JPH0245476B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245476B2 JPH0245476B2 JP57046192A JP4619282A JPH0245476B2 JP H0245476 B2 JPH0245476 B2 JP H0245476B2 JP 57046192 A JP57046192 A JP 57046192A JP 4619282 A JP4619282 A JP 4619282A JP H0245476 B2 JPH0245476 B2 JP H0245476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- bobbin
- slot
- bobbin case
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 2
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B59/00—Applications of bobbin-winding or -changing devices; Indicating or control devices associated therewith
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
- D05B57/26—Bobbin holders or casings; Bobbin holder or case guards; Bobbin discharge devices
- D05B57/265—Bobbin holders or casings; Bobbin holder or case guards; Bobbin discharge devices for looptakers with vertical axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は本縫いミシンのボビン上に巻取るべき
針糸を、糸調子装置に延びるボビンケースの溝孔
に導入するための装置に関する。
針糸を、糸調子装置に延びるボビンケースの溝孔
に導入するための装置に関する。
昭和47年９月26日付、シンガー会社の米国特許
第３，693，566号には本縫いミシンに対するボビ
ン補充機構が記載されている。この機構は糸と係
合し得る指片にして、ボビン上に巻取るべき針糸
を、糸調子装置に通じるボビンケース溝孔の中に
案内するようになつた指片を有している。糸は前
記指片に沿つて動かされ、かつ捕捉された糸輪が
糸輪取器によつてボビンのまわりを動かされる時
に前記溝孔の中に移され、かつ糸輪取器がさらに
回転する時に、前記溝孔の中を下向き移動して糸
調子装置に入るようにされている。しかしながら
糸が指片から外れた後に、該糸が前記溝孔の口か
ら引出され、かつこの溝孔を横切つて動くように
なることが屡ある。したがつて糸は糸調子装置に
入り得ず、ボビンに対する糸の巻取りが阻止され
るようになる。
第３，693，566号には本縫いミシンに対するボビ
ン補充機構が記載されている。この機構は糸と係
合し得る指片にして、ボビン上に巻取るべき針糸
を、糸調子装置に通じるボビンケース溝孔の中に
案内するようになつた指片を有している。糸は前
記指片に沿つて動かされ、かつ捕捉された糸輪が
糸輪取器によつてボビンのまわりを動かされる時
に前記溝孔の中に移され、かつ糸輪取器がさらに
回転する時に、前記溝孔の中を下向き移動して糸
調子装置に入るようにされている。しかしながら
糸が指片から外れた後に、該糸が前記溝孔の口か
ら引出され、かつこの溝孔を横切つて動くように
なることが屡ある。したがつて糸は糸調子装置に
入り得ず、ボビンに対する糸の巻取りが阻止され
るようになる。
本発明の目的はボビン補充機構が、糸輪取器に
よつて担持された針糸の運動を制御し、この糸を
糸調子装置に通じるボビンケース溝孔の中に完全
に導入し、かつ前記糸を糸調子装置に移動せしめ
得るようになすことである。
よつて担持された針糸の運動を制御し、この糸を
糸調子装置に通じるボビンケース溝孔の中に完全
に導入し、かつ前記糸を糸調子装置に移動せしめ
得るようになすことである。
本発明の他の目的は糸案内指片を備えたボビン
巻取り機構にして、糸輪取器によつて担持された
針糸の糸輪の脚を、前記糸がボビンケースの溝孔
によつて糸調子装置の中に確実に入るようになる
まで、ボビンケースのまわりに保持するようにな
つた機構を供することである。
巻取り機構にして、糸輪取器によつて担持された
針糸の糸輪の脚を、前記糸がボビンケースの溝孔
によつて糸調子装置の中に確実に入るようになる
まで、ボビンケースのまわりに保持するようにな
つた機構を供することである。
本発明の他の目的および利点は添付図面によつ
て次に説明する本発明の実施例により明らかとな
る。
て次に説明する本発明の実施例により明らかとな
る。
本発明によれば、本縫いミシンであり、円形運
動するカツプ型の糸輪取器であり糸捕捉剣先が形
成された周囲リムと軸線とを有する糸輪取器と、
糸輪取器内に支持される非回転ボビンケースと、
ボビンケース内部に収容される回転自在のボビン
と、縦方向往復運動を行い得る針であり針糸の輪
を糸捕捉剣先に捕捉の為に与える為の位置に移動
可能な針と、ボビンケースにより担持される糸調
子装置でありボビンケース上の肩と共に該装置の
為の糸の入る溝孔を形成する腕を備える糸調子装
置と、針糸の捕捉された輪の一つの足を該溝孔内
に且つそれから糸調子装置内に案内する指片と、
糸捕捉溝でありボビンの頂部フランジの外周から
頂部フランジとボビンの底部フランジとの間に延
びるハブまで延びる糸捕捉溝と、ボビンを回転さ
せ糸調子装置を貫通しボビン上へ延びる糸を糸捕
捉溝を伴うボビンに捕捉させ且つ巻き取らせる装
置とを有し、該溝孔はボビンを収容するボビンケ
ース内部と通常の本縫い動作中に針糸が滑り通過
するボビンケース外周部とを連通させ、該指片は
糸係合縁を有し、糸係合縁は溝孔に近接して指片
の先端部分に円形に湾曲する部分を有し又該湾曲
部分に接して直線に延びる導入部分を有し、導入
部分は糸を湾曲部分内に導入し、糸輪取器の軸線
から指片の先端まで延びる半径に対して直角な線
を剣先に保持される糸が横切るまで湾曲部分が糸
を保持する、本縫いミシンが提供される。
動するカツプ型の糸輪取器であり糸捕捉剣先が形
成された周囲リムと軸線とを有する糸輪取器と、
糸輪取器内に支持される非回転ボビンケースと、
ボビンケース内部に収容される回転自在のボビン
と、縦方向往復運動を行い得る針であり針糸の輪
を糸捕捉剣先に捕捉の為に与える為の位置に移動
可能な針と、ボビンケースにより担持される糸調
子装置でありボビンケース上の肩と共に該装置の
為の糸の入る溝孔を形成する腕を備える糸調子装
置と、針糸の捕捉された輪の一つの足を該溝孔内
に且つそれから糸調子装置内に案内する指片と、
糸捕捉溝でありボビンの頂部フランジの外周から
頂部フランジとボビンの底部フランジとの間に延
びるハブまで延びる糸捕捉溝と、ボビンを回転さ
せ糸調子装置を貫通しボビン上へ延びる糸を糸捕
捉溝を伴うボビンに捕捉させ且つ巻き取らせる装
置とを有し、該溝孔はボビンを収容するボビンケ
ース内部と通常の本縫い動作中に針糸が滑り通過
するボビンケース外周部とを連通させ、該指片は
糸係合縁を有し、糸係合縁は溝孔に近接して指片
の先端部分に円形に湾曲する部分を有し又該湾曲
部分に接して直線に延びる導入部分を有し、導入
部分は糸を湾曲部分内に導入し、糸輪取器の軸線
から指片の先端まで延びる半径に対して直角な線
を剣先に保持される糸が横切るまで湾曲部分が糸
を保持する、本縫いミシンが提供される。
図において参照数字１０はミシンベツドの一部
分を示し、このベツドは上向きに開いた空洞１２
を有し、該空洞の中には中空軸１５によつて回転
せしめられるように糸輪取器１４が適合してい
る。糸輪取器は縦方向に往復運動を行う針１６と
共動し、昭和47年９月26日付、StanleyJ.
Kettererの米国特許第３，693，565号、「ミシン
本縫い用糸輪取器」に記載されているように本縫
いを行うようになつている。
分を示し、このベツドは上向きに開いた空洞１２
を有し、該空洞の中には中空軸１５によつて回転
せしめられるように糸輪取器１４が適合してい
る。糸輪取器は縦方向に往復運動を行う針１６と
共動し、昭和47年９月26日付、StanleyJ.
Kettererの米国特許第３，693，565号、「ミシン
本縫い用糸輪取器」に記載されているように本縫
いを行うようになつている。
図示の如く糸輪取器１４は上方の開いたカツプ
の形をなしている。糸輪取器はリム１８と、内向
きに突出する環状肩２０とを有し、該肩は横孔２
４において針糸糸輪捕捉剣先２２を形成してい
る。
の形をなしている。糸輪取器はリム１８と、内向
きに突出する環状肩２０とを有し、該肩は横孔２
４において針糸糸輪捕捉剣先２２を形成してい
る。
ボビンケース２６は糸輪取器のカツプ形の中に
受入れられ、かつボビンケース軸受フランジ２８
が糸輪取器の肩２０に対して触座するようになつ
ている。ボビンケースには上向きに開くボビン適
合空洞３０が形成され、該空洞の底部を通つて大
きな中央孔３１が延びている。
受入れられ、かつボビンケース軸受フランジ２８
が糸輪取器の肩２０に対して触座するようになつ
ている。ボビンケースには上向きに開くボビン適
合空洞３０が形成され、該空洞の底部を通つて大
きな中央孔３１が延びている。
ボビンケース２６は糸調子装置３２を担持し、
該装置は支持腕３３、下向きに曲げられた腕３４
および糸調子ばね３６を備え、この糸調子ばねは
ねじ３８によつて前記下向きに曲げられた腕３４
に装着されている。支持腕３３を通つて延びるね
じ４０は前記糸調子装置をボビンケースに装着し
ている。ばね３６にはＵ字形輪の形をなした溝孔
４２が形成され、舌片４４を分離するようになつ
ており、この舌片を通つてねじ３８および腕３４
上の位置決めピン４６が延びている。舌片４４は
他のばね板部分４８によつて囲繞され、該ばね板
部分は糸調子装置３２内の糸を前記下向きに曲げ
られた腕３４と摩擦的に係合せしめ、糸に引張力
を加えるようになつている。前記下向きに曲げら
れた腕３４には糸の入る溝孔５０が形成され、こ
の溝孔の端部は第１０図および１１図に示される
如く***５２を有し、糸をばね３６のばね板部分
４８に案内するようになつている。
該装置は支持腕３３、下向きに曲げられた腕３４
および糸調子ばね３６を備え、この糸調子ばねは
ねじ３８によつて前記下向きに曲げられた腕３４
に装着されている。支持腕３３を通つて延びるね
じ４０は前記糸調子装置をボビンケースに装着し
ている。ばね３６にはＵ字形輪の形をなした溝孔
４２が形成され、舌片４４を分離するようになつ
ており、この舌片を通つてねじ３８および腕３４
上の位置決めピン４６が延びている。舌片４４は
他のばね板部分４８によつて囲繞され、該ばね板
部分は糸調子装置３２内の糸を前記下向きに曲げ
られた腕３４と摩擦的に係合せしめ、糸に引張力
を加えるようになつている。前記下向きに曲げら
れた腕３４には糸の入る溝孔５０が形成され、こ
の溝孔の端部は第１０図および１１図に示される
如く***５２を有し、糸をばね３６のばね板部分
４８に案内するようになつている。
ボビンケースフランジ２８内の浅い凹所の中に
触座し、かつねじ６０によつてミシンに装着され
た部材５８はボビンケース２６がミシンベツド１
０の中で回転するのを阻止するためのものであ
る。ベツドに装架された基礎板６４から延びる押
えばね腕６２と、ベツドに装架された基礎板７０
から延びる腕６８の上の回転抑制唇片６６とはボ
ビンケースを追加的に抑制している。
触座し、かつねじ６０によつてミシンに装着され
た部材５８はボビンケース２６がミシンベツド１
０の中で回転するのを阻止するためのものであ
る。ベツドに装架された基礎板６４から延びる押
えばね腕６２と、ベツドに装架された基礎板７０
から延びる腕６８の上の回転抑制唇片６６とはボ
ビンケースを追加的に抑制している。
ボビン７２はボビンケース２６のボビン適合空
洞３０内において自由に回転し得るようになつて
いる。ボビンは頂部フランジ７４を有し、該フラ
ンジには外方に延びる溝孔７６が形成され、この
溝孔は頂部フランジ上の真の半径方向位置からわ
ずかにずれている。ボビンはさらに懸垂ボス８０
を有する底部フランジ７８を備え、前記ボスはボ
ビンケースの中央孔３１の中に嵌合している。ボ
ス８０には非円形の孔８２が形成され、中空糸輪
取器軸１５内に位置する駆動スピンドル８５の非
円形端部８４と組合わされるようになつている。
ボビンのフランジ７４，７８の間には平滑な円筒
形ハブ８６が設けられている。前記スピンドルは
昭和46年４月23日付、StanleyJ.Kettererの米国
特許第３，693，566号、「ミシンのボビン糸補充
機構」に記載されているボビン糸捕充機構の部分
を形成している。この機構は制御腕８８を有し、
該腕は前記特許に記載されているようにボビンケ
ースから離れた位置（第１図）と、第４図、５
図、６図、７図、８図および９図に示されている
ようにボビンケースおよびボビンの上にくる位置
との間を移動し得るようになつている。米国特許
第３，695，566号に記載されている如く、腕８８
がボビンケースおよびボビンの上にくれば、スピ
ンドル８５が上昇してボビンの孔８２に入り、し
たがつてボビンは糸輪取器と共に回転せしめら
れ、ボビンの上に針糸Ｔを巻取るようになる。ボ
ビン巻取りを行う時の制御腕８８の位置において
は、該腕の上の指片９０がその先端部分９１を、
糸調子装置支持腕３３の端部９２の下の、該端部
とボビンケース上の肩９６との間の溝孔９４に近
接する位置に突出させるようになる。
洞３０内において自由に回転し得るようになつて
いる。ボビンは頂部フランジ７４を有し、該フラ
ンジには外方に延びる溝孔７６が形成され、この
溝孔は頂部フランジ上の真の半径方向位置からわ
ずかにずれている。ボビンはさらに懸垂ボス８０
を有する底部フランジ７８を備え、前記ボスはボ
ビンケースの中央孔３１の中に嵌合している。ボ
ス８０には非円形の孔８２が形成され、中空糸輪
取器軸１５内に位置する駆動スピンドル８５の非
円形端部８４と組合わされるようになつている。
ボビンのフランジ７４，７８の間には平滑な円筒
形ハブ８６が設けられている。前記スピンドルは
昭和46年４月23日付、StanleyJ.Kettererの米国
特許第３，693，566号、「ミシンのボビン糸補充
機構」に記載されているボビン糸捕充機構の部分
を形成している。この機構は制御腕８８を有し、
該腕は前記特許に記載されているようにボビンケ
ースから離れた位置（第１図）と、第４図、５
図、６図、７図、８図および９図に示されている
ようにボビンケースおよびボビンの上にくる位置
との間を移動し得るようになつている。米国特許
第３，695，566号に記載されている如く、腕８８
がボビンケースおよびボビンの上にくれば、スピ
ンドル８５が上昇してボビンの孔８２に入り、し
たがつてボビンは糸輪取器と共に回転せしめら
れ、ボビンの上に針糸Ｔを巻取るようになる。ボ
ビン巻取りを行う時の制御腕８８の位置において
は、該腕の上の指片９０がその先端部分９１を、
糸調子装置支持腕３３の端部９２の下の、該端部
とボビンケース上の肩９６との間の溝孔９４に近
接する位置に突出させるようになる。
ボビン巻取り作業が行われる時には、第３図に
示される如く糸輪取器１４の剣先２２によつて捕
捉されるように針１６から出た針糸Ｔは剣先２２
によつて捕捉された後、糸輪として糸輪取器によ
つてボビンケース（第４図）のまわりを指片９０
の方に向つて動かされ、かつ糸輪の一つの脚９８
はボビンケースの上を動かされ、他の脚９９はボ
ビンケースの下を動かされる（第５図）。第５図
に示される如く脚９８は指片９０の縁１００と係
合せしめられる。この糸脚９８は指片９０によつ
て前記溝孔９４の中に案内される。後でさらに詳
しく述べるように、前記指片の縁１００はその上
の糸の運動を遅らせるような形に形成され、した
がつて糸が過早に指片から外れて溝孔９４の口か
ら引出され、かつ支持腕３２の端部９２の上に輪
を形成し、この結果糸が溝孔９４を通り得ないよ
うなるのを阻止する働きを有している。糸脚９８
が溝孔９４に入つた後、糸輪取器がさらに回転す
ることによつて糸は第６図に示されたような位置
に動かされ、糸調子装置３２の下向きに曲げられ
た腕３４の***５２に入る。この段階において針
糸は前記下向きに曲げられた腕３４と、糸調子装
置のばね板部分４８との間に導入される。
示される如く糸輪取器１４の剣先２２によつて捕
捉されるように針１６から出た針糸Ｔは剣先２２
によつて捕捉された後、糸輪として糸輪取器によ
つてボビンケース（第４図）のまわりを指片９０
の方に向つて動かされ、かつ糸輪の一つの脚９８
はボビンケースの上を動かされ、他の脚９９はボ
ビンケースの下を動かされる（第５図）。第５図
に示される如く脚９８は指片９０の縁１００と係
合せしめられる。この糸脚９８は指片９０によつ
て前記溝孔９４の中に案内される。後でさらに詳
しく述べるように、前記指片の縁１００はその上
の糸の運動を遅らせるような形に形成され、した
がつて糸が過早に指片から外れて溝孔９４の口か
ら引出され、かつ支持腕３２の端部９２の上に輪
を形成し、この結果糸が溝孔９４を通り得ないよ
うなるのを阻止する働きを有している。糸脚９８
が溝孔９４に入つた後、糸輪取器がさらに回転す
ることによつて糸は第６図に示されたような位置
に動かされ、糸調子装置３２の下向きに曲げられ
た腕３４の***５２に入る。この段階において針
糸は前記下向きに曲げられた腕３４と、糸調子装
置のばね板部分４８との間に導入される。
糸輪取器がさらに回転すれば、針糸の糸輪は糸
輪取器の剣先２２から外れ、かつスピンドル８５
が持ち上げられた時にボビンが占める位置にした
がつて、ボビン頂部フランジ内の溝孔７６が第７
図に示される如く、前記***５２からボビン７２
および針板１０４内の針孔１０２に延びる針糸の
糸輪の自由端を通過するように動かされる。糸輪
取器がさらに回転すれば、溝孔を通つてボビンに
入つた針糸の脚はボビンハブ８６のまわりに巻取
られる。糸の巻取りがはじまれば糸のたるみは消
失し、かつ糸は糸調子装置の溝１０６に引入れら
れる。前記溝孔７６は針板に延びる糸の脚が制御
腕８８の刃１１０上に形成された刃先１０８を横
切つて前後に動くようにずらされている。刃先１
０８に対する糸の摩擦作用によつて、ボビンが数
回回転すれば、この糸は切断される。したがつて
針糸の自由端は引かれて捨去られる。ボビンがさ
らに回転すればその上に補充糸が巻取られ、後で
本縫いを行う時にボビン糸として使用し得るよう
になる。補充糸は第９図に示される如き通路、す
なわち針の往復運動通路から下方に向つて、ボビ
ンケース２６と糸輪取器基礎との間、糸調子装置
３２のばね板４８と下向きに曲げられた腕３４と
の間からボビンに至る通路を通つてボビンに引入
れられる。
輪取器の剣先２２から外れ、かつスピンドル８５
が持ち上げられた時にボビンが占める位置にした
がつて、ボビン頂部フランジ内の溝孔７６が第７
図に示される如く、前記***５２からボビン７２
および針板１０４内の針孔１０２に延びる針糸の
糸輪の自由端を通過するように動かされる。糸輪
取器がさらに回転すれば、溝孔を通つてボビンに
入つた針糸の脚はボビンハブ８６のまわりに巻取
られる。糸の巻取りがはじまれば糸のたるみは消
失し、かつ糸は糸調子装置の溝１０６に引入れら
れる。前記溝孔７６は針板に延びる糸の脚が制御
腕８８の刃１１０上に形成された刃先１０８を横
切つて前後に動くようにずらされている。刃先１
０８に対する糸の摩擦作用によつて、ボビンが数
回回転すれば、この糸は切断される。したがつて
針糸の自由端は引かれて捨去られる。ボビンがさ
らに回転すればその上に補充糸が巻取られ、後で
本縫いを行う時にボビン糸として使用し得るよう
になる。補充糸は第９図に示される如き通路、す
なわち針の往復運動通路から下方に向つて、ボビ
ンケース２６と糸輪取器基礎との間、糸調子装置
３２のばね板４８と下向きに曲げられた腕３４と
の間からボビンに至る通路を通つてボビンに引入
れられる。
前述の如く指片９０は該指片に沿つた糸の運動を
遅らせるような形を有する縁１００を備えてい
る。前記指片は第１３図に示される如く、直線状
部分１１２と、該部分から平滑にほぼ指片の先端
１１６に延びる凹面状に彎曲した部分１１４を含
むものとされている。前記直線状部分１１２は指
片上の糸を、所定の曲率を有する彎曲部分１１４
に導くようになつており、前記曲率は糸Ｔが糸輪
取器剣先によつて、該ビーク上の円形通路１１８
と、支持腕３３の下で糸輪取器の軸線から指片９
０の先端部分に延びる半径１２２に対して実質的
に垂直となるように引かれた線１２０との交点に
搬送されるようになるまで前記指片が糸を保持す
るように前もつて定められている。したがつて糸
があまりに早く指片から外れ、これに続いて米国
特許第３，693，566号に記載されている形の指片
の場合に起こるように、糸が指片の頂部を横切つ
て外方に移動し、次に前記支持腕３２および溝孔
９４を横切つて内方に向うような運動は阻止さ
れ、かつ糸は確実に溝孔の中に導かれるようにな
る。指片の彎曲部分１１４はなるべくは円形に形
成されかつ第１３図に示される如く、直線部分１
１２に接するようにされる。このように彎曲部分
を円形に形成することはその動作を効果的とする
ばかりでなく普通の機械加工技術により容易にこ
れを形成し得るようになる。
遅らせるような形を有する縁１００を備えてい
る。前記指片は第１３図に示される如く、直線状
部分１１２と、該部分から平滑にほぼ指片の先端
１１６に延びる凹面状に彎曲した部分１１４を含
むものとされている。前記直線状部分１１２は指
片上の糸を、所定の曲率を有する彎曲部分１１４
に導くようになつており、前記曲率は糸Ｔが糸輪
取器剣先によつて、該ビーク上の円形通路１１８
と、支持腕３３の下で糸輪取器の軸線から指片９
０の先端部分に延びる半径１２２に対して実質的
に垂直となるように引かれた線１２０との交点に
搬送されるようになるまで前記指片が糸を保持す
るように前もつて定められている。したがつて糸
があまりに早く指片から外れ、これに続いて米国
特許第３，693，566号に記載されている形の指片
の場合に起こるように、糸が指片の頂部を横切つ
て外方に移動し、次に前記支持腕３２および溝孔
９４を横切つて内方に向うような運動は阻止さ
れ、かつ糸は確実に溝孔の中に導かれるようにな
る。指片の彎曲部分１１４はなるべくは円形に形
成されかつ第１３図に示される如く、直線部分１
１２に接するようにされる。このように彎曲部分
を円形に形成することはその動作を効果的とする
ばかりでなく普通の機械加工技術により容易にこ
れを形成し得るようになる。
以上の説明は本発明の好適な実施例を示したも
ので、制限的意味を有するものではない。本発明
は特許請求の範囲内において種々の変型を行い得
るものと解すべきである。
ので、制限的意味を有するものではない。本発明
は特許請求の範囲内において種々の変型を行い得
るものと解すべきである。
第１図はミシンベツド内の糸輪取器を、その中
のボビンケース拘束機と共に示した頂面図で、ミ
シン作業中に本発明による糸係合指片が制御腕に
よつて位置決めされる態様を示す。第２図は第１
図の線２−２に沿つて取られた一部截欠せる断面
図、第３図は第１図の線３−３に沿つて取られた
一部截欠せる断面図で、糸輪取器によつて捕捉さ
れた時に、ボビンの上に巻取られるようになつた
針糸を示す。第４図、５図、６図および７図はボ
ビン巻取りを行うように位置決めされた糸係合指
片の頂面図で、ボビン巻取り作業の初期段階の種
種の位置における糸輪取器を示す。第８図は第５
図の線８−８に沿つて取られた断面図；第９図は
第７図の線９−９に沿つて取られた断面図；第１
０図はボビンケースの立面図で、ボビン巻取り作
業が行われる時の糸調子装置内の針糸を示す。第
１１図は糸調子装置の展開透視図；第１２図はボ
ビンケースの一部を示す截欠図で、本発明による
糸係合指片の働きを示す。第１３図は指片の拡大
平面図；第１４図は糸係合指片および糸輪取器の
形状を示す略線図である。 １４……糸輪取器、２２……剣先、２６……ボ
ビンケース、３２……糸調子装置、３６……糸調
子ばね、７２……ボビン、９０……指片、９４…
…溝孔、９６……肩、１００……縁、１１２……
直線部分、１１４……彎曲部分。
のボビンケース拘束機と共に示した頂面図で、ミ
シン作業中に本発明による糸係合指片が制御腕に
よつて位置決めされる態様を示す。第２図は第１
図の線２−２に沿つて取られた一部截欠せる断面
図、第３図は第１図の線３−３に沿つて取られた
一部截欠せる断面図で、糸輪取器によつて捕捉さ
れた時に、ボビンの上に巻取られるようになつた
針糸を示す。第４図、５図、６図および７図はボ
ビン巻取りを行うように位置決めされた糸係合指
片の頂面図で、ボビン巻取り作業の初期段階の種
種の位置における糸輪取器を示す。第８図は第５
図の線８−８に沿つて取られた断面図；第９図は
第７図の線９−９に沿つて取られた断面図；第１
０図はボビンケースの立面図で、ボビン巻取り作
業が行われる時の糸調子装置内の針糸を示す。第
１１図は糸調子装置の展開透視図；第１２図はボ
ビンケースの一部を示す截欠図で、本発明による
糸係合指片の働きを示す。第１３図は指片の拡大
平面図；第１４図は糸係合指片および糸輪取器の
形状を示す略線図である。 １４……糸輪取器、２２……剣先、２６……ボ
ビンケース、３２……糸調子装置、３６……糸調
子ばね、７２……ボビン、９０……指片、９４…
…溝孔、９６……肩、１００……縁、１１２……
直線部分、１１４……彎曲部分。
Claims (1)
- １ 本縫いミシンに於いて、円形運動するカツプ
型の糸輪取器であり糸捕捉剣先が形成された周囲
リムと軸線とを有する糸輪取器と、糸輪取器内に
支持される非回転ボビンケースと、ボビンケース
内部に収容される回転自在のボビンと、縦方向往
復運動を行い得る針であり針糸の輪を糸捕捉剣先
に捕捉の為に与える為の位置に移動可能な針と、
ボビンケースにより担持される糸調子装置であり
ボビンケース上の肩と共に該装置の為の糸の入る
溝孔を形成する腕を備える糸調子装置と、針糸の
捕捉された輪の一つの足を該溝孔内に且つそれか
ら糸調子装置内に案内する指片と、糸捕捉溝であ
りボビンの頂部フランジの外周から頂部フランジ
とボビンの底部フランジとの間に延びるハブまで
延びる糸捕捉溝と、ボビンを回転させ糸調子装置
を貫通しボビン上へ延びる糸を糸捕捉溝を伴うボ
ビンに捕捉させ且つ巻き取らせる装置とを有し、
該溝孔はボビンを収容するボビンケース内部と通
常の本縫い動作中に針糸が滑り通過するボビンケ
ース外周部とを連通させ、該指片は糸係合縁を有
し、糸係合縁は溝孔に近接して指片の先端部分に
円形に湾曲する部分を有し又該湾曲部分に接して
直線に延びる導入部分を有し、導入部分は糸を湾
曲部分内に導入し、糸輪取器の軸線から指片の先
端まで延びる半径に対して直角な線を剣先に保持
される糸が横切るまで湾曲部分が糸を保持する、
本縫いミシン。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/265,506 US4389955A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Thread holding finger for bobbin winding mechanism of a sewing machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190588A JPS57190588A (en) | 1982-11-24 |
| JPH0245476B2 true JPH0245476B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=23010726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57046192A Granted JPS57190588A (en) | 1981-05-20 | 1982-03-23 | Sewing machine |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4389955A (ja) |
| JP (1) | JPS57190588A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04101246U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-01 | セイコー電子工業株式会社 | 充電器 |
| JPH07143689A (ja) * | 1993-11-15 | 1995-06-02 | Nec Corp | 無停電電源システム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6553912B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2019-07-31 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシンの外釜 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3407760A (en) * | 1966-08-29 | 1968-10-29 | Singer Co | Bobbin thread replenishing mechanism for sewing machines |
| US3693565A (en) * | 1971-04-20 | 1972-09-26 | Singer Co | Lockstitch loop takers for sewing machines |
| US3693566A (en) * | 1971-04-23 | 1972-09-26 | Singer Co | Bobbin thread replenishing mechanism for sewing machines |
| US4259914A (en) * | 1980-07-28 | 1981-04-07 | The Singer Company | Bobbin winding mechanism for a sewing machine |
| US4326474A (en) * | 1981-05-01 | 1982-04-27 | The Singer Company | In-place bobbin winding mechanism for a sewing machine |
-
1981
- 1981-05-20 US US06/265,506 patent/US4389955A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-03-23 JP JP57046192A patent/JPS57190588A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04101246U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-01 | セイコー電子工業株式会社 | 充電器 |
| JPH07143689A (ja) * | 1993-11-15 | 1995-06-02 | Nec Corp | 無停電電源システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4389955A (en) | 1983-06-28 |
| JPS57190588A (en) | 1982-11-24 |
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