JPH0245984Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0245984Y2 JPH0245984Y2 JP15288384U JP15288384U JPH0245984Y2 JP H0245984 Y2 JPH0245984 Y2 JP H0245984Y2 JP 15288384 U JP15288384 U JP 15288384U JP 15288384 U JP15288384 U JP 15288384U JP H0245984 Y2 JPH0245984 Y2 JP H0245984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crimping
- flat cable
- connector
- cable
- mounting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 40
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、フラツトケーブル接続用圧着工具
に関するものである。
に関するものである。
フラツトケーブルは第１０図のように複数本の
偏平導体４４〜４６を並設して絶縁体４７で一体
に被覆し、上下両面に保護シート４８，４９を設
けた帯状をなすものである。このようなフラツト
ケーブルは、第１２図ａのように導体中のアース
線（たとえば４５）と保護シート（黄銅製）４８
とを接続するため第１１図ａのようなコネクタ５
２ａを用い、ケーブル５０，５１を相互に第１２
図ｂのように直線接続するため第１１図ｂのよう
なコネクタ５２ｂを用い、さらにケーブル５０，
５１を第１２図ｃのように直角に接続するため第
１１図ｃのようなコネクタ５２ｃを用いている。
そしてこれらのコネクタ５２の圧着方法は、ケー
ブル５０，５１の長孔（スリツト）５４にコネク
タ５２を通して手などでケーブル５０，５１の上
下両面に折畳むように曲げ、第８図および第９図
のような圧着工具５３でコネクタ５２を挟着す
る。このときコネクタ５２にケーブル５０，５１
が挟まれるとともに、コネクタ５２の各面に切起
した爪５５がケーブル５０，５１を貫通し導体４
４〜４６を貫いてそれぞれ反対側のコネクタ５２
の表面に折曲され、電気的機械的な圧着状態とな
る。
偏平導体４４〜４６を並設して絶縁体４７で一体
に被覆し、上下両面に保護シート４８，４９を設
けた帯状をなすものである。このようなフラツト
ケーブルは、第１２図ａのように導体中のアース
線（たとえば４５）と保護シート（黄銅製）４８
とを接続するため第１１図ａのようなコネクタ５
２ａを用い、ケーブル５０，５１を相互に第１２
図ｂのように直線接続するため第１１図ｂのよう
なコネクタ５２ｂを用い、さらにケーブル５０，
５１を第１２図ｃのように直角に接続するため第
１１図ｃのようなコネクタ５２ｃを用いている。
そしてこれらのコネクタ５２の圧着方法は、ケー
ブル５０，５１の長孔（スリツト）５４にコネク
タ５２を通して手などでケーブル５０，５１の上
下両面に折畳むように曲げ、第８図および第９図
のような圧着工具５３でコネクタ５２を挟着す
る。このときコネクタ５２にケーブル５０，５１
が挟まれるとともに、コネクタ５２の各面に切起
した爪５５がケーブル５０，５１を貫通し導体４
４〜４６を貫いてそれぞれ反対側のコネクタ５２
の表面に折曲され、電気的機械的な圧着状態とな
る。
ところが、圧着工具５３を用いて図のようにコ
ネクタ５２をケーブル５０，５１に圧着する際、
ケーブルの左右および前後が圧着工具５３に対し
てフリーな状態にあるため、コネクタ５２が圧着
面よりずれたり、ケーブル５０，５１同士が歪ん
で接続されるという欠点があつた。コネクタ５２
がずれると圧着が行なわれない部分ができ、電気
的性能に重大な欠陥を与える場合がある。またケ
ーブル５０，５１が歪んで接続時の直線性や直角
性が失なわれると、施工上の重大なトラブルとな
る可能性がある。このように従来例では、ケーブ
ル５０，５１、コネクタ５２、工具５３の３種類
がそれぞれ独立しているため施工性に問題がある
が、このうち一組だけでも固定できれば問題は解
決するものである。
ネクタ５２をケーブル５０，５１に圧着する際、
ケーブルの左右および前後が圧着工具５３に対し
てフリーな状態にあるため、コネクタ５２が圧着
面よりずれたり、ケーブル５０，５１同士が歪ん
で接続されるという欠点があつた。コネクタ５２
がずれると圧着が行なわれない部分ができ、電気
的性能に重大な欠陥を与える場合がある。またケ
ーブル５０，５１が歪んで接続時の直線性や直角
性が失なわれると、施工上の重大なトラブルとな
る可能性がある。このように従来例では、ケーブ
ル５０，５１、コネクタ５２、工具５３の３種類
がそれぞれ独立しているため施工性に問題がある
が、このうち一組だけでも固定できれば問題は解
決するものである。
この考案の目的は、コネクタをフラツトケーブ
ルの正確な位置に圧着することができるフラツト
ケーブル接続用圧着工具を提供することである。
ルの正確な位置に圧着することができるフラツト
ケーブル接続用圧着工具を提供することである。
この考案のフラツトケーブル接続用圧着工具
は、上面をフラツトケーブルの載置面としこの載
置面の先端に圧着部を有する下片と、前記圧着部
に対応する圧着部材を有する上片とからなり、前
記圧着部と前記圧着部材との間で前記フラツトケ
ーブルのスリツトに挿通したコネクタを圧着する
フラツトケーブル接続用圧着工具であつて、前記
フラツトケーブルの側縁および前記フラツトケー
ブルのスリツトのうちの一方に係止する位置決め
部を前記載置面の前記圧着部から所定距離の位置
に設けたものである。
は、上面をフラツトケーブルの載置面としこの載
置面の先端に圧着部を有する下片と、前記圧着部
に対応する圧着部材を有する上片とからなり、前
記圧着部と前記圧着部材との間で前記フラツトケ
ーブルのスリツトに挿通したコネクタを圧着する
フラツトケーブル接続用圧着工具であつて、前記
フラツトケーブルの側縁および前記フラツトケー
ブルのスリツトのうちの一方に係止する位置決め
部を前記載置面の前記圧着部から所定距離の位置
に設けたものである。
この考案の構成によれば、フラツトケーブルを
載置面に載せ、フラツトケーブルの側縁またはス
リツトを位置決め部に係止し、載置面の圧着部の
位置のスリツトにコネクタを通し、圧着部材によ
りコネクタを圧着する。これによりフラツトケー
ブルが接続される。この場合、フラツトケーブル
の位置決め部によりフラツトケーブルを簡単に位
置決めでき、コネクタを正確な位置に圧着するこ
とができる。
載置面に載せ、フラツトケーブルの側縁またはス
リツトを位置決め部に係止し、載置面の圧着部の
位置のスリツトにコネクタを通し、圧着部材によ
りコネクタを圧着する。これによりフラツトケー
ブルが接続される。この場合、フラツトケーブル
の位置決め部によりフラツトケーブルを簡単に位
置決めでき、コネクタを正確な位置に圧着するこ
とができる。
実施例
この考案の第１の実施例を第１図ないし第３図
に基づいて説明する。図において、１は下片１ａ
と上片１ｂからなる圧着工具、２は上片１ｂに設
けた圧着部材、３は下片１ａの上面に形成された
フラツトケーブルの載置面、４は載置面４の先端
位置で圧着部材２に対応する位置に設けた圧着部
であり、位置決め部５ａ〜５ｅはフラツトケーブ
ル載置面３に階段状をなすように形成されてい
る。たとえば第２図の想像線の位置にコネクタ６
を圧着する場合、第１図の想像線のようにフラツ
トケーブル７の側縁８を位置決め部５ｂに係止す
る。すなわち、位置決め部５ａ〜５ｅの圧着部４
に対する位置は、フラツトケーブル７の側縁８か
らその幅方向にコネクタ６の圧着すべき位置に等
しくとるようにする。ａ，ｂは圧着部４から位置
決め部までの寸法、およびフラツトケーブル７の
側縁８からコネクタ位置までの寸法を示してい
る。
に基づいて説明する。図において、１は下片１ａ
と上片１ｂからなる圧着工具、２は上片１ｂに設
けた圧着部材、３は下片１ａの上面に形成された
フラツトケーブルの載置面、４は載置面４の先端
位置で圧着部材２に対応する位置に設けた圧着部
であり、位置決め部５ａ〜５ｅはフラツトケーブ
ル載置面３に階段状をなすように形成されてい
る。たとえば第２図の想像線の位置にコネクタ６
を圧着する場合、第１図の想像線のようにフラツ
トケーブル７の側縁８を位置決め部５ｂに係止す
る。すなわち、位置決め部５ａ〜５ｅの圧着部４
に対する位置は、フラツトケーブル７の側縁８か
らその幅方向にコネクタ６の圧着すべき位置に等
しくとるようにする。ａ，ｂは圧着部４から位置
決め部までの寸法、およびフラツトケーブル７の
側縁８からコネクタ位置までの寸法を示してい
る。
このような構成により、ケーブル７が前後に動
かないため、コネクタ６の位置決めが容易とな
り、コネクタ圧着時のコネクタ６のずれが少な
い。またケーブル７をガイドするのでストレート
接続時の直線性が出しやすい。さらに圧着時に特
別な配慮がいらない。
かないため、コネクタ６の位置決めが容易とな
り、コネクタ圧着時のコネクタ６のずれが少な
い。またケーブル７をガイドするのでストレート
接続時の直線性が出しやすい。さらに圧着時に特
別な配慮がいらない。
なお、位置決め部５ａ〜５ｅの形状は第３図の
ように溝９を形成したもの（同図ｂ）、ピン１０
またはビスに薄板１１を通し、薄板１１とケーブ
ル載置面３のすき間にフラツトケーブル７をピン
１０の位置まで嵌め込むようにしたもの（同図
ｃ）でもよい。
ように溝９を形成したもの（同図ｂ）、ピン１０
またはビスに薄板１１を通し、薄板１１とケーブ
ル載置面３のすき間にフラツトケーブル７をピン
１０の位置まで嵌め込むようにしたもの（同図
ｃ）でもよい。
この考案の第２の実施例を第４図ないし第７図
に基づいて説明する。すなわち、位置決め部をピ
ン１２で構成し、このピン１２の位置を圧着部４
に対してフラツトケーブル７のスリツト１３の孔
端に嵌合する寸法関係で設定する。ピン１２はコ
ネクタ６を圧着する際にケーブル７のスリツト１
３内に嵌合する。ｃ，ｄは圧着部４からピン１２
までの寸法およびコネクタ位置からスリツト１３
までの寸法である。
に基づいて説明する。すなわち、位置決め部をピ
ン１２で構成し、このピン１２の位置を圧着部４
に対してフラツトケーブル７のスリツト１３の孔
端に嵌合する寸法関係で設定する。ピン１２はコ
ネクタ６を圧着する際にケーブル７のスリツト１
３内に嵌合する。ｃ，ｄは圧着部４からピン１２
までの寸法およびコネクタ位置からスリツト１３
までの寸法である。
このような構成により、圧着工具１とケーブル
７が完全に固定されるため、コネクタ６を圧着部
４に合わすだけで簡単に圧着できる。圧着状態が
一定し施工上のトラブルが減少する。ストレート
接続時の直線性が完全に出る。Ｔ分岐時の直角性
を出しやすい。また施工時間が短縮できる。
７が完全に固定されるため、コネクタ６を圧着部
４に合わすだけで簡単に圧着できる。圧着状態が
一定し施工上のトラブルが減少する。ストレート
接続時の直線性が完全に出る。Ｔ分岐時の直角性
を出しやすい。また施工時間が短縮できる。
なお、第６図および第７図はフラツトケーブル
７，７′に対するピン１２の位置および数の変形
例であるが、圧着部４に対する一つの位置決めの
ためには少なくとも一対のピン１２が一対のスリ
ツト１３の互いに反対側の孔端に嵌合されるよう
にすれば、フラツトケーブル７は動くことなく確
実に固定される。
７，７′に対するピン１２の位置および数の変形
例であるが、圧着部４に対する一つの位置決めの
ためには少なくとも一対のピン１２が一対のスリ
ツト１３の互いに反対側の孔端に嵌合されるよう
にすれば、フラツトケーブル７は動くことなく確
実に固定される。
この考案によれば、位置決め部によりフラツト
ケーブルの適正位置に正確にコネクタを圧着でき
るという効果がある。
ケーブルの適正位置に正確にコネクタを圧着でき
るという効果がある。
第１図はこの考案の第１の実施例の部分側面
図、第２図はフラツトケーブルの部分平面図、第
３図は変形例を示す部分側面図、第４図は第２の
実施例の部分側面図、第５図はフラツトケーブル
の部分平面図、第６図および第７図は変形例の部
分平面図、第８図および第９図は従来例の斜視
図、第１０図はフラツトケーブルの分解断面図、
第１１図は各種コネクタの斜視図、第１２図は各
種接続状態の斜視図である。 １……圧着工具、１ａ……下片、１ｂ……上
片、２……圧着部材、３……載置面、４……圧着
部、５ａ〜５ｅ……位置決め部、６……コネク
タ、７……フラツトケーブル、８……側縁、１２
……位置決め部となるピン、１３……スリツト。
図、第２図はフラツトケーブルの部分平面図、第
３図は変形例を示す部分側面図、第４図は第２の
実施例の部分側面図、第５図はフラツトケーブル
の部分平面図、第６図および第７図は変形例の部
分平面図、第８図および第９図は従来例の斜視
図、第１０図はフラツトケーブルの分解断面図、
第１１図は各種コネクタの斜視図、第１２図は各
種接続状態の斜視図である。 １……圧着工具、１ａ……下片、１ｂ……上
片、２……圧着部材、３……載置面、４……圧着
部、５ａ〜５ｅ……位置決め部、６……コネク
タ、７……フラツトケーブル、８……側縁、１２
……位置決め部となるピン、１３……スリツト。
Claims (1)
- 上面をフラツトケーブルの載置面としこの載置
面の先端に圧着部を有する下片と、前記圧着部に
対応する圧着部材を有する上片とからなり、前記
圧着部と前記圧着部材との間で前記フラツトケー
ブルのスリツトに挿通したコネクタを圧着するフ
ラツトケーブル接続用圧着工具であつて、前記フ
ラツトケーブルの側縁および前記フラツトケーブ
ルのスリツトのうちの一方に係止する位置決め部
を前記載置面の前記圧着部から所定距離の位置に
設けたフラツトケーブル接続用圧着工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15288384U JPH0245984Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15288384U JPH0245984Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6168489U JPS6168489U (ja) | 1986-05-10 |
| JPH0245984Y2 true JPH0245984Y2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=30710929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15288384U Expired JPH0245984Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0245984Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP15288384U patent/JPH0245984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6168489U (ja) | 1986-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0021731B1 (en) | Electrical contact member and connector including such contact members | |
| JP3685908B2 (ja) | 高速伝送用コネクタ | |
| JP4187338B2 (ja) | 電気コネクタ | |
| US4560226A (en) | Electrical connector member and contactor unit | |
| EP0269248B1 (en) | Connector for flat flexible circuit members | |
| US5326286A (en) | Electrical connector assembly with terminal alignment system | |
| JPS6130390B2 (ja) | ||
| EP0191539A2 (en) | Electrical connecting terminal for a connector | |
| JP3361645B2 (ja) | ジャックコネクタ及びジャックコネクタを含むコネクタ | |
| JP2875352B2 (ja) | 突き刺し接続コンタクト素子 | |
| JPH05144484A (ja) | 絶縁排除式接触子及びこれを使用したコネクタ | |
| JP3308731B2 (ja) | 角型コネクタのソケット | |
| EP0021730B1 (en) | Electrical contact capable of receiving a mating contact in either of two mutually perpendicular orientations | |
| EP0348067A1 (en) | Electrical cable assembly with selected side cable entry | |
| KR910004799B1 (ko) | 소켙 코넥터 | |
| JPH0245984Y2 (ja) | ||
| JP3311178B2 (ja) | コネクタ | |
| JPH0332060Y2 (ja) | ||
| JPS58135586A (ja) | 電気接点及びその応用 | |
| JPS5915024Y2 (ja) | 双子形タブリセプタクル | |
| JPS5841669Y2 (ja) | 双子形タブリセプタクル | |
| JPS5915025Y2 (ja) | 双子形タブリセプタクル | |
| JPS6325672Y2 (ja) | ||
| US11876316B2 (en) | Connector having a housing with a window | |
| JPS6325673Y2 (ja) |