JPH0237317B2 - Ofusetsutoinsatsuyoburanketsuto - Google Patents

Ofusetsutoinsatsuyoburanketsuto

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JPH0237317B2
JPH0237317B2 JP414981A JP414981A JPH0237317B2 JP H0237317 B2 JPH0237317 B2 JP H0237317B2 JP 414981 A JP414981 A JP 414981A JP 414981 A JP414981 A JP 414981A JP H0237317 B2 JPH0237317 B2 JP H0237317B2
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JP
Japan
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plasticizer
ink
blanket
molecular weight
parts
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JP414981A
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TEKUNO ROORU KK
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TEKUNO ROORU KK
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N10/00Blankets or like coverings; Coverings for wipers for intaglio printing
    • B41N10/02Blanket structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
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    • B41N2210/00Location or type of the layers in multi-layer blankets or like coverings
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はオフセツト印刷のブランケツトシリン
ダに巻装するブランケツトに関するものである。 一般にブランケツトには、版面の摩滅を回避す
るための弾性と、被印刷物との接触における耐摩
耗性と、インキを版面から被印刷物へと移すイン
キ転移性、並びに、その転写の忠実性等の諸特性
が要求される。このためブランケツト表面には弾
性体層が積層され、その素材として分子構造上の
弾性を有する合成ゴムが可塑剤や軟化剤によつて
硬さを調節して使用されている。 然るにゴム素材は分子構造的弾性の故に内部応
力が介在し、それによる収縮性を伴い、ゴム溶液
の塗布による弾性体層の積層、或は表面研磨等を
施しても転写の忠実性を十分に満足させるための
緻密且つ平滑な表面が形成されない。 ゴム素材の中で、アクリロニトリル・ブタジエ
ン共重合体(以下、NBRと称する)は耐油性に
富むものと考えられ、ブランケツトに慣用される
が、アクリロニトリル成分の含有量との関係にお
いて、含有量が少なくなるにつれてゴム弾性が良
くなる反面親インキ性が過剰になり、インキによ
る膨潤が進行してブランケツト表面のインキ付着
部と非付着部との間に凹凸を発生し、また、イン
キの被印刷物への離れ即ち転移性が悪くなり、被
印刷物の表面におけるインキの付着状態が斑点状
となつて所謂「インキのつぶれ」を悪くする。ま
た逆にアクリロニトリル成分の含有量が多くなる
につれてインキによる膨潤や「インキのつぶれ」
は改善されるが、ゴム弾性が損われて硬くなり版
面摩減防止に支障を生じる。もつとも可塑剤によ
つて硬さを調節することができるが、その過剰配
合により硬さを下げたブランケツトは繰り返し使
用におけるインキや版替え時に使用する洗浄溶剤
に接して可塑剤が抽出され、結局硬化現象を回避
することはできない。高分子量の可塑剤の配合は
耐抽出性を改善するが、その使用はゴム弾性を低
下させ、ブランケツトが所要の印圧歪回復性を欠
くものとして使用に耐えないものとなる。 従つてゴム弾性、耐膨潤性、インキ転移性とい
つた背反する性質の欠点が顕現しない程度のアク
リロニトリル成分を含有する通常32〜38重量%
(以下、単に%と言う)のNBRによるブランケツ
トの使用に甘んじなければならなかつた。 かかる不都合は、弾性体層の素材としてゴムを
使用するかぎりにおいて、組成や分子構造或は分
子量等の相異により程度差はあるものの本質的に
回避することはできない。 本発明は、これらの問題を解決して要求される
諸特性を十分に満足させるブランケツトを提供す
るものであり、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル
共重合体及びポリ塩化ビニリデンの中の一以上を
主材とし、可塑剤の配合量を70〜200PHR(主材
100重量部に対して配合する重量部を言う。以下
本発明において同じ)としてJISゴム硬さを20〜
85度とし、その70%以上を分子量が1450〜6000の
ポリエステル系可塑剤とした弾性体層を積層する
ことを要旨とするものである。 以下、本発明の特徴を実験データにより説明す
る。 実験1 (イ) 試料作成法 次の配合により可塑剤の積層を変えた21種の
ポリ塩化ビニル組成物を調製し、常法に従つて
加熱処理して21種の試験片を作成する。 (配合) ポリ塩化ビニル(日本ゼオンK.K,ゼオン121)
…100部 可塑剤(種類は表1に記載) …180部 ジブチルスズラウレート系安定材(共同薬品
K.KKS22) …3部 合計 283部 (ロ) 試験測定方法 試験片をガソリン及び灯油に浸漬し、それぞ
れによる重量増加率の最大値及びそれまでの所
要時間並びに浸漬21日後における重量増加最大
値からの減少率を測定する。
【表】
【表】 験片が浸漬後重量を増加することなく減少を辿つた
ことを示す。
上記の実験データにより明らかな如く、可塑剤
の分子量が1000以下の場合短時間でガソリンに膨
潤し、灯油に対しては抽出されて減量するが、ポ
リエステル系可塑剤であつて分子量が1450以上に
なるとガソリンや灯油による変質度合が著しく減
少し、特にブランケツトの繰り返し使用を想定し
た浸漬21日後における重量の変化が殆んどなく、
このことは主材をポリ塩化ビニル系樹脂とし、可
塑剤をポリエステル系のものであつて分子量が
1450以上のものとすべきことを示唆するものであ
る。本発明の完成過程における他の実験による
と、主材として塩化ビニル/酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル/長鎖脂肪酸ビニルエステル共重
合体、塩化ビニル/塩化ビニリデン共重合体等の
ポリ塩化ビニル共重合体、及びポリ塩化ビニリデ
ンを使用し、可塑剤にセバチン酸ポリエステルを
使用する場合も同様の結果を生じる。 本発明は、ゴムまたはゴム弾性を有するポリ塩
化ビニルと織布とで複数層に積層した基体の表面
に弾性体層を積層して実施されるが、その積層に
あたり、表面弾性体層を予めカレンダー加工によ
り用意することも、表面弾性体層の組成物を基体
に塗布または注下して積層することもできる。た
だ、上記実験1での試料番号16〜22の配合組成物
プラスチゾルの粘度は次の表2に示す如く、可塑
剤の分子量の増加と共に上昇し、組成物の脱泡や
塗布や注下加工性に不都合である。
【表】 本発明において可塑剤分子量を6000以下とする
意義は、分子量を6000以上にしても弾性体層の変
質程度が左程変らず、却つて組成物の粘度を加工
性に不都合を来たす程度に高めることになること
にある。そして、加工性の不都合を解消するため
に可塑剤の30%以下において分子量が1000以下の
好ましくはポリエステル系の可塑剤の配合が許容
される。 次の実験データは、かかる本発明の特徴を示す
ものである。 実験2 (イ) 試料の作成方法 次の配合により可塑剤の種類及び配合量を変
えた7種の弾性体層樹脂組成物を調整すると共
に、それらを常法に従つて加熱処理して7種の
試験片を作成する。 (配合) ポリ塩化ビニル(日本ゼオンK.K、ゼオン121)
…100部 分子量1450以上の可塑剤A …X部 分子量1000以下の可塑剤B …Y部 ジブチルスズラウレート系安定剤(共同薬品
K.K、KS22) …3部 合計 263部 (注) 可塑剤A,Bの種類と配合部数は表
3に記載する。 (ロ) 試験測定方法 各配合組成物の粘度を測定すると共に、実験
1に準じ試験片をガソリンに浸漬して重量増加
率及び減少率を測定する。
【表】 上記の実験データにより明らかな如く、分子量
が1450以下の可塑剤の30%以内での併用は、ブラ
ンケツトのガソリンに対する耐膨潤性を何ら損う
ことなく、樹脂組成物の粘度を降下させて加工性
を高めるものであり、その様な好結果はポリ塩化
ビニルに慣用される可塑剤のDOP等の効用では
生ぜず、ポリエステル系可塑剤によつて効果的に
もたらされる。 ちなみに従来慣用のNBR弾性体はガソリン浸
漬2日にして重量増加率の最大値25%を示し、浸
漬21日後における重量減少率が53%と高い変質度
合を示した。 次に示す表4は、そのNBR試験片と実験2の
試験片No.33及びNo.35との物性を比較するものであ
り、本発明に係るブランケツトに該当する試験片
No.33及びNo.35はNBR試験片に比して強い物性を
示している。
【表】 次に本発明を実施例により説明する。 実施例 ポリクロロプレンを中間層バインダとし、木綿
織布を4重に貼り合せた厚さ1.7m/mの基体の表
面に下記の配合によるポリ塩化ビニルプラスチゾ
ルを厚さが1.95m/mになる様にドクター塗布し
て赤外線により140℃に加熱する工程を繰り返し、
160℃にて仕上加熱して表面弾性体層を積層し、
表面非研摩のブランケツトを作成した。 (配合) ポリ塩化ビニルペーストレジン(ゼオン121)
…100部 分子量1000のアジピン酸ポリエステル系可塑剤
(PN150) …33部 分子量2000のアジピン酸ポリエステル系可塑剤
(P200) …77部 ジプチルスズラウレート系安定剤(KS22)
…5部 消泡剤(アンチフロスF) …2部 合計 217部 このブランケツトのJISゴム硬度は60℃であり
これをオフセツト印刷機に装着して連続1ケ月間
試用印刷して次の結果を得た。 (イ) 従来のNBRブランケツトに比してインキの
つぶれが著しく良好であり、ベタ刷りにおける
ブランケツト上のインキ付着状態が極めて滑ら
かで被印刷物(アート紙)上でのインキ斑点は
殆んど感知し得ず、網点170線における網点再
現性は極めて良好であつた。 (ロ) 従来のNBRブランケツトにみられるインキ
増粘現象と、それによる被印刷物(紙)の表面
からの紙繊維の剥ぎ取り現象(所謂「紙ムケ」)
や、それに伴い生じる印刷面就中ベタ面での白
抜け現象(所謂「ヒツキー」)が見られなかつ
た。 (ハ) 従来のNBRブランケツトに見られたゴム特
有の空気酸化による老化ヒビ割れ現象は全く生
ぜず、弾性体層の硬さ上昇も生じなかつた。 (ニ) インキの弾性体層への浸透が少なく、インキ
の濃度安定が早く、版替え時の洗浄が容易であ
り、版替作業が短縮化された。 実施例 2 下記の配合のポリ塩化ビニルを4本逆L型カレ
ンダーを用いてフリクシヨニング及びトツピング
し、木綿織布を4層に重ね合わせると共に表面弾
性体層を積層し、予め高精度に研摩仕上げしたシ
リンダーに巻装固定し、そのカレンダーによる弾
性体層の表面をグラインダー研摩仕上げした。 (配合) ポリ塩化ビニル(ニポリツトSL) …100部 分子量600のアジピン酸ポリエステル系可塑剤
(Drapex7.7) …25部 分子量6000のアジピン酸ポリエステル系可塑剤
(G−41) …75部 ジプチルスズラウレート系安定剤(KS22)
…5部 合計 205部 (イ) 厚み精度が実施例1のブランケツトに比して
良く、表面粗度は研摩仕上げにもかかわらず極
めて微細で良好であつた。 (ロ) オフセツト印刷機での使用は、実施例1と同
様に極めて良好な結果を得た。 以上により明らかな如く、本発明により次の如
く要求される諸特性において優れたブランケツト
を得ることができる。 1 表面弾性体層のJISゴム硬度が20〜85度であ
り、版面保護の所要のゴム弾性を有する。 2 表面粗度が極めて良好であり、インキや洗浄
溶剤の弾性体層への浸透がなく、また、インキ
の付着状態が滑らかでインキ斑点がなく、イン
キ転移性に優れている。 3 インキ増粘現象がなく、紙ムケやヒツキー等
の印刷上の不都合を生せず、インキの濃度安定
性に優れる。 4 インキによる膨潤がなく、転写の忠実性が完
全に確保される。 5 製造過程における素材の粘度調節に、ブラン
ケツトのインキ転写性や耐膨潤性による制約を
受けず、表面粗度やゴム弾性に優れたブランケ
ツトを得る。 6 インキや洗浄溶剤による膨潤変形作用がな
く、表面弾性体層の老化や硬化を生じない。 7 洗浄が容易であり版替作業が効率化される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可塑剤の配合量を70〜200PHRとし、その70
    重量%以上を分子量が1450〜6000のポリエステル
    系可塑剤としたポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル
    共重合体及びポリ塩化ビニリデンの中の一以上を
    主材としてJISゴム硬さが20〜85度の表面弾性体
    層を積層したことを特徴とするオフセツト印刷用
    ブランケツト。
JP414981A 1981-01-15 1981-01-15 Ofusetsutoinsatsuyoburanketsuto Expired - Lifetime JPH0237317B2 (ja)

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