JPH0246613Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0246613Y2
JPH0246613Y2 JP13618084U JP13618084U JPH0246613Y2 JP H0246613 Y2 JPH0246613 Y2 JP H0246613Y2 JP 13618084 U JP13618084 U JP 13618084U JP 13618084 U JP13618084 U JP 13618084U JP H0246613 Y2 JPH0246613 Y2 JP H0246613Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inserter
rod
leg
base body
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13618084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6152056U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13618084U priority Critical patent/JPH0246613Y2/ja
Priority to AU47139/85A priority patent/AU4713985A/en
Publication of JPS6152056U publication Critical patent/JPS6152056U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0246613Y2 publication Critical patent/JPH0246613Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車のドアに装備される旋
錠装置の操作用ロツドをレバーに連結する如く、
回動するレバー等に対して軸方向に直線運動する
ロツドをレバーの回動の阻害となることなく連結
するような場合に使用されるロツドの保持具に関
する。
従来、この様なロツドの取付条件を満す保持具
の一つとして第8,9図に示すようなものが提案
されている。
ここに示した公知の保持具はロツドAを貫通状
に保持する筒状の主体101と、この主体の外周
面から垂直に延設される二又に分割され且つ外周
面に係合部103を設けた係入脚102と、この
係入脚の切割104に挿入子105を誘導するス
リツト106を有し、挿入子105には主体10
1の中空部に連通する透孔107と、上記係入脚
102の切割104に嵌入し係入脚の縮径を阻止
する楔部分108を有してなり、ロツドAの保持
に当つては先ずパネルBに穿つ取付孔109に保
持具主体の係入脚102を縮径させながら挿通
し、この係入脚を支点に自由に回動できるよう取
付けたのち、スリツト106に挿入子105を突
き入れて透孔107を主体101の中空部に連通
させると同時に、楔部分108を切割4に割込ま
せ上記係入脚の縮径を阻止し、次にロツドAを主
体101に通し透孔107を貫通させて保持させ
パネルBに対する取付けが出来るようにしてあ
る。
この保持具は上述した様に縮径可能な係入脚に
挿入子を突き入れパネルの取付孔内で任意に縮径
して抜出ないように取付けられる点でロツドの保
持具として充分目的を達するものとなつている
が、この従来の保持具は保持具主体と挿入子が別
体であつて使用に際し個々に上述した様に組合せ
なければならないことから使用に際しての作業性
が悪い欠点があり、また保管、管理の面でも不都
合があつた。
ことに自動車のドア内部に装備されるロツド装
置に組込まれる場合等では上記の作業を組立ライ
ン上で行う必要があることから、作業性の悪さが
直接ライン全体の生産性に影響し、能率を低下さ
せる問題があつた。
本考案は、この様な従来の保持具における問題
点に鑑み、これを改善すべく考案されたもので、
従来保持具本体と別体であつた挿入子をフレキシ
ブルな連結片で本体部分に連結し、一つの部品に
して挿入子の紛失をなくすと共に、この挿入子を
常に本体部分に伴わせることによつて両者の組合
せを容易にし、作業性の向上が図れるようにした
ロツドの保持具を提供することにある。
また、本考案は保持具の本体部分に挿入子を仮
係止状態に組付けられるようにしてロツドの装着
作業に伴わせてこの挿入子を二又の係入脚内に突
入させ、係入脚の縮径を阻止してその取付けを完
了させられるようにしたロツドの保持具を提供す
ることにある。
また、本考案は挿入子を含む保持具の全体を一
体成形可能にして製造性の優れた、しかも製品の
管理、取扱いが容易なロツドの保持具を提供する
ことにある。
以下、本考案を図示する実施例につき説明し、
その他の特徴を併せて説明する。
第1図は本考案に係るロツドの保持具の展開し
た状態の平面図で、第2図は上図の正面図、第3
図は同じく右側面図、第4図は同じく左側面図で
ある。
1は保持具の基体で、2は基体の上面にロツド
Aを受け入れられる間隔をおいて対向状に起立せ
しめたロツドの保持片、3はこの保持片2の直下
に位置するよう基体1の下面から垂設した係入
脚、4は基体から延設する柔軟性を有する帯片状
の連結片5を介して連設した挿入子であり、6は
同じく肉薄のヒンジ部7を介して基体1に連設し
たロツドの抜出しを防止するキヤツプである。
本考案に係る保持具はナイロン樹脂の如く成形
後において多少の柔軟性、弾性を有した熱可塑性
の合成樹脂を材料に一体成形されるもので、この
実施例では基体1を肉厚な方形状の板形に形成し
て対をなす保持片2,2はこの基体の上面中央部
に壁の如く向い合せに起立させてある。
保持片2,2は相対向する面の高さの途中に山
形に突き出す係止爪8,8を備え、両片の間にロ
ツドAを収める保持部9を設け、上端に近い外側
面にはキヤツプ6を掛止める爪10,10を設け
ている。この向い合つた保持片には図示するよう
にそれぞれ中央部に縦のスリツト11が入れられ
2分されており、スリツト11はそのまゝ下に延
びて基体1を貫通し係入脚3に達するものとなつ
ている。
保持片2,2の直下に位置して設けられる係入
脚3は脚端から縦に切込む切割12によつて二又
状に分割され、この切割によつて縮径可能になつ
ている。そして、脚端に近い外周面には後述する
パネルBの取付孔bに掛止める係合部13が設け
てある。
ところで、上記係入脚を分割する切割12は前
記基体を貫通して設けられるスリツト11と連通
しており、このスリツト11を通して突き入れら
れる挿入子4を導き入れられるようになつてい
る。
挿入子4は上記スリツト11を通過できる板状
に形成してあり、中央部には縦方向に略円形状を
なす膨み部14を備えている。この挿入子は第1
図及び第2図において示されるようにこの実施例
では前記スリツト11の切込みと向きを一致する
ように基体1の端縁から延設する連結片5によつ
て連結され、この連結片を折曲げて保持片2の上
方から臨ませることによつて容易にスリツト間に
差し込めるようにしてある。
尚、膨み部14はスリツトに連通する挿入脚の
切割12の中心部に沿つて縦に設ける円形のガイ
ド凹部15に対応させて設けた位置合せ手段で、
スリツト11を通して挿入子4を切割12に挿入
するとき、上方から単に押込むだけで正確に係入
脚間に割込むようになつている。
キヤツプ6は保持片2,2間にロツドAを割込
ませたのち、この保持状態を確実にするための手
段で、起立する2つの保持片2,2を抱持できる
大きさの門形に形成して対立する2片16,16
の中央部には窓を開設し、この窓の中に内方に向
けて爪17を突出す係入片18を設けている。
このキヤツプ6はヒンジ部7を折曲げて保持片
2,2上に被せ、押付けることによつてこの保持
片を抱え込み、この保持片に設けた爪10を上記
係入片18に掛止め、保持片の開放を拘束する。
さて、本考案の保持具は上述の様に構成される
もので、製造時には第1乃至第4図に示した展開
状態の姿において製造し、射出成形機による一体
的成形を可能とする。そして、これの使用に当つ
ては最初に連結片5を介して連設した挿入子4を
折返すようにして保持片2,2の上方からスリツ
ト11間に差し入れ、先端が基体1の部分に達し
たところで止め、仮止め状態にしておく(第6図
参照)。
この挿入子の仮止めは使用時の作業性を高める
上で有効であり、保管及び製品の管理時にはこの
状態にしておくとよい。
次に、実際の取付けは先ずパネルBに穿つ取付
孔bに係入脚3を押入れて係合部13を掛け止め
仮係止状態を得たのち、予じめ挿入子4を割込ま
せた保持片2,2間に第6図に示した様にロツド
Aを臨ませ、両片を押開きながら保持部9に嵌め
付け、これを抱持状に固定する。このとき、予じ
めスリツト11に差し込まれた挿入子4はロツド
Aの押込みに伴つて更に押込まれスリツトに続く
切割12へと侵入し、取付孔bに係入した係入脚
3の中に埋入されてこれの縮径を不能とし、パネ
ルBからの抜出しを阻止することになる。
その後、保持片2,2の上にキヤツプ6を被せ
前述した如く爪10に係入片18を掛止めて保持
片の開放を拘束し、保持部9に収めたロツドを固
定する(第7図参照)。
以上の様に、本考案の保持具は挿入子4の切割
への嵌入によつて係入脚3の引抜きを不能にして
確実な係止が得られることから簡単な引抜きによ
つてパネルから脱れることがなく、この係入脚を
支点に回動させても、充分係止状態を保つことが
できるものとなつている。
そして、係入脚を拘束する挿入子4は連結片5
によつて本体たる基体1に連結され一体であるた
め従来のこの種保持具の様に紛失することもな
く、また、多少の剛性を有する連結片が支えとな
つていることから、これを案内にスリツトに臨ま
せると、向きを一定に保つたまゝ先端からスリツ
トに入り込むことから極めて円滑に両者の組合せ
が得られ、作業を容易にする利点がある。
そして、更に本考案においては前述した様に挿
入子4を仮止めにしておくことによつて、ロツド
Aの取付けに当り、係入脚3をパネルの取付孔b
に係入したのち保持片間にロツドを割込ませるだ
けで切割12に自動的に埋入させ係入脚3の縮径
を拘束できるため、極めて迅速な作業ができる利
点がある。
勿論、前記実施例においてキヤツプ6はヒンジ
部7を支点に折返し被せる如く押圧すれば保持片
に嵌着できるので、作業上の利点は大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は展開した状態の平面図、第2図は同じく正面
図、第3図は同じく右側面図、第4図は同じく左
側面図、第5図は要部の底面図、第6図は挿入子
を仮止めした状態の正面図、第7図は使用状態を
説明する正面図で、第8図は従来例の分割状態を
示す断面図、第9図は同じく使用状態を示す断面
図である。 1……基体、2……保持片、3……係入脚、4
……挿入子、5……連結片、11……スリツト、
12……切割、13……係合部、A……ロツド、
B……パネル、b……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体と、基体の上面に起立し対向面に係止爪を
    備えた対のロツド保持片と、基体の下面から上記
    保持片の直下に位置するように垂設され且つ縦の
    切割によつて二又に分割されると共に周面に係合
    部を備えてなる縮径可能な係入脚と、撓み性を有
    した連結片を介して前記基体に連設される上記係
    入脚の縮径を拘束する挿入子と、前記対の保持片
    を二分し且つ前記基体を貫いて前記係入脚の縦の
    切割に連通する前記挿入子を誘導するためのスリ
    ツトとを有してなるロツドの保持具。
JP13618084U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0246613Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13618084U JPH0246613Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10
AU47139/85A AU4713985A (en) 1984-09-10 1985-09-06 Rod support device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13618084U JPH0246613Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6152056U JPS6152056U (ja) 1986-04-08
JPH0246613Y2 true JPH0246613Y2 (ja) 1990-12-07

Family

ID=15169203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13618084U Expired JPH0246613Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0246613Y2 (ja)
AU (1) AU4713985A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU626479B2 (en) * 1989-12-12 1992-07-30 W.A. Deutsher Pty Ltd Two part fastener
JP5109541B2 (ja) * 2007-09-11 2012-12-26 タカタ株式会社 ステアリングホイール組立体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6152056U (ja) 1986-04-08
AU4713985A (en) 1986-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577276Y2 (ja) マット状物の止め具
JP3947617B2 (ja) 防振保持具
US3423055A (en) Plastic fastener and cable support
JPH03109257U (ja)
US20080141501A1 (en) Clip
JPH05164120A (ja) 止め具
JPS6123575Y2 (ja)
JPH0246613Y2 (ja)
US3993410A (en) Rod retainer
EP0215561A2 (en) Two-part plastics clip
JPH025126Y2 (ja)
JP4253402B2 (ja) クリップ
JPS634807Y2 (ja)
JP4213336B2 (ja) 固定クリップ
JPH0632486Y2 (ja) 止着装置
JPH0310404Y2 (ja)
JPH03111Y2 (ja)
JPH0143531Y2 (ja)
JPH0319604Y2 (ja)
JPH0443615Y2 (ja)
JPS5821300Y2 (ja) ワイヤハ−ネスプロテクタ
JPH0347954Y2 (ja)
JPH0211762B2 (ja)
JPH0546612Y2 (ja)
JPH065218Y2 (ja) 自動車の窓ガラス受け具