JPH0243573A - カラー画像形成装置のシート搬送装置 - Google Patents

カラー画像形成装置のシート搬送装置

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JPH0243573A
JPH0243573A JP63193594A JP19359488A JPH0243573A JP H0243573 A JPH0243573 A JP H0243573A JP 63193594 A JP63193594 A JP 63193594A JP 19359488 A JP19359488 A JP 19359488A JP H0243573 A JPH0243573 A JP H0243573A
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JP
Japan
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sheet
screen
image forming
image
conveying device
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JP63193594A
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Takeo Okabe
岡部 武雄
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、カラー複写機やカラープリンタ等のカラー
画像形成装置のシート搬送装置に係り、特に、適宜の色
成分毎に独立した複数の画像形成ユニットを具備したカ
ラー画像形成装置において用いられるシート搬送装置の
改良に関する。
[従来の技術] 従来におけるカラー画像形成装置としては例えば特開昭
61−143779号公報所載のものがある。
これは、例えば第11図に示すように、感光ドラム2、
この感光ドラム2の表面を予め帯電する帯電器3、帯電
された感光ドラム2表面に画像情報に応じた潜像を占込
む光学系、レーザ等の潜像書込み手段4、感光ドラム2
上に形成された潜像を各色トナーで現像する現像器5、
感光ドラム2上のトナー像を像担持シート8に転写させ
るコロトロン等の転写器6並びに転写工程後の感光ドラ
ム2上の残留トナーを除去するクリーナ7からなるシア
ン、マゼンタ、イエロ、ブラックの四つの画像形成ユニ
ット1(具体的には1aないしld)を横方向に適宜配
列し、シート搬送装置10によって各画像形成ユニツ1
−1のトナー像転写部位に像担持シート8を適宜タイミ
ングで順次搬送り−るものである。
このような画像形成装置において用いられるシート搬送
装置10は、例えば第11図及び第12図に示すように
、駆動ロール12及び従動ロール13間に無端状ベルト
を循環移動可能に掛渡す一方、無端状ベルト11には適
宜間隔毎に像担持シート8に対応した開口部14を開設
すると共に、この開口部14にはメツシュスクリーン1
5を張設し、このメツシュスクリ−・ン15を適宜手段
にて帯電することによりメツシュスクリーン15に像担
持シートを静電吸着させるようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような従来のカラー画像形成装置のシー
ト搬送装置にあっては、メツシュスクリーン丁5に対す
る像担持シー・i−8の位置決め手段が設けられていな
いので、メツシュスクリーン15上での像担持シート8
の保持位置がばらつく虞れがあり、その分、像担持シー
ト8土の画像形成領域がずれて画像品質を1日うという
問題が生ずる。
また、上記無端状ベルト11の弛みを有効に防止する一
手段として無端状へルト11の剛性をある程度大きく設
定する手法が採用される。このとき、例えば、無端状ベ
ルト11のメツシュスクリーン15部分が駆動ロール1
2に接近する際には、第13図に示すように、上記メツ
シュスクリーン15部分とそれ以外の無端状ベルト11
部分との剛性の違いに基づいて剛性の小さいメツシュス
クリーン15の先端側が矢印で示すように急激に浮上っ
てしまう。このため、上記画像形成ユニット1dの画像
転写部位への像担持シート8の突入姿勢が正規姿勢から
急激に傾斜したものになり、画像転写部位での像担持シ
ート8の移動速度等が微妙にずれてしまい、色ずれの原
因につながるという問題を生ずる。尚、メツシュスクリ
ーン15が従動ロール13を通過した直後においてもメ
ツシュスクリーン15の後端側が急激浮上ってしまうた
め、最初の画像形成ユニット1aの画像転写部位への像
担持シーl−8の突入姿勢が正規姿勢から急激に変化し
、上述したのと同様な問題を生ずる。
更に、上述した従来のシート搬送装置にJ3いては、上
記無端状ベルト11の開口部14にメツシュスクリーン
15を接着剤を介して張設したとしても、メツシュスク
リーン15に対し積極的に張力を付与しているわけでは
ないため、第14図に矢印で示すように、メツシュスク
リーン15の中央部分が弛み易く、必然的に、このメツ
シュスクリーン15上に静電吸着される像担持シート8
にもゆがみが生じ、転写画像品質を損う原因につながっ
てしまう。
この発明は、以上の問題点に着目してなされたものであ
って、各画像形成ユニットの画像転写部位へ正規の姿勢
で且つ正確に位置決めした状態で像担持シートを搬送し
、もって、邑ずれのない安定した画像転写を行えるよう
にしたカラー画像形成装置のシート搬送装置を提供する
ものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、この発明は、適宜色成分に対応した複数の画
像形成ユニットの各画像形成部位に像担持シートを順次
搬送し、像担持シート上に各色成分の画像を重ね転写す
るようにしたカラー画像形成装置のシート搬送装置を前
提とし、両端係止部材間に掛渡されて循環移動する循環
駆動系と、この循環駆動系によって各画像形成ユニット
の画像形成部位を順次通過するシート保持手段とからな
り、上記シート保持手段は、上記循環駆動系の進行方向
前後において像担持シートの長さ寸法に対応して架設さ
れる一対のホルダバーと、この前後のホルダバー間に張
力付与手段を介して張設され且つ像担持シートが静電吸
着されるべく帯電可能なシートスクリーンと、このシー
トスクリーンに対する像担持シートの保持位置を規制す
る位置決め手段とを備えてなるものである。
このような技術的手段において、各画像形成ユニットと
し°Cは、感光体や誘電体等からなるドラム状若しくは
ベルト状の潜像担持体、この潜像担持体上に潜像を形成
する潜像形成手段、潜像担持体上の潜像をトナー現像す
る現像手段、潜像!f3待体上体上ナー像を像担持シー
トに転写させる転写手段を備えた電子写真方式のものや
、感熱記録ヘッドやインクジェット記録ヘッドを用いて
像担持シートに画像を形成するようにしたもの等各種方
式のものが包含される。また、画像形成ユニットの数、
配列については、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラック
等適宜色成分の画像を形成し得るものであれば適宜数選
択することができ、選択したものを任意の組合せで横方
向若しくは縦方向に配列することができる。
また、シート搬送装置の構成要素である循環駆動系とし
ては、無端状チェーンや無端状ベル1へを両端係止部材
間に掛渡し、無端状チェーン等を適宜循環させるものが
挙げられる。この場合においC1係止部材の一方を駆動
部材とし、他方を従動部材として無端状チェーン等を循
環移動させるようにしてもよいし、別の駆動系にて上記
無端状チェーン等を直接的に駆動させるようにしてもよ
い、。
更に、シート保持手段の数については、一つでし差支え
ないが、高速化という要請を考慮すると複数設け、各画
像形成ユニットにて異なる像担持シートに対し画像の転
写工程を行うようにすることが好ましい。また、張ツノ
付与手段としては、スプリングやウェイト等を利用して
シートスクリーンに弛まない程度の張力を付与し得るも
のであれば適宜設計変更して差支えない。そしてまた、
上記シートスクリーンとしては、帯電可能な誘電体で形
成したシート状のものであれば適宜選択することができ
るが、シートスクリーン自体の面剛性が不足するような
場合には、例えばシートスクリーンの周縁を補強用の矩
形フレームにて補強するように設計することが好ましい
そしてまた、上記位置決め手段としては、例えば前側ホ
ルダバーに適宜開閉するグリッパを設け、このグリッパ
にて上記像担持シートの先端を保持するようにしてもよ
いし、前側ホルダバーに像担持シートの先端が当接する
位置決め部材を単に配設するようにする等適宜設計変更
して差支えないが、像担持シートのシートスクリーン上
での位置決めを正確に行うという観点からすれば、グリ
ッパを用いる方式が好ましい。
また、両端係止部材付近に画像形成ユニットを配設する
際には、シート保持手段の先端側若しくは侵端側が係止
部材を通過する段階において画像形成ユニットの画像転
写部位を像担持シートが通過する位置関係になるため、
少なくとも画像転写部位においてシートスクリーンを正
規姿勢に保つような手段、例えば、シートスクリーンの
姿勢を徐々に変化させるべく係止部材に対応した箇所に
案内部材を配設する等をすることが必要である。
この場合において、上記案内部材とホルダバーとが位置
関係からして干渉するような場合には、案内部材側にホ
ルダバーが嵌合する凹溝を設ける等の干渉防止処理を施
すことが必要である。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、上記シート搬送装
置のシート保持手段は、位置決め手段にてシートスクリ
ーンに対する像担持シートの保持位置を規制する。
また、シート保持手段のシートスクリーンは−対のホル
ダバー間に張設されるため、シート保持手段の移動軌跡
は循環駆動系に沿って循環移動する前後のホルダバーで
一義的に規制されることになり、シートスクリーンは各
画像形成ユニットの画像転写部位を正規な姿勢で通過す
る。
更に、上記シートスクリーンには張力付与手段によって
常時張力が付与されるので、シートスクリーンが不必要
に弛むこともない。
[実施例] 以下、添附図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
第1図は縦型のフルカラープリンタにこの発明を適用し
たものであり、このカラープリンタは、略鉛直方向に沿
って下側から順にシアン、マゼンタ、イエロ、ブラック
の各色成分の画像を形成すべく配列される四つの画像形
成ユニット20(具体的には20aないし20’d)と
、略鉛直方向に沿って並ぶ各画像形成ユニット20の画
像形成部位に像担持シート28を順次搬送するシート搬
送装置40とで構成されている。
この実施例において、各画像形成ユニット20は、感光
ドラム21と、この感光ドラム21の表面を予め帯電す
る帯電器22と、画像情報に応じたレーザビームを照射
するレーザ24、レーザ24からのビームを走査方向に
偏向するポリゴンミラー25及びポリゴンミラー25で
偏向されたビームを感光ドラム21に結像させる結像レ
ンズ26からなり、帯電された感光ドラム21表面に画
像情報に応じた潜像を書込むレーザ走査系23と、感光
ドラム21上に形成された潜像を各色トナーで現像する
現像器27と、感光ドラム21上のトナー像を像担持シ
ート28に転写させるコロトロン等の転写器29と、転
写工程後の感光ドラム21上の残留1〜ナーを除去する
クリーナ30とを備えている。
そして、上記シート搬送装置40の下側に対応した機体
部位には像担持シート28が収容されるシート給送カセ
ット31が設けられ、このシート給送カセット31から
の像担持シート28が給送ロール32によって所定のタ
イミングで送出され、供給側ガイドシュート33を介し
てシート搬送装置40の最下部に位置するシート供給部
位Aに供給されるようになっている。また、上記シート
搬送装置40の上側に対応した機体部位には像担持シー
ト28の収容トレイ34が設けられ、シート搬送装置4
0の最上部に位置するシート分離部位Bで分離された像
担持シート28が排出側ガイドシュート35を介して定
着器36を通過した後上記収容トレイ34に排出される
ようになっている。
また、シート搬送装置40は、第2図ないし第5図に示
すように、無端状の循環駆動系41と、この循環駆動系
41の四箇所に配設されて像担持シート28を選択的に
保持するシート保持手段46とを備えている。
すなわち、上記循環駆動系41は、特に第5図に示すよ
うに、機体内の上側に配設されて駆動モータ42により
適宜回転する一対の駆動スプロケット43と、機体内の
下側に配設されて自然回転する一対の従動スプロケット
44と、駆動スプロケット43及び従動スプロケット4
4間に掛渡される無端状チェーン45とで構成されてい
る。
一方、シート保持手段46は、特に第2図及び第3図に
示すように、循環駆動系41の進行方向の前後において
上記無端状チェーン45に架設される一対のホルダバー
47.48を有し、前側ホルダバー47に適宜数の開口
49を開設すると共に、この開口49には裏面側にカム
突起goaが設けられたグリッパ50を図示外のスプリ
ング部材により閉方向に付勢した状態で取付け、また上
記面側ホルダバー47には像担持シート28 f7保持
載置面として機能するメツシュ状のシートスクリーン5
1の先端を固着すると共に、このシートスクリーン51
の後端側には係止バー52を取付け、更に、この係止バ
ー52及び後側ホルダバー48には夫々一対の挿通孔5
3及び54を開設すると共に、各挿通孔53.54には
係止バー52と係止可能な係止部55aが一端に形成さ
れる係止ロッド55を進退自在に挿通し、この係止ロッ
ド55の先端にウェイト56を固着し、このウェイト5
6と後側ホルダ48との間にコイル状のバランススプリ
ング57を介装してなるものである。そして、この実施
例においては、特に第4図に示すように、上記各シート
保持手段46の先端間の距離L1ないしL4は夫々等し
いものに設定されている。
更に、上記駆動スプロケット43及び従動スプロケット
44に対応した箇所には、第5図及び第6図に示すよう
に、各スプロケット43.44と同軸に駆動側案内ドラ
ム61及び従動側案内ドラム62が配設されており、各
案内ドラム61゜62の周面長手方向には、シート保持
手段46の前後ホルダパー47.48が通過する際の干
渉防止用凹溝63(具体的に63a 、63b )が適
宜数形成されると共に、各案内ドラム61.62周面に
は上記シート保持手段46のグリッパ50位置に対応し
て複数の切込み溝64(具体的には64a 、64b 
)が形成されている。そして、各案内ドラム61.62
の近傍には回転自在なカム軸65(具体的には65a 
、65h )が設けられ、各カム軸65には上記切込み
溝64位置に一端側か載置されるカム66(具体的には
66a。
66b)が取付けられ、各カム66には上記グリッパ5
0のカム突起50aと係合してグリッパ50を一時的に
開放するためのカム面67が形成されている。尚、符号
68はカム66を切込み溝64側に押付けるための付勢
スプリングである。
更にまた、この実施例においては、上記シート保持手段
46で像担持シート28を保持する前にシートスクリー
ン51を予め帯電するスクリーン帯電器71が設けられ
、シートスクリーン51に像担持シート28が静電吸着
されるようになっており、また、各画像形成ユニット2
0の各転写部位後方には各転写工程における像担持シー
ト2Bの残留電荷を除去する除電器72(具体的には7
2aないし72d)が配設されており、更に、最後段の
転写工程が終了した丙所にはシートスクリーン51の帯
電状態を除去するスクリーン除電器73が配設されてい
る。
次に、この実施例に係るフルカラープリンタの作動につ
いて説明する。
カラープリンタを作動させるに当って図示外のスタート
スイッチをオン操作すると、各画像形成ユニット20が
所望のタイミングで作動を開始すると共に、シート搬送
装置40が作動を開始する。
このとき、先ず、シート給送カセット31内の像担持シ
ート28が給送ロール32によって所定のタイミングで
送出され、シート供給部位Aに供給される。すると、特
に第7図に示すように、シート供給部位Aにおいて、循
環駆動系41で循環移動する一つのシート保持手段46
のグリッパ50のカム突起50aがカム66bのカム面
67に摺接移動していき、グリッパ50が一時的に開放
した時点で像担持シート28の先端部がグリッパ50の
把持位置へと導かれ、カム突起50aがカム66bを乗
越えた時点で上記グリッパ50が上記像担持シート28
の先端部を保持する。そして、グリッパ50で保持され
た像担持シート28は予め帯電されているシートスクリ
ーン51に順次静電吸着されていき、シート保持手段4
6が像担持シート28を確実に保持する。
この状態において、上記前後のホルダパー47゜48が
従動側案内ドラム62部位を通過することになるが、各
ホルダパー47.48は従動側案内ドラム62の干渉防
止用凹溝63b内に収まるため、シート保持手段46と
従動側案内ドラム62とが干渉し合うことはない。また
、上記グリッパ50はシート供給部位Aにおいて一時的
に開放するが、このグリッパ50の開放力F(第1図参
照)は無端状チェーン45の略鉛直方向に作用するため
、無端状ヂエーン45が不必要に振動することはない。
更に、上記シートスクリーン51は従動側案内ドラム6
2の周面に案内されて搬送されるため、第7図に仮想線
で示すように、従動側案内ドラム62を通過したシート
スクリーン51は直ちに略鉛直方向に設定される。この
ため、このシートスクリーン51に吸着保持される像担
持シート28も従動側案内ドラム62を通過した段階で
直ちに略鉛直姿勢に設定されることになり、シアン系の
画像形成ユニット20aを従動側案内ドラム62に接近
配置したとしても、像担持シ一ト28は略鉛直な正規姿
勢で転写部位Tに突入することになり、その分、循環駆
動系41の従動スプロケット44とシアン系の画像形成
ユニット20aとの間の距離りを短寸に設定することが
できる。
そして、第1図に示すように、上記像担持シート28を
保持したシート保持手段46は、各画像形成ユニット2
0aないし20dの各転写部位Tを順次下方側から上方
側へと略鉛直方向に移動していき、各転写部位Tにおい
て感光ドラム21上の各色成分のトナー像が像担持シー
ト28に転写される。
このような動作過程においては、第1図に示すように、
上記駆動スブロケッ1へ43に掛渡された無端状チェー
ン45は基本的に自重で略鉛直下方に配置されるため、
特に、無端状チェーン45に比較的大きな張力を付与し
なくても、上記無端状チェーン45の鉛直部が不必要に
撓むことはない。
このため、上記駆動モータ42に大きな負荷トルクが作
用する懸念はなく、駆動モータ42として小トルク用の
小型のものを使用することが可能になる。
また、上記シートスクリーン51は、基本的にその自重
方向(略鉛直下方向)に沿って配置され、更に、ウェイ
ト56の重量及びバランススプリング57の付勢力によ
って略鉛直下方に強制的に弓張られるため、シートスク
リーン51の姿勢は略鉛直方向に確実に保持される。こ
のため、このシートスクリーン51上に吸着保持される
像担持シート28の各転写部位への突入姿勢は常時正規
な姿勢に保たれることになり、像担持シート28と感光
ドラム21との間のギャップδは一定に深たれる。それ
ゆえ、各転写部位Tにおいて、感光ドラム21と像担持
シー1〜28との間でプロセス方向におけるすべりが発
生したり、像担持シート28と感光ドラム21との接触
不良が生ずることがなくなり、各感光ドラム21上の1
−ナー像は像担持シート28に良好な状態で均一転写さ
れ、色ずれのない転写画像が得られる。
そしてまた、この実施例においては、各シート保持手段
46が一定間隔毎に配設されているため、シート搬送装
置40の駆動スプロケット43を基準とした左右の重量
バランスは略一定に保たれる。
それゆえ、各シート保持手段46が順次移動したとして
も、上記駆動モータ42の負荷が変動することもなく、
シート搬送装置の負荷変動に伴う不安定動作は有効に防
止される。
また、この実施例においては、各転写部位を通過した像
担持シート28は除電器72によって夫々除電されるの
で、後段の転写工程において像担持シート28が過剰帯
電されて転写具合が損われたり、各転写工程が終了した
後に排出される像担持シート28に電荷が残るという事
態は有効に回避される。
更に、ブラック系の画像形成ユニット20dの転写部位
Tを通過したシート保持手段46は、特に第9図に示す
ように、シート分離部位Bに移動していく。このとき、
上記シート保持手段46のシートスクリーン51の帯電
電荷がスクリーン除電器73によって除去され、しかる
後、上記シート保持手段46のグリッパ50のカム突起
50aがカム66aのカム而67に摺接移動していき、
グリッパ50が一時的に開放する。すると、グリッパ5
0による保持が解除された像担持シー1−28は排出側
ガイドシュート35へと移動していき、定着器36を経
た後排出トレイ34へ排出収容される。
このような動作過程において、上記前後のホルダパー4
7.48が駆動側案内ドラム61部位を・通過すること
になるが、各ホルダパー47.48は駆動側案内ドラム
61の干渉防止用凹溝63a内に収まるため、シート保
持手段/!6と駆動側案内ドラム61とが干渉し合うこ
とはない。また、上記グリッパ50はシート分離部位B
において一時的に開放するが、このグリッパ50の開放
力F’  (第1図参照)は無端状チェーン45の略鉛
直方向に作用するため、無端状チェーン45が不必要に
撮動することはない。更に、上記シートスクリーン51
は先端側から順に駆動側案内ドラム61の周面に案内さ
れて搬送されるため、駆動側案内ドラム61に至らない
シートスクリーン51の後端部側は略鉛直姿勢の状態に
保持される。このため、駆動側案内ドラム61に接近し
た位置の像担持シート28は略鉛直姿勢に設定されるこ
とになり、最上段のブラック系の画像形成ユニット20
dを駆動側案内ドラム61に接近配置したとしても、像
担持シート28の後端部側は略鉛直な正規姿勢で転写部
位Tを通過することになり、その分、循環駆動系41の
駆動スプロケット43とブラック系の画像形成ユニット
20dとの間の距離Eを短寸に設定することもできる。
また、この実施例においては、画像形成ユニット20が
略鉛直方向に配列されているため、感光ドラム21やレ
ーザ走査系23等のユニット部品の配設作業スペースを
水平方向に確保することが可能になり、画像形成ユニッ
ト20のユニット部品の設置作業や保守点検作業を楽に
行うことができる。
また、この実施例においては、シートスクリーン51は
メツシュ状の一枚シートで構成されているが、例えば第
10図に示すように、シートスクリーン51として、あ
る程度の剛性を有する薄い絶縁性樹脂、例えばポリエチ
レンテレフタレート(商品名マイラ)フィルムやSUS
材等からなる矩形状フレーム58で一枚シートを補強す
るようにすれば、シートスクリーン51の面剛性をより
上げることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、請求項コないし3記載のカラ
ー画像形成装置のシート搬送装置によれば、各画像形成
ユニットの画像転写部位へシート保持手段のシートスク
リーンを常時正規な姿勢で通過させることができ、しか
も、シートスクリーンに対して弛み防止手段を施してい
るので、シートスクリーンに保持されている像担持シー
トの移動速度が微妙にずれたり、像担持シートがゆがむ
という事態を有効に回避することができ、これに伴って
、像担持シー1〜に対して色ずれのない良好な画像転写
を行うことができるほか、シート保持手段のシートスク
リーンに対して像担持シートを正確に位置決めすること
ができるので、像担持シートに対する画像転写領域の位
置ずれを有効に回避することもできる。
更に、請求項2記載のカラー画像形成装置のシート搬送
装置によれば、シート保持手段のシートスクリーンはド
ラム状の案内部材に案内されて徐々に姿勢変化し、案内
部材位置以外にあるシートスクリーン部分の姿勢を正規
の姿勢に保つようにしているので、仮に、両端係止部材
付近に最終段若しくは最初の画像形成ユニットを接近配
置したとしても、画像形成部位を通過しているシートス
クリーンの姿勢が正規なものから外れる虞れはなく、像
担持シートを常時正規な姿勢で各画像転写部位へ導くこ
とが可能である。このため、両端係止部材間の寸法を短
寸に設定することが可能になり、その分、装置の小型化
を図ることができる。
更にまた、請求項3記載のカラー画像形成装置のシート
搬送装置によれば、シートスクリーンの周縁の剛性を上
げることができるので、シートスクリーン自体の面剛性
を若干大きくすることが可能になり、その分、シートス
クリーンの弛みをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るカラー画像形成装置のシート搬
送装置の一実施例を示す概略図、第2図は実施例で用い
られるシート保持手段の詳細を示す斜視図、第3図は第
2図中■−■線断面図、第4図は実施例で用いられるシ
ート保持手段の配設位置関係を示す説明図、第5図は実
施例で用いられるシート保持手段のグリッパ開閉機構の
詳細を示す説明図、第6図は第5図中■方向から見た矢
視図、第7図ないし第9図は実施例に係るカラー画像形
成装置のシート搬送装置の動作過程を示す断面説明図、
第10図は実施例で用いられるシート保持手段の変形例
を示す説明図、第11図は従来におけるカラー画像形成
装置のシート搬送装置の一例を示す説明図、第12図は
その要部斜視図、第13図は第11図中X■部詳細図、
第14図は第12図中X rV −X IV線断面図で
ある。 [符号の説明] 20−・・画像形成ユニット 28・・・像担持シート 40・・・シート搬送装置 41・・・循環駆動系 43・・・駆動スプロケット(係止部材)44・・・従
動スプロケット(係止部材)45・・・無端状チェーン 46・・・シート保持手段 47.48・・・ホルダバー 50・・・グリッパ 51・・・シートスクリーン 52・・・係止バー(張力付与手段) 55・・・係止ロッド(張力付与手段)56・・・ウェ
イト(張力付与手段) 57・・・バランススプリング(張力付与手段)58・
・・矩形状フレーム 61.62・・・案内ドラム(案内部材)特許出願人 
 富士ゼロックス株式会社代 理 人  弁理士 中村
 智廣(外3名)55・係正ロツド 弔 図 弔 図 第 図 弔 図 第11 図 第12 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)適宜色成分に対応した複数の画像形成ユニット(2
    0)の各画像形成部位に像担持シート(28)を順次搬
    送し、像担持シート(28)上に各色成分の画像を重ね
    転写するようにしたカラー画像形成装置のシート搬送装
    置において、 両端係止部材(43、44)間に掛渡されて循環移動す
    る循環駆動系(41)と、 この循環駆動系(41)によつて各画像形成ユニット(
    20)の画像形成部位を順次通過するシート保持手段(
    46)とからなり、 上記シート保持手段(46)は、上記循環駆動系(41
    )の進行方向前後において像担持シート(28)の長さ
    寸法に対応して架設される一対のホルダバー(47、4
    8)と、 この前後のホルダバー(47、48)間に張力付与手段
    (52、55、56、57)を介して張設され且つ像担
    持シート(28)を静電吸着すべく帯電可能なシートス
    クリーン(51)と、 このシートスクリーン(51)に静電吸着されるべき像
    担持シート(28)を位置決めする位置決め部材(50
    )とを備えてなることを特徴とするカラー画像形成装置
    のシート搬送装置。 2)請求項1記載のものにおいて、上記係止部材(43
    、44)に対応した箇所にはシートスクリーン(51)
    の移動案内面となるドラム状の案内部材(61、62)
    を配したことを特徴とするカラー画像形成装置のシート
    搬送装置。 3)請求項1記載のものにおいて、シートスクリーン(
    51)の周縁はシートスクリーン(51)に比べて剛性
    のある矩形状フレーム(58)で補強されていることを
    特徴とするカラー画像形成装置のシート搬送装置。
JP63193594A 1988-08-04 1988-08-04 カラー画像形成装置のシート搬送装置 Pending JPH0243573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5102820A (en) * 1990-06-29 1992-04-07 Oki Electric Industry Co., Ltd. Manufacturing method for semiconductor memories
US5149668A (en) * 1991-11-19 1992-09-22 Micron Technology, Inc. Method of preventing storage node to storage node shorts in fabrication of memory integrated circuitry having stacked capacitors and stacked capacitor memory integrated circuits

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5149668A (en) * 1991-11-19 1992-09-22 Micron Technology, Inc. Method of preventing storage node to storage node shorts in fabrication of memory integrated circuitry having stacked capacitors and stacked capacitor memory integrated circuits

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