JPH0243083Y2 - - Google Patents

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JPH0243083Y2
JPH0243083Y2 JP185984U JP185984U JPH0243083Y2 JP H0243083 Y2 JPH0243083 Y2 JP H0243083Y2 JP 185984 U JP185984 U JP 185984U JP 185984 U JP185984 U JP 185984U JP H0243083 Y2 JPH0243083 Y2 JP H0243083Y2
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JP
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coil
abnormal current
electromagnet
current detection
trip
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JP185984U
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はリモートコントロール式回路しや断
器等の回路しや断器に関するものである。
〔背景技術〕
リモートコントロール式回路しや断器は遠隔操
作であるため、遠隔操作で回路しや断器をオンに
しても、実際に接点が閉成し負荷側に通電された
か否かチエツクをする必要がある。このため従
来、第4図のようにしや断器内部の電路Aの接点
部Bの負荷側に変流器Cを挿入し、その2次電流
をアンプDで増幅し、外部の表示ランプLを点灯
する構成としていた。このような変流器Cは一般
の回路しや断器に設けられても有益である。
しかしながら、変流器を別途設ける必要があ
り、しや断器組立時の部品点数が増大し、かつ占
有スペースのため大形化する等の点で問題があつ
た。
〔考案の目的〕
したがつて、この考案の目的は、しや断器組立
時の部品点数を増大せずまた大形化することなく
通電表示をすることができる回路しや断器を提供
することである。
〔考案の開示〕
この考案は、電路に接続されて異常電流を検出
するコイルを有する異常電流検出用電磁石と、こ
の異常電流検出用電磁石の検出動作に応動するト
リツプリンクと、ハンドルによりオンオフ操作可
能な接点部を有し前記トリツプリンクの引外し動
作でトリツプ開極する機構部とを備えた回路しや
断器において、前記異常電流検出用電磁石の前記
コイルの通電時の磁束に鎖交する通電検出用コイ
ルを前記異常電流検出用電磁石に設けたことを特
徴とするものである。
この考案の構成によれば、コイルに異常電流が
流れると異常電流検出用電磁石が検出動作しトリ
ツプリンクが応動して接点部がトリツプ開極す
る。また前記コイルに定格電流が流れているとき
は、異常電流検出用電磁石は動作しないが、その
コイルの磁束を通電検出用コイルで検出する。し
たがつて、従来のように電路に変流器を設けるこ
となく定格通電の有無を検出でき、しかも機構部
の引外しのための異常電流検出用電磁石に通電検
出用コイルを設けているため、しや断器組立時の
部品点数が増大せず、またしや断器の内部スペー
スもほとんど増大しない。さらに異常電流検出用
電磁石のコイルの磁束を検出するため、変流器と
比較して磁束が大きいので検出能力が優れる。
この考案の一実施例のリモートコントロール式
回路しや断器を第1図ないし第3図に示す。すな
わち、1は外殻である。2は電源側端子,3はリ
ード線,4は接点部、5は可とうリード線,6は
異常電流検出用電磁石,7のコイル,8は可とう
リード線,9は過電流検出用直熱型バイメタル,
10は負荷側端子でこれらにより電路が構成され
る。前記短絡センサ7はトリツプおよびオフ時に
非充電部となるよう第1図のように接点部4の負
荷側に設けられるのが常である。また異常電流検
出用電磁石7はヨーク11にシリンダ12を支持
し、シリンダ12に前記コイル6と通電検出用コ
イル13(コイル枠13aに巻装されている)を
設け、シリンダ12内に固定鉄心14とプランジ
ヤ15を復帰コイルばね16を介して設け、固定
鉄心14に可動棒17を貫挿し、プランジヤ15
には強制開極棒18を設け、また前記通電検出用
コイル13の両端は補助端子19に接続されてい
る。
機構部において、20はハンドル,21は双安
定型で有極の操作用電磁石,22はリンク,23
は接点部4の可動接触子,24は開極ばねであ
り、第1図はオン状態であるが、オン,オフ動作
はハンドル20および操作用電磁石21によつて
行い、かつオン、オフ状態の保持を操作用電磁石
21の磁石21aによつて行つている。このと
き、可動接触子23はラツチ状態のため軸25を
支点に回動する。なお、操作用電磁石21のコイ
ル21bの端部は図示しない極性反転スイツチを
介して操作端子26に接続し、反転スイツチはハ
ンドル20に設けられた突起27によつて駆動さ
れる。
28はトリツプリンク,29はラツチリンクで
あり、それぞれ軸30,31によつて支持され、
両リンク28,29は各復帰ばね32,33に抗
してラツチ部34でラツチされ、この状態でトリ
ツプリンク28はバイメタル9の調整ねじ9aお
よび異常電流検出用電磁石7の可動棒17に対向
し、ラツチリンク29が前記軸25によつて可動
接触子23に連接されている。
第1図のオン状態において、定格通電されてい
るときは異常電流検出用電磁石7のコイル6は励
磁されているが、プランジヤ吸引力が復帰コイル
ばね16のばね力より小さいため動作せず、その
磁束を通電検出用コイル13で検出する。これを
アンプで増幅し外部のランプを点灯する等によ
り、通電表示が行われる。また過電流が流れたと
きはバイメタル9が加熱されてわん曲し、その調
整ねじ9aでトリツプリンク28を押し、また短
絡電流(一定電流以上)が流れたときはコイル6
によるプランジヤ吸引力が復帰コイルばね16の
ばね力に勝り、プランジヤ15が動作する。この
動作により強制開極棒18で可動接触子23を強
制開極するとともに可動棒17を押してトリツプ
リンク28を押す。トリツプリンク28の回動に
よりラツチリンク29のラツチが外れ、軸25が
フリーとなるため可動接触子23がリンク22に
支持されて開極する。なお、リセツトはハンドル
20をオフまたは操作用電磁石21をオフ操作し
てハンドル20をオフに倒すことにより行われ
る。
35はトリツプテスト釦でトリツプリンク28
を手動で回動してラツチ部34を外す。
36はトリツプ表示装置で、前記ハンドル20
はトリツプ時もオン状態で変化しないため、トリ
ツプ時にトリツプ表示装置36によりハンドル2
0のオン表示をトリツプ表示板36aにより隠し
てトリツプ表示する。
37は消弧装置である。
なお、前記異常電流検出用電磁石7の通電検出
用コイル13はシリンダ12のみならず、磁路を
構成するヨーク11に設けられてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の回路しや断器によれ
ば、異常電流検出用電磁石のコイルの通電時の磁
束に鎖交する通電検出用コイルを前記異常電流検
出用電磁石に設けたため、従来のように電路に変
流器を設けることなく定格通電の有無を検出で
き、しかも機構部の引外しのための異常電流検出
用電磁石に通電検出用コイルを設けているため、
しや断器組立時の部品点数が増大せず、またしや
断器の内部スペースもほとんど増大しない。さら
に異常電流検出用電磁石のコイルの磁束を検出す
るため、変流器と比較して磁束が大きいので検出
能力が優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のリモートコント
ロール式回路しや断器の断面図、第2図は内部機
構の部分分解斜視図、第3図は通電検出用コイル
部の斜視図、第4図は従来例の説明図である。 4……接点部、6……コイル、7……異常電流
検出用電磁石、13……通電検出用コイル、20
……ハンドル、28……トリツプリンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電路に接続されて異常電流を検出するコイルを
    有する異常電流検出用電磁石と、この異常電流検
    出用電磁石の検出動作に応動するトリツプリンク
    と、ハンドルによりオンオフ操作可能な接点部を
    有し前記トリツプリンクの引外し動作でトリツプ
    開極する機構部とを備えた回路しや断器におい
    て、前記異常電流検出用電磁石の前記コイルの通
    電時の磁束に鎖交する通電検出用コイルを前記異
    常電流検出用電磁石に設けたことを特徴とする回
    路しや断器。
JP185984U 1984-01-10 1984-01-10 回路しゃ断器 Granted JPS60113947U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP185984U JPS60113947U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 回路しゃ断器

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JP185984U JPS60113947U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 回路しゃ断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113947U JPS60113947U (ja) 1985-08-01
JPH0243083Y2 true JPH0243083Y2 (ja) 1990-11-16

Family

ID=30474985

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JP185984U Granted JPS60113947U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 回路しゃ断器

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JPS60113947U (ja) 1985-08-01

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