JPH0246359B2 - Robotsutonososasochi - Google Patents

Robotsutonososasochi

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JPH0246359B2
JPH0246359B2 JP11549583A JP11549583A JPH0246359B2 JP H0246359 B2 JPH0246359 B2 JP H0246359B2 JP 11549583 A JP11549583 A JP 11549583A JP 11549583 A JP11549583 A JP 11549583A JP H0246359 B2 JPH0246359 B2 JP H0246359B2
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JP
Japan
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rotating shaft
gear train
transmission gear
rotation
rotatably supported
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Makoto Kikuchi
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Priority to US06/617,541 priority patent/US4642021A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はロボツトの操作装置に関する。
〈従来技術〉 従来、ロボツトのアーム内に第1、第2、第3
の回転軸を回転可能に軸承し、各駆動手段からの
回転をこの各回転軸を介して操作ヘツドに伝え、
半球面に亘る作動領域に亘つて操作ヘツドを動作
させるものがある。
しかしながらかかる従来の装置では、第1、第
2、第3の回転軸と駆動手段との間を変速用ギア
列によつて連結し、また第1、第2、第3の回転
軸と操作ヘツドの間を回転伝達用ギア列によつて
連結するようになつているため、この各ギア列に
おいてバツクラツシユが発生し、特に上記従来装
置のように第1、第2、第3の回転軸を同軸配置
したものでは、この各回転軸を半径方向に移動調
整してバツクラツシユを除去することができず、
かかるギア列のバツクラツシユによつて操作ヘツ
ドな正確な位置制御ができなかつた。
〈発明の目的〉 本発明は、従来のこのような不具合を解消する
ためになされたもので、その目的とするところは
前記ギア列のバツクラツシユを除去して操作ヘツ
ドならびにこの操作ヘツドを装着する装着体を正
確な位置に位置決めすることである。
〈発明の構成〉 本発明はかかる目的を達成するためになされた
もので、第1、第2、第3の回転軸を順次その内
孔内において半径方向に変位可能に挿通した多重
スリーブ構成とし、この第2、第3の回転軸の少
なくとも一方の端部を前記第1の回転軸を軸承す
るアームとは独立した軸受体によつて回転可能に
軸承し、この軸受体に前記第2、第3の回転軸を
半径方向に移動してその端部に取付けられたギア
と前記変速用ギア列を構成するギアとの噛合いを
調整する調整機構を設けたことを特徴とするロボ
ツトの操作装置に関する。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、10はロボツトのアーム
で、このアーム10にはベアリングにより中空形
状の第1の回転軸11が中空軸線l1を中心とて
回転可能に軸承されている。この第1の回転軸1
1にはその先端部にリヤケーシング5が固定さ
れ、このリヤケーシング15に前記中心軸線l1
に対して傾きをもつて傾斜軸16が取付けられて
いる。この傾斜軸16にフロントケーシング17
がその傾斜軸線l2を中心として回転可能に軸承
され、このフロントケーシング17に前記中心軸
線l1を中心として回転可能に装着体18が軸承
されている。この装着体18は中心部に装着穴1
9を有し、この装着穴19に操作ハンド(図示省
略)を装着するようになつている。
また前記リヤケーシング15には中空形状の第
2の回転軸12が前記中心軸線l1に対して半径
方向にε1だけ偏向した中心軸線m1を中心とし
て回転可能にかつその偏心量ε1を調整可能に挿
通されている。この第2の回転軸12は前記リヤ
ケーシング15内に突入し、その先端部はギア列
を介してフロントケーシング17に連結されてい
る。すなわち第2の回転軸12にはその先端にベ
ベルギア26が固着され、このベベルギア26は
フロントケーシング17の下面に固着されたベベ
ルギア27に噛合されている。従つてこの第2の
回転軸12の回転はベベルギア26、ベベルギア
27を介してフロントケーシング17に伝達さ
れ、フロントケーシング17を前記傾斜軸線l2
を中心として回転させるようになつている。
さらに第2の回転軸12には第3の回転軸13
が前記中心軸線m1に対して半径方向にε2だけ
偏向した中心軸線n1を中心として回転可能にか
つその偏心量ε2を調整可能に挿通されている。
この第3の回転軸13はその先端に固着されたベ
ベルギア30、前記傾斜軸16に軸承されたベベ
ルギア31,32ならびにベベルギア33を介し
て前記装着体18に連結され、前記第3の回転軸
13の回転をこれらギア30,31,32,33
を介して装着体18に伝達し、この装着体18を
中心軸線l1を中心として回転させるようになつ
ている。
一方アーム10の後端には第2図に示すように
ハウジング49が固定され、このハウジング49
内には第1、第2、第3の駆動モータ50,5
1,52ならびに変速用ギア列53が内蔵されて
いる。この変速用ギア列53は多数のギアの組合
わせからなり、前記第1、第2、第3の駆動モー
タ50,51,52の回転を変速して前記第1の
回転軸11、第2の回転軸12、第3の回転軸1
3にそれぞれ伝達するようになつている。
すなわち、前記ハウジング49には回転スリー
ブ55が回転自在に軸承され、この回転スリーブ
55には第3図に示すようにその軸線より偏心し
た位置において支持軸56が回転可能に軸承され
ている。この支持軸56はその両端にギア57,
58が固着され、その一方のギア57は前記第1
の回転軸11上のギア59と噛合され、また他方
のギア58は第1の駆動モータ50の出力軸上の
ギア60と噛合されている。従つてこの第1の駆
動モータ50の回転はこのギア60,58,5
7,59を介して第1の回転軸11に伝達され、
この第1の回転軸11を中心軸線l1を中心とし
て回転されるようになつている。
なお、前記回転スリーブ55には第3図に示す
ように半円形の切欠62が形成され、この切欠6
2に一対の調整ねじ63が接されている。この調
整ねじ63の調整によつて支持軸56は回転スリ
ーブ55の軸線を中心として公転され、ギア57
とギア59間のバツクラツシユを調整できるよう
になつている。
また、前記第1の回転軸11ならびにハウジン
グ49間には中心軸線l1上において伝導軸65
が回転可能に軸承されている。この伝導軸65に
はその両端にギア66,67が固着され、この一
方のギア66は前記第2の回転軸12上のギア6
8と噛合され、また他方のギア67は第2の駆動
モータ51の出力軸上のギア69と噛合されてい
る。従つてこの第2の駆動モータ51の回転はこ
のギア69,67、ならびに遊星ギア機構を構成
するギア66,68を介して第2の回転軸12に
伝達され、この第2の回転軸12を中心軸線m1
を中心として回転させるようになつている。
前記伝導軸65上にはさらに伝導スリーブ71
が回転可能に軸承されている。この伝導スリーブ
71はその両端にギア72,73が一体形成さ
れ、この一方のギア72は前記第3の回転軸13
上のギア74と噛合され、他方のギア73は前記
第3の駆動モータ52の出力軸上のギア75と噛
合されている。従つてこの第3の駆動モータ52
の回転はこのギア75,73ならびに遊星ギア機
構を構成するギア72,74を介して第3の回転
軸13に伝えられ、この第3の回転軸13を中心
軸線n1を中心として回転させるようになつてい
る。
前記第1の回転軸11の側端面には前記ギア5
9とともに軸受体80,81が固定ボルト82,
83によつて固定されている。この軸受体80,
81は第3図ないし第5図に示すように円周上適
当箇所に割り溝84,85を有する円筒形状をな
しかつその先端にそれぞれ弾性変形部86,87
を介して弾性変形可能な軸受部88,89が形成
され、この軸受部88,89に前記第2の回転軸
12、第3の回転軸13の後端部がそれぞれ回転
可能に軸承されている。
従つて前記固定ボルト83をゆるめた状態で割
り溝84,85部分に設けられた押しボルト9
0,91ならびに引きボルト92,93を操作す
ることで軸受部88,89はそれぞれ半径方向に
変位され、ギア68、ギア66間ならびにギア7
4、ギア72間のバツクラツシユを個々に調整で
きるようになつている。
なお、第6図において94,95,96は調整
ねじである。この調整ねじ94,95,96を調
整することで第1の駆動モータ50、第2の駆動
モータ51、第3の駆動モータ52の取付位置が
調整され、ギア60,58間、ギア69,67間
ならびにギア75,73間のバツクラツシユの調
整ができる。
本発明装置は上記のように構成されているの
で、第1の駆動モータ50を回転することで、こ
の回転はギア60,58,57,59を介して原
則して第1の回転軸11に伝えられ、その結果第
1の回転軸11は中心軸線l1を中心として回転
され、また第2の駆動モータ51を回転すること
で、この回転はギア69,67,66,68に伝
達され、そして、第2の回転軸12を中心軸線m
1を中心として回転させ、さらにギア26,27
を介してフロントケーシング17に伝えられ、そ
の結果フロントケーシング17は中心軸線l2を
中心として回転される。そしてこの2つの回転運
動を組合わせることで装着体18に装着される操
作ヘツドの作動領域をほぼ球面とすることがで
き、さらに第3の駆動モータ52を回転すること
で、この回転はギア75,73,72,74に伝
達され、そして第3の回転軸13を中心軸線n1
を中心として転させ、さらにギア30,31,3
2,33を介して減速して装着体18に伝えら
れ、前記装着体18ならびに操作ヘツドは前記球
面の法線を中心として回転される。
ところでかかる操作装置では、中心軸線l1に
対してε2だけ偏心した中心軸線m1、中心軸線
n1上において第2の回転軸12、第3の回転軸
13を回転可能に軸承しているため、装着体18
ならびにこれに装着される操作ヘツドを中心軸線
l1付近まで移動させることができ、リヤケーシ
ング15側の一部を除くほぼ全球面に亘る広い作
動領域で作動させることができる。
また上記操作装置では、第1、第2ならびに第
3の回転軸11,12,13への回転伝達手段と
して多数のギアが使用されており、特に第2の回
転軸12、第3の回転軸13に回転を伝える手段
としてギア66,68,72,74よりなる2組
の遊星ギア機構が採用されており、この遊星ギア
機構においてバツクラツシユが発生する。しかる
に本発明装置では押しボルト90,91および引
きボルト92,93を調整して軸受部88,89
を弾性変形させることで第2の回転軸12、第3
の回転軸13の一方の軸心位置が移動し、これに
よつてギア66,68間およびギア72,74間
のバツクラツシユを容易に除去することができ
る。
なお、この第2、第3の回転軸12,13の軸
受スパンは長いため、このバツクラツシユ調整に
伴う第2、第3の回転軸12,13の中心位置の
変位は第2、第3の回転軸12,13の弾性変形
によつて吸収される。従つて、このバツクラツシ
ユ調整に伴つて第2、第3の回転軸12,13の
先端部の軸受部を移動調整する必要は全くない。
一方シム35を交換することでベベルギア2
6、ベベルギア27間のバツクラツシユが除去で
き、またナツト36を締付けることでベベルギア
30,31間およびベベルギア32,33間のバ
ツクラツシユを除去することができる。
〈発明の効果〉 上記詳述したように本発明装置は、第1、第
2、第3の回転軸を順次その内孔内において半径
方向に変位可能に挿通した多重スリーブ構成と
し、この第2、第3の回転軸の少なくとも一方の
端部を前記第1の回転軸の少なくとも一方の端部
を前記第1の回転軸を軸承するアームとは独立し
た軸受体によつて回転可能に軸承し、この軸受体
に前記第2、第3の回転軸を半径方向に移動して
その端部に取付けられたギアと前記変速用ギア列
を構成するギアとの噛合いを調整する調整機構を
設けた構成であるため、ギア列のバツクラツシユ
を除去して操作ヘツドならびにこの操作ヘツドを
装着する装着体を正確な位置に位置決めすること
ができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明のロボツトのアームの先端部を示す縦断面
図、第2図は本発明のロボツトのアームの後端部
を示す縦断面図、第3図は第2図の−線矢視
断面図、第4図は第3図の−線矢視断面図、
第5図は第4図の矢視図、第6図は第2図の
−線矢視断面図である。 10……アーム、11……第1の回転軸、12
……第2の回転軸、13……第3の回転軸、15
……リヤケーシング、17……フロントケーシン
グ、18……装着体、50……第1の駆動モー
タ、51……第2の駆動モータ、52……第3の
駆動モータ、53……変速用ギア列、l1……中
心軸線、m1……中心軸線、n1……中心軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロボツトのアーム内に挿通されかつ駆動手段
    により変速用ギア列を介して回転駆動される第1
    の回転軸を有し、第1の回転軸の先端には内部に
    回転伝達用ギア列を収容するリヤケーシングを一
    体的に固定し、このリヤケーシングには各駆動手
    段によりそれぞれ変速用ギア列を介して回転駆動
    される第2、第3の回転軸を挿通支持させ、この
    第2の回転軸の先端には前記第1の回転軸の回転
    軸線に対して傾斜する傾斜軸線を中心として前記
    リヤケーシングに回転可能に軸承されたフロント
    ケーシングを前記回転伝達用ギア列を介して連結
    し、第3の回転軸の先端に前記フロントケーシン
    グに回転可能に軸承された操作ヘツド装着用の装
    着体を前記回転伝達用ギア列を介して連結してな
    るロボツトの操作装置において、前記第1、第
    2、第3の回転軸を順次その内孔内において半径
    方向に変位可能に挿通した多重スリーブ構成と
    し、この第2、第3の回転軸の少なくとも一方の
    端部を前記第1の回転軸を軸承するアームとは独
    立した軸受体によつて回転可能に軸承し、この軸
    受体に前記第2、第3の回転軸を半径方向に移動
    してその端部に取付けられたギアと前記変速用ギ
    ア列を構成するギアとの噛合いを調整する調整機
    構を設けたことを特徴とするロボツトの操作装
    置。
JP11549583A 1983-06-27 1983-06-27 Robotsutonososasochi Expired - Lifetime JPH0246359B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11549583A JPH0246359B2 (ja) 1983-06-27 1983-06-27 Robotsutonososasochi
US06/617,541 US4642021A (en) 1983-06-27 1984-06-05 Manipulation arm mechanism for an industrial robot
DE8484107347T DE3472070D1 (en) 1983-06-27 1984-06-26 Manipulation arm mechanism for an industrial robot
EP84107347A EP0130539B1 (en) 1983-06-27 1984-06-26 Manipulation arm mechanism for an industrial robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11549583A JPH0246359B2 (ja) 1983-06-27 1983-06-27 Robotsutonososasochi

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609697A JPS609697A (ja) 1985-01-18
JPH0246359B2 true JPH0246359B2 (ja) 1990-10-15

Family

ID=14663919

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JP11549583A Expired - Lifetime JPH0246359B2 (ja) 1983-06-27 1983-06-27 Robotsutonososasochi

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333438Y2 (ja) * 1985-03-11 1991-07-16
JPS6288587U (ja) * 1985-11-20 1987-06-06
US4787270A (en) * 1987-02-11 1988-11-29 Cincinnati Milacron Inc. Robotic manipulator
IT1272083B (it) * 1993-12-17 1997-06-11 Comau Spa Robot industriale con gruppi riduttori integrati.

Also Published As

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JPS609697A (ja) 1985-01-18

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