JPH02501180A - 音響放送信号符号化復号化システム - Google Patents

音響放送信号符号化復号化システム

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JPH02501180A
JPH02501180A JP88501319A JP50131988A JPH02501180A JP H02501180 A JPH02501180 A JP H02501180A JP 88501319 A JP88501319 A JP 88501319A JP 50131988 A JP50131988 A JP 50131988A JP H02501180 A JPH02501180 A JP H02501180A
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バンク,ミハイル ウロビチ
グルディニン アレクセイ ステパノビチ
コバルギン ユリ アレクセエビチ
コゾドイ セルゲイ バシリエビチ
コレスニコフ ビクトル ミハイロビチ
オドノルコ バレンティン ブナディミロビチ
シニルニコフ アレクサンドル ミハイロビチ
ゴロドニコフ アレクサンドル セメノビチ
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フセソユズニ ナウチノ‐イススレドバテルスキ インスティテュト ラディオベシャテルノゴ プリエマ イ アクスティキ イメニ アー.エス.ポポバ
フセソユズニ ナウチノ‐イススレドバテルスキ インスティテュト テレビデニア イ ラディオベスチャニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 音響放送信号符号化復号化システム 発明の分野 本発明は情報伝送技術、特に、音響放送信号符号化復号化システムに関する。
従来技術 最も広く知られた音響放送符号化器及び復号器は同時圧伸によるパルス符号変調 を用いたものものである(G、 Bellamy″Digital telep hony”、 Moscow、 Radio i 5vyaz、 1986.  p、116(ロシア語))。このような装置は衛星通信チャネルを介しての放送 伝送用の装置の一部であり、また、音響放送伝送用の接地基準ディジタルチャネ ルを確立するための装置の一部である。このシステムは符号化器と復号器とを有 する。符号化器は、直列接続された低域チャネルフィルタ、圧縮器、及びアナロ グ−ディジタル変換器を具備しており、この変換器出力が符号化器の出力を構成 する。復号器は、直列接続されたディジタル−アナログ変換器、伸長器、及び低 域フィルタを具備しており、このディジタル−アナログ変換器への入力が復号器 入力を構成する。圧縮器及び伸長器の使用は高い入力信号レベルにおいて量子化 ステップを増大させ、したがって、量子化中の信号/雑音比は聴取者が実際に雑 音を感知できないレベルに保持できる。
上述のシステムは高品質のチャネルを確立するために10ビットアナログ−ディ ジタル変換器を用いており、これにより、アナログ装置による信号圧伸及び32 kHzにおいて実行される信号ディジタル化が行われる。したがって、符号化器 出力におけるディジタル流れ速度VはV=10X32=32にビット/sである 。
従来の音響放送信号符号化/復号化装置(A、 N、 Golubevet a l、、 ”Equipment for digital transmiss ion of 5oundbroadcast signals″Elektr osvyaz、1980. No、7. p、6 (ロシア語))は、上述の圧 伸器がディジタルであるのと異なり、同時圧伸を用いたパルス符号変調を利用し ている。これらのシステムにおける圧縮信号はサンプルされ、12ビツトの線形 符号でコード化され、そのサンプリング周波数はまた32kHzであり、したが って、符号器出力におけるビット速度VはV=12X32= 384にビット/ Sであり、上述のシステムより20%大きい。これは専門家試験によると音響の 再生の忠実度を大きくする。これら従来のシステムはほぼ自然の音響再生を提供 し、したがって、同時圧伸によるパルス符号変調による信号符号は12ビツト長 のサンプル符号ワードを用いている。
この容量は従来システムにおける代表例である。
改良パルス符号変調は個々の音響放送チャネルのビット速度を、同時圧伸を用い たパルス符号変調のビット速度よりも低くする。
従来の音響信号放送の符号化復号化システム(M、 V、Gitlits。
S、 V、 Chetkin” The use of adaptive d iffer’ential pulse−code modulation f or analogue−to−digital conversion of sound broadcast signals” Elektrosvya z、1982. No、1. p、58(ロシア語))においては、符号化器は 信号ディジタル化を行い、復号器はその逆変換を行う。符号化ユニットはチャネ ル低域フィルタを備えており、この低域フィルタの出力は信号レベル制御ユニッ トに接続され、この制御ユニットの信号はオペアンプの非反転入力に供給される 。このオペアンプは異なるモードで作用し、また、パルス振幅変調器を駆動する 。
パルス振幅変調器の出力はアナログ−ディジタル変換器の入力に接続され、この 変換器の出力は符号器出力を構成する。
さらに、このシステムは、信号予測及び制御回路よりなる。
符号器出力のディジタル出力は信号予測ユニットに供給され、この信号はディジ タル−アナログ変換器によってアナログ信号に変換され、次に、補間器により平 均化される。
このようにして発生された予測信号は差動アンプの反転入力に印加され、差動ア ンプはこの入力信号と予測信号との差に比例した信号を発生する。この差信号は パルス振幅変調器によってレベル量子化及び2連符号変換のためのアナログ−デ ィジタル変換器に供給される。制御回路は、また、ディジタル−アナログ変換器 を備えており、この出力信号は、整流及び積分され、符号器の信号レベル専門家 による音響品質試験によれば、改良差動パルス符号変調を用いると、ひずみ検出 率はアナランサの音声、種々の音楽、朗読信号に対して10%〜15%を超えず 、また、ピアノ、バイオリン、交響オーケストラ及び室内オーケストラに対して は少し高<25%〜30%である。このように、ビット速度256kL:−ット /Sで動作する改良差動パルス符号変調を用いた符号化器によって提供される音 声品質はひずみが聴取者に感知できない同時圧伸によるパルス符号変調を用いた 符号器の音声品質より劣る。改良差動パルス符号変調を用いた符号器は制御ユニ ットの入力に印加され、符号器の転送要因を制御する。復号器においては、2進 符号は論理ユニットにおいて論理変換に供される。論理ユニットは、ディジタル −アナログ変換器、積分器、低域フィルタ、及び信号レベル制御ユニットに直列 接続されている。信号レベル制御ユニットのための制御回路は直列接続されたデ ィジタル−アナログ変換器、整流器、及び積分器に接続されている。積分器の出 力は制御ユニットの入力に接続されている。差信号レベルが低い場合、復号器に おける信号レベル制御ユニットの利得は最小となり、改良なしの場合より差信号 の量子化精度を高くできる。差信号レベルが最大レベルの場合、復号器における 信号制御ユニットの利得は最小となり、他方、符号化器における信号レベル制御 ユニットの利得は最大となる。
上述のシステムは15kHzの周波数帯域で256にビット/Sのビット速度の 音響放送伝送を達成でき、これは瞬時の圧伸を用いたパルス符号変調を利用した 装置よりかなり低い。
音声再生品質の要求が音声放送より厳しくない場合、音声信号圧縮にのみ用いら れる。
ブロック毎浮動点(はぼ同時圧伸)を用いた音響放送信号符号化/復号化システ ムが知られている。(C0R0Caine、 A。
K、 English、 J、 M、 0°C1earey、 ’NICA!、 1=III: near−instan−teously companded  digital transmission system for hig h−quality 5ound programmes”、 −Radio  and Electronic Engi−neering、 1980. v ol、 50. No、10. PP、520−529)。このシステムにおい ては、符号化器は、直列接続された符号器入力を入力とする低域フィルタ、アナ ログ−ディジタル変換器、及び符号器出力を出力とする符号変換器を備えており 、また、このアナログ−ディジタル変換器及び符号変換器の同期入力に接続され た出力を有する同期パルス発生器を備えている。アナログ−ディジタル変換器は パルス符号変調によるアナログ信号のディジタル化を行ない、これは最近採用さ れている実際の32k)(zの低域フィルタカットオフ周波数の2倍のサンプル 周波数で行われる。
異なるシステム変形例におけるサンプル符号化容量は信号再生のダイナミックレ ンジに従って14から16まで変化する。符号変換器は16ビツトコードをブロ ック毎浮動点のコードに変換する。ここでは、仮数は符号ビットを含む10ビツ トワードにコード化され、指数3ビツトワードにコード化される。ブロック毎の 浮動点を有するコードブロック長は32サンプルであり、指数はブロックで最高 位サンプル(絶対値)によって定義され、このブロックのサンプルの再コード化 に用いられる。
従来システムの複合器は直列接続された、復号器入力を入力とする符号変換器、 ディジタル−アナログ変換器、及び復号器出力を出力とする低域フィルタを備え ている。また、復号器は同期パルス発生器を備えており、この入力は符号変換器 の出力に接続され、符号変換器の出力はディジタル−アナログ変換器及び符号変 換器の同期入力に接続されている。
符号変換器はブロック浮動点コードを16ビツトサンプルコードワードに変換し 、このワードは並列コードでディジタル−アナログ変換器に供給される。
復元された音響放送信号サンプルは時間的になますために低域フィルタに供給さ れる。
個々の音響放送チャネル用ブロック浮動点を有する符号化器出力におけるビット 速度は323にビット/Sであり、同時圧伸を用いたパルス符号変調の場合より 20%低く、また、同時圧伸伝送システムによるパルス符号変調における12ビ ット復号器出力よりも悪くない、再生信号品質である。これはブロック浮動点技 術による符号化は指数の固定値に対してブロックをコード化する間、量子化雑音 をマスキングする効果を考慮することにより達成される。
同時に、符号出力におけるビット速度は効率的なディジタル伝送チャネル利用の 点から高い。すなわぢ、このようなディジタル信号の伝送は大容量の伝送チャネ ルの使用を必要とする。
発明の開示 本発明の目的は、符号化器及び復号器の設計は個々の音響放送チャネルにおける ビット速度を低くする一方、音喜信号帯域符号化をスペクトル領域に導入して信 号再生を高く維持し、この符号化は人間の聴覚帯域に対して臨界的にマスクする 効果を考慮する音響放送符号化復号化システムを提供することにある。
上述の目的は、低域フィルタに直接接続され、該低域フィルタの入力を符号入力 とする符号化器と、アナログ−ディジタル変換器と、該アナログ−ディジタル変 換器に電気的に接続された符号変換器と、アナログ−ディジタル変換器のクロッ ク入力及び符号変換器のクロック入力に接続された同期パルス発生器と、符号変 換器、該符号変換器に電気的に接続されたアナログ−ディジタル変換器、デコー ダ出力を構成する出力を有する低域フィルタ、及び該アナログ−ディジタル変換 器のクロック入力に接続された出力を有する同期パルス発生器を備えたデコーダ と、を具備する音響放送信号符号化復号化システムにおいて、モノラル音響放送 信号の符号化及び復号化中にあっては、前記符号化器は、前記アナログ−ディジ タル変換器の出力にビット毎に接続された入力及び前記同期パルス発生器の各出 力に接続されたクロック入力及びタイミング入力を有するバッファメモリと、該 バッファメモリの出力に接続されたデータ入力、前記同期パルス発生器の各出力 に接続されたサイクル入力及びクロック入力、及び前記符号変換器のデータ入力 にビット毎に接続された出力を有する音響放送信号スペクトル変換ユニットと、 前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力及び前記符号変換器の制 御入力に接続された出力を有する制御パルス発生器と、前記制御パルス発生器の 出力に接続された制御入力、前記制御パルス発生器のデータ入力に接続された出 力、及び前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有する数メモ リと、前記符号変換器の出力に接続されたデータ入力、前記制御パルス発生器の 出力に接続された制御入力、前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック 入力、及び符号出力を構成する出力を有するマルチプレクサと、を具備し、また 、前記復号器は、前記マルチプレクサの出力に接続され復号入力を構成する入力 、前記符号変換器の入力に接続されたデータ出力、及び前記同期パルス発生器の 入力及び前記符号変換器の入力に接続されたクロック入力を有するデマルチプレ クサと、前記符号変換器の出力にビット毎に接続されたデータ入力、及び前記同 期パルス発生器の出力及び前記デマルチプレクサの出力に接続されたクロック入 力を有するバッファメモリと、該バッファメモリの出力にビット毎に接続された データ入力、前記同期パルス発生器の出力及び前記デマルチプレクサの出力に接 続されたクロック入力、及び前記アナログ−ディジタル変換器の入力にビット毎 に接続された出力を有する音響放送信号逆スペクトル変換ユニットと、前記デマ ルチプレクサの出力に接続されたクロック入力及び前記符号変換器のクロック入 力に接続された出力を有する制御パルス発生器と、を具備し、該制御パルス発生 器の出力が、符号変換器の制御入力、前記バッファメモリの制御入力、及び前記 デマルチプレクサの制御入力に接続され、臨界音響帯域のスペクトル成分数を記 憶するための前記数メモリは、前記制御パルス発生器の出力に接続された制御入 力、前記デマルチプレクサの出力に接続されたクロック入力、及び前記制御パル ス発生器のデータ入力に接続された出力を有することを特徴とする音響放送信号 を符号化復号化システムによって達成される。
また、上述の目的は、符号化器及び復号器を具備し、該符号化器は、符号入力を 構成する入力を有し直列接続された主低域フィルタ及び主アナログ−ディジタル 変換器と、該主アナログ−ディジタル変換器に電気的に接続された主符号変換器 と、該主アナログ−ディジタル変換器のクロック入力及び核上符号変換器のクロ ック入力に接続された同期パルス発生器と、を具備し、また、前記復号器は、主 符号変換器と、核上符号変換器に電気的に接続された主ディジタル−アナログ変 換器及びこれに直列接続され復号出力を構成する出力を有する主低域フィルタと 、前記主ディジタル−アナログ変換器のクロック入力に接続された出力を有する 同期パルス発生器と、を具備する音響放送信号符号化復号化システムにおいて、 ステレオ音響放送信号の符号化及び復号化中にあっては、前記符号化器は、符号 副入力を構成する入力を有する副低域フィルタ及びこれに直列接続され前記同期 パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有する副アナログーディジタル 変換器と、前記主、副アナログーディジタル変換器の出力にビット毎に接続され たデータ入力及び前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有す る演算ユニットと、該演算ユニットの出力にビット毎に接続されたデータ入力及 び前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有するディジタルフ ィルタユニットと、前記ディジタルフィルタユニットの出力にビット毎に接続さ れた2m群のデータ入力、前記演算ユニットの出力にビット毎に接続された1群 のデータ入力、及び前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有 するステレオ音響放送信号についての情報を有する信号のための信号変換器と、 該ステレオ音響放送信号についての情報を有する信号のための信号変換器の出力 にビット毎に接続されたデータ入力及び前記同期パルス発生器の出力に接続され たクロック入力を有する副符号変換器と、前記主符号変換器の出力にビット毎に 接続されたデータ入力、前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力 、及び符号出力を構成する出力を有するマルチプレクサと、を具備し、前記m個 の副符号変換器の各々は前記マルチプレクサのデータ入力に接続された2群の出 力を有し、さらに、前記符号化器は、前記演算ユニットの出力にビット毎に接続 された第」群のデータ入力、前記ステレオ音響放送信号についての情報を有する 信号のための信号変換器の出力にビット毎に接続された第2群のデータ入力、及 び前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有するバッファメモ リと、該バッファメモリの出力にビット毎に接続されたデータ入力、前記同期パ ルス発生器の各出力に接続されたサイクル入力及びクロック入力、及び前記主符 号変換器のデータ入力にビット毎に接続された出力を有する音響放送信号スペク トル変換ユニットと、前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロツク入力、 前記主符号変換器の制御入力に接続された出力、及び前記マルチプレクサの出力 に接続された出力を有する制御パルス発生器と、前記制御パルス発生器の出力に 接続された制御入力前記制御パルス発生器のデータ入力に接続された出力、及び 前記同期パルス発生器の出力に接続されたクロック入力を有する数メモリと、を 具備し、また、前記復号器は、前記符号化器の前記マルチプレクサの出力に接続 され復号入力を構成する入力、前記復号器の主符号変換器の入力に接続された出 力、及び前記同期パルス発生器の入力及び前記復号器の主符号変換器の入力に接 続されたクロック入力を有するデマルチプレクサと、前記復号器の主符号変換器 の出力に接続されたデータ入力、及び前記同期パルス発生器の出力に接続された クロック入力を有するバッファメモリと、該バッファメモ’J (132)の出 力にビット毎に接続されたデータ入力及び前記同期パルス発生器の出力に接続さ れたクロック入力、を有する音響放送伝送逆スペクトル変換ユニットと、前記デ マルチプレクサの出力に接続されたクロック入力及び前記復号器の主符号変換器 のクロック入力に接続された出力を有する制御パルス発生器と、を具備し、該制 御パルス発生器の出力が、前記復号器の主符号変換器の制御入力、前記バッファ メモリの制御入力、及び前記デマルチプレクサの制御入力に接続され、さらに、 前記復号器は、前記制御パルス発生器の出力に接続された制御入力、前記同期パ ルス発生器の出力に接続されたクロック入力、及び前記制御パルス発生器のデー タ入力に接続された出力を有する臨界音響帯域のスペクトル成分数を記憶するた めの数メモリと、前記デマルチプレクサの出力に接続された2つのデータ入力及 び同期パルス発生器の出力及び前記デマルチプレクサの出力に接続されたクロッ ク入力を各々有するm個の副符号変換器と、前記同期パルス発生器の出力に接続 されたクロック入力を有するステレオ信号復帰器と、前記同期パルス発生器の出 力に接続されたクロック入力、前記ステレオ信号復帰器の入力にビット毎に接続 された(m+1)個の出力、及び前記m個の副符号変換器の各々の出力にビット 毎に接続された入力を有するディジタルフィルタユニットと、前記逆スペクトル 変換ユニットの出力にビット毎に接続されたデータ入力、及び同期パルス発生器 及び前記デマルチプレクサの出力に接続されたクロック入力を有するバッファメ モリと、を具備し、該バッファメモリの第1の出力群は前記ディジタルフィルタ ユニットの入力に接続され、該バッファメモリの第2の出力群は前記ステレオ信 号復帰器の入力にビット毎に接続されさらに直列接続された副ディジタルーアナ ログ変換器及び副低域フィルタに接続され、該副低域フィルタの出力は前記復号 器の副出力を構成し、前記ステレオ信号復帰器の第1群出力は前記主ディジタル −アナログ変換器のデータ入力にビット毎に接続され、該ステレオ信号復帰器の 他の出力群は前記副ディジタルーアナログ変換器のデータ入力に接続され、該副 ディジタルーアナログ変換器のクロック入力は前記同期パルス発生器の出力に接 続されたことを特徴とする音響放送信号符号化復号化システムによって達成され る。
本発明によれば、はぼ同時圧伸による最近用いられているパルス符号変調に比較 して高品質のモノラル音響放送信号のビット速度を2倍若低下でき、また、右と 左のステレオチャネルを独立にコード化して伝送する伝送技術に比較してステレ オディジタル伝送のビット速度を1.4倍程度低下できる。
本発明の実行によれば、最近伝送されている6個のモノラル放送の代りに、20 48にピッ)/Sの主標準ディジタルチャネル容量を介して12個のディジタル モノラル高品質放送もしくは8個のディジタルステレオ高品質放送を可能とする 。これは伝送チャネルのコストが非常に高い衛星放送システムに重要な意味を有 する。さらに、ラジオチャネルに介しての音響放送伝送における本発明の適用は 要求される伝送帯域幅において重要な利益がある。
図面の簡単な説明 以下、実施例と添付図を参照して本発明をより詳細に説明する。ここで、 第1図は本発明に係るモノラル音響放送信号のための符号化器および復号器のブ ロック図であり;第2図は本発明に係るモノラル音響放送信号のための符号化器 における符号変換器のブロック図であり;第3図は本発明に係るモノラル音響放 送信号のための符号化器における制御パルス発生器のブロック図であり;第4図 は本発明に係るモノラル音響放送信号のだめの符号化器における臨界オーディオ 帯域のスペクトル成分の数を格納するためのメモリユニットのブロック図であり ;第5図は本発明に係るモノラル音響放送信号のための符号化器における同期パ ルス発生器のブロック図であり;第6図は本発明に係るモノラル音響放送信号の ための復号器における符号変換器のブロック図であり;第7図は本発明に係るモ ノラル音響放送信号のための復号器における同期パルス発生器のブロック図であ り;第8図は本発明に係るモノラル音響放送信号のための符号化器と復号器の機 能を表わすタイミング図であり;第9図は本発明に係るステレオ音響放送信号の ための符号化器と復号器のブロック図であり; 第10図は本発明に係るステレオ音響放送信号のための符号化器における数値演 算ユニットのブロック図であり:第11図は本発明に係るステレオ音響放送信号 のための符号化器におけるデジタルフィルタユニットのブロック図であり; 第12図は本発明に係るステレオ音響信号のための符号化器におけるステレオ信 号に関する情報を担う信号のための信号プロセッサのブロック図であり; 第13図は本発明に係るステレオ音響放送信号のための符号化器におけるバッフ ァメモリのブロック図であり:第14図は本発明に係るステレオ音響放送信号の ための復号器におけるバッファメモリのブロック図であり:第15図は本発明に 係るステレオ音響放送信号のための復号器におけるステレオ信号復旧ユニットの ブロック図であり;第16図は本発明に係るステレオ音響放送信号のための符号 化器におけるデジタルフィルタユニットの機能を表わすタイムチャートである。
好ましい実施例 本発明に係る音響放送信号を符号化および復号するシステムは符号化器および復 号器を具備している。
モノラル音響放送信号のための符号化器は直列に接続されその入力が符号化器の 入力を構成する低域フィルタ1(第1図)、およびアナログ−デジタル変換器2 を具備し、その出力はビット毎にバッファメモリ3の対応する入力へ接続されて いる。バッファメモリ3の出力は音響放送信号のためのスペクトル変換ユニット 4のデータ入力を駆動し、その出力はビット毎に符号変換器6のデータ入力に接 続されている。符号変換器6の制御入カフ、8は制御パルス発生器9の対応する 入力へ接続されている。発生器9の入力10.11は臨界可聴帯域のスペクトル 成分の数を格納するためのメモリユニット12の出力からの信号で駆動され、そ の制御入力13.14.15は発生器9の対応する出力に接続されている。
符号化器はマルチプレクサ16をも具備し、その入力は符号変換器6の出力17 .18に接続されている。マルチプレクサ16の制御入力19.20は発生器9 の適当な出力から駆動される。さらに、符号化器は同期パルス発生器21を具備 し、その出力22はアナログ−デジタル変換器2、バッファメモリ3、スペクト ル変換ユニット4、変換器6、およびマルチプレクサ16のクロック入力に接続 されている。発生器21の出力23は、それぞれ、バッファメモリ3、スペクト ル変換ユニット4、発生器9、数メモリ12、およびマルチプレクサ16のクロ ック入力へ接続されている。発生器21の出力24は発生器9の対応するクロッ ク入力を駆動し、出力25は発生器9とマルチプレクサ16の対応する入力へ接 続され、その出力は符号化器の出力を構成する。
モノラル音響放送信号のための復号器はデマルチプレクサ26を具備し、その入 力は復号器の入力であり、マルチプレクサ16の出力に接続されている。デマル チプレクサ26の出力27.28は符号変換器29のデータ入力に接続されてい る。
復号器はさらに、そのデータ入力がビット毎に変換器29の出力に接続された直 列に接続されたバッファメモリ30、音響放送信号のための逆スペクトル変換ユ ニット31、デジタル−アナログ変換器32およびその出力が復号器の出力であ る低域フィルタ33を具備する。さらに、復号器は制御パルス発生器34を具備 し、その出力35.36.37.38は変換器290制御入力を駆動する。さら に、出力38はバッファメモリ300制御入力に接続され、出力35.36はデ マルチプレクサ26の対応する入力を駆動する。発生器34の制御入力は臨界可 聴帯域のスペクトル成分の数を格納するための数メモリユニット41の出力39 .40に接続され、その制御入力は発生器34の出力42.43に接続されてい る。
復号器はさらに同期パルス発生器44を具備し、その入力はデマルチプレクサ2 6の出力45と符号変換器29および発生器34の対応する入力とに接続されて いる。デマルチプレクサ26の出力は発生器34、数メモリユニット41、バッ ファメモリ30、および逆スペクトル変換ユニット31の対応する入力へ接続さ れている。発生器44の出力47は変換器29と発生器34のクロック入力に接 続されている。発生器44の出力48は、それぞれ、バッファメモリ30、逆ス ペクトル変換ユニット31、およびデジタル−アナログ変換器32のクロック入 力へ接続されている。
低域フィルタ1は公知の回路で実現される(M、 U、 Bank。
0、 A、 Klimova、”Low−pass filter of di gital receiver″。
Moscow、 1984. Tekhnika 5redsto avyaz i、 TRPA 5eries。
1ssue 3. vol、V、 p、90− (ロシア語))。アナログ−デ ジタル変換器2はモトローラ社製の市販A2884集積回路で設計される。バッ ファメモリ3は公知の回路で実現される(B、 F。
designed with integratecl circuits″、  Moscow、 Radio 1Avyaz、 1984. p、56−(ロ シア語))。市販の集積回路、例えば、アドバンストマイクロデバイス社製AM 29540フーリエ変換プロセッサはスペクトル変換器4として使用できる。
符号変換器6のブロック図が第2図に示されている。変換器6は最大成分の指数 の検出器49とバッファメモリ50を具備し、それらは相互に接続されて符号変 換器6のデータ入力を構成する。検出器49の制御入力は符号変換器6の制御入 カフであり、パルス発生器9(第1図)の対応する制御出力に接続されており、 検出器49のクロック入力は同期パルス発生器21(m1図)の出力22に接続 さている。検出器の対応する入力へ接続されている。レジスタ51の制御入力は 符号変換器60制御入カフおよび8を構成して制御パルス発生器9(第1図)の 対応する出力に接続され、レジスタ51 (第2図)のクロック入力は同期パル ス発生器21の出力22に接続されている。レジスタ51 (第2図)の出力は 符号変換器6の出力17でありマルチプレクサ16(m1図)の対応するデータ 入力と浮動小数点符号化器52(第2図)のデータ入力の対応するグループとに 接続され、その出力は符号変換器6の出力を構成しマルチプレクサ16(第1図 )の対応するデータ入力に接続されている。符号化器52のデータ入力の残りの グループはビット毎にバッファメモリ50の出力に接続され、符号化器52とバ ッファメモリ50のクロック入力は同期パルス発生器21(第1図)の出力22 に接続されている。
制御パルス発生器9のブロック図が第3図に示されている。
制御パルス発生器9はパルスカウンタ53を具備し、その出力はビット毎に比較 器54の入力の一方のグループに接続され、比較器54の入力の他方のグループ は発生器9の入力10を構成してメモリ12(第1図)の対応する出力に接続さ れている。比較器54の出力は発生器9の出力の1つでありメモリユニット12 の制御入力13(第1図)に接続されている。発生器9はさらに直列に接続され たカウンタ55.56を具備し、カウンタ53.55の入力は相互に接続され、 カウンタ56の入力は発生器9のクロック入力を構成して同期パルス発生器21  (第」図)の出力23.24、および25へそれぞれ接続されている。カウン タ55 (第4図)の出力は発生器9の出力を構成してメモリュニツ)12<第 1図)の入力15へ接続されている。カウンタ56(第3図)の出力はビ・ット 毎に比較器57の入力の一方のグループに接続され比較器57の入力の他方のグ ループは発生器90入力11を構成してメモリユニット12(第1図)の対応す る出力に接続されている。比較器57(第3図)の出力はメモリユニット12( 第1図)の制御入力14とパルスカウンタ58(第3図)の一方の入力とを駆動 し、パルスカウンタ58の他方の入力は発生器9のクロック入力であって同期パ ルス発生器21 (第1図)の出力25から駆動される。カウンタ58の出力は フリップフロップ60の入力59に接続され、フリップフロップ600Å力61 は比較器57の出力に接続されフリップフロップ60の出力は発生器9の出力の 1つであってマルチプレクサ16(第1図)の制御人力19と反転器62(第3 図)の入力とに接続されている。反転器62の出力は発生器9の出力を構成して マルチプレクサ16(第1図)の制御入力20へ接続されている。発生器9(第 3図)はパルスカウンタ63をも具備し、その一方の入力は比較器54の出力に 接続され他方の入力は発生器9のクロック入力の1つを構成して同期パルス発生 器21 (第1図)の出力24へ接続されている。カウンタ63(第3図)の出 力はフリップフロップ64の一方の入力へ接続され、その他方の入力は比較器5 4の出力へ接続され、フリップフロップ64の出力は発生器9の出力を構成して 符号変換器6(第1図)の制御人カフの接続されている。カウンタ63の出力は 直列に接続されたパルスカウンタ65とフリップフロップ66の入力にも接続さ れ、カウンタ65の他の入力は発生器9のクロック入力の1つを構成して同期パ ルス発生器21 (第1図)の出力24に接続されフリップフロップ66(第3 図)の出力は発生器9の出力を構成して符号変換器6(第1図)の制御人力8へ 接続されている。
臨界可聴帯域のスペクトル成分の数を格納するためのメモリユニット12のブロ ック図が第4図に示されている。メモリユニット12はパルスカウンタ67を具 備しており、その一方の入力はメモリユニット120入力13を構成して発生器 9の対応する出力に接続されており他方の入力はメモリユニット12のタロツク 入力であり同期パルス発生器21 (第り図)の出力23に接続されている。カ ウンタ67(第4図)の出力はビット毎に読み出し専用メモリ680入力に接続 されており、その出力はメモリユニット12の出力を構成して発生器9(第1図 )の入力10へ接続されている。メモリユニット12(第4図)はパルスカウン タ69をも具備し、その入力はメモリユニット12の制御人力14および15を 構成して発生器9 (第1図)の対応する出力に接続され、その出力はビット毎 に読み出し専用メモリ70の入力に接続され、読み出し専用メモリ70の出力は メモリユニット12の出力を構成して発生器9(第1図)の入力11に接続され ている。
カウンタ67および69は市販集積回路の5N7400シリーズを用いて設計さ れ、読み出し専用メモリ68および70は集積回路MM6300シリーズを用い て設計される。
同期パルス発生器21 (第5図)は水晶制御発振器71を具備し、その出力は 周波数分周器72.73.74.75を駆動し、それらの出力はそれぞれ発生器 21の出力22.23.24.25を構成する。水晶制御発振器71は公知の回 路(L、 M、 God’denberg、”Digital devices  designed with integratedcircuits in  communications technology”、 −Moscow 、 5vyaz。
1979、 p、76、 (ロシア語))で実現される。周波数分周器72゜7 3、74.75は市販の5N7400シリーズのカウンタで実現される。
マルチプレクサ16とデマルチプレクサ26は公知の回路(L、S、Levin 、M、A、Plotkin Pigital 1nfor+r+ationtr ansmission systems″、−Moscow、 Radio i  5vyaz、 1982゜p、 87. (ロシア語))で実現される。
復号器の符号変換器29は第6図のブD 7り図で示される様に実現され指数部 符号レジスタ76を具備し、その第1の入力は符号変換器29のデータ入力を構 成してデマルチプレクサ26(第1図)の出力27に接続され、その第2の入力 は符号変換器29(第6図)の制御入力を構成して制御パルス発生器34(第1 図)の出力37に接続され、その第3の入力はデマルチプレクサ26(第1図) の出力45に接続されている。レジスタ76(第6図)の出力はビット毎に比較 器77の入力に接続され、その出力はレジスタ790入カフ8とパルスカウンタ 80との入力の1つに接続されている。
パルスカウンタ80の出力はビット毎に比較器77の入力を駆動する。カウンタ 80とレジスタ79の残りの2つの入力は共通点で接続され符号変換器29のク ロック入力の役を果たし、同期パルス発生器44(第1図)の出力47に接続さ れている。
符号変換器29(第6図)はさらに仮数部符号レジスタ81を具備し、その1つ の入力は符号変換器29のデータ入力を構成してデマルチプレクサ26(第1図 )の出力28に接続され、その別の1つの入力はデマルチプレクサ26の出力4 5に接続され、その第3の入力は符号変換器290制御入力を構成して制御パル ス発生器34(第1図)の出力36に接続されている。レジスタ79の各入力は カウンタ80の入力にそれぞれ接続されて符号変換器29の制御入力の役を果た して制御パルス発生器34 (第1図)の出力35に接続されている。レジスタ 81 (第6図)の出力群82はビット毎にレジスタ79の入力に接続され出力 83はレジスタ840入力の1つに接続されその残りの入力は符号変換器29の 制御入力を構成して制御パルス発生器34の出力38(第1図)に接続されてい る。レジスタ79(第6図)の出力はビット毎にレジスタ84の対応する入力の 群に接続されその出力は符号変換器29の出力を構成してビット毎にバッファメ モリ30(第1図)のデータ入力に接続されている。
レジスタ76、79.81.84 (第6図)、比較器77、およびカウンタ8 0は市販の集積回路5N7400シリーズで実現され、バッファメモリ30の設 計はバッファメモリ3と同様である。
逆スペクトル変換ユニット31は変換器4 (第1図)と同一の集積回路である 。デジタル−アナログ変換器32はモトローラ社製A2854集積回路で設計さ れる。低域フィルタ33は符号化器の低域フィルタ1と同様な回路構成である。
制御パルス発生器34は発生器9と同様にして実現されメモリユニット41およ び12は同一の設計である。
同期パルス発生器44のブロック図が第7図に示されているが、周波数逓倍器8 5を具備しており、その入力は発生器440入力を構成してデマルチプレクサ2 6の出力45 (第1図)に接続されており、その出力は周波数分周器86およ び87の入力に接続されている。周波数分周器86および87の出力は発生器4 4のそれぞれ出力47および48を構成している。周波数逓倍器85は公知の回 路技術(1,Kh。
Rizkin ”Frequency multipliers and di viders”、 Moscow。
5vyaz、 1976、 p、124.−In Ru5sian)で実現され 、周波数分周器86および87は市販の5N7400シリーズのカウンタで設計 第8図はモノラルの音響放送信号を符号化および復号するためのシステムの機能 を表わすタイムチャートであり、a)はスペクトル変換器4(第1図)の出力に おけるスペクトル成分を表わす符号のワードのシーケンスを示し、ここでt。お よびtlは対象となるN個の値からなる音響放送信号サンプルのスペクトル成分 のコードワードのそれぞれ開始および終了点であり、 b、c、d、e)は変換器60入カフ、8およびマルチプレクサ16の入力19 .20へ印加される符号器制御パルス発生器9(第1圀)の出力におりる信号波 形を示し、ここでt2およびt、は音響放送信号のサンプルのスペクトル成分を 符号化する過程を制御するパルス列のそれぞれ開始および終了時期であり、 f、g、h、i)は復号器の制御パルス発生器34の出力37、36.35.3 8 (第1図)における信号波形を示し、ここでt4およびt、は音響放送信号 のN個の値のサンプルのスペクトル成分を復号する過程を制御するパルスシーケ ンスのそれぞれ開始および終了時期である。
本発明に係るモノラル音響放送信号を符号化し復号するためのシステムは次の様 に機能する。
音響放送信号値のシーケンスはN個の値のサンプルに分割され、N個の成分のス ペクトルが計算される。瞬間のスペクトルに対する結果の成分は24個の臨界可 聴帯域に従って24個のグループに分割される。これらの帯域の境界はモノラル においてE、 Zveker and R,Fe1dkeller″The e ar as aninformation receiver’ (Mosco w、 5vyaz、 1971)によって表27.1に示されている。24個の 周波数グループのそれぞれは “絶対値において最大のスペクトル成分が分離さ れてブロック毎の浮動小数点を有するコードにおける指数を設定するために用い られ、その後この周波数グループのスペクトル成分はこの指数の値に応じてコー ド化される。仮数部の符号(コード)のビット数に、は与えられた周波数グルー プの最大スペクトル成分に対する所望の符号化誤差を保証する様に選択される。
指数部のコードのビット数に、はスペクトル成分の変動範囲全体をカバーする必 要があり、その変動範囲は16ビツトであるので結局に、=4が選択される。各 周波数グループにおいて最大成分のレベルより小さいレベルを有するその他のす べてのスペクトル成分のコード化誤差は所定の値を超えても良い。なぜならばそ れらは臨界可聴帯域内でマスキングの効果によって聴こえないからである。最大 成分のコード化の許容誤差は少なくとも30dBでありこれはコード化誤差の不 可聴性を保証すべくコード化された成分のレベル以下である。30dBのコード 化信号対雑音比を得るためには仮数部コードのビット長は5ビツトで充分であり 、すなわちに、=5である。したがって、N個の値のサンプルをコード化するた めにはNK、 +24KPの2進化シンボルが必要である。サンプルの長さNは スペクトル解析の間隔Tが可聴分解能にほぼ等しくすなわちT= (N/Fd) =30msecになるように選択され、ここでFdは離散反復速度である。離散 反復速度Fd=32に七においてサンプル長NはN = 1024であり、した がってサンプル値のコード化には1024・5+24・4個の2進化シンボルが 必要となる。サンプリング速度はFd/Nであるので符号化器出力におけるビッ トレートVは= 163にビット/sec (1) すなわちブロック毎の浮動少数点によるパルスコード符号化器の半分以下である 。
スペクトル成分の指数部および仮数部のコードワードから初期の値のシーケンス を復旧するために、復号器はブロック毎の浮動少数点による符号を固定少数点の 符号に変換し、逆スペクトル変換を行なって、音響信号N個の値のサンプルが時 間領域において復旧される。フーリエ変換、離散余弦変換、アダマール変換等々 の様な公知の直交変換のいずれもが使用可能であり、離散余弦変換は復旧された 音声信号の品質が高いので好適である。
モノラル信号のための符号化器は次の様に機能する。
アナログ音響放送信号が低域フィルタ1 (第1図)へ達し、そこにおいて入力 信号の帯域幅は最大周波数F= 15 kHzまでに制限される。低域フィルタ 1の出力からの信号はアナログ−デジタル変換器20入カへ達し、そこにおいて 信号は離散周波数Fd=32kHzでサンプリングされ、その結果は童子化され 16ビツトの線形符号へ符号化される。アナログ−デジタル変換器2からの値の コードワードはFtクロック周波数において発生されバッファメモリ3の入力へ 導入される。
バッファメモリ3の容量は2NX16ビツトであり、ここでNはスペクトル解析 に用いられる信号サンプルの値の数である。バッファメモリ3は符号ワードの連 続をN/r、秒だけ遅延させアナログ−デジタル変換器2の出力をN個のコード ワードを処理するスペクトル変換器4の入力に調和させる。
音響放送信号の最初のN個の値に対応するN個のコードワードがバッファメモリ 3へ格納された後に、それらはシリアルに読み出されスペクトル変換器4へ導入 され、そこにおいてN個の値の連続のスペクトルが計算される。かくして、時間 ΔT=N/Fdの間に音響放送信号はリアルタイムでスペクトル解析される。
スペクトル成分の16ビツトコードワードすなわち離散スペクトル変換の係数が スペクトル変換器4の出力においてシリアルに発生される。ピッチf=Fd/N で周波数軸に沿って均一に分布したスペクトル分解のN個の係数はN個の信号値 からなる信号サンプルに対応する(通常NはN=23である様に選択され、ここ でSは自然数S=1. 2.・・−9s1でありこれは高速スペクトル変換アル ゴリズムの実行を最も簡単化する)。最初の係数はf0=0に対応し最後の係数 はf N−+ =Fd (11/N)の周波数に対応する。したがって、N個の 値からなる音響放送信号のサンプルのスペクトルは16ビツトの線形コードにお けるN個の数によって表わされる。スペクトル変換器4の出力におけるこれらの 数のコードワードのタイミングは第8a図のタイムチャートに示されており、こ こで16ビツトのコードワードのブロックは矩形で示されている。
符号変換器6(第1図)はスペクトル成分の16ビツト線型符号をブロック毎の 浮動小数点を有する符号、即ち、ブロック毎の浮動小数点を有するパルス符号変 調において使用される符号に変換する(はぼ同時圧伸)。本発明における差異は 次の通りである、第1に、スペクトル成分信号のシーケンスが、時間的な音響放 送信号サンプルのシーケンスの代わりに使用され、そして第2に、一定の指数値 (即ち、係数法)で符号化されたブロックの長さは可変であり、そして、制御パ ルス発生器9の出力から符号変換器、6の入カフ、8に到達する信号によってそ のブロックの長さが設定される。これらの信号のタイムチャートがそれぞれ第8 b図と第8c図に示されている。
スペクトル成分の符号ワードは符号変換器6 (第1図)のデータ入力5に到達 すると共に、同時に、検出器49 (第2図)とバッファメモリ50の入力にも 到達する。後者は符号ワード(その容量はNである)を演算し、そしてそれらを 次の符号ワードの到着と同時にシフトする。検出器49は符号ワードを比較し、 そしてスペクトル成分の最大値(絶対値)に応じて符号ワードを選択して符号ワ ードの最上位ビットの0の個数に等しい指数値を決定し、そして指数符号ワード を発生する。符号ワードの必要数の比較が終了すると、発生器9(第1図)の出 力からの信号(igb図)が、符号変換器60入カフを構成する検出器49の入 力に与えられ、発生された指数符号ワードの読み出しを可能にする。同時に、こ の信号はこの指数符号コードを指数部符号レジスタ51 (第2図)に入力する 。信号サンプルのスペクトル成分のN個全てのN個の符号ワードのバッファメモ リ50への入力が終了すると、発生器9 (第8b図)の出力からの信号が符号 変換器6の制御人力8に到達して、最後の符号ワードの書き込み、即ち、検出器 49 (第2図)の出力からの24番目のサンプルの値の、符号ワードレジスタ 51への書き込みを可能にする。最後の24番目の符号ワードがレジスタ51に 書き込まれると、立ち上がりパルス(第8c図)が符号変換器6の制御人力8に 与えられ、そしてこのパルスのレジスタ51の特定の入力への到達によって、レ ジスタ51の出力から符号化器52への最初の指数部の符号ワードの再書き込み が可能になるが、ここで、浮動小数点符号が実行される。この符号変換器6の出 力17からの符号ワードはマルチプレクサ16(第1図)の特定の入力に達する 。同時に、これまでに述べられた信号サンプルの最初のスペクトル成分の符号ワ ードがバッファメモリ50の出力において発生され、そして符号化器52の入力 に与えられるが、ここで、符号ワードはレジスタ51の出力からの符号ワード指 数によって設定されるビット位置の数によって符号化器520入力においてシフ トされる。このようにして、スペクトル成分の仮数部の符号ワードが発生され、 符号変換器6の出力18からマルチプレクサ16(m1図)の入力に与えられる 。指数の一定の値によって符号化される特殊なスペクトル成分は、レジスタ51 の出力からの新規な指数部の符号ワードを受け取る符号化器52の他の入力まで 持続し、このことにより、スペクトル成分の符号ワードがこの新規な指数部の符 号ワードによって設定される位置の数によってシフトされる。この動作手順は現 在の信号サンプルの24個全ての指数部の符号ワードがレジスタ51から読み出 されるまで継続する。その後のN個の値のサンプルは同様の方法で符号化される 。
マルチプレクサ16 (第1図)は、その出力に規則正しいパルス列が現れるよ うに、符号ワードの指数部と仮数部の時間的な再編成を行う。マルチプレクサ1 6の出力□におけるパルスの繰り返し率は以下の等式によって説明される。
Fout= (2Kp 十NK、 ) F d/ N、 (2)ここで、KPは 指数ビットの容量、K、は仮数ビットの容量であり、Nはサンプルにおける値の 数である。
アナログ−ディジタル変換器2、バッファメモリ3、スペクトル変換器4、符号 変換器6、制御パルス発生器9、スペクトル成分の数メモリ12、およびマルチ プレクサ16の機能は、同期パルス発生器21によって調節される。この同期パ ルス発生器21の出力22には繰り返し率F、/Hのパルスが発生し、出力23 には繰り返し率Fdのパルスが発生し、出力25には繰り返し率Foutのパル スが現れる。
制御パルス発生器9は以下のように機能する。カウンタ53゜55、63.65 のカウント入力は発生器9のクロック入力を構成しており、同期パルス発生器2 1(第1図)の出力24からの繰り返し率16Fdのパルス列を受け取るが、こ の繰り返し率はスペクトル成分の符号ワードのビットレートに対応している。同 期パルス発生器21 (第1図)の出力23からの繰り返し率Fd/Hのパルス 列はカウンタ53と55のセット入力に与えられ、スペクトルを計算するのに使 用される音響放送信号のN個のサンプル値の開始を決定し、同様にこの連続する サンプル値のスペクトル成分の開始を設定する。同期パルス発生器21の出力2 3からのパルスはカウンタ53と55 (第3図)をトリガする。スペクトル成 分の符号数はカウンタ53の出力において発生され、比較器54の第1グル−ブ の入力に伝えられ、その第2グループの入力は数メモリ12の出力からのこの周 波数グループにおける最後のスペクトル成分の符号数を受け取り、ここで臨界可 聴帯域におけるスペクトル成分の数が記憶される。比較器54 (第3図)の第 1と第2グループの入力に符号が入力されるのと時を同じくして、この比較器は 信号を発生し、この信号によりカウンタ63がトリガされ、フリップフロップ6 4が論理値″1″にセットされる。更に、比較器54の出力信号は数メモリ12 (第1図)の入力13に伝えられ、数メモリ12の特定な出力からの次の周波数 グループの最後のスペクトル成分の符号数の読み出しを可能にする。カウンタ6 3(第3図)はそのカウント入力に到達するパルスの必要な数をカウントして信 号を発生し、フリップフロップを論理値“1”から論理値“0”に切り換えると 共に、フリップフロップ66を論理値“l”にセットする。更にまた、カウンタ 63の出力信号はカウンタ65をトリガし、ここでパルスの必要数がカウントさ れ、カウンタ63と同様に、フリップフロップ66を論理値“1”から論理値“ O”に切り換える信号を発生する。このようにして、フリップフロップ64と6 6はその出力にパルス列(第8b。
80図)を発生し、符号変換器6 (第1図)の機能を制御する。
パルスの必要数のカウントが終了した後は、カウンタ55(第3図)は信号を発 生してカウンタ56をトリガし、このカウンタの入力は同期パルス発生器21( m1図)の出力25からの繰り返し率Foutのパルス列を受け取る。カウンタ 56の入力に到達するパルスの符号数はその出力に現れて比較器57に伝えられ 、メモlJ12(m1図)の出力から比較器57の第2の入力に与えられる周波 数グループの指数部の符号の中の最下位ビットの符号数との比較が行われる。こ れらの数の同時入力により比較器57 (第3図)に信号が発生し、カウンタ5 8を動作させると共にフリップフロップ60を論理値“1”にセットする。更に また、比較器57の出力からの信号がメモリ12 (第1図)の入力14に到達 し、メモリ12の特定の出力から次の周波数グループの指数部の符号数の読み出 しを可能にする。カウンタ58(第3図)は指数部の符号ワードの中のビット容 量に、にパルス数が等しくなるとカウントを止めて信号を発生し、フリップフロ ップ60をトリガしてこれを論理値“0″に切り換える。フリップフロップ60 の出力においてパルスが発生され(i8d図)、このパルスはマルチプレクサ1 6 (第1図)の制御人力19と反転器62(m3図)の入力に伝えられ、そし て、反転器62の出力にパルス <i8c図)が発生してマルチプレクサ16( ilEn)の制御入力20に与えられる。
臨界可聴帯域のスペクトル成分の数が記憶される数メモリ12は以下のように機 能する。カウンタ67と69のカウント入力は発生器9 (第3図)の特定の出 力からパルスを受け取り、これらのセット入力は同期パルス発生器21 (第4 図)の出力23と発生器9 (第3図)の特定の出力からパルスを受け取る。こ れらのパルスはカウンタ67と69(第4図)を動作させる。カウンタ67の出 力において、周波数グループの最後のスペクトル成分の符号数の番地コードが発 生されて読み出し専用メモリ68がアクセスされ、ここでこれらの符号数が記憶 され、ここからこれらの符号数が読み出されて発生器9の入力10(第3図)に 伝えられる。周波数グループの指数部の符号ワードの最下位ビットに対応するパ ルス符号数の番地コードがカウンタ69 (第4図)の出力において発生される 。これらの番地は読み出し専用メモリ70をアクセスするために使用され、この 読み出し専用メモリの出力から符号数が発生器90入力11 (第3図)に伝え られる。
システム復号器は次のように機能する。マルチプレクサ16 (第1図)の出力 からの音響放送信号のスペクトル成分を表すブロック毎の浮動小数点符号ビット の列は、マルチプレクサ26の入力に伝えられ、ここで入力された列は指数部の 符号ワードビットのシーケンスと仮数部の符号ワードのシーケンスに分離される 。デマルチプレクサ26もまたパルス繰り返し率Foutを感知し、このパルス 繰り返し率の列をデマルチプレクサ26の出力45に伝える。更に、デマルチプ レクサ26は入力される連続パルスから周期的なりロック信号を抽出し、この信 号は、継続して伝達された音響放送信号のN個のサンプル値に対応したスペクト ル成分のブロックの開始を規定する。繰り返し率F、/Hの周期的なりロックパ ルスはデマルチプレクサ26の出力46に現れる。
符号変換器29はブロック毎の浮動小数点を16ビツトの線型な固定小数点の符 号ワードに符号変換する。
デマルチプレクサ26の出力27からの指数部の符号ビットは繰り返し率Fou tでレジスタ76 (第6図)に入力され、デマルチプレクサ26の出力45か ら読み出される。発生器34の出力37 (第1図)からの制御信号(第8f図 )が到達すると同時に、これらの符号ビットはパラレル符号の形でレジスタ76 から比較器77(第6図)の第1グループの入力に伝えられ、その第2グループ の入力はカウンタ80の出力からの信号を受け取り、そのカウント入力は同期パ ルス発生器44の出力47 (第1図)からのクロック周波数Foutのパルス を受け取る。比較器77(第6図)は信号を発生してレジスタ79を制御すると 同時に、カウンタ80をリセットク周波数Foutの仮数部の符号ビットは入力 かに1ビツトの仮数部の符号レジスタ81(第6図)に伝えられる。発生器34 の出力36 (第1図)からの制御信号(第8g図)の到達と同時に、レジスタ 81からの信号ビットは書き直されて16ビツトのレジスタ84 (第6図)に 入り、固定小数点記数法における信号ビット位置になり、そして、他のK 、− 1ビツトの仮数部はパラレル符号の形で15ビツトレジスタ79の最下位ビット のKい位置に伝えられ、ここで、それらは同期パルス発生器44の出力47(第 1図)から到達するクロック周波数poutで連続的にシフトされる。発生器3 4の出力35からの仮数部ビットのシフト開始を規定する信号(第8h図)はレ ジスタ79(第6図)の制御入力に与えられる。
この信号によりカウンタ80(第6図)もトリガされてシフト回数をカウントす る。予め設定されたシフト回数が終了するとカウンタ80がレジスタ76に記憶 された指数部の符号ワードに一致する符号の組み合わせを発生する。この組み合 わせは比較器77の第2の入力に到達し、レジスタ79の内容をレジスタ84の ビット位置に書き替える命令を発生させる。同時に、この命令はカウンタ80を リセットして0にする。このようにして、固定小数点の16ビツトの符号ワード がレジスタ84によって発生させられ、発生器34 (第1図)の出力38から の制御信号(igi図)の到達と同時にバッファメモリ30に伝えられる。バッ ファメモリ30は連続する符号ワードの到達をFd/Nの2倍の期間だけ遅らせ る、即ち、符号ワード2Nの持続期間だけ遅らせる。
バッファメモリ30は変換器29の出力からのスペクトル成分の符号ワードの到 達速度を、逆スペクトル変換ユニット31によるそれらの処理速度に合わせるよ うに働き、ここでN個のサンプル値はそのN個のスペクトル成分から復旧される 。音響放送信号の16ビツトの符号ワードは、パラレル符号の形で逆スペクトル 変換ユニット31の出力からディジタル−アナログ変換器32に伝えられ、ここ で音響放送信号の量子化された値が復旧される。ディジタル−アナログ変換器3 2は低域フィルタ33を備えており、ここで量子化された値が円滑に出力され、 このようにして帯域幅がF=15kHzまでの最初のアナログの音響放送信号が 復旧される。
このようにして、入力信号はシステムの符号化器の出力において、等式(1)に よって規定される速度で伝達されるビットストリームで表され、そして復号器は このビットストリームから最初のアナログ信号を復旧する。
音響放送信号の符号化と復号のためのこのシステムの実験に基づく研究は、サン プル長N = 1024、指数部の符号ワードビット容量に、=4、仮数部の符 号ワードピット容量に、=5、および離散反復速度Fd=32Hzで実行された 。符号器の出力におけるビット速度■は毎秒163キロビツト、即ち、フォトタ イプシステムにおける速度の半分である。音の評価の専門家は、本発明に係るシ ステムにおいて符号化および復号を行った後の音響放送信号の品質は、16ビツ トの線型コードで符号化された値の初期のディジタル信号の品質と比べて遜色が ないことを指摘している。
ステレオ音響放送信号用の符号化器は、直列接続されたステレオの左チャネル用 の主低域フィルタ88(第9図)と主アナログ−ディジタル変換器89と、直列 接続されたステレオの右チヤネル用の補助低域フィルタ90と補助アナログ−デ ィジタル変換器91を備えている。低域フィルタ88と90の入力が符号化器の 入力を構成する。アナログ−ディジタル変換器89の出力は、数値演算ユニット 93の入力にビット毎に接続されており、数値演算ユニット93の入力94はア ナログ−ディジタル変換器91の出力にビット毎に接続されている。数値演算ユ ニット93の出力95のグループはバッファメモリ96のデータ入力の最初のグ ループにビット毎に接続され、また、ディジタルフィルタユニット97の入力に も接続されている。数値演算ユニット93の出力98のグループはディジタルフ ィルタユニット97の対応する入力と、信号変換器99の入力にビット毎に接続 されており、ここでステレオ音響放送信号の情報を運ぶ信号が処理される。
ディジタルフィルタユニット97の出力グループ100.、・・・。
100、、100□3.・・・、100□、は信号変換器99の特定の入力にビ ット毎に接続されており、信号変換器99の出力101のグループはバッファメ モリ96のデータ入力の第2のグループに接続されている。信号変換器99の1 02.、・・・、 10.のグループの出力は補助符号変換器103.、・・・ 、 103.のデータ入力にそれぞれ接続されており、このような符号変換器の 各個は2つのグループの出力を持っている。符号変換器103.、・・・、 1 03゜の最初のグループの出力はマルチプレクサ105の入力1041+・・・ 、10札に接続されており、符号変換器103.、・・・、 103.の第2の グループの出力はマルチプレクサ105の入力106.、・・・。
106、に接続されている。
ステレオ音響放送信号用の符号化器は更に、スペクトル変換ユニット107を備 えており、スペクトル変換ユニットの入力108はバッファメモリ96の出力に ビット毎に接続され、スペクトル変換ユニットの出力は主符号変換器109のデ ータ入力にビット毎に接続されている。主符号変換器109の制御入力110と 111は制御パルス発生器112の特定の出力に接続されている。符号変換器1 09の出力113と114はマルチプレクサ105の特定の入力に接続されてい る。
符号化器は更に数メモリ115を備えており、ここで臨界可聴帯域のスペクトル 成分の数が記憶され、そして、この数メそりの入力116.117.118と、 出力119と120は制御パルス発生器112の特定の出力と入力にそれぞれビ ット毎に接続されており、制御パルス発生器の出力121.122はマルチプレ クサ105の特定の入力に接続されている。更に、ステレオ音響放送信号用の符 号化器は、同期パルス発生器123を備えており、その出力124はバッファメ モリ96、スペクトル変換器107、符号変換器109、およびマルチプレクサ 105の特定のクロック入力に接続されている。発生器123の出力125はバ ッファメモリ96、スペクトル変換器107、制御パルス発生器112、メモリ 115、およびマルチプレクサ105の特定のクロック入力に接続されている。
同期パルス発生器123の出力126は制御パルス発生器112の特ゼのクロッ ク入力を駆動する。同期パルス発生器123の出力127は制御パルス発生器1 12とマルチプレクサ105の特定のクロック入力に接続されている。同期パル ス発生器123の出力128は、アナログ−ディジタル変換器98.91、数値 演算ユニット93、ディジタルフィルタユニット97、信号変換器99、符号変 換器103.、・・・。
1031、バッファメモリ96、およびマルチプレクサ105の特定のクロック 入力に接続されている。同期パルス発生器123の出力129は、信号変換器9 9、符号変換器103.、・・・、1031、バッファメモリ96、およびマル チプレクサ105の特定の入力に接続されている。
ステレオ音響放送信号用の復号器はデマルチプレクサ130を備えており、その 1つの入力が復号器の入力であり、このデマルチプレクサは主符号変換器131 、バッファメモリ132、逆スペクトル変換ユニット133、およびバッファメ モリ134と直列に接続されている。デマルチプレクサ130の出力135と1 36は符号変換器131の特定の入力と接続されている。
復号器はまた、m個の補助符号変換器137.、・・・、 137.を備えてお り、各符号変換器は2つのデータ入力を備えている。
符号変換器13L、・・・、 137.の第1のデータ入力はデマルチプレクサ 130の出力138.、・・・、13Lからの信号を受け取り、符号変換器13 7.、・・・、 137.の第2のデータ入力はデマルチプレクサ130の出力 139.、・・・、 139.に接続されている。符号変換器137.、・・・ 、 137.の出力はステレオ信号復号器141のデータ人力140.、・・・ 、 140.にビット毎に接続されている。更に、復号器はディジタルフィルタ ユニット142を備えており、このユニット142のデータ入力はバッファメモ リ134の出力グループ143にビット毎に接続され、バッファメモリ134の 出力グループ144はステレオ信号復号器141の特定の入力に接続され、ステ レオ信号復号器141の入力145.、−・・、 1451.、、はディジタル フィルタユニット142の出力によって駆動される。
ステレオ信号復号器141の出力146は直列接続された主ディジタル−アナロ グ変換器147と主低域フィルタ148とに接続しており、出力149は直列接 続された補助ディジタル−アナログ変換器150と補助低域フィルタ151とに 接続しており、低域フィルタ148と151の出力が復号器の出力を構成してい る。
復号器は更に制御パルス発生器152、臨界可聴帯域のスペクトル成分の数が記 憶される数メモ1J153、および同期パルス発生器154を備えている。制御 パルス発生器152の出力155゜156、157.158は符号変換器131 の特定の入力を駆動し、出力155と156は更にデマルチプレクサ1300Å 力に接続されている。制御パルス発生器152の出力159と160は数メモリ 153の特定の入力に接続され、数メモリの出力161と162は制御パルス発 生器152の特定のデータ入力にビット毎に接続されている。
デマルチプレクサ130の出力163は、発生器154、バッファメモ!J13 4、および符号変換器137.、・・・、 137.の特定の入力に接続されて いる。デマルチプレクサ130の出力164は発生器152、変換器131およ び発生器154の特定の入力に接続されており、発生器154の出力165は制 御パルス発生器152の特定の入力に接続されている。同期パルス発生器154 の出力166はバッファメモリ132と134および逆スペクトル変換器133 の特定のクロック入力に接続されている。発生器154の出力167は、バッフ ァメモリ132と134、制御パルス発生器152、および符号変換器131の 特定のクロック入力に接続されている。同期パルス発生器154の出力168は 、バッファメモリ134、符号変換器137.、・・・、13L、ディジタルフ ィルタユニツ)142、ステレオ信号復号器141、およびディジタル−アナロ グ変換器147.150の特定のクロック入力に接続されている。
モノラル音響放送信号の符号化および復号を行うシステムに対応するユニットと しては、低域フィルタ88.90.148゜151、アナログ−ディジタル変換 器89と91、符号変換器103、、 ・・・、103ヨ109.131.13 7.、−・・、137.、スペクトル信号変換器107、制御パルス発生器11 2と152、臨界可聴帯域のスペクトル成分の数が記憶される数メモリ115と 153、同期パルス発生器123と154、マルチプレクサ105、デマルチプ レクサ130、逆スペクトル変換器133、およびディジタル−アナログ変換器 147と150とが具体的に挙げられる。
数値演算ユニット93のブロック図が第10図に示される。
数値演算ユニット93は加算器169と減算器170を備えており、数値演算ユ ニット93の入力92と94は加算器169と減算器1700Å力にそれぞれ接 続されており、加算器169の出力は数値演算ユニット93の出力95を構成し 、数値演算ユニット93の出力98が減算器170の出力である。加算器169 と減算器170とは公知の回路で実現される(U、Titze、 K。
5henk ”Sem1conductor circuitry”、 a r eference book、 1982゜pp、334.335.−ロシア語 )。
ディジタルフィルタユニット97のブロック図が第11図に示される。このユニ ットは2つのグループのディジタルフィルタ171 +、・・・、 171.と 171.、、、・・・、 1712.とから構成される。ディジタルフィルタ1 71.、・・・、171□と17L、、、・・・、 1712.。
の各グループの入力は相互に接続されており、ユニット97の2′つの入力を構 成している。ディジタルフィルタ171.、・・・。
1712、のクロック入力は発生器123の出力128(第9図)に接続されて おり、ディジタルフィルタの出力はそれぞれ出力1001 、・・・、 100 .と100−、 、、・−+、 1002.とから構成されている。
ディジタルフィルタ171.、・・・、171□、は公知の回路構成を使用して 実現できる(U、 Titze、 K、 5henk ”Sem1conduc tor circui−try”、 a reference book、 1 982. p、429. −ロシア;吾)。
ステレオ音響信号における情報を担う信号を処理するための信号変換器99のブ ーツク図が第12図に示される。信号変換器99はm個のチャネルを備えており 、各チャネルは直列接続された加算器172、逓倍器173、加算器174、レ ジスタ175、およびスイッチ176に接続しており、スイッチ176の出力1 77は加算器174の特定の入力に接続されている。m個のチャネルの各チャネ ルはまた、データ入力がスイッチ176の出力179に接続するレジスタ178 と、1つの入力がスイッチ1767の出力179に接続する加算器180と、分 周器181とを備えており、この分周器181の入力はそれぞれレジスタ178 と加算器180とに接続されている。更に、各チャネルは直列接続された減算器 182、逓倍器183、加算器184、レジスタ185、およびスイッチ186 を備えており、スイッチ186の出力は加算器180と184の特定の入力に接 続されている。第1のチャネルの加算器172と減算器1820入力は、ディジ タルフィルタユニット97の出力100.、・・・、IOL、、(第9図)にそ れぞれ接続されており、その他の全てのm−1個のチャネルの加算器172と減 算器182の入力は、ディジタルフィルタユニット97の出力100□〜100 ..2.1003〜100.、!、・・・、1000〜100□1第9図)にそ れぞれ接続されている。分周器181(第12図)の出力は各チャネルの出力を 構成すると共に、信号変換器99の出力102.、・・・、 102.を構成し ている。変換器99は更に、直列接続された加算器187と減算、器188(第 12図)を備えており、加算器187の入力はディジタルフィルタ97の特定の 出力100.、、、・・・、100□、に接続されており、減算器188の出力 は変換器99の出力101を構成している。変換器99は更にまたレジスタ18 9を備えており、その入力は数値演算ユニット93の出力98 (第9図)に接 続する変換器99の1つの入力を構成しており、そして、レジスタ189の出力 は減算器188の他の入力に接続されている。加算器172.174゜184、 187、減算器182.188、逓倍器173.183、及びレジスタ175. 185.189のクロック入力は同期パルス発生器123の出力128(第9図 )に接続されている。スイッチ176、186 (jJ!12図)、レジスタ1 78、加算器180、及び減算器181のクロック入力は発生器123の出力1 29(第9図)に接続されている。
加算器172.184.180.187(第12図)、減算器182と188、 および逓倍器173.183は公知の回路設計技術によって実現される(U、  Titze、 K、 5henk″Sem1conductor circui try″、areference book、1982. pp、335.34 0.−ロシア語)。
分周器181は、知られている技術の回路構成(P、 Rahiner。
P、 Gould ”Digital signal processing  theory and applica−tions”、 Moscow、 M IR,1978,p、584.−In Ru5sian)により実現される。
レジスタ175.185. 178.189およびスイッチ176、 186は 、商業的に使用されている集積回路5N7400シリーズにより実現される。
バッファメモリ96のブロック図が第13図に示される。
バッファメモリ96は、スイッチ190および191を備えている。スイッチ1 90の入力は、バッファメモリ96の入力の一つを構成し、数値演算ユニット9 3の出力95(第9図)に接続されている。スイッチ191の入力(第13図) は、信号変換器99の出力101(第9図)に接続されている。スイッチ190 の出力197および198は、ビット毎にワーキングメモリの192.193の データ入力に接続されている。スイッチ191の出力199および200は、ワ ーキングメモリの194および195のデータ入力に接続されている。スイッチ 190.191の制御入力は、同期パルス発生器123の出力125(第9図) から駆動される。ワーキングメモリ192.193.194.195のクロック 入力は、同期パルス発生器123の出力124.128 (第9図)に接続され 、ワーキングメモリ192.193.194.195 (第13図)の出力は、 それぞれスイッチ196の入力に接続されている。スイッチ196制御入力は、 同期パルス発生器123の出力125゜129(第9図)に接続され、スイッチ 196の出力(第13図)は、バッファメモリ96の出力を構成し、スペクトル 信号変換器107の入力108(第9図)に接続されている。
スイッチ190.191.196(第13図)は、商業的に使用されている集積 回路SN?400シリーズにより実現され、ワーキングメモリ192.193. 194.195は、MM2141〜5型の集積回路により実現される。
バッファメモリ134のブロック図が第14図に示される。
バッファメモリ134は、スイッチ201.202.203およびワーキングメ モリ204.205.206.207を備えている。スイッチ201の制御入力 は、それぞれ同期パルス発生器154の出力167(第9図)およびデマルチプ レクサ130の出力に接続され、スイッチ201(第14図)のデータ入力は、 バッファメモリ134の入力を構成する。スイッチ201の出力208.209 .210.211は、ビット毎にワーキングメモリ204.205.206.2 07のデータ入力に接続され、該ワーキングメモリのクロック入力は、同期パル ス発生器154の出力166および168(第9図)に接続されている。ワーキ ングメモIJ 204.205 (i 14図)の出力は、スイッチ2020入 力に接続され、ワーキングメモリ206.207の出力は、スイッチ203の入 力に接続されている。スイッチ202、203 (第14図)の出力は、それぞ れバッファメモリ134の出力143および144を構成し、また、それぞれデ ィジタルフィルタユニッ)142(第9図)およびステレオ信号復号器141の 入力に接続されている。
スイッチ201.202.203(第14図)は、商業的に使用されている集積 回路5N7400シリーズにより実現され、ワーキングメモリ204.205. 206.207は、MM2141〜5型の集積回路により実現される。
ステレオ信号復号器141のブロック図が第15図に示される。ステレオ信号復 号器141は、直列接続された加算器212並びにレジスタ213、および、直 列接続された減算器214並びにレジスタ215を備えている。加算器212お よび減算器214の特定の入力は、相互接続されて復号器141の入力145を 構成し、また、バッファメモリ134の出力144(第9図)に接続されている 。レジスタ213(第15図)の出力は、加算器217の入力216に接続され 、レジスタ215の出力は、加算器219の入力218に接続されている。復号 器141は、さらに、逓倍器220.・・・2202、レジスタ2211・・・ 221.並びに222+・・・2221および、減算器2231・・・2231 を具備するm個の同等なチャネルを備えている。全ての逓倍器220.・・・2 20.の一方の入力は、復号器141のデータ入力であり、符号変換器】371 ・・・13’L (第9図)の出力に接続されている。逓倍器2201・・・2 20゜(第15図)の他方の入力は、レジスタ2211・・・221.の出力に 結合され、ディジタルフィルタユニッ)142(第9図)の出力に接続された入 力1452・・・]、45..lを構成している。
逓倍器220.・・・220. (第15図)の出力は、ビット毎にレジスタ2 21.・・・221.のデータ入力および減算器223.・・・・・・223. の他の入力は、レジスタ222.・・・222.の出力からの信号を受け取るよ うになされている。レジスタ2211・・・2212の出力は、チャネル出力を 構成し、加算器217の入力224、・・・224.の入力に接続されている。
減算器2231・・・223゜の出力は、他のチャネル出力を構成し、加算器2 19の入力2251・・2251の入力に接続されている。加算器217および 219の出力は、それぞれ復号器141の出力146および149を構成し、そ れぞれディジタル−アナログ変換器147および150(第9図)の入力に接続 されている。加算器212.217.219(第15図)、減算器214.22 3.・・・223. 、レジスタ213.215゜2211・・・221.、2 221・・・222.のクロック入力は、同期パルス発生器154の出力168 (第9図)に接続されている。
加算器212.217.219および逓倍器22071・・・220. (第1 5図)は、知られている技術の回路構成(U、Titze、 K。
5henk ”Sem1conductor circuitry”、a re ference book、1982゜pp、334.335.340.−1n  Ru5sian)により実現される。レジスタ213.215.221.・・ ・221.は、商業的に使用されている集積回路5N7400シリーズにより実 現される。
第」6図は、ディジタルフィルタユニット97におけるディジタルフィルタ17 1.・・・171□ヨ(第11図)の振幅−周波数応答特性を示す。
第16a図は、フィルタ1711および171.、 、 (第11図)の振幅− 周波数応答特性を示し、ここで、f、およびflはフィルタ171.および17 1□、の通過帯域の臨界周波数である。
第16b図は、フィルタ171□および171.、−2(第11図)の周波数応 答を示し、ここで、f、およびf2はフィルタ171□および171..2の通 過帯域の臨界周波数である。
第16c図は、フィルタ171.および171□、(第11図)の周波数応答を 示し、ここで、f、−1およびf、はフィルタ171、および1712.の通過 帯域の臨界周波数である。
本発明のステレオ音響放送信号の符号化および復号化システムの機能は次の通り である。
システムの符号化器において、左右のステレオチャネルの符号化アナログ信号は 、低域フィルタ88.90 <第9図)の入力に印加され、さらにアナログ−デ ィジタル変換器89.91に導入される。低域フィルタ88.90は、低域フィ ルタ1 (第1図)に類似しており、アナログ−ディジタル変換器89.91は 、アナログ−ディジタル変換器2(第1図)に類似している。
左右のステレオチャネルからの読み取り値の符号ワードは、アナログ−ディジタ ル変換器89.91 (第9図)によって発生されるが、該符号ワードは数値演 算ユニット93に導入され、そこで、ハーフサムxやおよびハーフディファレン スX−が計算される。出力95からの左右ステレオチャネルのハーフサムX+を 表す符号ワードは、バッファメモリ96の特定の入力に与えられる。
ステレオ情報は、それぞれ左右のステレオチャネルのハーフサムXやおよびハー フディファレンスX−に対してディジタルフィルタユニット97における帯域濾 波を行うことにより対応する符号ワードに従って導出され、そして、符号化され る◇ディジタルフィルタユニット97は、ハーフサムX+およびハーフディファ レンスX−の信号用のm個のフィルタ171、−1712.および171m+、 = 1712.−から成る2つの同等な櫛型フィルタを備えている。フィルタ  171、・・・1712□の周波数応答特性は、第16図に示される。結果とし て、濾波されたm個のハーフサム信号X−ゝ、X?ゝ、・・・、XC?は、ディ ジタルフィルタユニット97(第11図)の出力100.・・・100゜におい て発生され、また、濾波されたm個のハーフディファレンス信号x(j) 、X (3)、 ・、、X(%1は、出力100.、、−1002=において発生され る。これら読み取り値の列は、数値演算ユニット93の出力98からのハーフデ ィファレンスX−に対応する信号と共に、変換器99(第9図)に与えられる。
変換器99は、それぞれ一対の濾波された信号X、、X−(i = 1.2.・ ・・m)に対して、比率P、の計算を実行する。
ネルの信号X2′およびXツのエネルギーである。
エネルギーは、N個の入力信号に対応する時間間隔 T=N/Fdで計算される 。これによって、このように、エネルギーは、N個の値に対応する時間間隔の間 に計算され、それにより、比率P* (i=1.2.・・−m)もまたこの時間 間隔の間で1つが規定される。さらに、変換器99は、次の式に従った零からf 。までの帯域幅で濾波された差信号X−の値もまた発生する。
変換器99(第12図)は、)((ilおよびXでのためのm個の同等な濾波信 号処理チャネルを具備し、そして、1つのチャネルの試験が充足される。濾波さ れた信号X剥ゝ y、 (1)の値の符号ワードは、ディジタルフィルタユニッ ト97(il1図)の出力100 、および100□、から加算器172および 減算器182の入力に到達し、その出力において、符号ワードは、それぞれ左右 のステレオチャネルの第1の濾波された信号xLおよびXRに対応して発生され る。該符号ワードは、逓倍器173および]83に与えられ、該逓倍器の出力に おいて、濾波信号の二乗cx’;ゝ〕2. cx’;’〕2に対応する符号ワー ドが発生される。濾波信号のエネルギーELおよびERの値は、加算器176並 びに186、レジスタ175並びに185、およびスイッチ176並びに186 の助けを借りて計算される。加算サイクルの開始は、同期パルス発生器123の 出力129(第9図)からのクロック信号によって設定され、変換器99の入力 に到達して加算器174の特定の入力にレジスタ175の出力を接続することを スイッチ176(第12図)に生じさせることによって行われる。
第2グループの加算器1740入力は、左チャネルの濾波信号の値の二乗EXL ] 2に対応する符号ワードを受け取る。
付加の結果は、レジスタ175に加えられる。それゆえ、加算サイクルの終了に よって、レジスタ175が式(6)に従った左チャネルの濾波信号の値の二乗の 総和を記憶する。ここで、該和は、濾波信号のエネルギーELを表している。濾 波信号の右チャネルのエネルギーも、加算器184、レジスタ185およびスイ ッチ186を使用して同様に算出される。
加算サイクルが終了すると、同期パルス発生器123(第9図)の出力129か らのクロック信号が到達し、スイッチ176(第12図)はレジスタ175の出 力をレジスタ17gの入力に接続し、スイッチ186はレジスタ185の出力を 加算器180の入力に接続する。レジスタ178は、加算器180における加算 動作の持続時間によって、左のステレオチャネルの濾波信号のエネルギーに対応 する符号ワードを遅延する。レジスタ178の出力において、符号ワードは、左 右のステレオチャネルの濾波信号のエネルギーである和EL+E11に対応して 発生され、分周器181の特定の入力に与えられる。分周器181の他の入力は 、値EL、すなわち左チャネルの信号のエネルギーに対応する符号ワードを受け 取る。分周器181は、式(3)に従った比率P、の値に対応する符号ワードを 発生する。
チャネルの処理において、比率p 2+・・・ p−が同様な方法で算出される 。加算器172.174.184の動作において、逓倍器173.183、レジ スタ175.185、および減算器は、同期パルス発生器123の出力128か ら変換器99(第9図)に到達する信号の値の反復率によるクロックパルスによ って時間が指定される。レジスタ178の動作において、加算器180および分 周器18H!12図)は、同期パルス発生器123の出力128から変換器99 の入力に到達し濾波信号のエネルギー計算を行う加算サイクルの存続期間を設定 するゲートパルスによって同期させられる。
差信号x”’は、零からfoの帯域で濾波されるが、加算器187、減算器18 8およびレジスタ189(第12図)の助けを借りて計算される。変換器99の 入力100ヨ、・・・1002.、すなわち、加算器187の入力は、濾波され た信号x’二x(−ゝ−・・X(′)を受け取る。加算器187の出力からの濾 波信号の和に対応する符号ワードは、減算器188の第1の入力グループに与え られ、該減算器188の第2の入力グループは、加算器187の動作を規定する ためにレジスタ189で遅延される差信号X−を受け取る。結果として、減算器 188は、その出力に式(8)に従った信号値X−に対応する符号ワードを発生 することになる。
変換器99の出力102.・・・102.からの反復率F d/Nによる比率P 1・・・Pつに対応する符号ワードの列は、符号変換器103.・・・103.  (第9図)の入力に与えられる。反復率Fdによる信号値X−の符号ワードの シーケンスは、変換器99の出力101からバッファメモリ96(第9図)の特 定の入力に与えられる。
バッファメモリ96は、入力信号、すなわち、左右のステレオチャネルの信号値 のハーフサムの符号ワードの列X+および濾波されたハーフディファレンス信号 X−をそれらの比率をスペクトル変換器107の入力における流れに整合するた めに遅延する。この終了信号X+およびX3Tは、ゲート信号を設定する加算サ イクルによって制御されるスイッチ190゜190第13図)の入力に印加され る。このゲートパルスは、変換器99(第9図)における処理の存続期間を設定 し、これにより、スペクトル分析が実行される時間間隔は、エネルギービtおよ びE′+二の計算のために信号値を二乗平均する時間間隔に等しいことになる。
従って、最初のNクロック期間、スイッチ190.191は、それぞれワーキン グメモリ192および194に付加されるべき信号値XやおよびX〒を補償し、 次のNクロック期間の間、それぞれワーキングメモリ193および195に加入 されるべき信号値を補償できる。この間に、ワーキングメモリ192および19 4の内容は、読み出されることになる。データは、Fdのクロック率においてワ ーキングメモリ192.193.194.195内に加入され、2Fdのクロッ ク率において読み出されることになる。スイッチ196は、交互にバッファメモ リ96の入力をワーキングメモリ192.193.194゜195の出力に接続 し、その結果、信号値XやおよびX−の符号ワードの列は、2F、の反復率とな る。ここで、信号値x3のNグループの符号ワードが最初に発生され、信号値X ’ThのNグループの符号ワードが後に続き、同様のことを繰り返すことになる 。
信号値XやおよびXl?の符号ワードの列は、スペクトル変換器107(第9図 )に到達し、それから、制御ノfルス発生器112および数メモリ115からの 信号によって制御される符号変換器109に導入され、そこで、臨界音響帯域の スペクトル成分の数が記憶される。制御パルス発生器112および数メモリ11 5は、モノラル信号符号化のために前に述べたように機能する。
符号変換器1031・・・103.は、知られている技術のシステムのように、 比率P、・・・P、に対応する符号ワードを浮動小数点表記で再符号化する。
符号変換器1031・・・103、の出力からの指数および仮数の符号ワードは 、次式により規定される反復率F、によりシングルディジタルストリームの結合 用のマルチプレクサ105の入力1041−・・10札および1061・・・1 06.に与えられる。
F s = F x+ + F M2+ F p (9)ここで、F Mlは符 号ワードX+における7<スル反復率であり、F M2は符号ワードX−におけ るパスル反復率であり、そして、FPは符号ワードP、・・・P、のパスル反復 率である。
ステレオ信号符号化および復号化を行っている間、復号器のデマルチプレクサ1 30(第9図)は、符号化された音響放送ディジタル信号の二値符号のシーケン スを受け取り、そこから反復率F5を取り出し、そして、受信されたサイクルの タイミング符号から反復率Fd/Nによるゲート信号を取り出す。デマルチプレ クサ130もまた受信されたデータストリームを符号化された濾波信号の符号ワ ードの指数および仮数のシーケンス、および、左右のステレオチャネル信号のノ h−フサムの信号に分離する。符号ワードの指数および仮数のシーケンスは、デ マルチプレクサ130の出力から、浮動小数点表記から固定小数点表記へ比率P 、・・・Pつに対応する符号ワードを変換する符号変換器131.137.・・ ・137いの入力に与えられる。符号変換器137.・・・1371のによって 発生された信号は、ステレオ信号復元器141の入力1401・・・1401に 与えられる。
符号変換器131は、モノラル信号用の変換器と同様の手法で、ブロック浮動小 数点表記から固定小数点表記への信号X+およびx lolのスペクトル成分を 再符号化する。符号変換器131は、制御パルス発生器152の出力155.1 56.1.57.158および数メモリ153から到達した信号によって制御さ れ、そこで、臨界音響帯域のスペクトル成分の数が記憶される。符号変換器13 1からの符号ワードのスペクトル成分は、バッファメモリ132に導入され、そ して、逆スペクトル変換ユニット133に与えられる。符号変換器131、バッ ファメモリ131、逆スペクトル変換ユニット133、数メモリ153、および 制御パルス発生器152の機能は、モノラル信号用のデコーダにおける類似のユ ニットと同様である。
逆スペクトル変換ユニット133からの信号Xやおよびx +’)の値の符号ワ ードは、それらの遅延および信号値符号ワードX、および炉に分離するために、 バッファメモリ134に導入される。従って、バッファメモリ134は、ステレ オ信号符号器におけるバッファメモl796(349図)と比較されると、反対 の処理を実行することになる。反復率F6による信号値符号ワードX+の列は、 ディジタルフィルタユニット142(第9図)の入力に印加される。このディジ タルフィルタユニット142は、直流からf。までの通過帯域を有するもう一つ の補助の(m+1)ディジタルフィルタを有するディジタルフィルタユニット9 7と異なっている。ディジタルフィルタユニット142の出力からの濾波信号X ”: + X”+ + ・・・X(w+Jは、ステレオ音響復元器141の入力 1451・・・145□1に与えられる。
さらに、信号値符号ワードX〒は、バッファメモリ134の出力144から復元 器141の入力に印加される。
ステレオ信号復元器141は、左右のチャネルの濾波信号のエネルギーの和に左 チヤネル信号のエネルギーの比率P1・・・Pヨの値を使用して、左右のステレ オチャネル信号のハーフサムの濾波された信号X”+ * X”+ * ・・・ X37および低域濾波された差信号x3′2から左右のステレオチャネルの信号 を復元する。直流からf。までの帯域で濾波される左のステレオチャネル信号は 、次の式の構成要素となる。
X′7=x3ツ+xテ(10) また、右のステレオチャネルは、次のようになる。
X、=X、−X−(11) 濾波された信1号の残余は、次の関係に従って復元される。
X’2 =x(2P、 (i = 1.2.−、 m) (12)x電=x安( 1−PI > =x”: −xLP (13)復元された左チヤネル信号の総計 は、 復元された右チヤネル信号の総計は、 ステレオ信号復元器141において、信号X′−2およびx (05の符号ワー ドは、加算器212(第15図)の入力に印加され、該加算器の出力において、 信号の読み出し値xL:)の符号ワードが発生されてレジスタ213に与えられ る。信号X−もまた、減算器214の入力に到達され、該減算器の出力において 、信号の読み出し値xRの符号ワードが発生されてレジスタ215に与えられる 。濾波信号の値Xツの符号ワードは、逓倍器220、の第1の入力およびレジス タ2211の入力に印加される。
逓倍器220.の第2の入力は、復元器141の入力140.を構成し、符号変 換器1371 (第9図)の出力から比率P、の符号ワードを受け取る。左のス テレオチャネルの復元された濾波信号の値X(1)の符号ワードは、逓倍器22 0の出力に現出し、レジスタ2211および減算器2231の第1の入力に進め られる。減算器223Iの第2の入力は、レジスタ222□において右のステレ オチャネルの乗算符号ワードの1クロック期間だけ遅延された濾波信号X(Rを 受け取る。同様な手法により、濾波信号x(H)・・・x”:’オヨU X’g ゝ−’!”、’カ復元すft、 7)。レジスタ213.215.222゜・・ ・222.は、減算器223.・・・223.の動作期間によって信号xCT  、 x(:ゝ、XT・−・Xl)の符号ワードを遅延するのに役に立っている。
加算器217.219は、それぞれ入力216.2241・・224□および2 18.225.・・・225.に到達する復元された濾波信号x(2およびX  R(i= 1.2.・・・、i+)の加算を実行し、これによって、出力に復元 された左右のチャネル信号の符号ワードが発生され、ディジタル−アナログ変換 器147.150 (第9図)および低域フィルタ158並びに151に与えら れる。左右のステレオチャネルの復元された信号は、低域フィルタ148および 151の出力に発生される。
従って、ステレオ信号の符号化の間、システムの符号化はは、速度v5のディジ タルストリーム伝送によって表されるステレオ信号を出力する。
Vs =VMl+V、2+VP (16)ここで、V Mlは、左右のステレオ チャネルの信号のハーフサムの符号化された信号X+の反復率であり、モノラル 音響放送信号用の符号化器の出力におけるディジタルストリームの反復率に等し い。従って、 VMl= (24KP +NK、 ) Fd/N (17)■、42は、直流か らfoまでの帯域における濾波された左右のステレオチャネル信号のハーフディ ファレンスの符号化された信号X−のビット速度である。上記の周波数f。にお いて、信号X−のエネルギーは零であり、上記の数N、= Nfo/(Fd/2 )によるそのスペクトル成分もまた零であり、それゆえ符号化される必要はない 。従って、ディジタルストリームのビット速度は、 VM2= (22−m)Kp + N、に、 Fd /N [ビット/秒:l  (18)ここで、mは高い周波数の臨界可聴帯域の数であり、そこで、比率P、 ・・・P、が算出される。式(16)におけるvPは、比率P、・・・P、に対 応する符号化された信号のディジタルストリームのビット速度であり、それは、 V、= m(KP==に、−)Fd/N [ビット/秒]ここで、KP、および に1.は、それぞれ比率P、・・・P、、のコードの指数および仮数のビット容 量である。
本発明のシステムの実験に基づく研究は、臨界可聴帯域f0= 6400となる ように選ばれた帯域幅f。、fl・・・flにより実行された。そのため、20 の低域フィルタのグループに対応する周波数帯域において、ステレオ効果は総合 的に維持される。
その他の4つの臨界可聴帯域のそれぞれにおいて、疑似ステレオが提供される。
人間の耳は、実用上、高い周波数レンジにおいて、立体音響に対する感受性がな いので、約6400Hzの周波数の疑似ステレオ帯域は、立体の認知を補償する のに十分である。以上においては、次の符号化パラメータが使用された: K、 、=4. K、、=5. M=4. N、 =412 、残りのパラメータはモ ノラル音響放送信号と同じに選択された。復号化されたステレオ音響放送信号の 音響特性は、最初の信号と異なることはない。システムの符号化器の出力におけ るディジタルストリームのビット速度は、式(16)、 (17)、 (1g) および(19)に対応して223にビット/秒に、すなわち、左右のステレオチ ャネルのコード信号に依存しないステレオ信号のためのフレイム1の符号化器に おけるよりも1.4倍低く構成された。
産業上の利用可能性 本発明のシステムは、ディジタル放送、多機能通信、地上局並びに衛星のディジ タル音響放送伝送システム、およびテレビにおける音響放送伝送を伴うディジタ ルシステムにおける信号の送信、録音、記憶および再生用のディジタルシステム における使用を目的とする。
グθ C nE、4 nE )ミ )) (q ミ く ) 平成1年12月27日 1.事件の表示 PCT/SU8710 OO95 2、発明の名称 音響放送信号符号化復号化システム 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補正命令の日付 6、補正の対象 (1)特許法第184条の5第1項の規定による書面の「発明者の住所」の欄 (2)明細書及び請求の範囲の翻訳文 7、補正の内容 (1)別紙の通り (2)明細書、請求の範囲の翻訳文の浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 (1)訂正した特許法第184条の 5第1項の規定による書面 1通 (2)明細書及び請求の範囲の翻訳文 各1通国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.低域フィルタ(1)に直接接続され、該低域フィルタの入力を符号入力とす る符号化器と、アナログーディジタル変換器(2)と、該アナログーディジタル 変換器に電気的に接続された符号変換器(6)と、アナログーディジタル変換器 (2)のクロック入力及び符号変換器(6)のクロック入力に接続された同期パ ルス発生器(21)と、符号変換器(29)、該符号変換器(29)に電気的に 接続されたアナログーディジタル変換器(32)、デコーダ出力を構成する出力 を有する低域フィルタ(33)、及び該アナログーディジタル変換器(32)の クロック入力に接続された出力(48)を有する同期パルス発生器(44)を備 えたデコーダと、を具備する音響放送信号符号化復号化システムにおいて、モノ ラル音響放送信号の符号化及び復号化中にあっては、前記符号化器は、前記アナ ログーディジタル変換器(2)の出力にビット毎に接続された入力及び前記同期 パルス発生器(21)の各出力(22,23)に接続されたクロック入力及びタ イミング入力を有するバッファメモリ(3)と、該バッフアメモリ(3)の出力 に接続されたデータ入力、前記同期バルス発生器(21)の各出力(22,23 )に接続されたザイクル入力及びクロック入力、及び前記符号変換器(6)のデ ータ入力にビット毎に接続された出力を有する音響放送信号スペクトル変換ユニ ット(4)と、前記同期パルス発生器(21)の出力(23,24,25)に接 続されたクロック入力及び前記符号変換器(6)の制御入力に接続された出力を 有する制御パルス発生器(9)と、前記制御バルス発生器(9)の出力に接続さ れた制御入力(13,14,15)、前記制御バルス発生器(9)のデータ入力 (10,11)に接続された出力、及び前記同期パルス発生器(21)の出力( 23)に接続されたクロック入力を有する数メモリ(12)と、前記符号変換器 (6)の出力(17,18)に接続されたデータ入力、前記制御パルス発生器( 9)の出力に接続された制御入力(19,20)、前記同期パルス発生器(21 )の出力(23,25)に接続されたクロック入力、及び符号出力を構成する出 力を有するマルチプレクサ(16)と、を具備し、また、前記復号器は、前記マ ルチプレクサ(16)の出力に接続され復号入力を構成する入力、前記符号変換 器(29)の入力に接続されたデータ出力、及び前記同期パルス発生器(44) の入力及び前記符号変換器(29)の入力に接続されたクロック入力を有するデ マルチプレクサ(26)と、前記符号変換器(29)の出力にビット毎に接続さ れたデータ入力、及び前記同期パルス発生器(44)の出力(48,46)及び 前記デマルチプレクサ(26)の出力に接続されたクロック入力を有するバッフ ァメモリ(30)と、該バッファメモリ(30)の出力にビット毎に接続された データ入力、前記同期パルス発生器(44)の出力(48,46)及び前記デマ ルチプレクサ(26)の出力に接続されたクロック入力、及び前記アナログーデ ィジタル変換器(32)の入力にビット毎に接続された出力を有する音響放送信 号スペクトル変換ユニット(31)と、前記デマルチプレクサ(26)の出力( 45,46,47)に接続されたクロック入力及び前記符号変換器(29)のク ロック入力に接続された出力(47)を有する制御パルス発生器(34)と、を 具備し、該制御パルス発生器(34)の出力(35,36,37,38)が、符 号変換器(29)の制御入力、前記パッフアメモリ(30)の制御入力、及び前 記デマルチプレクサ(26)の制御入力に接続され、臨界音響帯域のスペクトル 成分数を記憶するための前記数メモリ(41)は、前記制御パルス発生器(34 )の出力(42,43)に接続された制御入力、前記デマルチプレクサ(26) の出力(46)に接続されたクロック入力、及び前記制御パルス発生器(34) のデータ入力に接続された出力(39,40)を有することを特徴とする音響放 送信号を符号化復号化システム。 2.符号化器及び復号器を具備し、該符号化器は、符号入力を構成する入力を有 し直列接続された主低域フィルタ(88)及び主アナログーディジタル変換器( 89)と、該主アナログーディジタル変換器(109)に電気的に接続された主 符号変換器(109)と、該主アナログーディジタル変換器(89)のクロック 入力及び該主符号変換器(109)のクロック入力に接続された同期パルス発生 器(123)と、を具備し、また、前記復号器は、主符号変換器(131)と、 該主符号変換器(131)に電気的に接続された主ディジタルーアナログ変換器 (147)及びこれに直列接続され復号出力を構成する出力を有する主低域フィ ルタ(148)と、前記主ディジタルーアナログ変換器(147)のクロック入 力に接続された出力を有する同期パルス発生器(154)と、を具備する音響放 送信号符号化復号化システムにおいて、ステレオ音響放送信号の符号化及び復号 化中にあっては、前記符号化器は、符号副入力を構成する入力を有する副低域フ ィルタ(90)及びこれに直列接続され前記同期パルス発生器(123)の出力 に接続されたクロック入力を有する副アナログーディジタル変換器(91)と、 前記主、副アナログーディジタル変換器(89,91)の出力にビット毎に接続 されたデータ入力(92,94)及び前記同期パルス発生器(123)の出力( 128)に接続されたクロック入力を有する演算ユニット(93)と、該演算ユ ニット(93)の出力にピット毎に接続されたデータ入力及び前記同期パルス発 生器(123)の出力(128)に接続されたクロック入力を有するディジタル フィルタユニット(97)と、前記ディジタルフィルタユニット(97)の出力 (1001,・・・,100・・・,100m+1,・・・,1002m)にピ ット毎に接続された2m群のデータ入力(m=1,・・・,24)、前記演算ユ ニット(93)の出力にビット毎に接続された1群のデータ入力、及び前記同期 パルス発生器(123)の出力(128,129)に接続されたクロック入力を 有するステレオ音響放送信号についての情報を有する信号のための信号変換器( 99)と、該ステレオ音響放送信号についての情報を有する信号のための信号変 換器(99)の出力(1021,・・・,102m)にビット毎に接続されたデ ータ入力及び前記同期パルス発生器(123)の出力(129,128)に接続 されたクロック入力を有する副符号変換器(1031,・・・,103M)と、 前記主符号変換器(109)の出力(113,114)にピット毎に接続された データ入力、前記同期パルス発生器(123)の出力(124,125,127 ,128,129)に接続されたクロック入力、及び符号出力を構成する出力を 有するマルチプレクサ(105)と、を具備し、前記m個の副符号変換器(10 31,・・・,103m)の各々は前記マルチプレクサ(105)のデータ入力 (1041,・・・,104m,1061,・・・106m)に接続された2群 の出力を有し、さらに、前記符号化器は、前記演算ユニット(93)の出力(9 5)にピット毎に接続された第1群のデータ入力、前記ステレオ音響放送信号に ついての情報を有する信号のための信号変換器(99)の出力(11)にビット 毎に接続された第2群のデータ入力、及び前記同期パルス発生器(123)の出 力(124,125)に接続されたクロック入力を有するバッフアメモリ(96 )と、該バッフアメモリ(96)の出力にピット毎に接続されたデータ入力(1 08)、前記同期パルス発生器(123)の各出力(124,125)に接続さ れたサイクル入力及びクロック入力、及び前記主符号変換器(109)のデータ 入力にピット毎に接続された出力を有する音響放送信号スペクトル変換ユニット (107)と、前記同期パルス発生器(123)の出力(125,126,12 7)に接続されたクロック入力、前記主符号変換器(109)の制御入力(11 0,111)に接続された出力、及び前記マルチプレクサ(105)の出力に接 続された出力(121,122)を有する制御パルス発生器(112)と、前記 制御パルス発生器(112)の出力に接続された制御入力(116,117,1 18)、前記制御パルス発生器(112)のデータ入力(119,120)に接 続された出力、及び前記同期パルス発生器(123)の出力(125)に接続さ れたクロック入力を有する数メモリ(115)と、を具備し、また、前記復号器 は、前記符号化器の前記マルチプレクサ(105)の出力に接続され復号入力を 構成する入力、前記復号器の主符号変換器(131)の入力に接続された出力( 135,136)、及び前記同期パルス発生器(154)の入力及び前記復号器 の主符号変換器(131)の入力に接続されたクロック入力(164)を有する デマルチプレクサ(130)と、前記復号器の主符号変換器(131)の出力に 接続されたデータ入力、及び前記同期パルス発生器(154)の出力(166, 167)に接続されたクロック入力を有するバッファメモリ(132)と、該バ ッファメモリ(132)の出力にピット毎に接続されたデータ入力及び前記同期 パルス発生器(154)の出力(167,168)に接続されたクロック入力を 有する音響放送信号スペクトル変換ユニット▽(133)と、前記デマルチプレ クサ(130)の出力(164,165)に接続されたクロック入力及び前記復 号器の主符号変換器(131)のクロック入力に接続された出力(167)を有 する制御パルス発生器(152)と、を具備し、該制御パルス発生器(152) の出力(155,156,157,158)が、前記復号器の主符号変換器(1 31)の制御入力、前記バッファメモリ(132)の制御入力、及び前記デマル チプレクサ(130)の制御入力に接続され、さらに、前記復号器は、前記制御 パルス発生器(152)の出力(159,160)に接続された制御入力、前記 同期パルス発生器(154)の出力(167)に接続されたクロック入力、及び 前記制御パルス発生器(152)のデータ入力に接続された出力(161,16 2)を有する臨界音響帯域のスペクトル成分数を記憶するための数メモリ(15 3)と、前記デマルチプレクサ(130)の出力(1381,・・・,138m ,1391,・・・,139m)に接続された2つのデータ入力及び同期パルス 発生器(154)の出力(168)及び前記デマルチプレクサ(130)の出力 (163)に接続されたクロック入力を各々有するm個の副符号変換器(137 1,・・・,137m)と、前記同期パルス発生器(154)の出力(168) に接続されたクロック入力を有するステレオ信号復帰器(141)と、前記同期 パルス発生器(154)の出力に接続されたクロック入力、前記ステレオ信号復 帰器(141)の入力(1451,・・・,145m+1)にピット毎に接続さ れた(m+1)個の出力、及び前記m個の副符号変換器(1371,・・・,1 37m)の各々の出力にピット毎に接続された入力(1401,・・・,140 m)を有するディジタルフィルタユニット(142)と、前記逆スペクトル変換 ユニット(133)の出力にビット毎に接続されたデータ入力、及び同期パルス 発生器(154)及び前記デマルチプレクサ(130)の出力(166,167 ,168,163)に接続されたクロック入力を有するバッファメモリ(134 )と、を具備し、該バッフアメモリ(134)の第1の出力群(143)は前記 ディジタルフィルタユニット(142)の入力に接続され、該バッフアメモリ( 134)の第2の出力群(144)は前記ステレオ信号復帰器(141)の入力 にビット毎に接続されさらに直列接続された副ディジタルーアナログ変換器(1 50)及び副低域フィルタ(151)に接続され、該副低域フィルタ(151) の出力は前記復号器の副出力を構成し、前記ステレオ信号復帰器(141)の第 1群出力(146)は前記主ディジタルーアナログ変換器(147)のデータ入 力にビット毎に接続され、該ステレオ信号復帰器(141)の他の出力群(14 9)は前記副ディジタルーアナログ変換器(150)のデータ入力に接続され、 該副ディジタルーアナログ変換器(150)のクロック入力は前記同期パルス発 生器器(154)の出力(168)に接続されたことを特徴とする音響放送信号 符号化復号化システム。
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