JPH0247215Y2 - - Google Patents

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JPH0247215Y2
JPH0247215Y2 JP1987059043U JP5904387U JPH0247215Y2 JP H0247215 Y2 JPH0247215 Y2 JP H0247215Y2 JP 1987059043 U JP1987059043 U JP 1987059043U JP 5904387 U JP5904387 U JP 5904387U JP H0247215 Y2 JPH0247215 Y2 JP H0247215Y2
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JP
Japan
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muffler
exhaust
engine
view
bonnet
Prior art date
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JP1987059043U
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JPS63166613U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトラクターに搭載したエンジンに装着
するマフラーに関するものである。
(ロ) 従来技術 トラクターのエンジンに装着するマフラーをボ
ンネツト内に配置した技術は公知とされているの
である。例えば、実開昭61−32510号公報の如く
である。
またボンネツト内にマフラーを傾斜して配置し
た技術も公知とされているのである。例えば実開
昭58−178406号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決すべき課題 トラクターは種々の作業機を付設して農作業を
するものであり、通常の水田における耕耘や代掻
き等においては、マフラーはボンネツトより上方
へ突出していても良いが、果樹園の枝下における
除草作業や、園芸ハウス内における中耕作業等に
おいては、上方に障害物が多いのでマフラーを上
方へ突出することが出来ないのである。
本考案は両方の場合において使い分けが出来る
ように、マフラーを前後に付け替え可能としたも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ボンネツト5内に配置したエンジンEの排気膨
脹室2に、前部の高い位置の排気出口2aと、後
部の低い位置の排気出口2bを開口し、該排気出
口2a,2bと対向する位置のマフラー1には、
一方の排気入口1aを設け、他方には盲蓋1bを
設け、該マフラー1の前後を付け替え可能とした
ものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
該目的を達成する為の構成を説明すると。
第1図は、本考案のマフラー1を具備したトラ
クターのボンネツト部における側面断面図、第2
図は同じく後面図、第3図はマフラー1の取付部
をエンジンE側から見た図面、第4図はマフラー
1を上方へ突出した状態の側面断面図、第5図は
マフラー1を上方へ突出した状態の平面断面図、
第6図は同じく下方へ突出した状態の平面断面図
である。
第1図において、全体的な構成について説明す
ると。
ボンネツト5内にエンジンEが配置されてお
り、該エンジンEの前部にラジエータ18とラジ
エータフアン19が配置されている。またエンジ
ンEの後方斜め上方にエアクリーナー3を横に向
けて配置しており、該エアクリーナー3にラジエ
ータフアン19により突出されエンジンEの側壁
で熱せられた冷却風が吹きつけるのを防ぐべく、
熱風遮蔽板4がエアクリーナー3の下では傾斜し
た状態で、下方に行くに連れて立設した状態で配
置されている。
またボンネツト5の後端の位置において、仕切
板12を防振材を介装して仕切板支持柱28に固
設しており、該仕切板12によりボンネツト5の
内部から吐出されてくるラジエータフアン19の
熱風を密閉遮蔽している。
更に該仕切板12の後面に樹脂等により一体成
形されたダツシユボード6を付設している。該ダ
ツシユボード6の内部にハンドル支持体27によ
り支持したステアリングハンドル7の回動軸が設
けられている。
ハンドル支持体27は、防振材を介して仕切板
支持柱28と仕切板12に支持されているのであ
る。
ステアリングハンドル7はハンドル軸20を回
動し、該ハンドル軸20がジヨイントを介して回
動軸21,22,23に伝達されて、操向輪であ
る前輪のタイロツドを操作しているのである。
該回動軸21,22,23はエンジンEの側方
を通過して前方へ延出されているのである。
エンジンEの内側方には起動モーター9が後方
へ向けて突出されているので、該起動モーター9
を避けて排気ガイドパイプ8を配置しているもの
である。そして排気ガイドパイプ8はステツプ1
0の下を通過しており、クラツチペダル11やペ
ダル杆11aと干渉しないように構成しているの
である。
第1図の如くマフラー1を下方へ向けて、排気
ガイドパイプ8を下方に延長し、ステツプ10の
下を通過して設けている場合には、ボンネツト5
に設けた排気ガイドパイプ8′の吐出口は盲蓋1
3により閉鎖しているものである。
第2図においては、エンジンEの後面に付設さ
れたクラツチハウジング15の部分が図示されて
おり、該クラツチハウジング15とステツプ10
の前端の立ち上がり部10aとの間に、クラツチ
ペダル11と排気ガイドパイプ8が通過してい
る。
クラツチハウジング15の右側にはブレーキペ
ダル16L,16Rが配置されている。
またステツプ10の下方には、油圧ポンプへの
作動油を濾過するラインフイルター14が配置さ
れている。
第3図においては、マフラー1の取付部をエン
ジンEの側から見た状態を示しており、排気膨脹
室2には排気出口2a,2bが開口されており、
該排気出口2a,2bの対向する位置のマフラー
1には、一方に排気入口1aを設け、他方には盲
蓋1bを設けている。
第4図においては、マフラー1を上向きに配置
した状態を示しており、この場合にはボンネツト
5に嵌装した盲蓋13を取り去り、保護管17を
設け、排気ガイドパイプ8′を内部に突出するも
のである。
第5図、第6図においては、エンジンEから突
出する排気膨脹室2とマフラー1の付け替え状態
が図示されている。
該排気膨脹室2は第1図、第3図において示す
如く、従来は左右に一直線的に構成されていたの
であるが、本考案においては、排気出口2aを設
けるために、支管2cを斜め前方上方に向けて突
出しているのである。該支管2cを突出し、該支
管2cの先端に排気出口2aを設け、排気膨脹室
2の従来の部分に排気出口2bを配置したことに
より、マフラー1を上下に付け替えすることが可
能となつたものである。
そして排気出口2a,2bには両方ともマフラ
ー1を固定する為のボルト孔が開口されており、
またマフラー1の側においても、排気入口1aと
盲蓋1bの部分の両方においてボルトが突出され
ているものである。
故に該マフラー1は上下を反転したとしても、
取付が可能な構成とされているものである。
該排気膨脹室2は3気筒のエンジンEであるの
で、排気流入孔がエンジンE側に向けて3口開口
されているものである。
またマフラー1の内部には消音効果を上げる為
に隔壁が設けられている。
該構成により第4図の如く下向きにマフラー1
を装着した場合には、排気出口2aの部分が排気
入口1aに開口し、該部分から排気がマフラー1
内に入り排気ガイドパイプ8により下方へ排出さ
れるのである。逆に排気出口2bの部分は盲蓋1
bにより閉鎖されるのである。
また第5図の如く、マフラー1を上方に向ける
場合には、排気出口2bの部分が排気入口1aに
連通して、該排気出口2bの部分から排気がマフ
ラー1内に流入し、排気出口2aの部分は盲蓋1
aにより閉鎖されるのである。
このようにマフラー1は、排気入口1aと盲蓋
1bを兼用した状態に構成されているものであ
る。
第7図はエンジンEの後面のクラツチハウジン
グ15と仕切板12とダツシユボード6の部分の
平面断面図、第8図は左側のステツプ10の部分
を示す平面図である。
仕切板12はクラツチハウジング15の上に立
設された仕切板支持柱28に防振材を介して固設
されており、該仕切板支持柱28には仕切板12
を挾持した状態で、ハンドル支持体27が固設さ
れているのである。該ハンドル支持体27にはス
テアリングハンドル7が支持されているのであ
る。また該ハンドル支持体27とステアリングハ
ンドル7を覆うようにダツシユボード6が被覆さ
れているのである。
本考案の排気ガイドパイプ8は仕切板12とダ
ツシユボード6の下方を通過してステツプ10の
下まで延長されているのである。
そして該クラツチハウジング15の部分にはク
ラツチペダル11のペダル杆11aの部分が配置
されているのであるが、該ペダル杆11aは板状
に構成して場所を取らない形状として、排気ガイ
ドパイプ8とペダル杆11aとが干渉しないよう
に構成しているものである。即ち排気ガイドパイ
プ8はエンジンEの側面を下降し、該クラツチハ
ウジング15の下端で後方に曲げられて、クラツ
チハウジング15とは干渉しないように構成して
いるのである。
そしてステツプ10の先端の立ち上がり部10
aの部分の内側でクラツチハウジング15の外側
が作る空間を通過して、下方へ伸びているのであ
る。
また第8図に示す如くステツプ10の下にはラ
インフイルター14が配置されているので、該ラ
インフイルター14とも干渉しないようにその内
側を通過しているものである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、排気膨脹室2に、前方上方の排気出口
2aと、後方下方の排気出口2bとを設け、該排
気出口2a,2bに対応する位置のマフラー1
に、排気入口1aと盲蓋1bを設けたので、排気
を上方へ吐出する場合と、下方へ吐出する場合と
の付け替えを容易に行うことが出来るのである。
第2に、マフラー1には排気入口1aと盲蓋1
bを設けたので、付け替えをした場合にも、対向
する排気出口2a,2bに固着閉鎖することとな
り、どちらに取り付けた場合にも、前後を固着す
るので、マフラー1の支持力を強固にすることが
出来たものである。
第3に、マフラー1を斜めに配置したことによ
り、前方下方に配置する排気ガイドパイプ8を配
管する場合にも、前方上方に排気ガイドパイプ
8′を配管する場合にも容易に配管できるという
効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のマフラー1を具備したトラ
クターのボンネツト部における側面断面図、第2
図は同じく後面図、第3図はマフラー1の取付部
をエンジンE側から見た図面、第4図はマフラー
1を上方へ突出した状態の側面断面図、第5図は
マフラー1を上方へ突出した状態の平面断面図、
第6図は同じく下方へ突出した状態の平面断面
図、第7図はエンジンEの後面のクラツチハウジ
ング15と仕切板12とダツシユボード6の部分
の平面断面図、第8図は左側のステツプ10の部
分を示す平面図である。 E……エンジン、1……マフラー、1a……排
気入口、1b……盲蓋、2……排気膨脹室、2
a,2b……排気出口、3……エアクリーナー、
5……ボンネツト、6……ダツシユボード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンネツト5内に配置したエンジンEの排気膨
    脹室2に、前部の高い位置の排気出口2aと、後
    部の低い位置の排気出口2bを開口し、該排気出
    口2a,2bと対向する位置のマフラー1には、
    一方に排気入口1aを設け、他方には盲蓋1bを
    設け、該マフラー1の前後を付け替え可能とした
    ことを特徴とするトラクターのマフラー装置。
JP1987059043U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0247215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987059043U JPH0247215Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987059043U JPH0247215Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS63166613U JPS63166613U (ja) 1988-10-31
JPH0247215Y2 true JPH0247215Y2 (ja) 1990-12-12

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ID=30890168

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JP1987059043U Expired JPH0247215Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178406U (ja) * 1982-05-25 1983-11-29 株式会社共立 内燃機関用消音器

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JPS63166613U (ja) 1988-10-31

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