JPH03682Y2 - - Google Patents

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JPH03682Y2
JPH03682Y2 JP1985145374U JP14537485U JPH03682Y2 JP H03682 Y2 JPH03682 Y2 JP H03682Y2 JP 1985145374 U JP1985145374 U JP 1985145374U JP 14537485 U JP14537485 U JP 14537485U JP H03682 Y2 JPH03682 Y2 JP H03682Y2
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JP
Japan
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terminal
electric wire
fitting
cover
terminal cover
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JP1985145374U
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JPS6253574U (ja
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Publication of JPS6253574U publication Critical patent/JPS6253574U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えばバツテリのターミナルに嵌着
せしめる端子カバーに関するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種の端子カバーには、第6図に示す
ようなものがある。これは、不図示のバツテリに
突設されたバツテリターミナルに接続されかつ電
線2の一端が接続される接続端子1を、上記バツ
テリターミナルに嵌合し、さらにこれをねじ締め
した後、その接続端子1及びバツテリターミナル
の露出部を、端子カバー3によつて被着するもの
であるが、このカバー3の従来構造は、電線2が
挿通される管部31と、この管部31に連続して形
成されて、接続端子上に被せられる冠部32とか
らなつており、その冠部32が接続端子上に被せ
られることでカバーとしての目的をなしているも
のであつた。
即ち、このような従来の端子カバーにあつて
は、該端子カバーに端子との係止機能を持つてい
ないために、例えばエンジンの振動等による振動
が端子カバーに伝達されることにより、該端子カ
バーが端子から外れてしまう他、振動が電線2に
加わるとその振動エネルギーが電線2の芯線部分
に集中するため、芯線が切断することがあるとい
う不具合が生じていた。
〔考案の目的〕
本考案はかかる従来の不具合に着目してなされ
たもので、端子カバーに、端子との係止機構を設
けることにより、上記不具合を解消することがで
きる端子カバーを提供することを目的とするもの
である。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第5図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
Aは本実施例の端子であつて、この端子Aは不
図示のバツテリターミナルと接圧される端子座4
と、この端子座4より延出される電線受部5とか
らなり、その電線受部5の下部には芯線接続部6
を、その上部には筒状の電線遊挿筒部7が形成さ
れているものである。またこの電線遊挿筒部7の
壁面には、その上側開口縁から切込まれかつ略菱
形をした係止用切欠き8が形成されているもので
ある。
Bは、端子カバーであつて、この端子カバーB
は、上記端子座上に被せられる冠部9とこの冠部
9より上方に延びかつ頂部に電線挿通孔10を有
するチユーブ部11を一体形成せしめてなり、さ
らにそのチユーブ部11の下側端部には、上記端
子Aの電線遊挿筒部7の内側に嵌合される嵌合部
12が突設されている。またこの嵌合部12の外
周面には、上記電線遊挿筒部7の内周面と嵌着摩
擦力を高めるための凹凸面と、前記係合切欠き8
に係合される突起13が形成されているものであ
る。
次にその作用について述べると、上記の端子A
には筒部7と、この筒部7の壁面に設けられる係
止用切欠き8を形成してなり、またその端子Aに
被せられる端子カバーBには、上記の筒部7内に
嵌合される嵌合部12と、係止用切欠き8に係止
される突起13を設けたものであつて、端子Aに
端子カバーBを被着せしめるに当つて、その端子
Aの筒部7に、端子カバーBの嵌合部12を嵌合
しさらに係止用切欠き8に突起13を係合せしめ
ることにより、端子Aに端子カバーBを固定する
ことができ、この結果端子カバー等に振動が作用
しても、この端子カバーが端子より外れるといつ
た不具合が解消できるものである。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、電線2に接続された端
子Aを被覆する弾性材料製の絶縁筒体11からな
る端子カバーであつて、前記端子Aの前記電線2
との接続部に前記電線2を取り巻く筒部7を一体
に設け、前記絶縁筒体11を前記電線2に沿つて
移動させることによつて該筒部7に嵌合する嵌合
部12を前記絶縁筒体11に一体に設け、さらに
前記筒部7及び嵌合部12に、この両者の嵌合に
より互いに係合して前記嵌合状態を保持する係合
部8,13を設けたことを特徴とする端子カバー
である。
[考案の効果] この考案は、前記のようであつて、端子Aの電
線2との接続部にこの電線2を取り巻く筒部7を
一体に設け、絶縁筒体11を前記電線2に沿つて
移動させることによつて該筒部7に嵌合する嵌合
部12を前記絶縁筒体11に一体に設け、さらに
前記筒部7及び嵌合部12に、この両者の嵌合に
より互いに係合して前記嵌合状態を保持する係合
部8,13を設けたので、前記筒部と前記嵌合部
との嵌合によつて、前記端子を被覆する絶縁筒体
は、直接金属材料製の端子に装着されるととも
に、前記嵌合状態を保持する前記係合部の係合よ
り、例え端子に振動が加えられても前記絶縁筒体
が前記端子から外れることがない。
また、絶縁筒体の重量は、全てそれが装着され
る金属材料製の端子に加えられることとなり、電
線には全く加わらないので、たとえ振動が伝えら
れても、その振動エネルギーが電線に集中するこ
とがなく、電線の芯線がそれによつて切断するこ
とがないという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる端子カバーと端子の構
造を示した斜視図、第2図は端子の要部斜視図、
第3図は端子カバーの要部斜視図、第4図は端子
カバーの取付状態を示した断面図、第5図は端子
カバーの取付過程を示した部分斜視図、第6図は
従来例斜視図である。 A……端子、B……端子カバー、4……端子
座、5……電線受部、6……芯線接続部、7……
電線遊挿筒部、8……係止用切欠き、9……冠
部、10……電線挿通孔、11……チユーブ部、
12……嵌合部、13……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線2に接続された端子Aを被覆する弾性材料
    製の絶縁筒体11からなる端子カバーであつて、
    前記端子Aの前記電線2との接続部に前記電線2
    を取り巻く筒部7を一体に設け、前記絶縁筒体1
    1を前記電線2に沿つて移動させることによつて
    該筒部7に嵌合する嵌合部12を前記絶縁筒体1
    1に一体に設け、さらに前記筒部7及び嵌合部1
    2に、この両者の嵌合により互いに係合して前記
    嵌合状態を保持する係合部8,13を設けたこと
    を特徴とする端子カバー。
JP1985145374U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH03682Y2 (ja)

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JP1985145374U JPH03682Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP1985145374U JPH03682Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JPS6253574U JPS6253574U (ja) 1987-04-02
JPH03682Y2 true JPH03682Y2 (ja) 1991-01-11

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ID=31056855

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4973942B2 (ja) * 2007-10-26 2012-07-11 住友電装株式会社 端子用キャップ

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JPS5545666U (ja) * 1978-09-19 1980-03-25

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JPS5545666U (ja) * 1978-09-19 1980-03-25

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JPS6253574U (ja) 1987-04-02

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