JPH0234048A - コードレス電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数の通話チャンネルを持つコードレス電話機
に関するものである。

従来の技術 従来より、コードレス電話機による通信においては、混
信が問題になっている。この混信を防止する為、ある１
つの通信チャンネルでの通信中に混信が発生したら使用
者の操作により通信チャンネルを切り換える切換方式が
使用されている。コードレス電話機は電話回線とＡＣ電
源に接続された固定機（以下、親機と称す）と前記親機
と無線通信を行う移動機（以下、子機と称す〉とから構
成されており、この様な切換方式では、コードレス電話
機は複数の通信チャンネルを持ち、１つの通信チャンネ
ルを使用して通信する。そして　通信中に混信が発生し
たら使用者が子機のチャンネル切換スイッチを押下する
。切換スイッチが押下されると子機は、現在使用中の通
信チャンネルで親機に通信チャンネルを他のチャンネル
（例えば第２チヤンネル）に切換えるよう指示するチャ
ンネル切り換え信号を送出した後、自身の通信チャンネ
ルを市記他のチャンネル（即ち第２チヤンネル）に切り
換える。チャンネル切り換え信号を受信した親機は自動
的に前記他のチャンネルに切り換え引き続き通信を行う
。この通信に使用されたチャンネルは親機と子機のそれ
ぞれのメモリに記憶され通信終了後も保持される。そし
て次回の通信はこのメモリ手段に記憶された通信チャン
ネルを使用して行なわれる。

しかしながら、このようなコードレス電話機では親機の
ＡＣ電源が停電等の理由により供給されなくなった時に
、親機のメモリ内容が消失し、前回通信したチャンネル
が判らなくなり、停電復起後の通信ができないという問
題点を有していた。

この問題点を解決する為に本出願人は親機に電力が供給
された時に子機がどのチャンネルに設定されているかア
クセスしそのチャンネルに設定する装置を提案した。

以下、上述したような本出願人が提案した従来のコード
レス電話機について図面を参照しながら説明する。

第１図は従来のコードレス電話機の電話回線に接続され
る親機のブロック図、第２図は電源供給時親機の動作を
示すフローチャー１・、第３図は一ゴードレス電話機の
子機のブロック図、第４図は子機の動作を示すフローチ
ャートである。第１閏に於て、１は電話回線とのインタ
ーフェース回路、２は回線閉結手段、３はベル信号検出
手段、４はダイヤル信号発生手段、５は子機に信号を送
信する送信手段、６は子機からの信号を受信する受信手
段、７はＮ機の動作の制御を行う制御手段でマイクロコ
ンピュータにより構成されており、内部にタイマー手段
７−ａ１記憶手段７−ｂを含む。

８はチャンネル切り換え手段で送信手段５及び受信手段
６に接続され、制御手段７から送出されるチャンネル制
御信号により使用するチャンネルを決定する。９は応答
信号検出手段、１０は電力供給検知手段である。又、第
３図において、１１は送信手段、１２は受信手段、１３
はチャンネル切り換え手段、１４は子機の動作を制御す
る制御手段である。１５は受信手段１２に接続され親機
から送出されるチャンネル確認信号を検出するチャンネ
ル確認信号検出手段である。又、本実施例ではチャンネ
ル数を２チヤンネルとし、それぞれ１チヤンネル、２ヂ
ヤンネルと称す。

以上の様に構成されたコードレス電話機に於て、親機の
電源が停電となり、記憶手段？−ｂに記憶されていた前
回の通信チャンネルが消失したものとして、以下その動
作について、第２図及び第４図のフロヂャートに従って
説明する。

まず、第２図において、停電が復旧し親機に電力が供給
されると電力供給検知手段１０が検知し、制御手段７に
出力する（ステップ１）。制御手段７はタイマー手段７
−ａを制御しタイマーのセットを°行う（ステップ２）
。次にチャンネル切り換え手段８を制御し通信チャンネ
ルを１チヤンネルに設定し送信手段５より子機にチャン
ネル確認信号を送出する（ステップ３）。子機は常に親
機からのチャンネル確認信号をチエツクしており（第４
図ステップ２１）子機の通信チャンネルがチャンネル１
に設定されているとチャンネル確認信号を受信手段１・
２で受信し、チャンネル確認信号検出手段１５で検出し
、制御手段１４に出力する。

制御手段１４は送信手段１１を制御し応答信号を送出す
る（第４図ステップ２２）。子機からの応答信号は親機
の受信手段６で受信され応答信号検出手段９で検出され
制御手段７に出力される（ステップ４）。応答信号が入
力されると記憶手段７−ｂに１チヤンネルを記憶し、通
信ｆ−ヤンネルを１チヤンネルに固定しくステップ５）
、待機状態になる（ステップ６）。

次に、子機の通信チャンネルがチャンネル２に設定され
ていた場合は、チャンネル１で親機がチャンネル確２信
号を送出しても子機は受信することができない。従って
親機はステップ４からステップ７に進み、ステップ２で
セットしたタイマーが１秒経過したか同断する。１秒経
過していなければステップ４に戻り応答信号を持つ。１
秒経過した場合は、制御手段７はチャンネル切り換え手
段８を制御し、通信チャンネルを１チヤンネルから２チ
ヤンネルに切り換え（ステップ８）、タイマーを再度セ
ットする（ステップ９）。モして２ヂヤンネルでチャン
ネル確認信号を送出する（ステップ１０）。以下上述し
たように子機からの応答信号を検出した場合にはくステ
ップ１１）記憶手段７−ｂに２チヤンネルを記憶しチャ
ンネルを２チヤンネルに固定しくステップ５）待機状態
になる（ステップ６）。

次に子機が電源をオフにしている場合には、受信手段１
２に電力が供給されず親機がチャンネル確認信号を２チ
ヤンネルで送出しても、子機は応答信号を送出しない。

従ってステップ１２に進みタイマーが１秒経過したか判
別し、１秒経過していない場合はステップ１１に戻り、
１秒経過した場合はチャンネル切り換え手段８を制御し
、チャンネル１に設定しくステップ１３）、記憶手段７
−ｂにチャンネルｌを記憶し通信チャンネルをチャンネ
ル１に固定した後（ステップ５）待機状態になる（ステ
ップ６）。待機状態では電話回線から入力されるベル信
号、或は子機からの呼出しを待つ状態きなる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、」−記のような構成ては、子機がオフ状
態にある場合には親機が１ヂヤンネルあるいは２チヤン
ネルでチャンネル確認信号を送信してｔ）子機は応答信
号を送信しないため、親機は子機が設定している通信チ
ャンネルに設定できず、通信できなくなるという問題点
を有していた。

本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、子機を
オフ状態から動作状態にした時に親機に設定されている
通信ヂャン不ルをアクセスすることにより、通信不可の
状態になるのを防止することのできるコードレス電話機
を提供するものである。

課題を解決する為の手段 この問題点を解決するために、本発明のコードレス電話
機は、固定機と移動機の夫々が、チャンネル確認信号送
出手段と、前記チャンネル確認信号送出に同期して動作
を開始するタイマ手段と、チャンネル確認信号を検出す
るチャンネル確認信号検出手段と、チャンネル確認信号
を検出すると応答信号を送出する応答信号送出手段と、
応答信号を検出する応答信号検出手段と、チャンネル確
認信号を送出後タイマ手段の設定時間内に応答信号が検
出されない場合にチャンネルを切り換える為のチャンネ
ル切り換え手段を備えてな、る。

作　　用 この構成によって、固定機は電源復旧時に、移動機はオ
フモードから動作モードになった時に、チャンネル確認
信号を送出し、一定時間内に応答信号を検出できなけれ
ば通信チャンネルを他のチャンネルに切り換えることと
なる。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第５図は一実施例のコードレス電話機の親機のブロック
図、第６図は親機の動作を示ずフ［コーチヤード、第７
図は子機のブロワ、り図、第８図はその動作を示すフロ
ーヂャートである。

図において１６は親機に設けられたチャンネル確認信号
検出手段、１４−ａは子機の制御手段１４に内蔵された
タイマー手段、１４−ｂは記憶手段である。１７は子機
の動作モートを切り換える切換スイッチで、送信、受信
をオフとするオフモードと、親機からの呼出信号を待つ
待機モートと、親機と通信を行う通信モードを有する。

１８は応答信号検出手段である。

なお、従来と同ようのものには同一番号を付し、その説
明は省略する。

以上のように構成されたコードレス電話機に於て以下そ
の動作について説明する。

親機の電源が停電から復旧した場合の子機ｌ＼のチャン
ネル設定動作は従来例と同様であり、子機が待機モード
にある場合は子機の通信チャンネルに設定でき、子機が
オフモードにある場合は１チヤンネルに設定する。

この状態で子機のモード切換スイッチ１７をオフモード
から待機モードにした時の動作について説明する。

まず、第７図において、子機のモード切換スイッｆ１７
をオフモードから待機モードにすると、制御手段１４が
検出しくステップ３１）、制御手段１４はタイマー手段
】４−ａを制御しタイマーのセットを行う（ステップ３
２）。次にチャンネル切り換え手段１３を制御し通信チ
ャンネルを記憶手段１４−ｂに記憶されている前回通信
に使用したチャンネルに設定し送信手段１１より親機に
チャンネル確認信号を送出する（ステップ３３）。

子機はオフモードになっていても制御手段１４には常に
電力が供給されており、記憶手段１４−ｂの内容は保持
されている。親機はチャンネル１で常に子機からのチャ
ンネル確認信号をチエツクしており（第８図ステップ５
１）、記憶手段１４［〕に記憶されている通信チャンネ
ルが１チヤンネルであったとすると１ヂヤンネルでチャ
ンネル確認信号を送信する。親機がチャンネル確認信号
を受信手段６で受信し、チャンネル確認信号検出手段１
６で検出し、制御手段７に出力する。制御手段７は送信
手段５を制御し応答信号を送出する（第６図ステップ５
２）。親機からの応答信号は子機の受信手段１２で受信
され応答信号検出手段１８で検出され制御手段１４に出
力される（ステップ３４）。応答信号が入力されると記
憶手段１４−ｂに１チヤンネルを記憶し、通信チャンネ
ルを１チヤンネルに固定しくステップ３５）、待機状態
になる（ステップ３６）。

次に、子機の記憶手段１４−ｂに記憶されている通信チ
ャンネルが２チヤンネルであった場合は、親機が１ヂヤ
ンネルに設定されている為、チャンネル確認信号を送出
しても親機は受信することができない。従って子機はス
う°ツブ３４がらステップ３７に進み、ステップ３２で
セットしたタイマーが１秒経過したか判断する。１秒経
過していなければステップ３４に戻り応答信号を持つ。

１秒経過した場合は、制御手段１４はチャンネル切り換
え手段１３を制御し、通信チャンネルを２チヤンネルか
ら１チヤンネルに切り換え（ステップ３８）、タイマー
を再度セットする（ステップ３９）。そして１チヤンネ
ルでチャンネル確認信号を送出する（ステップ４０）。

以下の動作は上述した動作と同じように親機からの応答
信号を検出し１、くステップ４１）記憶手段１４−ｂに
１チヤンネルを記憶しチャンネルを１チヤンネルに固定
しくステップ３５〉待機状態になる（ステップ３６）。

次に子機からチャンネル確認信号を送信した時に、停電
中で親機に電力が供給されていない場合は親機は応答信
号を送信することができない。この場合には子機は最後
にチャンネル確認信号を送信したチャンネルを記憶手段
１４−ｂに記憶しこのチャンネルで待機状態になる。こ
の場合は親機の通信チャンネルに設定する事はできない
が、親機が停電から復旧した時に親機から通信チャンネ
ル設定動作を行い通信可能となる。

発明の効果 以上のように本発明は、固定機と移動機の夫々が、チャ
ンネル確認信号送出手段と、前記チャンネル確認信号送
出に同期して動作を開始するタイマ手段と、チャンネル
確認信号を検出するチャンネル確認信号検出手段と、チ
ャンネル確認信号を検出すると応答信号を送出する応答
信号送出手段と、応答信号を検出する応答信号検出手段
と、チャンネル確認信号を送出後タイマ手段の設定時間
内に応答信号が検出されない場合にチャンネルを切り換
える為のチャンネル切り換え手段を備えたことにより、
親機と子機の両方からチャンネル設定動作を行い、通信
の際は必ず親機と子機の通信チャンネルを一致させる１
丁ができ、その実用的効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコードレス電話機の親機の主要部の構成
を示すブロック図、第２図は同制御手段の動作を表すフ
ロチャート、第３図は従来の′Ｘ−１−ドレス電話機の
子機の主要部の構成を示すブロック図、第４図は同制御
手段の動作を表すフローチヤードである。第５図は本発
明のコードレス電話機の親機の主要部の構成を示すブロ
ック図、第６図は同制御手段の動作を表すフロチャート
、第７図は従来のコードレス電話機の子機の主要部の構
成を示すブロック図、￥Ｓ８図は同制御手段の動作を表
すフローチャートである。 １・・・インターフェース回路 ２・・・回線閉結手段 ３・・・ベル信号検出手段 ４・・・ダイヤル信号発生手段 ５・・・送信手段 ６・・・受信手段 ７・・・制御手段 ７−ａ・・・タイマー手段 ７−ｂ・・・記憶手段 ８・・・チャンネル切り換え手段 ９・・・応答信号検出手段 １０・・・電力供給検出手段 １１・・・送信手段 １２・・・受信手段 ３・・・チャンネル切り換え手段 ４・・・制御手段 ４−ａ・・・タイマー手段 ４−ｂ・・・記憶手段 ５・・・チャンネル確認信壮検出手段 ６・・・親機のチャンネル確認信号検出手段７・・・モ
ード切換スイッチ ８・・・子機の応答信号検出手段 代理人の氏名　弁理士　粟腎重孝　はが１名第１図 第 図 第 図 第 図 コ　７　図 第 図 第 図 １７−−−エフワリ斗嘆ξＬスイツナ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線とＡＣ電源に接続された固定機と、この固定機
   との間で無線通信が可能で且つ前記固定機からの信号の
   受信が不可能なオフモードと固定機からの信号の受信が
   可能な動作モードをとり得るように構成された移動機と
   を有し、この固定機と移動機の夫々はチャンネル確認信
   号送出手段と、前記チャンネル確認信号送出に同期して
   動作を開始するタイマ手段と、チャンネル確認信号を検
   出するチャンネル確認信号検出手段と、このチャンネル
   確認信号検出手段にてチャンネル確認信号を検出すると
   応答信号を送出する応答信号送出手段と、応答信号を検
   出する応答信号検出手段と、チャンネル確認信号を送出
   後タイマ手段にて設定された所定の時間内に応答信号が
   検出されない場合に通信チャンネルを切り換えるチャン
   ネル切り換え手段を有し、前記固定機に於てはＡＣ電源
   から電力の供給が開始された時に、また前記移動機に於
   てはオフモードから動作モードになった時に、前記チャ
   ンネル確認信号送出手段よりチャンネル確認信号が送出
   されるように構成したことを特徴するコードレス電話機
   。