JPH0241221Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241221Y2 JPH0241221Y2 JP1983143161U JP14316183U JPH0241221Y2 JP H0241221 Y2 JPH0241221 Y2 JP H0241221Y2 JP 1983143161 U JP1983143161 U JP 1983143161U JP 14316183 U JP14316183 U JP 14316183U JP H0241221 Y2 JPH0241221 Y2 JP H0241221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated
- holding
- corrugated roof
- side plates
- horizontal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 4
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、波形を呈する屋根板を梁上に取付
ける場合に、波形屋根板を内側から支持して不動
状一体に固定するのに利用される波形屋根支持金
具に関する。
ける場合に、波形屋根板を内側から支持して不動
状一体に固定するのに利用される波形屋根支持金
具に関する。
[従来の技術]
波形屋根板を梁上に取付ける場合、屋根板を内
側から支持する金具が必要であるが従来の支持金
具は第4図に示すように一定細幅の帯板金属を波
形状に屈曲して連続した長尺の波形フレームとな
し、その部材の各波形頂部に上向きに突出するボ
ルトを固着してこのボルトとナツトで屋根板を固
定する方法が一般的であつた。ところが、このよ
うな連続した波形フレームでは、現場において梁
上に溶接等で固定される為に各波形のピツチ間隔
が一定せず、波板の波形ピツチと正確に合わせて
正しい位置に取付ける作業が非常に困難で時間的
ロスが大きく、作業性に欠けるとい問題がある。
この為実開昭52−95216号公報に示すように連続
した波形フレームに帯板金属を用いて、その面上
に波形フレームの底部を溶接、鋲着等により一体
に固着するようにし、それを梁上に取付ける方法
が知られている。しかしこの方法は次の欠点を有
する。
側から支持する金具が必要であるが従来の支持金
具は第4図に示すように一定細幅の帯板金属を波
形状に屈曲して連続した長尺の波形フレームとな
し、その部材の各波形頂部に上向きに突出するボ
ルトを固着してこのボルトとナツトで屋根板を固
定する方法が一般的であつた。ところが、このよ
うな連続した波形フレームでは、現場において梁
上に溶接等で固定される為に各波形のピツチ間隔
が一定せず、波板の波形ピツチと正確に合わせて
正しい位置に取付ける作業が非常に困難で時間的
ロスが大きく、作業性に欠けるとい問題がある。
この為実開昭52−95216号公報に示すように連続
した波形フレームに帯板金属を用いて、その面上
に波形フレームの底部を溶接、鋲着等により一体
に固着するようにし、それを梁上に取付ける方法
が知られている。しかしこの方法は次の欠点を有
する。
波形フレームは、連続した長尺もので伸縮自在
であるから帯板に対する取付位置が確定できず、
位置決め及び取付けに手間を要する。
であるから帯板に対する取付位置が確定できず、
位置決め及び取付けに手間を要する。
特に帯板に対する波形フレームの取付けは、溶
着、鋲着、又は接着による一体的な固着であり、
従つて現場においてはこれらの作業に手間を要
し、作業性の点で問題がある。
着、鋲着、又は接着による一体的な固着であり、
従つて現場においてはこれらの作業に手間を要
し、作業性の点で問題がある。
又、工場にて組立てる場合でも、連続した長尺
のものでは工場から現場へ搬入したり、保管する
場合等に困難を伴い実用的でないという問題があ
る。
のものでは工場から現場へ搬入したり、保管する
場合等に困難を伴い実用的でないという問題があ
る。
[考案が解決しようとする課題]
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、取付用の梁に対する水平板の長さを一
定に決め。これに個々に独立した枠形構造の保持
台を位置決めにしたがつて簡単確実に取付けでき
るようにし、かつ運搬、又は保管等においても取
扱上便利な波形屋根板支持金具を提供しようとす
るものである。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、取付用の梁に対する水平板の長さを一
定に決め。これに個々に独立した枠形構造の保持
台を位置決めにしたがつて簡単確実に取付けでき
るようにし、かつ運搬、又は保管等においても取
扱上便利な波形屋根板支持金具を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案における波
形屋根板支持金具は、取付用の梁7の上面に取付
ける所定長さの水平板3に、その面上長手方向に
波形屋根板6の山部内面を下から支持する保持台
1を設けた支持金具であつて、前記保持台1は左
右の側板1b,1bと頂部1aとを連成した1個
の独立した枠形構造で、かつ側板下端に係止片
4,4を有し、対応する水平板3には、波形屋根
板6の波形ピツチに合わせた間隔aに複数の前記
保持台1,1…が位置するように前記係止片4,
4への係合孔5,5を設けて保持台を係止片4と
係合孔5とで係着するようにしてなるものであ
る。
形屋根板支持金具は、取付用の梁7の上面に取付
ける所定長さの水平板3に、その面上長手方向に
波形屋根板6の山部内面を下から支持する保持台
1を設けた支持金具であつて、前記保持台1は左
右の側板1b,1bと頂部1aとを連成した1個
の独立した枠形構造で、かつ側板下端に係止片
4,4を有し、対応する水平板3には、波形屋根
板6の波形ピツチに合わせた間隔aに複数の前記
保持台1,1…が位置するように前記係止片4,
4への係合孔5,5を設けて保持台を係止片4と
係合孔5とで係着するようにしてなるものであ
る。
[実施例]
保持台1は、金属板を下向きコ字形に折曲形成
して枠形構造となし、その頂部1aに上向きに突
出するボルト2を一体に固定し、左右側板1b,
1bの下端に係止片4,4を設ける。
して枠形構造となし、その頂部1aに上向きに突
出するボルト2を一体に固定し、左右側板1b,
1bの下端に係止片4,4を設ける。
水平板3は、帯板金属を一定長さにして、その
上面に左右一対にした係合孔5,5と、梁7への
取付孔8とを設ける。
上面に左右一対にした係合孔5,5と、梁7への
取付孔8とを設ける。
係合孔5は波形屋根板6の山部のピツチに合わ
せて保持台頂部のボルト2,2間の間隔aが一定
になるよう水平板3の長手方向に沿つて形成す
る。
せて保持台頂部のボルト2,2間の間隔aが一定
になるよう水平板3の長手方向に沿つて形成す
る。
[作用]
保持台1の取付方法は、側板1b,1bの下端
の係止片4を水平板3の係合孔5に嵌入し裏側へ
折り曲げることで一体的に固定させる。
の係止片4を水平板3の係合孔5に嵌入し裏側へ
折り曲げることで一体的に固定させる。
波形屋根板6は次のように取付ける。
水平板3に保持台1を取付けた後、この水平板
3を梁7上にセツトし、水平板3に設けた取付孔
8にボルトで固定する。次に波形屋根板6を保持
台1,1…上に当てがい、屋根板6に設けた取付
孔9にボルト2を下から貫挿させ、パツキン1
0,ワツシヤー11を嵌め、更にその上からナツ
ト12を螺合して締結する。
3を梁7上にセツトし、水平板3に設けた取付孔
8にボルトで固定する。次に波形屋根板6を保持
台1,1…上に当てがい、屋根板6に設けた取付
孔9にボルト2を下から貫挿させ、パツキン1
0,ワツシヤー11を嵌め、更にその上からナツ
ト12を螺合して締結する。
[考案の効果]
本考案は、保持台1は間隔をおいて左右に相対
向した側板1b,1bと頂部1aとを連成した下
向きコ字形の枠形構造で、かつ左右側板の下端に
突出する折曲可能な係止片4,4を有し、対応す
る水平板3には、波形屋根板6の波形ピツチに合
わせた間隔aに複数の前記保持台1,1…が位置
するように前記係止片4,4への係合孔5,5を
設けて係止片4と係合孔5とで係着し固定するよ
うに構成されているので、波形屋根板を内側から
支持して取付ける作業において、水平板に対する
保持台の取付位置の確定及び取付けが簡単確実に
行えるとともに、特に水平板3に対する保持台1
の取付けに際しては、左右に対向した側板1b,
1bの下端の係合片4,4を、係合孔5,5に挿
入後に折曲げるだけの簡単な作業で上下並びに前
後左右等あらゆる方向に対して完全に固定され、
従来のように溶接を行つたり、ボルトナツト或い
はビスを用いて締結する必要がなく、従つて作業
が非常に楽にスピーデイに行うことができるとと
もに、高所においても安全性が確保され、而も構
成が簡単で部品点数も少ない為コスト的にも有利
であり、安価に実施できる。
向した側板1b,1bと頂部1aとを連成した下
向きコ字形の枠形構造で、かつ左右側板の下端に
突出する折曲可能な係止片4,4を有し、対応す
る水平板3には、波形屋根板6の波形ピツチに合
わせた間隔aに複数の前記保持台1,1…が位置
するように前記係止片4,4への係合孔5,5を
設けて係止片4と係合孔5とで係着し固定するよ
うに構成されているので、波形屋根板を内側から
支持して取付ける作業において、水平板に対する
保持台の取付位置の確定及び取付けが簡単確実に
行えるとともに、特に水平板3に対する保持台1
の取付けに際しては、左右に対向した側板1b,
1bの下端の係合片4,4を、係合孔5,5に挿
入後に折曲げるだけの簡単な作業で上下並びに前
後左右等あらゆる方向に対して完全に固定され、
従来のように溶接を行つたり、ボルトナツト或い
はビスを用いて締結する必要がなく、従つて作業
が非常に楽にスピーデイに行うことができるとと
もに、高所においても安全性が確保され、而も構
成が簡単で部品点数も少ない為コスト的にも有利
であり、安価に実施できる。
第1図はこの考案の実施例を示す波形屋根取付
部の正面図、第2図はその一部を拡大した正面
図、第3図は同要部の斜視図、第4図は従来例の
支持部材と梁の一部を示す斜視図である。 1……保持台、2……ボルト、3……水平板、
4……係止片、5……係合孔、6……波形屋根
板、7……梁、8……取付孔。
部の正面図、第2図はその一部を拡大した正面
図、第3図は同要部の斜視図、第4図は従来例の
支持部材と梁の一部を示す斜視図である。 1……保持台、2……ボルト、3……水平板、
4……係止片、5……係合孔、6……波形屋根
板、7……梁、8……取付孔。
Claims (1)
- 取付用の梁7の上面に取付ける所定長さの水平
板3に、その面上長手方向に波形屋根板6の山部
内面を下から支持する保持台1を設けた支持金具
であつて、前記保持台1は間隔をおいて左右に相
対向した側板1b,1bと頂部1aとを連成した
下向きコ字形の枠形構造で、かつ左右側板の下端
に突出する折曲可能な係止片4,4を有し、対応
する水平板3には、波形屋根板6の波形ピツチに
合わせた間隔aに複数の前記保持台1,1…が位
置するように前記係止片4,4への係合孔5,5
を設けて係止片4と係合孔5とで係着し固定する
ようにしてなることを特徴とする波形屋根板支持
金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14316183U JPS6051227U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 波形屋根板支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14316183U JPS6051227U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 波形屋根板支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051227U JPS6051227U (ja) | 1985-04-10 |
JPH0241221Y2 true JPH0241221Y2 (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=30319641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14316183U Granted JPS6051227U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 波形屋根板支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051227U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9082272B2 (en) | 2010-10-28 | 2015-07-14 | Louise Mohn | Circuit for applying heat and electrical stimulation |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05278564A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Fuji Kiko Co Ltd | 安全ベルト用バックル |
JP2582671Y2 (ja) * | 1992-10-09 | 1998-10-08 | 鋼鈑建材株式会社 | 波板屋根の固定構造 |
JPH06277289A (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-04 | Toray Monofilament Co Ltd | 自己ガイド型カテーテル |
JP5851640B1 (ja) * | 2015-03-24 | 2016-02-03 | 株式会社マルイチ | 屋根板取り付け金具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5295216U (ja) * | 1976-01-14 | 1977-07-16 | ||
JPS606093Y2 (ja) * | 1981-02-28 | 1985-02-26 | 株式会社淀川製鋼所 | 自転車格納庫等の組立建造物における折板屋根取付構造 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP14316183U patent/JPS6051227U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9082272B2 (en) | 2010-10-28 | 2015-07-14 | Louise Mohn | Circuit for applying heat and electrical stimulation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6051227U (ja) | 1985-04-10 |
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