JPH024690A

JPH024690A - 金属タンクの構造

Info

Publication number: JPH024690A
Application number: JP63132893A
Authority: JP
Inventors: Gimaraens De Oliveira Jose; ジョゼ　ギマラエンス　デ　オリヴェイラ
Original assignee: NORDON IND METALURGICAS SA
Current assignee: NORDON IND METALURGICAS SA
Priority date: 1988-06-01
Filing date: 1988-06-01
Publication date: 1990-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の背景〕本発明は、一般に金属タンクに係り、特に、液体貯蔵の
ために利用されるタンクに関する。

この種のタンクの構築に際して、最初に金属パネルが用
意される。これはシリンダから二つの長方形切断片をつ
くることによって形成されるモジュールに似たものであ
る。これらの湾曲されたパネルは次いで、所望の場所に
運ばれ、パネルの端部を重ね合わせてリング状形状に配
置される。次いで、これらのパネルは互いに溶接され、
タンクを形成する。しかし、このような工程はやっかい
である０位置きめの後、パネルは正しく溶接すべき位置
から動いてしまう。

〔発明の要約〕

本発明はこのような欠点を排除するものであって、端部
対端部の関係に配置された隣接するパネルを含み、隣接
するパネルの相対する端部に沿ってＬ−形状のフランジ
部材が固着される。各Ｌ−形状フランジ部材はパネルに
固着された近接脚と。

パネルから突出している横方向の脚を有している。

隣接するパネル上のフランジ部材の横方向の脚はパネル
の相対する端から反対方向に分かれ出ているが、お互い
に相対する関係において隣接している。横方向の脚はこ
の関係において、締結部材によって維持され、そしてこ
のようにして、パネルの相対する端部はパネルの端部を
一緒に溶接するための空間関係を維持する。

さらに、本発明では、締結部材は隣接するパネルの相対
する端部の空間関係を調整するための部材を包含する。

さらに本発明において、パネルはほぼ同一であって、端
部対端部の関係に設置される前に積み重ねられる。

したがって、本発明の目的は使用するパネルが均質であ
るタンクの改良された構造を提供することにある。この
ような均質性はパネルを廉価にするとともに輸送が容易
になる。

本発明の他の目的は使用するパネルが速やかにそして安
全に組み立てられる、タンクの改良された構造を提供す
ることにある。

さらに、本発明の他の目的はタンクを形成するパネルが
空間関係に設置して保持され、この結果パネルが優れた
形状に溶接される、タンクの構造を提供することにある
。

〔実施例〕

以下、本発明を具体的に詳述する。

第１図は輸送用として積み重ねた状態のパネルの斜視図
を示し、第２図は互いに分離した状態のタンク部材の斜
視図を示し、第３図は組み立てられた状態のタンクの斜
視図を示し、第４図は隣接パネルの連結方法を表した部
分断面図を示す。

第２図ならびに第３図に、液体のような製品を貯蔵する
ための本発明に係るタンクの好ましい一興体例を示す、
パネルｌは連結され、シリンダ１２を形成する。シリン
ダ１２の上部１４は頂部パネル６で覆われ、下部１６は
底部パネル７で覆われる。パネル１、頂部パネル６、底
部パネル７は好ましくは金属製である。

第４図はほぼＬ形状のフランジ部材２を示す。

これは隣接するパネル１の相対する端部１８．２０に沿
って配置され、各フランジ部材２はパネル１に固着され
た近接脚２２．２４およびパネル１から突出している横
方向の脚２６．２８を有している。横方向の脚２６．２
８．は相対する関係にあるが、相対する端部１８．２０
から反対方向に分かれ出ている。横方向の脚２６．２８
は締結部材３０によって相対する関係に保持される。締
結部材３０は隣接するパネルｌの相対する端部１８．２
０を互いに溶接するためのスペースを維持する。第４図
において、指示番号３は相対する端部１８．２０の間の
連結シームを示す。

上述の実施例において、相対する関係にある横方向の脚
２６．２８は孔４を有し、この孔４はボルト５をゆるい
状態で貫通し得る大きさである。ボルト５にはナツト３
２を締めつける。このようにして、孔４、ボルト５およ
びナツト３２は締結部材３０に包含される。相対する横
方向の１１２６．２８の正確な相対的位置はナフト３２
をボルト５に徐々に締めつけて調整される。ナフト３２
をほぼ完全に締めつけた後、相対する端部１８．２０は
溶接のための間隔のあいた関係に保持される。

第１図に示されるように、パネル１の好ましい例は湾曲
されたほぼ同一形状のものである。パネル１はこれらを
端部対端部の関係に配置する前には互いに積み重ねられ
ている。しかして、パネル１をこの製造場所と、タンク
１０の構築場所との間で輸送する場合には、第１図に示
されるようにコンパクトな形状にした方が取り扱いやす
い。

第４図に示されるように、本発明の好ましい実施例では
、内部末端３４．３６を有するフランジ部材２を利用す
る。フランジ部材２は全体的には内部末端３４．３６を
パネル１に溶接することによってパネルｌに固着される
。この結果、ほぼ内部末端３４．３６とパネルｌの間に
位置する締結シーム３８．４０が形成される。

最後に、第３図に示される好ましい実施例ではフランジ
部材２はパネル１によって形成されるシリンダ１２の外
側表面４２に位置している。

以上の記載では、本発明の一実施例を示したが、本発明
の範囲を逸脱しない範囲で変更、修正等が可能なことは
もちろんである。

〔発明の要旨〕

本発明は金属タンクの構造に関する。タンクを構成する
パネルはフランジ部材によって、パネルの相当する端部
に沿って端部対端部との関係において締めつけられる。

フランジ部材を締めつけることによって、相対する端部
は相対する端部を溶接するために空間関係に維持される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は輸送用として積み重ねた状態のパネルの斜視図
を示し、第２図は互いに分離した状態のタンク部材の斜
視図を示し、第３図は組み立られた状態のタンクの斜視
図を示し、第４図は隣接パネルの連結方法を表した部分
断面図を示す。１・・・パネル、　　　２・・・フランジ部材、１０・
・・タンク、　　１２・・・シリンダ、１８．２０・・
・端部、２２・・・近接層、２６．２８・・・横方向の脚、３４．３６・・・内部末端、３０・・・締結部材、４２・・・外側表面。 ’＄？Ω

Claims

【特許請求の範囲】

（１）相対する端部を有するパネルと、隣接するパネル
を端部対端部の関係に連結する部材と、締結部材とを備
えてなり、前記隣接するパネルを連結する部材は隣接す
るパネルの相対する端部に沿って、ほぼＬ−形状のフラ
ンジ部材を包含し、前記フランジ部材はそれぞれ、パネ
ルに固着された近接脚およびパネルから突出した横方向
の脚を有しており、隣接するパネル上のフランジ部材は（ａ）相対する関係において横方向の脚を有し、そして（ｂ）相対する端部から反対方向に分かれ出ており、前
記締結部材は前記相対する横方向の脚を取りつけ、そし
て前記隣接するパネルの相対する端部を互いに溶接する
ための空間関係に維持することを特徴とする金属タンク
の構造。
（２）請求項第１項に記載の構造において、前記締結部
材は前記空間関係を調整するための手段を包含する構造
。
（３）請求項第１項に記載の構造において、前記締結部
材はボルトを有し、前記相対する関係の横方向の脚はボ
ルトをゆるく貫通し得る孔を有してなる構造。
（４）請求項第１項に記載の構造において、前記隣接す
るパネルは実質的に同一であって、お互いに積み重ねら
れる構造。
（５）請求項第１項に記載の構造において、各フランジ
部材の近接脚は内部末端を有し、前記各フランジ部材は
実質的に前記内部末端およびパネルの間に位置し、溶接
によってパネルに固着される構造。
（６）請求項第１項に記載の構造において、隣接するパ
ネルは端部対端部の関係で連結され、外側表面を有する
シリンダを形成し、そして前記フランジ部材は前記シリ
ンダの外側表面に固着される構造。