JPH0247418Y2 - - Google Patents

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JPH0247418Y2
JPH0247418Y2 JP15662183U JP15662183U JPH0247418Y2 JP H0247418 Y2 JPH0247418 Y2 JP H0247418Y2 JP 15662183 U JP15662183 U JP 15662183U JP 15662183 U JP15662183 U JP 15662183U JP H0247418 Y2 JPH0247418 Y2 JP H0247418Y2
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JP
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pipe
liquid passage
refrigerant
passage pipe
inlet
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JP15662183U
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JPS6063756U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の冷房装置等に使用される蒸発
器に関するものである。
第1図に示すような複数の冷媒流路21が形成
された偏平状の通液管20を、前記通液管20の
一端の冷媒入口部22から他端の冷媒出口部23
に至るまで蛇行せしめるとともにかかる蛇行部2
4における通液管20相互間にコルゲートフイン
30を介装し、かつ該入口部22には分流管40
を、該出口部23には合流管41をそれぞれ連通
して設けた蒸発器10において、従来、第2図a
に示すような前記通液管20の一部の外壁20a
の表面を上下方向に削つて溝25を設けたもの
や、或いは第2図bに示すような前記通液管20
の冷媒流路21間に位置する外壁20aの表面を
上下方向に削つて溝26を設けたものが提供され
ている。
しかしながら、かかる蒸発器10ではコルゲー
トフイン30或いは通液管20の表面に結露した
凝縮水を該溝25,26に通して排出することが
できたとしても、該溝25,26が通液管20の
外壁20aの表面を削つて形成されることから、
深溝を形成することができず十分に凝縮水を排出
することができなかつた。また、十分に排水する
ためには該外壁20aを厚く形成しなければなら
ずコスト高になるという問題点を有している。更
に、該溝25,26は通液管20の蛇行部24は
勿論のこと入口部22及び出口部23にまで設け
られており(図示せず)、該入口部22、出口部
23に連通する分流管40、合流管41の接合部
40a,40bも同一の複雑な形状としなければ
ならず加工並びに組付け性において問題を生ずる
ことは勿論のこと、通液管20と分流管40、合
流管41とを接合するとき溶融したろう材が該溝
25,26を通つて通液管20に流れ落るため接
合不良となり易く、また、該流れ落ちたろう材の
ため通液管20の耐食性も悪化するという問題点
を有していた。
本考案は従来のものに見られた前記の如き問題
点に鑑み、通液管或いはコルゲートフインに結露
した凝縮水を有効に排出し、かつ、通液管と分流
管、合流管との接合においても容易かつ確実に行
なうことができる蒸発器を提供しようとするもの
である。以下、本考案を図面について説明する。
第3図a,bは本考案の一実施例を示すもので
あり、従来例と同一構成部分は同一符号を持つて
表わす。即ち、10は蒸発器、20は一端の冷媒
入口部22から他端の冷媒出口部23に至るまで
蛇行(蛇行部24)させた偏平状の通液管、21
は該通液管20の内部に相互に平行で独立して形
成された複数の冷媒流路、30は前記通液管20
相互間に介装されたコルゲートフイン、40は前
記通液管20の冷媒入口部22に設けられた冷媒
の分流管、41は前記通液管20の冷媒出口部2
3に設けられた冷媒の合流管である。50は前記
通液管20の蛇行部24に設けられた上下方向に
延びる複数個の排水用溝であり、前記冷媒流路2
1の外壁21aを深く陥没させてなる。但し、該
深溝50は該通液管20の入口部22及び出口部
23には形成されていない。
本考案に係る蒸発器10は、前述の如く構成さ
れているので、前記コルゲートフイン30の間を
流れる空気は、通液管20の冷媒流路21を流れ
る冷媒によつて熱を奪われ、該空気中の水分は通
液管20及びコルゲートフイン30の表面に凝縮
するが、該凝縮水は滞留或いは飛散ることなく速
やかに該深溝50を通つて排出されることとな
る。また、通液管20の入口部22及び出口部2
3には該深溝50が設けられていないことから、
分流管40並びに合流管41の接合部40a,4
1aは単に入口部22及び出口部23と同様の細
長長方形状の孔を設ければ足り、また、分流管4
0並びに合流管41のろう付作業も容易かつ確実
に行なわれる。
尚、前記通液管20の入口部22並びに出口部
23を前記分流管40並びに合流管41の接合部
40a,41aよりそれぞれ上下方向に長く形成
するときは、該接合部40a,41aは前記蛇行
部24の深溝50に接合することはなくろう付作
業が確実に行なわれることとなる。
以上説明した如く本考案によれば複数の冷媒流
路が形成された偏平状の通液管を、一端の冷媒入
口部から他端の冷媒出口部に至るまで蛇行せしめ
るとともに該蛇行部における通液管相互間にコル
ゲートフインを介装し、かつ該入口部には分流管
を、該出口部には合流管をそれぞれ連通して設け
た蒸発器において、前記通液管の前記入口部と出
口部を除く蛇行部に前記冷媒流路の外壁を陥没さ
せてなる排水用溝を複数個設けたので溝を深くし
て形成することができ凝縮水を速やかに排出する
ことができるから、凝縮水の滞留による通気抵抗
の増大を防ぎ熱交換率を向上させるという利点を
有するし、また、通液管の入口部並びに出口部の
形状は複雑となつていないので、分流管並びに合
流管の接合部を複雑に加工することを要せず、更
には通液管への組付け作業並びにろう付作業も容
易かつ確実となるという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図は
従来の蒸発器を示す斜視図、第2図は従来の偏平
状の通液管を示す断面図であり、第2図aはその
一例、第2図bはその他の例、第3図は本考案に
係る蒸発器を示すもので、第3図aはその一部省
略斜視図、第3図bはその偏平状の通液管の拡大
断面図である。 図中、10……蒸発器、20……偏平状の通液
管、21……冷媒流路、22……冷媒入口部、2
3……冷媒出口部、24……蛇行部、30……コ
ルゲートフイン、40……分流管、41……合流
管、50……排水用深溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の冷媒流路が形成された偏平状の通液管
    を、一端の冷媒入口部から他端の冷媒出口部に
    至るまで蛇行せしめるとともに該蛇行部におけ
    る通液管相互間にコルゲートフインを介装し、
    かつ該入口部には分流管を、該出口部には合流
    管をそれぞれ連通して設けた蒸発器において、
    前記通液管の前記入口部と出口部を除く蛇行部
    に前記冷媒流路の外壁を陥没させてなる排水用
    溝を複数個設けたことを特徴とする蒸発器。 (2) 前記通液管の入口部並びに出口部を前記分流
    管並びに合流管の接合部の奥行より長く形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の蒸発器。
JP15662183U 1983-10-08 1983-10-08 蒸発器 Granted JPS6063756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15662183U JPS6063756U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 蒸発器

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JP15662183U JPS6063756U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 蒸発器

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Publication Number Publication Date
JPS6063756U JPS6063756U (ja) 1985-05-04
JPH0247418Y2 true JPH0247418Y2 (ja) 1990-12-13

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JP15662183U Granted JPS6063756U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 蒸発器

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JPS6063756U (ja) 1985-05-04

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