JPH0242074Y2 - - Google Patents

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JPH0242074Y2
JPH0242074Y2 JP5186983U JP5186983U JPH0242074Y2 JP H0242074 Y2 JPH0242074 Y2 JP H0242074Y2 JP 5186983 U JP5186983 U JP 5186983U JP 5186983 U JP5186983 U JP 5186983U JP H0242074 Y2 JPH0242074 Y2 JP H0242074Y2
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transistor
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JP5186983U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、DC−DCコンバータ回路、特に低電
源に適するDC−DCコンバータ回路に関するもの
である。
〔背景技術とその問題点〕
例えば1.5V以下の低電源を使用するDC−DCコ
ンバータ回路としては、従来第1図に示すような
ものがある。図の回路は、電源電圧+Bが1.5V
で出力電圧が2.5Vのものである。図において、
1,2は電源入力端子であり、これらと一対の出
力端子3,4との間に一対の主ライン5,6が設
けられている。L1は発振用の1次コイルであり、
電源ライン5に直列に接続されている。Q1は起
動用トランジスタであり、エミツタが電源ライン
5に接続され、ベースは抵抗R1と起動スイツチ
Sを介して接地ライン6に接続されている。ま
た、このトランジスタQ1のコレクタは2次コイ
ルL2と抵抗R3,R4を介して接地ライン6に接続
されている。。なお、この抵抗R3にはコンデンサ
C1と抵抗R2との直列回路が並列に接続されてい
る。D1は電源ライン上に設けられた整流用ダイ
オードであり、アノードは1次コイルの一端に接
続され、カソードは出力端子3に接続されてい
る。Q3はオン・オフ用スイツチング・トランジ
スタであり、ベースが抵抗R3,R4の接続点に接
続されるとともに安定化用トランジスタのコレク
タ・エミツタを介して接地ライン6に接続されて
いる。また、トランジスタQ3のコレクタはダイ
オードD1と1次コイルL1間の電源ライン5に接
続され、エミツタは接地ラインに接続されてい
る。D2は安定化用ツエナーダイオードであり、
カソードが出力端子3に接続され、アノードがコ
ンデンサC2を介して接地ライン6に接続され、
このツエナーダイオードD2とコンデンサC2の接
続点にトランジスタQ2のベースが接続されてい
る。また、出力端子3,4間にはコンデンサC3
が接続されている。
第1図に示したDC−DCコンバータ回路の動作
は次のとおりである。
起動スイツチSを入れると、起動用トランジス
タQ1がオンし、オン・オフ用スイツチング・ト
ランジスタQ3がオンする。よつて、発振用の1
次コイルL1に電流が流れ、この1次コイルL1
流れる電流によつてトランジスタQ3のコレクタ
に逆起電圧が発生するが、2次コイルL2に逆起
電力が発生してトランジスタQ3のベース電位が
下がるので、トランジスタQ3は直ちにオフとな
る。すると、2次コイルL2の逆起電力が減少し、
再びトランジスタQ3はオンとなる。こうして、
スイツチング・トランジスタQ3はオン・オフを
繰返す。ツエナー・ダイオードD2及びトランジ
スタQ2は、出力電圧を安定化するためのもので
ある。
ところが、第1図のような回路では、2次電圧
すなわち出力電圧が2〜3Vと比較的低い場合、
僅かなダイオードD1の順方向電圧Vfによる損失
が相対的に大となりそれだけダイオードD1のア
ノード側の電圧を高くする必要があるため、回路
の変換効率が低下する。また、トランジスタQ3
を起動するとき、電源電圧+Bが低いので抵抗
R3の抵抗値を小さくする必要があり、どうして
も2次側定電圧化のためにツエナー・ダイオード
D2等が欠かせず簡略化できない。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の点に鑑み、整流用ダイオード
による損失を除去し、安定化用ツエナー・ダイオ
ードを省略できるDC−DCコンバータ回路を得る
ことを目的とするものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために本考案は、例えば第
1図に示すように、直流電源に接続される一対の
入力端1,2と、一方が一対の入力端の他方2に
接続されるとともに接地された一対の出力端4,
3と、一端が入力端の一方1に接続された1次及
び2次コイルL1,L2と、1次コイルL1の他端に
エミツタが接続されコレクタが一対の出力端の他
方3に接続された整流用トランジスタQ4と、コ
レクタが整流用トランジスタQ4のベースに接続
されベースがコンデンサC4と抵抗R6の並列接続
を介して1次コイルL1の他端に接続された制御
用トランジスタQ5と、コンデンサC1′を介してベ
ースが2次コイルL2の他端に接続されコレクタ
が1次コイルL1の他端に接続されエミツタが接
地されたスイツチング・トランジスタQ3′と、コ
レクタが制御用トランジスタQ5のエミツタに接
続されベースが抵抗R1と起動スイツチSを介し
て一対の入力端の一方1に接続されエミツタが接
地された起動用トランジスタQ1′と、抵抗R7を介
してコレクタが整流用トランジスタQ4のコレク
タに接続されるとともにスイツチング・トランジ
スタQ3′のベースに接続されエミツタが接地され
た安定化用トランジスタQ2′と、一対の出力端4,
3の間に接続され分圧点が安定化トランジスタ
Q2′のベースに接続された分圧抵抗R8,R9と、両
端が一対の出力端4,3に接続された蓄積用コン
デンサC3とから成り、スイツチング・トランジ
スタQ3′のコレクタ電圧の高低に応じて制御トラ
ンジスタQ5をオン・オフさせるとともに整流用
トランジスタQ4のコレクタ側よりスイツチン
グ・トランジスタQ3′のベースに電流を供給する
ようしたので、従来より大きに抵抗を電圧安定の
ために使用することができるため、定電圧回路の
簡略化、つまり安定化用ツエナー・ダイオードを
省略できるのである。
〔実施例〕
第2図は、本考案の好適な実施例を示す回路図
である。本例も、入力電圧が1.5Vで出力電圧が
2.5V程度のものである。図において、第1図と
対応する部分には同一又は類似の符号を付してあ
る。
Q4は整流用トランジスタであり、このエミツ
タ・コレクタが1次コイルL1と直列に電源ライ
ン5に接続されている。Q5は制御用トランジス
タであり、コレクタがトランジスタQ4のベース
に接続され、エミツタは起動用トランジスタ
Q1′のコレクタ・エミツタを介して接地ライン6
に接続されている。また、トランジスタQ5のベ
ースはコンデンサC4とこれに並列に接続された
抵抗R6を介してトランジスタQ4のエミツタに接
続され、トランジスタQ1′のベースは抵抗R1と起
動スイツチSを介して入力端子1に接続されてい
る。スイツチング・トランジスタQ3′のコレクタ
は、1次コイルL1とトランジスタQ4のエミツタ
との接続点に接続され、エミツタは接地ライン6
に接続されている。また、このトランジスタ
Q3′のベースは、コンデンサC1′と2次コイルL2
介して入力端子1に接続されている。R8,R9
分圧用抵抗であり、出力端子3,4間に直列に接
続されており、この分圧点が安定化トランジスタ
Q2′のベースに接続されている。R7はベース抵抗
であり、一端がトランジスタQ4のコレクタに接
続され、他端はトランジスタQ3′のベースに接続
されるとともにトランジスタQ2′のコレクタ・エ
ミツタを介して接地ライン6に接続されている。
さらに、コンデンサC3が出力端子3,4間に設
けられている。 この第2図の動作は次のとおり
である。
起動スイツチSを閉じると、抵抗R1を通して
起動用トランジスタQ1′のベースへ電流が流れ、
トランジスタQ1′と同時にトランジスタQ5及びQ4
がオンする。トランジスタQ4がオンすると、抵
抗R7を通してスイツチング・トランジスタQ3′の
ベースに電流が流れ、スイツチング・トランジス
タQ3′がオンする。発振用の1次コイルL1に電流
が流れると、トランジスタQ3′のコレクタに逆起
電圧が発生する。2次コイルL2に発生する逆起
電力によりトランジスタQ3′のベース電位が下が
るようにしておけば、トランジスタQ3′は第1図
の場合と同様にオン・オフのスイツチング動作を
繰返す。このスイツチング動作によりトランジス
タQ3′のコレクタに繰返し発生する正負のパルス
電圧を、トランジスタQ4,Q5、コンデンサC4
抵抗R6で整流してコンデンサC3に蓄える。
ここで、トランジスタQ3′のコレクタ電圧が上
述のようにパルス的に動作している場合は、トラ
ンジスタQ3′のコレクタ電圧が瞬時に「高」にな
るため、コンデンサC4及び抵抗R6を通してトラ
ンジスタQ5も瞬時にオンする。したがつて、ト
ランジスタQ4もオンする。逆に、トランジスタ
Q3′のコレクタ電圧が「低」になると、C4及びR6
により瞬時にトランジスタQ5がオフし、トラン
ジスタQ5によつて制御されているトランジスタ
Q4も瞬時にオフする。こうして、トランジスタ
Q4は整流作用を行なう。なお、トランジスタQ5
を単なる抵抗で置き換えると、トランジスタ
Q3′のコレクタが「低」になつたとき、トランジ
スタQ4の逆hfeによりコンデンサC3は放電してし
まう。
トランジスタQ2′は、第1図のトランジスタQ2
と同様の安定化用である。第2図の回路では、ス
イツチング・トランジスタQ3′のベース電流を2
次側すなわち出力側より取れるので、それだけベ
ース抵抗R7を大きくすることができ、トランジ
スタQ2′を含む定電圧回路を簡略化しうる。すな
わち、ツエナー・ダイオードを省略できる。
なお、トランジスタQ1′はトランジスタQ5を起
動用に兼用させて省略してもよく、各トランジス
タの極性を逆にしても同様である。
〔考案の効果〕
本考案の効果は、次のとおりである。
(イ) 従来の整流用ダイオードがないから起電圧が
小さくてよく効率が5〜10%向上する。しか
も、負荷が大きい程効率は改善される。
(ロ) 定電圧回路の簡略化が可能となり、安定化用
ツエナー・ダイオードを使用しなくて済む。
(ハ) トランジスタQ4に完全な整流作用を行なわ
せるので、逆流による出力低下を防止しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本考案
の実施例を示す回路図である。 1,2……入力端、L1……1次コイル、L2
…2次コイル、Q3′……スイツチング・トランジ
スタ、C1′……コンデンサ、3,4……出力端、
Q4……整流用トランジスタ、Q5……制御用トラ
ンジスタ、C4……コンデンサ、R6,R7……抵抗、
Q2′……安定化用トランジスタ、R8,R9……分圧
抵抗、C3……蓄積用トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源に接続される一対の入力端と、 一方が上記一対の入力端の他方に接続されると
    ともに接地された一対の出力端と、 一端が上記入力端の一方に接続された1次及び
    2次コイルと、 上記1次コイルの他端にエミツタが接続され、
    コレクタが上記一対の出力端の他方に接続された
    整流用トランジスタと、 コレクタが上記整流用トランジスタのベースに
    接続され、ベースがコンデンサと抵抗の並列接続
    を介して上記1次コイルの他端に接続された制御
    用トランジスタと、 コンデンサを介してベースが上記2次コイルの
    他端に接続され、コレクタが上記1次コイルの他
    端に接続され、エミツタが接地されたスイツチン
    グ・トランジスタと、 コレクタが上記制御用トランジスタのエミツタ
    に接続され、ベースが抵抗と起動スイツチを介し
    て上記一対の入力端の一方に接続され、エミツタ
    が接地された起動用トランジスタと、 抵抗を介してコレクタが上記整流用トランジス
    タのコレクタに接続されるとともに、上記スイツ
    チング・トランジスタのベースに接続され、エミ
    ツタが接地された安定化用トランジスタと、 上記一対の出力端の間に接続され、分圧点が上
    記安定化トランジスタのベースに接続された分圧
    抵抗と、 両端が上記一対の出力端に接続された蓄積用コ
    ンデンサとから成り、 上記スイツチング・トランジスタのコレクタ電
    圧の高低に応じて上記制御用トランジスタをオ
    ン・オフさせるとともに上記整流用トランジスタ
    のコレクタ側より上記スイツチング・トランジス
    タのベースに電流を供給するようにしたことを特
    徴とするDC−DCコンバータ回路。
JP5186983U 1983-04-07 1983-04-07 Dc−dcコンバ−タ回路 Granted JPS59159188U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5186983U JPS59159188U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 Dc−dcコンバ−タ回路

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JP5186983U JPS59159188U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 Dc−dcコンバ−タ回路

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Publication Number Publication Date
JPS59159188U JPS59159188U (ja) 1984-10-25
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JP5186983U Granted JPS59159188U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 Dc−dcコンバ−タ回路

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JPH0832158B2 (ja) * 1988-04-22 1996-03-27 松下電器産業株式会社 スイッチング電源装置
JPH0832159B2 (ja) * 1988-08-11 1996-03-27 松下電器産業株式会社 スイッチング電源装置

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JPS59159188U (ja) 1984-10-25

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