JPH0243964Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0243964Y2
JPH0243964Y2 JP6711286U JP6711286U JPH0243964Y2 JP H0243964 Y2 JPH0243964 Y2 JP H0243964Y2 JP 6711286 U JP6711286 U JP 6711286U JP 6711286 U JP6711286 U JP 6711286U JP H0243964 Y2 JPH0243964 Y2 JP H0243964Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
pillars
rails
beams
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6711286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62177844U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6711286U priority Critical patent/JPH0243964Y2/ja
Publication of JPS62177844U publication Critical patent/JPS62177844U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0243964Y2 publication Critical patent/JPH0243964Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、神又は仏を祭る建物であるところの
社を金属で作つた金属製社に関するものである。
(従来技術) 従来の社は、木製の材料を使用して形成され、
各木製部材を組み立てるに際しては、釘を使用せ
ず木材に切り込みを入れ、それらを慎重に組合わ
せる方法によるものが一般的である。
また、簡便な社の建築方法として、社の側面を
形成するのに、支柱間に一枚板をはりつけ、釘で
打ちつけたものもある。
さらに、耐久性にすぐれた社を建築する為にそ
の材料として、ステンレス等の金属材料を使用し
たものもある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述のような、切り込みを設けられた
木材を組合わせて社を建築する方法は、高度な技
術を必要とし、多大な手間がかかりそのため高価
になるという欠点がある。
また、神又は仏を祭る建物である社の建築にお
いては、“身をさす”という意味あいで、釘を使
用することを好まない傾向にある。
そこで、従来技術で述べた社の建築方法のうち
釘を使用して一枚板を支柱に打ちつけて社を建築
する方法においては、建築作業は容易であるが、
上記のような問題点を有する。
また、金属製の材料を使用し、耐久性にすぐれ
た社を建築する方法が実施されているが、側面形
成にあたつて一枚板金を使用すると、外観に隙間
を生じさせず見苦しくないようにする為には、製
作時に高い寸法精度が要求され、多大な手間がか
かるという欠点がある。さらに、社全体がかなり
の重量になり、材料費自体も、高価になるという
欠点がある。
(本考案の目的) 本考案は、従来技術の上記のような欠点に鑑
み、釘を使用することなく、金属製のパイプを側
面に積み重ねることにより金属製の社において軽
量で組立が容易な側面の構造を提供することを目
的とするものである。
(考案の構成) このため本考案では、土台枠上に複数の支柱を
設け、該支柱の上部に梁をはり渡し、該梁により
屋根をささせると共に、前記支柱間に生じた側面
のうち1個の側面のみを開口させた形状の金属製
社において、前記支柱の互いに向かい合う面にレ
ールを設け、該レール間に複数のパイプを積み重
ねることにより側面を形成したものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案に係る金属製社の斜視図、第
2図は第1図の側面部分の形成途中の状態を示す
部分左側面図、第3図は第1図の側面部分を形成
するにあたつて使用しているパイプの斜視図、第
4図は第1図に示す側面部分の形成方法を示す部
分斜視図である。
第1図に示すように、金属製の水平材1a,1
b,1c,1d(水平材1c,1dは図示せず)
を水平面上に四角形に枠組し、土台枠1が形成さ
れている。この土台枠1の4隅と水平材1b,1
c,1dの略中間部には、鉛直方向に支柱2a,
2b,2c,2d,2e,2f,2g(支柱2c,
2f,2gは図示せず)がそれぞれ設けられてい
る。この支柱2aの下部は、いくぶんの長さをも
つて土台枠1より下方に位置するように設けてあ
り、足部を形成している。他の支柱においても同
様の構成をなしている。支柱2aと支柱2eの互
いに向かい合う面には、レール3,4がそれぞれ
設けられている(第2図、第4図)。このレール
3,4の互いに向かい合う溝部3a,4aに沿つ
て、金属製の楕円パイプ5(第3図)がはめ込ま
れ、積み重ねてある(第4図)。レール3とレー
ル4との間への楕円パイプ5の積み重ねが終了す
ると、レール3を各楕円パイプ5の間ごとにかし
めつけ、固定する(第2図)。このようにして側
面6が形成されている。他の側面についても同様
に形成されている。側面6,8の略中間部には、
格子窓6a,8bがそれぞれ設けられ、支柱2a
と支柱2dの間には、楕円パイプ5による側面は
形成されず開口され、入口9が形成されている。
また、前記支柱2a,2b,2c,2d,2
e,2f,2g上には梁材10a,10b,10
c,10d(梁材10b,10c,10dは図示
せず)がはり渡されて梁10が形成されている。
支柱2eと支柱2gは梁10より上部にいくぶん
の長さをもつて突出形成されており、この支柱2
eと支柱2gの上部は梁材10e(図示せず)で
連結されている。この梁材10eと支柱2a,2
d間の上部を結ぶ梁材10d(図示せず)との上
部には、そり屋根11aが取り付けられている。
そり屋根11bも同様に取り付けられている。こ
のようにして、屋根11が形成されている。
尚、上記構成にあたつて各部材どおしの取り付
けは溶接によつてなされている。
このように構成された金属製社は、設置場所に
設けられた基礎上に固定され、神又は仏を祭るも
のである。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、釘を使用
することなく金属製のパイプを積み重ねる側面の
形成方法により、金属製社の重量を軽量化し、金
属製社を容易に建築することができるという、す
ぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る金属製社の斜視図、第2
図は第1図の側面部分の形成途中の状態を示す部
分左側面図、第3図は第1図の側面部分を形成す
るにあたつて使用しているパイプの斜視図、第4
図は第1図に示す側面部分の形成方法を示す部分
斜視図である。 1……土台枠、2a,2b,2d,2e……支
柱、3,4……レール、5……楕円パイプ、6,
7,8……側面、10……梁、11……屋根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 土台枠上に複数の支柱を設け、該支柱の上部に
    梁をはり渡し、該梁により屋根をささえると共に
    前記支柱間に生じた側面のうち1個の側面のみを
    開口させた形状の金属製社において、前記支柱の
    互いに向かい合う面にレールを設け、該レール間
    に複数のパイプを積み重ねることにより側面を形
    成したことを特徴とする金属製社。
JP6711286U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0243964Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6711286U JPH0243964Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6711286U JPH0243964Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177844U JPS62177844U (ja) 1987-11-11
JPH0243964Y2 true JPH0243964Y2 (ja) 1990-11-21

Family

ID=30905720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6711286U Expired JPH0243964Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0243964Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4778971B2 (ja) * 2006-09-12 2011-09-21 スガツネ工業株式会社 シャッタ装置及びシャッタ装置用金物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62177844U (ja) 1987-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0243964Y2 (ja)
US2882557A (en) Prefabricated house panels and method of assembling them
JPH0224819Y2 (ja)
JP3987653B2 (ja) 木造建築物用壁パネル
JP3025069U (ja) 建築用パネル
JPH0210168Y2 (ja)
JPS6040733Y2 (ja) 釘打ち可能な鋼製ラチスビ−ム
JP2613386B2 (ja) 建築用床パネル
JPH0810086Y2 (ja) プレハブ建物
JPH0249282Y2 (ja)
JP3936981B2 (ja) 木造建築における床板の支持構造
JPS5851284Y2 (ja) プレハブ建築物
JPH08311999A (ja) ユニット建物
JPH0445633B2 (ja)
JPH0755201Y2 (ja) 木質プレハブ用コーナーパネル
JP3594376B2 (ja) 軸組み用構造材とパネルとの接合方法
JP2869578B2 (ja) 木造軸組構造物用柱およびそれを使用した柱頭仕口構造
JPS624101Y2 (ja)
JPS5932644Y2 (ja) ユニット小住宅の床断熱構造
JP2637654B2 (ja) 住戸ユニットの床構造
JPH045351A (ja) 木造軸組工法における住宅建築方法およびその壁用および床用パネル
JPH0333843Y2 (ja)
JPH0672467B2 (ja) 屋根ユニット
JPH0724484Y2 (ja) 壁構造
JPS6092531A (ja) 建築骨組構造