JPH0246824A - 圧脈波検出装置の異常判定装置 - Google Patents

圧脈波検出装置の異常判定装置

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JPH0246824A
JPH0246824A JP63197795A JP19779588A JPH0246824A JP H0246824 A JPH0246824 A JP H0246824A JP 63197795 A JP63197795 A JP 63197795A JP 19779588 A JP19779588 A JP 19779588A JP H0246824 A JPH0246824 A JP H0246824A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、生体の動脈に押圧されることにより動脈に発
生する圧脈波を検出する圧脈波検出装置において、その
脈波検出の異常を判定するための異常判定装置に関する
ものである。
従来の技術とその課題 たとえば半導体感圧素子などを設けた脈波センサを備え
、その脈波センサを生体の動脈直上部の表皮に接触させ
て固定するとともに、圧力流体などを用いて脈波センサ
を動脈に対して押圧することにより、心拍に同期して動
脈が膨張・収縮するのに伴って発生する圧力振動波すな
わち圧脈波を検出する形式の圧脈波検出装置が考えられ
ている。
しかしながら、かかる装置においては、圧脈波検出に際
して、たとえば生体の体動などに起因して脈波センサの
押圧位置がずれたり、また末梢血管抵抗が変化すること
によって圧脈波が影響されてしまう場合があり、連続的
に行われる脈波検出の精度が必ずしも充分とは言えなか
った。
課題を解決するための手段 本発明は、以上の事情を背景として、圧脈波検出の異常
を判定することにより脈波検出の精度を向上させること
を目的として為されたものであり、その要旨とするとこ
ろは、生体の動脈に押圧されることによりその動脈に発
生する圧脈波を表す圧脈波信号を出力する圧脈波検出装
置において、その圧脈波検出の異常を判定する装置であ
って、(a)前記生体の表皮に貼着される電極を備え、
その電1〜が貼着された部分におけるインピーダンスを
連続的に検出し、そのインピーダンスを表すインピーダ
ンス脈波信号を出力するインピーダンス脈波検出手段と
、(b)前記圧脈波信号とインピーダンス脈波信号とを
比較し、それら圧脈波信号とインピーダンス脈波信号と
の間の予め求められた関係が成立しなくなったときに前
記圧脈波検出装置による脈波検出の異常を判定する判定
手段と、を含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、圧脈波検出装置により検出された動
脈の圧脈波を表す圧脈波信号と、インピーダンス脈波検
出装置により検出されたインピーダンス脈波を表すイン
ピーダンス脈波信号とが判定手段において比較されるこ
とにより、それら圧脈波信号とインピーダンス脈波信号
との間の予め求められた関係が成立しなくなったときに
は、圧脈波検出装置による脈波検出が異常であると判定
される。したがって、本発明によれば、たとえば生体の
体動などにより脈波センサの押圧位置がずれるか、或い
は末梢血管抵抗が変化するなどして、圧脈波とインピー
ダンス脈波との間の予め求められた関係が成立しなくな
った場合には、脈波検出が異常であると判定されるので
、その異常処置が適切に行われ得ることにより、脈波検
出の精度が安定して得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本実施例の異常判定装置を採用した圧脈波検
出装置を備えた血圧モニタ装置の構成を説明する図であ
る。生体の手首には、第2図に詳しく示す圧脈波検出プ
ローブ10が撓骨上の動脈12上に位置するように支持
バンド14により締着されている。脈波検出プローブ1
0は、比較的剛性の高い方形容器状のハウジング16と
、ハウジング16内において収容された脈波センサ18
と1.その脈波センサ18とハウジング16との間に介
挿されて、脈波センサ18を動脈12直上部において生
体の表皮に接触するように支持するゴム製且つ環状のダ
イアフラム20とから構成されている。
ハウジング16内には、配管19を通して、電動ポンプ
22から調圧弁24を介して圧力流体が供給されるよう
になっている。調圧弁24は、電動ポンプ22からの圧
力流体を調圧するものであり、生体の最低血圧値よりも
低いと予想される4Qmml1g程度の予め定められた
目標圧力P1に到達するまでハウジング16内の圧力P
を急速に上昇させる急速昇圧状態、その目標圧力P、か
ら圧力Pを脈波検出に好適な予め定められた5〜6mm
11g/秒程度の所定速度で徐々に上昇させる律速昇圧
状態、ハウジング16内を一定の圧力に維持する圧力維
持状態、および急速排圧状態などに切り換えられる。ま
た、ハウジング16と調圧弁24との間には、配管19
において圧力センサ26が接続されており、ハウジング
16内の圧力Pが検出されるとともにその圧力Pを表す
圧力信号SPがA/D変換器31を介して後述のCPU
28に対して出力される。
脈波センサ18は、動脈12の脈動を電気信号に変換す
るための半導体歪センサ或いは圧電素子などを備えたも
のであり、ハウジング16内に圧力流体が供給されると
、ダイアフラム20が膨張するのに伴って動脈12に対
して押圧されることにより動脈12の圧脈波を検出する
とともに、その圧脈波を表す圧脈波信号SM、をバンド
パスフィルタ25およびA/D変換器27を介してCP
U28に対して出力する。
CP[J2Bは、RAM30およびROM32とともに
所謂マイクロコンピュータを構成しており、RAM30
の記憶機能を利用しつつROM32に予め記憶されたプ
ログラムに従って人力信号を処理するとともに、一連の
血圧測定動作を実行する。
すなわち、CPU2Bは、電動ポンプ22に接続された
駆動回路34に対して出力インタフェース36を介して
0N10FF信号を供給して駆動回路34からの電動ポ
ンプ22に対する電力供給を制御することにより電動ポ
ンプ22の起動および停止を制御するとともに、出力イ
ンタフェース36を介して調圧弁24に指令信号を供給
することにより、第3図(a)および(b)にそれぞれ
示すように、ハウジング16内の圧力Pを前記目標圧力
P、まで2、速に上昇させた後に前記所定速度にて徐々
に上昇させ、その律速昇圧期間内において、圧脈波信号
SM、が表す圧脈波と圧力信号SPが表す圧力PをRA
M30に順次記憶させて、それら圧脈波の大きさの変化
に基づいて圧力Pから最高血圧値Hおよび最低血圧値り
をそれぞれ決定する。
また、CPU2Bは、ハウジング16内の上記律速昇圧
期間において検出される圧脈波の中から、最も大きい振
幅を有する最大圧脈波M Ill a Xを決定すると
ともに、その最大圧脈波M s m Xが発生した時点
のハウジング16内の圧力P□8を求め、上述のように
血圧値HおよびLが決定された後は、調圧弁24をフィ
ードバック制御することによりハウジング16内の圧力
PをP vaaxに維持する。
そして、脈波センサ18が圧力P。Xにより動脈12に
対して押圧されることにより検出される脈波の上ビーク
値(最高値)および下ピーク値(最低値)と、最高およ
び最低血圧値HおよびLとの間の関係がそれぞれ算出さ
れると、その関係から実際の脈波に基づいて最高および
最低血圧値が連続的に決定され且つ血圧表示器38にて
表示される。血圧表示器38は、CPU2Bから供給さ
れた表示信号に従って第4図に示すように横軸33およ
び縦軸35がそれぞれ時間および血圧(mm l1g 
)を表す二次元図表が設けられたブラウン管上に、上端
Aおよび下端Bがそれぞれ最高血圧値および最低血圧値
を表すバーグラフ37を逐次連続的に表示するようにな
っている。なお、CPO28にはクロツタ信号源39か
ら所定周波数のパルス信号CKが供給されている。
生体の表皮上において適当な距M離隔した所定の2位置
、たとえば肘近傍の前腕部および手灯近傍などにおいて
一対の電極40.42がそれぞれ固定されて、差動増幅
器43に接続されている。
これら電極40および42に近接して、交流の定電流電
源44に各々接続された電極46および48がそれぞれ
固定されている。したがって、電極46.48間におい
て一定の微弱な電流が流され、電極40および42から
差動増幅器43に対して電圧がそれぞれ供給されて、そ
の差動増幅器43にて電極42における電圧から電極4
0における電圧が減じられることにより、電極40.4
2間に発生するインピーダンスが検出されるのである。
そして、差動増幅器43からは、電極40.42間のイ
ンピーダンスを表すインピーダンス脈波信号SM、がバ
ンドパスフィルタ50に対して出力されるとともに、バ
ンドパスフィルタ50にてフィルタ処理されたインピー
ダンス脈波信号S M +は、A/D変換器52を介し
てCPU2Bに供給される。したがって、本実施例にお
いては、差動増幅器43がインピーダンス脈波検出手段
として機能する。
CP U 28においては、脈波センサ18にて検出さ
れた圧脈波の振幅値(ピーク−ピーク値)MPと、イン
ピーダンス脈波の振幅値M、とが算出されるとともに、
振幅値M、からその直前の圧脈波の振幅値M、−’を滅
じた差分ΔM、と、振幅値Mからその直前のインピーダ
ンス脈波の振幅値M+を減じた差分ΔM1とを比較する
ことにより、圧脈波とインピーダンス脈波との間の予め
定められた関係が成立するか否か、換言すれば、脈波セ
ンサ18により正常に圧脈波が検出されているか否かが
判断される。そして、圧脈波が正常に検出されていない
と判断された場合には、前述のような圧脈波と血圧値と
の関係を補正して、その関係に基づいて血圧値が求め直
されるのである。これは、脈波センサ18が動脈12に
対して押圧されることにより得られる圧脈波は、生体の
体動などに起因するノイズや末梢血管抵抗の変化などに
よって比較的影響され易く、またそのようにノイズなど
により影響された圧脈波に基づいて決定される関係から
得られる血圧値は信鎖性に欠けることから、ノイズや末
梢血管抵抗の変化などに影響を受は難いインピーダンス
脈波と圧脈波とを比較することにより、圧脈波検出の際
に異常が発生したか否かを判定するためである。したが
って、本実施例においては、脈波検出の異常を判定する
ためのCPU28.RAM30.ROM32が判定手段
を構成する。
以上のように構成された血圧モニタ装置の作動を第5図
のフローチャートに従って以下に説明する。
先ず、図示しない電源が投入されると、ステップSlが
実行され、図示しない起動停止押釦が押圧操作されたか
否か、すなわちCPU28に起動停止信号が供給されて
いるか否かが判断される。
脈波検出プローブIOが生体の手首に装着された後に起
動停止信号が供給されると、次にステップS2が実行さ
れてタイマの計数内容Tが零にリセットされ、その後再
びクロック信号源39からのパルス信号CKの計数を開
始する。続いてステップS3が実行され、電動ポンプ2
2の作動が開始されると同時に調圧弁24が2.速昇圧
状態に切り換えられてハウジング16内の圧力Pが象、
速に上昇させられるとともに、続くステップS4におい
て、圧力Pが前記目標圧力P1に到達したか否かが判断
される。未だ到達していないと判断された場合にはステ
ップS3が再び実行されるが、到達したと判断されると
、ステップS5が実行される。
ステップS5においては、調圧弁24が律速昇圧状態に
切り換えられて、ハウジング16内の律速昇圧が開始さ
れる。このような状態において、ステップS6が実行さ
れて、圧脈波が検出されているか否かが判断され、未だ
検出されていないと判断された場合には検出されるまで
待機させられるが、検出されたと判断されるとステップ
S7が実行される。ステップS7においては、ステップ
S6にて検出された圧脈波と、その圧脈波の発生した時
点のハウジング16内の圧力PがRAM30内に記憶さ
れる。
ステップS8の血圧測定ルーチンにおいては、RAM3
0内に順次記憶される脈波の大きさに基づいてハウジン
グ16内の圧力Pから実際の最高血圧値Hおよび最低血
圧値りがそれぞれ決定されるとともに、それら血圧値H
およびLがRAM30内に記憶される。このステップS
8における血圧決定アルゴリズムは、たとえば逐次得ら
れる脈波列の振幅が急激に変化した時点の圧力P、或い
はそれらの振幅の差分の最大値が発生した時点の圧力P
を求め、予め求められた圧力Pと血圧値との関係からそ
の圧力Pに基づいて最高血圧値トIおよび最低血圧値り
を決定する。続いて、ステップS9が実行されて、ステ
ップS8において最高および最低血圧値が共に決定され
て測定が終了したか否かが判断される。当初は血圧測定
に必要な脈波数が得られていないので、ステップ86以
下が再び実行されるが、ステップS9において血圧値の
測定が完了したと判断されると、続くステップS10が
実行される。ステップSlOにおいては、ハウジング1
6内の前記徐速昇圧朋間内において検出された圧脈波の
中から最も大きい振幅を有する最大脈波M @ a X
が決定されるとともに、その最大脈波M IRa Nが
発生したときのハウジング16内の圧力P。Xが求めら
れる。次のステップSllでは、ハウジング16内の圧
力PがステップS10にて決定された圧力P maxと
なるように、調圧弁24が急速排圧状態とされた後フィ
ードバック制御されて圧力維持状態に切り換えられる。
続いて、ステップ312においては、ハウジング16内
が上記のようにP□8に維持されている状態で脈波セン
サ18から検出された圧脈波M p (が読み込まれる
とともに、その圧脈波M、、の最高値MPI′″0およ
び最低値M□″″がそれぞれ決定され且つRAM30内
に記憶されて、それら最高値M□′■および最低値MP
、″′nに基づいてそれぞれ最高血圧値SYSおよび最
低血圧値DIAを求めるための関係式: %式%(1) D IA=に−M、、””  +a       −・
−(2)における定数におよびaが決定される。すなわ
ち、ステップS8にて決定された実際の血圧値Hおよび
Lが最高血圧値SYSおよびDIAに代入されることに
より、定数におよびaが算出されるのである。ここで、
これら(11式および(2)式は、圧脈波の大きさの変
化に基づいて決定された最高および最低血圧値と圧脈波
の最高値および最低値との間は、それぞれ比例関係にあ
ることに基づいて成立している。したがって、定数にお
よびaは、血圧値をY軸とし旦つ圧脈波の大きさをX軸
とした場合において、傾きおよびY軸の切片をそれぞれ
表している。なお、圧脈波の大きさが零のときであって
も血圧値は必ずしも零とはならないことから、Y切片a
が加えられることによって、血圧値と圧脈波との関係が
正確なものとなる。
次に、ステップS13において、圧脈波M p Hに続
いて圧脈波が検出されているか否かが判断されて、検出
されていると判断されると、続くステップS14が実行
されて、その検出された圧脈波M、2が読み込まれると
ともに脈波M p zの最高値MPffi″″lおよび
最低値M P2 ’″”0が決定され且つRAM30内
に記↑意される。そして、ステップS15においては、
前記ステップ312において既にKおよびaが決定され
ているので、これら最高値M。
′″1Xおよび最低値M、t’″′iを前式(])およ
び(2)にそれぞれ代入することにより、最高血圧値S
YSおよび最低血圧値DIAが決定される。
続くステップS16においては、後述する割込みルーチ
ンにおいて、圧脈波検出の際に異常が発生したことを表
す異常信号が発生したか否かが判断される。異常信号が
発生したと判断されると、ステップ32以下が再び実行
されるが、発生していないと判断されると、ステップS
17が実行されて、ステップ315において決定された
最高血圧値SYSおよび最低血圧値DIAが血圧表示器
38によって表示される。ステップ31Bにおいては、
起動停止押釦が再操作されたか否かが判断される。再操
作されたと判断された場合には再びステップS1まで戻
されるが、再操作されていないと判断された場合には、
ステップS19が実行されてタイマの計数内容Tが予め
定められた計数内容T。に達したか否かが判断される。
この計数内容T。は上記ステップS12において決定さ
れた対応関係を補正するために、改めてKおよびaを決
定し直す時間間隔に対応するもので、たとえば5〜IO
分程度に設定される。したがって、計数内容TがToに
到達した場合にはステップ82以下が再び実行されるこ
ととなるが、この段階では計数内容Tは未だT。に到達
しないので、ステップ313以下が実行されて、M、2
に続く一連の脈波M、、、M、、、  ・・・・が検出
される毎に最高血圧値SYSおよび最低血圧値DIAが
決定される。
以上のようなメインルーチンが繰り返し実行される過程
において、予め定められた比較的短い一定の周期毎に、
第6図に示す割込みルーチンが逐次実行される。ステッ
プS、Slにおいては、インピーダンス脈波が検出され
ているか否かが判断されて、検出されていないと判断さ
れた場合にはメインルーチンに作動が戻されるが、イン
ピーダンス脈波が検出されたと判断されると、続くステ
ップSS2が実行されて、検出されたインピーダンス脈
波M11の振幅値が求められる。次に、ステップSS3
においては、今回検出されたインピーダンス脈波M11
の振幅値からその直前のインピーダンス脈波M+□の振
幅値を減じた差分である6M1が算出される。ステップ
S54においては、前記ステップS14において記i、
αされた圧脈波M、2の最高値M I’z’″′″8お
よび最低値M、2′″′内からその圧脈波MP2の振幅
値が決定されるとともに、圧脈波MP2の直前の圧脈波
Mp、の最高値M p 1 ’″axおよび最低値M、
 、 m i nからその圧脈波M、の振幅値が決定さ
れて、圧脈波M、tの振幅値から直前の圧脈波M p 
1の振幅値を減じた差分であるΔM、が算出される。そ
して、ステップSS5の脈波検出異常判定ルーチンが実
行されることにより、圧脈波が脈波センサ18にて正常
に検出されているか否かが判定されるのである。
すなわち、脈波検出異常判定ルーチンにおいては、第7
図に示すように、先ずステップSRIが実行されて、前
記ステップSS4にて算出された圧脈波の振幅値差分Δ
M2が予め定められた許容範囲内にあるか否かが判断さ
れる。ΔM、が予め定められた僅かな所定値αよりも小
さく且つ所定値−αよりも大きいと判断された場合、喚
言すれば圧脈波M、□の振幅値が直前の圧脈波M、の振
幅値から殆ど変化していないと判断された場合にはステ
ップSR2が実行され、ΔMpが所定値αを越えている
と判断された場合にはステップSR3が実行され、ΔM
Fが所定値−αを下回っていると判断された場合にはス
テップSR4が、それぞれ実行される。それらステップ
SR2,ステップSR3,およびステップSR4におい
ては、前記ステップSS3にて算出されたインピーダン
ス脈波の振幅値差分ΔM、が、所定値βよりも小さく所
定値−βよりも大きいか、予め定められた僅かな所定値
βを越えるか、或いは所定値−βを下回るかが判断され
て、ΔM+の変化方向がΔMpの変化方向と一致するか
否かがそれぞれ判定される。
すなわら、ステップSR2において6M1が所定値βと
−βとの間にあると判断された場合には、圧脈波の振幅
値とインピーダンス脈波の振幅値とが共に殆ど変化して
いない状態であるので、圧脈波の検出に際してノイズの
混入或いは末梢血管抵抗の変化などによる影響を受けて
いないと判定されて、脈波検出異常判定ルーチンは終了
するが、ΔM、が所定値βよりも大きいか或いは所定値
−βよりも小さい値である場合には、圧脈波の検出に際
して脈波センサ18の押圧位置のずれあるいは末梢血管
抵抗などの影響があったと判定されてステップSR5に
おいて異常信号が出力される。
また、ステップSR3において6M1が所定値βを上回
っており圧脈波の振幅値とインピーダンス脈波の振幅イ
1αとが共に正方向に変化していると判断された場合に
は、圧脈波が正常に検出されたと判定されるが、その振
幅値が殆ど変化しないか或いは負方向に変化している場
合には、圧脈波検出が異常であったと判定されてステッ
プSR6において異常信号が出力される。また、ステッ
プSR4において、ΔM、が所定値−βを下回っており
圧脈波の振幅値とインピーダンス脈波の振幅値とが共に
負方向に変化していると判断された場合には、圧脈波が
正常に検出されたと判定されるが、その振幅値が殆ど変
化しないか或いは正方向に変化している場合には、圧脈
波検出が異常であったと判定されてステップSR7にお
いて異常信号が出力されるのである。
上述のようにステップSS5の脈波検出異常判定ルーチ
ンが実行されると、第6図の割込みルーチンが終了して
第5図のメインルーチンに作動が戻される。そして、メ
インルーチンのステップ813以下が繰り返し実行され
る過程で、ステップS16において、割込みルーチンの
脈波検出異常判定ルーチンにて異常信号が出力されたと
判断されると、ステップS2以下が再び実行されて、新
たに検出された圧脈波に基づいて圧脈波と血圧値との対
応関係がステップS12において補正されるのである。
また、ステップ313以下が繰り返し実行される過程に
おいて、ステップS16の判断が否定されるとともに、
ステップS19においてタイマの計数内容TがT。に到
達したと判断されると、ステップ32以下が再び実行さ
れることにより、ステップS8において新たに決定され
た実際の最高血圧値HおよびLと、ステップ312にお
いて読み込まれた圧脈波の最高値および最低値とに基づ
いて、対応関係式(1)および(2)の定数におよび5
が再び求められ、その新たな対応関係に基づいて血圧値
が決定されるのである。
以上のように、本実施例の異常判定装置においては、ノ
イズや末梢血管抵抗の影響を受は難いインピーダンス脈
波の振幅値と、それらの影響を比較的少は易い圧脈波の
振幅値とを比較して、それら振幅値の変化方向が一致し
た場合には、圧脈波がノイズや末梢血管抵抗の影響を受
けることなく正常に検出されたと判定されるが、圧脈波
の検出時に脈波センサの押圧位置のずれなどにより影響
を受けた場合には、それらの変化方向が一致しないこと
がら圧脈波の検出が異常であったと判定される。したが
って、本実施例の異常判定装置を用いることにより、脈
波検出の異常時における対処が適切に行われ得るので、
圧脈波検出装置の脈波検出の精度が安定するのである。
またその結果、かかる圧脈波検出装置を血圧モニタ装置
に採用した場合には、脈波検出異常の判定に従って血圧
値と圧脈波との対応関係が補正されるので、血圧測定の
結果に高い信転性が得られるという効果がある。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明は他の態様にても好適に実施され得るものである
前述の実施例においては、第7図に示す脈波検出異常判
定ルーチンにて、圧脈波の振幅値の変化方向とインピー
ダンス脈波の振幅値の変化方向とが一致しない場合には
、圧脈波検出の異常と判定されていたが、たとえば、第
6図に示す割込みルーチン内にてステップSSIに次い
で、インピーダンス脈波の異常を判定するためのステッ
プを設けても良い。すなわち、非常に小さい値である前
記所定値βよりもかなり大きい値T、および前記所定値
−βよりもかなり小さい値−γをそれぞれ設定し、イン
ピーダンス脈波の振幅値が所定値γよりも小さく且つ所
定値−Tよりも大きいときにはインピーダンス脈波が正
常と判断されるが、所定値γよりも大きい場合には電極
40および42の一方或いは両方が生体から外れてノイ
ズが混入したと判断され、また所定値−丁よりも小さい
場合には電極46および4日の一方或いは両方が生体か
ら外れてインピーダンス脈波が検出されなくなったと判
断されて、インピーダンス脈波の異常が検出されるとと
もに、割込みルーチンのステップSSIまで作動が戻さ
れてインピーダンス脈波の検出が再び行われるのである
。この場合、インピーダンス脈波が異常であると判定さ
れた場合には、CPU28に接続された警報装置から警
報音などを発生させるようにしても良い。
また、前述の実施例において、圧脈波検出の異常が判定
された場合には、再度圧脈波を検出して血圧値を決定す
るとともにその血圧値に基づいて圧脈波と血圧値との関
係を補正するようにされていたが、これに替えて或いは
これに加えて、警報装置などから異常を知らせる警報を
表示したり、また、検出される圧脈波に対してノイズ除
去処理を施したりしても良い。
また、前述の実施例においては、圧脈波は生体の手首近
傍の撓骨上に位置する撓骨動脈である動脈12から採取
されていたが、生体の表皮に比較的接近して位置するた
め脈波が採取し易い他の動脈、たとえば頚動脈2足前動
脈などから採取するようにしても良い。
また、前述の実施例においては、脈波センサ18の押圧
力を40mmHg程度の目標圧力P、から所定速度で徐
々に上昇させるごとにより得られる圧脈波の大きさの変
化に基づいて実際の血圧値Hおよび!−をδIl+定し
ていたが、これに替えて、脈波センサ18が押圧する動
脈12の上流側ではない生体の一部、たとえば脈波セン
サ18が装着された側と反対側の腕の上腕部にカフを巻
回するとともにそのカフ内の圧迫圧を変化させることに
より得られる脈波に基づいて実際の血圧値を決定し、そ
の実際の血圧値から得られる対応関係に基づいて脈波セ
ンサ18から検出される圧脈波を用いて血圧値を決定す
るようにしても良い。
また、電極40.42.46.48は、脈波検出プロー
ブ10と反対側の腕に装着されても良いのである。
さらに、前述の実施例において、異常判定装置は血圧モ
ニタ装置に採用された圧脈波検出装置において用いられ
ていたが、圧脈波検出装置は圧脈波を検出してその波形
を表示するだけのものでも良く、また圧脈波を利用する
他の装置に採用されても差支えない。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である異常判定装置を備えた
圧脈波検出装置が採用された血圧モニタ装置の構成を示
す図である。第2図は第1図の脈波センサの構成を詳し
く示す正面断面図である。 第3図(a)および(b)は、第1図のハウジング内の
圧力変化、および脈波センサにより検出される圧脈波の
大きさの変化をそれぞれ経時的に示すタイムチャートで
ある。第4図は第1図における血圧表示器に表示される
血圧値のトレンドの一例を示す図である。第5図は第1
図の装置の作動を説明するフローチャートである。第6
図は第5図の作動において周期的に実行される割込みル
ーチンを示すフローチャートである。第7図は第6図の
脈波検出異常判定ルーチンの作動を説明するフローチャ
ートである。 12:動脈   18:脈波センサ 28:CPU   30:RAM 32:ROM   40,42:電極 43:差動増幅器(インピーダンス脈波検出手段)出I
頭人 コーリン電子株式会社 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 生体の動脈に押圧されることにより該動脈に発生する圧
    脈波を検出し、該圧脈波を表す圧脈波信号を出力する圧
    脈波検出装置において、該圧脈波検出の異常を判定する
    装置であって、 前記生体の表皮に貼着される電極を備え、該電極が貼着
    された部分におけるインピーダンスを連続的に検出し、
    該インピーダンスを表すインピーダンス脈波信号を出力
    するインピーダンス脈波検出手段と、 前記圧脈波信号とインピーダンス脈波信号とを比較し、
    該圧脈波信号とインピーダンス脈波信号との間の予め求
    められた関係が成立しなくなったときに前記圧脈波検出
    装置による脈波検出の異常を判定する判定手段と、 を含むことを特徴とする圧脈波検出装置の異常判定装置
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Cited By (8)

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