JPH02503022A - 軸制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軸制御弁 本発明は、逆浸透により作動する分離装置の、ポンプ送出される濃縮液に用いる 軸制御弁に関するものであり、ポンプ軸で駆動する回転スライダーを具え、かか るスライダーは駆動側では軸受により保持しく軸受室）、駆動から離れた側（制 御室）では連回する制御プレートにより保持し、かかるプレートは入口配管およ び出口配管を交互に接続するものに水圧装置の場合、配管を交互に接続するため に軸制御弁を配置することが公知である。これらの弁には、軸受領域のみならず 制御領域においても油圧用のオイルを充たすため、僅かな磨耗しか生じない。こ れらの軸制御弁を海水脱塩装置に使用すると事情は異なる。この場合、海水が軸 受領域および制御領域を流れるため、特に軸受領域は相当に磨耗する。

本発明の課題は、簡単な構造において僅かしか磨耗しない軸制御弁を提案するこ とにある。

この課題を解決するために本発明は、回転スライダーの軸受室を少くとも１個の バッキングによって制御室から分離し、軸受室には潤滑剤を、制御室には濃縮液 を充たすことを特徴とするものである。

１個または数個のバッキングを用いて軸受領域と制御領域を分離することにより 、軸受領域には腐蝕性の濃縮液を満たすことなく、潤滑剤が確実に保持される。

それに伴い、油圧装置の場合と同様の優れた耐用年数が実現する。

（複数の）バッキングが回転スライダーの外壁に埋め込まれているならば、特に 簡単な構造が実現する。

入口配管および出口配管の構成および濃縮液の圧力によって生じる軸線方向にお ける偏心した、繰り返しの水圧を受けるために、濃縮液が作用し、軸線方向でな く濃縮液が貫流する１個または数個の回転スライダーに配置した完全ピストンを 介して反力が生じるならば、最適な力配分が実現する。しかしまた、別の方法と して、入口配管および出口配管の構成および濃縮液圧力により生ずる軸線方向の 偏心した、繰り返しの水圧を受けるために、軸制御弁の外に配置した１個または 数個のピストンによって反力が生じ、かかるピストンには濃縮液の流れが当たり 、直接または連結稈および／またはレバーを介して回転スライダーに作用する。

以下、軸制御弁の実施例を軸線方向の断面として図示し、一層具体的に説明する 。軸制御弁は、底プレート１、ケーシングカバー２およびこれらを結合する管状 部材３を具えるケーシングを有する。管状部材３の内部には軸受４および制御へ ラド５から成る回転スライダーを設置する。制御へラド５には制御プレート６を 同軸で回転固定して配置し、かかるプレートは、遠回ボルト８によって底プレー ト１にねじれぬように保持した同軸の制御プレート７に密着する。底プレート１ には、導管９　、１０．１１．の形状を成す接続部を取り付け、中間溝としての 導管１０が合流接続となり、導管９．１１は、図示していない別の導管と共に複 動ピストンを具えた３段プランジャポンプの円筒接続部となる。かかるポンプは ドイツ連邦共和国特許明細書第２４４４７４０号に記載されている。

導管９．１０．１１は、制御ヘッド５の溝を含む制御プレート６を交互に接続す る。制御プレート６は、排出スフウェア１２および圧カスクラエア１３を有し、 遠回ボルト１４を介して制御ヘッド５と回転固定して結合する。更に、制御ヘッ ド５は、遠回ボルト１５を介して軸受４と固定し、かかる軸受は、主動軸１６を 介して駆動される。軸受４は、球軸受１７によって保持し、バッキング１８は、 主動軸１６とケーシングキャップ２の間に位置する。

制御ヘッド５の外周には、２個の環状バッキング１９を具え、それにより導管９ 　、１０．１１のみならず制御プレート６．７および制御ヘッド５に在る濃縮液 が軸受領域に入ることはない。

同時に、バッキング１９は、溝、導管および制御プレートなどを含む制御室２１ から軸受室２０を区分する。従って、制御室には濃縮液を、軸受室には潤滑剤を 充たす。

制御へラド５には、軸受に向いた側で回転スライダーの軸線に対して平行につり あいピストン２２を設置し、かかるピストンは軸受台に向いた側では、この軸受 に当接し、反対側では導管２３を介して濃縮液が作用する。このつりあいピスト ン２２は、両方の制御スフウェアから生ずる偏心的な軸方向力を調整する。しか しまた別の方法として、つりあいピストン２２０代りに、入口配管および出口配 管９　、１０．１１の構成および濃縮液の圧力により生ずる軸線方向の偏心した 、繰り返しの水圧を受けるために、軸制御弁の外に配置した１個または数個のピ ストンで反力が生じ、かかるピストンには濃縮液の流れが作用し、直接または連 結稈および／またはレバーを介して回転スライダーに作用する。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．逆浸透により作動する分離装置のポンプ送出される濃縮液に用いる軸制御弁 であって、ポンプ軸で駆動する回転スライダーを具え、該スライダーは駆動側で は軸受けにより保持し（軸受室）、駆動から離れた側（制御室）では連回する制 御プレートにより保持し、該プレートが、入口配管および出口配管を交互に接続 するものにおいて、回転スライダー（４，５）の軸受室（２０）は、少くとも１ 個のパッキング（１９）により制御室（２１）から分離し、軸受室（２０）には 潤滑剤を、制御室（２１）には濃縮液を充たしたことを特徴とする軸制御弁。
2. ２．１つ（複数）のパッキング（１９）が、回転スライダーの外壁に埋め込まれ ていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の軸制御弁。
3. ３．偏心的な水圧を受けるために、濃縮液が作用する１つまたは複数の完全ピス トン（２２）により反力が生じ、前記ピストンは回転スライダー（４，５）の中 に偏心して配置されたことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の 軸制御弁。
4. ４．偏心的な水圧を受けるために、軸制御弁の外に配置した１つまたは複数のピ ストンにより反力が生じ、前記ピストンには濃縮液の流れが作用し、直接または 連動桿および／またはレバーを介して回転スライダー（４，５）に作用すること を特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の軸制御弁。