JPH0236265Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0236265Y2
JPH0236265Y2 JP16964884U JP16964884U JPH0236265Y2 JP H0236265 Y2 JPH0236265 Y2 JP H0236265Y2 JP 16964884 U JP16964884 U JP 16964884U JP 16964884 U JP16964884 U JP 16964884U JP H0236265 Y2 JPH0236265 Y2 JP H0236265Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse metal
capacitor element
capacitor
external electrode
external
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16964884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6185134U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16964884U priority Critical patent/JPH0236265Y2/ja
Publication of JPS6185134U publication Critical patent/JPS6185134U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0236265Y2 publication Critical patent/JPH0236265Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は積層セラミツクコンデンサに関し、特に
コンデンサエレメントの外部電極にヒユーズ金属
を直列接続する際の付設性を改善する外部電極構
造に関するものである。
[従来技術] 一般にこの種積層セラミツクコンデンサは例え
ば第4図(実開昭53−157342号公報)に示すよう
に、セラミツク層、内部電極を交互に積層してな
るコンデンサエレメントAの両端に第1、第2の
外部電極B,Cを、内部電極に対して電気的な接
続関係を有するように、第1、第2の外部電極
B,C間に第3の外部電極Dを内部電極に対して
電気的な接続関係を有しないようにそれぞれ形成
し、第1、第3の外部電極B,Dに第1、第2の
外部リード部材E,Fを半田付けすると共に、第
2、第3の外部電極C,Dに線状のヒユーズ金属
Gを接続し、かつコンデンサエレメントAの全周
面を樹脂材Hにて被覆して構成されている。
この構成によれば、コンデンサ自身ないしこの
コンデンサの組み込まれたセツトに何らかの異常
が生じてコンデンサに過大電流が流れても、ヒユ
ーズ金属の溶断によつてコンデンサの発熱、発火
などによる周辺の電子部品への影響を防止するこ
とができるものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかし乍ら、このコンデンサにおいて、ヒユー
ズ金属Gは線状のものが用いられ、第2、第3の
外部電極C,Dに半田付けされるのであるが、こ
の際に、不所望に半田付け時間が長くなつたり、
半田付け温度が高くなつたりすると、ヒユーズ金
属Gが溶融し、それの断面積が縮少化されたり、
時には溶断されたりすることがある。このため
に、ヒユーズ金属Gによる保護機能が阻害される
という問題がある。
それ故に、本案の目的は簡単な構成によつてヒ
ユーズ金属の外部電極への接続時における溶断な
どのトラブルを皆無にできる上、保護機能の信頼
性を高めうる積層セラミツクコンデンサを提供す
ることにある。
[問題を解決するための手段] 従つて、本案は上述の目的を達成するために、
セラミツク層、内部電極を交互に積層一体化して
なるコンデンサエレメントの両端に外部電極を、
内部電極に対して電気的な接続関係を有するよう
に形成し、一方の外部電極よりコンデンサエレメ
ントの周面上にヒユーズ金属を延在させると共
に、ヒユーズ金属の一部を除くヒユーズ金属及び
外部電極を絶縁層にて被覆し、かつ絶縁層上に導
電層を、絶縁層より露呈するヒユーズ金属に対し
て電気的な接続関係を有するように形成したもの
である。
[作用] この考案によれば、外部電極からコンデンサエ
レメントの周面上にヒユーズ金属が蒸着、塗布な
どによつて延在形成され、直接的な加熱処理が伴
なわないために、ヒユーズ金属の不所望な溶融、
溶断を皆無にできる。このために、ヒユーズ金属
の保護機能が損なわれることなく、充分の信頼性
を確保できる。
[実施例] 次に本案の一実施例について第1図〜第2図を
参照して説明する。
図において、1は例えばセラミツクよりなる保
護層間にセラミツク層、内部電極を交互に積層一
体化して構成されたコンデンサエレメントであつ
て、それの両端には第1、第2の外部電極2,3
がそれぞれの内部電極に電気的な接続関係を有す
るように形成されている。そして、第2の外部電
極3よりコンデンサエレメント1の周面上にはヒ
ユーズ金属4が帯状に延在形成されている。この
ヒユーズ金属4としては例えば鉛−錫合金などが
好適し、蒸着、塗布などによつて形成される。そ
して、このヒユーズ金属4の第1の外部電極2側
の端部を除くヒユーズ金属4及び外部電極3上に
は樹脂などの絶縁層5が形成されている。さらに
この絶縁層5上には導電層6が、絶縁層5より露
呈するヒユーズ金属4に対して電気的な接続関係
を有するように形成されている。尚、この導電層
6としては銀ペーストのように半田付け性に優れ
た導電部材にて構成することが好ましい。
第3図は本案の他の実施例を示すものであつ
て、第1図〜第2図に示す積層セラミツクコンデ
ンサの第1の外部電極2、導電層6に第1、第2
の外部リード部材7,8が半田付けされており、
さらにコンデンサエレメント1の全周面は樹脂材
9にて被覆されている。
[考案の効果] 以上のように本案によれば、ヒユーズ金属が外
部電極よりコンデンサエレメントの周面上に延在
形成されており、その際に加熱処理を伴なわない
ために、ヒユーズ金属の溶融、溶断を皆無にでき
る。従つて、ヒユーズ金属による保護機能を高め
ることができる。
又、ヒユーズ金属はその大部分が絶縁層にて被
覆されているので、プリント板への組み込み時の
半田付けによるヒユーズ金属に対する熱的影響を
緩和できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す側断面図、第2
図は絶縁層形成前の平面図、第3図は本案の他の
実施例を示す側断面図、第4図は従来例の側断面
図である。 図中、1はコンデンサエレメント、2,3は外
部電極、4はヒユーズ金属、5は絶縁層、6は導
電層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツク層、内部電極を交互に積層一体化し
    てなるコンデンサエレメントの両端に外部電極
    を、内部電極に対して電気的な接続関係を有する
    ように形成し、一方の外部電極よりコンデンサエ
    レメントの周面上にヒユーズ金属を延在させると
    共に、ヒユーズ金属の一部を除くヒユーズ金属及
    び外部電極を絶縁層にて被覆し、かつ絶縁層上に
    導電層を、絶縁層より露呈するヒユーズ金属に対
    して電気的な接続関係を有するように形成したこ
    とを特徴とする積層セラミツクコンデンサ。
JP16964884U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH0236265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16964884U JPH0236265Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16964884U JPH0236265Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185134U JPS6185134U (ja) 1986-06-04
JPH0236265Y2 true JPH0236265Y2 (ja) 1990-10-03

Family

ID=30727367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16964884U Expired JPH0236265Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0236265Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0831393B2 (ja) * 1989-05-29 1996-03-27 株式会社村田製作所 ヒューズ付積層セラミックコンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6185134U (ja) 1986-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3758408B2 (ja) セラミック電子部品
JPS60225414A (ja) チツプデバイスとしてのコンデンサおよびその製造方法
JP3358499B2 (ja) セラミック電子部品
JP3198661B2 (ja) 誘電体共振器装置およびその実装構造
JPH0236265Y2 (ja)
JPS6214667Y2 (ja)
IE57282B1 (en) A capacitor for surface mounting
JP3767704B2 (ja) チップ型電子部品
KR100206621B1 (ko) 칩형 후막 콘덴서 및 그의 제조 방법
JPH0546258Y2 (ja)
JPH11251186A (ja) スタック型セラミックコンデンサ
JPH0465046A (ja) チップ形ヒューズ抵抗器
JPH0414919Y2 (ja)
JPH06814Y2 (ja) 無誘導巻箔電極コンデンサ
JPH046197Y2 (ja)
JPH0353481Y2 (ja)
JPH0414916Y2 (ja)
JPH0224264Y2 (ja)
JPH01135012A (ja) 固体電解コンデンサ
JPH0626175B2 (ja) ヒューズ付きチップ状固体電解コンデンサおよび製造方法
JPS622762Y2 (ja)
JP3067379B2 (ja) ヒューズ付き固体電解コンデンサの製造方法
JP2510200Y2 (ja) ヒュ―ズ付き固体電解コンデンサ
JPH0528815Y2 (ja)
JPH09147710A (ja) 抵抗温度ヒューズ