JPH0246585B2 - Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen - Google Patents

Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen

Info

Publication number
JPH0246585B2
JPH0246585B2 JP6168580A JP6168580A JPH0246585B2 JP H0246585 B2 JPH0246585 B2 JP H0246585B2 JP 6168580 A JP6168580 A JP 6168580A JP 6168580 A JP6168580 A JP 6168580A JP H0246585 B2 JPH0246585 B2 JP H0246585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
add
water
mmol
methanol
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6168580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56158778A (en
Inventor
Hiroshi Hayashi
Koji Shimojima
Takashi Shirai
Torao Ishida
Mitsuru Shibukawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP6168580A priority Critical patent/JPH0246585B2/ja
Priority to GB8022059A priority patent/GB2058047B/en
Priority to FR8015179A priority patent/FR2476085B1/fr
Priority to NLAANVRAGE8003985,A priority patent/NL187069C/xx
Priority to IT49209/80A priority patent/IT1195309B/it
Priority to CH5281/80A priority patent/CH654005A5/fr
Priority to DE19803026214 priority patent/DE3026214A1/de
Priority to US06/167,581 priority patent/US4393225A/en
Publication of JPS56158778A publication Critical patent/JPS56158778A/ja
Publication of JPH0246585B2 publication Critical patent/JPH0246585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な化合物AI―77類のアミド誘
導体ならびにその医薬的に許容される塩に関す
る。 このAI―77類のアミド誘導体は、次の一般式
〔〕で示されるものである。 (式中、YはNHR4またはZと合してCとCとの
結合手を、ZはHまたはYと合してCとCとの結
合手を、R1,R2とR4は各々独立にH、R′、―
CH2R、―CORを表わし、R3はH、Rまたは
CH2Rを表わす。Rはメチル、エチル、n―プロ
ピル、n―ブチル、n―ペンチル、n―ヘキシ
ル、n―ヘプチル、n―オクチル、n―ウンデシ
ル、n―ヘプタデシル、イソプロピル、2―メチ
ル―プロピル、2―メチル―ブチル、2―プロピ
ル―ペンチル、4―エチル―ヘプチル、2・6.10
―トリメチル―テトラデカニル、ビニル、アリル
―1―プロペニル、2―プロペニル、2―ブテニ
ル、1・3―ブタジエニル、2―ペンテニル、8
―ヘプタデセニル、2―メチル―アリル、2・6
―ジメチル―2・6―ヘプタジニル、2・6・9
―トリメチル―2・6・9―トリデカトリエニ
ル、フエニル、ナフチル、アズレニル、ノルボル
ネン、ノルボルナン、カンフアー、アダマントイ
ル、サイクロプロピル、サイクロブチル、サイク
ロペンチル、サイクロヘキシル、サイクロヘプチ
ル、サイクロオクチル、ベンジル、フエネチル、
2―フエニルプロピル、ナフチルメチル、ナフチ
ルエチル、2・4―ジメチル―イソプロピル―ア
ズレニル、フリル、ジヒドロフリル、テトラヒド
ロフリル、ピラニル、ジヒドロピラニル、チエニ
ル、テトラゾリル、ピロリル、ピロリジニル、キ
ノリル、インドリル、インドリニル、ピペリジ
ル、モルホリニル、ピリジル、オキサゾリル、オ
キサゾリジニル、チアゾリル、チアゾリジニル、
ならびに上記炭化水素の塩素、臭素、弗素、オキ
ソ、カルボキシル、ヒドロキシル、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、イソプロピ
ル、3―メチル―ブチル、イソブチレン、プロピ
レン、アセチレン、フエニル、ナフチル、アズレ
ニル、トロポイル、サイクロプロピル、サイクロ
ブチル、サイクロペンチル、サイクロヘキシル、
サイクロヘプチル、サイクロオクチル、ベンジ
ル、フエネチル、2―フエニルプロピル、ナフチ
ルメチル、p―(3―メチル)ブチルフエニル、
メトキシ、エトキシ、ペントキシ、3―メチル―
ブトキシ、3―メチル―2―ブテノキシ、メチル
チオ、エチルチオ、3―メチル―ブチルチオ、ペ
ンチルチオ、メトキシカルボニル、ペントキシカ
ルボニル、イソブトキシカルボニル、アセチルオ
キシ、プロピオニルオキシ、ペンタノイルオキ
シ、ヘキサノイルオキシ、クロトノイルオキシ、
アセチル、プロピオニル、ヘキサノイル、3―メ
チル―ブタノイル、フリル、ジヒドロフリル、テ
トラヒドロフリル、ピラニル、ジヒドロピラニ
ル、チエニル、テトラゾリル、ピロリル、ピロリ
ジニル、キノリル、インドリル、インドリニル、
ピペリジノ、モルホリノ、ピリジル、オキサゾリ
ル、オキサゾリジニル、チアゾリル、チアゾリジ
ニル等の一つまたは二つ以上の基で置換されたも
のから成る群から選ばれる基を、R′はRの中で
不飽和炭素または三級炭素として一般式〔〕の
OまたはNに直接結合する基以外の基を表わす。
ただし、R1,R2,R3およびR4が同時にHである
化合物を除く。) 本発明者らは、新規な抗潰瘍剤の創製を目的と
して鋭意研究を重ねてきたが、一般式〔〕で示
される化合物が実験動物に顕著な抗潰活性を発現
することを見出し、本発明を完成するに到つた。 本発明の新規な化合物AI―77類のアミド誘導
体は、前記一般式〔〕に示した化合物であり、
Rは前記のとおりであるが、これらの置換基の中
で直鎖アルキルの置換基としては、ハロゲン、オ
キソ、カルボキシ、アルコキシ、チオアルコキ
シ、カルボアルコキシ、アシルオキシ、単環式脂
肪族、芳香脂肪族、芳香族、複素環基に含まれる
ものが好ましく、分岐アルキルの置換基として
は、ハロゲン、アルコオキシ、チオアルコキシ基
に含まれるものが好ましく、芳香族基の置換基と
しては、アルキル、アルコオキシ、チオアルコオ
キシ、ハイドロキシ、アシルオキシ、カーボアル
コキシに含まれるものが好ましい。またこれらの
基は、芳香脂肪族の芳香基の置換基としても好ま
しい。単環式脂肪族の置換基としては、オキソ、
カルボキシル、アルキル、アルコキシル、カーボ
アルコキシル、アシルオキシル基に含まれるもの
が好ましい。複素環の置換基としては、アルキ
ル、アルコキシル、アシル、カルボキシル基に含
まれるものが好ましい。 またこれらのAI―77類のアミド誘導体は、医
薬的に許容される塩、例えばハロゲン化水素酸、
リン酸、硫酸、シユウ酸、マレイン酸、ドデシル
硫酸等の有機スルフオン酸などの塩にしてもさし
つかえない。 一般式〔〕で示される化合物は、下記の式で
示されるAI―77―BとAI―77―Fおよびそれか
ら誘導される一般式〔a〕および〔a〕の化
合物から合成される。 (式中、R1,R2,R4は一般式〔〕で示された
R1,R2,R4と同じ基を表わす。) AI―77―Bは本発明者らによつて新たに土壌
から分離され、バチルス、ブミルスに属する菌株
と同定されたAI―77株「工業技術院第4066号」
を培地に好気的に培養することにより、その培養
液中に蓄積されるから、その培養液より採取する
ことができる。AI―77―FはAI―77―Bより化
学的に合成することができる。培養法、合成法の
詳細は後に記す。 次に上記したAI―77―BおよびAI―77―Fの
理化学的性状について述べる。 【表】 【表】 AI―77―Bの質量分析値、紫外吸収値、赤外
吸収値、NMR等を第1表に示し、溶解性は、
水、メタノール、ジメチルホルムアミド、ジムチ
ルスルホキシドに易溶で、その他の低級アルコー
ル、ジオキサン、テトラヒドロフランにやゝ難溶
で、酢酸エチル、クロロホルム、エーテル、ヘキ
サンおよびベンゼンに殆んど解けない。安定性
は、水溶液はアルカリに不安定で、室温でも徐々
にラクトンの水解が進行する。 AI―77―Fの質量分析値、紫外吸収値、赤外
吸収値、NMRを第2表に示し、溶解性は、酢酸
エチル、クロホルム、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドに易溶で、低級アルコール
類、ジオキサンいやゝ難溶となり、水、ヘキサ
ン、ベンゼンに殆んど解けない。安定性はAI―
77―Bと同様アルカリに不安定である。 培養にはバチルス属の菌株の培養に関する一般
的知識が適用される。即ち、窒素源、炭素源、無
機塩、ビタミン、アミノ酸、核酸関連物質等、該
微生物の成育に必要な物質を含んだ培地に25〜40
℃で好気的に行なわれる。大規模に培養を行うに
は、通気撹拌培養を行うのが有利である。 なお、AI―77株(工業技術院第4066号)の菌
学的性質は下記の通りである。 菌学的性質 a) 各種培地上における生育状態 肉汁;培地はほとんど均一に混濁して皮膜
はつくならい。 肉汁寒天培地;コロニーの周辺はおゝむね
smooth型を呈するが、特にはrough型を呈
し、扁平に拡がる。色は不透明ないし半透明
で、アイボリー色から白色を経てクリーム色
となる。色素はつくらない。 グルコース肉汁寒天培地;肉汁寒天培地よ
り生育は良好、外観は肉汁寒天培地に同じ。 ゼラチン培地;緩慢に液化する。 ペプトン水;生育はやゝ抑制され、全体が
やゝ混濁する。 リトマスミルク;ミルクを凝固しない。ペ
プトン化もしない。リトマスの変色も認めら
れない。 バレイシヨ培地;淡黄褐色に拡がつて生育
し、細かな皺を生ずる。 グルコース肉汁寒天培地における形態学的性
状は0.5〜0.9×2.0〜5.0μの大きさの短桿状を呈
し、グラム変化性で楕円状ないし円筒状の胞子
をつくる。胞子はおゝむね中央に位置し、ふく
らみは明瞭でない。 b) 生理的性質 最適生育条件;PH5〜PH8、27〜35℃好気
性。 生育しうる条件;PH5.0〜10.0、10〜55℃。 グラム染色性;変化性がある。 抗酸性;なし メチルレツド試験;陽性 フオーゲス・ブロスカウエル反応;陽性 インドールの生成は認められない。 硫化水素の生成はほとんど認められない。 アンモニアの生成は認められない。 硝酸塩の還元は認められない。 カタラーゼの生成は旺盛である。 ゼラチンをゆるやかに液化する。 澱粉を加水分解しない。 クエン酸を利用する。 7%食塩培養液に生育する。 メチレンブルーを還元しない。 尿素の利用性は微弱である。 c) 炭素源の利用性 フラクトース、サツカロース、グルコース、
マンニツトを利用して酸を生成する。マンノー
ス、トレハロースもわずかに利用して酸を生成
する。アラビノース、キシロース、ガラクトー
ス、ラクトース、マルトース、ラフイノース、
ソルビツト、イノシツト、グリセロール、α―
メチルグルコシツド、イヌリン、デキストリ
ン、デンプン、繊維素は利用しない。いずれの
炭素源からもガスの発生は認められない。 上記の諸性質をBergey′s manual of
Determinative Bacteriology7版および8版に照
合すると、本菌はアラビノース、キシロースから
酸を生成しないし、牛乳のペプトン化も凝固も起
きさない等の点で多少の相違点はあるが、おゝむ
ねバチルス・プミルスの性質に一致している。し
たがつて、本菌をバチルス・プミルスに属する一
菌株と判定したが、同一の既知の菌株が存在しな
いので、バチルス・プミルスAI―77と命名した。
本菌株は工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
番号第4066号として寄託されている。本発明にお
いて、のバチルス・プミルスAI―77株のすべて
の天然および人工変異株のうち、AI―77類の生
産性を有する株はすべて用いることができる。 本発明の方法におけるAI―77―Bの培養によ
る生産と培養物からの採取工程は、後述する特定
の手段を利用することにより実施される。即ち
AI―77―Bは、その生産菌を該菌が必要とする
栄養源を含む培養液に所定時間、好気的に培養す
ることにより培養液中に畜積されるから、AI―
77―Bの理化学的性質を利用して、その培養液か
ら種々の精製手段を組合せて採取される。 発酵に用いられる栄養源としては、炭素源、窒
素源、無機塩類、その他必要に応じてビタミン
類、アミノ酸類および使用菌の生育に必要な諸栄
養因子が使用される。炭素源としては例えば、グ
ルコース、シユウクロース、フラクトース、マン
ニトール、有機酸、糖蜜、澱粉類、グリセリンな
ど、窒素源としては例えば、コーン・スチーブ・
リカー、大豆粉、フアマメデイア、酵母エキス、
肉エキス、ペプトンやカザミノ酸等の蛋白水解
物、アミノ酸、アンモニウム塩など、無機塩とし
ては例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、鉄等の金属イオン、アンモニ
ウム、リン酸、硫酸、塩素、カルボン酸等のイオ
ンを含む塩が使用される。生産菌の生育に必要な
必須栄養要素も培地に含まれる必要があり、ビタ
ミン類、アミノ酸類、核酸関連要素が必要に応じ
て添加される。 AI―77―B生産菌は種々の条件で生育する。
例えば、この微生物は広範囲の初期PHを有する
種々の培地に生育しうる。しかし、発酵を開始す
る培地のPHは6〜8、好ましくはPH6〜7で、一
般に培地のPHは微生物の生育にしたがつて多少変
動する。培養温度は25〜40℃で好気的に60時間〜
96時間行われる。 本発明のAI―77類生産菌は、寒天斜面上、振
盪フラスコ中、中型ないしは大型発酵タンク内で
培養することができる。大量生産には通気撹拌の
発酵条件が好ましい。通気撹拌の好気的な培養条
件では、シリコン、ポリプロピレングリコール誘
導体などの消泡剤を培地に加えることがAI―77
―B成分の蓄積量を増大させるのに有効な場合も
ある。発酵の経過に関してAI―77―Bの生産量
は、培養液の314mμにおける紫外部吸収の増加
によつて追跡することができる。 好気的発酵条件下で生産したAI―77―Bは、
主として発酵培地から各々の理化学的性質を利用
して、イオン交換樹脂、マクロ網状樹脂、ゲル
過剤、吸着剤等を使用したクロマトや溶媒抽出等
を組合せて単離することができる。即ち好気的に
48〜96時間培養した培養液をマクロ網状樹脂、
例えばローム・アンド・ハース社製アンバーライ
トXAD―2またはXAD―4あるいは三菱化成製
ダイアイオンHP―系に吸着させ、水および有機
溶媒あるいは両者の混合溶媒を用いて溶出する。
有機溶媒としては、特に水と親和性のあるC1
C4のアルコール類、アセトン、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等を使用することができる。例
えばメタノールを30%以上含有した水によりAI
―77―Bはマクロ網状樹脂XAD―2から脱離さ
れるから、この溶離液を減圧下に濃縮するとAI
―77―Bの粗標品が得られる。マクロ網状樹脂に
よる精製を繰返すことにより、あるいは熱水また
はメタノールから再結晶させることにより、純度
の高いAI―77―Bの結晶を得ることができる。 次に一般式〔a〕およびAI―77―Fと一般
式〔〕の化合物の合成法について説明する。 下記の〜は、一般式〔a〕で示される化
合物(式中、R1,R2,R4は前記と同じ)の製法
である。 一般式〔a〕でR1とR2がHであり、R4
RCO―である化合物〔a―1〕は、前述の
AI―77―Bを一般的なアシル化法によりアシ
ル化することにより得られ、生成物は原料と生
成物の紫外線吸収、赤外線吸収、NMR、質量
分析法の比較等で確認される。この確認法は
以降の合成法にも使用される。代表的なアシル
化法は、酸無水物〔(RCO)2O〕あるいは酸ク
ロライド(RCOCl)でアシル化する方法、も
しくは酸(RCOOH)と脱水縮合剤(例えばジ
シクロヘキシルカルボジイミド等)の方法でア
シル化する。アシル化剤の添加量を1〜2倍モ
ルとして、0〜25℃で反応を行うことにより、
R4に選択性高くアシル基を導入することがで
きる。 一般式〔a〕においてR1がHで、R2
RCO―で、R4がRCO―である化合物〔a―
2〕は、前記の〔a―1〕をピリジン溶媒中
過剰(〔a―1〕に対し3〜20倍モル)の酸
無水物〔(RCO)2O〕を加え、触媒としてルイ
ス酸を用い、25〜80℃で反応させることにより
得られる。アシル化剤として酸クロライドを用
いる場合は、ピリジン溶媒中〔a―1〕に対
して1〜5倍モルの酸クロライドを使用して、
室温から40℃で反応を行う。 一般式〔a〕でR1がRCO―で、R2がRCO
―で、R4がRCO―である化合物〔a―3〕
は、前記の〔a―2〕をより強いアシル化
法によりアシル化すること、即ち前記の〔a
―2〕をピリジンあるいは三級アミンと非プロ
トン性溶媒中40〜100℃で、1〜30倍モルの酸
無水物〔(RCO)2O〕または酸クロライド
(RCOCl)と反応させることにより得られる。 〜に示した如く一般式〔a〕の化合物
のR1,R2,R4へのアシル基の導入における反
応速度はR4が最大で、次いでR2,R1の順序で
各々選択性高く導入することができる。 一般式〔a〕でR1がRCO―で、R2がHで、
R4がRCO―である化合物〔a―4〕は、前
記の〔a―1〕の化合物を不活性溶媒好まし
くは非プロトン性極性溶媒とピリジンあるいは
三級アミン中に溶解し、カーボベンゾオキシク
ロライドを1.5〜15モル添加して、室温〜80℃
で反応することにより選択性高くアルコール性
OH基にカーボンベンゾオキシ基を導入でき
る。得られた化合物を一般的なアシル化法、例
えば過剰(1〜30倍モル)の酸無水物
〔(RCO)2O〕をピリジンあるいは三級アミンと
非プロトン性溶媒中40〜100℃で反応させる。
このものを通常の接触還元により、カーボンベ
ンゾオキシ基をはずして化合物〔a―4〕を
得る。 一般式〔a〕でR1がR′または―CH2Rで、
R2がHで、R4がRCO―である化合物〔a―
5〕は、前記〔a―1〕を不活性溶媒、場合
により少量のアルコールを加えた溶媒に溶解
し、過剰のジアゾ化合物(R′N2)または
(RCH2N2)と反応させてフエノール性―OH
基に接触なしに選択性高くR′基またはRCH2
を導入することができる。 本発明に用いるジアゾ化合物は文献に知られ
ている(Organic functional group
preparations,Academic press,New york
and London,1968P388〜407)。また本発明に
必要なR′N2またはRCH2N2のその他の化合物
は、同様の方法で製造することができる。 一般式〔a〕でR1がR′または―CH2Rで、
R2がRCO、R4がRCOである化合物〔a―
6〕は、前記の〔a―2〕の化合物にジアゾ
化合物(R′N2)を前記と同様に反応させる
ことによるか、前記化合物〔a―5〕をアシ
ル化することにより得られる。 一般式〔a〕でR1がR′または―CH2Rで、
R2がR′または―CH2R、R4がRCO―である化
合物〔a―7〕は、前記〔a―5〕の化合
物をジアゾ化合物(R′N2)またはRCH2N2
触媒(フツ化ホウ素エーテラート)を加えるこ
とにより、アルコール性―OH基にアルキル基
を導入して合成する。 やで示されるように、前記〔a―1〕
の化合物をジアゾ化合物(R′N2)または
RCH2N2のみで、フエノール性―OH基に先ず
アルキル基が選択性高く導入され、次いで触媒
(フツ化ホカ素エーテラート)を併用すること
により、アルコール性―OH基にアルキル基を
導入することができる。 一般式〔a〕がR1がH,R2がR′または
RCH2、R4がRCO―である化合物〔a―8〕
は、前記の〔a―1〕の化合物からに述べ
た反応により、フエニルジアゾメタンを用いて
フエノール性OH基に保護基としてベンジル基
を導入し、で示した反応を用いてアルコール
性OH基にアルキル基を導入した後、一般的接
触還元法により、ベンジル基をはずすことによ
り合成することができる。 一般式〔a〕でR1がRCO―、R2がR′また
はRCH2、R4がRCO―である化合物〔a―
9〕は、前記の〔a―8〕の化合物をの反
応と同様にしてフエノール性OH基をアシル化
することにより合成できる。 一般式〔a〕でR1がH,R2がRCO、R4
Hの化合物〔a―10〕は、次のように合成さ
れる。即ちAI―77―Bを2〜3倍モルのカー
ボベンゾオキシクロライドと三級アミンの存在
下に室温で反応させると、R4がRh―CH2
OOC―となる。この化合物をに示したと同
様にしてアルコール性OH基をアシル化し、R1
がH、R2がPCO―、R4がPh―CH2―OOC―と
し、次で、これを接触還元することにより〔
a―10〕を合成する。 一般式〔a〕でR1がRCO―、R4がRCO
―、R4がHの化合物〔a―11〕は、次のよ
うに合成される。 前記のの反応でR1がH、R2がRCO―、R4
がPh―CH2―OOC―である中間化合物をに
示したと同様にR1をアシル化し、次いで、こ
れを接触還元することにより得られる。 一般式〔a〕でR1が―COR、R2がH、R4
がHである化合物〔a―12〕の合成法は、次
の方法により合成できる。即ち第一の方法は、
AI―77―Bと5〜30倍モルのカーボンベンゾ
オキシクロライドを三級アミンの存在下に室温
〜80℃で反応させると、R2とR4とが
【式】となる。これをに示したと 同様にR1をアシル化し、次いで接触還元し目
的化合物とする。第二の方法は、AI―77―B
を5〜30倍のトリクロルアセチルクロライドを
用い、三級アミンの存在下に室温〜80℃で反応
させて、R1がH、R2が―COCCl3、R4が―
COCCl3の化合物を得て、これをで示したと
同様にしてR1を―CORとした後、アルカリを
用いPH8〜12の範囲で適宜選択されたPH範囲を
保持しながら2〜24時間室温で加水分解を行
う。次いで、後述のに示すラクトン化の条件
にしたがい、酸性にして溶媒を留去することに
より〔a―12〕の化合物が合成できる。 一般式〔a〕でR1がR′またはRCH2、R2
がH、R4がHの化合物〔a―13〕は、例え
ばAI―77―Bよりの反応にしたがいR4を―
COCCl3とし、次での反応にしたがいR1
R′とし、得られる化合物を、前記の第2の
反応の段階のアルカリ加水分解法、ラクトン化
法にしたがつてて反応させることにより得られ
る。 一般式〔a〕でR1がR′またはRCH2、R2
がRCO―、R4がHの化合物〔a―14〕は、
次のいずれかの方法で合成できる。 第一の方法は、AI―77―Bをの方法でR2
を―COCCl3とし、次での方法でR2をRCO―
とし、次での方法でR1をR′またはRCH2とし
て得られるR1がR′またはRCH2、R2がRCO―、
R4がCl3CCO―の化合物を合成し、上記と同
様にアルカリ加水分解、ラクトン化することに
より目的化合物とする。第二の方法は、前記
の反応途中で得られるR1がH、R2がRCO―、
R4がPh―CH2―OOC―である化合物をで示
した方法でR1をR′またはRC2とした後、接触還
元で脱離反応を行うことにより目的化合物とす
る方法である。 一般式〔a〕でR1がR′またはRCH2、F2
R′またはRCH2、R4がHである化合物〔a―
15〕は、例えばAI―77―Bよりの反応にし
たがいR4を―COCCl3とし、次いでの反応に
したがいR1をR′またはRCH2とし、次での反
応によりR2をR′またはRCH2とし、得られる化
合物をアルカリを用い、PH8〜12の範囲で適宜
選択されたPH範囲を保持しながら2〜24時間室
温で加水分解を行う。次いで後述のに示すラ
クトン化の条件にしたがい、酸性にして溶媒を
留去することにより〔a―15〕の化合物が得
られる。 一般式〔a〕でR1がH、R2がR′または
RCH2、R4がHである化合物〔a―16〕は、
次のようにして合成することができる。第一の
方法は、AI―77―Bを2〜3倍モルのカーボ
ベンゾオキシクロライドと三級アミンの存在下
に室温で反応させ、R4をPh―CH2―OOC―と
し、次で、これにフエニルジアゾメタンの過剰
量を加えてR1にベンジル基を導入し、さらに
ジアゾ化合物(R′N2)または(RCH2N2)を
フツ化ホウ素エーテラートの存在下に反応さ
せ、R2をR′またはRCH2とし、次いで接触還元
してベンジル基とカーボベンゾオキシル基を離
脱させて目的化合物とする。第二の方法は、前
述したの方法にしたがいR1とR4をともにト
リクロルアセチル化し、次いでフツ化ホウ素エ
ーテラートの存在下にジアゾ化合物(R′N2
または(RCH2N2)と反応させて、R2をR′ま
たはRCH2とした後、アルカリで加水分解し目
的化合物とする方法である。 一般式(a〕でR1がRCO―、R2がR′また
はRCH2、R4がHである化合物〔a―17〕
は、次の方法で合成できる。第一の方法は、前
記の方法によりR1がRCO―、R2がR′または
RCH2、R4が―COCCl3である化合物を合成し、
で示したようにアルカリで加水分解し、ラク
トン化することにより目的化合物を合成でき
る。第二の方法は、前記の〔a―16〕の化合
物を2〜3倍モルのカーベンゾオキシクロライ
ドと三級アミンの存在下に室温で反応させ、
R4をカーボベンゾオキシル基とし、次いで
で示した方法でR1をアシル基とし、次いで接
触還元してカーボベンゾオキシル基を脱離すれ
ば目的化合物が合成される。 一般式〔a〕でR1がHで、R2がHで、R4
が―CH2Rである化合物〔a―18〕は、前記
の〔a―1〕の化合物から合成できる。 〔a―1〕の化合物のジクロルメタンに溶
解もしくは分散して、トリエチルオキソニウム
テトラフルオロボレートのジクロルメタン溶液
を1〜2倍モル添加して室温にて1時間から24
時間反応させると、R4のアミド部分に高い選
択性を持つてイミノエーテルをつくることがで
きる。これを単離または単離することなく溶媒
をジクロルメタンから乾燥エタノールに交換
し、加えたトリエチルオキソニウムテトラフル
オロボレートに対して1〜3倍モル、望ましく
は1.5〜2倍モルのソジウムボロンハイドライ
ドを氷冷下に加え、5〜30分反応させた後、鉱
酸で酸性にすることにより〔a―18〕の化合
物を合成することができる。 この反応で〔a―1〕とトリエチルオキソ
ニウムテトラフルオロボレートの反応において
2個のアミド基があるにもかゝわらず、上記の
条件では―NHCORのアミド基に高い選択性を
もつて反応させることができることは驚くべき
ことである。またフエノール性―OH基やアル
コール性―OH基に対する保護基の導入も必要
としないことが判明した。 一般式〔a〕でR4がR―CH2―であると
その他の化合物〔a―19〕〜〔a―26〕
は、それぞれR1とR2が目的化合物と同一であ
り、R4がRCO―である化合物〔a―2〕〜
〔a―9〕より、上記と同様な反応を経由
して合成できる。 【表】 一般式〔a〕でR1がH、R2がH、R4
R′である〔a―27〕の化合物は、次の方法
でも合成できる。即ちAI―77―Bを非プロト
ン性極性溶媒、例えばジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド等に溶解し、2.5〜30倍
モルのRW(Wはハロゲンを意味し、望ましく
はヨード基を意味する)を加え、0〜70℃に反
応させると〔a―27〕が得られる。 一般式〔a〕でR4がRである他の化合物
は、と同様にして合成される。 即ち下記の化合物〔a―28〕〜〔a―
35〕は、それぞれR1とR2が目的化合物と同一
であり、R4がHである化合物〔a―10〕〜
〔a―17〕より合成される。 【表】 次にAI―77―BからAI―77―F(が該当)
および一般式〔a〕で示される化合物〔式中
R1,R2は前記と同じ(〓〓が該当)〕の製法につ
いて記す。 AI―77―FはAI―77―Bとハロゲン化アル
キルを極性溶媒中、加温することにより容易に
得られる。AI―77―Bを極性溶媒、たとえば、
N,N―ジメチルホルムアミド、N,N―ジメ
チルアセトアミド、N―メチルピロリドン、ヘ
キサメチルホスホロトリアミド等に溶解または
懸濁し、ハロゲン化アルキル、たとえば、ヨウ
化メチル、ヨウ化エチル等を水過剰、AI―77
―Bに対し10〜100倍当量加え、室温から70℃
で一夜反応することにより得られる。反応は高
速液クロ、薄層クロマトグラフイー等で追跡で
きる。反応終了後、マクロ網状樹脂に吸着さ
せ、十分に水洗後、適宜水親和性の有機溶媒、
たとえば、メタノール、テトラヒドロフランで
脱離して濃縮することにより得られる。 〓〓 一般式〔a〕においてR1がHで、R2
RCO―である化合物〔a―1〕は、AI―77
―Fより上記で示した方法でR2をRCO―と
することにより、 R1がRCO―で、R2がRCO―である化合物
〔a―2〕は、前記〔a―1〕より上記
で示した方法でR1をアシル化することにより、 R1がRCO―で、R2がHである化合物〔a
―3〕は、AI―77―Fから上記の合成ルー
トの反応と同様にしてR1をアシル化すること
により、 R1がR′またはRCH2で、R2がHの化合物
〔a―4〕は、AI―77―Fからと同様な反
応ルートで同様に反応させ、R1をR′または
RCH2とすることにより、 R1がR′またはRCH2で、R2がRCO―の化合
物〔a―5〕は、前記〔a―1〕を前記
と同様な反応ルートでジアゾ化合物と反応さ
せ、R1をR′またはRCH2とすることにより、 R1がR′またはRCH2で、R2がR′またはRCH2
である化合物〔a―6〕は、上記〔a―
4〕を前記で示したと同様に反応させ、R2
をR′またはRCH2とすることにより、 R1がHで、R2がR′またはRCH2である化合
物〔a―7〕は、AI―77―Fから前記で
示したと同様に反応させ、R2をR′またはRCH2
とすることにより、 R1がRCOでR2がR′またはRCH2である化合
物〔a―8〕は、前記〔a―7〕からの
方法でR1をアシル化することにより、それぞ
れ合成できる。 前記した一般式〔a〕における5員環ラク
トンに関して、下記の如く一般式〔b〕 (式中、R1,R2,R4は前記と同じ。) との間に相互変換を容易に起し得る。即ち一般
式〔a〕の化合物は、一般式〔b〕の化合
物を乾燥した有機溶媒、例えばアルコール類、
テトラヒドロフラン等に溶解して酸性にした
後、溶媒を留去することにより〔a〕のアミ
ン塩として得られる。その塩を有機溶媒に溶解
して重曹水で洗浄し、有機溶媒を乾固すること
により〔a〕の遊離アミンとして得られる。
一般式〔b〕の化合物は、一般式〔a〕の
化合物を水存在下に弱アルカリでPHを9以下に
維持して5員環ラクトンを開環した後、中和し
て溶媒を乾固することにより得られる。 それぞれの化合物における二態〔a〕と
〔b〕について、〔a〕型の化合物群につい
ては化合物群を表わすローマ数字およびBに
〔a〕を附して表わし、〔b〕型の化合物群に
ついては〔b〕を附して表わす。 〓〓 上記〜〓〓の反応によつて得られる最終反応
物を、さらに精製したいと希望すれば、下記の
精製法が適用できる。 〜〓〓の反応の最終反応液は濃縮後、塩化水
素ガスを吹き込んだ乾燥メタノールあるいは乾
燥エタノールに溶解し、濃縮乾固する操作を数
回繰返して一般式aのラクトン型にした後、
マクロ網状樹脂、例えばXAD―2等の樹脂の
カラムに吸着させ、溶出溶媒に水あるいは水と
親和性のある有機溶媒、望ましくはメタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、テトラヒドロフラン等または水とそれら
の混合溶媒を用いてクロマトを行うことにより
目的物を精製し得る。 第3表に前述の〜〓〓の反応によつてAI―
77―Bから合成される一般式〔〕で示される
アミド類の中間体〔一般式〔a〕と〔a〕〕
の代表例を示す。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】


a−1−48 H
H
CHCHCO




CH


CH(CH
)CHCOO



a−1−49 H
H
CHCHCO





CH
【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】


a−5−42 〃

CHCHCO





CH
a−5−43 〃
〃 CH
SCHCO
a−5−44 〃
〃 CH
(CH)CHSCHCO
【表】


a−5−53 〃

C=C




H
CO
【表】 【表】

/ \

C
=C H




CH
H



a−5−66 〃
H







a−5−67 〃





【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 / \
CH H
CHCHCH(CH)CH
a−5−110 |
H

CH


a−5−111
H





a−5−112
H





a−5−113
H


【表】 \
a−5−121 CH
H CH
(CH)CO

CH
【表】

a−6−7 CHCH

CHCHCO



CH
【表】 【表】 \
a−7−15 CHCHCH
CH


CH
a−7−16 CH(CH)CH
CH
CHCO
【表】 【表】
/ \

CH CO
【表】 【表】 【表】 【表】 \
a−13−26 CHCHCH
H H

CH
CHCOO

a−13−27 CHCHCH
H H

CH
【表】 /
CH
【表】 \
a−13−41 CH
H H

CH
a−14−1 CHCH
CHCO H
a−14−2 〃
(CH)CHCO H
a−14−3 〃
CH(CH)16CO
H

HC(CH)CH
a−14−4 〃
‖ H

HC(CH)CO
【表】 \
a−15−6 CHCHCH
〃 H

CH


a−15−7
〃 H

【表】 /
CH
a−17−5 CHCHCO
CH H
a−17−6 CClCO
CHCH H
a−18−1 H
H CH
CH
a−18−2 H
H CH
CHCH
a−18−3 H
H CH
(CH)CH
a−18−4 H
H (CH
)CHCH
a−18−5 H
H (CH
)CHCHCH
【表】 【表】 【表】 【表】


a−18−42 H
H
CHCHCH




CH


CH(CH
)CHCOO



a−18−43 H
H
CHCHCH





CH



a−18−44 H
H




【表】 【表】


CH
【表】 【表】

a−19−6 H

CHCHCH



CH
【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】


a−22−44 〃
H
CHCHCH





CH



a−22−45 〃
H







a−22−46 〃
H




【表】 【表】




| CHCHC=C
a−22−62 〃
H
/ \

CH
CHCHC=C H


/ \

C
=C H




CH
H
【表】 【表】 【表】 【表】 /
CH
CHCOO

a−22−100 CHCHCH
H


CH
CH(CH)CHCOO

a−22−101 CHCHCH
H


CH
【表】 /
CH
CH

CH
CHCHCH

| CHCHC=C
a−22−109 / \
H

CH CHCHC=C
H
\ / \
C=C H
/ \
CH H
【表】


CH
a−23−3 〃
〃 CH
(CH)16CH

HC(CH)
CH
a−23−4 〃



HC(CH)
CH



a−23−5 CH(CH)16CH





【表】 【表】 \
a−24−15 CHCHCH
CH
CHCHCHCH

CH
a−24−16 CH(CH)CH
CH
CHCH
【表】 【表】

a−28−5 H
CH(CH)16CO
CH



CH
a−29−1 CHCO
CHCO CH


CH


a−29−2 CHCO
CHCO
CH



CH
a−30−1 CHCO
H CH


CH


a−30−2 (CH)CHCO
H
CH



CH
【表】 【表】

a−35−2 〃

CH



CH
a−1−1 H
CHCO
a−1−2 H
CHCHCO
a−1−3 H
CH(CH)CO
a−1−4 H
(CH)CHCO
a−1−5 H
(CH)CHCHCO
a−1−6 H
CH(CH)CO
a−1−7 H
CH(CH)CO
a−1−8 H
CH(CH)CO
【表】 【表】 【表】 【表】

a−1−42 H
CHCHCO



CH
【表】 【表】 【表】


| CHCHC=C
a−1−67 H
/ \

CH CHCHC=C H

\ / \

C=C H

/ \

CH H
【表】 【表】


CH
a−2−1 CHCO
CHCO
a−2−2 CHCHCO

【表】 / \
CH CO


a−3−15
H

【表】 【表】 【表】 /
CH
CHCOO

a−4−27 CHCHCH
H

CH
CH(CH)CHCOO

a−4−28 CHCHCH
H

CH
【表】 /
CH
CH

CH
CHCHCH

| CHCHC=C
a−4−36 / \
H
CH CHCHC=C
H
\ / \
C=C H
/ \
CH H
【表】 【表】 第3表に代表される一般式〔a〕の化合物
を原料として、下記の一般式〔〕の化合物を
〔式中R1,R2,R3,R4は前記と同じ)合成す
る方法について述べる。 〓〓 一般式〔a〕の化合物とアンモニアあるい
は乾燥した一級アミン(NH2R3)を原料が遊
離アミンの場合は1.5〜100倍、塩の場合は2.5
〜100倍モルを反応させるために、アミン類が
溶液の場合は試薬を溶媒とし、ガスあるいは固
体の場合は、原料と試薬を溶解させるために非
プロトン性溶媒場合によつてはアルコール類を
用いて0〜30℃で1〜72時間撹拌することによ
り、5員環ラクトンにアミン類が反応した一般
式〔〕の化合物が得られる。 〓〓 〓〓と同様の反応条件で溶媒として非プロトン
性極性溶媒を、例えばジメチルホルムアミド、
ジメチルスルフオキサイド等を使用して〔
a〕の化合物から一般式〔〕の化合物が得ら
れる。 一般式〔〕と〔〕の化合物を弱アルカリ
の溶液中で6員環ラクトンを加水分解させた化
合物を得ることもできる。 上述の〓〓〓〓の反応によつて得られる化合物群
と、それらの対応する原料群を以下に示す。 【表】 【表】 【表】 【表】 第4表に前述の〓〓〓〓の方法で合成される化合物
の代表例を示すが、先記した如くこれらの化合物
は顕著な薬効を示す。第4表に後述の方法によつ
て試験した代表化合物の潰瘍抑制作用を附記す
る。薬効試験は次のように実施した。 1 抗潰瘍性試験 ラツト(ウイスター、雄、体重150g前後)
を試験開始の24時間前から絶食させた。生理食
塩水を溶媒として用い、試験化合物の所定濃度
の溶液または懸濁液を調製して動物の腹腔内に
投与した。薬剤投与の1時間後に金網篭にラツ
トを固定し、21℃の水槽中に胸部剣状骨まで6
時間浸漬した。動物は頚椎脱白して屠殺した
後、胃を摘出して大湾に沿つて切開し胃内壁を
剖見した。潰瘍の発生がほとんど認められない
ものを0とし、潰瘍の発生程度により0.5,1,
2,3の採点を行つた。下記の式より潰瘍抑制
率を算出した。 潰瘍抑制率(%)=100−薬剤投与動物群の点数の総
和/薬剤無投与動物群の点数の総和×100 第4表に各化合物を25mg/Kgおよび50mg/Kg
宛腹腔内投与した時の潰瘍抑制率を示す。 【表】 【表】 【表】


−1−25 H H
H CHCHCH
94




CH


CH(CH)
O



−1−26 H H
H CHCH
CH 89




CH

【表】 【表】


−1−41 H H
H CH
94




CH

【表】 \ /
−2−3 H C=C
H H
78
/ \


H CO


【表】 【表】 \
−9−5 CHCHCH
〃 H H
78



CH


−10−1 H H
CHCHCH
H
94
【表】 【表】


−15−2 CHCH
〃 CHCHCH
H
50




CH




−15−3 CHCHC
HCO CHCHCHCH
H
50



−15−4 CH CHCHCO
CHCH CH
CH 44

【表】


CH



−19−3 H H


66



−20−1 H CHCO
CH
H
89
【表】


−22−2 (CH)CHCO H
CH H
66




CH

−23−1 CHCH H
CH
H
89
−23−2 〃 H

CH(CH)CH 66




−23−3 〃 H

66



【表】


−25−2 〃 CH(CH
)CH CH H
56




CH

−25−3 CH(CH)CH CH(CH)
CH CH
H
56
−26−1 H CH
CH
H
89

CH




−26−2 H CH
(CH)17 CH
H 56





CH

【表】 【表】 / \

H CO

【表】 本発明の中で抗潰瘍性の点で好ましい化合物
は、一般式〔―1〕、〔―10〕、〔―19〕で
示される化合物群である。 以下に本発明の実施例を挙げて説明する。 実施例 1 バチルス・プミルスAI―77を普通寒天斜面に
接種し、30℃に1日培養して種菌とした。500ml
の肩付振盪フラスコに下記栄養培地100mlを仕込
んだ。これに上記種菌を接種して、30℃に1日往
復振盪培養した。この培養菌体は、以下の実施例
2において種菌として使用した。 グルコース 1.0% ポリペプトン 1.0 肉エキス 0.5 NaCl 0.5 消泡剤KF―96(信越化学社製) 0.1 実施例 2 容量20のジヤーフアーメンターに実施例1に
使用した培地を10仕込み、実施例1の種菌を
500ml接種して、通気量0.5V/V/m、撹拌数
300rpmで30℃に1日培養した。この7を種菌
とし、同組成の培地125を仕込んだ容積200の
発酵タンクに接種し、通気性0.5V/V/m、撹
拌数300rpmの条件下に30℃、18時間培養した。
これを種菌として、実施例3と同じ組成の培地
2.5m3を仕込んだ内容5m3の発酵タンク内に、種
菌の全量を接種した。通気量0.5V/V/m、撹
拌数170rpmの条件下に30℃で4日培養した。培
養終了後、培養液をホローフアイバー限外過装
置を用いて液とし、XAD―2を130充填した
第1カラムを流下させた。2.6m3の10%メタノー
ル水溶液でカラムを洗浄した後、30%メタノール
水溶液2.6m3を流下してB成分を溶出した。脱離
液に等量の水を混和しながら連続的に、XAD―
2 80を充填した第2カラムを流下させてB成
分を再びカラムに吸着させた。20%メタノール水
溶液1.6m3を用いて洗浄した後、100%メタノール
180でB成分を溶出した。メタノール溶出液を
濃縮すると、B成分の4水塩が650g得られた。
こゝに得られた標品は、高速液体クロマトによる
純度検定では98%の純度であつた。この結晶をア
セトニトリルで洗浄して風乾した。これをさらに
五酸化燐上減圧下に60℃で6時間乾燥したもの
は、先述した理化学的性質を示した。 実施例 3 AI―77―B30gをガラス製お耐圧容器に入れ、
DMF150mlで溶かす。ヨウ化メチル300mlを入れ、
50℃で一夜振盪する。DMFおよび過剰のヨウ化
メチルを減圧下留去した後、メタノール50ml一水
50mlの混合溶媒に溶かし、アンバーライトXAD
―2を2充填したカラムを流下させる。カラム
をメタノール50%―水50%で充分洗浄した後、80
%メタノール―水(10%の1N―塩酸を含む)で
溶出させ、濃縮するとAI―77―Fが20g白色結
晶性沈澱として得られた。これをP2O5上50℃に
一夜減圧下に乾燥したものは、先述したAI―77
―Fの理化学的性質を示した。 実施例 4 充分に乾燥したAI―77―B20ミリモル8.48gを
ピリジン36mlに溶解し、室温下、無水酢酸40ミリ
モル4.08gを滴下し、3時間撹拌する。反応は薄
層クロマトグラフイー(たとえば、メルク社
TLC5714展開溶媒クロロホルム:メタノール=
10:1)で追跡する。ピリジンを減圧下留去した
後、残渣を50mlの水で2回、計100mlの水で洗浄
する。この残燔を水―メタノール系溶媒(水50%
メタノール50%)に溶かし、アンバーライト
XAD―2を1充填したカラムを流下させる。
カラムを5の水で洗浄後、メタノール85%水15
%の溶媒系で溶出した区分を集め、濃縮して乾燥
し、目的物a―1,7.5gを得た。IR、UV、
NMRスペクトル、Massスペクトルより、目的
化合物と同定された。 以下の実施例においても同様な手法で同定され
た。 実施例 5 充分に乾燥したAI―77―B71ミリモル30gをピ
リジン500mlに溶解し、無水カプリル酸142ミリモ
ル38.2gを室温下に加える。室温で3時間撹拌し
た後、ピリジンを減圧下留去する。この乾固物を
メタノール400mlに溶解し、塩酸飽和メタノール
でPHを1にする。これを減圧下濃縮乾固する。さ
らに、これをメタノール200mlに溶解し、1規定
水酸化ナトリウム溶液でPHを5にする。この溶液
を−20℃にて一夜放置し、生じた沈澱を別す
る。別した沈澱を水―メタノール系溶媒(水50
%、メタノール50%)に懸濁させ、アンバーライ
トXAD―2を3充填したカラムを流下させる。
カラムを15の水で洗浄後、メタノール85%水15
%の溶媒系で流出した区分を集め、濃縮して乾燥
し、目的物a―1―9,29,78gを得た。 実施例 6 充分に乾燥したAI―77―B4.95ミリモル2.1gを
ピリジン25mlに溶解し、室温下無水ステアリン酸
6ミリモル3.3gを加え、室温で4時間撹拌する。
減圧下ピリジンを留去した後、水100mlを加える。
生じた沈澱を別し、充分に乾燥する。この固型
物を150mlのヘキサンで3回、計450mlで洗浄す
る。これをクロロホルム150mlに溶かし、p―ト
ルエンスルホン酸330mgを加え2時間撹拌する。
これに水100mlを加え、分液し、クロロホルム層
をとりだして芒硝で乾燥し、芒硝を別し、クロ
ロホルム層を濃縮して目的物a―1―11,2.29
gを得た。 実施例 7 充分に乾燥したAI―77―B18.9ミリモル8.01g
をピリジン30mlに溶解し、室温下無水イソ酪酸
37.8ミリモル5.97gを加え、室温で3時間撹拌す
る。減圧下ピリジンを留去した後、水400mlを加
える。生じた沈澱を別し、充分に乾燥する。こ
れをテトラヒドロフラン80mlに溶解し、室温下p
―トルエンスルホン酸900mgを加え1時間30分撹
拌する。減圧下溶媒を除去し、その残渣をクロロ
ホルム200mlに溶かし、水300mlを加え分液する。
クロロホルム層をとり出して芒硝で乾燥し、芒硝
を別し、クロロホルム層を濃縮して目的物a
―1―4,8.52gを得た。 実施例 8 充分に乾燥したAI―77―B11.8ミリモル5gを
ピリジン20mlに溶かし、氷冷下トリクロアセチル
クロライド12ミリモル2.19gを加え、氷冷下で4
時間撹拌する。減圧下ピリジンを留去した後、エ
タノール2mlに溶かし、氷水100ml中これを加え
ると粉末が生成する。これを過し、30mlの水で
2回、計60mlの水で洗い、乾燥して目的物a―
1―12,4.54gを得た。 実施例 9 実施例4で合成したa―1―1,2ミリモル
をピリジン4ml中に入れ、無水プロピオン酸30ミ
リモルを加える。これに塩化亜鉛20mgを加え、室
温で2時間撹拌する。この反応液を大量の氷水中
にあけ、生成した沈澱を別する。これを5mlの
水で2回、計10mlの水で洗浄する。この沈澱物を
水、テトラヒドロフラン系溶媒(水50%、テトラ
ヒドロフラン50%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を100ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン70%、水30%の溶媒系で流出した区分を集め、
濃縮してa―2―10,700mgを得た。 実施例 10 実施例8で合成したa―1―12,2ミリモル
をピリジン5ml中に入れ、トリクロロアセチルク
ロライド10ミリモルを加え、室温で1時間30分撹
拌する。この反応液を大量の氷水中にあけ、生成
した沈澱を別する。これを10mlの水で2回、計
20mlの水で洗浄する。この沈澱物を水、テトラヒ
ドロフラン系溶媒(水50%、テトラヒドロフラン
50%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2を
100ml充填したカラムを流下させる。カラムを500
mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラン70%、水30
%の溶媒系で流出した区分を集め、濃縮してa
―2―1,680mgを得た。 実施例 11 実施例9で合成したa―2―10,1.5ミリモ
ルをピリジン4mlに溶解し、無水イソ酪酸20ミリ
モルを滴下し、50℃で4時間撹拌する。ピリジン
を減圧下留去した後、残渣を大量の氷水中にあけ
る。これを10mlの水で3回、計30mlの水で洗浄
し、残渣を水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を100ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン70%、水30%の溶媒系で流出した区
分を集め、濃縮してa―3―2,712mgを得た。 実施例 12 実施例10で合成したa―2―1,1.5ミリモ
ルをピリジン4mlに溶解し、無水酢酸20ミリモル
を滴下し、5℃で4時間撹拌する。ピリジンを減
圧下留去した後、残渣を大量の氷水中にあける。
これを10mlの水で3回、計30mlの水で洗浄し、残
渣を水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テ
トラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アンバーラ
イトXAD―2を100ml充填したカラムを流下させ
る。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロ
フラン70%、水30%の溶媒系で流出した区分を集
め、濃縮してa―3―10,670mgを得た。 実施例 13 実施例11で合成したa―3―2,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下にトリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒド
ロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10
%、20%と順次上げて行き、60%で溶出する区分
を集め、濃縮してa―20―2,150mgを得た。 実施例 14 実施例9で合成したa―2―10,1.5ミリモ
ルを塩化メチレン10mlに溶解し、ジアゾメタンの
エーテル溶液15ミリモル加え、室温下一夜撹拌す
る。過剰のジアゾメタンを酢酸で除去し、反応液
を減圧乾固する。残渣を水、テトラヒドロフラン
系溶媒(水40%、テトラヒドロフラン60%)に懸
濁させ、アンバーライトXAD―2を100ml充填し
たカラムを流下させる。カラムを500mlの水で洗
浄後、テトラヒドロフラン―水系の溶媒でテトラ
ヒドロフランの含量を10%、20%と順次上げて行
き、60%で溶出する区分を集め、濃縮してa―
6―12,630mgを得た。 実施例 15 実施例14で合成したa―6―12,1ミリモル
を塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴン雰囲気下
にトリエチルオキソニウムフルオロボレート1.5
ミリモルを加え、室温下4時間撹拌する。塩化メ
チレン減圧下留去した後、無水エタノール10mlを
入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム2ミリモル
を加え、10分間撹拌した後、塩化水素ガス飽和エ
タノールで過剰の水素化ホウ素ナトリウムを分解
する。これを減圧下乾固した後、水、テトラヒド
ロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラン60
%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2を60
ml充填したカラムを流下させる。カラムを300ml
の水で洗浄後、テトラヒドロフラン―水系の溶媒
でテトラヒドロフランの含量を10%、20%と順次
上げて行き、60%で溶出する区分を集め、濃縮し
てa―23―11,85mgを得た。 実施例 16 実施例9で合成したa―2―10,1.5ミリモ
ルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アル
ゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロ
ボレート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌
する。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタ
ノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウ
ム2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水
素ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナト
リウムを分解する。これを減圧下乾固した後、
水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラ
ヒドロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒で、テトラヒドロフランの含量を
10%、20%と順次上げて行き、50%で溶出する区
分を集め、濃縮してa―19―9,325mgを得た。 実施例 17 実施例4で合成したa―1―1,3ミリモル
をメタノール50mlに溶解し、室温下ジアゾブタン
のエーテル溶液30ミリモルを加え、一夜撹拌す
る。過剰のジアゾブタンを酢酸で除去し、反応後
を減圧乾固する。これをメタノール5mlにとか
し、メルク社TLCPSC―Fertigplatten
KIESELGEL60F―254(Art5717)20cm×20cm×
2mm24枚にスポツトし、メタノール:クロロホル
ム10:1の溶媒系で展開し、Rf0.52の部分(紫外
吸収有り、螢光なし)をかきとり、集めてメタノ
ールを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別した
後、メタノールを濃縮してa―5―3,800mg
を得た。 実施例 18 実施例8で合成したa―1―12,5ミリモル
をメタノール20ml、クロロホルム80mlの混合溶媒
で溶解する。室温下ジアゾエタンのエーテル溶液
30ミリモルを加え1時間撹拌する。過剰のジアゾ
エタンを酢酸で除去し、溶媒を減圧下留去して残
渣を水―メタノール系溶媒(水50%、メタノール
50%)に懸濁し、アンバーライトXAD―2を300
ml充填したカラムを流下させる。カラムを1の
水で洗浄後、メタノール90%、水10%の溶媒系で
溶出する部分を集め、濃縮して乾燥、目的物a
―5―13,2.72gを得た。 実施例 19 実施例17で合成したa―5―3,1ミリモル
を塩化メチレン15mlに溶解し、ジアゾメタンのエ
ーテル溶液を1.2ミリモル添加し、蒸留直後のト
リフツ化ホウ素エーテル錯体(和光純薬)0.5ml
を加え、一夜撹拌する。過剰のジアゾメタンを酢
酸で除去した後、、反応液を大量の氷水中にあけ、
生じた沈澱を別する。これを5mlの水で2回、
計10mlの水で洗浄し、残渣を水―テトラヒドロフ
ラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラン60%)
に懸濁し、アンバーライトXAD―2を70ml充填
したカラムを流下させる。カラムを500mlの水で
洗浄後、テトラヒドロフラン―水系の溶媒でテト
ラヒドロフランの含量を10%、20%と順次上げて
行き、65%で溶出する区分を集め、濃縮してa
―7―16,632mgを得た。 実施例 20 実施例18で合成したa―5―13,1ミリモル
を塩化メチレン15mlに溶解し、ジアゾプロパンの
エーテル溶液を1.2ミリモル添加し、蒸留直後の
トリフツ化ホウ素エーテル錯体(和光純薬)0.5
mlを加え、一夜撹拌する。過剰のジアゾプロパン
を酢酸で除去した後、反応液を大量の氷水中にあ
け、生じた沈澱を別する。これを5mlの水で2
回、計10mlの水で洗浄し、残渣を水―テトラヒド
ロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラン60
%)に懸濁し、アンバーライトXAD―2を70ml
充填したカラムを流下させる。カラムを500mlの
水で洗浄後、テトラヒドロフラン―水系の溶媒で
テトラヒドロフランの含量を10%、20%と順次上
げて行き、65%で溶出する区分を集め、濃縮して
a―7―17,670mg得た。 実施例 21 実施例19で合成したa―7―16,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで、過剰の水素化ホウ素ナト
リウムを分解する。これを減圧下乾固した後、
水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラ
ヒドロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒で、テトラヒドロフランの含量を
10%、20%と順次上げて行き、70%で溶出する区
分を集め、濃縮してa―24―16,230mg得た。 実施例 22 実施例17と同様の方法で合成したa―5―
5,4ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン40mlに
溶解し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニ
ウムフルオロボレート6ミリモルを加え、室温下
4時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した
後、無水エタノール40mlを入れ、氷冷下水素化ホ
ウ素ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌し
た後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素
化ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾
固した後、水、メタノール系溶媒(水80%、メタ
ノール20%)に溶解させ、アンバーライトXAD2
を200ml充填したカラムを流下させる。カラムを
2の水で洗浄後、メタノール―水系の溶媒で、
メタノールの含量を10%、20%と順次上げて行
き、40%で溶出する区分を集め、濃縮してa―
22―5,500mgを得た。 実施例 23 実施例17で合成したa―5―3,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
メタノール系溶媒(水80%、メタノール20%)に
懸濁させ、アンバーライトXAD―2を70ml充填
したカラムを流下させる。カラムを500mlの水で
洗浄後、メタノール―水系の溶媒で、メタノール
の含量を10%、、20%と順次上げて行き50%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―22―3,103
mgを得た。 実施例 24 実施例4で合成したa―1―1,10ミリモル
をメタノール200mlに溶解し、室温下フエニルジ
アゾメタン20ミリモルを加え、3時間撹拌する。
過剰のフエニルジアゾメタンを酢酸で酢酸ベンジ
ルにする。反応液を減圧乾固し、残渣を20mlのエ
ーテルで洗浄する。この残渣を充分に乾燥し、こ
れを塩化メチレン200mlに溶解する。これにジア
ゾメタンのエーテル溶液50ミリモルを加え、さら
にトリフツ化ホウ素エーテル錯体(和光純薬)5
mlを加え、室温下一夜撹拌する。過剰のジアゾメ
タンを酢酸で除去した後、減圧下溶媒を除去す
る。残渣を大量の氷水中に入れ、生じた沈澱を
別する。これを50mlの水で2回、計100mlの水で
洗浄し、残渣を充分に乾燥する。これをメタノー
ル30mlに溶かし、Pd―C(10%)を500mg加え、
1気圧、室温下水素ガスと振盪する。20分で反応
を終了し、Pd―Cを去した後、溶媒を減圧下
留去する。残渣を水―メタノール系溶媒(水40
%、メタノール60%)に懸濁し、アンバーライト
XAD―2を300ml充填したカラムを流下させる。
メタノール―水系の溶媒でメタノールの含量を10
%、20%と順次上げて行き、50%で溶出する区分
を集め、濃縮してa―8―9,820mgを得た。 実施例 25 実施例24で合成したa―8―9,1ミリモル
をピリジン5mlに溶解し、無水イソ酪酸20ミリモ
ルを滴下し、50℃で4時間撹拌する。ピリジンを
減圧下留去した後、残渣を大量の氷水中にあけ
る。これを10mlの水で3回、計30mlの水で洗浄
し、残渣を水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を100ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン70%、水30%の溶媒系で流出した区
分を集め、濃縮してa―9―9,420mgを得た。 実施例 26 実施例25で合成したa―9―9,0.7ミリモ
ルを蒸留直後の塩化メチレン7mlに溶解し、アル
ゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロ
ボレート1ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール7mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
1.4ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水
素ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナト
リウムを分解する。これを減圧下乾固した後、
水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラ
ヒドロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を50ml充填したカラムを流下させる。
カラムを400mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10
%、20%ち順次上げて行き、60%で溶出する区分
を集め、濃縮してa―26―9,120mg得た。 実施例 27 実施例24で合成したa―8―9,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素ホウ素ナトリウム2
ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素ガ
ス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリウ
ムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、テ
トラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロ
フラン60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD
―2を70ml充填したカラムを流下させる。カラム
を500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラン―水
系の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10%、20
%と順次上げて行き、40%で溶出する区分を集
め、a―25―9,180mgを得た。 実施例 28 実施例4で合成したa―1―1,10ミリモル
をピリジン30ml中に入れ、ベンジルオキシカルボ
ニルクロライド20ミリモルを加える。室温で1時
間30分撹拌する。この反応液を大量の氷水中にあ
け、生成した沈澱を別する。これを50mlの水で
2回、計100mlの水で洗浄する。さらにエーテル
50mlで洗浄する。充分に乾燥した後、、ピリジン
40mlに溶解し、無水プロピオン酸100ミリモルを
滴下し、50℃で4時間撹拌する。ピリジンを減圧
下留去した後、残渣を大量の氷水中に入れる。こ
れを100mlの水で3回、計300mlの水で洗浄し、充
分乾燥する。これをメタノール30mlに溶かし、
Pd―C(10%)を550mg加え、1気圧、室温下水
素ガスと振盪する。1時間で反応を終了し、Pd
―Cを去した後、溶媒を減圧下留去する。残渣
を水―テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テト
ラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライ
トXAD―2を300ml充填したカラムを流下させ
る。テトラヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒ
ドロフランの含量を10%、20%と順次上げて行
き、40%で溶出する区分を集め、濃縮してa―
4―1,2.3gを得た。 実施例 29 実施例8で合成したa―1―12,5ミリモル
をピリジン15ml中に入れ、ベンジルオキシカルボ
ニルクロライド10ミリモルを加える。室温で2時
間撹拌する。この反応液を大量の氷水中に入れ、
生成した沈澱を別する。これを30mlの水で2
回、計60mlの水で洗浄する。さらにエーテル30ml
で洗浄する。充分に乾燥した後、ピリジン25mlに
溶解し、トリクロロアセチルクロライド50ミリモ
ルを滴下し、50℃で4時間撹拌する。ピリジンを
減圧下留去した後、残渣を大量の氷水中に入れ
る。これを50mlの水で3回、計150mlの水で洗浄
し、充分乾燥する。これをメタノール15mlに溶か
し、Pd―C(10%)を300mg加え、1気圧、室温
下水素ガスと振盪する。1時間で反応を終了し、
Pd―Cを去した後、溶媒を減圧下留去する。
残渣をクロロホルム50mlに溶かし、ジアゾメタン
のエーテル溶液20ミリモルを加え、さらにトリフ
ツ化ホウ素エーテル錯体(和光純薬)2mlを加
え、室温下一夜撹拌する。過剰のジアゾメタンを
酢酸で除去した後、減圧下溶媒を除去する。残渣
をメタノール10ml、水20mlの混合溶媒に懸濁さ
せ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPHが12にな
るまで加える。室温下撹拌するとPHが下るので、
さらにPH12になるまで上記のアルカリを加える。
PHが12から下らなくなつたならば1規定塩酸でPH
7に調節し、これをアンバーライトXAD―2を
150ml充填したカラムを流下させる。500mlの水で
洗浄した後、メタノール―水系の溶媒でメタノー
ルの含量を10%、20%と順次上げて行き、50%で
溶出する区分を集め濃縮する。これを塩化水素飽
和メタノール10mlに溶かし、氷冷下30分撹拌す
る。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥してa―
16―1,920mg得た。 実施例 30 実施例4で合成したa―1―1,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
メタノール系溶媒に溶解し、アンバーライト
XAD―2を70mlの充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、メタノール―水系
の溶媒で(水には1規定塩酸10%を含む)メタノ
ールの含量を10%、20%と順次上げて行き、45%
で溶出する区分を集め、濃縮してa―18―1,
220mgを得た。 実施例 31 実施例4と同様にして合成したa―1―2,
1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解
し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウム
フルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温下4
時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した後、
無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素
ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、メタノール系溶媒に溶解し、アンバ
ーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流下
させる。カラムを500mlの水で洗浄後、メタノー
ル―水系の溶媒で(水には1規定塩酸10%を含
む)メタノールの含量を10%、20%と順次上げて
行き、50%で溶出する区分を集め、濃縮してa
―18―2,210mgを得た。 実施例 32 実施例4と同様にして合成したa―1―6,
1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解
し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウム
フルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温下4
時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した後、
無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素
ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、メタノール系溶媒に溶解し、アンバ
ーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流下
させる。カラムを500mlの水で洗浄後、メタノー
ル―水系の溶媒で(水には1規定塩酸10%を含
む)メタノールの含量を10%、20%と順次上げて
行き、55%で溶出する区分を集め、濃縮してa
―18―6,215mgを得た。 実施例 33 実施例5で合成したa―1―9,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
メタノール系溶媒に溶解し、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、メタノール―水系
の溶媒で(水には1規定塩酸10%を含む)メタノ
ールの含量を10%、20%と順次上げて行き、70%
で溶出する区分を集め、濃縮してa―18―9,
250mgを得た。 実施例 34 実施例6で合成したa―1―11,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素化ホウ
素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固した
後、水、メタノール系溶媒に溶解し、アンバーラ
イトXAD―2を70ml充填したカラムを流下させ
る。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロ
フラン―水系の溶媒で(水には1規定塩酸10%を
含む)テトラヒドロフランの含量を10%、20%と
順次上げて行き、50%で溶出する区分を集め、濃
縮してa―18―11,230mgを得た。 実施例 35 実施例20で合成したa―7―17,1ミリモル
をメタノール2ml、水4mlの混合溶媒に懸濁さ
せ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPHが12にな
るまで加える。室温下撹拌するとPHが下るので、
さらにPH12になるまで上記のアルカリを加える。
PHが12から下らなくなつたならば1規定塩酸でPH
7に調節し、これをアンバーライトXAD―2を
30ml充填したカラムを流下させる。100mlの水で
洗浄した後、メタノール―水系の溶媒でメタノー
ルの含量を10%、20%と順次上げて行き、70%で
溶出する区分を集め濃縮する。これを塩化水素飽
和メタノール2mlに溶かし、氷冷下30分撹拌す
る。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥してa―
15―8,370mg得た。 実施例 36 実施例18で合成したa―5―13,5ミリモル
をメタノール10ml、水20mlの混合溶媒に懸濁さ
せ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPHが12にな
るまで加える。室温下撹拌するとPHが下るので、
さらにPH12になるまで上記のアルカリを加える。
PHが12から下らなくなつたならば1規定塩酸でPH
7に調節し、これをアンバーライトXAD―2を
150ml充填したカラムを流下させる。500mlの水で
洗浄した後、メタノール―水系の溶媒でメタノー
ルの含量を10%、20%と順次上げて行き、60%で
溶出する区分を集め濃縮した。これを塩化水素飽
和メタノール10mlに溶かし、氷冷下30分撹拌す
る。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥してa―
13―2,1.89gを得た。 実施例 37 実施例14と同様にして合成したa―6―13,
1ミリモルを、実施例39で示した方法と同様に反
応させ、脱トリクロロアセチル化を行なう。精製
も実施例39と同様に行ない、メタノールの含量70
%で溶出する区分を集め濃縮する。これを塩化水
素飽和メタノール2mlに溶かし、氷冷下30分撹拌
する。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥して、
a―14―9,320mgを得た。 実施例 38 実施例8で合成したa―1―12,5ミリモル
をメタノール100mlに溶解し、室温下フエニルジ
アゾメタン10ミリモルを加え、3時間撹拌する。
過剰のフエニルジアゾメタンを酢酸で酢酸ベンジ
ルにする。反応液を減圧乾固し、残渣を15mlのエ
ーテルで洗浄する。この残渣を充分に乾燥し、こ
れを塩化メチレン100mlに溶解する。これにジア
ゾメタンのエーテル溶液25ミリモルを加え、さら
にトリフツ化ホウ素エーテル錯体(和光純薬)
2.5mlを加え、室温下一夜撹拌する。過剰のジア
ゾメタンを酢酸で除去した後、減圧下溶媒を除去
する。残渣を大量の氷水中に入れ、生じた沈澱を
別する。これを25mlの水で2回、計50mlの水で
洗浄し、沈澱を充分に乾燥する。これをメタノー
ル15mlに溶かし、Pd―C(10%)を250mg加え、
1気圧、室温下水素ガスと振盪する。20分で反応
を終了し、Pd―Cを去した後、溶媒を減圧下
留去する。残渣を充分乾燥した後、ピリジン15ml
に溶かし、無水プロピオン酸100ミリモルを滴下
し、50℃で4時間撹拌する。ピリジンを減圧下留
去した後、残渣を大量の氷水中に入れる。これを
150mlの水で3回、計450mlの水で洗浄する。これ
をメタノール10ml、、水20mlの混合溶媒に懸濁さ
せ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPHが12にな
るまで加える。室温下撹拌するとPHが下るので、
さらにPH12になるまで上記のアルカリを加える。
PHが12から下らなくなつたならば1規定塩酸でPH
7に調節し、これをアンバーライトXAD―2を
150ml充填したカラムを流下させる。500mlの水で
洗浄した後、メタノール―水系の溶媒でメタノー
ルの含量を10%、20%と順次上げて行き、70%で
溶出する区分を集め濃縮する。これを塩化水素飽
和メタノール10mlに溶かし、氷冷下30分撹拌す
る。溶媒を減圧下留去し、充分い乾燥してa―
17―5,830mgを得た。 実施例 39 実施例12で合成したa―2―1,1ミリモル
をメタノール2ml、水4mlの混合溶媒に懸濁さ
せ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPHが12にな
るまで加える。室温下撹拌するとPHが下るので、
さらにPH12になるまで上記のアルカリを加える。
PHが12から下らなくなつたならば1規定塩酸でPH
7に調節し、これをアンバーライトXAD―2を
150ml充填したカラムを流下させる。500mlの水で
洗浄した後、メタノール―水系の溶媒でメタノー
ルの含量を10%、20%と順次上げて行き、50%で
溶出する区分を集め濃縮する。これを塩化水素飽
和メタノール2mlに溶かし、氷令冷下30分撹拌す
る。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥してa―
12―1,400mgを得た。 実施例 40 充分に乾燥したAI―77―B5ミリモルをピリジ
ン10mlに溶解し、ベンジルオキシカルボニルクロ
ライド10ミリモルを加え、室温で3時間撹拌した
後、ベンジルオキシカルボニルクロライド20ミリ
モルを加え、さらに室温で1時間30分撹拌する。
この反応液を大量の氷水中に入れ、生成した沈澱
を別する。これを50mlの水で2回、計100mlの
水で洗浄する。さらにエーテル50mlで洗浄する。
充分に乾燥した後、ピリジン40mlに溶解し、トリ
クロロアセチルクロライド50ミリモルを加え、50
℃で4時間撹拌する。ピリジンを減圧下留去した
後、残渣を大量の氷水中に入れる。これを50mlの
水で3回、計150mlの水で洗浄し、充分乾燥する。
これをメタノール15mlに溶かし、Pd―C(10%)
を280mg加え、1気圧、室温下水素ガスと振盪す
る。2時間で反応を終了し、Pd―Cを去した
後、溶媒を減圧下留去する。残渣を水―テトラヒ
ドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラン
60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2を
150ml充填したカラムを流下させる。 テトラヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒド
ロフランの含量を10%、20%と順次上げて行き、
30%で溶出する区分を集め、濃縮してa―12―
9,1.02gを得た。 実施例 41 充分に乾燥したAI―77―B5ミリモルをピリジ
ン10mlに溶かし、ベンジルオキシカルボニルクロ
ライド10ミリモルを加え、室温下3時間撹拌す
る。ピリジンを減圧下留去した後、残渣を10mlの
水で2回、計20mlの水で洗浄する。さらにエーテ
ル30mlで洗浄する。充分に乾燥した後、メタノー
ル100mlに溶解し、室温下フエニルジアゾメタン
10ミリモルを加え、3時間撹拌する。過剰のフエ
ニルジアゾメタンを酢酸で酢残ベンジルにする。
反応液を減圧乾固し、残渣を10mlのエーテルで洗
浄する。この残渣を充分乾燥し、塩化メチレン
100mlに溶解する。これにジアゾエタンのエーテ
ル溶液10ミリモルを加え、さらにトリフツ化ホウ
素エーテル錯体(和光純薬)2.5mlを加え、室温
下一夜撹拌する。過剰のジアゾエタンを酢酸で除
去した後、減圧下溶媒を除去する。残渣を大量の
氷水中に入れ、生じた沈澱を別する。これを25
mlの水で2回、計50mlの水で洗浄し、残渣を充分
に乾燥する。 これをメタノール15mlに溶かし、Pd―C(10
%)を280mg加え、1気圧、室温下水素ガスと振
盪する。2時間で反応を終了し、Pd―Cを去
した後、溶媒を減圧下留去する。残渣を水―テト
ラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフ
ラン60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―
2を150ml充填したカラムを流下させる。テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き、30%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―16―7,1.21
gを得た。 実施例 42 実施例41で合成したa―16―7,1ミリモル
をピリジン4ml中に入れ、ベンジルオキシカボニ
ルクロライド2ミリモルを加え、室温下3時間撹
拌する。ピリジンを減圧下留去した後、残渣を2
mlの水で2回、計4mlの水で洗浄する。さらにエ
ーテル6mlで洗浄する。充分に乾燥した後、ピリ
ジン4ml中に入れ、トリクロロアセチルクロライ
ド10ミリモルを加え、50℃で4時間撹拌する。ピ
リジンを減圧下留去した後、残渣を大量の氷水中
に入れる。これを10mlの水で3回、計30mlの水で
洗浄し、充分乾燥する。これをメタノール3mlに
溶かし、Pd―C(10%)を50mg加え、1気圧、室
温下水素ガスと振盪する。1時間で反応を終了
し、Pd―Cを去した後、溶媒を減圧下留去す
る。残渣を水―テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を30ml充填したカラムを流
下させる。テトラヒドロフラン―水系の溶媒でテ
トラヒドロフランの含量を10%、20%と順次上げ
て行き、40%で溶出する区分を集め、濃縮して
a―17―6,210mgを得た。 実施例 43 充分に乾燥したAI―77―B1ミリモルをピリジ
ン4mlに溶かし、ベンジルオキシカルボニルクロ
ライド2ミリモルを加え、室温下3時間撹拌す
る。ピリジンを減圧下留去した後、残渣を2mlの
水で2回、計4mlの水で洗浄する。さらにエーテ
ル6mlで洗浄する。充分に乾燥した後、ピリジン
4ml中に入れ、無水酢酸15ミリモルを加える。こ
れに塩化亜鉛10mgを加え、室温で2時間撹拌す
る。この反応液を大量の氷水中にあけ、生成した
沈澱を別する。これを2mlの水で2回、計4ml
の水で洗浄する。 これをメタノール3mlに溶かし、Pd―C(10
%)を50mg加え、1気圧、室温下水素ガスと振盪
する。1時間で反応を終了し、Pd―Cを去し
た後、溶媒を減圧下留去する。残渣を水―テトラ
ヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラ
ン60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2
を30ml充填したカラムを流下させる。テトラヒド
ロフラン―水素の溶媒でテトラヒドロフランの含
量を10%、20%と順次上げて行き、30%で溶出す
る区分を集め、濃縮してa―10―1,230mgを
得た。 実施例 44 充分に乾燥したAI―77―B1ミリモルをピリジ
ン4mlに溶かし、ベンジルオキシカルボニルクロ
ライド2ミリモルを加え、室温下3時間撹拌す
る。ピリジンを減圧下留去した後、残渣を2mlの
水で2回、計4mlの水で洗浄する。さらにエーテ
ル6mlで洗浄する。充分に乾燥した後、ピリジン
4ml中に入れ、無水酢酸15ミリモルを加える。こ
れに塩化亜鉛10mgを加え、室温で2時間撹拌す
る。この反応液を大量の氷水中にあけ、生成した
沈澱を別する。これを2mlの水で2回、計4ml
の水で洗浄する。充分に乾燥した後、ピリジン4
ml中に入れ、無水酪酸10ミリモルを加え、50℃で
4時間撹拌する。ピリジンを減圧下留去した後、
残渣を大量の氷水中に入れる。これを10mlの水で
3回、計30mlの水で洗浄し、充分乾燥する。 これをメタノール3mlに溶かし、Pd―C(10
%)を50mg加え、1気圧、室温下水素ガスと振盪
する。1時間で反応を終了し、Pd―Cを去し
た後、溶媒を減圧下留去する残渣を水―テトラヒ
ドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラン
60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2を
30ml充填したカラムを流下させる。テトラヒドロ
フラン―水系の溶媒でテトラヒドロフランの含量
を10%、20%と順次上げて行き、40%で溶出する
区分を集め、、濃縮してa―11―6,270mgを得
た。 実施例 45 充分に乾燥したAI―77―B1ミリモルをピリジ
ン4mlに溶かし、ベンジルオキシカルボニルクロ
ライド2ミリモルを加え、室温下3時間撹拌す
る。ピリジンを減圧下留去した後、残渣を2mlの
水で2回、計4mlの水で洗浄する。さらにエーテ
ル6mlで洗浄する。充分に乾燥した後、ピリジン
4ml中に入れ、無水酢酸15ミリモルを加える。こ
れに塩化亜鉛10mgを加え、室温で2時間撹拌す
る。この反応液を大量の氷水中にあけ、生成した
沈澱を別する。これを2mlの水で2回、計4ml
の水で洗浄する。充分乾燥した後、メタノール4
ml、クロロホルム16mlの混合溶液で溶解する。室
温下ジアゾエタンのエーテル溶液6ミリモルを加
え、1時間撹拌する。過剰のジアゾエタンを酢酸
で除去し、溶媒を減圧下留去する。 これをエタノール3mlに溶かし、Pd―C(10
%)を50mg加え、1気圧、室温下水素ガスと振盪
する。1時間で反応を終了し、Pd―Cを去し
た後、溶媒を減圧下留去する。残渣を水―テトラ
ヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフラ
ン60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2
を30ml充填したカラムを流下させる。テトラヒド
ロフラン―水系の溶媒で、テトラヒドロフランの
含量を10%、20%と順次上げて行き、50%で溶出
する区分を集め、濃縮してa―14―1,273mg
を得た。 実施例 46 50mlのガラスの耐圧容器に充分に乾燥したAI
―77―B2ミリモル848mgを入れ、N,N―ジメチ
ルホルムアミド10mlに溶かす。ヨウ化メチル10ミ
リモルを加え、密閉して室温下1時間はげしく振
盪する。さらにヨウ化メチル10ミリモルを加え、
上と同様の反応を行なう。再度ヨウ化メチル10ミ
リモルを加え、一昼夜はげしく振盪した後、溶媒
のN,N―ジメチルホルムアミドおよび末反応の
ヨウ化メチルを減圧下留去する。残渣をメタノー
ル2mlにとかし、メルク社TLCPSC―
Fertigplatten KIESELGEL 60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm 20枚にスポツト
し、メタノール:クロロホルム:10の溶媒系で展
開し、Rf値0.38の部分(紫外吸収有り、ニンヒド
リン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール
200mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別し
た後、メタノールを濃縮して72mgのa―27―1
を得た。 実施例 47 充分に乾燥したAI―77―B1.2ミリモルをN,
N―ジメチルホルムアミド5mlに溶かし、ヨウ化
エチル3ミリモルを加え、室温下2時間撹拌す
る。さらに1時間間隔でヨウ化エチルを3ミリモ
ルずつ4回加える。反応液をそのまゝ、減圧下溶
媒および過剰のヨウ化エチルを留去する。残渣を
メタノール2mlに溶かし、メルク社TLCPSC―
Ferti―gplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm10枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム:10の溶媒系で展開
し、Rf値0.40の部分(紫外吸収あり、ニンヒドリ
ン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール100
mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別した
後、メタノールを濃縮してa―18―1,70mgを
得た。 実施例 48 充分に乾燥したAI―77―F2ミリモル778mgをピ
リジン4mlに溶解し、無水酢酸40ミリモルを加え
る。これに塩化亜鉛20mgを加え、室温で2時間撹
拌する。この反応液を大量の氷水中にあけ、生成
した沈澱を別する。これを5mlの水で2回、計
10mlの水で洗浄する。メタノール2mlに溶かし、
メルク社TLCPSC―Fertigplatten
KIESELGEL60F―254(Art.5717)20cm×20cm×
2mm15枚にスポツトし、クロロホルム:メタノー
ル30:1の溶媒系で展開し、Rf0.70の部分(紫外
吸収あり)をかきとり、集めてメタノール100ml
を入れ20分撹拌する。シリカゲルを別した後、
メタノールを濃縮してa―1―1,520mgを得
た。 実施例 49 実施例48において用いた無水酢酸のかわりにト
リクロロアセチルクロライドを用いて、実施例52
と同様にして合成したa―1―12 2ミリモル
をピリジン4mlに溶かし、無水酢酸26ミリモルを
加え、50℃で3時間撹拌する。ピリジンを減圧留
去した後、残渣を珍量の氷水中にあける。これを
10mlの水で3回、計30mlの水で洗浄した後、メタ
ノール4ml、水8mlの混合溶媒に懸濁させ、1規
定水酸化ナトリウム溶液をPHが12になるまで加え
る。室温下撹拌するとPHが下るので、さらにPH12
になるまで上記のアルカリを加える。PHが12から
下らなくなつたならば1規定塩酸でPH7に調節
し、これをアンバーライトXAD―2を60ml充填
したカラムを流下させる。200mlの水で洗浄した
後、テトラヒドロフラン―水系の溶媒で、テトラ
ヒドロフランの含量50%で溶出する区分を集める
濃縮する。これを塩化水素飽和メタノール4mlに
溶かし、氷冷下30分撹拌する。溶媒を減圧下留去
し、充分に乾燥してa―3―1,530mgを得た。 実施例 50 実施例48で合成したa―1―1,1ミリモル
をピリジン2mlに溶解し、無水プロピオン酸13ミ
リモルを加え、50℃で3時間撹拌する。ピリジン
を減圧下留去した後、メタノール1mlに溶かし、
メルク社TLCPSC―Fertigplatten
KIESELGEL60F―254(Art.5717)20cm×20cm×
2mm10枚にスポツトし、クロロホルム:メタノー
ル50:1の溶媒系で展開し、Rf0.60の部分(紫外
吸収あり)をかきとり、集めてメタノール50mlを
入れ20分撹拌する。シリカゲルを別した後、メ
タノールを濃縮してa―2―2,305mgを得た。 実施例 51 実施例48で合成したa―1―1,1ミリモル
をクロロホルム5mlに溶かし、室温下ジアゾメタ
ンのエーテル溶液10ミリモルを加え、一夜撹拌す
る。過剰のジアゾメタンを酢酸で除去し、反応液
を減圧乾固する。メタノール1mlに溶かし、メル
ク社TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F
―254(Art.5717)20cm×20cm×2mm10枚にスポツ
トし、クロロホルム:メタノール50:1の溶媒系
で展開し、Rf0.60の部分(紫外吸収あり)をかき
とり、集めてメタノール50mlを入れ20分撹拌す
る。シリカゲルを別した後、メタノールを濃縮
してa―5―1,270mgを得た。 実施例 52 充分に乾燥したAI―77―F2ミリモル778mgをク
ロロホルム10mlに溶かし、室温下ジアゾエタンの
エーテル溶液15ミリモルを加え1時間撹拌する。
過剰のジアゾエタンを酢酸で除去し、反応液を減
圧乾固する。メタノール2mlに溶かし、メルク社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm15枚にスポツトし、
クロロホルム:メタノール40:1の溶媒系で展開
し、Rf0.70の部分(紫外吸収あり)をかきとり、
集めてメタノール100mlを入れ20分攪拌する。シ
リカゲルを別した後、メタノールを濃縮して
a―4―2,680mgを得た。 実施例 53 実施例52で合成したa―4―2,1ミリモル
を塩化メチレン10mlに溶かし、これにジアゾブタ
ンのエーテル溶液5ミリモルを加え、さらにトリ
フツ化ホウ素エーテル錯体(和光純薬)0.5mlを
加え、室温一夜撹拌する。過剰のジアゾブタを酢
酸で除去した後、反応液を減圧乾固する。メタノ
ール1mlに溶かし、メルク社TLCPSC―Fertig
―Platten KIESELGEL60F―254(Art.5717)20
cm×20cm×2mm10枚にスポツトし、クロロホル
ム:メタノール50:1の溶媒系で展開し、Rf0.70
の部分(紫外吸収あり)をかきとり、集めてメタ
ノール50mlを入れ20分撹拌する。シリカゲルを
別した後、メタノールを濃縮してa―6―5,
290mgを得た。 実施例 54 実施例53と同様にして合成したa―6―4,
2ミリモルをメタノール10mlに溶かし、Pd―C
(10%)を100mg加え、1気圧、室温下水素ガスと
振盪する。20分で反応を終了し、Pd―Cを去
した後、溶媒を減圧下留去するメタノール2mlに
溶かし、メルク社TLCPSC―Fertigplatten
KIESELGEL60F―254(Art.5717)20cm×20cm×
2mm15枚にスポツトし、クロロホルム:メタノー
ル30:1の溶媒系で展開し、Rf0.65の部分(紫外
吸収あり)をかきとり、集めてメタノール100ml
を入れ20分撹拌する。シリカゲルを別した後、
メタノールを濃縮してa―7―8,520mgを得
た。 実施例 55 実施例54で合成したa―7―8,1ミリモル
をピリジン4mlに溶かし、無水酢酸10ミリモルを
加え、50℃で3時間撹拌する。ピリジンを減圧下
留去した後、メタノール2mlに溶かし、メルク社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm10枚にスポツトし、
クロロホルム:メタノール50:1の溶媒系で展開
し、Rf0.70の部分(紫外吸収あり)をかきとり、
集めてメタノール50mlを入れ20分撹拌する。シリ
カゲルを別した後、メタノールを濃縮してa
―8―5,240mgを得た。 実施例 56 実施例30で合成したa―18―1,2ミリモル
をメタノール2ml、水5mlの混合溶媒に溶かし、
1N―水酸化ナトリウム水溶液をPH10になるまで
加える。撹拌するにつれPHが下るので、さらにPH
10になるまで加える。PHが10から下らなくなつた
ならば1N―HClでPH7に調節し、この液をアン
バーライトXAD―2樹脂にて精製する。水で充
分洗浄した後、メタノール50%、水50%系溶媒で
溶離させる(γ―ラクトンの開環)。これを濃縮
してa―18―1,820mgを得た。 上記物を再びメタノール2ml、水5mlの混合溶
媒にとかし、1N―水酸化ナトリウム水溶液をPH
12になるまで加える。撹拌するにつれPHが下るの
で、さらにPH12になるまで加える。PHが12から下
らなくなつたならば1N―HClでPH7に調節し、
この液を上と同様XAD―2で精製溶離し、メタ
ノール30%、水70%系溶媒で溶出させて濃縮し、
c―18―1,810mgを得た。 b―18―1,1ミリモルをメタノール5mlに
溶かし、塩化水素飽和メタノール液を1ml加え、
氷冷下1時間撹拌した後、溶媒を留去し、a―
18―1,400mgを得た。またc―18―1,1ミ
リモルを用い、同様の操作をしてa―18―1,
380mgを得た。 実施例 57 実施例28で合成したa―4―1,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒド
ロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10
%、20%と順次上げて行き、60%で溶出する区分
を集め、濃縮してa―21―9,160mgを得た。 実施例 58 50mlのガラスの耐圧容器に、充分に乾燥した実
施例43で合成したa―10―1 2ミリモルを入
れ、N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶か
す。ヨウ化メチル10ミリモルを加え、密閉して室
温下1時間はげしく振盪する。さらにヨウ化メチ
ル10ミリモルを加え、上と同様の反応を行なう。
再度ヨウ化メチル10ミリモルを加え、一昼夜はげ
しく振盪した後、溶媒のN,N―ジメチルホルム
アミドおよび未反応のヨウ化メチルを減圧下留去
する。残渣をメタノール2mlにとかし、メルク社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:10の溶媒系で展開
し、Rf値0.40の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリ
ン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール200
mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別した
後、メタノールを濃縮して80mgのa―28―1を
得た。 実施例 59 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例44と同様に
して合成したa―11―1,2ミリモルを入れ、
N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、密閉して室温下1
時間はげしく振盪する。さらにヨウ化メチル10ミ
リモルを加え、上と同様の反応を行なう。再度ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振
盪した後、溶媒のN,N―ジメチルホルムアミド
および未反応のヨウ化メチルを減圧下留去する。
残渣をメタノール2mlにとかし、メルク社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:20の溶媒系で展開
し、Rf値0.50の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリ
ン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール200
mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別した
後、メタノールを濃縮して92mgのa―29―1を
得た。 実施例 60 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例39で合成し
たa―12―1,2ミリモルを入れ、N,N―ジ
メチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、密閉して室温下1時間はげし
く振盪する。さらにヨウ化メチル10ミリモルを加
え、上と同様の反応を行なう。再度ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振盪した後、
溶媒のN,N―ジメチルホルムアミドおよび未反
応のヨウ化メチルを減圧下留去する。残渣をメタ
ノール2mlにとかし、メルク社TLCPSC―
Fertigplatten KIESELGEL60F―254(Art.5717)
20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、メタノー
ル:クロロホルム1:10の溶媒系で展開し、Rf
値0.38の部分(紫外吸収有り、ニンドリン発色赤
紫)をかきとり、集めてメタノール200mlを入れ
30分撹拌する。シリカゲルを別した後、メタノ
ールを濃縮して76mgのa―30―1を得た。 実施例 61 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例36で合成し
たa―13―2,2ミリモルを入れ、N,N―ジ
メチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、密閉して室温下1時間はげし
く振盪する。さらにヨウ化メチル10ミリモルを加
え、上と同様の反応を行なう。再度ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振盪した後、
溶媒のN,N―ジメチルホルムアミドおよび未反
応のヨウ化メチルを減圧下留去する。残渣をメタ
ノール2mlにとかし、メルク社TLCPSC―
Fertigplatten KIESELGEL60F―254(Art.5717)
20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、メタノー
ル:クロロホルム1:10の溶媒系で展開し、Rf
値0.52の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリン発色
赤紫)をかきとり、集めてメタノール200mlを入
れ30分撹拌する。リカゲルを別した後、メタノ
ールを濃縮して85mgのa―31―2を得た。 実施例 62 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例37と同様に
して合成したa―14―1,2ミリモルを入れ、
N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、密閉して室温下1
時間はげしく振盪する。さらにヨウ化メチル10ミ
リモルを加え、上と同様の反応を行なう。再度ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振
盪した後、溶媒のN,N―ジメチルホルムアミド
および未反応のヨウ化メチルを減圧下留去する。
残渣をメタノール2mlにとかし、メルク社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:30の溶媒系で展開
し、Rf値の0.60の部分(紫外吸収有り、ニンヒド
リン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール
200mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別し
た後、メタノールを濃縮して98mgのa―32―1
を得た。 実施例 63 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例35と同様に
して合成したa―15―1,2ミリモルを入れ、
N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、密閉して室温下1
時間はげしく振盪する。さらにヨウ化メチル10ミ
リモルを加え、上と同様の反応を行なう。再度ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振
盪した後、溶媒のN,N―ジメチルホルムアミド
および未反応のヨウ化メチルを減圧下留去する。
残渣をメタノール2mlにとかし、メタノール社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:30の溶媒系で展開
し、Rf値0.50の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリ
ン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール200
mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別した
後、メタノールを濃縮して95mgのa―33―1を
得た。 実施例 64 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例41と同様に
して合成したa―16―1,2ミリモルを入れ、
N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨ
ウ化メチル10ミリモルを加え、密閉して室温下1
時間はげしく振盪する。さらにヨウ化メチル10ミ
リモルを加え、上と同様の反応を行なう。 再度ヨウ化メチル10ミリモルを加え、一昼夜は
げしく振盪した後、溶媒のN,N―ジメチルホル
ムアミドおよび未反応のヨウ化メチルを減圧下留
去する。残渣をメタノール2mlにとかし、メルク
社TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―
254(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツト
し、メタノール:クロロホルム1:10の溶媒系で
展開し、Rf値0.40の部分(紫外吸収有り、ニンヒ
ドリン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール
200mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別し
た後、メタノールを濃縮して70mgのa―34―1
を得た。 実施例 65 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例38と同様に
して合成したa―17―1,2ミリモルを入れ、
N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶かす。 ヨウ化メチル10ミリモルを加え、密閉して室温
下1時間はげしく振盪する。さらにヨウ化メチル
10ミリモルを加え、上と同様の反応を行なう。再
度ヨウ化メチル10ミリモルを加え、一昼夜はげし
く振盪した後、溶媒のN,N―ジメチルホルムア
ミドおよび未反応のヨウ化メチルを減圧下留去す
る。残渣をメタノール2mlにとかし、メルク社
TLCPSC―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:20の溶媒系で展開
し、Rf値0.40の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリ
ン発色赤紫)をかきとり、集めてメタノール200
mlを入れ30分撹拌する。シリカゲルを別した
後、メタノールを濃縮して90mgのa―35―1を
得た。 実施例 66 充分に乾燥したAI―77―B4.95ミリモル2.1gを
ピリジン25mlに溶解し、室温下無水オレイン酸6
ミリモルを加え、室温で4時間撹拌する。減圧下
ピリジンを留去した後、水100mlを加える。生じ
た沈澱を別し、充分に乾燥する。この固型物を
150mlのヘキサンで3回、計450mlで洗浄する。こ
れをクロロホルム150mlに溶かし、P―トルエン
スルホン酸330mgを加え2時間撹拌する。これに
水100mlを加え、分液し、クロロホルム層をとり
だして芒硝で乾燥し、芒硝を別し、クロロホル
ム層を濃縮して目的物a―1―13,2.10gを得
た。 実施例 67 充分に乾燥したAI―77―B71ミリモル3gをピ
リジン50mlに溶解し、無水安息香酸14ミリモルを
室温下加える。室温で3時間撹拌した後、ピリジ
ンを減圧下留去する。この乾固物をメタノール40
mlに溶解し、塩酸飽和メタノールでPHを1にす
る。これを減圧下濃縮乾固する。さらに、これを
メタノール20mlに溶解し、1規定水酸化ナトリウ
ム溶液でPHを5にする。この溶液を−20℃にて一
昼夜放置し、生じた沈澱を別する。別した沈
澱を水―メタノール系溶媒(水50%、メタノール
50%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―2を
300ml充填したカラムを流下させる。カラムを1.5
の水で洗浄後、メタノール85%、水15%の溶媒
系で流出した区分を集め、濃縮して乾燥し、目的
物a―1―14,2.51gを得た。 実施例 68 充分に乾燥したAI―77―B2ミリモルをクロロ
ホルム1mlに懸濁し、4―シクロヘキシル酪酸10
ミリモルを加える。さらにジシクロヘキシルカル
ボジイミド8ミリモルを加え、室温下4時間撹拌
する。減圧下溶媒を留去した後、残渣をメタノー
ル2mlに溶かし、メルク社TLCPSC―
Fertigplatten KIESELGEL60F―254(Art.5717)
20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、メタノー
ル:クロロホルム1:10の溶媒系で展開し、Rf
値0.65の部分(紫外吸収有り)をかきとり、集め
てメタノール200mlを入れ30分撹拌する。シリカ
ゲルを別した後、メタノールを濃縮して730mg
のa―1―19を得た。 実施例 69 充分に乾燥したAI―77―B2ミリモルをクロロ
ホルム10mlに懸濁し、N―チル―テトラゾールカ
ルボン酸10ミリモルを加える。さらにジシクロヘ
キシルカルボジイミド8ミリモルを加え、室温下
4時間撹拌する。減圧下溶媒を留去した後、残渣
をメタノール2mlに溶かし、メルク社TLCPSC
―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:10の溶媒系で展開
し、Rf値0.51の部分(紫外吸収有り)をかきと
り、集めてメタノール200mlを入れ30分撹拌する。
シリカゲルを別した後、メタノールを濃縮して
520mgのa―1―27を得た。 実施例 70 充分に乾燥したAI―77―B2ミリモルをクロロ
ホルム10mlに懸濁し、シクロヘキサノン―2―カ
ルボン酸10ミリモルを加える。さらにジシクロヘ
キシルカルボジイミド8ミリモルを加え、室温下
4時間撹拌する。減圧下溶媒を留去した後、残渣
をメタノール2mlに溶かし、メルク社TLCPSC
―Fertigplatten KIESELGEL60F―254
(Art.5717)20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、
メタノール:クロロホルム1:1の溶媒系で展開
し、Rf値0.70の部分(紫外吸収有り)をかきと
り、集めてメタノール200mlを入れ30分撹拌する。
シリカゲルを別した後、メタノールを濃縮して
510mgのa―1―33を得た。 実施例 71 充分に乾燥したAI―77―B2ミリモルをクロロ
ホルム110mlに懸濁し、4―メチルチオ安息香酸
10ミリモルを加える。さらにジシクロヘキシルカ
ルボジイミド8ミリモルを加え、室温下4時間撹
拌する。減圧下溶媒を留去した後、残渣をメタノ
ール2mlに溶かし、メルク社TLCPSC―
Fetigplatten KIESELGEL60F―254(Art.5717)
20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、メタノー
ル:クロロホルム1:30溶媒系で展開し、Rf値
0.40の部分(紫外吸収有り)をかきとり、集めて
メタノール200mlを入れ30分撹拌する。シリカゲ
ルを別した後、メタノールを濃縮して700mgの
a―1―46を得た。 実施例 72 実施例66で合成したa―1―131ミリモルを
蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴン
雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボレ
ート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌する。
塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノール
10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム2ミ
リモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素ガス
飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリウム
を分解する。これを減圧下乾固した後、水、テト
ラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒドロフ
ラン60%)に懸濁させ、アンバーライトXAD―
2を70ml充填したカラムを流下させる。カラムを
500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラン―水系
の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10%、20%
と順次上げて行き、50%で溶出する区分を集め、
濃縮してa―18―13,210mgを得た。 実施例 73 実施例67で合成したa―1―14,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒド
ロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10
%、20%と順次上げて行き、40%で溶出する区分
を集め、濃縮してa―18―14,250mgを得た。 実施例 74 実施例68で合成したa―1―19,1ミリモル
を蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解し、アルゴ
ン雰囲気下、トリエチルオキソニウムフルオロボ
レート1.5ミリモルを加え、室温下4時間撹拌す
る。塩化メチレンを減圧留去した後、無水エタノ
ール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
2ミリモルを加え、10分間撹拌した後、塩化水素
ガス飽和エタノールで過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解する。これを減圧下乾固した後、水、
テトラヒドロフラン系溶媒(水40%、テトラヒド
ロフラン60%)に懸濁させ、アンバーライト
XAD―2を70ml充填したカラムを流下させる。
カラムを500mlの水で洗浄後、テトラヒドロフラ
ン―水系の溶媒でテトラヒドロフランの含量を10
%、20%と順次上げて行き、60%で溶出する区分
を集め、濃縮してa―18―19,170mgを得た。 実施例 75 実施例68と同様にして合成したa―1―59,
1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解
し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウム
フルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温下4
時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した後、
無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素
ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き、40%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―18―53,190
mgを得た。 実施例 76 実施例66と同様にして合成したa―1―16,
1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレンン10mlに溶
解し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウ
ムフルオロボレート1.3ミリモルを加え、室温下
4時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した
後、無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素ホウ
素ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き、60%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―18―16,210
mgを得た。 実施例 77 実施例67と同様にして合成したa―1―38,
1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解
し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウム
フルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温下4
時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した後、
無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素
ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き、40%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―18―32,260
mgを得た。 実施例 78 実施例17と同様の方法で合成a―5―14,1
ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに溶解
し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニウム
フルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温下4
時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した後、
無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホウ素
ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き、60%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―22―14,220
mgを得た。 実施例 79 実施例17と同様の方法で合成したa―5―
16,1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに
溶解し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニ
ウムフルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温
下4時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した
後、無水エタノール1mlを入れ、氷冷下水素化ホ
ウ素ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌し
た後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素
化ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾
固した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き50%で溶出
する区分を集め、濃縮してa―22―15,240mg
を得た。 実施例 80 実施例17と同様の方法で合成したa―5―
23,1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに
溶解し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニ
ウムフルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温
下4時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した
後、無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素化ホ
ウ素ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌し
た後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素
化ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾
固した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き50%で溶出
する区分を集め、濃縮してa―22―22,200mg
を得た。 実施例 81 実施例17と同様の方法で合成したa―5―
19,1ミリモルを蒸留直後の塩化メチレン10mlに
溶解し、アルゴン雰囲気下、トリエチルオキソニ
ウムフルオロボレート1.5ミリモルを加え、室温
下4時間撹拌する。塩化メチレンを減圧留去した
後、無水エタノール10mlを入れ、氷冷下水素ホウ
素ナトリウム2ミリモルを加え、10分間撹拌した
後、塩化水素ガス飽和エタノールで過剰の水素化
ホウ素ナトリウムを分解する。これを減圧下乾固
した後、水、テトラヒドロフラン系溶媒(水40
%、テトラヒドロフラン60%)に懸濁させ、アン
バーライトXAD―2を70ml充填したカラムを流
下させる。カラムを500mlの水で洗浄後、テトラ
ヒドロフラン―水系の溶媒でテトラヒドロフラン
の含量を10%、20%と順次上げて行き、70%で溶
出する区分を集め、濃縮してa―22―18,190
mgを得た。 実施例 82 実施例18と同様にして合成したa―5―123
1ミリモルをメタノール2ml、水4mlの混合溶媒
に懸濁させ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPH
が12になるまで加える。室温下撹拌するとPHが下
るので、さらにPH12になるまで上記のアルカリを
加える。PHが12から下らなくなつたならば1規定
塩酸でPH7に調節し、これをアンバーライト
XAD―2を30ml充填したカラムを流下させる。
500mlの水で洗浄した後、メタノール―水系の溶
媒でメタノールの含量を10%、20%と順次上げて
行き、80%で溶出する区分を集め濃縮する。これ
を塩化水素飽和メタノール10mlに溶かし、氷冷下
30分撹拌する。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥
してa―13―8 380mgを得た。 実施例 83 実施例18と同様の方法で合成したa―5―7
1ミリモルをメタノール2ml、水4mlの混合溶
媒に懸濁させ、1規定水酸化ナトリウム水溶液を
PHが12になるまで加える。室温下撹拌するとPHが
下るので、さらにPH12になるまで上記のアルカリ
を加える。PHが12から下らなくなつたならば1規
定塩酸でPH7に調節し、これをアンバーライト
XAD―2を30ml充填したカラムを流下させる。
500mlの水で洗浄した後、メタノール―水系の溶
媒でメタノールの含量を10%、20%と順次上げて
行き、50%で溶出する区分を集め濃縮する。これ
を塩化水素飽和メタノール10mlに溶かし、氷冷下
30分撹拌する。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥
してa―13―1 350mgを得た。 実施例 84 実施例18と同様の方法で合成したa―5―
124 1ミリモルをメタノール2ml、水4mlの混合
溶媒に懸濁させ、1規定水酸化ナトリウム水溶液
をPHが12になるまで加える。室温下撹拌するとPH
が下るので、さらにPH12になるまで上記のアルカ
リを加える。PHが12から下らなくなつたならば1
規定塩酸でPH7に調節し、これをアンバーライト
XAD―2を30ml充填したカラムを流下させる。
500mlの水で洗浄した後、メタノール―水系の溶
媒でメタノールの含量を10%、20%と順次上げて
行き、60%で溶出する区分を集め濃縮する。これ
を塩化水素飽和メタノール10mlに溶かし、氷冷下
30分撹拌する。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥
してa―13―33 300mgを得た。 実施例 85 実施例18で合成したa―5―125 1ミリモル
をメタノール2ml、水4mlの混合溶媒に懸濁さ
せ、1規定水酸化ナトリウム水溶液をPHが12にな
るまで加える。室温下撹拌するとPHが下るので、
さらにPH12になるまで上記のアルカリを加える。
PHが12から下らなくなつたならば1規定塩酸でPH
を7に調節し、これをアンバーライトXAD―2
を30ml充填したカラムを流下させる。500mlの水
で洗浄した後、メタノール―水系の溶媒でメタノ
ールの含量を10%、20%と順次上げて行き、60%
で溶出する区分を集め濃縮する。これを塩化水素
飽和メタノール10mlに溶かし、氷冷下30分撹拌す
る。溶媒を減圧下留去し、充分に乾燥してa―
13―20,280mgを得た。 実施例 86 50mlのガラスの耐圧容器に、実施例83で合成し
たa―13―1,2ミリモルを入れ、N,N―ジ
メチルホルムアミド10mlに溶かす。ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、密閉して室温下1時間はげし
く振盪する。さらにヨウ化メチル10ミリモルを加
え、上と同様の反応を行なう。再度ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振盪した後、
溶媒のN,N―ジメチルホルムアミドおよび未反
応のヨウ化メチルを減圧下留去する。残渣をメタ
ノール2mlにとかし、メルク社TLCPSC―
Fertigplatten KIESELGEL60F―254(Art.5717)
20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、メタノー
ル:クロロホルム1:15の溶媒系で展開し、Rf
値0.40の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリン発色
赤紫)をかきとり、集めてメタノール200mlを入
れ30分撹拌する。シリカゲルを別した後、メタ
ノールを濃縮してa―31―1,70mgを得た。 実施例 87 50mlのガラスの耐圧容器に実施例82で合成した
a―13―8,2ミリモルを入れ、N,N―ジメ
チルホルムアミド10mlに溶かす。ヨウ化メチル10
ミリモルを加え、密閉して室温下1時間はげしく
振盪する。さらにヨウ化メチル10ミリモルを加
え、上と同様の反応を行なう。再度ヨウ化メチル
10ミリモルを加え、一昼夜はげしく振盪した後、
溶媒のN,N―ジメチルホルムアミドおよび未反
応のヨウ化メチルを減圧下留去する。残渣をメタ
ノール2mlにとかし、メルク社TLCPSC―
Fertigplatten KIESELGEL60F―254(Art.5717)
20cm×20cm×2mm20枚にスポツトし、メタノー
ル:クロロホルム1:10の溶媒系で展開し、Rf
値0.52の部分(紫外吸収有り、ニンヒドリン発色
赤紫)をかきとり、集めてメタノール200mlを入
れ30分撹拌する。シリカゲルを別した後、メタ
ノールを濃縮してa―3―13,82mgを得た。 実施例 88 充分に乾燥したAI―77―B,10ミリモルを氷
浴上で、100mlの1N HCl―エタノールに溶解し
た。たゞちに減圧で溶媒を除去(バス温20〜30
℃)し、その後真空ポンプを用いて残渣を充分に
乾燥した。次にこの残渣に50mlの0.5モルの重炭
酸ナトリウム溶液を加え、600mlの酢酸エチルを
用い抽出を行なつた。酢酸エチル層を飽和食塩水
で洗つた後、芒硝を加え一晩放置した。芒硝を
別して酢酸エチルを減圧で除去すると、3.98g
(収量98%)のAI―77―B―γ―ラクトン(AI―
77―Ba)を得た。 実施例 89 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かした。モノメチルアミン(40%水溶液)
70mlに乾燥N2ガスを吹きこみ、追い出されたモ
ノメチルアミンをドライアイスで冷却されたトラ
ツプで捕捉した。得られたモノメチルアミンを水
浴上(10〜20℃)で気化させ、苛性ソーダ管を用
いて乾燥後、先のAI―77―Baのメタノール溶液
に吹きこんだ。反応は水浴上(10〜15℃)で3時
間行ない、その後反応液を減圧で乾固した。残渣
をクロロホルム20mlに溶かし、クロロホルムで充
填したシリカゲルカラム(100g)にのせて500ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=4:1(2)で生成物を分画
し、減圧で濃縮乾固すると、1.3gの目的物―
1―2を得た。 実施例 90 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶解し、50ミリモルn―ブチルアミンを加
え、水浴上(10〜15℃)密栓して5時間撹拌し
た。反応終了後、溶媒およびn―ブチルアミンを
減圧で濃縮乾固した。得られた残渣を10mlのクロ
ロホルムに溶かし、クロロホルムで充填したシリ
カゲルカラム(100g)にのせて200mlのクロロホ
ルムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノ
ール=7:1(2.5)で生成物を分画し減圧で濃
縮乾固すると、1.2gの目的物―1―4を得た。 実施例 91 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水エタノー
ルに溶かし、50ミリモルのオクタデシルアミンを
加え密栓して室温で撹拌しながら20時間反応させ
た。反応後、溶媒を減圧で除去し反応物を乾固し
た。得られた残渣をクロロホルム50mlに溶かし、
クロロホルムで充填したシリカゲルカラム(300
g)にのせ、クロロホルム:メタノール=50:1
(4)で生成物を分画した濃縮乾固すると、
0.45gの目的物―1―6を得た。 実施例 92 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、50ミリモルのテトラハイドロフルフ
リルアミンを加え、室温で密栓して15時間撹拌し
た。その後減圧で溶媒を除去した後、高真空ポン
プを用いて、さらにテトラハイドロフルフリルア
ミンを除去した。得られた残渣をクロロホルムに
溶かし、クロロホルムで充填したシリカゲルカラ
ム(100g)にのせ、200mlのクロロホルムでカラ
ムを洗つた後、クロロホルム:メタノール=9:
1(2)で生成物を分画し濃縮乾固すると、目
的物―1―15 0.63gを得た。 実施例 93 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水エタノー
ルに溶かし、50ミリモルのオレイルアミンを加え
密栓して室温で撹拌しながら20時間反応させた。
反応後、溶媒を減圧で除去し反応物を乾固した。
得られた残渣をクロロホルム50mlに溶かし、クロ
ロホルムで充填したシリカゲルカラム(300g)
にのせ、クロロホルム:メタノール=50:1(5
)で生成物を分画し濃縮乾固すると、0.38gの
目的物―1―8を得た。 実施例 94 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、50ミリモルのベンジルアミンを加え
室温で密栓して10時間撹拌した。その後減圧で溶
媒を除去した後、高真空ポンプを用いてさらにベ
ンジルアミンを除去した。得られた残渣をクロロ
ホルムに溶かし、クロロホルムで充填したシリカ
ゲルカラム(100g)にのせ、200mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=15:1(2)で生成物を分画し濃縮乾固す
ると、目的物―1―10,0,71gを得た。 実施例 95 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、60ミリモルのフルフリルアミンを加
え室温で密栓して16時間撹拌した。その後減圧で
溶媒を除去した後、高真空ポンプを用いてさらに
フルフリルアミンを除去した。得られた残渣クロ
ロホルムに溶かし、クロロホルムで充填したシリ
カゲルカラム(100g)にのせ、200mlのクロロホ
ルムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノ
ール=12:1(2)で生成物を分画し濃縮乾固
すると、目的物―14,0.55gを得た。 実施例 96 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、50ミリモルの2―アミノエチルテト
ラハイドロピランを加え室温で密栓して13時間撹
拌した。その後減圧で溶媒を除去した後、高真空
ポンプを用いてさらに2―アミノエチルテトラハ
イドロピランを除去した。得られた残渣をクロロ
ホルムに溶かし、クロロホルムで充填したシリカ
ゲルカラム(100g)にのせ、200mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=9:1(2)で成物を分画し濃縮乾固する
と、目的物―1―16,0.67gを得た。 実施例 97 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水エタノー
ルに溶かし、50ミリモルの2―ナフタレンメチル
アミンを加え密栓室温で撹拌しながら48時間反応
させた。反応後、溶媒を減圧で除去し反応物を乾
固した。得られた残渣をクロロホルム50mlに溶か
し、クロロホルムで充填したシリカゲルカラム
(300g)にのせ、クロロホルム:メタノール=
60:1(7)で生成物を分画し濃縮乾固すると、
1.08gの目的物―1―18を得た。 実施例 98 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、50ミリモルの3―メトキシブチルア
ミンを加え室温で密栓して12時間撹拌した。その
後減圧で溶媒を除去した後、高真空ポンプを用い
てさらに3―メトキシブチルアミンを除去した。
得られた残渣をクロロホルムに溶溶かし、クロロ
ホルムで充填したシリカゲルカラム(100g)に
のせ、200mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=8:1(2)で生
成物を分画し濃縮乾固すると、目的物―1―
26,1.14gを得た。 実施例 99 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、50ミリモルのゲラニルアミンを加え
室温で密栓して20時間撹拌した。その後減圧で溶
媒を除去した後、高真空ポンプを用いてさらにゲ
ラニルアミンを除去した。得られた残渣をクロロ
ホルムに溶かし、クロロホルムで充填したシリカ
ゲルカラム(100g)にのせ、200mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=30:1(2)で生成物を分画し濃縮乾固す
ると、目的物―1―30,0.58gを得た。 実施例 100 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水エタノー
ルに溶かし、50ミリモルのP―トルイジンを加え
密栓室温で撹拌しながら48時間反応させた。反応
後、溶媒を減圧で除去し反応物を乾固した。得ら
れた残渣をクロロホルム50mlに溶かし、クロロホ
ルムで充填したシリカゲルカラム(300g)にの
せ、クロロホルム:メタノール=20:1(5)
で生成物を分画した濃縮乾固すると、1.03gの目
的物―1―43を得た。 実施例 101 AI―77―Ba5ミリモルを100mlの無水メタノー
ルに溶かし、50ミリモルのN―(2―アミノエチ
ル)―ピペリジンを加え室温で密栓して15時間撹
拌した。その後減圧で溶媒を除去した後、高真空
ポンプを用いてさらにN―(2―アミノエチル)
―ピペリジンを除去した。得られた残渣をクロロ
ホルムに溶かし、クロロホルムで充填したシリカ
ゲルカラム(100g)にのせ、200mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=12:1(2)で生成物を分画し濃縮乾固す
ると、目的物―1―46,0.53gを得た。 実施例 102 実施例43で合成したa―10―1 5ミリモル
を50mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを6.5ミ
リモルまで溶解させ、密栓して48時間反応させ
た。たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得ら
れた残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロ
ホルムで充填したシリカゲルカラム(100g)に
のせて、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた
後、クロロホルム:メタノール=10:1(2)
で生成物を分画した減圧で濃縮乾固すると、0.19
gの目的物―2―1を得た。 実施例 103 実施例44で合成したa―11―6,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7.0ミ
リモルまで溶解させ、密栓して48時間反応させ
た。たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得ら
れた残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロ
ホルムで充填したシリカゲルカラム(100g)に
のせて、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた
後、クロロホルム:メタノール=15:1(2)
で生成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.27g
の目的物―3―2を得た。 実施例 104 実施例39で合成したa―12―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7.0ミ
リモルまで溶解させ、密栓して48時間反応させ
た。たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得ら
れた残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロ
ホルムで充填したシリカゲルカラム(100g)に
のせて、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた
後、クロロホルム:メタノール=10:1(2)
で生成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.26g
の目的物―4―1を得た。 実施例 105 実施例36で得たa―13―2,5ミリモルを30
mlの無水メタノールに溶かし、50ミリモルのブチ
ルアミンを加え密栓して水浴上(10〜16℃)で5
時間撹拌した。反応後、減圧で溶媒とアミンを除
去し、得られた残渣をクロロホルム(10ml)に溶
かし、クロロホルムで充填したシリカゲルカラム
(100g)にのせて、150mlのクロロホルムでカラ
ムを洗つた後、クロロホルム:メタノール=30:
1(2)で生成物を分画し濃縮乾固すると、目
的物―5―3を得た(1.41g)。 実施例 106 実施例36で得たa―13―2(塩酸塩)5ミリ
モルに100mlの0.5M重炭酸ナトリウム溶液を加
え、300mlの酢酸エチルで三度に分けて抽出した。
酢酸エチル層を飽和食塩水で洗つた後、芒硝を加
えて乾燥し芒硝を別し、酢酸エチルを減圧で除
去すると、2.3gのa―13―2(塩酸フリー)を
得た。この残渣を100mlの無水メタノールに溶か
し、50ミリモルのP―トルイジンを加え密栓して
三日室温で残渣した。その後減圧で溶媒を除去し
た後、残渣を50mlのクロロホルムに溶かし、クロ
ロホルムで充填したシリカゲルカラム(400g)
にのせ、クロロホルム:メタノール=30:1(5
)で生成物を分画した減圧で濃縮乾固すると、
1.4gの目的物―5―4を得た。 実施例 107 実施例37で合成したa―14―9,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを6ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=30:1(2)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.31gの目
的物―6―3を得た。 実施例 108 実施例35で得たa―15―8,5ミリモルを
100mlの無水メタノールに溶かし、50ミリモルの
ブチルアミンを加え密栓して水浴上(10〜16℃)
で5時間撹拌した。応後、減圧で溶媒とアミンを
除去し、得られた残渣をクロロホルム(10ml)に
溶かし、クロロホルムで充填したシリカゲルカラ
ム(100g)にのせて150mlのクロロホルムでカラ
ムを洗つた後、クロロホルム:メタノール=25:
1(3)で生成物を分画し濃縮乾固すると目的
物―7―4を得た(1.58g)。 実施例 109 実施例29で合成したa―16―1,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを30ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=10:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.11gの目的物―8
―1を得た。 実施例 110 実施例31で合成したa―18―2,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=15:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.18gの目的物―10
―1を得た。 実施例 111 実施例32で合成したa―18―6,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して3時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=20:1(3)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.21gの目的物―10
―2を得た。 実施例 112 実施例32で得たa―18―6,5ミリモルを
100mlの無水メタノールに溶かし、50ミリモルの
ブチルアミンを加え、密栓して水浴上(10〜16
℃)で3時間撹拌した。反応後、減圧で溶媒とア
ミンを除去し得られた残渣をクロロホルム(10
ml)に溶かし、クロロホルムで充填したシリカゲ
ルカラム(100g)にのせて、150mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=30:1(3)で生成物を分画し濃縮乾固す
ると、目的物―10―4を得た(1.39g)。 実施例 113 実施例13で合成したa―20―2,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=30:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.29gの目
的物―12―1で得た。 実施例 114 実施例57で合成したa―21―9,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=15:1(2)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.18gの目
的物―13―3を得た。 実施例 115 実施例22で合成したa―22―5,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して3時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=15:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.36gの目的物―14
―2を得た。 実施例 116 実施例76で合成したa―22―15,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して3時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=20:1(3)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.38gの目的物―14
―5を得た。 実施例 117 実施例15で得たa―23―11,5ミリモルを30
mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かした。モノ
エチルアミン(70%水溶液)30mlに乾燥N2ガス
を吹き込み、追い出されたモノエチルアミンをド
ライアイスで冷却されたトラツプで捕捉した。得
られたモノエチルアミンを温浴上(20〜30℃)で
気化させ、苛性ソーダ管で乾燥後、7ミリモルま
で先のジメチルホルムアミド溶液に吹きこみ、密
栓して48時間撹拌した。その後、減圧で溶媒を除
去し、得られた残渣をクロロホルム30mlに溶か
し、クロロホルムで充填したシリカゲルカラム
(100g)にのせ、クロロホルム:メタノール=
20:1(3)で生成物を分画し濃縮乾固すると、
0.35gの目的物―15―4を得た。 実施例 118 実施例21で得たa―24―16,5ミリモルを
100mlの無水メタノールに溶かした。モノエチル
アミン(70%水溶液)30mlに乾燥N2ガスを吹き
込み、追い出されたモノエチルアミンをドライア
イスで冷却されたトラツプで捕捉した。得られた
モノエチルアミンを温浴上(20〜30℃)で気化さ
せ、苛性ソーダ管で乾燥後、50ミリモルまで先の
メタノール溶液に吹きこみ、密栓して3時間撹拌
した。その後、減圧で溶媒を除去し、得られた残
渣をクロロホルム30mlに溶かし、クロロホルムで
充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ、ク
ロロホルム:メタノール=30:1(3)で生成
物を分画し濃縮乾固すると、1.51gの目的物―
16―4を得た。 実施例 119 実施例27で合成したa―25―9,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=15:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.25gの目的物―17
―3を得た。 実施例 120 実施例26で合成したa―26―9,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=20:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.22gの目
的物―18―3を得た。 実施例 121 実施例46で合成したa―27―1,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=10:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.57gの目的物―19
―1を得た。 実施例 122 実施例58で合成したa―28―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して40時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=12:1(2)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.9gの目
的物―20―1を得た。 実施例 123 実施例59で合成したa―29―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=15:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.23gの目
的物―21―1を得た。 実施例 124 実施例60で合成したa―30―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=15:1(2)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.18gの目
的物―22―1を得た。 実施例 125 実施例61で得たa―31―2,5ミリモルを
100mlの無水メタノールに溶かし、50ミリモルの
ブチルアミンを加え、密栓して水浴上(10〜16
℃)で3時間撹拌した。反応後、減圧で溶媒とア
ミンを除去し、得られた残渣をクロロホルム(10
ml)に溶かし、クロロホルムで充填したシリカゲ
ルカラム(100g)にのせて、150mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=20:1(4)で生成物を分画し濃縮乾固す
ると、目的物―23―2を得た(1.48g)。 実施例 126 実施例86で合成したa―31―1,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=10:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.29gの目的物―23
―5を得た。 実施例 127 実施例62で合成したa―32―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=15:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.30gの目
的物―24―1を得た。 実施例 128 実施例63で合成したa―33―1,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=20:1(3)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.27gの目的物―25
―1を得た。 実施例 129 実施例64で合成したa―34―1,5ミリモル
を100mlの無水メタノールに溶かし、水浴上(10
〜15℃)で乾燥アンモニアガスを50ミリモルまで
溶解させ、密栓して2時間反応させた。たゞちに
減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた残渣を10
mlのクロロホルムに溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、300ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=9:1(2)で生成物を分画
し減圧で濃縮乾固すると、1.11gの目的物―26
―1を得た。 実施例 130 実施例65で合成したa―35―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=15:1(2)で生
成物を分画し減圧の濃縮乾固すると、0.16gの目
的物―27―1を得た。 実施例 131 実施例7で合成したa―1―4,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣をを10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホ
ルムで充填したシリカゲルカラム(100g)にの
せて、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=15:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.34gの目
的物―28―2を得た。 実施例 132 実施例6で得たa―1―11,5ミリモルを
100mlの無水エタノールに溶かした。モノエチル
アミン(70%水溶液)30mlに乾燥N2ガスを吹き
込み、追い出されたモノエチルアミンをドライア
イスで冷却されたトラツプで捕捉した。得られた
モノエチルアミンを温浴上(20〜30℃)で気化さ
せ、苛性ソーダ管で乾燥後、a―1―11エタノ
ール溶液に吹きこみ、密栓して3時間撹拌した。
その後、減圧で溶媒を除去し、得られた残渣をク
ロロホルム30mlに溶かし、クロロホルムで充填し
たシリカゲルカラム(100g)にのせ、クロロホ
ルム:メタノール=50:1(3)で生成物を分
画し濃縮乾固すると、0.9gの目的物―28―4
を得た。 実施例 133 実施例9で得たa―2―10,5ミリモルを30
mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かした。モノ
メチルアミン(40%水溶液)30mlの乾燥N2ガス
を吹き込み、追い出されたモノメチルアミンをド
ライアイスで冷却されたトラツプで捕捉した。得
られたモノメチルアミンを温浴上(20〜30℃)で
気化させ、苛性ソーダ管で乾燥後、7ミリモルま
で先のジメチルホルムアミド溶液に吹きこみ、密
栓して49時間撹拌した。その後、減圧で溶媒を除
去し、得られた残渣をクロロホルム30mlに溶か
し、クロロホルムで充填したシリカゲルカラム
(100g)にのせ、クロロホルム:メタノール=
20:1(3)で生成物を分画し濃縮乾固すると、
0.35gの目的物―29―2を得た。 実施例 134 実施例28で合成したa―4―1,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアスを7ミリモ
ルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムを洗つた後、クロロホ
ルム:メタノール=15:1(3)で生成物を分
画し減圧で濃縮乾固すると、0.17gの目的物―
31―1を得た。 実施例 135 実施例17で得たa―5―3,5ミリモルを
100mlの無水メタノールに溶かした。モノエチル
アミン(70%水溶液)30mlに乾燥N2ガスを吹き
こみ、追い出されたモノエチルアミンをドライア
イスで冷却されたトラツプで捕捉した。得られた
モノエチルアミンを温浴上(20〜30℃)で気化さ
せ、苛性ソーダ管で乾燥後、a―5―3のメタ
ノール溶液に吹きこみ、密栓して3時間撹拌し
た。その後、減圧で溶媒を除去し、得られた残渣
をクロロホルム20mlに溶かし、クロロホルムで充
填したシリカゲルカラム(100g)にのせ、クロ
ロホルム:メタノール=8:1(2)で生成物
を分画し濃縮乾固すると、1.1gの目的物―32
―1を得た。 実施例 136 実施例14で合成したa―6―12,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=20:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.26gの目
的物―33―1を得た。 実施例 137 実施例19で合成したa―7―16,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=20:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.28gの目
的物―34―1を得た。 実施例 138 実施例24で得たa―8―9,5ミリモルを30
mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かした。モノ
エチルアミン(70%水溶液)30mlに乾燥N2ガス
を吹き込み、追い出されたモノエチルアミンをド
ライアイスで冷却されたトラツプで捕捉した。得
られたモノエチルアミンを温浴上(20〜30℃)で
気化させ、苛性ソーダ管で乾燥後、7ミリモルま
で先のジメチルホルムアミド溶液に吹きこみ、密
栓して48時間撹拌した。その後減圧で溶媒を除去
し、得られた残渣をクロロホルム30mlに溶かし、
クロロホルムで充填したシリカゲルカラム(100
g)にのせ、クロロホルム:メタノール=15:1
(3)で生成物を分画し濃縮乾固すると、0.24
gの目的物―35―1を得た。 実施例 139 実施例25で合成したa―9―9,5ミリモル
を30mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、水
浴上(10〜15℃)で乾燥アンモニアガスを7ミリ
モルまで溶解させ、密栓して48時間反応させた。
たゞちに減圧で溶媒を除去し乾固した。得られた
残渣を10mlのクロロホルムに溶かし、クロロホル
ムで充填したシリカゲルカラム(100g)にのせ
て、300mlのクロロホルムでカラムを洗つた後、
クロロホルム:メタノール=20:1(3)で生
成物を分画し減圧で濃縮乾固すると、0.33gの目
的物―36―1を得た。 実施例 140 充分乾燥したAI―77―F(実施例3)5ミリモ
ルを100mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶かし、
7.5ミリモルのペンチルアミンを加え、密栓して
室温で三日撹拌した。反応後、減圧で溶媒とアミ
ンを除去し、得られた残渣をクロロホルム(20
ml)に溶かし、クロロホルムで充填したシリカゲ
ルカラム(100g)にのせて、100mlのクロロホル
ムでカラムを洗つた後、クロロホルム:メタノー
ル=7:1(2.5)で生成物を分画し減圧で濃縮
乾固すると、0.32gの目的物V―1―2を得た。 実施例 141 実施例11で得たa―3―2,5ミリモルを30
mlの乾燥したジメチルホルムアミドに溶かし、
7.5ミリモルのベンチルアミンを加え、密栓して
水浴上(10〜16℃)で二日撹拌した。反応後、減
圧で溶媒とアミンを除去し、得られた残渣をクロ
ロホルム(10ml)に溶かし、クロロホルムで充填
したシリカゲルカラム(100g)にのせて、150ml
のクロロホルムでカラムを洗つた後、クロロホル
ム:メタノール=30:1(2)で生成物を分画
し濃縮乾固すると、目的物―30―1を得た
(0.27g)。
【図面の簡単な説明】
第1図は重水素化メタノール中におけるAI―
77―Bの 1H核磁気共嗚スペクトル、第2図は
KBr錠によるAI―77―Bの赤外部吸収スペクト
ル、第3図は重水素化ジメチルスルホキサイド中
におけるAI―77―Fの 1H核磁気共嗚スペクト
ル、第4図はKBr錠によるAI―77―Fの赤外部
吸収スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式〔〕で示されるAI―77類の
    アミド誘導体ならびにそれらの医薬的に許容され
    る塩。 (式中、YはNHR4またはZと合してCとCとの
    結合手を、ZはHまたはYと合してCとCとの結
    合手を、R1,R2とR4は各々独立にH、R′、―
    CH2R、―CORを表し、R3はH、RまたはCH2R
    を表す。Rはメチル、エチル、n―プロピル、n
    ―ブチル、n―ペンチル、n―ヘキシル、n―ヘ
    プチル、n―オクチル、n―ウンデシル、n―ヘ
    プタデシル、イソプロピル、2―メチル―プロピ
    ル、2―メチル―ブチル、2―プロピル―ペンチ
    ル、4―エチル―ヘプチル、2・6・10―トリメ
    チル―テトラデカニル、ビニル、アリル―1―プ
    ロペニル、2―プロペニル、2―ブテニル、1・
    3―ブタジエニル、2―ペンテニル、8―ヘプタ
    デセニル、2―メチル―アリール、2・6―ジメ
    チル―2・6―ヘプタジニル、2・6・9―トリ
    メチル―2・6・9―トリデカトリエニル、フエ
    ニル、ナフチル、アズレニル、ノルボルネン、ノ
    ルボルナン、カンフアー、アダマントイル、サイ
    クロプロピル、サイクロブチル、サイクロペンチ
    ル、サイクロヘキシル、サイクロヘプチル、サイ
    クロオクチル、ベンジル、フエネチル、2―フエ
    ニルプロピル、ナフチルメチル、ナフチルエチ
    ル、2・4―ジメチル―イソプロピル―アズレニ
    ル、フリル、ジヒドロフリル、テトラヒドロフリ
    ル、ピラニル、ジヒドロピラニル、チエニル、テ
    トラゾリル、ピロリル、ピロリジニル、キノリ
    ル、インドリル、インドリニル、ピペリジル、モ
    ルホリニル、ピリジル、オキサゾリル、オキサゾ
    リジニル、チアゾリル、チアゾリジニル、ならび
    に上記炭化水素の塩素、臭素、弗素、オキソ、カ
    ルボキシル、ヒドロキシル、メチル、エチル、プ
    ロピル、ブチル、ペンチル、イソプロピル、3―
    メチル―ブチル、イソブチレン、プロピレン、ア
    セチレン、フエニル、ナフチル、アズレニル、ト
    ロポイル、サイクロプロピル、サイクロブチル、
    サイクロペンチル、サイクロヘキシル、サイクロ
    ヘプチル、サイクロオクチル、ベンジル、フエネ
    チル、2―フエニルプロピル、ナフチルメチル、
    p―(3―メチル)ブチルフエニル、メトキシ、
    エトキシ、ペントキシ、3―メチル―ブトキシ、
    3―メチル―2―ブテノキシ、メチルチオ、エチ
    ルチオ、3―メチル―ブチルチオ、ペンチルチ
    オ、メトキシカルボニル、ペントキシカルボニ
    ル、イソブトキシカルボニル、アセチルオキシ、
    プロピオニルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキ
    サノイルオキシ、クロトノイルオキシ、アセチ
    ル、プロピオニル、ヘキサノイル、3―メチル―
    ブタノイル、フリル、ジヒドロフリル、テトラヒ
    ドロフリル、ピラニル、ジヒドロピラニル、チエ
    ニル、テトラゾリル、ピロリル、ピロリジニル、
    キノリル、インドリル、インドリニル、ピペリジ
    ノ、モルホリノ、ピリジル、オキサゾリル、オキ
    サゾリジニル、チアゾリル、チアゾリジニルの一
    つまたは二つ以上の基で置換されたものから成る
    群から選ばれる基を、R′はRの中で不飽和炭素
    または三級炭素として一般式〔〕中のOまたは
    Nに直接結合する基以外の基を表す。)ただし、
    R1,R2,R3およびR4が同時にHである化合物を
    除く。
JP6168580A 1979-07-11 1980-05-12 Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen Expired - Lifetime JPH0246585B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168580A JPH0246585B2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen
GB8022059A GB2058047B (en) 1979-07-11 1980-07-04 Amides and amidines
FR8015179A FR2476085B1 (fr) 1979-07-11 1980-07-08 Composes obtenus par culture de microorganismes appartenant a la souche bacillus et procede pour les obtenir
NLAANVRAGE8003985,A NL187069C (nl) 1979-07-11 1980-07-10 N-acyl 3-(1-amino-3-methylbutyl)-8-hydroxy-3,4-dihydro-isocoumarine verbinding, werkwijze voor de bereiding daarvan en farmaceutisch preparaat.
IT49209/80A IT1195309B (it) 1979-07-11 1980-07-10 Composti ai-77 loro sali farmaceuticamente accettabile e procedimento per produrli
CH5281/80A CH654005A5 (fr) 1979-07-11 1980-07-10 3,4-dihydro-8-hydroxyisocoumarines et leurs sels acceptables en pharmacie.
DE19803026214 DE3026214A1 (de) 1979-07-11 1980-07-10 Salicylsaeure-derivate, ihre pharmazeutisch vertraeglichen salze und verfahren zu ihrer herstellung
US06/167,581 US4393225A (en) 1979-07-11 1980-07-11 AI-77 Compounds and pharmaceutically acceptable salts thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168580A JPH0246585B2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10972387A Division JPS6345274A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 Ai−77類のアミド誘導体およびその塩の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56158778A JPS56158778A (en) 1981-12-07
JPH0246585B2 true JPH0246585B2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=13178359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6168580A Expired - Lifetime JPH0246585B2 (ja) 1979-07-11 1980-05-12 Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0246585B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56158778A (en) 1981-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0115514B2 (ja)
CH654005A5 (fr) 3,4-dihydro-8-hydroxyisocoumarines et leurs sels acceptables en pharmacie.
JPH0516438B2 (ja)
JPH0246585B2 (ja) Aii77ruinoamidojudotaitosonoiyakutekinikyoyosareruen
JPS6334863B2 (ja)
JPH07102128B2 (ja) ストレプトミセス・サンダエンシスの生物学的純粋培養物
JPH0366302B2 (ja)
JPH0521117B2 (ja)
NL8204904A (nl) Dihydro- en tetrahydromonacolin l, metaalzouten en alkylesters daarvan, alsmede werkwijze voor het bereiden ervan.
US4393056A (en) Antibiotics tetronolide compounds and process for production thereof
JP2744843B2 (ja) 新規なコナゲニン誘導体
US4587237A (en) Mycotrienin-related compounds
US4456558A (en) Polyprenyl ketone derivatives
US4725621A (en) CL-1957E antibiotic compound and its production
JPS6210048A (ja) 新規生理活性物質mh435
JPH09157266A (ja) 新規抗生物質エポキシキノマイシンaおよびbとその製造法
JPS6361959B2 (ja)
JP4342048B2 (ja) 抗生物質ツベラクトマイシンb、dおよびeとその製造法
JP3386842B2 (ja) Mj202−72f3物質の新規エステル
JPS6396182A (ja) γ−ラクトン誘導体およびその製造法
JPS6034556B2 (ja) 抗生物質c−15003
JP3030896B2 (ja) Wb968物質群およびその製造法
KR0130473B1 (ko) 새로운 항생물질, 베나노마이신 a와 b 및 덱실오실베나노마이신 b와 이들의 제조 방법과 용도
JPH0479354B2 (ja)
JPH0216995A (ja) Bmy―40800抗腫瘍抗生物質