JPH0247907B2 - Bosokuonkairo - Google Patents

Bosokuonkairo

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JPH0247907B2
JPH0247907B2 JP10574083A JP10574083A JPH0247907B2 JP H0247907 B2 JPH0247907 B2 JP H0247907B2 JP 10574083 A JP10574083 A JP 10574083A JP 10574083 A JP10574083 A JP 10574083A JP H0247907 B2 JPH0247907 B2 JP H0247907B2
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circuit
impedance
current
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voltage
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JP10574083A
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Kazuhiko Yamamori
Masakazu Nishino
Hisashi Yamada
Minoru Tanaka
Masayuki Tsurusaki
Takeshi Horiuchi
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Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/58Anti-side-tone circuits
    • H04M1/585Anti-side-tone circuits implemented without inductive element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、電話機に用いられるブリツジ回路
構成の防側音回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
電話機においては、送話器および受話器を電話
線に接続する4線−2線変換に際し、送話器から
受話器への側音を抑圧するための防側音回路が備
えられるが、その一方式としてブリツジ回路構成
のものが知られている。
第1図はブリツジ回路構成の防側音回路の基本
構成を示すもので、1は送話器、2は受話器、3
は電話線、4はブリツジ回路であり、ブリツジ回
路4の隣接する二辺に抵抗5,6を接続し、他の
二辺に電話線3の線路端および平衡回路網7を接
続している。平衡回路網7はC、Rによつて構成
され、電話線3の線路インピーダンスZlに相似の
インピーダンスZoを持つ。すなわち、抵抗5,6
の値をRa、Rbとすれば Ra/Rb=Zl/Zo ……(1) となるように、つまりブリツジ回路4が平衡する
ようにZoは選定される。このとき送話器1の出力
は受話器2には加わらないことになり、原理的に
は極めて大きな側音減衰量が得られる。
しかしながら、線路インピーダンスZlは電話線
3の直列抵抗と線間容量とによるインピーダンス
であつて、周波数によつて変化する上、線路長や
線の種類によつても大きく変化するため、平衡回
路網7の定数を固定した場合にはブリツジ回路4
の平衡が十分に得られず、側音減衰量が低下す
る。側音減衰量の若干の低下は通常はあまり問題
とならないが、拡声電話のようにマイクロフオン
とスピーカを用いてインターフオンの如き使い方
をするものでは、マイクロフオンからの音声入力
がスピーカを経由して再びマイクロフオンに戻る
ことによりハウリングを起こす危険性がある。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、電話線の線路インピーダン
ス変化によらず常に大きな側音減衰量が得られる
防側音回路を提供することである。
〔発明の概要〕 この発明は、ブリツジ回路に設けられる平衡回
路網の、電話線の線路インピーダンスに対応する
抵抗および容量を、電子的制御によりインピーダ
ンスを変化させることが可能な可変インピーダン
ス回路により構成し、そのインピーダンスを線路
インピーダンスの変化に応じて最適値に制御する
ようにしたことを特徴としている。
電話線の線路インピーダンスの変化は、例えば
送話器と受話器の各端子電圧の比から検出するこ
とができ、この比が一定となるように平衡回路網
における可変インピーダンス回路のインピーダン
スを制御すれば、このインピーダンスは線路イン
ピーダンスの変化に対応した最適の値に設定され
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、平衡回路網のインピーダン
スが電話線の線路インピーダンス変化に追従して
常に最適値に制御されることにより、ブリツジ回
路の平衡状態が常に得られる。従つて側音減衰量
を大きくとることができ、拡声電話においても十
分な防側音特性が得られ、ハウリングを防止する
ことが可能となる。
〔発明の実施例〕
第2図にこの発明の一実施例に係る防側音回路
の構成を示す。図において送話器1および受話器
2の各両端にはそれぞれ検波器11,12が接続
され、これらの検波器11,12によりそれぞれ
の端子電圧が検出されるようになつている。検波
器11,12はこの例では、入力電圧を電流に変
換した後、ダイオードにその電流を流して再び電
圧に変換してから整流平滑を行なうことによつて
対数変換特性を持たせるものが用いられる。これ
らの検波器11,12の出力は減算器13によつ
て差がとられるが、この操作は検波出力が対数変
換によつてdB表示となつている関係上、送話器
1および受話器2の端子電圧の比をとつたことに
相当する。この減算器13の出力はA/D変換器
14によりデイジタル値に変換された後、例えば
マイクロプロセツサを用いて構成された制御回路
15に与えられる。制御回路15はA/Dコンバ
ータ14からの入力デイジタル値が一定となるよ
うに、つまり上記両端子電圧の比が一定となるよ
うに平衡回路網7における可変インピーダンス回
路のインピーダンスを電子的に制御する。
平衡回路網7は例えば第3図の等価回路で表わ
される。第3図中C0、R0は交換器の終端インピ
ーダンスに相当するもので、固定の値である。残
りの抵抗R1、R2および容量C1、C2が電話線3の
線路インピーダンスZlに相当するもので、本実施
例ではこれらR1、R2、C1、C2を電子的な可変イ
ンピーダンス回路により構成する。
可変インピーダンス回路としては種々のものが
知られているが、例えば特願昭53−138243号等で
提案されたものが使用可能であり、これを用いて
第3図の如き平衡回路網7を構成した例を第4図
に示す。21,22,23,24がそれぞれR1
R2、C1C2を構成する可変インピーダンス回路で
ある。
第5図は前述した特願昭53−138243号記載の可
変インピーダンス回路を用いてR1、R2、C1、C2
を構成した例で、aは両端がフローテイング状態
であるR1、C1に適用した例、bは一端が接地状
態であるR2、C2に適用した例をそれぞれ示して
いる。
第5図aにおいて端子31,32間に加わる電
圧は電圧フオロワ33,34を介して差動入力・
差動出力型の電圧電流変換器(V/I変換器)3
5の両入力端間に与えられ、トランジスタQ3
Q4を介して電圧電流変換インピーダンス要素3
6にその電圧差に比例した電流を流す。インピー
ダンス要素36は固定の抵抗または容量である。
電流源CS5,CS6の電流はトランジスタQ3,Q4
エミツタ電流によつて変化しないので、インピー
ダンス要素36に流れた電流の変化分はすべて
Q3,Q4のエミツタ電流の差分の変化となり、こ
れはベース電流を無視すればすべてコレクタ電流
の変化となつて差動出力電流として取出される。
この差動出力電流は電流帰還回路37を介して
V/I変換器35の両入力端に帰還される。すな
わちトランジスタQ3,Q4のコレクタ電流の変化
はダイオード接続のトランジスタQ5,Q6のコレ
クタ電流の変化となり、このトランジスタQ5
Q6のベース・エミツタ間電圧VBEの変化はトラン
ジスタQ7,Q8のコレクタ電流となりこれが帰還
電流となる。この帰環電流、つまりQ7,Q8のコ
レクタ電流の変化分は、電流源CS7の電流2I1によ
つて異なり、電流源CS5,CS6の電流をI2とすれ
ば、Q5,Q6のコレクタ電流の変化分のI1/I2倍と
なる。すなわちインピーダンス要素36を流れる
電流の変化分はI1/I2倍されて端子31,32に
戻つてくることになるから、端子31,32間の
インピーダンスはその電圧差を上記帰還電流で除
した値となり、これはインピーダンス要素36の
インピーダンスをZ0とすればZ=Z0・I2/I1とな
る。
従つてI2/I1、つまり電流帰還回路37の電流
帰還比を電子的制御により変えることで、インピ
ーダンスZを変えることができる。具体的には電
流源CS3〜CS6の電流をI1、I2が差動的に変化する
ように、第4図中に示すバイアス制御回路25,
26によつて制御すればよい。なお、端子31,
32間のインピーダンスZはインピーダンス要素
36に抵抗を用いれば抵抗性、また容量を用いれ
ば容量性となつて、それぞれR1、C1として使用
できる。
一方、R2またはC2として用いる第5図bの例
は、一方の端子32が接地状態であるため電流帰
還を端子31側にのみ施した点以外は第5図aと
同様である。
ところで、第5図a,bの端子31や第5図a
の端子32を見ると、いずれも電流源CS3,CS4
とやはり電流源としてのトランジスタQ8,Q7
接続されており、電流源のインピーダンス極めて
高いためCS3とQ8、CS4とQ7にわずかでも電流の
差があると、大きな直流オフセツト電圧が現れ
る。インピーダンス要素36が抵抗の場合は、こ
れを通して直流負帰還がかかることによりこの直
流オフセツト電圧は打消されるが、インピーダン
ス要素36が容量の場合はこのような帰還はかか
らない。第4図で例えば可変インピーダンス回路
24内のインピーダンス要素36は容量であり、
一方この回路24と端子P7,P2を介して接続さ
れている可変インピーダンス回路21内のインピ
ーダンス要素36は抵抗であるら、回路21内の
上述の直流負帰還によつて回路24の端子P7
直流オフセツト電圧も回路21の端子P2の直流
オフセツト電圧と同時に打消されるとも考えられ
る。しかしながら回路24が持つ等価容量C2
大きくインピーダンスが低い、つまり端子P7
の電流帰還量が大で、かつ回路21が持つ等価抵
抗R1が大きい、つまり端子P2への電流帰還量が
小の場合には、回路24における直流電流の誤差
を回路21の直流負帰還で補正することは不可能
となり、結局、端子P2,P7の直流オフセツト電
圧は打消されず大きく変動し、最悪の場合動作不
能となる。これは回路22,23についても全く
同様である。
このような問題を避けるため、第4図では回路
21,24の接続点Pa(端子P2,P7)および回路
22,23の接続点Pb(端子P3,P6)に直流オフ
セツト電圧安定化回路27,28を接続してい
る。
第6図は直流オフセツト電圧安定化回路の具体
例を示すもので、第4図の点PaまたはPbに接続
される端子41にトランジスタQ11と電流源CS11
からなる電圧フオロワ(エミツタフオロワ)42
が接続され、この電圧フオロワ42の出力は抵抗
R11とコンデンサC11のローパスフイルタ43で直
流分のみ抽出される。そしてこのローパスフイル
タ43の出力電位Vdと基準電位Vrとが、共通エ
ミツタを電流源CS12に接続したトランジスタ
Q12,Q13,Q14よりなる差動アンプ44によつて
比較され、負荷としてのトランジスタQ15,Q16
からなるカレントミラー45を介してVdとVr
差に応じた電流が電圧フオロワ42の入力端に帰
還される。
このような負帰還ループにより、端子41の直
流電位は基準電位Vrと等しく保たれる。すなわ
ち前述した直流オフセツト電圧が一定に保たれ
る。この場合、端子41から電圧フオロワ42お
よびカレントミラー45を見た交流インピーダン
スは極めて大きいので、可変インピーダンス回路
の本来の特性にはほとんど影響を与えない。
以上述べたように、この発明の防側音回路は平
衡回路網のインピーダンスが電話線の線路インピ
ーダンスに対し最適値に自動制御される構成とな
つているので、側音減衰量が十分にとれ、拡声電
話等にも十分に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブリツジ回路構成の防側音回路の基本
構成を示す図、第2図はこの発明の一実施例に係
る防側音回路の構成を示す図、第3図は平衡回路
網の等価回路図、第4図は可変インピーダンス回
路を用いて構成した平衡回路網の構成図、第5図
a,bは第4図の平衡回路網に用いる可変インピ
ーダンス回路の回路図、第6図は第4図の平衡回
路網における直流オフセツト電圧安定化回路の回
路図である。 1……送話器、2……受話器、3……電話線、
4……ブリツジ回路、5,6……抵抗、7……平
衡回路網、11,12……検波器、13……減算
器、14……A/D変換器、15……制御回路、
21〜24……可変インピーダンス回路、25,
26……バイアス制御回路、27,28……直流
オフセツト電圧安定化回路、33,34……電圧
フオロワ、35……差動入力・差動出力型電圧電
流変換器、36……電圧電流変換インピーダンス
要素、37……電流帰還回路、42……電圧フオ
ロワ、43……ローパスフイルタ、44……差動
アンプ、45……カレントミラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電話線の線路インピーダンスと相似のインピ
    ーダンスを持つ平衡回路網を一辺に有するブリツ
    ジ回路構成の防側音回路において、前記平衡回路
    網における前記線路インピーダンスに対応する抵
    抗および容量を、電子的制御によりインピーダン
    スを変化させることが可能な可変インピーダンス
    回路により構成するとともに、この可変インピー
    ダンス回路のインピーダンスを前記線路インピー
    ダンスの変化に応じて最適値に制御する制御手段
    を備え、この制御手段は送話器および受話器の端
    子電圧を検出し、両端子電圧の比が一定となるよ
    うに前記可変インピーダンス回路のインピーダン
    スを制御するものであることを特徴とする防側音
    回路。 2 平衡回路網は、可変インピーダンス回路を電
    圧電流変換インピーダンス要素に抵抗または容量
    を用いた差動入力・差動出力型の電圧電流変換器
    と、この変換器の差動出力電流をこの変換器の少
    なくとも一方の入力側に帰還する電流帰還回路と
    で構成し、この電流帰還回路の電流帰還比の制御
    により上記変換器の差動入力端子間のインピーダ
    ンス(抵抗または容量)を変化させるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防
    側音回路。 3 平衡回路網は、抵抗性の可変インピーダンス
    回路と容量性の可変インピーダンス回路との接続
    点を電圧フオロワに接続し、この電圧フオロワの
    出力をローパスフイルタに導き、このローパスフ
    イルタの出力電位と基準電位とを比較し、両電位
    の差に応じた電流を電圧フオロワの入力端に帰還
    することにより、上記接続点の直流電位を基準電
    位と等しく保つようにしたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の防側音回路。
JP10574083A 1983-06-15 1983-06-15 Bosokuonkairo Expired - Lifetime JPH0247907B2 (ja)

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JPH02168761A (ja) * 1988-12-22 1990-06-28 Rohm Co Ltd 電話機のサイドトーン防止回路
US5029203A (en) * 1988-11-30 1991-07-02 Rohm Co., Ltd. Side tone preventive circuit for telephone
JP2848492B2 (ja) * 1988-11-30 1999-01-20 ローム 株式会社 電話機

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