JPH025073Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH025073Y2
JPH025073Y2 JP17666883U JP17666883U JPH025073Y2 JP H025073 Y2 JPH025073 Y2 JP H025073Y2 JP 17666883 U JP17666883 U JP 17666883U JP 17666883 U JP17666883 U JP 17666883U JP H025073 Y2 JPH025073 Y2 JP H025073Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer circuit
engine
time
idling
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17666883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6084742U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17666883U priority Critical patent/JPS6084742U/ja
Publication of JPS6084742U publication Critical patent/JPS6084742U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH025073Y2 publication Critical patent/JPH025073Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supercharger (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はターボチヤージヤ付自動車(以後は
ターボ車とも記す。)用のアイドリング遅延装置
の改良に関する。
自動車、特に四輪自動車にはターボチヤージヤ
を塔載したターボ車が普及してきた。このターボ
チヤージヤに使用されているタービンは走行時10
万〜15万回転/分の高速回転をし、温度も900℃
にも達する。走行中、このタービンを冷却するた
めオイルポンプがエンジンオイルを供給し、循環
させているが、イグニシヨンスイツチを開にしエ
ンジンを停止させると、オイルポンプも停止する
のでタービンにはエンジンオイルが供給されなく
なる。しかし、タービンはエンジン停止後も慣性
が消失するまで回転を続けるため焼付きを起すこ
とがある。
従つて運転後、数分間エンジンをアイドリング
して置くことが好ましいが、このアイドリングを
するには運転者は車から離れることができず、非
常に煩わしい。これを解決するため、イグニシヨ
ンスイツチを開にしてもタイマー回路の働きによ
りエンジンは数分間アイドリングを続け、その
後、停止するエンジンの遅延停止装置ないしアイ
ドリング遅延装置が従来から公知である。
しかし、従来の装置には安全回路が無いため装
置、特に装置中に組込まれているタイマー回路に
不具合が発生すると誤動作し、一定時間経過して
もエンジンは停止しないでアイドリングを続け、
燃料の無駄な消耗、オーバヒートなどを起す虞が
あり、又、運転者はエンジンの停止を確認するま
で車から離れられないと言つた問題点がある。
そこで本考案は上記問題点を解消するために、
タイマー回路が誤動作したときに一定時間後にエ
ンジンを停止させる保護用タイマー回路を上記タ
イマー回路に接続したことを特徴とするものであ
つて、以下、図面を参照して説明する。
第1図は従来の遅延装置のブロツク図で、1は
電源電池、2はイグニシヨンスイツチ、3はリレ
ー、4はエンジン駆動装置、5はタイマー回路、
6はトランジスタを示す。運転を終りにイグニシ
ヨンスイツチ2を開にするとタイマー回路5の入
力に信号が印加され、その出力側は一定時間Hi
(High)になり、これによつてトランジスタ6は
その間ONしてリレー3のコイルに電流が流れ、
それまでOFFであつてリレーの接点はONにな
る。これにより電源電池1からリレー3の接点を
経て電圧がエンジン駆動装置4に供給され、エン
ジンをアイドリングする。タイマー回路5に設定
された時間が経過すると、その出力側はLo
(Low)になり、トランジスタ6、リレー3は
OFFとなるためエンジン駆動装置4への電圧供
給は止まり、エンジンは停止する。従つて、何等
かの原因でタイマー回路5が誤動作し、その出力
側がLoにならないとエンジンはアイドリングを
続け、前述の様な問題が生じるのである。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図、第3
図はその各構成要素の時陥の経過に伴う作動状態
の説明図で、5は第1図と同様なメインのタイマ
ー回路、17は本考案の主題の保誤用タイマー回
路を示すが、但し、両タイマー回路5,17は入
力がHiからLoになると、その時から設定時間後
に出力はLoからHiになる様になつている。運転
を終りイグニシヨンスイツチ2を開にするとそれ
までにコンデンサ12に充電されていた電荷がト
ランジスタ9をONにし、トランジスタ10を
OFFすることによりタイマー回路5の入力はHi
からLoになると共にトランジスタ6はONになる
(時期T1)。これにより、リレー3のコイルに電
流が流れてその接点はONになり(時期T2)、従
来と同様にエンジン駆動装置4には電源電池から
電圧が供給され、エンジンはアイドリングを行
う。そして、リレー接点がONになるとトランジ
スタ13がONし、トランジスタ10をOFFに保
つため、コンデンサ12の放電が終つても同じ状
態が維持され、エンジンのアイドリングは続く。
そして、タイマー回路5の出力側が設定時間後
(時期T3)にHiに変るとトランジスタ7はONに
なり、トランジスタ6はOFFに戻つてリレー3
のコイルは電流が流れなくなり、このためリレー
の接点はOFFになつてエンジン駆動装置4への
電圧供給は停る(時期T4)のでエンジンはアイ
ドリングを止める。又、タイマー回路5の出力の
Hiはリレーの接点がOFFになることによつてLo
になり、入力はHiになり、トランジスタ7も
OFFになる。
上記の様に作動を行うなかで、リレー3の接点
がONになつたとき、トランジスタ14もONに
なるので保護タイマー回路17の入力は時期T2
でHiからLoに変化する。この保護用タイマー回
路17の設定時間は例えばタイマー回路5の1.5
倍にして置く。これにより保護用タイマー回路の
入力はHiからLoに変化した時から保護用タイマ
ー回路17の出力が設定時間後にLoからHiに変
化する前にタイマー回路5の出力はLoからHiに
なり、これによつてトランジスタ14はOFFに
なり保護用タイマー回路17の入力はLoからHi
に変化するのでその出力にはHiが出ない。つま
り、タイマー回路5が正規に作動しているときは
このタイマー回路が時期T4でエンジンのアイド
リングを停めるのである。
しかし、何等かの原因でタイマー回路5の出力
が設定時間後にHiに変化しないと、第3図に破
線で示す如く保護用タイマー回路の出力側は設定
時間が経過したとき(時期T5)にHiに変化し、
これによりトランジスタ15はONになり、トラ
ンジスタ6はOFFに戻つてリレー3のコイルに
は電流が流れなくなり、このためリレー3の接点
はOFFになつて(時期T6)エンジン駆動装置4
への電圧供給は停り、エンジンのアイドリングは
停止する。尚、保護用タイマー回路17の出力の
Hiはリレー接点がOFFになることによりLoにな
り、入力はHiになり、トランジスタ15も同時
にOFFになる。
保護用タイマー回路17の設定時間はタイマー
回路5の設定時間の1.5倍にしてあると説明した
が、これに限定されるものではない。つまり、時
期T5はT3から時間的に遅れてさえいなければよ
いので(尤も余り長時間遅らすと燃料の浪費にな
る)、保護用タイマー回路の設定時間はT3−T2
間以上適当に定めればよい。
尚、時期T1とT2間は数mSであり、アイドリン
グ時のエンジン回転数800RPMのとき、エンジン
の一回転に要する時間は75mSであるため、10%
程度の確率で点火コイルの失火があるがエンジン
は楕性で回転し、停止することはない。
こうして従来の装置ではタイマー回路が誤動作
するとエンジンが止まらなくなる不安で車から離
れ難かつたが、本考案によればタイマー回路が誤
動作しても確実にエンジンのアイドリングが停止
するため安心して車から離れられ、且つ、ターボ
チヤージヤの保護と言う本来の目的も達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアイドリング遅延装置のブロツク図、
第2図は本考案の一実施例のアイドリング遅延装
置のブロツク図、第3図は同上の作動説明図で、
図中、2はイグニシヨンスイツチ、5はタイマー
回路、17は保護用タイマー回路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイマー回路と、このタイマー回路で作動させ
    られるスイツチを有し、このタイマー回路により
    イグニシヨンスイツチを開にしても上記スイツチ
    を一定時間閉に保つてエンジンをアイドリング
    し、その後にスイツチを開にしてエンジンを停止
    させるターボチヤージヤ付自動車用アイドリング
    遅延装置において、 上記タイマー回路が誤動作して一定時間後にエ
    ンジンの停止が行われなくなることを防ぐため上
    記タイマー回路が誤動作したときに一定時間後に
    上記スイツチを開にしてエンジンを停止させる保
    護用タイマー回路を上記スイツチに対しタイマー
    回路と並列に接続したことを特徴とするターボチ
    ヤージヤ付自動車用アイドリング遅延装置。
JP17666883U 1983-11-17 1983-11-17 タ−ボチヤ−ジヤ付自動車用アイドリング遅延装置 Granted JPS6084742U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17666883U JPS6084742U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 タ−ボチヤ−ジヤ付自動車用アイドリング遅延装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17666883U JPS6084742U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 タ−ボチヤ−ジヤ付自動車用アイドリング遅延装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6084742U JPS6084742U (ja) 1985-06-11
JPH025073Y2 true JPH025073Y2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=30384038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17666883U Granted JPS6084742U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 タ−ボチヤ−ジヤ付自動車用アイドリング遅延装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6084742U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6084742U (ja) 1985-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4083268B2 (ja) 内燃機関を始動するための始動装置
JP3285531B2 (ja) モータジェネレータ搭載エンジンの始動装置
US7665438B2 (en) Starter device for an internal combustion engine having separate engaging process and starting process
JPH0374146A (ja) コンデンサの充電装置
JPH025073Y2 (ja)
US2989644A (en) Safety systems for electric fuel pumps
JPS6147726B2 (ja)
JPS6038059Y2 (ja) スタ−タ保護装置
JPS5971922U (ja) エンジン・ル−ム冷却装置
JPH0347924Y2 (ja)
JPS6256349B2 (ja)
JPH032705Y2 (ja)
JPH0224991B2 (ja)
JPS5913339Y2 (ja) 自動エンジン始動回路
JPH0444852Y2 (ja)
JP2534795B2 (ja) エンジン制御装置
JPS621422Y2 (ja)
JPH036815Y2 (ja)
JPH04308358A (ja) 自動二輪車用エンジンの始動点火装置
JPS60194134U (ja) タ−ボチヤ−ジヤ付自動車用アイドリング遅延装置
JPS641457Y2 (ja)
JPH0517380Y2 (ja)
JPS6042193Y2 (ja) デイ−ゼルエンジンの燃料制御装置における始動増量制御装置
JPH0579434A (ja) スタータ始動制御装置
JPH0241332Y2 (ja)