JPH0244096B2 - - Google Patents
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- JPH0244096B2 JPH0244096B2 JP58218470A JP21847083A JPH0244096B2 JP H0244096 B2 JPH0244096 B2 JP H0244096B2 JP 58218470 A JP58218470 A JP 58218470A JP 21847083 A JP21847083 A JP 21847083A JP H0244096 B2 JPH0244096 B2 JP H0244096B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- dial
- switch
- operating
- manual
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明はタイムスイツチに関するものであ
る。
る。
従来、一定周期で回転する円板状のダイヤルに
設定子を設け、この設定子によりスイツチレバー
を介してマイクロスイツチをオンオフさせる形式
のタイムスイツチがある。この形式のタイムスイ
ツチにおいて、ダイヤルの回転によらずに、手動
操作で前記マイクロスイツチをオン状態にできる
ようにしたものを提案した(特願昭57−197997号
(特公昭63−52415号))。しかし、手動操作でオフ
にすることができず、機器の点検の便利等のため
に手動によりオンオフできるものが望まれてい
る。手動操作でもオンオフできるようにしたもの
として実公昭56−30109号公報に示すものがある。
これは、ばねの付勢力を利用して保持レバーによ
りオンレバーの手動操作を可能とした構成であ
る。しかし、ばねを使用するため、組立性が悪
く、かつオン動作が不確実という問題点がある。
設定子を設け、この設定子によりスイツチレバー
を介してマイクロスイツチをオンオフさせる形式
のタイムスイツチがある。この形式のタイムスイ
ツチにおいて、ダイヤルの回転によらずに、手動
操作で前記マイクロスイツチをオン状態にできる
ようにしたものを提案した(特願昭57−197997号
(特公昭63−52415号))。しかし、手動操作でオフ
にすることができず、機器の点検の便利等のため
に手動によりオンオフできるものが望まれてい
る。手動操作でもオンオフできるようにしたもの
として実公昭56−30109号公報に示すものがある。
これは、ばねの付勢力を利用して保持レバーによ
りオンレバーの手動操作を可能とした構成であ
る。しかし、ばねを使用するため、組立性が悪
く、かつオン動作が不確実という問題点がある。
この発明は、ダイヤルの設定子でオンオフされ
るマイクロスイツチを、手動操作でもオンオフで
きるようにし、かつ組立性を向上しオン動作を確
実にしたタイムスイツチを提供することを目的と
する。
るマイクロスイツチを、手動操作でもオンオフで
きるようにし、かつ組立性を向上しオン動作を確
実にしたタイムスイツチを提供することを目的と
する。
この発明のタイムスイツチは、設定子を有して
回転動作するダイヤルと、このダイヤルの回転に
より前記設定子に押圧されて移動動作する復帰ば
ね付きのオンレバーと、このオンレバーの動作範
囲の外部に操作部を配置したスイツチと、オン位
置、オート位置およびオフ位置間を移動可能に設
けられて前記オン位置で前記オンレバーをその動
作方向に押圧する押圧部を有するマニユアルレバ
ーと、前記オンレバーの動作方向に移動可能であ
りかつ前記マニユアルレバーに連結されて前記マ
ニユアルレバーの前記オン位置およびオート位置
で前記オンレバーと前記スイツチの前記操作部と
の間の前記オンレバーの前記動作範囲内に進入し
前記オフ位置で退出する移動子とを備え、前記移
動子は、前記オンレバーの前記動作範囲内に進入
した状態で前記オンレバーが動作することにより
押圧されて前記スイツチの前記操作部を作動する
ことを特徴とするものである。
回転動作するダイヤルと、このダイヤルの回転に
より前記設定子に押圧されて移動動作する復帰ば
ね付きのオンレバーと、このオンレバーの動作範
囲の外部に操作部を配置したスイツチと、オン位
置、オート位置およびオフ位置間を移動可能に設
けられて前記オン位置で前記オンレバーをその動
作方向に押圧する押圧部を有するマニユアルレバ
ーと、前記オンレバーの動作方向に移動可能であ
りかつ前記マニユアルレバーに連結されて前記マ
ニユアルレバーの前記オン位置およびオート位置
で前記オンレバーと前記スイツチの前記操作部と
の間の前記オンレバーの前記動作範囲内に進入し
前記オフ位置で退出する移動子とを備え、前記移
動子は、前記オンレバーの前記動作範囲内に進入
した状態で前記オンレバーが動作することにより
押圧されて前記スイツチの前記操作部を作動する
ことを特徴とするものである。
この発明の構成によれば、ダイヤルを回転しマ
ニユアルレバーをオート位置にすると、設定子が
ダイヤルの回転によつてオンレバーに接近してこ
れを押し、オンレバーの動作範囲内に進入した移
動子をオンレバーの動作により押して移動子によ
りスイツチの操作部を作動する。ダイヤルの回転
により設定子がオンレバーから離れるとオンレバ
ーが復帰ばねにより復帰しスイツチの操作部も復
帰する。マニユアルレバーをオン位置にしたとき
は押圧部でオンレバーを押し移動子を介してスイ
ツチの操作部を作動する。またマニユアルレバー
をオフ位置にしたときは押圧部がオンレバーから
離れるとともに移動子がオンレバーと操作部との
間から退出するため設定子でオンレバーが押され
てもスイツチがオンレバーの動作範囲外に位置す
るため操作部は作動されずスイツチは動作しな
い。
ニユアルレバーをオート位置にすると、設定子が
ダイヤルの回転によつてオンレバーに接近してこ
れを押し、オンレバーの動作範囲内に進入した移
動子をオンレバーの動作により押して移動子によ
りスイツチの操作部を作動する。ダイヤルの回転
により設定子がオンレバーから離れるとオンレバ
ーが復帰ばねにより復帰しスイツチの操作部も復
帰する。マニユアルレバーをオン位置にしたとき
は押圧部でオンレバーを押し移動子を介してスイ
ツチの操作部を作動する。またマニユアルレバー
をオフ位置にしたときは押圧部がオンレバーから
離れるとともに移動子がオンレバーと操作部との
間から退出するため設定子でオンレバーが押され
てもスイツチがオンレバーの動作範囲外に位置す
るため操作部は作動されずスイツチは動作しな
い。
この結果、ダイヤルの設定子でスイツチをオン
オフできるとともに手動操作によつてもスイツチ
をオンオフできる。
オフできるとともに手動操作によつてもスイツチ
をオンオフできる。
実施例
この発明の一実施例を第1図から第12図に示
す。第1図から第5図において、1は方形の本体
板であり、その表面の中心に円板状のダイヤル2
が配置され、透明の前面カバー3で覆われてい
る。本体板1の上面にはダイヤル2よりも若干小
径の円弧状突条4がダイヤル2と同心に突設さ
れ、円弧状突条4の内側に形成された円弧状溝
4′に円弧状のモータコイル5が収納されている。
本体板1の上面外周部には、ダイヤル2が遊嵌し
得る径の円筒状内周面の外周壁1aが突設され、
かつ4隅に取付孔70が設けられている。本体板
1の裏側には平面形状円形の裏ケース6が取付け
られ、その中に、モータコイル5で駆動される回
転子7と、この回転子7からダイヤル2に回転を
伝達する伝達機構8と、モータコイル5の駆動用
の回路ブロツク9と、スイツチ接点機構部10と
が平面的に配置収納されている。
す。第1図から第5図において、1は方形の本体
板であり、その表面の中心に円板状のダイヤル2
が配置され、透明の前面カバー3で覆われてい
る。本体板1の上面にはダイヤル2よりも若干小
径の円弧状突条4がダイヤル2と同心に突設さ
れ、円弧状突条4の内側に形成された円弧状溝
4′に円弧状のモータコイル5が収納されている。
本体板1の上面外周部には、ダイヤル2が遊嵌し
得る径の円筒状内周面の外周壁1aが突設され、
かつ4隅に取付孔70が設けられている。本体板
1の裏側には平面形状円形の裏ケース6が取付け
られ、その中に、モータコイル5で駆動される回
転子7と、この回転子7からダイヤル2に回転を
伝達する伝達機構8と、モータコイル5の駆動用
の回路ブロツク9と、スイツチ接点機構部10と
が平面的に配置収納されている。
ダイヤル2は外周部に複数個の設定子取付孔1
1を放射状に有し、その設定子取付孔11には揺
動可能な設定子12が全周にわたつて取付けられ
ている。ダイヤル2の表面にはダイヤル2よりも
小径の文字板14が配置され、本体板1に突設さ
れてダイヤル2を貫通した円筒軸16に固定され
ている。17は分針、18は時針である。
1を放射状に有し、その設定子取付孔11には揺
動可能な設定子12が全周にわたつて取付けられ
ている。ダイヤル2の表面にはダイヤル2よりも
小径の文字板14が配置され、本体板1に突設さ
れてダイヤル2を貫通した円筒軸16に固定され
ている。17は分針、18は時針である。
モータおよび伝達機構につき説明する。モータ
コイル5は鉄心19に巻回されており、鉄心19
の両端は永久磁石からなる回転子7に起磁力を与
える形状となつている。回転子7はカナ部を有
し、複数枚の歯車20〜22を介して分針車23
に回転伝達される。分針車23から日の裏車24
を介し、ダイヤル2の歯車部25に回転伝達さ
れ、ダイヤル2が駆動される。分針車23は、第
7図のように、分針軸26に一体のカナ部23a
と、大歯車23bとを有する。大歯車23bに設
けられた内歯車23cとカナ部23aに一体のク
ラツチ車27とで一方向クラツチが形成されてい
るが、分針車23は逆回りも可能となつている。
分針軸26には分針17が取付られ、分針軸26
から時針18へはハーモニツク駆動により減速し
て回転伝達される。すなわち、分針17に設けら
れた偏心カム28により時針18に駆動力が与え
られ、文字板14の固定歯車29と、時針18に
設けられた内歯車30とのかみあいにより回転速
度が規制される。
コイル5は鉄心19に巻回されており、鉄心19
の両端は永久磁石からなる回転子7に起磁力を与
える形状となつている。回転子7はカナ部を有
し、複数枚の歯車20〜22を介して分針車23
に回転伝達される。分針車23から日の裏車24
を介し、ダイヤル2の歯車部25に回転伝達さ
れ、ダイヤル2が駆動される。分針車23は、第
7図のように、分針軸26に一体のカナ部23a
と、大歯車23bとを有する。大歯車23bに設
けられた内歯車23cとカナ部23aに一体のク
ラツチ車27とで一方向クラツチが形成されてい
るが、分針車23は逆回りも可能となつている。
分針軸26には分針17が取付られ、分針軸26
から時針18へはハーモニツク駆動により減速し
て回転伝達される。すなわち、分針17に設けら
れた偏心カム28により時針18に駆動力が与え
られ、文字板14の固定歯車29と、時針18に
設けられた内歯車30とのかみあいにより回転速
度が規制される。
モータ駆動用の回路ブロツク9は、プリント基
板31に水晶発振器33や、抵抗34、コンデン
サ35、整流器36、2次電池37等の種々の回
路部品を実装し、外部端子38より電源供給され
てモータ駆動パルスを発生するものである。水晶
発振器33は、水晶発振子とICと抵抗とトリマ
等を円筒管内に実装密封したものである。
板31に水晶発振器33や、抵抗34、コンデン
サ35、整流器36、2次電池37等の種々の回
路部品を実装し、外部端子38より電源供給され
てモータ駆動パルスを発生するものである。水晶
発振器33は、水晶発振子とICと抵抗とトリマ
等を円筒管内に実装密封したものである。
ダイヤル2は第8図で示すように歯車部25と
は別個に製作されており、歯車部25についてい
る円筒軸53がダイヤル2の穴54と嵌合すると
同時に、突起51がダイヤル2の円弧状穴52に
はまつている。そのため、ダイヤル2は円弧状穴
52の範囲で、歯車部25に対して遊びを有す
る。円弧状穴52の円弧中心は、ダイヤル2の回
転中心と同じである。
は別個に製作されており、歯車部25についてい
る円筒軸53がダイヤル2の穴54と嵌合すると
同時に、突起51がダイヤル2の円弧状穴52に
はまつている。そのため、ダイヤル2は円弧状穴
52の範囲で、歯車部25に対して遊びを有す
る。円弧状穴52の円弧中心は、ダイヤル2の回
転中心と同じである。
スイツチ接点機構部10につき説明する。第5
図のようにオンレバー39は本体板1に支軸3
9′で回動自在に取付けられている。そしてオン
レバー39は支軸39′につけられたねじりコイ
ルばね55′により、外側に押しつけられている。
オンレバー39は、移動子である移動ピン55を
介してスイツチであるマイクロスイツチ10′の
操作部である押ピン59を押すものである。押ピ
ン59は、接点ばね41で付勢された可動接点片
42を先端で押付け、その先端の可動接点44を
固定接点43より離し、可動接点45を固定接点
46に接触させるものである。可動接点片42は
端子49に接続されている。また固定接点43,
46は端子47,47′に設けられている。オン
レバー39には設定子12と接触するためのスイ
ツチ係合突部60が設けられ、そのダイヤル回転
方向両面が斜面60a,60bに形成されてい
る。また、マニユアル操作をするためのマニユア
ルレバー48が、ガイド孔58とガイドピン57
に沿つて移動可能に取付けられている。マニユア
ルレバー48には接続棒61を介して移動ピン5
5がついており、ガイド壁62に沿つて移動ピン
55が移動可能となつている。接続棒61の両端
はヒンジ結合となつている。
図のようにオンレバー39は本体板1に支軸3
9′で回動自在に取付けられている。そしてオン
レバー39は支軸39′につけられたねじりコイ
ルばね55′により、外側に押しつけられている。
オンレバー39は、移動子である移動ピン55を
介してスイツチであるマイクロスイツチ10′の
操作部である押ピン59を押すものである。押ピ
ン59は、接点ばね41で付勢された可動接点片
42を先端で押付け、その先端の可動接点44を
固定接点43より離し、可動接点45を固定接点
46に接触させるものである。可動接点片42は
端子49に接続されている。また固定接点43,
46は端子47,47′に設けられている。オン
レバー39には設定子12と接触するためのスイ
ツチ係合突部60が設けられ、そのダイヤル回転
方向両面が斜面60a,60bに形成されてい
る。また、マニユアル操作をするためのマニユア
ルレバー48が、ガイド孔58とガイドピン57
に沿つて移動可能に取付けられている。マニユア
ルレバー48には接続棒61を介して移動ピン5
5がついており、ガイド壁62に沿つて移動ピン
55が移動可能となつている。接続棒61の両端
はヒンジ結合となつている。
動 作
回転子7の回転は各歯車20〜22を介して分
針車23を駆動し、かつ日の裏車24を介してダ
イヤル2を回転駆動する。ダイヤル2に取付けて
ある設定子をオン状態にしておいて設定時刻が来
ると、設定子12はオンレバー39の斜面60b
〔第12図A〕を押しながら通過し、オンレバー
39を回動させて、移動ピン55を介して接点4
3,44をオフ状態、接点45,46をオン状態
とする。第9図から第11図にオンレバー39と
ダイヤル2と嵌合している歯車25の突起51の
関係を示す。設定子12がオンレバー39の斜面
60bおよび平行部60cと接触しているとき
は、ダイヤル2はオンレバー39により回転方向
とは逆の力が作用するために、歯車部25の突起
51はダイヤル2の円弧状穴52の回転方向側に
くる。次に設定子12がオンレバーの斜面60a
の側にくると、ダイヤル2はオンレバー39によ
り回転方向の力が作用するために、突起51がダ
イヤル2の円弧状穴52の回転方向と反対側にく
るまでダイヤル2は瞬間的に正方向に回転する。
そのため、接点45,46(第5図)が速断す
る。すなわち、ダイヤル2と歯車25とが固定し
てあると、オンレバー39の設定子係合突起60
の設定子通り抜け側の面をこのように斜面60a
とした場合、設定子12がダイヤル2の通常の回
転速度で斜面60bを通過しながら接点45,4
6が切れることになり遅断となる。しかし、ダイ
ヤル2と歯車部25を別体として円弧状穴52と
突起51とで遊びを介して回転伝達するようにし
ているため、ダイヤル2の自由な正方向回転が許
され、斜面60aを垂直面とした場合と同様に接
点45,46の速断が得られる。
針車23を駆動し、かつ日の裏車24を介してダ
イヤル2を回転駆動する。ダイヤル2に取付けて
ある設定子をオン状態にしておいて設定時刻が来
ると、設定子12はオンレバー39の斜面60b
〔第12図A〕を押しながら通過し、オンレバー
39を回動させて、移動ピン55を介して接点4
3,44をオフ状態、接点45,46をオン状態
とする。第9図から第11図にオンレバー39と
ダイヤル2と嵌合している歯車25の突起51の
関係を示す。設定子12がオンレバー39の斜面
60bおよび平行部60cと接触しているとき
は、ダイヤル2はオンレバー39により回転方向
とは逆の力が作用するために、歯車部25の突起
51はダイヤル2の円弧状穴52の回転方向側に
くる。次に設定子12がオンレバーの斜面60a
の側にくると、ダイヤル2はオンレバー39によ
り回転方向の力が作用するために、突起51がダ
イヤル2の円弧状穴52の回転方向と反対側にく
るまでダイヤル2は瞬間的に正方向に回転する。
そのため、接点45,46(第5図)が速断す
る。すなわち、ダイヤル2と歯車25とが固定し
てあると、オンレバー39の設定子係合突起60
の設定子通り抜け側の面をこのように斜面60a
とした場合、設定子12がダイヤル2の通常の回
転速度で斜面60bを通過しながら接点45,4
6が切れることになり遅断となる。しかし、ダイ
ヤル2と歯車部25を別体として円弧状穴52と
突起51とで遊びを介して回転伝達するようにし
ているため、ダイヤル2の自由な正方向回転が許
され、斜面60aを垂直面とした場合と同様に接
点45,46の速断が得られる。
次に手動で行なう場合について説明する。オフ
にする場合は、第12図Bのようにマニユアルレ
バー48をOFF側に移動させ、これにより移動
ピン55がオンレバー39と押しピン59の間か
ら離れ、オンレバー39が押しピン59を押なく
なる。そのため、接点43,44がオン状態、接
点45,46がオフ状態となる。逆に、マニユア
ルレバーをON側に移動させると、移動ピン55
がオンレバー39と押しピン59の間に挟まつた
ままで、マニユアルレバー48の押圧部48′が
オンレバー39の先端39″を押す。そのため、
接点43,44がオフ状態、接点45,46がオ
ン状態となる。なお、第12図CはAUTOでON
状態にある場合であるが、AUTOでOFF状態に
ある場合も同じである。
にする場合は、第12図Bのようにマニユアルレ
バー48をOFF側に移動させ、これにより移動
ピン55がオンレバー39と押しピン59の間か
ら離れ、オンレバー39が押しピン59を押なく
なる。そのため、接点43,44がオン状態、接
点45,46がオフ状態となる。逆に、マニユア
ルレバーをON側に移動させると、移動ピン55
がオンレバー39と押しピン59の間に挟まつた
ままで、マニユアルレバー48の押圧部48′が
オンレバー39の先端39″を押す。そのため、
接点43,44がオフ状態、接点45,46がオ
ン状態となる。なお、第12図CはAUTOでON
状態にある場合であるが、AUTOでOFF状態に
ある場合も同じである。
タイムスイツチの時刻合わせは分針17を手で
回転させて行うが、オンレバー39に斜面60
a,60bが両側についているので、正回転も逆
回転も可能である。そのため、時刻合わせが容易
で使い勝手がよい。なお、クラツチ27の構造よ
り、正回転(時計回り)は軽く、逆回転は重くな
つている。
回転させて行うが、オンレバー39に斜面60
a,60bが両側についているので、正回転も逆
回転も可能である。そのため、時刻合わせが容易
で使い勝手がよい。なお、クラツチ27の構造よ
り、正回転(時計回り)は軽く、逆回転は重くな
つている。
このように動作するが、円弧状のモータコイル
5からなるモータを用い、モータコイル5と、歯
車列からなる伝達機構8と、マイクロスイツチ1
0′とを、ダイヤル2の裏側に平面的に並べたの
で、余分な空間が生じずに、これらを密に配置す
ることができる。そのため、小型コンパクト化が
図れる。また、平面的に並べていることから、薄
型化が図れる。さらに、本体板1の表側に突出し
て円弧状突条4を設け、その両側に形成された円
弧状溝4′にモータコイル5を収容しているので、
モータコイル5の納まりが良くて安定が良い。な
お、モータコイル5の円弧長さは、必要なアンペ
アターンやスペースの関係で任意に選べる。
5からなるモータを用い、モータコイル5と、歯
車列からなる伝達機構8と、マイクロスイツチ1
0′とを、ダイヤル2の裏側に平面的に並べたの
で、余分な空間が生じずに、これらを密に配置す
ることができる。そのため、小型コンパクト化が
図れる。また、平面的に並べていることから、薄
型化が図れる。さらに、本体板1の表側に突出し
て円弧状突条4を設け、その両側に形成された円
弧状溝4′にモータコイル5を収容しているので、
モータコイル5の納まりが良くて安定が良い。な
お、モータコイル5の円弧長さは、必要なアンペ
アターンやスペースの関係で任意に選べる。
この発明のタイムスイツチは、マニユアルレバ
ーのオート位置およびオン位置で移動子をスイツ
チの操作部とオンレバーとの間に進入させてオン
レバーの動作で移動子を介してスイツチの操作部
を作動可能にし、前記オート位置で設定子により
オンレバーを動作させ、オン位置でマニユアルレ
バーの押圧部でオンレバーを動作させるととも
に、マニユアルレバーのオフ位置で移動子を退出
させオンレバーの動作でスイツチが動作しないよ
うにしたため、ダイヤルの設定子によりスイツチ
をオンオフできるとともに、マニユアルレバーの
操作によつてもスイツチをオンオフできる。しか
も従来例と比較して部品点数が少なく、組立作業
性がよい。とくにばね部材を必要としないため、
組立性が優れており、しかもオン動作が確実にな
るという効果がある。
ーのオート位置およびオン位置で移動子をスイツ
チの操作部とオンレバーとの間に進入させてオン
レバーの動作で移動子を介してスイツチの操作部
を作動可能にし、前記オート位置で設定子により
オンレバーを動作させ、オン位置でマニユアルレ
バーの押圧部でオンレバーを動作させるととも
に、マニユアルレバーのオフ位置で移動子を退出
させオンレバーの動作でスイツチが動作しないよ
うにしたため、ダイヤルの設定子によりスイツチ
をオンオフできるとともに、マニユアルレバーの
操作によつてもスイツチをオンオフできる。しか
も従来例と比較して部品点数が少なく、組立作業
性がよい。とくにばね部材を必要としないため、
組立性が優れており、しかもオン動作が確実にな
るという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図
はその断面図、第3図は同じくその分解斜視図、
第4図は同じくその上下逆さに示した分解斜視
図、第5図は同じくその内部の平面図、第6図は
同じくその回転伝達機構部分の断面図、第7図は
同じくその分針車の分解斜視図、第8図は同じく
そのダイヤルの回転伝達部の分解斜視図、第9図
ないし第11図は同じくそのスイツチレバーとダ
イヤルと設定子との関係を示す動作説明図、第1
2図Aは同じくそのスイツチ接点機構部のオート
でオンの状態の動作説明図、第12図Bはそのオ
フ状態の動作説明図、第12図Cは同じくそのオ
ン状態の動作説明図である。 2……ダイヤル、10′……スイツチであるマ
イクロスイツチ、12……設定子、39……オン
レバー、48……マニユアルレバー、48′……
押圧部、55……移動子である移動ピン、59…
…操作部である押ピン。
はその断面図、第3図は同じくその分解斜視図、
第4図は同じくその上下逆さに示した分解斜視
図、第5図は同じくその内部の平面図、第6図は
同じくその回転伝達機構部分の断面図、第7図は
同じくその分針車の分解斜視図、第8図は同じく
そのダイヤルの回転伝達部の分解斜視図、第9図
ないし第11図は同じくそのスイツチレバーとダ
イヤルと設定子との関係を示す動作説明図、第1
2図Aは同じくそのスイツチ接点機構部のオート
でオンの状態の動作説明図、第12図Bはそのオ
フ状態の動作説明図、第12図Cは同じくそのオ
ン状態の動作説明図である。 2……ダイヤル、10′……スイツチであるマ
イクロスイツチ、12……設定子、39……オン
レバー、48……マニユアルレバー、48′……
押圧部、55……移動子である移動ピン、59…
…操作部である押ピン。
Claims (1)
- 1 設定子を有して回転動作するダイヤルと、こ
のダイヤルの回転により前記設定子に押圧されて
移動動作する復帰ばね付きのオンレバーと、この
オンレバーの動作範囲の外部に操作部を配置した
スイツチと、オン位置、オート位置およびオフ位
置間を移動可能に設けられて前記オン位置で前記
オンレバーをその動作方向に押圧する押圧部を有
するマニユアルレバーと、前記オンレバーの動作
方向に移動可能でありかつ前記マニユアルレバー
に連結されて前記マニユアルレバーの前記オン位
置およびオート位置で前記オンレバーと前記スイ
ツチの前記操作部との間の前記オンレバーの前記
動作範囲内に進入し前記オフ位置で退出する移動
子とを備え、前記移動子は、前記オンレバーの前
記動作範囲内に進入した状態で前記オンレバーが
動作することにより押圧されて前記スイツチの前
記操作部を作動することを特徴とするタイムスイ
ツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21847083A JPS60112219A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | タイムスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21847083A JPS60112219A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | タイムスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112219A JPS60112219A (ja) | 1985-06-18 |
JPH0244096B2 true JPH0244096B2 (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=16720419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21847083A Granted JPS60112219A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | タイムスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112219A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630109U (ja) * | 1979-08-17 | 1981-03-23 |
-
1983
- 1983-11-18 JP JP21847083A patent/JPS60112219A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630109U (ja) * | 1979-08-17 | 1981-03-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112219A (ja) | 1985-06-18 |
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