JPH02501885A - 切り花の寿命を延長する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 切り花の寿命を延長する装置 本発明は水中に立つ切り、花の寿命を延長するための装置に関する。この装置は ラベルの形をなし、水に不溶性のキャリヤ一層とそれに施された外被膜から成り 、そして外被膜は水の存在で殺菌剤および／−！たは細菌抑制剤を放出する少な くとも１種の物質を有する活性材料を含むものでらる。

植物は水とそれに溶解した物質を根から若枝へ送るための導管の網状組織を肉量 している。花柄が９ＪＷｒされるとこれらの導管は開口され、その結果孔の残さ れた寿命の間、通電板から来て絶えず葉と花に供給されて、それらがしおれな匹 ようにして＾る水は、今や形成された切り傷を通して吸収されなければならない 。

従って、花柄中の導管は切断の後できるだけ長込間開口のまま保たれて、この水 および水中に多分溶解した管の内側に植物により形成される傷痕物質によるか、 あるいは実際の切断表面が微生物の被覆を受けることにより起ることがある。

前節に示したような花瓶の中に置いた切り花の減少させられた水吸収は通例その 花が植物の上に留まることを許されたとした場合よシもずっと早く花をしおれさ せる原因となる。花柄をしばしば切断することと毎日水を取り替えることにより 、その寿命はある程度延長できるが、そのよりな手段は注意と努力の両方を必要 とするから、それはしはしは依られる。しかし、花瓶の水の中に溶解させるＡわ ゆる保存剤を使用することにより、らまり大した努力なしに寿命を延長すること は可能である。このよりに、花の早期のしおれと死の原因の１つは、すなわち前 記の閉塞に基づいて起る。

母なる植物から切り離された切り花では、葉と花の栄養備蓄物（主として糖から 底る〕は速やかに枯渇してしまい、その結果孔はしおれる。もし栄養物（例えば 、普通は糖ンが花瓶の水を経由して外部から供給されることによりこのＲ餓を防 ぐことができれば、かなりの寿命の延長は実行可能になる。しかし、外部からの 糖供給の可能性もまた、もちろん１．花柄内の導管を開いておくことができるこ とにかかつているでらろり。

糖溶液は細菌の成長のためにもまた優れた基質であるから、花瓶の水に糖の添加 するのは、しかし、導管の閉塞を増す危険を必ず伴う。これもまたいわゆる防腐 剤（殺菌剤）の花瓶の水への添加により防ぐことができ、その結果として導管の 口は開いたままに保たれ、そして花瓶水に供給された栄養物は切り花により吸収 されることができる。

切夕花をいれた花瓶中に多量の細菌の存在するととはしばしば確証された。１０ １３ｄ”−１のバクテリア数が報告されたことがある。特に病院の環境内で花瓶 の中にいわゆるグラム陰性病源菌の発生に注意が惹かれたことがある。

序言において引用された型の装置は米国特許明細書第４，１６７，８３２号から 知られている。これによると、活性材料を含有する外被Ｍは水と直接に接触する ように改造されているので、ラベル′ｔ−水中に浸すと外被膜の全表面について 反応が開始して、その層から塩素を放出するようになってＡる。らる特定の時に 水中に存在する塩素の量は一部反応速度によジ、一部液面からの塩素の消費と蒸 発により決定される。前記特許明細薔に記載された技術の適用の際に２ベルが水 に浸漬されると、非常に速い塩素の発生が始まり、それが水中の塩素濃度の急速 な増加に導く。前記荷叶明細書によると、これは目的とした効果と一致する。な ぜならば急速に増加した塩素濃Ｋにより花瓶内のすべての細菌を速やかに殺し、 それにより切＃？表面で終る液と栄養物の導管の閉塞を防ぐことが目的でらるか うである。

多量の塩素が極めて短期間に花瓶の水中に放出されることに伴う重大な不利益は 花瓶の水中に生じる高い塩素濃度が敏感な葉と敏感な花柄を有する切り花に損傷 を引き起すことである。

さらに、活性剤が比較的速やかに消費され、それが水の塩素濃度の時機尚早な減 少に導くこと、すなわち塩素の放出の時により良い分配がなされる場合よジも早 くに花がしおれることは不利である。

前節において引用された特許明細書によるラベルはさらに、輸送または貯蔵の間 にラベルが水と接触すると活性物質が放出される不利な点を有する。もし前記特 許において付足された活性物質が塩素であるならば、塩素の強す臭気は必ずある 。皮膚がラベルと接触すると、皮膚の刺激が起り易く、それはその製品をしげし げ取り扱う人、例えば、花屋の店員、に対して問題を起すことがあろう。また衣 服が接触すると傷む危険もある。

本発明の目的は上記の問題をかなりの程度に減少させることおよび従来可能であ ったよりも長い時間花を水中に新鮮に保つことを可能にする手段を提供すること である。

本発明の新規性は本質的に、活性材料の外被膜が少なくとも１つの実質的に不透 水性の層によりその両側のそれぞれの上で囲まれていることおよび前記外被膜に 最も近く位置する不透水層の間、および／または前記の層に備えられた通路を通 して、水と前記活性材料との接触区域が形成されることから成る。

不発明の好ましい一態様によれば、活性材料の外被膜は塩素を放出する物質を含 み、そしてジクロロシアヌル酸ナトリウムは特に適当であることを証明した。

好ましい一態様によれば、不透水性障壁層は少なくとも１種のアクリル化合物に 基づくラッカーにより形成される。これはアクリレート誘導体、ジアクリレート 誘導体、トリアクリレート誘導体およびアクリロエポキシド化合物から成る群よ り選択され、そしてラッカーはさらに紫外光の作用Ｏ下にラッカーの硬化を開始 させる光開始剤を含有する。

従属する「請求の範囲」はさらに本発明の適切な実施態様について述べる。

本発明は図面によジさらに詳細に説明する。

第１図は本発明の装置ｊｌを図解して示す。

第２図は本発明の装置の他の一態様を示す。

第３図は比較のための実験からの結果と共に画いた曲線図を示す。

第１図には本発明の一笑施態様が図示されており、その図でラベル１の形の装ｒ Ｉｔはキャリヤ一層２を含み、このキャリヤ一層は好ましい態様によれば水に不 溶性の、セして実質的に不透水性の柔軟な材料、好ましくはプラスチック材料、 例えば、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンまたは類似の材料から成る。キャリヤ 一層は通例比例的薄いものであり、そして約０．１朋の厚さがあれば十分である ことを証明した。

またはその代りに、キャリヤ一層はその他のある材料で、液の通過を許すかある いは液を吸い上げるまたは吸収することを許すある能力を有する材料、例えば、 紙またはボール紙から成る。

ラベルのキャリヤ一層はその上側を外被膜４で被覆され、その外被膜は湿気また は水の存在で殺菌剤および／または細菌抑制剤を放出する少なくとも１種の活性 物質を含有する活性材料を含む。本発明の実７ｓ態様において使用されている、 そのような好ましい活性物質はジクロロイソシアヌル酸ナトリウムである。外被 膜４はさらに活性物質のための担体材料をプラスチックバインダーの形で含む。

適用する際に、プラスチックバ・インダーと活性材料を混合してペーストとし、 それにより固体のキャリヤ一層２を被覆する。

第１図のラベルは、キャリヤ一層の下側、従ってラベルの下側がバインダ一層３ で被覆されている態様で示されている。好ましい一態様によるバインダ一層はゴ ムを原料とするバインダー、例えば、Ｂθ１ｅｒｓｄｏｒｆＢ４として市場に知 られているバインダーから成る。

ある用途では、バインダ一層は不透水性材料から成る。

この後者の態様は特にキャリヤ一層が透水性である場合に使用され、そしてその バインダ一層はキャリヤ一層表面を水との接触から保護するために用いられてお ジ、さもなければ水は容易にキャリヤ一層を通過して、活性材料を含む外被膜４ と接触することができる。

活性材料を含む外被膜４はその上側を、実質的に不透水性材料の層５（以下障壁 層５と呼ばれる）によジ被覆されている。ラベルを水中に沈めると、１１ｉ［壁 層に水が入ってきて外被膜４の表面と接触することが阻止される。障壁層とキャ リヤ一層、またはその代りにバインダ一層の配置と設計を通じて、水が接触する 、あるいはすることのできる外被膜４の表面の範囲が規制され、従ってそれぞれ の場合に放出される殺菌剤の量が規制される。活性物質は連続的に、しかし時が たつうちに減少する速度で、水に対する障壁をなす層により覆われていない表面 から拡散して出る。ある用途では透水性の層がキャリヤ一層２と外被膜４との間 および／または外被膜４と障壁層５との間に、ラベルの中心部からの活性物質の 放出を改良するために配置される。

第１図から明らかなことは、第１図に示された態様においてラベルの横の端は保 護層を欠いてｈることである。露出されている接触表面を少なくすることが望ま れる他の態様では若干の端縁は完全ま九は部分的に保護層によジ被覆される。あ る態様では障壁層５Ｌ全体の外被膜を覆わないで、ラベルの端縁に隣接する区域 を被覆なしに残す。さらに他の態様では露出した接触表面はラベル中の１つまた は数個の貫通孔により増加している。

すべての端縁が保護層を有しない態様は製造の見地から利点を有する。なぜなら 個々のラベルは、活性材料を含む外被膜４並びに外被膜を囲むすべての層を含む 比較的大きな板からパンチで切り出されることができるからである。

第２図は、障壁層５が通路６を備えており、その通路は活性材料の外被Ｈｘ４と 環境との間の直接の接触を可能にする本発明の態様を示す。図よフ明らかなよう に通路の数、従って表面積単位当り活性材料の接触表面積は、ある態様ではラベ ルの端縁に比較してより大きめ。この通路の分布は、ラベルが水中に置かれると 直ちに殺菌剤をより速やかに放出する要求およびらる時間内に活性材料の外被膜 ４からの完全な活性物質の放出の要求が存在する用途で選ばれる。図では通路が 丸い孔として示されてｈるが、その他のデデインの通路、例えば、細長Ａ孔、打 抜き孔などはもちろん同様に本発明の概念の内にある。第２図では通路が障壁層 のみに示されてｈるが、ある用途ではキャリヤ一層および／またはバインダ一層 もまた通路を備えている。

後者の例は特に、バインダ一層が水のおよび殺菌剤および／または細菌抑制剤の 通過を許さない用途に関係する。この後者の態様は、もちろん、ラベルが花瓶の 水に沈められる場合に、わるいはキャリヤ一層内の通路に関連して起る殺菌剤お よび／または細菌抑制剤の使用前に、ラベルは保護フィルムの上で貯蔵されると 適切であり、そのフィルムにラベルは、そのバインダ一層３を保護フィルムに向 けて、剥離できるように固定される。

ラベルの１つの笑施例によると、それは約２０Ｘ５０！＋１の大きさをもち、そ してその外被膜中に約４Ｏ−５０Ｉｎ９（乾燥重量〕で示される前記の種類の塩 素塩を含有している。そのラベルが使用されるとき、それは保護フィルムから剥 離され、そして例えば、１本または数本の花の花柄の周ジにバインダ一層３の表 面と互いに貼ジつけられるか、またはラベルは別に水の中に沈められる。

本発明による前記の障壁層５は特に選ばれた表面ラッカーから樽、収され、その ラッカーは少なくとも１種のアクリル化合物を原料とするものでらｐ、そして活 性材料の外被膜４に、好ましくは数種のアクリル化合物と、紫外光の作用の下で ラッカーを硬化させる光開始剤を含む混合物の形で適用する。その混合物は、乾 燥重量で２５−３５　Ｊｉ’　／　ａｎ２の量で適当に適用される。

不発ＥＡ（Ｃ従って提案される表面ラッカーは、湿潤な環境内で殺菌剤および細 菌抑制剤、例えば、塩素の放出の危険を少なくする障壁層を形成する。さらにま た、ラベルを取扱う人における皮膚刺激の危険は、前記薬剤が表面ラッカーを通 って進出することができないので少なくなる。殺菌剤および／またはＭＪ菌抑制 剤が衣服に接触しそしてそれを損なう危険もまた除去される。

これはまた、ラベルが通路を備えている本発明の実施態様にも当てはまる。もし 、例えば、ある花束の輸送または貯蔵の間に、水が偶然にその中に保持されてい るラベルの上にかかったとしたら、そしてラベルのため選ばれた活性剤が、例え ば、塩素であったとしても、塩素の臭気は＃よとんど発生しな−。もしラベルが 濡れた手で操作されても、皮膚刺激の危険に＾ずれにしてもなめ。なぜなら例え ば、打抜き孔を通しての活性物質の放出は水中に完全に浸漬してから数分の後に のみ起るからである。

しかし、不発明による装置の最も具体的な効果は、殺菌剤および／またはａ菌抑 制剤の水中での放出が従来知うれている類似の型のラベルの場合よりも長い期間 にかつ調節できる仕方で起ることである。これは、障壁層の材料が水と殺菌剤お よび／または細菌抑制剤を感知し得る程度まで通過させないことにより、しかし それらが全体として障壁層により保護されていなめ区域、例えば、１つ以上のラ ベルの横の端縁および包囲する層の中に備えられた可能な通路、のみを経由して 放出されることにより達成される。水中に浸漬の後の放出速度が規制され、そし て従来の技術に比較して大きく減少される結果として葉、特に敏感な種類の花へ の、従来適用された技術により、例えば、塩素を使要される際にしばしば遭遇し たよりな激しい損害は避けられる。しかし、花は、障壁層のな論ラベルをその中 に沈められた水中に立つ花と比較してより長い時間に新鮮さを保つ。

本発明による障壁層を有するまたは有しないラベルの技術的効果は次の実験から 明らかである。すべてこれらの実験においてラベルは同じ大きさであった。同様 に活性材料の量、水の量（１リツトル〕および水の温度（２４℃）は同一であっ た。すべての実験にお込てキャリヤ一層は約０．１ｍｍの厚さの不透水性材料、 そして特にポリ塩化ビニルから成っていた。障壁層は、合計の厚さで２５−３５ ．９／ｌｌ！２に相当するアクリル原料のＵＶ−ラッカー（以下ＵＶ−２５−３ ５と呼ばれる〕で、数種のアクリル化合物と光開始剤（これは約１秒以内にラッ カーに硬化を起させる）を含むものから成っていた。活性物質はジクロロインシ アヌル酸ナトリウムから成っていた。水を入れた容器は環境への塩素の排出を最 小にするよりに適当に処置された。

第３図にはＹＩ１１］３に、水中に見出される放出塩素の量が水！当シダの単位 で示されており、またＸ軸には時が時間で示されている。

実験１ 本実験（曲線Ａ参照）は、障壁層を有しないが、七のキャリヤ一層が不透水性で あるラベルからの活性物質の放出速度を測定するため意図された。前記曲線は、 約１２時間後に実質的にすべての塩素が放出されてしまったことを示す。その後 水中の塩素含量は環境への損失のために徐々に減少した。

対応する実験（曲線Ｂ参照〕を、活性材料を含む外被膜４がその上側を、通路を 有しなＩＡＮ壁層で覆われてｌるラベルにより行った（第１図に関連して説明さ れる英施態様に相当する〕。その他についてラベルは実験１のラベルと同じ寸法 と構造てらった。従って活性材料にラベルの横の端の表面に沿ってのみ水との接 触をしやすかった。水中の塩素の量は９６時間の実験の間連続して増加した。９ ６時間後に増加は非常に緩やかになった。約３６時間後になってやつと塩素含量 は十分高くなって、花の寿命に影響するような、細菌の成長を抑制する効果を達 成するようになった。初めの１８時間ぺ、細菌の成長が笑質上例の減退なしに続 ラベルの障壁層に孔を打抜いた。それらの孔は障壁層の表面上に冥質上均−に分 配した。七の他の点につ２てラベルは実験２に使用したものに相当していた。

その結果（曲線Ｃ〕から明らかなことは、１２時間後に放出された塩素の量が、 孔のない障壁層を使用して３６時間後に放出されていた量に既に匹敵した。前記 曲線から明らかなことは、９６時間後に放出された塩素の合計量が、実験２のラ ベルにより放出された量を起え、そして障壁層を有しないラベルにより排出され る合計量に接近して込ることである。

成田効果における差は非常に明らかである。障壁層がなり場合には、放出は速や かに起り、約６時間後に活性材料中のすべての塩素が放出されてしまうほどでる る。障壁層がろジそして孔が備えられていなｈと、塩素は非常に遅く活性外被膜 から放出さｔｌそして９６時間後でさえも、障壁層のないラベルから放出される 量に相当する蓄積量に達しなめ。このことの説明は、障壁層のなＡ場合には外被 膜４内のすべての活性材料は水と接触し易くなるでろろう。対照的に、実験２に よるラベルは９６時間後に限られた量の塩素のみを放出するに過ぎなめことが判 る。これは、ラベルの端縁に近す区域においてのみ塩素が外被膜から放出され、 他方さらに中心に位置する材料は全体的に塩素を放出しないとｂう事実により説 明することができる。

ラベルの端縁における放出区域の幅は、活性材料を含む外被膜４の厚さ【増すこ とによｐｂる程度増加することができる。それはまた放出過程の第１段階の間の 放出速度の増加をもたらす。他方では、中心に位置する材料部分から塩素を放出 することは水にとって長い時間をとるので、これらの区域から供給され得る水中 の塩素量への寄与は実際工大したことがなＡ０放出過程の第１段階の間に、通路 を備えたラベルの放出速度は、ラベルの端縁に極めて近層区域において通路の数 （活性物質を含む外被膜４の露出表面）を増すことにより増加することができる 。この方法で、放出過程に、曲線Ｃが最初の段階でより急な傾斜を与えられ、そ してその後よジ緩やかな傾斜を与えるように管理することができる。露出表面を 減少させることにより、例えば、ラベルの端縁における通路の数を減らすことに より、七の代り放出過程の第１部の間に放出速度を減少させることができるので 、曲ｇｃは最初の段階でより弱り傾斜を得ることになる。実質的にすべての近づ きやすい塩素がラベルの端部から放出されてしまった後に、以後の塩素の供給は 概してラベルの中心部の通路を経由してのみ起る。Ｉ−たがって、障壁層内にあ る数のそしである一定の配置の通路を備えることにより、ちょうどよい時に放出 速度を調節すること、およびそれによりまた花瓶の水中に存在する塩素量の調節 が達成されるであろうことは明らかである。

前節におＡて述べた効果は他の１つの実施態様において通路の開口面積の変化に より得られる。通路の数および／または通路の大きさの選択により放出速度はか くして調節され、そしてこの方法で放出速度と塩素の蓄積量は、存在するいろ論 ろな切り花の塩素に対する耐性に適合するように丁度よく変更することができる 。もちろんこの方法社塩素の放出にのみ適用されることに限定されないで、この 方法は活性材料を含む外被膜４からの殺菌剤および／または細菌抑制剤の放出に 一般に適用することができる。

開始時における塩素の量が１００ダであるならば９６時間の間にｈくうの塩素が 雰囲気に排出されるかを示す。その実験は、実験１−３に相当する条件の下に行 なわれた。それ故に曲線りはまた実験Ａ−Ｃの間の環境への損失の指標を底す。

曲線Ｃの傾斜は１日当り約３俤の塩素の損失に相当する。不発明の適用に際して 塩素の量は、塩素と花瓶中で発生する物質および／または有機体との間で花瓶中 で起る反応のためにさらに急速に減少することは注意されなければならなＡｏ− 滴の純水を乾込たラベルの上に置き、そして塩素用試薬粉末（Ｎ　、　Ｎ　−ジ エチル−ｐ−フェニレンジ７ミンｌｉｉ！酸塩〕が、障壁層のないと＠は直ちに 着色したこと、−万通路を有しなｈ障壁かその場にあるとぎは作用を受けずに留 まったことを認めることによジ前記の実験は完了した。少量の水をＵＶ−２５− ３５ランカーをつけた乾燥ラベルの上にふりかけ、そして試薬粉末による試験が 行なわれたとき、塩素の放出を検出できなかった。その粉末を数分間摩擦したと きでさえも検出されなかった。これは、本発明によるラベル上で障壁層は、塩素 が水中へ通過することを妨げることを確証する。

切ジ花に対するいろいろな保存剤の効果を検査しム各試験に５本の花を０．５１ の水を入れた花瓶中で使った。次の表に使用される記号は次の意味を有する。

ＫＯＮＴ　＝保存剤なし ＵＶ−Ｎ　＝　障壁層を有せず、ジクロロイソシアヌル酸すトリウムを含む活性 被膜により覆われたキャリヤ一層を有するラベルでらり、このラベルは２個の砂 糖の塊と共に用すられる。

ＵＶ−Ａ　＝通路を有せずかつ数！（３りのアクリル化合物を含むａｖ、−２５ −３５から底る障壁層を有し、そして活性層中にジクロロインシアヌル酸ナトリ ウムを含むラベルでらり、このラベルは２個の砂糖の塊と共に用いられる。

ＫＲ工Ｓ＝クリスライド（Ｋｒ１ｓｌｉｔｅ　）　、これは他の１つの保存剤の 商品名でらジ、そして特写の童で使用される。

切り花の品質は尺度Ｄ−５で評価され、その場合５が最高品質である。

表 評価の日付 品種　処理　７／１２　９／１２　１［Ｌ／１２　１３／１２　２１／１２勺　 緑の葉はしおれる。

口〕緑の葉は黄変する。

上の結果から明らかなことは、保存剤が花の品質を保存する上で有益な効果を有 することおよびＵＶ−Ａ（不発明によるアクリル化合物ラッカーのラベル）は障 壁層のな論ラベルよジ優れておジ、そしてまたある種の花にはクリスライドと呼 ばれる保存剤よりも良好なことである。

活性外被膜は、塩素埋金保存剤として含むほかに、その他の活性物質、例えば、 その他の殺菌剤、１種以上の細菌抑制剤、１種以上の界面活性物質および１種以 上の栄養物、を含むことができる。ある用途におＡて活性外被膜中にそれ自身ま たは組合せで含まれる物質の例はチオ硫醗銀あるいはニッケル、銅またはアルミ ニウムを含む化合物である。

本発明による好まし−ｔ７Ｖ−ラッカー１ケアクリル化合物成分としてアクリレ ート誘導体、ヘキサンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパントリア クリレートおよびアクリロエポキシド誘導体を含む。

多様な組成のアクリルラッカーが使用に適する。ラッカーの例は、光開始剤を含 むアクリルラッカーであり、その光開始剤は、ラッカーがある強度を超える紫外 光に対して露出されるとき短時間内に、普通約３秒以内に、そして好ましくは１ 秒以内にラッカーの硬化を必らず伴う組成を有するものである。

障壁層として、アクリレート誘導体、ジアクリレート誘導体、トリアクリレート 誘導体およびアクリロエポキシド化合物から放る群より選択されたアクリル化合 物を選ぶこと、お２び前記の通りの光開始剤をラッカーの中に入れることが適当 と判った。

通路が存在しなめ適用例において冥駿の示したことは、ある組成で活性材料を含 む外被膜４は水中に浸漬の後直ちに殺菌剤を速やかに放出するが、その後薬剤の 放出は遅くなりそして徐々に全く停止するに到ることである。この現象は本発明 の前記の用途のあるものに利用されて、例えば、障壁層中の通路またはラベルの 貫通する孔の配置の選択的分配により殺菌剤および／または細菌抑制剤の放出を ちょうどよい時に調節するために使われる。通路または貫通孔のサイズおよび通 路または貫通孔の数について前記の選択により、水と活性材料との接触表面は規 制され、その１つの結果としてラベルの端縁からまたは貫通孔から遠い位置にお る活性材料は、ラベルの端縁においてまたは孔で露出された活性材料を経由する 放出が笑質上終えた後でさえも、殺菌物質を放出し続けるであろう。通路に隣接 する区域においてもまた浸透水に対する活性材料の有効な深さは制限される。あ る用途にお込でラベルを水中に入れた直ぐ後の殺菌剤および／または細菌抑制剤 の放出はラベルの端縁に近い通路または貫通孔の数および／ｉたはこれらの通路 または孔のサイズを増加させることにより加速されるが、−万能の用途において 殺菌剤および／または細菌抑制剤の供給はラベルの中心部のみに通路を配置する ことにより低い水準に保たれる。

アクリル化合物成分を含有するｗｔ壁層の塗布の際に、そして塗布されるラッカ ーが紫外光の助けにより硬化する場合に起る一現象は、ラッカーが硬化の間に容 易に皺をよせることでらり、これは特に厚いラッカ一層を塗る際に通例の現象で ある。そのような皺よりはしばしば結果としてラッカ一層を透水性にする。不発 明によれば、それ故、障壁層は数回の工程で順次塗布され、そしてラッカーは各 工程の間に硬化させられる。

この方法でラッカーは各回毎に皺よりが避けられるほどの厚さに保たれる。

光開始剤を含むアクリルラッカーを使用する場合には、硬化後の障壁層が水の通 過を防ぐように、２５−５５１／／ｍ２に相当する厚さが要求される。

上記の説明は不発明の限られた数の態様についてのみ述べたが、しかし当業界に 精通した人によれば、本発明が次の請求の範囲の中に多数の態様を包含すること は容易に理解されるでろろう。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．水中に置かれた切り花の寿命を延長する装置であり、ラベル（１）の形をな し、上側と下側のあるキヤリや一層（２）、およびキャリヤー層の上側に適用さ れた材料外被展（４）から成り、外被膜は水の存在で殺菌剤および／または細菌 抑制剤を放出する少なくとも１種の活性物質を有する活性材料を含むものにおい て、外被膜（４）はその両側のそれぞれの上を少なくとも１つの実質的に不透水 性の層（２，３，５）により囲まれていること、および外被膜に最も近く位置す る不透水性層の間、および／または前記の層に備えられた通路（６）を通して、 水と活性材料との接触区域が形成されることを特徴とする切り花の寿命を延長す る装置。
2. ２．キヤリヤー層（２）および／またはキャリヤーの下側に適用されたバインダ ー層（３）は少なくとも１つの実質的に不透水性の層を形成すること、および／ またはキャリヤー層（２）と反対側の実質的に不透水性の層（５）は活性材料を 含む外被膜（４）と直接に接触することを特徴とする、請求項１記載の装置。
3. ３．活性材料から成る外被膜（４）はラベルの端に連結する区域内のラベルの環 境と直接に接触することを特徴とする、請求項１〜２のいずれか１項に記載の装 置。
4. ４．実質的に不透水性の層の中の通路（６）は打抜き孔としてまたは穴としてつ けられていることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の装置。
5. ５．通路（６）は障壁層（５）にのみ備えられていることを特徴とする、請求項 １〜４のいずれか１項に記載の装置。
6. ６．通路（６）により形成された水と活性材料との接触するための区域は、ラベ ルの中心により近い区域よりも大きい表面積をラベルの端縁に隣接する表面単位 につき有することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載の装置。
7. ７．活性材料はジクロロイソシァヌル酸ナトリウムであることを特徴とする、請 求項１〜６のいずれか１項に記載の装置。
8. ８．障壁層（５）は、アクリレート誘導体、ジアクリレート誘導体、トリアクリ レート誘導体およびアクリロエポキシド化合物から成る群より選択されたアクリ ル化合物のラッカーから構成されていること、および前記ラッカーは紫外光の作 用の下にラッカーの硬化を開始させる光開始剤を含有することを特徴とする、請 求項１〜７のいずれか１項に記載の装置。
9. ９．アクリル化合物は、乾燥重量で計算されて２５−３５ｇ／ｍ２の量に入るこ とを特徴とする、請求項８記載の装置。
10. １０．障壁層（５）は数層のラッカーから構成され、前記ラッカーは硬化工程を 間にはさみながら塗布されで、ラッカー被膜を水に対して透過性にするラツカー 被膜の皺よりを防ぐことを特徴とする、請求項１〜９のいずれか１項に記載の装 置。