JPH0241946Y2 - - Google Patents

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JPH0241946Y2
JPH0241946Y2 JP5915184U JP5915184U JPH0241946Y2 JP H0241946 Y2 JPH0241946 Y2 JP H0241946Y2 JP 5915184 U JP5915184 U JP 5915184U JP 5915184 U JP5915184 U JP 5915184U JP H0241946 Y2 JPH0241946 Y2 JP H0241946Y2
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JP
Japan
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shield electrode
electrode
wave device
insulating substrate
lead terminal
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JP5915184U
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JPS60172427U (ja
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案はシールド電極を備えた表面波装置に関
する。 (従来技術) 従来より、たとえば第1図aおよび第1図bに
示すように、無アルカリガラス等の絶縁性基板1
の表面に入力側インターデイジタル電極2、出力
側インターデイジタル電極3およびその引出電極
4,5,6および7を形成し、これら引出電極
4,5,6および7を除いて絶縁性基板1の表面
にZnO等の圧電材料からなる圧電薄膜9を形成す
る一方、上記絶縁性基板1の裏面全体にシールド
電極10を形成し、上記引出電極4,5,6,7
およびシールド電極10に夫々リード端子11,
12,13,14および15を半田付けし、上記
入力側インターデイジタル電極2、出力側インタ
ーデイジタル電極3の外側の圧電薄膜9上に表面
波を吸収するダンピング材16,17を塗布して
絶縁性基板1の外部を外装樹脂18で被覆した表
面波装置では、上記シールド電極10の材料とし
て、ニツケルNiが使用されていた。 ところで、シールド電極10の材料として、上
記のように、ニツケルを使用すると、ニツケルは
無アルカリガラス等からなる絶縁性基板1に対す
る接着強度が弱く、リード端子15にストレスが
加わると、シールド電極10がリード端子15の
半田付け部分で剥離してしまうといつた信頼性に
欠ける問題があつた。 (考案の目的) 本考案は従来の表面波装置における上記欠点を
解消すべくなされたものであつて、インターデイ
ジタル電極を静電シールドするシールド電極の材
料をモネルメタルとすることにより、シールド電
極の接着強度を高さ、リード端子に加えられるス
トレスに対する信頼性の向上を図つた表面波装置
を提供することを目的としている。 (実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。 本考案は、インターデイジタル電極の静電シー
ルド用のシールド電極を表面波基板の裏面に備え
てなる表面波装置において、上記シールド電極の
材料をモネルメタルとしたものである。より具体
的には、たとえば、第1図aおよび第1図bに
夫々絶縁性基板1の表面側および裏面側の電極構
成を示す表面波装置の場合、スパツタリング等の
手法で絶縁性基板1の裏面にモネルメタルからな
るシールド電極10を形成する。 上記のように、シールド電極10の材料として
モネルメタルを使用した場合と、シールド電極1
0の材料としてニツケルを使用した場合のリード
端子15の引張強度を測定した結果、次の表に示
すような結果を得た。
【表】 (注) 単位:グラム
ただし、上記表は、シールド電極10の厚さが
0.3μmのときのデータであつて、はリード端子
15の平均引きはがし強度、σは標準偏差、
Maxはリード端子15の最大きはがし強度、
Minはリード端子15の最小引きばがし強度であ
り、Rは(Max−Min)値である。 上記表からも明らかなように、シールド電極1
0の材料としてモネルメタルを使用した場合、シ
ールド電極10の材料としてニツケルを使用した
場合に比較して、リード端子15の平均引きはが
し強度は190グラムから400グラムと2倍以上と
なり、最小引きはがし強度も4倍以上となり、リ
ード端子15のシールド電極10に対する半田付
けの接着強度が大巾に向上する。 上記実施例において、表面波装置は、第2図a
および第2図bに示すように、入力側インターデ
イジタル電極2の引出電極4,5は、ダンピング
材16の両端部の外側に位置する絶縁性基板1の
2つのコーナ部に形成され、出力側インターデイ
ジタル電極3の引出電極6,7は、ダンピング材
17の両端部の外側に位置する絶縁性基板1の2
つのコーナ部に形成され、これら引出電極4,
5,6,7を除いて圧電膜9を形成する一方、絶
縁性基板1の裏面にシールド電極10が形成され
たものであつてもよい。 本考案は、ガラス基板1を使用しないタイプの
表面波装置、すなわち、具体的には図示しない
が、圧電板の表面にインターデイジタル電極を形
成する一方、圧電板の裏面にシールド電極を形成
した表面波装置にも適用することができる。 (考案の効果) 以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、表面波装置のシールド電極の材料として
大きな接着強度を有するモネルメタルを使用する
ようにしたから、シールド電極に半田付けされた
リード端子にストレスが加えられてもシールド電
極が剥離することはなく、信頼性の高い表面波装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよび第1図bは夫々本考案を適用し
た表面波装置の絶縁性基板の表面側および裏面側
の平面図、第2図aおよび第2図bは夫々本考案
を適用したいま一つの表面波装置の絶縁性基板の
表面側および裏面側の平面図である。 1……絶縁性基板、2……入力側インターデイ
ジタル電極、3……出力側インターデイジタル電
極、9……圧電薄膜、10……シールド電極、1
1〜15……リード端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インターデイジタル電極の静電シールド用のシ
    ールド電極を表面波基板の裏面に備えてなる表面
    波装置において、上記シールド電極の材料がモネ
    ルメタルであることを特徴とする表面波装置。
JP5915184U 1984-04-21 1984-04-21 表面波装置 Granted JPS60172427U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5915184U JPS60172427U (ja) 1984-04-21 1984-04-21 表面波装置

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JP5915184U JPS60172427U (ja) 1984-04-21 1984-04-21 表面波装置

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Publication Number Publication Date
JPS60172427U JPS60172427U (ja) 1985-11-15
JPH0241946Y2 true JPH0241946Y2 (ja) 1990-11-08

Family

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JP5915184U Granted JPS60172427U (ja) 1984-04-21 1984-04-21 表面波装置

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JPS60172427U (ja) 1985-11-15

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