JPH0239374B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239374B2 JPH0239374B2 JP57231622A JP23162282A JPH0239374B2 JP H0239374 B2 JPH0239374 B2 JP H0239374B2 JP 57231622 A JP57231622 A JP 57231622A JP 23162282 A JP23162282 A JP 23162282A JP H0239374 B2 JPH0239374 B2 JP H0239374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female mold
- vinyl chloride
- chloride sheet
- synthetic resin
- characters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本願の発明者は特願昭55−119616号に係る発
明、即ちシリコン樹脂を以て文字を凹設した型付
成形用の雌型を構成し、この雌型に熱可塑性合成
樹脂シートの表面を接合せしめ、両者を高周波電
界内において相互に押圧することによつて同熱可
塑性合成樹脂シートの表面に頂面が平坦な文字を
膨出せしめ、この膨出文字の頂面に箔押、インキ
若しくは塗料の塗布等を施すことを特徴とする熱
可塑性合成樹脂シートの表面に文字を表出する方
法を案出しているが、この方法によつて得た文字
付の熱可塑性合成樹脂シートを用いて表紙を製造
するには、更にその裏面に芯材及び裏面シートを
重合したのちこれら三者を一体化するという煩瑣
な工程を必要とし極めて非能率の幣があつた。
明、即ちシリコン樹脂を以て文字を凹設した型付
成形用の雌型を構成し、この雌型に熱可塑性合成
樹脂シートの表面を接合せしめ、両者を高周波電
界内において相互に押圧することによつて同熱可
塑性合成樹脂シートの表面に頂面が平坦な文字を
膨出せしめ、この膨出文字の頂面に箔押、インキ
若しくは塗料の塗布等を施すことを特徴とする熱
可塑性合成樹脂シートの表面に文字を表出する方
法を案出しているが、この方法によつて得た文字
付の熱可塑性合成樹脂シートを用いて表紙を製造
するには、更にその裏面に芯材及び裏面シートを
重合したのちこれら三者を一体化するという煩瑣
な工程を必要とし極めて非能率の幣があつた。
本発明はこのよう欠陥を解消し、シボ模様及び
残余の部分とは異色の膨出文字を備えた芯材入り
の合成樹脂製表紙を簡易且つ能率よく製造するこ
とを目的とするものであつて、シリコン樹脂を以
て全面に浅いシボ模様を凹設するその一部に底面
を平坦状とした深い文字を凹設した雌型を構成
し、この雌型を上向きとして高周波ウエルダーの
下部極板上に載置すると共に同雌型の上面に塩化
ビニルシートの表面を接合せしめ、次いでこの塩
化ビニルシートの裏面に表裏に熱可塑性合成樹脂
をコーテイング若しくはラミネートした芯材を重
合し、更にこの芯材の表裏に同様の塩化ビニルシ
ートの重合したのちこれら三者を上部極板によつ
て雌型に向つて押圧しつつ上下両端板に高周波電
圧を印加することによつてその全てを一体に溶着
し、併せて表面の塩化ビニルシートの表面の一部
に頂面が平坦な文字を膨出せしめると共に残余の
部分にシボ模様を印捺し、然るのち上記の膨出文
字の頂面に箔押若しくはインキ、塗料などの塗布
を施して完成品を得ることを要旨とするものであ
る。
残余の部分とは異色の膨出文字を備えた芯材入り
の合成樹脂製表紙を簡易且つ能率よく製造するこ
とを目的とするものであつて、シリコン樹脂を以
て全面に浅いシボ模様を凹設するその一部に底面
を平坦状とした深い文字を凹設した雌型を構成
し、この雌型を上向きとして高周波ウエルダーの
下部極板上に載置すると共に同雌型の上面に塩化
ビニルシートの表面を接合せしめ、次いでこの塩
化ビニルシートの裏面に表裏に熱可塑性合成樹脂
をコーテイング若しくはラミネートした芯材を重
合し、更にこの芯材の表裏に同様の塩化ビニルシ
ートの重合したのちこれら三者を上部極板によつ
て雌型に向つて押圧しつつ上下両端板に高周波電
圧を印加することによつてその全てを一体に溶着
し、併せて表面の塩化ビニルシートの表面の一部
に頂面が平坦な文字を膨出せしめると共に残余の
部分にシボ模様を印捺し、然るのち上記の膨出文
字の頂面に箔押若しくはインキ、塗料などの塗布
を施して完成品を得ることを要旨とするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面に依拠して説明す
るのに、 先ず、シリコン樹脂を以て全面に浅いシボ模様
１を凹設するその一部に底面を平坦状とした深い
文字２を凹設した雌型３を構成し、この雌型３を
上向きとして高周波ウエルダーの下部極板４上に
載置すると共に同雌型３の上面に塩化ビニルシー
ト５の表面を接合せしめ、次いでこの塩化ビニル
シート５の裏面に表裏に塩化ビニルとコーテイン
グした薄手のボール紙製の芯板６を重合し、更に
この芯板６の裏面に同様の塩化ビニールシート
５′を集合したのちこの三者を上部極板７によつ
て雌型３に向つて押圧しつつ上下両極板７，４に
高周波電圧を印加し、表面の塩化ビニルシート５
の表面の一部に頂点が平坦な非中空状の文字８を
膨出せしめると共に残余の部分にシボ模様９を印
捺し、然るのち上記の膨出文字８の頂面に金色の
箔１０を箔押して完成品たる表紙イを得るもので
ある。
るのに、 先ず、シリコン樹脂を以て全面に浅いシボ模様
１を凹設するその一部に底面を平坦状とした深い
文字２を凹設した雌型３を構成し、この雌型３を
上向きとして高周波ウエルダーの下部極板４上に
載置すると共に同雌型３の上面に塩化ビニルシー
ト５の表面を接合せしめ、次いでこの塩化ビニル
シート５の裏面に表裏に塩化ビニルとコーテイン
グした薄手のボール紙製の芯板６を重合し、更に
この芯板６の裏面に同様の塩化ビニールシート
５′を集合したのちこの三者を上部極板７によつ
て雌型３に向つて押圧しつつ上下両極板７，４に
高周波電圧を印加し、表面の塩化ビニルシート５
の表面の一部に頂点が平坦な非中空状の文字８を
膨出せしめると共に残余の部分にシボ模様９を印
捺し、然るのち上記の膨出文字８の頂面に金色の
箔１０を箔押して完成品たる表紙イを得るもので
ある。
本発明は叙上の通りであるので表側の熱可塑性
合成樹脂シートの表面にシボ模様を有すると共に
その一部に残余の部分とは異色の膨出文字を有す
る表紙を得ることができるは勿論であるが、特に
本発明によるときには表面の熱可塑性合成樹脂の
上記の加工と同時に表裏の熱可塑性合成樹脂シー
トと芯材の一体化を併せて行うことができるもの
であつて、これらの相乗作用によつて本発明の前
記の目的を充分に達成し得る効果がある。
合成樹脂シートの表面にシボ模様を有すると共に
その一部に残余の部分とは異色の膨出文字を有す
る表紙を得ることができるは勿論であるが、特に
本発明によるときには表面の熱可塑性合成樹脂の
上記の加工と同時に表裏の熱可塑性合成樹脂シー
トと芯材の一体化を併せて行うことができるもの
であつて、これらの相乗作用によつて本発明の前
記の目的を充分に達成し得る効果がある。
図は本発明熱可塑性合成樹脂製表紙の製造方法
の実施例を示すものであつて、第１図は本発明に
よつて得た表紙の一部省略平面図、第２図は同Ａ
−Ａ線に沿う一部の拡大断面図、第３図は高周波
電圧の印加工程を示す断面略図である。 １……シボ模様、２……文字、３……雌型、４
……下部極板、５，５′……塩化ビニルシート、
６……芯板、６′……塩化ビニルコーテイング層、
７……上部極板、８……文字、９……シボ模様、
１０……箔、イ……表紙。
の実施例を示すものであつて、第１図は本発明に
よつて得た表紙の一部省略平面図、第２図は同Ａ
−Ａ線に沿う一部の拡大断面図、第３図は高周波
電圧の印加工程を示す断面略図である。 １……シボ模様、２……文字、３……雌型、４
……下部極板、５，５′……塩化ビニルシート、
６……芯板、６′……塩化ビニルコーテイング層、
７……上部極板、８……文字、９……シボ模様、
１０……箔、イ……表紙。
Claims (1)
- １ シリコン樹脂を以て全面に浅いシボ模様を凹
設するその一部に底面を平坦状とした深い文字を
凹設した雌型を構成し、この雌型を上向きとして
高周波ウエルダーの下部極板上に載置すると共に
同雌型の上面に塩化ビニルシートの表面を接合せ
しめ、次いでこの塩化ビニルシートの裏面に表裏
に熱可塑性合成樹脂をコーテイング若しくはラミ
ネートした芯材を重合し、更にこの芯材の裏面に
同様の塩化ビニルシートを重合したのちこれら三
者を上部極板によつて雌型に向つて押圧しつつ上
下両極板に高周波電圧を印加することによつてそ
の全てを一体に溶着し、併せて表面に塩化ビニル
シートの表面の一部に頂面が平坦な文字を膨出せ
しめると共に残余の部分にシボ模様を印捺し、然
るのち上記の膨出文字の頂面に箔押若しくはイン
キ、塗料などの塗布を施して完成品を得ることを
特徴とする熱可塑性合成樹脂製表紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57231622A JPS59123663A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 熱可塑性合成樹脂製表紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57231622A JPS59123663A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 熱可塑性合成樹脂製表紙の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59123663A JPS59123663A (ja) | 1984-07-17 |
| JPH0239374B2 true JPH0239374B2 (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=16926390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57231622A Granted JPS59123663A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 熱可塑性合成樹脂製表紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59123663A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113524A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-02 | Iwao Hanya | Development of pattern on surface of thermoplastic synthetic resin sheet or leather thereof |
| JPS55150355A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-22 | Kohkoku Chem Ind | Synthetic resin sheet with reticulate design and its preparation |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP57231622A patent/JPS59123663A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113524A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-02 | Iwao Hanya | Development of pattern on surface of thermoplastic synthetic resin sheet or leather thereof |
| JPS55150355A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-22 | Kohkoku Chem Ind | Synthetic resin sheet with reticulate design and its preparation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59123663A (ja) | 1984-07-17 |
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