JPH0234078A - 発信規制装置付電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、発信規制を行なうことができる発信規制装置
付電話機に関するものである。

（従来の技術） 従来、上記のような発信規制装置付電話機としては、ｍ
２図に示すようなものが知られている。

この電話機は、あらかじめ登録それた登録番号と同一の
番号がキー入力された場合にのみダイヤル発信が可能と
なるものである。

すなわち、あらかじめ、登録番号をキーバッド１１によ
り人力し、データー記憶装置１２に記憶させる。次にキ
ーバッド１１から番号を入力すると、キー人力判別回路
１３において、入力された番号が記憶された番号と一致
するか否かを判別し、一致している場合には、ダイヤル
発信禁止スイッチ１４をＯＮ状態にする。

その後、キーバッド１１から相手先の電話番号を入力す
ると、この電話番号は、ダイヤル発信機１５、ダイヤル
送出口路１６、ダイオードブリッジ１７を通して送出さ
れる。そして、相手先とつながると、ハンドセット１８
、通話回路１９を通して通話できるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記の発信規制装置付電話機にあっては、登
録番号を短くすると他人に知られやすいという問題点が
あり、逆に長くすると登録者自身が登録番号を覚えきれ
ないばかりでなく、登録番号を忘れやすいという問題点
があった。

また、緊急事に登録者があわてて入力を間違えたり忘れ
てしまう場合があり、このことは、一般商店舗等におい
て火事や強盗事件等が発生したときには重大な問題とな
るのである。

本発明は、上記問題点を解決し、容易かつ安全な発信規
制装置付の電話機を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記課題を解決するためになされたものであ
って、ダイヤル発信装置と、特定の人の音声を記憶する
記憶装置と、入力された音声が前記記憶装置に記憶され
た音声と同じものであるかどうかを識別する識別装置と
、この識別装置によって同一音声と識別された場合にダ
イヤル発信装置をＯＮ状態とし、異なる音声と識別され
た場合にダイヤル発信装置をｏＦｐ袂態とするスイッチ
とを備えた構成とされている。

（作　用） 本発明にあっては、ダイヤル発信装置と、特定の人の音
声を記憶する記憶装置と、入力された音声が前記記憶装
置に記憶された音声と同じものであるかどうかを識別す
る識別装置と、この識別装置によって同一音声と識別さ
れた場合にダイヤル発信装置をＯＮ状態とし、異なる音
声と識別された場合にダイヤル発信装置をＯＦＦ状態と
するスイッチとを備えているから、登録した本人が登録
した言葉を発声した場合にのみ発信規制が解除され、他
人が同じ言葉を話しても、声が違うため発信規制を解除
することができない。

このため、短い言葉を登録すればよく、登録した言葉を
覚え易く、忘れることを防止することができ、緊急事に
おいても登録した言葉を容易に思い出すことができる。

したがって、信頼性が高く、容易な発信規制を行なうこ
とができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について第１図を参照して説明
する。

この図において、符号Ｌｌ、Ｌ２は局線接続端子を示す
。この局線接続端子ＬＬ、Ｌ２にはダイオードブリッジ
２１が接続されており、このダイオードブリッジ２１に
は、内部通話回線２２を介して通話回路２３が接続され
ている。この通話回路２３には、ハンドセット２４が接
続されており、話者の音声信号がダイオ−ドブ１ルンジ
２１、局線接続端子Ｌｌ、Ｌ２を経て外部へ送出される
ようになっている。

また、電話機本体にはキーバッド２５が設けられており
、このキーバッド２５には、電話番号に対応するパルス
を発信するダイヤル発信器２６が接続されている。この
ダイヤル発信器２６には、ダイヤル発信禁止スイッチ２
７が接続されており、このダイヤル発信禁止スイッチ２
７には、ダイヤル送出回路２８が接続されている。この
ダイヤル送出回路２８はダイオードブリッジ２１と通話
回路２３との間の内部通話回線２２に設けられており、
ダイヤル発信器２６からのパルスに対応して内部通路回
線２２を遮断してダイヤル信号を送出するようになって
いる。

一方、この電話機にはマイクロホン２９が設けらており
、このマイクロホン２９とダイヤル発信禁止スイッチ２
７との間には、増幅器３０、アナログ−デジタル変換気
（以下Ａ／Ｄ変換器という）３１、音声認識装置３２が
この順に接続されている。音声認識装置には、データー
記憶装置３３、音声登録スイッチ３４および表示器３５
が接続されている。

マイクロホン２９は、登録音声を入力するためのもので
あり、Ａ／Ｄ変換器３１は、マイクロホン２９から増幅
器３０を経て入力されたアナログの音声信号をデジタル
に変換するようになっている。音声認識装置３２は、音
声登録スイッチ３４をＯＮにした場合すなわち音声登録
時には、Ａ／Ｄ変換器３１からの音声信号をデーター記
憶装置３３に記憶させるようになっている。また、音声
登録スイッチ３４をＯＦＦにした場合すなわち音声認識
時には、Ａ／Ｄ変換器３１からの音声信号とデーター記
憶装置３３に記憶された登録音声とを比較する。そして
、同一の音声と判断した場合には発信ＯＫの信号をダイ
ヤル発信禁止スイッチ２７および表示器３５に出力する
ようになっている。ダイヤル発信禁止スイッチ２７は、
音声認識装置３２から発信ＯＫの信号が入力された場合
のみダイヤル発信器２６とダイヤル送出回路２８とを接
続し、それ以外の場合には遮断するようになっている。

また、表示器３５は、音声認識装置３２から発信ＯＫの
信号が入力された場合にみ点灯あるいは音を発生させ、
使用者に発信可能であることを表示するようになってい
る。

このような電話機の動作について説明する。

電話機に音声を登録するには、まず、音声登録スイッチ
３４をＯＮにし、登録する言葉をマイクロホン２９から
音声として入力する。入力された音声は、増幅器３０で
増幅され、Ａ／Ｄ変換器３１でアナログ信号からデジタ
ル信号へ変換される。このデジタル変換された音声は音
声認識装置３２へ入力され、音声認識装置３２に入力さ
れた音声信号はデーター記憶装置３３に記憶される。

その後、音声登録スイッチ３４をＯＦＦとして、登録作
業を終了する。

次に電話機で発信するには、まず発呼者がマイクロホン
２９に向ってキーワードを発声する。すると、その音声
信号は同様にＡ／Ｄ変換されて音声認識装置３２に入力
される。

この音声認識装置３２では、入力された音声とデーター
記憶装置３３に記憶された登録音声とを比較し、同じ言
葉、同じ声であれば、発信ＯＫの信号をダイヤル発信禁
止スイッチ２７へ出力する。

発信ＯＫの信号が人力されると、ダイヤル発信禁止スイ
ッチ２７は、そのスイッチをＯＮとし、ダイヤル発信器
２６とダイヤル送出口路２８とを接続する。

また、発信ＯＫの信号は表示器３５にも出力される。表
示器３５は、この信号が入力されると、点灯又は音を発
生させ、使用者にダイヤル発信が可能であることを知ら
せる。

その後、使用者が、キーバッド２５からダイヤル番号を
入力すれば、ダイヤル番号はダイヤル発信器２６、ダイ
ヤル送出回路２８、ダイオードブリッジ２１を経て送出
される。

一方、音声認識装置３２において、入力された音声と登
録された音声とが異なると認識した場合には、発信ＯＫ
の信号は出力されない。したがって、ダイヤル発信禁止
スイッチ２７はＯＦＦのままであり、ダイヤル番号を送
出することはできない。

このように、上記実施例にあっては、特定の人の音声を
記憶するデーター記憶装置３３と、入力された音声がデ
ーター記憶装置３３に記憶された音声と同一であるか否
かを判断する音声認識装置・３２と、この音声認識装置
３２が同一音声であると判断した場合にダイヤル発信器
２６をダイヤル送出回路２８へ接続するダイヤル発信禁
止スイッチ２７とを有しているから、音声を登録した人
が登録した言葉を発声した場合のみ発信規制が解除され
発信をすることができる。したがって、短い言葉例えば
自分の名前等を登録すればよく、登録した言葉を覚えや
すく、忘れることを防止することができ、緊急時におい
ても登録した言葉を容易に思い出すことができる。

また、他人が同じ言葉を発生したち、声が違うため発信
規制を解除することができず、したがって発信規制の信
頼性を向上させることができる。

〔考案の効果〕

以上説明したように、本発明にあっては、音声を登録し
た本人が登録した言葉を発生した場合のみ発信規制が解
除され、他人が同じ言葉を発生しても声が違うため発信
規制を解除することができない。このため登録する言葉
は短いものでよく、覚え易く忘れにくい。したがって、
信頼性が高く容易な発信規制を行なうことができるとい
う効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来の発信規制装置付電話機を示すブロック図である。 ２６・・・ダイヤル発信器、２７・・・ダイヤル発信禁
止スイッチ、３２・・・音声認識装置、３３・・・デー
ター記憶装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤル発信装置と、特定の人の音声を記憶する記憶装
   置と、入力された音声が前記記憶装置に記憶された音声
   と同じものであるかどうかを識別する識別装置と、この
   識別装置によって同一音声と識別された場合にダイヤル
   発信装置をＯＮ状態とし、異なる音声と識別された場合
   にダイヤル発信装置をＯＦＦ状態とするスイッチとを備
   えたことを特徴とする発信規制装置付電話機。