JPH02501370A - 自己整列装置を有するプレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 する。

背景 地ならし機、特にクローラ−タイプのトラクタは過酷な条件で使用されるため、 十分な働きと寿命を実現するには、最高品質の構成部品が必要である。特に、ク ローラ−タイプのトラクタおよび他の地ならし機を支持し、動かし、かつ操縦す るための軌道チェーンは、このような機械の構成部品が受ける最も高い負荷およ び摩耗率を受ける。

このような軌道チェーンは機械的に強くかつ丈夫に作られねばならない。しかし 、また、軌道チェーンは運転中の機械を動かすための手段としてフレキシブルで なければならない。

この機能の基本的な不一致のため製造上多大な配慮を要し、すなわち、チェーン の必要な柔軟性を保持しつつ必要な強度を与えるため材料、および部品寸法の小 さい公差に注意深い配慮を要する。複数のリンクアッセンブリからできている連 結式のチェーン、すなわち間隔をあけて互いに連結された一対のリンクを具備す るリンクアッセンブリが、同心に配置されたピンおよびブツシュ手段により互い に他のリンクアッセンブリに連結されたチェーンは、必要な強度と柔軟性を与え るということが経験によって証明された。各リンクは一対の円筒状孔を有し、こ の孔はピンおよびブツシュが非常に小さい公差で嵌入されるような寸法に形成さ れる。このように組み立てられたチェーンは、過酷な地ならし装置の運転におい て、長期のかつ信頼できる運転を与えることが可能である。

当該技術分野においてよく知られているように、この発明の譲受人は密閉されか つ潤滑された軌道帯として知られる軌道帯を長年の間製造してきた。この特別な 軌道帯は、ピンとブツシュの間に一定量の潤滑液体を保持するためブツシュと軌 道リンクとの間にシールを有し、これによって軌道チェーンアッセンブリの寿命 を長くしている。この特徴によってこれらの構成部品間の摩擦を減少し、これに よって燃料コストを減少し、機械の効率をより向上せしめ、かつ潤滑のない軌道 チェーン連結により一般的に発生する騒音を低減できる。

しかし、このようなチェーンの組立てには、互いにリンクを組付け、かつピンお よびブツシュを組付けるためリンクの部品を並列しかつプレスするということが 困難であるという問題がある。もし軌道プレスが摩損した場合、この分野で使用 されている多くのプレスの場合であるが、ピンおよびブツシュがリンクにプレス されるとき、リンクの孔がピンおよびブツシュと適正に整列しない。この場合、 ピンと軌道リンクとの間の表面に溝ができ、軌道チェーン内に潤滑油のリーク通 路が形成される。潤滑油の減少によって軌道連結の摩耗が加速され、結果として 軌道チェーンを潤滑することが必要となる。

本発明の第１の目的は、ピンまたはリンク孔を損傷することなく、上述のタイプ の軌道チェーンを組立てるための装置を提供することである。

さらに、本発明の目的は、リンク孔に整列していないピンおよびブツシュの損傷 を防止するため、軌道プレス用の自己整列リンク配置および駆動手段を提供する ことである。

発明の開示 本発明の１つの態様において、自己整列リンク駆動および配置手段は、軌道チェ ーンが組立てられるとき軌道リンク孔がピンおよびブツシュと適正に自己整列す るように、軌道帯プレスと協働して取付けられる。この自己整列は、圧縮コイル スプリングを有するガイド手段によって圧力プレートに取付けられた支持プレー トよってなされ、ガイド手段はガイド手段の支持ステムよりかなり大きい頭部を 有する。頭部は、圧力バレルを有する支持プレート中の調整座に着座され、圧力 バレルはプレスの割り出し手段（ｉｎｄｅｘｉｎｇ　ｍｅａｎｓ）上に取付けら れた固定部により配置され保持されたピンおよびブツシュ上にリンクを配置しか つ駆動する。

圧力バレル内に取付けられ、傾斜した突出部を有するプランジャは、リンクの孔 が支持されるまで支持プレートをずらすようにピンおよびブツシュの端部の孔に 係合する。これによって、リンクがピンおよびブツシュに押圧される前にビンお よびブツシュと中心が合わされる。

前述のおよび他の態様は、添付図面を参照して以下の詳細な説明により明白とな るであろう。しかしながら、図面は発明の限定を意図するものではなく、説明の ためだけであるということが明白に理解されるであろう。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の一実施例を採用したマルチステーション軌道帯プレスの斜視図 であり、 第２図は、第１図に示された軌道帯プレスのワークステーションの一部断面の拡 大平面図であって、圧力バレルのプランジャ上にリンクが取付けられ傾斜した突 出部が整列していない軌道チェーンアッセンブリのビンおよびブツシュに最初に 接触する状態を示しており、 第３図は第２図と同様の図であり、支持プレートが頭部から離れ、ガイド手段の 調整面によって、リンクの孔がビンおよびブツシュと整列するように支持プレー トがずれているプレス動作のさらに進んだ工程を示し、 第４図も第２図と同様の図であり、軌道リンクが軌道帯アッセンブリ上の組立て られるべき位置に完全にプレスされたさらに進んだ工程を示す。

発明を実施するための最良の形態 第１図において、番号１０で示された軌道帯プレスは、水平に延びるベッドすな わちフレーム１２と、垂直に延びる一対の支持部１４．１６とを有する。この支 持部１４．１６は、１８で示されるワークステーションを画定する。一対のラム ２０．２２は垂直支持部１４．１６から内側に向かって水平に延び、着脱可能に ラム２０．２２に取付けられたマルチヘッドリンク位置決め駆動手段２４．２６ を有する。圧力バレル２８，３０はリンク駆動支持手段から内側に向かって延び 、バレル２８．３０は、組立てられる軌道チェーンの連結間隔に等しい距離だけ 横方向に間隔があけられる。

組立てられていないリンクと、同軸に共働して配置されたビンおよびブツシュア ッセンブリとを、互いに隣接するリンク駆動配置手段と予め定められた関係で支 持しかつ位置決めする装置が提供される。この装置はワークステーションのベッ ドに連結され、例えば延長されたプレート３２．３４および固定ｉ３６を有する 。固定部はリンクアッセンブリのブツシュを配置しかつ保持するためのノツチ３ ８および４０を有する。

この技術分野においてよく知られている組立て工程の間、ラムを前進後退させチ ェーンを割出しするための適当な制御部４２および４４も設けられる。

第２図を参照すると、固定部３６のノツチ３８および４０中にブツシュ４６およ び４８が配置されたワークステーション１８０頂面からみた状態が示される。ブ ツシュ４６は、軌道リンクアッセンブリ４９を形成する２つのリンク４９ａ。

４９ｂ中にすでに組込まれている。ビン５０はブツシュを貫通し次の軌道リンク アッセンブリの一部となる。孔５１ａ　、　５１ｂおよび５２ａ　、　５２ｂを 有するリンク５１および５２は、固定部３６の両側のプランジャ５４および５６ 上に載置されている。

プランジャ５４および５６は、夫々の圧力バレル２８および３０内に往復動可能 に取付けられる。

圧力バレル２８および３０の各一対は、支持プレート６２に取付けられ、リンク の側面に係合する案内端部５９および６１を有する。バレル２８および３０は支 持プレート６２中の孔を貫通し、溶接または他の適当な手段によって支持プレー トに取付けられる。支持プレート６２は複数のガイド手段６４に取付けられかつ このガイド手段によって案内される。

各ガイド手段６４は、ステム６８より実質的に大きな拡大された頭部６６を有し 、ステムは頭部から延びてラム２０上に着脱可能に取付けられた圧力プレート７ ０の調整塵に取付けられる。頭部６６はポペット弁の頭部に類似しており、支持 プレート６２中の孔７６の傾斜面７４に係合する傾斜面７２を有する。圧力ブレ −）７０と支持プレート６２との間に延びる圧縮コイルスプリング７８の形式の 弾力手段は、支持′プレートをガイド手段６４の頭部６６に向かつて付勢する。

各プランジャ５４は露出面８４を越えて延びる傾斜した突出部８０を有する。同 様に、プランジャ５６の露出面８６を越えて延びる傾斜した突出部８２がある。

プランジャ５４および５６は、第２図に示されるように、スプリング８８および ９０によって伸びた位置に向かつて付勢される。

産業上の利用可能性 上述の装置は軌道チェーンを組立てるため、さらに詳細にはリンク５１．５２を ビン５０およびブツシュ４８にプレスするために使用される。すでに組み立てら れたリンクアッセンブリは、固定部３６のノツチ３８中に配置され、ビン５０が 挿入されたブツシュを有する。作業時には１、第２のブツシュは固定部３６のノ ツチ４０中に配置され、リンク５１および５２はプランジャ５４および５６の露 出面８４および８６上に配置される。

油圧制御部４２．４４の作動は、取付けられたリンク位置決め駆動手段２４を移 動して、ラム２０および２２を互いに前進させる力を制御する。

リンク位置決め駆動手段がブツシュ４８およびビン５０に近づくと、もし−直線 になっていない場合、プランジャ５４および５６の傾斜した突出部８０および８ ２は、ブツシュ４８およびビン５０の孔４８ａおよび５０ａに係合する。これに よってプランジャ５４．５６および圧力バレル２８，３０は、弾性手段７８の抵 抗に抗して圧力プレートに向かって力が加えられる。これにより、圧力バレルが 連結された支持プレート６２は圧力プレート７０に向かって移動し、孔７６の傾 斜面７４はガイド手段６４の頭部６６の傾斜面７２から離れる。このため、第３ 図に示されるようにリンク位置決め駆動手段は変位することができ、従って、軌 道リンクの孔５１ａ　、　５１ｂおよび５２ａ　、　５２ｂは軌道ピンおよびブ ツシュと一直線になることができる。

ラムがさらｊこ前進すると、圧力バレル２８および３０は、端部９２および９４ で圧力プレート７０に係合し、圧力プレートによって剛体的に支持される。この 状態では、リンクは圧力バレル５８および６０によってブツシュおよびピン上に 付勢される。

圧力バレル２８および３０はリンクをブツシュおよびビン上に付勢するので、プ ランジャ５４および５６は、スプリング８８および９０の外方への付勢力に抗し て圧力バレル中に後退する。

ガイド手段６４０弾力手段７８０合計した力はプランジャ５４および５６内のス プリングの力より小さいので、弾力手段７８０力に抗して内方向に支持プレート ６２に力をかけている間、プランジャは外方向の位置を維持する。このため、第 ４図に示されるように、軌道リンクがこれらの部材上にプレスされる前に、支持 されたリンクを有するプランジャおよび圧力バレルは、ブツシュおよびビンと一 直線になる。

他の態様、目的および利点が、明細書、図面および添付された請求の範囲から明 らかとなる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数の連結されたリンクアッセンブリ（４９）を有し、各リンクアッセンブ リは、各端部に孔を有すると共に間隔をあけて互いに連結された一対のリンク（ ４９ａ，４９ｂ）を具備し、リンクはピンおよび同心に配置されたブッシュによ って連結された軌道チェーンを組立てるための装置であって、該装置は、 ラム（２０）上に取付けられた圧力プレート（７０）と；支持プレート（６２） 中の調整座に着座された拡大された頭部（６６）を有するガイド手段（６４）に よって圧力プレート（７０）に取付けられた支持プレート（６２）と；支持プレ ート（６２）をガイド手段（６４）の頭部（６６）に向かって付勢するため、圧 力プレート（７０）と支持プレート（６２）との間に延びる弾力手段（７８）と ；圧力プレート（７０）に対し間隔をあけて隣接配置された端部（２８）と、固 定部（３６）中のピン（５０）およびブッシュ（４８）に対向する反対端部（５ ９）とを有し、支持プレート（６２）に取付けられた圧力バレル（２８，３０） と；リンク（５１）の孔（５１ａ，５１ｂ）と係合するための露出面（８４）を 有すると共に圧力バレルから延び、圧力バレル（２８，３０）の端部中のスプリ ング付勢されたプランジャ（５４）と；を備え、前記ガイド手段（６４）は支持 プレート（６２）を圧力プレート（７０）から離れた定められた位置に保持し、 前記プランジャ（５４）はピン（５０）およびブッシュ（４８）に向かってリン ク（５１）の外方に延びる傾斜した突出部（８０）を有し、スプリング付勢され たプランジャ（５４）は弾力手段（６４）の総合圧縮力より高い圧縮力を有しこ れによって、傾斜した突出部（８０）がピン（５０）およびブッシュ（４８）の 孔と係合するときに、支持プレート（６２）がピン（５０）およびブッシュ（４ ８）から遠ざかる方向に移動することができ、圧力バレル（２８，３０）および リンク（５１）の孔（５１ａ，５Ｚｂ）がピン（５０）およびブッシユ（４８） と自己整列する軌道チェーン組立て装置。 ２．少なくとも２つのラム（２０，２２）が固定部（３６）の各側に互いに対向 して配置された請求項１記載の装置。 ３．２つの対向するリンク（５１，５２）を同時にピン（５０）およびブッシュ （４８）に組立てるためリンク配置駆動手段（２４，２６）が各ラム（２０，２ ２）上に取付けられた請求項２記載の装置。 ４．２つの圧力バレル（２８，３０）が、リンク（５１）の２つの孔（５１ａ， ５１ｂ）の間隔に等しい間隔だけ離されて圧力プレート（６２）に取付けられた 請求項１記載の装置。 ５．ガイド手段（６４）の頭部（６６）は、支持プレート（６２）中の座の傾斜 面（７６）に合う傾斜した端部（７２）を有する請求項１記載の装置。 ６．ガイド手段（６４）は、頭部（６６）から延びて圧力プレート（７０）に取 付けられたステム（６８）を有し、該ステム（６８）は頭部（６６）およびそれ らの調整座より実質的に小さい請求項１記載の装置。 ７．ガイド手段（６４）の頭部（６６）が支持プレート（６２）中の調整座（７ ６）から離れるに必要な距離より大きい距離だけ、圧力プレート（７０）に隣接 する圧力バレル（２８，３０）の端部（９２）が圧力プレート（７０）から離さ れて配置された請求項１記載の装置。 ８．少なくとも２つのガイド手段（６４）を有する請求項１記載の装置。 ９．弾力手段（７８）はガイド（６４）のステム（６８）を囲む圧縮コイルスプ リングを具備する請求項６記載の装置。 １０．リンクの孔（５１ａ，５１ｂ）がピンおよびブッシュ（４８）と適正に正 列した後、バレル（２８）を介してリンク（５１）をピン（５０）およびブッシ ュ（４８）に押圧するようにラム（２０）の強い力を伝達するためラム（２０） を固定部（３６）に向かってさらに移動させる際、圧力プレート（７０）に隣接 する圧力バレル（２８）の端部９２を圧力プレート（７０）に係合させる請求項 ７記載の装置。