JPH0235660Y2 - - Google Patents

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JPH0235660Y2
JPH0235660Y2 JP1983112858U JP11285883U JPH0235660Y2 JP H0235660 Y2 JPH0235660 Y2 JP H0235660Y2 JP 1983112858 U JP1983112858 U JP 1983112858U JP 11285883 U JP11285883 U JP 11285883U JP H0235660 Y2 JPH0235660 Y2 JP H0235660Y2
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JP
Japan
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cassette
storage case
tape cassette
stored
protrusion
Prior art date
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JP1983112858U
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JPS6021487U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープカセツトの収納ケースに関す
る。
マイクロカセツト、コンパクトカセツト等のテ
ープカセツトは、不使用時、磁気テープのたる
み、磁気テープの損傷等を防止するため、収納ケ
ース内に収納される。一般に収納ケースは、テー
プカセツト全体あるいはテープカセツトの出し入
れ口を除く略全体を覆うように構成されている。
そのため、これらの収納ケースはテープカセツト
の出し入れが面倒であるとともに、比較的大型と
成り場所を取つてしまう問題があつた。
この考案は、以上の点に鑑みなされたもので、
その目的は従来の収納ケースと比較してテープカ
セツトの出し入れを容易に行え、かつコンパクト
な収納ケースを提供することにある。
以下図面を参照しながらこの考案の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は一般的なマイクロカセツト10を示し
ている。マイクロカセツト10は、一対のリール
軸挿入孔12と、前側壁に形成された複数の磁気
ヘツド・ピンチローラ挿入口14と、左右側壁に
それぞれ形成された一対の誤消去防止部16とを
有している。各誤消去防止部16は、凹部18
と、凹部内に設けられた誤消去防止ラグ20と、
を有している。
第2図は、上記マイクロカセツト10を収納す
る収納ケース22を示している。収納ケース22
は、カセツト10の主表面と略等しい大きさの矩
形状の基板24を備えており、基板上にはカセツ
トのリール軸挿入孔12内へ挿入されリールハブ
を係合する一対の廻止部材26が設けられてい
る。また、収納ケース22は、基板24の一方の
長辺側側縁に沿つて立設された側壁28を備えて
いる。側壁28は、カセツト10の厚さと略等し
い高さに形成されており、この実施例において、
側壁の両端部は基板24の短辺側までそれぞれ延
びている。側壁28の内面には3個の突出部30
が形成されそれぞれ内方へ突出している。これら
の突出部30は互いに所定間隔離間して形成され
ているとともに、基板24からわずかに離間して
位置している。そして、これらの突出部30は、
カセツト10が収納ケース22に装着された際、
それぞれカセツトの挿入口14と、係合するよう
に形成されている。なお、各突出部30の下方で
基板24に形成された孔32は、収納ケース成形
時に用いられる型抜き用の孔である。
更に、収納ケース22は、基板のそれぞれの短
辺側側縁に形成され互い対向した一対の係合突起
34を備える。これらの突起34は、基板24の
側壁28から離間した側の長辺の近傍に設けられ
ている。各係合突起34は、基板24から略垂直
上方に突出しており、その突出端は更に内方、つ
まり他方の係合突起方向へ突出している。また、
基板24上で各突起34の両側には、切欠き36
が形成されている。それにより、係合突起34
は、互いに接離する方向へ弾性変形可能と成つて
いる。そして、、カセツト10が収納ケース22
に装着された際、係合突起34はそれぞれカセツ
トの凹部18と係合する。また、各係合突起34
の延出端は、凹部18と係合しやすいように、台
形、半円形等の横断面形状を有している。
カセツト10を収納ケース22に装着する際、
まずカセツトの挿入口14側端部を収納ケースの
上方から側壁28に対向当接させる。そして、カ
セツトの挿入口14側端部を支点としてカセツト
10を基板24方向へ回動する。それにより、第
3図および第4図に示すように、突出部30は、
挿入口14内へ挿入され、廻止部材26はリール
軸挿入孔12内へ挿入されてリールハブと係合す
る。更に、係合突起34は、それぞれ凹部18と
係合する。収納ケース22に収納された状態にお
いて、カセツト10の挿入口14は、側壁28に
よつて閉塞されている。そのため、磁気テープの
損傷、カセツト内へのゴミの侵入等は確実に防止
される。また、リールハブの回転は廻止め部材2
6によつて防止されており、それによつて磁気テ
ープのたるみも防止される。そして、カセツト1
0は、突出部30によつて収納ケース22からの
抜けが防止され、また係合突起34によつて基板
24上に保持されている。更に、カセツト10の
一方の主表面は、収納ケース22の基板24によ
つて覆われる。
カセツト10の収納ケース22からの取り出し
は、カセツトの側部、つまりA部をつまみカセツ
トの挿入口14側端部を支点としてカセツトを矢
印B方向へ回動することによつて成される。カセ
ツトを回動させると、係合突起34はカセツトに
押圧されてそれぞれ外方へ弾性変形し、凹部18
との係合が解除される。同時に、廻止部材26は
リール軸挿入孔12から引き抜かれ、また突出部
30も挿入孔14から引き抜かれる。
以上のように構成された収納ケース22によれ
ば、カセツト10の出し入れは、カセツトを回動
させるだけの簡単な操作で容易に行うことができ
る。そして、係合突起34は、基板24の側縁の
内、側壁28から離間した側縁の近傍に設けら
れ、カセツト10の回動動作の支点となる挿入口
14側端部から離間して位置している。そのた
め、例えば、カセツト10を収納ケース22に装
着する際、係合突起34はカセツト10の回動動
作の初期および中期においてカセツトに接触せ
ず、回動動作の終期で初めてカセツトに接触、つ
まり、係合する。同様に、カセツト10を収納ケ
ース22から取り出す際、係合突起34は、カセ
ツトの回動動作の初期においてのみカセツトと係
合し、カセツトとの係合が解除された後はカセツ
トに接触しない。したがつて、カセツト10の回
動動作が係合突起34によつて妨げられることが
ほとんどなく、収納ケース22に対するカセツト
10の出し入れ操作を容易にかつ円滑に行うこと
ができる。片手で出し入れができるとともに車内
等での使用に便利である。特に、カセツト10の
側部には、係合突起34のみしか位置していない
ため、カセツトの側部がつまみ易く出し入れ操作
を一層容易に行うことができる。また、従来の収
納ケースと比較して、構成が簡単でありコンパク
トにすることができる。そして、従来の収納ケー
スと同様に、磁気テープの損傷、たるみ、および
ゴミの侵入等も確実に防止することができる。更
に、カセツト10に収納ケース22が装着された
状態において、カセツトの一方の主表面は収納ケ
ースの基板24によつて全体が覆われる。そのた
め、この主表面に、カセツト10を収納ケース2
2から取外す方向の外力が作用することを防止で
き、その結果、カセツトが収納ケースから不用意
に外れることを確実に防止することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の範囲内で種々変形可能であ
る。例えば、突出部30は、カセツト10の挿入
口14と係合するように構成したが、第5図およ
び第6図に示すように側壁28の上端から突出
し、カセツトの上面と係合するように構成されて
いてもよい。
また、収納ケース22は、第7図に示すよう
に、複数個、例えば3個一体に形成されていても
よい。3個一体に形成した場合、全体の寸法を、
コンパクトカセツト用収納ケースの寸法と略等し
く設定することができる。そして、この場合、上
記3個一体のユニツトをコンパクトカセツト用収
納ケースとともに、他のケースへ収納することが
できる。
以上詳述したように、この考案のカセツト収納
ケースによれば、テープカセツトの主表面と略等
しい大きさの矩形状を成し、収納されるテープカ
セツトのリールハブと係合する一対の廻止部材を
有する基板と、基板の一方の長辺側側縁に沿つて
立設され収納されるテープカセツトの磁気ヘツ
ド・ピンチローラ挿入口を閉塞する側壁と、側壁
に形成され、収納されるテープカセツトの磁気ヘ
ツド・ピンチローラ挿入口側端部と係合し、テー
プカセツトの抜けを防止する突出部と、基板のそ
れぞれ短辺側側縁に互いに対向して設けられ、収
納されるテープカセツトの誤消去防止ラグ近傍の
凹部と係合してテープカセツトを基板上に保持す
る一対の係合突起と、を備えている。そのため、
この考案によれば、カセツトの出し入れを容易に
行うことができ、かつコンパクトな収納ケースを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般的なマイクロカセツトの斜視
図、第2図はこの考案の一実施例に係る収納ケー
スの斜視図、第3図および第4図は第2図に示す
収納ケースにマイクロカセツトを収納した状態を
示す斜視図および側面図、第5図はこの考案の他
の実施例に係る収納ケースの斜視図、第6図は第
5図に示す収納ケースにマイクロカセツトを収納
した状態を示す側面図、第7図は第2図に示す収
納ケースを3個一体に形成したユニツトの平面図
である。 10……マイクロカセツト、12……リール軸
挿入孔、14……磁気ヘツド・ピンチローラ挿入
口、18……凹部、22……収納ケース、24…
…基板、26……廻止部材、28……側壁、30
……突出部、34……係合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 収納されるテープカセツトのリールハブと係合
    する一対の廻止部材を有しているとともに、テー
    プカセツトの主表面と略等しい大きさの矩形状に
    形成された基板と、 上記基板の一方の長辺側の側縁に沿つて立設さ
    れ、収納されるテープカセツトの磁気ヘツド・ピ
    ンチローラ挿入口を閉塞する側壁と、 上記側壁に形成され、収納されるテープカセツ
    トの上記磁気ヘツド・ピンチローラ挿入口側の端
    部と係合しテープカセツトの抜けを防止する突出
    部と、 上記基板の他方の長辺の近傍でそれぞれの短辺
    側の側縁に互いに対向して設けられ、収納される
    テープカセツトの誤消去防止ラグ近傍の凹所と係
    合してテープカセツトを基板上に保持する一対の
    係合突起と、を具備したカセツト収納ケース。
JP11285883U 1983-07-20 1983-07-20 カセツト収納ケ−ス Granted JPS6021487U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11285883U JPS6021487U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 カセツト収納ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11285883U JPS6021487U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 カセツト収納ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6021487U JPS6021487U (ja) 1985-02-14
JPH0235660Y2 true JPH0235660Y2 (ja) 1990-09-27

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ID=30261474

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11285883U Granted JPS6021487U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 カセツト収納ケ−ス

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JP (1) JPS6021487U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187071U (ja) * 1982-06-08 1983-12-12 パイオニア株式会社 カセツトテ−プ用ケ−ス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6021487U (ja) 1985-02-14

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