JPH0247798Y2 - - Google Patents

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JPH0247798Y2
JPH0247798Y2 JP945186U JP945186U JPH0247798Y2 JP H0247798 Y2 JPH0247798 Y2 JP H0247798Y2 JP 945186 U JP945186 U JP 945186U JP 945186 U JP945186 U JP 945186U JP H0247798 Y2 JPH0247798 Y2 JP H0247798Y2
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JP
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bearing
hole
bearing member
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shaft
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JP945186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば、軸体を回動させることに
より軸受部材を往復動させる往復動軸受装置に関
する。
〔従来技術〕
従来におけるこの種の軸受装置は、第3図に示
すように、軸受部材11の貫通孔13に軸体15
を貫通させ、軸受部材11に複数のコロ21が回
転可能の状態で軸体15に接するように支持さ
れ、更に、コロ21の軸心が軸体15の軸心に対
して傾斜するように配置されており、 軸体15を回動させることによりコロ21の回
転を介して軸受部材11を往復動させたり、又、
軸受部材11を往復動させることによりコロ21
の回転を介して軸体15を回動させていた。
このため、この種の装置にあつては、軸体15
を軸受部材11の貫通孔13に設置するにあたつ
て、軸体15とコロ21とを滑らかに接触させる
ことが必要不可欠であた。
よつて、従来の装置にあつては、第3図に示す
ように軸受部材11を貫通孔13を横切るように
切断して、軸受構成部材11a,11bを一対設
け、片方の軸受構成部材11aに調整ボルト17
を圧縮ばね1を介して貫通していると共にこの調
整ボルト17の先端部を他方の軸受構成部材11
bに螺合させ、この調節ネジ17を螺動させるこ
とによりこれらの構成部材11a,11bの間隔
を調節して、軸体15の側面とコロ21とを滑ら
かに接触させていた。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、かかる従来の装置にあつては、
調整ボルト17と軸受構成部材11aとの間に介
在する弾性材として圧縮ばね1を使用していたた
め、これらの構成部材11a,11bの間隔を調
節して、軸体15の表面とコロ21とを滑らかに
接触させにくく、この結果、軸体15の滑らかな
回動が得にくいという不都合を有した。又、圧縮
ばねを使用すると広い設置空間が必要となり、調
整ねじの頭部が突出したりして、コンパクトな装
置を得にくいものであつた。
〔前記問題点を解消するための手段〕
この考案は前記不都合を解消するためになされ
たものであり、その構成は、 貫通孔を有する軸受部材と、この貫通孔に進退
且つ回動可能に嵌挿する軸体とを備え、 前記軸受部材の貫通孔の口端部には複数のコロ
が回転可能であると共に前記軸体に接触した状態
で設置されている共に、前記コロの軸心が前記軸
体の軸心に対し傾斜しており、 更に、前記軸受部材が、当該軸受部材を前記貫
通孔を横切る状態で切断した一対の軸受構成部材
から構成され、 且つ、これらの軸受構成部材の片方に調整ボル
トが弾性材を介して貫通されていると共にこの調
整ボルトの先端部が他方の前記軸受構成部材に螺
合している往復動軸受装置において、 前記弾性材は発泡合成樹脂材から構成されてい
ることを特徴とする往復動軸受装置である。
〔考案の作用〕
この考案に係る往復動軸受装置は上記のように
構成されているため、 即ち、前記弾性材が発泡合成樹脂材から構成さ
れているため、 軸受構成部材の間隔を調整することにより軸体の
表面とコロとの滑らかな接触を確保しやすく、こ
の結果、軸体の滑らかな回動が得やすいものであ
る。
〔実施例の説明〕
以下、第1図および第2図に基づいてこの考案
の実施例を説明する。
図において、11は軸受部材であり、一対の軸
受構成部材11a,11bから構成されている。
又、13は貫通孔であり、一対の構成部材11
a,11bに形成された溝部13a,13bが対
向することにより構成されている。この貫通孔1
3には軸体15が進退且つ回動可能に嵌挿してい
る。
17は調節ボルトであり、片方の軸受構成部材
11aに発泡ウレタン材(この考案の発泡合成樹
脂材に相当する)を介して嵌挿され、他方の軸受
構成部材11bに螺合されている。この調節ボル
ト17は一対の軸受構成部材11a,11bを連
結していると共に螺動させることによりこれらの
軸受構成部材11a,11bの間隔を調整するこ
とができる。
次に、21はコロであり、軸受部材11におけ
る貫通孔13の口端部に形成されている。このコ
ロ21は前記軸体15側面に接触していると共に
その回転軸(軸心)が前記軸体15の軸心に対し
て斜めの状態に配置されている。そして、軸体1
5を矢印方向に回転させれば、軸受部材11は右
方向(第1図において)に移動し、反矢印方向に
回転させれば、軸受部材11は左方向(第1図に
おいて)に移動する。なお、前記コロ21と前記
軸体15側面との滑らかに接触させるためには、
前記調整ボルト17を螺動して軸受構成部材11
a,11b間の距離を調整すればよい。
又、31,31は位置決めピンであり、軸受構
成部材11a,11bの対向面に嵌挿されてい
る。
〔考案の効果〕
この考案に係る往復動軸受装置は上記のように
構成されているため、 即ち、前記弾性材が発泡合成樹脂材から構成さ
れているため、 軸受構成部材の間隔を調整することにより軸体
の表面とコロとの滑らかな接触を確保しやすく、
この結果、軸体の滑らかな回動が得やすいもので
ある。
その上、弾性材を収容するためのスペースが狭
くてすみ、この結果、調整ねじの頭部が突出する
こともなく、この結果、装置自体がコンパクトに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案に係る往復動軸
受装置の実施例を示すもので、第1図は側面図、
第2図は第1図における−線断面図であり、
又、第3図は第1図に相当する従来例の図であ
る。 11……軸受部材、11a,11b……軸受構
成部材、13……貫通孔、15……軸体、17…
…調整ボルト、19……発泡合成樹脂材(発泡ウ
レタン材)、21……コロ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 貫通孔を有する軸受部材と、この貫通孔に進退
    且つ回動可能に嵌挿する軸体とを備え、 前記軸受部材の貫通孔の口端部には複数のコロ
    が回転可能であると共に前記軸体に接触した状態
    で設置されている共に、前記コロの軸心が前記軸
    体の軸心に対し傾斜しており、 更に、前記軸受部材が、当該軸受部材を前記貫
    通孔を横切る状態で切断した一対の軸受構成部材
    から構成され、 且つ、これらの軸受構成部材の片方に調整ボル
    トが弾性材を介して貫通されていると共にこの調
    整ボルトの先端部が他方の前記軸受構成部材に螺
    合している往復動軸受装置において、 前記弾性材は発泡合成樹脂材から構成されてい
    ることを特徴とする往復動軸受装置。
JP945186U 1986-01-25 1986-01-25 Expired JPH0247798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP945186U JPH0247798Y2 (ja) 1986-01-25 1986-01-25

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JP945186U JPH0247798Y2 (ja) 1986-01-25 1986-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62121462U JPS62121462U (ja) 1987-08-01
JPH0247798Y2 true JPH0247798Y2 (ja) 1990-12-14

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ID=30794778

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JPS62121462U (ja) 1987-08-01

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