JPH024267A - レジストエッチ耐性向上方法 - Google Patents

レジストエッチ耐性向上方法

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JPH024267A
JPH024267A JP15553288A JP15553288A JPH024267A JP H024267 A JPH024267 A JP H024267A JP 15553288 A JP15553288 A JP 15553288A JP 15553288 A JP15553288 A JP 15553288A JP H024267 A JPH024267 A JP H024267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
etching resistance
ion beams
ion
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP15553288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Kojima
小島 義克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP15553288A priority Critical patent/JPH024267A/ja
Publication of JPH024267A publication Critical patent/JPH024267A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体素子製造工程において、エツチング用マ
スクとして用いるレジストのエッチ耐性を向上させる方
法に関する。
(従来の技術とその問題点) 半導体素子製造工程において、基板をエツチングする際
のマスク材であるレジストのエッチ耐性を向上させる方
法として、レジストにイオン照射を行う方法が一般的に
知られている。これはレジストにイオンを照射すること
によって、その高いイオンエネルギーによってあらかじ
めレジスト構成分子の主鎖あるいは側鎖の励起され易い
部分を励起し、架橋反応を起こさせることより、その後
のエツチング工程において、反応性イオンによってレジ
ストの構成分子が容易に励起、切断及び飛散するのを防
ぐものである。
第1図は従来の技術による一例である。Si基板12上
にスピン塗布したノボラック系ポジ型フォトレジスト1
1(第1図(a))にフォトマスク14を通して紫外線
光13を露光する(第1図(b))。その後アルカリ系
現象液中にて現像を行うことによってエツチングマスク
となるレジストパターンが形成される(第1図(C))
。次に基板全面にHイオンをI X 1013ions
/am2程度照射することによって、レジストの架橋反
応が進行し、エッチ耐性が向上する(第1図(d))。
しがしこの従来の方法では、イオン照射を基板全面に行
うため、レジスト以外の基板面にもイオンが注入され、
基板に損傷を与えること及び、注入されたイオンが不純
物となることなど、素子特性を劣化させる原因となる。
また、レジスト現像工程後にイオン照射工程を行うため
、通常のレジストパターン形成工程に比較し工程が複雑
になるという欠点もあった。(例えば第47回応用物理
学会学術講演会予稿集P、 333.3OA−ZF−9
,橋本ら)。
本発明の目的は、イオン照射によるレジストのエッチ耐
性向上方法において、レジストパターン以外の部分への
イオン照射による損傷及び不純物を与えず、従来法に比
較し工程が簡略化されたレジストエッチ耐性向上方法を
提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本発明によれば、イオン照射によるレジストのエッチ耐
性向上方法において、集束イオンビームによるイオン照
射工程を具備することを特徴とするレジストエッチ耐性
向上方法である。
(作用) 第2図は本発明で用いた集束イオンビーム装置の構成を
示している。イオン源201から放出されたイオンはE
XB質量分離器204によって必要なイオン種に選別さ
れ、対物レンズ208によって0.1pm以下のビーム
径にまで集束される。さらに偏向器209によって基板
210上に任意のパターンを描画するようイオンビーム
を偏向する。
また第3図は本発明の詳細な説明するための基板の断面
図である。すなわち基板32上に塗布したレジスト31
(第3図(a))に集束イオンビーム33を用いて露光
を行う(第3図(b))。この時集束イオンビームによ
る露光によって、そのレジストの本来的な像形成のため
の化学的反応のほか、照射イオンの高エネルギーにより
・、レジスト構成分子の架橋反応が進行し、潜像が形成
される。従ってパターン領域以外にはイオンは照射され
ず、基板に損傷や不純物を与えることはない。その後現
像液中にて現像を行うことにより、そのレジスト本来よ
りもエッチ耐性の向上したパターンが形成され、パター
ン描画工程とエッチ耐性向上のためのイオン照射工程が
同時に行われるため、従来法よりも工程が簡略化される
(実施例) 以下、本発明の実施例について第4図を用いて説、明す
る。まず、基板42上にレジストとしてノボラック系ネ
ガ型レジストとしてシブレイ社の5AL601−ER7
を厚さ約0.5pmスピン塗布し、80°030分間ベ
イクする(第4図(a))。次いでAu−8i−Be合
金イオン源から得られる、加速エネルギー260keV
のBe集束イオンビームを用いてレジストの露光を行う
(第4図(b))。通常ノボラック系ネガ型レジストの
パターン形成のための適正露光量は3 X 1012i
ons/cm2程度であるが、この場合レジストの架橋
反応を進行させるために露光量は3倍程度のI X 1
013ions/cm2とした。その後アルカリ系現像
液中にて5分間現像を行い、純水で1分間リンスを行う
ことにより第4図(e)に示したようなエッチ耐性の向
上したレジストパターンが形成された。その場合、レジ
スト露光工程及びイオン照射工程に用いたBeイオンは
形成されたレジストパターンの部分にのみ注入されるの
で、その他の基板面にイオン照射による損傷及び不純物
を与えることはない。またBe集束イオンビームによる
レジストパターン露光工程と、エッチ耐性向上のための
イオン照射工程が同時に行われるため、パターン現像工
程後にエッチ耐性向上のためのイオン照射工程を行う従
来の方法と比較し、工程の簡略化が計れた。
本実施例ではレジスト露光工程及び、エッチ耐性向上の
ためのイオン照射工程にAu−8i−Be合金イオン源
から得られるBe集束イオンビームを用いたが、他のL
i、 Ga、 Au等単体金属イオン源、Au−8i。
Pt−8b、 Pb−N1−B等合金イオン源、あるい
はHe、 H2゜02、F2等のガスイオン源から得ら
れるイオン種の集束イオンビームを用いても良い。また
本実施例ではレジストとしてノボラック系ネガ型レジス
ト(シブレイ社、5AL601−ER7)を用いたが、
ノボラック系ポジ型レジスト等地のノボラック系レジス
ト、あるいはポリメチルメタクリレート等メタクリレー
ト系レジスト、クロロメチル化ポリスチレン等ポリスチ
レン系レジストなど他のレジストを用いてもよい。更に
本実施例では加速エネルギーは260keV、露光量は
1×1011013ions1としたが、これは用いる
レジストに像形成及び架橋反応を起こさせ、かつイオン
衝撃によるレジストの膜減りが起こらない範囲であれば
異なる大きさの加速エネルギー及び露光量としてもよい
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によればイオン照射による
レジストのエッチ耐性向上方法において、集束イオンビ
ームによるイオン照射工程を具備することを特徴とする
レジストエッチ耐性向上方法によって、従来の方法に比
べ、レジストパターン以外の基板面にイオン照射による
損傷及び不純物を与えることなくレジストのエッチ耐性
向上が計れ、また工程の簡略化が計れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を説明するための基板の部分断面図、
第2図は本発明の詳細な説明するための集束イオンビー
ム装置の概略図、第3図は本発明の詳細な説明するため
の基板の部分断面図、第4図は本発明の一実施例を説明
するための基板の部分断面図である。 図において 11・・・ノボラック系ポジ型フォトレジ
スト、12・・・Si基板、13・・・紫外線光、14
・・・フォトマスク、15・・・Hイオン、16・・・
損傷、201・・・イオン源、202・・・集束レンズ
、203.207・・・アライメント偏向器、204・
・・EXB質量分離器、205・・・イオン種選別絞り
、206・・・非点補正子、208・・・対物レンズ、
209・・、偏向器、210・・・基板、211・・・
試料ステージ、31・・・レジスト、32・・・基板、
33・・・集束イオンビーム、41・・・ノボラック系
ネガ型レジスト、42・・・基板、43・・・Be集束
ジオンビームである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イオン照射によるレジストエッチ耐性向上方法において
    、集束イオンビームを用いたイオン照射をレジストに行
    うことを特徴とする、レジストエッチ耐性向上方法。
JP15553288A 1988-06-22 1988-06-22 レジストエッチ耐性向上方法 Pending JPH024267A (ja)

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JP15553288A JPH024267A (ja) 1988-06-22 1988-06-22 レジストエッチ耐性向上方法

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