JPH0247943A - ローカルエリアネットワーク間の通信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はローカルエリアネットワーク同志を相互に接続
する時の中継器および端末での情報のフロー制御方法に
関するものである。

従来の技術 従来の中継器を介してローカルエリアネットワーク同志
が通信する方法において、端末は応答待ちタイマを起動
させてから情報を中継器へ送信し、中継器では、その情
報を受信するために予めバッファを用意しているが、そ
のバッファが不足した場合は受信した情報を廃棄する。

廃棄された情報は端末の応答待ちタイマのタイムアウト
により再送処理される。

発明が解決しようとした課題 しかしながら、上記のような方法では中継器を介して他
のローカルエリアネットワークと通信する頻度が多くな
ると、中継器でバッファ不足になるケースが多発し、情
報の廃棄率が高くなる。その結果、廃棄された情報は再
送処理を行うことになるので通信の効率が低下するとい
う問題点を有していた。

課題を解決するための手段 本発明は中継器に設けられたフロー制御手段によシ、バ
ッファの容量が不足してくると抑制信号を発信元の端末
または中継器に通知し、抑制信号を受信した発信元の端
末または中継器は以降の情報を予め定められた時間、遅
らせて送信することを特徴としたローカルエリアネット
ワーク間の通信方法である。

作　　用 本発明は中継器のバッファの容量が不足する前に発信元
に抑制信号を送り、以降の情報の送信を遅らせているの
で、中継器を介して他のローカルエリアネットワークと
通信する頻度が多くなっても、効率的な通信ができる。

実施例 第１図は本発明の第１の実施例におけるネットワーク構
成を示すものである。第１図において、１．２．３はロ
ーカルサブエリアネットワーク、１１．１２，２１．２
２，３１．３２は端末、１３　、２３　、３３は中継器
を示す。ローカルサブエリアネットワーク１内の端末１
１とローカルサブエリアネットワーク２内の端末２２が
通信する場合について説明する。端末１１から送信され
た情報はローカルサブエリアネットワーク１の中継器１
３に一旦、格納され、その後ローカルサブエリアネット
ワーク２の中継器２３へ送信し、さらに、中継器２３は
端末２２へ送信する。その際、中継器１３および中継器
２３は情報を他の中継器または端末へ送信するために予
めバッファを用意している。そのバッファの管理方法を
第２図に示す。例えば、バッファの使用数が全体の％を
越えた場合は抑制レベルを１とし、さらに、％を越えた
場合は抑制レベルを２としたような管理方法をとるケー
スにおいて、バッファの使用数が使用領域０の範囲内で
あれば、受信した情報を中継器２３に送信する。しかし
、使用領域が１あるいは２に達した時は、受信した情報
を中継器２３に送信すると同時に、端末１１に抑制信号
１および２を通知する。また、バッファがすべて使用中
である使用領域３の時は、情報を廃棄して抑制信号３を
端末１１に通知する。

一方、端末１１では抑制信号を受信すると次に送信すべ
き情報を抑制信号のレベルによってＴｎ時間、遅延させ
て送信する。さらに、次の情報も同様にＴｎ時間、遅延
させて送信する。この遅延送信の動作を抑制信号受信後
、Ｎ回、実施する。

すなわち、端末１１から送出したい情報がＡ１゜Ａ２　
、Ａ３．・・・、Ａｎとある場合に最初の情報Ａ１の送
出で抑制レベル１の信号を受信した時、前記情報のＡ２
の送出をＴｎ時間遅延させて送出するとともに以降のＡ
３．・・・、Ａｎの情報についてもＴｎ時間遅延して送
出する。Ｎ回の遅延送信中に最初の抑制レペ／Ｌ／１よ
シも抑制レベルの高い抑制信号を受信した場合は、その
時点から再度、新たな抑制レベルに応じた遅延時間で遅
延送信をＮ回、実施する。

なお、端末または中継器内の上位レイヤでも情報を送信
する時に応答待ちタイマを起動していることがあり抑制
信号の受信後、このタイマ値を抑制信号のレベルに応じ
て初期設定値よシもＴｎ時間分、大きい値に設定変更す
る。また、遅延送信が解除になった時点で応答待ちタイ
マ値を初期設定値に戻す。

上記は中継器と端末間での通信方法であったが、さらに
、中継器と中継器の間でも同様の通信方法をとることが
できる。そのケースについて説明する。中継器内には他
の中継器から受信した抑制信号のレベルを管理するため
第３図に示すような受信抑制レベル管理状態図を設けて
いる。中継器１３は中継器２３から抑制信号を受信する
と受信抑制レベル管理状態図に受信した中継器の種別と
抑制レベルを登録する。そして、中継器２３は送信すべ
き次の情報を前記と同様にＴｎ時間、遅延させて送信す
る。また、中継器１３のバッファの使用数が使用領域０
の範囲内であっても、受信抑制しベル管理状態図を参照
して中継器２３から抑制信号を受信していれば端末１１
からの情報を受信した時点で、端末１１に対して中継器
２３から受信している抑制レベルと同じ抑制信号を通知
することにより、他のローカルサブエリアネットワーク
の中継器のバッファ容量が不足している場合でも、前記
と同様の通信方法をとることができる。以上の手順を第
４図に示す。

第５図に本発明の第２の実施例を示す。第１の実施例で
は、抑制信号受信後、Ｎ回、遅延送信をしてから遅延送
信を解除しているが、第２の実施例では、バッファの使
用数が使用領域０に戻った時点で遅延送信を解除する。

すなわち、中継器でのバッファのフロー制御手段によシ
端末または他の中継器に抑制信号を送信する時に、第６
図に示すような送信抑制レベル管理状態図にその時の端
末または中継器の種別と抑制レベルを登録しておき、第
２図に示すバッファ管理状態図でバッファの使用数が使
用領域０に戻った時点で抑制信号０を第６図の送信抑制
レベル管理状態図を参照して関係のある端末または中継
器へ通知する。抑制信号０を受信した端末または中継器
は、その時点で遅延送信を解除し、端末または中継器内
の上位レイヤのタイマ値を元の値に戻し、その以降の情
報を通常状態で送信する。

以上のように本実施例によれば、中継器にバッファのフ
ロー制御手段を設けることにより、中継器でのバッファ
の使用状況を発信元端末または他の中継器に通知するこ
とができる。また、抑制信号を受信した端末または中継
器は、それ以降の情報を中継器のバッファの使用状況に
合わせた抑制レベルで遅延して送信することができる。

このことにより、中継器での情報の廃棄が減少し、効率
のよい通信が期待できる。

なお、抑制レベルは中継器で用意できるバッファ数や中
継器を通過する情報の通信度合いに合わせて設定するこ
とができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、ローカルエリアネ
ットワーク同志を中継器を介して通信する場合において
は、中継器での情報の廃棄を極力押えることができ、そ
の実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるネットワーク構成図、第２図は
中継器内でのバッファ管理状態図、第３図は中継器で他
の中継器から受信した抑制信号を管理するための受信抑
制レベル管理状態図、第４図は第１の実施例の遅延送信
手順図、第６図は第２の実施例の遅延送信手順図、第６
図は第２の実施例を実現するため中継器内でフロー制御
した結果を端末または他の中継器へ送信した時の抑制信
号を管理するための送信抑制レベル管理状態図である。 １．２．３・・・・・・ローカルサブエリアネットワー
ク、１１．１２．２１．２２，３１．３２・・・・・・
端末、１３　、２３　、３３・・・・・・中継器。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 第 図 第 図 第 図 ↓ 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の端末がローカルエリアネットワークに接続
   され、そのローカルエリアネットワーク同志が中継器に
   よって相互に接続されているネットワークシステムにお
   いて、それぞれの中継器は前記端末または他の中継器か
   らの送信情報を貯えるバッファと、このバッファのフロ
   ー制御を行うフロー制御手段を有しており、前記フロー
   制御手段は前記バッファの容量が不足してくると抑制信
   号を発信元の端末または中継器に通知し、抑制信号を受
   信した前記発信元の端末または中継器は以降の情報を予
   め定められた時間、遅らせて送信することを特徴とした
   ローカルエリアネットワーク間の通信方法。
2. （２）抑制信号はバッファの容量の不足度合いに応じた
   複数レベルの信号とし、発信元の端末または中継器は、
   その受信した抑制信号のレベルに応じて、予め定められ
   た時間、以降の情報の送信を遅らせることを特徴とした
   請求項１記載のローカルエリアネットワーク間の通信方
   法。