＳＵＡ　（非標準なフ
ァクシミリ手）領信号）が、中断信号ＳＵＳを送出して
から規定時間内に応答されたことを監視する（判断１１
．５，１１６のＮｏループ）。

判断１１５の結果がＹＥＳになるときには、待機指示ガ
イダンスメツセージの表示を終了しく処理１１７）、所
定の再発呼待ち時間を経過するまで待って（判断１１８
のＮｏループ）、宛先を再発呼しく処理１１９）、中断
された画情報送信を再開する。

なお、この再発呼待機中においては、別の画情報伝送を
行うことができる。

また、判断１１６の結果がＹＥＳになるときには、相手
装置が画情報伝送の中断を受は入れなかったことをあら
れすメツセージなどを表示するエラー終了処理１２０を
実行して、この画情報送信を終了する。

また、判断１０８の結果がＹＥＳになるときには、中断
確認信号ＳＵＡを相手装置に送出し、その時点で画情報
伝送を終了して（処理１２１）、所定の再発呼待ち時間
を経過するまで待って（判断１２］のＮｏループ）、宛
先を再発呼しく処理１２２）、中断された画情報送信を
再開する。なお、この処理１２１でも、判断１１１、処
理１２１〜１１３と同様に、メモリ送信でないときには
残りの原稿の画像を画像蓄積装置８に蓄積する。

このようにして、画情報送信時、自端末側で中断指令が
操作入力されたときには、その時点で送信中のページの
終了を待って、−旦画情報送信を中断し、一定の時間を
経過したときに、中断した画情報送信を再開する。

また、相手装置側で中断指令が操作入力されたことが通
知されたときには、その時点で一旦画情報送信を中断し
、一定の時間を経過したときに、中断した画情報送信を
再開する。

また、いずれの場合にも、再発呼待機中の状態では、別
の画情報送信の開始を受は付けることができるので、オ
ペレータは、例えば、ファクシミリ装置が実行している
画情報送信を中断して、別の画情報送信を割り込ませる
ことができる１゜第４図（ａ）、（ｂ）は、このファク
シミリ装置が行う送信時の処理例を示している。

受信時には、まず、着信検出すると被呼局識別信号ＣＥ
Ｄ、および、中断機能有の情報を含めた非標準装置信号
ＮＳＦを順次送出しく処理２０１　、２０２）、処理２
０２が終了してから規定時間内に、相手装置から非標準
装置設定信号ＮＳＳを受信することを監視する（判断２
０３，２０４のＮＯループ）。

判断２０３の結果がＹＥＳになると、その非標準装置設
定信号ＮＳＳに、中断機能有が含まれているかどうかを
調べる（判断２０５）。この判断２０５の結果がＮＯに
なるときには、通常のファクシミリ伝送手順に移行する
。

判断２０５の結果がＹＥＳになるとき、通常の手順と同
様にトレーニング手順を実行しく処理２０６）、画情報
受信を開始する（処理２０７）。

そして、この画情報受信を行っているときに、操作表示
部６の中断キー６ｅが操作入力されたか、相手装置から
中断信号ＳＵＳを受信したか、受信終了したかを監視し
ている（判断２０８，２０９，２１０のＮＯループ）。

判断２０８の結果がＹＥＳになるときには、ページの終
了をあられす手順信号ＩＥＯＭ、ＮＰＳを受信したか、
あるいは、手順終了信号ＥＯＰを受信するまで待機する
（判断２１１，２１２のＮＯループ）。

判断２１１の結果がＹＥＳになるときには、中断信号Ｓ
ＵＳを送出しく処理２１３）、処理２１３を終了してか
ら規定時間内に相手装置から中断確認信号ＳＵＡを受信
することを監視する（判断２］４，２］５のＮＯループ
）。

判断２１４の結果がＹＥＳになるときには、例えば、「
ただいまの画情報受信は中断されました。残りの画情報
は、後程再送されます。」という中断メツセージをプロ
ッタ５より記録出力しく処理２１６）、この受信処理を
終了する。

判断２１５の結果がＹＥＳになるときには、相手装置が
画情報伝送の中断を受は入れなかったことをあられすメ
ツセージなどを表示するエラー終で処理２１７を実行し
て、この画情報受信処理を終了する。

また、判断２０９の結果がＹＥＳになるときには、中断
確認信号ＳＵＡを送出しく処理２Ｉ８）、処理２１６に
移行する。

また、判断２１０の結果がＹＥＳになるとき、および、
判断２１２の結果がＹＥＳになるときには、通常の終了
手順処理２１９を実行してこの画情報受信処理を終了す
る。

このようにして、画情報受信時、自端末側で中断指令が
操作入力されたときには、その時点で受信中のページの
終了を待って、画情報送信を中断することを相手装置に
通知する。ただし、そのページを終了したときに、画情
報伝が送終了する場合には、画情報送信の中断手順を行
わない。

また、相手装置側で中断指令が操作入力されたことが通
知されたときには、その時点で画情報受信を中断する。

また、画情報受信を中断したときには、その旨をあられ
すメツセージをプロッタ５より記録出力する。

以上の構成で、送信側で中断指令操作が行われた場合の
伝送手順例を第５図（ａ）に示す。

この場合、画情報ＰＩＸを送信している途中の時点Ｔ１
で、送信装置の操作表示部６の中断キー６ｅが操作され
ており、そのページの画情報Ｐ１ｘの送信が終了した時
点で、中断信号ＳＵＳが受信装置に送信されており、こ
れに対して、受（３装置が中断確認信号ＳＵＡを応答し
たので、送信装置が手順信号ＤＣＮを送出して回線を復
旧している。

また、受信側で中断指令操作が行われた場合の伝送手順
例を同図（ｂ）に示す。

この場合、画情報ＰＩＸを受信している途中の時点Ｔ２
で、受信装置の操作表示部６の中断キー６ｅが操作され
ており、そのページの画情報ＰＩＸの送信が終了して手
順信号ＥＯＭを受信した時点で、中断信号ＳＵＳが送信
装置に送信されている。これに対して、送信装置が中断
確認信号ＳＵＡを応答するとともに、手順信号ＤＣＮを
送出して回線を復旧している。

このようにして、本実施例によれば、画情報伝送の途中
で、その画情報伝送を適切に中断できるので、例えば、
実行中の画情報伝送に緊急の画情報送信を割り込ませる
ことができる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、画情報伝送の中断を指
令入力するための中断操作手段を備え、画情報伝送中に
中断操作手段が操作入力されると、そのときの伝送中ペ
ージの送信を完了した時点で画情報伝送を中断するとと
もに、送信装置は、残存ページの画情報を同一宛先に伝
送するための再発呼状態に移行するようにしているので
、中断操作が指令されたときに送信中のページについて
は、画情報が完全に伝送され、また、残存ページについ
ては、再発呼されて宛先に伝送されるので、中断された
画情報送信で送信されるべき画情報は、確実に宛先に伝
送される。また、オペレータの手間も軽減されるという
効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第２図は操作表示部の操作キーを例示
した概略図、第３図（ａ）、（ｂ）は送信時の処理例を
示すフローチャー１・、第４図（ａ）、（ｂ）は受信時
の処理例を示すフローチャー１・、第５図（ａ）は伝送
手順の一例を示す概略図、同図（ｂ）は伝送手順の他の
例を示す概略図である。 ］・ＣＰ　Ｕ　（中央処理装置）、２・・ＲＯＭ　（リ
−１・・オンリ・メモリ）、２・・・ＲＡＭ（ランタム
・アクセス・メモリ）。 第 （ａ） （送信側） （受信側） （ｂ） （送信側）　（受信側）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像蓄積機能を備えたファクシミリ装置の伝送方
   式において、画情報伝送の中断を指令入力するための中
   断操作手段を備え、画情報送信中に上記中断操作手段が
   操作入力されたときには、そのときの送信中ページの送
   信を完了した時点で中断指令を受信装置に送出し、受信
   装置から中断確認が応答されると、その時点で画情報伝
   送を打ち切り、残存ページの画情報を同一宛先に伝送す
   るための再発呼状態に移行することを特徴とするファク
   シミリ装置の伝送方式。
2. （２）画情報伝送の中断を指令入力するための中断操作
   手段を備え、画情報受信中に上記中断操作手段が操作入
   力されたときには、そのときの受信中ページの受信を完
   了した時点で中断指令を送信装置に送出する一方、送信
   装置は、受信装置から中断指令が送出されたときには、
   中断確認を応答するとともに、その時点で画情報伝送を
   打ち切り、残存ページの画情報を同一宛先に伝送するた
   めの再発呼状態に移行することを特徴とするファクシミ
   リ装置の伝送方式。