JPH0247908Y2 - - Google Patents

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JPH0247908Y2
JPH0247908Y2 JP19017883U JP19017883U JPH0247908Y2 JP H0247908 Y2 JPH0247908 Y2 JP H0247908Y2 JP 19017883 U JP19017883 U JP 19017883U JP 19017883 U JP19017883 U JP 19017883U JP H0247908 Y2 JPH0247908 Y2 JP H0247908Y2
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molding
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skin
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JP19017883U
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JPS6097097U (ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は例えばヘツドレストレイントを製造す
るにあたり、クツシヨン体を被包する表皮の端縁
間を継合せるために適用する表皮の端縁間継合せ
構造に関するものである。
背景技術 従来、例えば略中央に空隙部を有するシースル
ータイプのヘツドレストレイントを製造する場合
(第1図a,b参照)、左右をくの字状に切欠いた
四枚の表皮材を各くの字状縁辺間で互いに縫合せ
て、中央に空隙1を持つと共に外周縁が開放状態
にある表皮2を縫製し、その外周縁間にはオープ
ンタイプのスライドフアスナ3を取付けて、表皮
2内にクツシヨン体4を被包収容後にスライドフ
アスナ3で外周開放端を閉止し、更にスライドフ
アスナ3に沿つて金属モール5をガーニツシユと
して取付けることによりスライドフアスナ3を隠
蔽することが行われている。然し、このヘツドレ
ストレイントでは単に表皮の外周端縁間を縫合せ
ることにスライドフアスナ3を取付けまたは金属
モール5を装着するため高価でしかも組立て作業
に手間が掛り、また金属モール5を端部でホツプ
リベツトで単に止着するにすぎないため容易に離
脱してしまう虞れもある。
考案の開示 本考案は組立てが簡単で確りとしかも体裁よく
端縁間を継合せ可能にする表皮の端縁間継合せ構
造を提供すること、を目的とする。
即ち、本考案に係る端縁間の継合せ構造におい
ては、表皮の端縁に沿つて逆さ縁を持つたテープ
を取付け、そのテープを表皮の内面側に位置する
横断面略みぞ形のモールに嵌込み、そのモールの
長手方向に沿つて受口内を左右に区切る仕切板で
テープを押圧支持すると共に、受口内に突出した
止め縁でテープの逆さ縁を噛合係止することによ
り、表皮の端縁間を確りと継合せ得るよう構成さ
れている。
実施例 以下、第2〜13図を参照して説明すれば、次
の通りである。
この実施例を大別すると、布地や塩ビレザー等
の表皮で互いに継合せる各端縁10a,10bに
テープ11,11を取付け、別体のモール12に
各テープ11,11を嵌込み固定するもの(第3
〜7,9〜11図参照)、これに対し、表皮の片
端縁10aにモール12を装着して他端縁10b
にのみ取付けたテープ11を嵌着固定するもの
(第8図参照)とがあり、またモール12の受口
内を区切る仕切板13がモール本体と一体成形し
たもの(第3〜7図参照)、それに対し、仕切板
13をモール本体と別体にして嵌着固定可能にし
たもの(第8〜11図参照)がある。
テープ11は一つ11aまたは複数11a,1
1bの逆さ縁を持ち、熱可塑或いは熱硬化性プラ
スチツクでインジエクシヨン成形したものであ
る。そのテープ11は表皮の内面側で端縁10
a,10bに縫着またはウエルダー接合で取付け
ることができ、また取付け状態で折曲げ変形自在
にするため取付端11c側が波形状に形成されて
いる。モール12は横断面略みぞ形に熱可塑或い
は熱硬化性プラスチツクでインジエクシヨン成形
したものであり、その受口内にはテープ11,1
1の逆さ縁11a,11aと噛合する止め縁12
a,12bが突出成形されている。この止め縁1
2a,12b以外に、受口内にはテープ11,1
1の両側に設けた片方の逆さ縁11b,11bと
噛合する止め縁13a,13bを仕切板13より
突出することにより設けることができる。またテ
ープ11,11の逆さ縁11a,11aと噛合す
る止め縁13a,13bは仕切板13にのみ設け
てもよい(第7図参照)。このモール12と別体
に仕切板13を形成する場合、モール12の受口
内には仕切板13の嵌込み端から突出した逆さ縁
13c,13dと噛合する止め縁12c,12d
を設けることにより仕切板13を嵌込み止着でき
(第8,9図参照)、また仕切板13の逆さ縁13
c,13dはテープ11,11より突出した止め
縁11c,11cと噛合することにより仕切板1
3を係止するようにしてもよい(第10図参照)。
また、これら逆さ縁13c,13d、止め縁11
c,12c,12dとの噛合に代えて、仕切板1
3の嵌込み端側に所望間隔で楔状の突起13eを
設けてモール12の底面開孔に差込むことによつ
ても、仕切板13を嵌込み止着することができる
(第11図参照)。モール12を表皮の片端縁10
aに取付ける場合(第8図参照)はテープ11を
横断面略コの字状に形成し、その各自由端の内側
に逆さ縁11a,11bを設けると共にモール1
2の立上り部両側に止め縁12a,12bを突出
して互いを噛合するとよい。そのテープ11は表
皮の各端縁をモール12に止着する場合にも用い
ることができる(第9図参照、但し片側のみ図
示)。
なお、モール12は表皮で被包するクツシヨン
体に発泡成形時一体装着でき、或いはクツシヨン
体の表皮継ぎ目個所と相応して設けた凹溝内に嵌
込み装着することもできる。また、仕切板13で
は表皮の継ぎ目を隠蔽するため突端側に真円形或
いは半円形などの玉縁13fを一体成形すること
ができ(第4,6,7〜11図参照)、その玉縁
13fの表面にはシボ等を付形して装飾性を高め
るとよい。
このように構成する表皮端末間の継合せ構造で
は、モール12にテープ11を嵌込んで逆さ縁1
1a,11bを止め縁12a,12b,13a,
13bと噛合するだけで各端縁間を継合せ止着で
きるものである。テープ11の嵌込みにあたつて
は中央の仕切板13で区切つた各受口部内に片側
づつ差込むようにすればよく、片側をセツト後に
他側を引張しても抜外れずに密着固定することが
できる。従つて、極めて能率よく嵌込み作業を行
うことができ、また、テープ11の嵌着後に仕切
板13でテープ11を押圧支持するから逆さ縁1
1a,11bと止め縁12a,12b,13a,
13bとを確り噛合させることによりテープ11
の抜外れを完全に防止することができる。
この表皮端末の継合せ構造を適用し、シースル
ヘツドレスト(第12,13図参照)を製造する
場合はステー14を一体にして正面略ロ字状を呈
するクツシヨン体15を成形し(第12図a参
照)、その表面積を略二分する略平面ロ字状に表
皮材16a,16bを形成するとよい。表皮材1
6a,16bは表面側を相対させて内周縁を縫合
した後(第12図b参照)、片側を中央の開孔を
通して反転することにより(第12図c参照)表
面側を表にし、それを亦片側のみクツシヨン体1
5の中央開孔内に挿入することにより、クツシヨ
ン体15を収容するよう組合せることができる
(第12図d参照)。このように表皮を裁断、縫成
すると、縫い目が正面に生じないため体裁よく外
観上極めて良好なものにできる。その表皮に対し
ては各外周端縁に予めテープ11,11を取付け
て置き、クツシヨン体15の凹溝15aに嵌込み
固定したモール12に各テープ11,11を係合
止着すればよい(第12図e参照)。このように
すると、内周縁の縫代も表皮の内側に位置し、ま
た外周端縁も簡単に継合せできしかもその継ぎ目
が密着するばかりでなく玉縁13fでも隠蔽でき
るから、極めて美麗で体裁よく継合せ仕上げるこ
とができる(第13図a,b参照)。なお、表皮
材16a,16bの縫合せにあたつては外周縁側
を縫うようにしてもよく、その場合には内周縁側
の継合せをテープ11、モール12の係合で行え
ばよい。また、この表皮端末の継合せ構造はヘツ
ドレストレイントを製造する場合に限らず、シー
ト等の表皮端末処理に広く適用することができ
る。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る表皮端末の継合せ構
造に依れば、テープとモールとを係合するだけで
簡単にしかも確りと各端縁を継合せるようにで
き、また継ぎ目も密着させ得るため美麗な仕上り
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来例に係る表皮端末の継合せ
構造を示す説明図、第2図a,bは本考案に係る
端末の継合せ構造に用いるテープの説明図、第3
図は本考案に係る端末継合せ構造の基本例を示す
説明図、第4〜11図は同構造の変形例を示す説
明図、第12図a〜eは同端末の継合せ構造でシ
ースルーヘツドレストを製造する各工程の説明
図、第13図a,bは同ヘツドレストの組立体を
示す説明図である。 10a,10b:表皮の端縁、11,11:テ
ープ、11a,11a,11b,11b:逆さ
縁、12:モール、13:仕切板、12a,12
b,13a,13b:止め縁、13f:玉縁、1
5:クツシヨン体、15a:凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表皮の端縁に逆さ縁を持つたテープを縁辺に
    沿つて取付け、そのテープを表皮の内面側に位
    置する横断面略みぞ形で受口内を長手方向に沿
    つて仕切板で左右に区切つたモールに嵌込むと
    共に、逆さ縁をモールの受口内に突出した止め
    縁と噛合したことを特徴とする表皮端末間の継
    合せ構造。 (2) 上記モール本体が端末の継ぎ目と相応してク
    ツシヨン体に設けた凹溝内に嵌込み配置されて
    いるところの実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の継合せ構造。 (3) 上記テープが長手方向で折曲変形自在に取付
    けられているところの実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の継合せ構造。 (4) 上記テープを表皮の相継合せる各端末に取付
    け、夫々をモールの左右に区切つた受口内に嵌
    込んだところの実用新案登録請求の範囲第1項
    記載継合せ構造。 (5) 上記モールを片端縁に装着すると共に、他端
    縁にのみテープを取付けて、そのテープをモー
    ルの仕切板で区切つた受口の片側に嵌込んだと
    ころの実用新案登録請求の範囲第1項記載の継
    合せ構造。 (6) 上記仕切板の突端に沿つて玉縁が一体に成形
    されているところの実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の継合せ構造。 (7) 上記仕切板がモール本体と一体に成形されて
    いるところの実用新案登録請求の範囲第1また
    は6項記載の継合せ構造。 (8) 上記仕切板がモールの受口内に嵌込んでテー
    プまたは及びモールと止着固定されているとこ
    ろの実用新案登録請求の範囲第1または6項記
    載の継合せ構造。
JP19017883U 1983-12-09 1983-12-09 表皮端末間の継合せ構造 Granted JPS6097097U (ja)

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JP19017883U JPS6097097U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 表皮端末間の継合せ構造

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JP19017883U JPS6097097U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 表皮端末間の継合せ構造

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JPS6097097U JPS6097097U (ja) 1985-07-02
JPH0247908Y2 true JPH0247908Y2 (ja) 1990-12-17

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JPH0575Y2 (ja) * 1988-06-13 1993-01-05
JP6905326B2 (ja) * 2016-10-31 2021-07-21 タカノ株式会社 張地の固定構造

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JPS6097097U (ja) 1985-07-02

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