JPH0239956B2 - - Google Patents

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JPH0239956B2
JPH0239956B2 JP61312509A JP31250986A JPH0239956B2 JP H0239956 B2 JPH0239956 B2 JP H0239956B2 JP 61312509 A JP61312509 A JP 61312509A JP 31250986 A JP31250986 A JP 31250986A JP H0239956 B2 JPH0239956 B2 JP H0239956B2
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water
ozone
dissolved
water tank
water supply
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Katsumi Takao
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、飲料用、食品加工用、解凍処理用
あるいは空調用等の水の殺菌、脱臭、滅菌を目的
に、オゾン溶解水を自動的・継続的に供給する装
置に関する。より具体的には、オゾン溶解水を水
槽中の原水に継続的に循環混入することによりオ
ゾン溶解率を一定に維持すると共に、この浄化さ
れた水を随時取り出すことができる装置に関す
る。
[従来技術] 従来、オゾン溶解水供給装置としては、オゾン
溶解水の貯溜槽と、これに付属した蛇口等の取出
部とから成るものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、オゾンは空気中にあつて自己分解作
用が急速で、一旦放出されたオゾン溶解水は20〜
30分程で元の水に戻つてしまうため、従来の供給
装置においては、オゾン溶解水の使用に際してオ
ゾン溶解水を製造し、その場でこれを利用すると
いう方式が一般で、利用範囲は限られていた。ま
た、一旦放出されたオゾン溶解水を再度利用する
ということは考えられておらず、不経済であつ
た。
[発明の目的] この発明は、上記問題点を解決し、主として工
業用に大量に使用されるオゾン溶解水を一定濃度
で供給でき、かつ、無駄なく、常時供給できる装
置を供給することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための手段として、この発
明のオゾン溶解水供給装置は、オゾン溶解水製造
装置と、水槽と、オゾン溶解水供給部と、これら
オゾン溶解水製造装置と水槽、および水槽とオゾ
ン溶解水供給部とを夫々接続する循環系とから成
る構成としている。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、図面に従つて詳細に
説明する。
第1図は食品加工用または飲料用として利用さ
れるオゾン溶解水の給水装置の概念図で、原水な
らびにオゾン溶解水が流れる経路を示す概念図で
ある。第1図において、1はオゾン溶解水製造装
置、10は水槽、20は給水栓である。
オゾン溶解水製造装置1は、圧送手段4によつ
て水槽10から吸引した水を流量計5を介して混
合室7へと送り込む一方、オゾン源2(具体的に
は圧縮酸素)から圧送手段3およびオゾナイザ6
を介して同オゾナイザ6で生成されたオゾンを混
合室7へと送り込む。ここで圧送手段3とはオゾ
ン源2が圧縮酸素であることから、具体的にはボ
ンベの圧縮力である。混合室7内には粉砕手段8
が設置されている。
第2図は上記粉砕手段8の具体的状態を示す。
粉砕手段8は多数のノズルを混合室7内の全壁面
に配設させて成るもので、第2図および第1図に
おいて、水は圧送手段4によつて混合室7内に圧
送されてくると混合室7内の全壁面に配設された
多数のノズルから噴出して微粒子化され霧状にな
つて混合室7内に充満する。一方オゾンは、混合
室7内にあつて、同室7内に圧送され来り飛散し
衝突し合う水の微粒子に激しく衝突して、極めて
高密度、多面的に霧状の水と接触し合う。その結
果微粒子状の水はオゾンを多量に溶解した水滴と
なつて混合室7の底部に溜まり、アウトレツト9
から高濃度のオゾン溶解水として供給される。こ
の場合、水の圧送手段4、オゾンの圧送手段3、
オゾイナイザ6、あるいは粉砕手段8の力率を調
節することにより、水中のオゾン溶解率を調整す
ることが可能である。なお、上記オゾン源2とし
て圧縮酸素を使用すれば次のような効果がある。
すなわちボンベ中に詰め込まれた純度の高い酸素
を利用でき、空気からオゾンを製造する手間やコ
ストを省けオゾンが容易に入手でき、圧送手段1
1を特別に設ける手間やコストも省け、さらにま
た、空気からオゾンを製造する場合の酸化窒素物
の発生を防止でき、毒性を排除できる。
次に、水槽10は原水を取り込む取込口11
と、この取込口11に接続され原水の水位に応動
して開閉する給水弁12と、原水を前記オゾン溶
解水製造装置1へ送り込む送出口13と、オゾン
溶解水をオゾン溶解水製造装置1から取り込み給
水のための給水口14へとオゾン溶解水を導く導
管15と、前記給水口14に端を発し水槽10の
外部に伸びる循環管21を介してオゾン溶解水を
受け入れる戻入口16とから構成されている。1
7は水槽10の上端を密封する蓋である。戻管1
8の1端が、この蓋17を貫通して蓋17下面に
開口部を広げ、他端がオゾン溶解水製造装置1内
の混合室7に接続されている。水槽10中にあつ
て自己分解したオゾンはこの戻管18を通つて混
合室7へ戻り、無駄なく利用される。19はエア
フイルタで、蓋17により密封された水槽10か
ら戻管18を通つてオゾンが逃げるに応じ、空気
が濾過侵入できるようにされている。
循環系の1部を成す循環管21は、水槽10の
給水口14と水槽10の戻入口16とを接続し、
この循環管21の途上には、オゾン溶解水供給部
を成す給水栓20が設けられている。さらに循環
管21の途上には圧送手段22が設けられ、オゾ
ン溶解水を水槽10の給水口14から取り出し循
環管21を経由して1部を給水栓20を経て排出
し、他部を戻入口16から水槽10内へ戻して循
環させている。さらに、循環管21の途上には、
給水口14と給水栓20との間、すなわち水槽1
0から導かれた水が給水栓20に至る手前の箇所
に殺菌器23が設置されている。この殺菌器23
は例えば紫外線を照射して水を殺菌する紫外線殺
菌器である。さらに、この殺菌器23に隣接させ
て活性炭フイルタ24を設置すれば、食飲に当た
つてのオゾン溶解水からオゾン及び有機物等を吸
着し、水をおいしくする。なお、食品加工用に給
水する場合には、活性炭フイルタ24に代えてフ
イルタ25を設置することもよい。
次に第3図は、第2実施例である解凍処理用の
オゾン溶解水供給装置を示す概念図である。第3
図において水槽10は解凍を目的とした水槽であ
つて、冷凍物が投げ入れられるように上縁は解放
されている。この水槽10は原水を取り込む取込
口11と、水槽10内の水をオゾン溶解水製造装
置1へ送り出す送出口13と、オゾン溶解水製造
装置1で製造されたオゾン溶解水を取り込みオゾ
ン溶解水供給部である給水端30までオゾン溶解
水を導く導管15とから成り、その解放された上
縁の上方にフード31を懸架させて被覆されてい
る。そしてフード31の壁面に穿設された開口部
に端を発する戻管18がオゾン溶解水製造装置1
と接続されている。水槽10内で自己分解したオ
ゾンを収集して再びオゾン溶解水製造装置1へと
戻し無駄のないようにしたものである。循環系の
1部を成す給水管32は、前記送出口13に端を
発し水槽10をオゾン溶解水製造装置1と結んで
いる。この給水管32の途上には圧送手段22、
フイルタ25を介して第2水槽33が設置されて
いる。この第2水槽33は、底部に加熱手段34
を有し、水量を適量に維持するリミツトスイツチ
35が取り付けられ、送出口13から圧送手段2
2で送られてくる水を取り込む取込口36とオゾ
ン溶解水製造装置1へ給水する給水口37とが設
けられている。冷凍物は解凍されるにしたがい塵
芥を水槽10中に浮遊させるので、水槽10内で
解凍処理された水は送出口13を出るとフイルタ
25で一旦濾過されて第2水槽33に入り加熱手
段34で加熱殺菌された後、オゾン溶解水製造装
置1でオゾンを溶解され導管15を通つて給水端
30へと循環され再び水槽10へと給水される。
この解凍処理用のオゾン溶解水供給装置によれ
ば、処理水を大量に廃棄する無駄を省くと共に、
水槽内のオゾン濃度を一定に保つので、安定した
確実な殺菌効果が得られる。
次に第4図は、第3実施例である空調その他冷
却水の浄化を目的としたオゾン溶解水供給装置を
示す概念図である。第4図において水槽10は冷
却塔であつて、補給水を取り込む取込口11と、
この取込口11に接続され水槽10内の水位に応
動して開閉する給水弁12と、水槽10内の水を
オゾン溶解水製造装置1へ送り出す送出口13
と、この送出口13から出てオゾン溶解水製造装
置1でオゾンを溶解され再び水槽10へと戻る水
を受け入れるオゾン溶解水供給部である給水端3
0と、水槽10内の水を排出し熱交換器40を経
て再び水槽10へと戻す循環管21に接続される
給水口14と、この給水口14から出て戻つてく
る水を受け入れる戻入口16とから成つている。
循環系の1部を成す循環管21の途上には圧送手
段22が設置されている。また水槽10内の給水
端30とオゾン溶解水製造装置1とを導管15が
結んでいる。
元来、空調その他冷却水は水の有効利用のため
循環使用されているが、冷却塔は大容量であり冷
却部は大気解放式なため、水の1部は蒸発し大量
の細菌胞子が混入する。したがつて冷却水は濃縮
され、かつ、細菌汚染および細菌増殖によつて急
速に悪化し、配管や使用機器の腐食、スケール付
着、微生物障害等を起こしている。これに対して
は通常、化学薬品が使用されているが、水温暖か
く細菌増殖に好環境なため十分な効果を上げてい
ない。しかるにオゾンには確実な殺菌効果があ
る。そしてこの第3の実施例のオゾン溶解水供給
装置によれば、冷却水を循環系途上で繰り返しオ
ゾン溶解させるため、細菌増殖を著しく抑制して
藻、スケール等を防止し、濃縮を遅らせて補結水
を節約し、また、化学薬品を不要にし、配管や機
器の寿命を延ばす。
[発明の効果] 上記の構成から概に明らかなように、本発明に
係るオゾン溶解水供給装置によれば、オゾン溶解
水供給部を閉じている不使用時でもオゾン溶解水
は循環系中を循環する結果、常にオゾン溶解が繰
り返されオゾン濃度は一定を維持される。また、
使用されたオゾン溶解水でも再び水槽に戻りここ
で継続的にオゾン溶解水製造装置から供給されて
くるオゾン溶解水と自然混合させられるから、水
の無駄がなく、オゾン濃度はますます安定維持さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例である飲料用また
は食品加工用のオゾン溶解水供給装置を示す概念
図である。第2図は上記第1実施例中のオゾン溶
解水製造装置に付属の混合室および粉砕手段を示
す断面図である。第3図は第2実施例である解凍
処理用のオゾン溶解水供給装置を示す概念図であ
る。第4図は第3実施例である空調その他冷却水
浄化用のオゾン溶解水供給装置を示す概念図であ
る。 1……オゾン溶解水製造装置、7……オゾナイ
ザ、8……粉砕手段、10……水槽、11……取
込口、13……送出口、14……給水口、15…
…導管、16……戻入口、18……戻管、20…
…給水栓、21……循環管、22……圧送手段、
30……給水端、33……第2水槽、40……熱
交換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オゾン溶解水製造装置と、水槽と、オゾン溶
    解水供給部と、これらオゾン溶解水製造装置と水
    槽、および水槽とオゾン溶解水供給部とを夫々接
    続する循環系とから成るオゾン溶解水供給装置。
JP31250986A 1986-12-29 1986-12-29 オゾン溶解水供給装置 Granted JPS63171694A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31250986A JPS63171694A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 オゾン溶解水供給装置
JP3205573A JPH06182366A (ja) 1986-12-29 1991-07-22 冷凍物の解凍処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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