JPH0238397Y2 - - Google Patents

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JPH0238397Y2
JPH0238397Y2 JP13119283U JP13119283U JPH0238397Y2 JP H0238397 Y2 JPH0238397 Y2 JP H0238397Y2 JP 13119283 U JP13119283 U JP 13119283U JP 13119283 U JP13119283 U JP 13119283U JP H0238397 Y2 JPH0238397 Y2 JP H0238397Y2
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JP
Japan
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air
duct
electrical equipment
exterior body
cooking
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は高所設置型調理器に関する。
(ロ) 従来の技術 第7図に示す如く、近年一般家庭の台所に広く
普及しているガスコンロ41等の上方の高所空間
を有効利用すべく、斯る空間に設置される高所設
置型の例えば電子レンジが商品化されつつある。
斯る電子レンジは台所の壁42に取付けられ、
その外装体43内には、電子レンジ機能部44及
び排気装置45が設けられている。上記電子レン
ジ機能部44は調理室(図示しない)とマグネト
ロン、高圧トランス46等を内蔵する電装室(図
示しない)とからなり、上記排気装置45はダク
ト47及び送風装置48とからなつている。
そして、上記コンロ41による調理時には上記
送風装置48が駆動され、斯る調理時におけるコ
ンロ41近傍の煙、臭、煤などを含む熱気がダク
ト47を通りその煙、臭い、煤などが活性炭フイ
ルタ49で吸着除去されて本体43前方へ排出さ
れる。
又、上記電子レンジ機能部44によるマイクロ
波調理時には電装室内に冷却風が吸気される斯る
電装室内のマグネトロン、高圧トランス46等が
冷却される。しかるに、この場合、同時に上記コ
ンロ41による調理が行なわれると、上記ダクト
47内に上述の如く熱気が通り、するとその熱が
電装室内に伝わり高圧トランス46等の冷却能率
を妨げ、よつて高圧トランス46等がその許容温
度値を越えて熱損傷する虞がある。
(ハ) 考案の目的 本考案は調理器外装体下方の熱気が外装体内の
ダクトを通りその熱が調理機能部の電装室内に伝
わつても該室内の電装部品が充分に冷却されれる
ように構成することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は上記目的を達成すべく、調理器外装
体、該外装体内に配置され、調理室と該調理室内
での調理のための電装部品を内蔵する電装室とか
らなる調理機能部、上記外装体内に配置され、上
記外装体下方に臨む下面吸気口を有する第1送風
ダクト、該第1送風ダクト内に配置され、上記外
装体下方の空気を上記第1送風ダクト内に吸気し
斯る第1送風ダクトを介して上記外装体上部の前
方等へ送るための第1送風装置、上記外装体の前
方に臨む前面吸気口を有し、上記電装室内に連通
する第2送風ダクト、上記電装室内の電装部品を
冷却するための冷却風を上記第2送風ダクトを通
して上記電装室内へ吸気するための第2送風装
置、上記電装部品冷却後の冷却風を上記電装室か
ら上記外装体の外部へ導くための他の送風ダク
ト、上記第1送風装置にて上記電装室内から上記
第1送風ダクト内へ上記電装部品冷却後の冷却風
の一部が吸気されるように、上記電装室と第1送
風ダクトとを連通するための連通手段から構成さ
れる。
(ホ) 実施例 以下本考案実施例を高所設置型の電子レンジに
ついて説明する。
第1図乃至第6図において、1は電気又はガス
コンロ2,2…の上方に設置すべく垂直壁3に取
付けられた高所設置型の電子レンジ本体、4は外
装体、5は該外装体内に配置された内装体で、該
内装体内には調理室6及び電装室7からなる電子
レンジ機能部が配置されている。上記電装室7に
はマグネトロン8、高圧トランス9等の電装部品
が備えられている。10は上記調理室6の前面開
口を開閉するドア、11は上記電子レンジ機能部
が配置された内装体5の下部から後部を経て上部
に亘るように上記外装体4と内装体5との間にコ
字状の形成された第1送風ダクトで、該ダクトは
外装体4下方に臨む下面吸気口12,12及び外
装体4上部の前方に臨む前面排気口13を有して
いる。14,14は上記下面吸気口12,12に
設けられた金網状フイルタ、15は上記外装体4
上部の第1送風ダクト11内に配置された活性炭
フイルタ、16は上記第1送風ダクト11内の下
側角部に配置された第1送風装置である。該装置
において、17は水平方向に長いフアン、18は
フアンケース、19は上記フアン17を回動する
駆動モータである。20はL型仕切板で、その一
端20aは上記フアン17のモータ19側の部分
に対向し、他端20bは上記外装体4の側壁4′
に当接している。そして、上記仕切板20により
上記モータ19を含む隔室21が形成されてい
る。
22は上記第1送風ダクト11の右側(第1図
等)において上記内装体5の上部から後部に亘つ
て形成された第2送風ダクトで、該ダクトは上記
外装体4の前方に臨む前面吸気口23を有し、上
記内装体5の後壁に形成された後部連絡口24,
24…を介して上記電装室7に連通している。2
5は上記マグネトロン8、高圧トランス9等と共
に上記電装室7内に配置された第2送風装置、2
6は上記マグネトロン8と調理室6の側壁小孔2
7,27…とを連通する第3送風ダクト、28は
上記第1送風ダクト11の左側〔第1図等)に配
置された第4送風ダクトで、該ダクトは調理室6
の上壁小孔29,29…を介して調理室6に連通
し、且つ前面排気口30を有している。これら第
3及び第4送風ダクト26,28は本発明の他の
送風ダクトに相当する。31,31…は上記電装
室7と第1送風ダクト11内の隔室21とを連通
するための連通手段としての連通孔で、該連通孔
は高圧トランス9近傍の内装体底壁32に形成さ
れている。
而して、上記コンロ2,,2…による調理時に
は第1送風装置16のモータ19に通電されてフ
アン17が回動し、斯る調理時に発生する煙、臭
い、煤などを含む熱気が上記フイルタ14,14
を介して第1送風ダクト11内へ吸気される。そ
して斯る熱気は上記活性炭フイルタ15により
煙、臭い、煤などが吸気除去された状態で前面排
気口13から本体1前方へ排出される。
一方、マイクロ波調理時には上記第2送風装置
が駆動され、冷却風が外装体4前方から第2送風
ダクト22を通つて後部連絡口24,24…より
電装室7内へ吸気される。すると、斯る冷却風は
高圧トランス9等を冷却し、次いで第2送風装置
25を通りマグネトロン8を冷却してから第3送
風ダクト26に至る。そして、冷却風は側壁小孔
27,27…から調理室6内に入つた後調理室6
内の蒸気などと共に上壁小孔29,29…から第
4送風ダクト28を経て外装体4前方へ排出され
る。このようにして、他の送風ダクトである上記
第3及び第4送風ダクト26,28は、上記高圧
トランス9等を冷却した後の冷却風を電装室7か
ら外装体4の外部へ導く。
又、斯るマイクロ波調理と同時にコンロ2,2
…による調理が行なわれると、フアン17が回動
して熱気が第1送風ダクト11内を通るのは上述
の通りであるが、更にこの場合高圧トランス9冷
却後の冷却風の一部が連通孔31,31…を通つ
て第1送風ダクト11内の隔室21へ吸気され、
よつて高圧トランス9に当たる冷却風は第1及び
第2送風装置16,25の両方によつて吸気され
るから充分な冷却風量を確保でき、第1送風ダク
ト11内を通る熱気からの熱が電装室7内に伝わ
つても高圧トランス9の冷却が不充分となること
はない。
尚、上記コンロ2,2…での調理による熱気は
かなり高温であるので、斯る熱気が上記第1送風
ダクト11内を通る場合において、高熱によりモ
ータ19が故障しないようにする必要がある。更
には、熱気に含まれている煤などによりモータ1
9が汚れて故障しないようにする必要もある。
ここで、上記構成では、斯る点に鑑み、上記モ
ータ19は上記仕切板20にて形成された隔室2
1内に配置されており、従つて第1送風ダクト1
1内へ吸気された熱気がモータ19に吹当たるこ
とはなく、モータ19に煤が付くこともない。し
かも、隔室21内には、フアン17の回動によ
り、連通孔31,31…から吸気された冷却風が
矢印Aの如く仕切板20に沿つてフアン17側へ
流れ、よつてモータ19はトランス9冷却後では
あるが冷却風にて冗分冷却される。斯る冷却風は
その後上記熱気に合流する。
更に、上記実施例では、第1送風ダクト11に
吸気された熱気は外装体4前方へ排出されるが、
屋外へ排出してもよい。
(ヘ) 考案の効果 以上の説明から明らかな如く、本考案高所設置
型調理器によれば、調理器外装体下方の熱気が第
1送風装置の駆動にて第1送風ダクト内を通りそ
の熱が調理機能部の電装室内に伝わつても、斯る
電装室内の電装部品は電装室内の第2送風装置及
び上記第1送風装置の駆動にて第2送風ダクトを
介して吸気される多量の冷却風により充分冷却さ
れるから、上記電装部品が熱損傷するのを顕著に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案実施例電子レンジを
示し、第1図は斜視図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は第1図の−線断面図、第5図は第1図
の−線断面図、第6図は第1図の−線断
面図、第7図は従来の電子レンジの断面図であ
る。 1……電子レンジ本体、4……外装体、6……
調理室、7……電装室、11……第1送風ダク
ト、12,12……下面吸気口、16……第1送
風装置、22……第2送風ダクト、25……第2
送風装置、26……第3送風ダクト、28……第
4送風ダクト、31,31……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理器外装体、該外装体内に配置され、調理室
    と該調理室内での調理のための電装部品を内蔵す
    る電装室とからなる調理機能部、上記外装体内に
    配置され、上記外装体下方に臨む下面吸気口を有
    する第1送風ダクト、該第1送風ダクト内に配置
    され、上記外装体下方の空気を上記第1送風ダク
    ト内に吸気し斯る第1送風ダクトを介して上記外
    装体上部の前方等へ送るための第1送風装置、上
    記外装体の前方に臨む前面吸気口を有し上記電装
    室内に連通する第2送風ダクト、上記電装室内の
    電装部品を冷却するための冷却風を上記第2送風
    ダクトを通じて上記電装室内へ吸気するための第
    2送風装置、上記電装部品冷却後の冷却風を上記
    電装室から上記外装体の外部へ導くための他の送
    風ダクト、上記第1送風装置にて上記電装室内か
    ら上記第1送風ダクト内へ上記電装部品冷却後の
    冷却風の一部が吸気されるように、上記電装室と
    第1送風ダクトとを連通するための連通手段を備
    えたことを特徴とする高所設置型調理器。
JP13119283U 1983-08-25 1983-08-25 高所設置型調理器 Granted JPS6039596U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13119283U JPS6039596U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 高所設置型調理器

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JP13119283U JPS6039596U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 高所設置型調理器

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Publication Number Publication Date
JPS6039596U JPS6039596U (ja) 1985-03-19
JPH0238397Y2 true JPH0238397Y2 (ja) 1990-10-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02161222A (ja) * 1989-11-10 1990-06-21 Sanyo Electric Co Ltd 調理器
JP2008032286A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Sharp Corp 加熱調理器

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